JPH07253218A - 暖房テーブル - Google Patents

暖房テーブル

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Publication number
JPH07253218A
JPH07253218A JP4664894A JP4664894A JPH07253218A JP H07253218 A JPH07253218 A JP H07253218A JP 4664894 A JP4664894 A JP 4664894A JP 4664894 A JP4664894 A JP 4664894A JP H07253218 A JPH07253218 A JP H07253218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
heating
heat dissipation
heating table
dissipation plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4664894A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Jitsukawa
茂 実川
Atsushi Kimihira
淳 公平
Yasunari Eda
康成 江田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
Priority to JP4664894A priority Critical patent/JPH07253218A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠赤外線を利用して、こたつ布団を必要とし
ない足元を暖房する暖房テーブルを得る。 【構成】 周辺に脚2を設けたやぐら1の裏に、板厚が
0.4〜1.0mmの平板状薄板鋼板の表面に植毛処理
か布物などの繊維を張り付けた表面層41、あるいは板
厚が0.4〜1.0mmの平板状薄板鋼板の表面にセラ
ミックなどの高輻射率の素材を輻射層として設けた表面
層41とし、かつ表面層41の裏面に発熱体42を設置
して構成してなる面状放熱板4を装備した暖房テーブル
において、面状放熱板4の表面に桟5を設けたものとし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭で冬期に足元
を暖める暖房テーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の暖房テーブルとしては、特に単独
で目的を達成するものはないが、類似の電気こたつの場
合には、例えば実開昭61−27009号公報に開示さ
れている如く、図4に示すような構成のものがある。
【0003】すなわち、電気こたつに用いられる発熱体
ユニット9は、プレート状の放熱板91の裏に密着させ
て発熱線を配置し、放熱板91の下側には複数のワイヤ
ーで形成したガード92を設け、上側には遮熱板を設け
て発熱体ユニット9を形成し、この発熱体ユニット9の
全体の大きさとして、厚さは囲んでいる中桟82の幅寸
法程度とし、こたつ内への出っ張りをなくしてガード9
2面が囲んでいる中桟82とほぼ同一面になるようにし
ていた。
【0004】また、発熱体ユニット9の全体の面積は、
こたつのやぐら8に取り付けるために、やぐら8を形成
する外周の4辺の外枠81の内側に設けた井桁状の中桟
82に囲まれる中央の空間内に納まる大きさとしてい
る。
【0005】実際に使う時には、このやぐら8の上にこ
たつ布団を掛け、さらに上にテーブル板を載せて使うよ
うになっている。
【0006】こたつ内を暖めるには、発熱体ユニット9
の放熱板91を裏の発熱体を加熱することによって温度
を上げ、この放熱板91から遠赤外線をこたつ内に放射
することでこたつ内を暖めるものであり、高温になる放
熱板91によってやけどなどしないようにガード92が
設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の構成にお
いて、発熱体ユニット9の大きさが中桟82で囲まれた
中央部に限定される大きさのために、こたつ外周の隅ま
で暖めるためには、放熱板91の温度を高温にして遠赤
外線を多く放射する必要があり、放熱板91の温度を高
温にすると、中央部の温度が高くその外周がぬるいもの
であった。
【0008】かつ、こたつ布団は絶対に必要であり、こ
たつ布団を掛けるために埃が多くなったり、部屋が狭く
なったりしてしまう使い方であった。
【0009】遠赤外線を多く必要とする場合に、放熱板
91の温度も200〜300℃と高くなり、その放熱板
91の外側にガード92あるいは遮熱板等を必要とし
た。
【0010】さらに、高温の発熱体ユニット9を設けて
いることと、こたつ布団を必要とする電気こたつが嫌い
な人のために足元の暖房をおこなう暖房器がなかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、下記構成手段とした。
【0012】周辺に脚を設けたやぐらの裏に、板厚が
0.4〜1.0mmの平板状薄板鋼板の表面に植毛処理
か布物などの繊維を張り付けた表面層とし、かつ表面層
の裏面に発熱体を設置して構成してなる面状放熱板を装
備した暖房テーブルにおいて、面状放熱板の表面に桟を
設けたものとした。
【0013】また、周辺に脚を設けたやぐらの裏に、板
厚が0.4〜1.0mmの平板状薄板鋼板の表面にセラ
ミックなどの高輻射率の素材を輻射層として設けた表面
層とし、かつ表面層の裏面に発熱体を設置して構成して
なる面状放熱板を装備した暖房テーブルにおいて、面状
放熱板の表面に桟を設けたものとした。
【0014】また、面状放熱板の表面に設けた桟を、複
数の木製からなる棒状の板材で形成したものとした。
【0015】また、面状放熱板の表面に設けた桟を、複
数の樹脂製からなる棒状の板材で形成したものとした。
【0016】また、面状放熱板の表面に設けた桟を、井
桁状に配置したものとした。
【0017】
【作用】前記構成にすることにより、電源を入れて発熱
体を加熱すると面状放熱板の温度を50〜120℃、好
ましくは約80〜100℃の設定温度にすると、この面
状放熱板から最大エネルギーの波長が約8ミクロン前後
の主に遠赤外線が放射される。
【0018】ここで、面状放熱板はやぐらの裏面に配置
されているので、これらの下部の床面に対し遠赤外線が
放射され、やぐらの下の空間及び床面を加熱して暖め
る。
【0019】このように、こたつ布団を掛けなくてもや
ぐらの下の空間や床面を暖房するとともに、面状放熱板
の表面に設けた複数の桟は、採暖する人が横になったり
してこたつ内に入ったときに、直接、その面状放熱板に
接触しにくくするバリヤーの役目となる。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例として、やぐらに取り付け
た場合の実施例を図1に、その発熱体ユニットの主要部
を図2および図3に示した。
【0021】次に、その構成を説明すると下記の如くで
ある。
【0022】1は4辺の外枠11で形成する矩形状から
なるやぐらであり、その外枠11に囲まれる上面側には
薄板のハードボード等よりなる天板12を囲まれる面積
いっぱいに設け、この天板12の下側には補強などのた
めの中桟13が部分的に設置されており、さらにこのや
ぐら1の4隅に脚2を設置している。
【0023】4は平板状で板厚が0.4〜1.0mmの
薄板鋼板の表面に植毛処理か布物などを張り付けた繊維
の表面層41としたり、おるいは前記と同じ薄板鋼板の
表面にセラミックなどの高輻射率の素材を輻射層として
設けた表面層41とする等し、その表面温度を、50〜
120℃に設定した面状放熱板を構成し、好ましくは約
80〜100℃に設定すると快適暖房が得られ、またこ
の面状放熱板4の上側面には、加熱用の熱源としてコー
ドヒーターや面状発熱体等よりなる発熱体42を配置
し、その上に遮熱板43を設けて上側への断熱をはか
り、かつ、中桟13や中桟34に取り付けて、やぐら1
の外枠11で囲まれる空間内の下部の脚2を除く面積い
っぱいに内蔵したり、テーブル板3のエッジ31で囲ま
れる脚取付部21を除く面積いっぱいの裏面30の空間
の下部で、この面状放熱板4の周囲はやぐら1の外周辺
の外枠11を兼ねた木製の保持枠10で囲み、さらに保
持枠10の下面より上側に凹状位置に設置している。
【0024】5は面状放熱板4の表面層41の表面に例
えば木製あるいは樹脂製からなる棒状の板材で形成した
桟であり、複数の桟5を井桁状等に配置して装備してい
る。
【0025】次に、前記構成おける作用を説明する。
【0026】前記の構成にすることにより、電源を入れ
ると発熱体42が加熱し、やがてその発熱体42に密着
する面状放熱板4が加熱され、面状放熱板4下側の植毛
などを施してある表面層41から遠赤外線が下方の床面
に向かって放射される。
【0027】ここで、面状放熱板4の温度を50〜12
0℃、好ましくは約80〜100℃に設定すると、この
面状放熱板4から最大エネルギーの波長が約8ミクロン
前後の主に遠赤外線が放射される。
【0028】ここで、面状放熱板4はやぐら1の外枠1
1で囲まれる空間に配置されているので、これらの下部
の床面に対して遠赤外線が一様に放射されてやぐら1の
下の空間及び床面を加熱して暖める。
【0029】こたつ布団を掛けなくてもやぐら1の下の
空間や床面を暖房するとともに、面状放熱板4の表面に
設けた複数の桟5は、採暖する人が横になったりしてこ
たつ内に入ったときに、直接、面状放熱板4に接触しに
くくするバリヤーの役目をするとともに、やぐら1の下
の空間や床面を空気を暖めることなく暖房する。
【0030】
【発明の効果】本発明は前記の構成にすることにより、
周辺に脚を設けたやぐらの裏に遠赤外線を放射する平板
状の面状放熱板を装備した暖房テーブルとすることによ
って、足を伸ばす裏の下側に出っ張りがなく使いやすい
形状となり、また面状放熱板の温度を低く設定してある
ので、より暖房効果のある遠赤外線を多く放射でき、や
ぐらの下面が快適温度に加熱され、下面に遠赤外線が届
く事によって近くにすわった膝元まで暖める事ができる
ものとなり、快適で、じっくり暖める暖房器具になっ
た。
【0031】また、この面状放熱板は温度を約50〜1
20℃に低くし、この薄板鋼板の表面に植毛処理か布物
などを張り付けた繊維の表面層としたり、あるいは薄板
鋼板の表面にセラミックなどの高輻射率の素材を輻射層
として設けた表面層とする事によって、電気用品取締法
で規定される保護ガードとして兼用し、他の保護ガード
を設置するなどによる放熱を妨げる事なく直接露出する
事ができ、このように放熱板の役目とともに採暖者を保
護するガードの役目をも果たし、ワイヤーなどのガード
で放熱を妨げる事がなく遠赤外線を利用でき、このよう
に遠赤外線で床面を暖め、足を伸ばせばその足を効果的
に暖めるので、途中の空気を暖めず、熱ロスも少ない暖
房が得られた。
【0032】従って、こたつ布団が必要なくなり、こた
つ布団を掛けることによる埃及び部屋が狭くなる事など
もなくなり、電気こたつ嫌いな人のためにも足元を暖房
する暖房器が提供できるようになった。
【0033】さらに、面状放熱板の板厚を0.4〜1.
0mmの平板状の薄板鋼板とすることによって、この面
状放熱板の上側面に設置している加熱用の熱源としての
発熱体による加熱での温度上昇が速くなり、通電を開始
してから早い内に採暖可能になるとともに、実用時に足
などがぶつかっても簡単に変形する事なく使えるものと
なった。
【0034】また、面状放熱板の表面に例えば木製ある
いは樹脂製からなる棒状の板材で形成した複数の桟を配
置した事によって、面状放熱板は桟に対して凹状にくぼ
んだ構成になり、桟の表面温度は木製などのために面状
放熱板よりもかなり低い温度になるので、採暖する人が
横になってこたつ内に入ったときに、まず凸状の桟の表
面に接触する事になって、直接面状放熱板に接触しにく
くするバリヤーの役目をし、不注意に寝込んだときなど
にもやけどの心配が少なくなった。
【0035】さらに、この複数の桟を井桁状等に配置す
る事によって、より直接の接触の防止ができるととも
に、桟の強度も向上した。
【0036】このように、採暖時に足をやぐらの下にい
れたり、寝ころんだりした時に、直接採暖者が面状放熱
板に接触しにくくなり、万一のやけどや、表面層のスリ
切れなどがなくなって安全で、長寿命のものとなる等有
益な暖房テーブルを提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す暖房テーブルのやぐら
に取り付けた場合の外観裏面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す暖房テーブルの主要部
を示す部分断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す暖房テーブルの主要部
を示す部分断面図である。
【図4】従来例の電気こたつのやぐら部分を示す外観裏
面図である。
【符号の説明】
1 やぐら 2 脚 4 面状放熱板 41 表面層 42 発熱体 5 桟

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺に脚(2)を設けたやぐら(1)の
    裏に、板厚が0.4〜1.0mmの平板状薄板鋼板の表
    面に植毛処理か布物などの繊維を張り付けた表面層(4
    1)とし、かつ表面層(41)の裏面に発熱体(42)
    を設置して構成してなる面状放熱板(4)を装備した暖
    房テーブルにおいて、面状放熱板(4)の表面に桟
    (5)を設けた事を特徴とする暖房テーブル。
  2. 【請求項2】 周辺に脚(2)を設けたやぐら(1)の
    裏に、板厚が0.4〜1.0mmの平板状薄板鋼板の表
    面にセラミックなどの高輻射率の素材を輻射層として設
    けた表面層(41)とし、かつ表面層(41)の裏面に
    発熱体(42)を設置して構成してなる面状放熱板
    (4)を装備した暖房テーブルにおいて、面状放熱板
    (4)の表面に桟(5)を設けた事を特徴とする暖房テ
    ーブル。
  3. 【請求項3】 面状放熱板(4)の表面に設けた桟
    (5)を、複数の木製からなる棒状の板材で形成した事
    を特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の暖房テー
    ブル。
  4. 【請求項4】 面状放熱板(4)の表面に設けた桟
    (5)を、複数の樹脂製からなる棒状の板材で形成した
    事を特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の暖房テ
    ーブル。
  5. 【請求項5】 面状放熱板(4)の表面に設けた桟
    (5)を、井桁状に配置した事を特徴とする請求項1あ
    るいは請求項2記載の暖房テーブル。
JP4664894A 1994-03-17 1994-03-17 暖房テーブル Pending JPH07253218A (ja)

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JP4664894A JPH07253218A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 暖房テーブル

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JP4664894A JPH07253218A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 暖房テーブル

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JPH07253218A true JPH07253218A (ja) 1995-10-03

Family

ID=12753141

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JP4664894A Pending JPH07253218A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 暖房テーブル

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JP (1) JPH07253218A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3027200U (ja) * 1996-01-25 1996-07-30 正弘 田中 伸縮自在の電気ヒーターカバー
CN110301752A (zh) * 2019-07-31 2019-10-08 中山市炉旺电器有限公司 一种中央供暖升降茶几

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JP3027200U (ja) * 1996-01-25 1996-07-30 正弘 田中 伸縮自在の電気ヒーターカバー
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