JP3092931U - こたつの中布団 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷える足腰を暖めるときに、複数の電気暖房
器具を使用すると電気の消費が多くなり不経済になるの
で、電気を節約して暖められるようにすること。 【解決手段】 遠赤外線放射布団カバー（１）を着けた
布団（２）の中央に紐（４）を設け、この紐（４）で布
団（２）をヒーターの無いこたつやぐらに吊り下げ、ホ
ットカーペットと併用する。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、遠赤外線を放射する布団を、ヒーターの無いこたつやぐらに吊り下 げ、ホットカーペットと併用して電気を節約するこたつの中布団に関するもので ある。 【０００２】 【従来の技術】 従来のこたつにおいては、ヒーターの暖房熱でこたつの中にある手足を暖める ようにしている。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 従来のこたつにあっては、こたつの中にある手足は良く暖まるが、こたつの外 にある腰の部分は暖まりにくく、冷える足先と腰を同時に暖めるには、エアコン やホットカーペットと併用したりするので、複数の電気暖房器具を使用すること になり電気の消費が多く不経済となる問題があった。 本考案は、以上のような問題点をなくすためになされたものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 遠赤外線放射布団カバー（１）を着けた布団（２）の上面と下面の中央に、取 り付け板（３）（３）を設ける。そして、取り付け板（３）（３）を吊り下げ用 の紐（４）てくくり、布団（２）の中央に紐（４）を設ける。 本考案は、以上の構成よりなるこたつの中布団である。 【０００５】 【考案の実施の形態】 考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図１〜図３において、遠赤外線を放射するセラミックスを繊維に練り込んだシ ートで座布団用の遠赤外線放射布団カバー（１）をつくる。この遠赤外線放射布 団カバー（１）を座布団に着けて遠赤外線を放射する布団（２）をつくる。この 布団（２）の上面と下面の中央に、取り付け穴（５）（５）を有するボタン状の 取り付け板（３）（３）を設ける。そして、上面の取り付け板（３）と下面の取 り付け板（３）とを紐でつなぐようにして、吊り下げ用の紐（４）を各々の取り 付け穴（５）（５）に通し、吊り下げに必要な長さを残してくくり、布団（２） の中央に紐（４）を設ける。 本考案は、以上の構成よりなっている。 本考案を使用するときは、布団（２）を、ヒーターの無いこたつやぐら（６） に、紐（４）で座って足先が入る高さに吊り下げ、こたつの中布団として設ける 。そして、この中布団を設けたこたつをホットカーペット（７）に置いて併用す ることで、ヒーターの無いこたつの中は、次のようにして暖房される。 布団（２）の下には、足先を暖めるのに十分なホットカーペット（７）の暖房 熱がこもり、また、布団（２）から放射される遠赤外線で程よい暖房となる。 したがって、ホットカーペット（７）に直接触れない足先を、布団（２）の下 にこもる暖房熱と遠赤外線で芯まで暖め、ホットカーペット（７）に触れる足腰 は、その暖房熱で暖められる。 【０００６】 【考案の効果】 本考案を使用することにより、冷える足先と腰をホットカーペットの暖房のみ で暖めることができ、また、遠赤外線の放射もあり芯まで暖め健康に良く、また 、電気の節約ができ経済的であり、省エネにも役立つ。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の部分破断正面図である。 【図２】本考案の分解斜視図である。 【図３】本考案の使用状態を示す側面図である。 【符号の説明】 １ 遠赤外線放射布団カバー ２ 布団 ３ 取り付け板 ４ 紐 ５ 取り付け穴 ６ こたつやぐら ７ ホットカーペット

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 遠赤外線放射布団カバー（１）を着けた
   布団（２）の上面と下面の中央に取り付け板（３）
   （３）を設け、この取り付け板（３）（３）を吊り下げ
   用の紐（４）でくくり、布団（２）の中央に紐（４）を
   設けたことを特徴とするこたつの中布団。