JP6830225B2 - 保温保冷テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、ペルチェ素子を用いて卓上の飲食物等の物体を保温または保冷する保温保冷テーブルに関する。
従来には、この種の技術として、ペルチェ素子などの熱電素子が発する熱を放熱する作用を促進する部材としてファンを備えたものが種々提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1のものは、熱電素子の下面側に放熱板(フィン付きヒートシンク)を設け、その下方にさらにファンを有した構成となっている。ようするに、熱電素子の上面側の物体を冷却する際に、熱電素子から放熱板に熱伝導された熱がファンを通じて天板の下方へ放熱されることで、熱電素子の上面側での吸熱作用が維持されるようになっている。
実開平1−106873号公報
ところで、特許文献1のようにファンを設けたものでは、当然にファンにより送風する方向が開放されている。そのため通気用の窓からファンの一部が露出し、天板の裏面側がすっきりとした外観とはならないおそれがある。また、ファンの回転音やファンを駆動するモータ音が耳障りとなるおそれもある。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、放熱のためのファンを備えることなく、天板の裏面側をすっきりとした外観にして下方に放熱できる保温保冷テーブルを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の保温保冷テーブルは、貫通開口を有した天板と、貫通開口の上面側を塞いだ載置用プレートと、載置用プレートの下面に接触するように配設されたペルチェ素子と、ペルチェ素子の下面に接触するように配設されたヒートシンク部と、ヒートシンク部のすくなくとも底面を覆うように配設された放熱用覆い板と、天板を支持する脚部とを備えており、放熱用覆い板の上面にヒートシンク部の底面が接触していることを特徴とする。
本発明の保温保冷テーブルによれば、上述した構成となっているため、放熱のためのファンを備える必要がなく、天板の裏面側をすっきりとした外観にして下方に放熱することができる。
本発明の一実施形態に係る保温保冷テーブルの説明図である。(a)は図2のX−X線に対応した断面図、(b)は(a)におけるY部の拡大図である。 本保温保冷テーブルの平面図である。 本保温保冷テーブルの裏面側の斜視図である。 本保温保冷テーブルの内部基本ブロック図である。 本保温保冷テーブルの基本動作フローチャートである。
以下に、本発明の保温保冷テーブル1(以下、たんに「テーブル1」という)の実施の形態について、添付図面をもとに説明する。まず、テーブル1の基本構成について説明する。
本実施形態に係るテーブル1は、貫通開口11を有した天板10と、貫通開口11の上面側を塞いだ載置用プレート20と、載置用プレート20の下面に接触するように配設されたペルチェ素子25とを備えている(図1および図2参照)。このテーブル1はさらに、ペルチェ素子25の下面に接触するように配設されたヒートシンク部30と、ヒートシンク部30のすくなくとも底面を覆うように配設された放熱用覆い板55と、天板10を支持する脚部60とを備えている(図1および図3参照)。
ついで、本実施形態に係るテーブル1の詳細な構成および作用効果について説明する。
図1〜図3に示すように、本テーブル1は円形の天板10を有した1本脚テーブルである。天板10はたとえば木質材を素材とすればよいが、合成樹脂材を素材としたものであってもよい。図1および図2に示すように、天板10には、天板10の直径における対称位置(円中心から略等距離の位置)に上下に貫通した円形の2つの貫通開口11、11が形成されている。
また、図2に示すように、天板10のそれぞれの貫通開口11、11の近傍には操作パネル40、40が設けてある。操作パネル40には、保温スイッチ41、保冷スイッチ42、自動スイッチ43および停止スイッチ44が配設してある。これらのスイッチは択一的に選択できる構造となっている。
この貫通開口11の開口内空間の上部に、天板10の表面と略面一になるように、天板10の厚さよりも十分に薄い載置用プレート20が嵌め込んである。たとえば、貫通開口11の上部の内縁に段差部を設けて、その段差部に載置用プレート20を載置するようにして取り付けることもできる。
この載置用プレート20の下面の中央には、後述するヒートシンク部30との協働により、後述するペルチェ素子25を挟み込むための挟持突部21が下方に突出形成されている。なお、載置用プレート20は熱伝導性の高いアルミニウムなどの金属材料で形成されることが望ましい。
図2および図3に示すように、天板10の裏面には、天板10の直径よりやや短めで、その全体が上方より天板10により覆われてなる板状ケース体50が、天板10の円中心を通るように配設されている。この板状ケース体50はアルミニウム板で製されており、その底面部51は2つの貫通開口11、11を裏面側より覆う位置関係となっている(図1〜図3参照)。この板状ケース体50の外郭部(底面部51、側板部52)により上記放熱用覆い板55を構成している。
この板状ケース体50の平面中心が天板10の円中心とおおむね一致し、天板10の中心から下方に板状ケース体50の中心を通るように脚部60が延びている(図1および図3参照)。脚部60は、1本の円筒状の脚61と、その下端に配された、脚61よりも径大な円錐台状の台座62とを一体に有してなる。
つぎに、貫通開口11、11の空間内に設けた保温保冷構造13、13について説明する。なお、本実施形態のものは、2つの貫通開口11、11のそれぞれに同一形状、同一構造の保温保冷構造13、13が配してあり、その一方について、図2(b)に図示した拡大図をもとに説明する。他方のものは同様の構造であるため、拡大図および説明は省略する。
載置用プレート20の下方には、載置用プレート20の裏面に接触状態となっているペルチェ素子25が設けてある。このペルチェ素子25は、上下に平坦面を有した熱電モジュールとされ、通電されることで、ペルチェ効果により、一方の面(たとえば上面)が放熱するように作用し、他方の面(下面)が吸熱するように作用する。通電方向を逆にすれば、一方の面が吸熱し、他方の面が放熱する。ペルチェ素子25の平面形状は矩形とされ、平面的に貫通開口11に収まる寸法とされる。
ペルチェ素子25の下方には、ペルチェ素子25に接触状態となっているヒートシンク部30が設けてある。ヒートシンク部30は、ペルチェ素子25の発する熱の放熱を目的とした金属体とされる。
ヒートシンク部30は径の異なる円柱体を重ねたような形状とされる。ヒートシンク部30は、載置用プレート20の挟持突部21と協働してペルチェ素子25を挟持する挟持部31と、その挟持部31の下方側に連成された下方突部32と、挟持部31、下方突部32の境界部分より側方に突出した鍔部33、33とを有している。この下方突部32の周面には、表面積が大きくなるように放熱フィン(多数の縦ひれ32a、32a)が形成されている(図1(b)参照)。なお、放熱フィンとして周方向に沿った多数のひれを設けてもよい。
このヒートシンク部30は、挟持部31と鍔部33、33とが貫通開口11の空間内に収容され、下方突部32が貫通開口11の裏面開口より下方に突出している。鍔部33、33の下面と天板10の裏面とは略面一となるように配設されている。このヒートシンク部30は、取付具35により貫通開口11に取り付けられている。
取付具35は、外径が貫通開口11の径よりも大きく、内径が貫通開口11の径よりも小さいリング状の載置片部35aと、貫通開口11の内周縁に沿うように配される起立片35bとを有している。また、載置片部35aの内径はヒートシンク部32の下方突出部32が挿通できる程度のものとなっている。この取付具35は天板10の裏面より嵌め入れられ固定具37で固定して取り付けられている。ヒートシンク部30は下方突出部32が下方に突き出た状態で、取付具35の載置片部35aにより下方より支持された状態となっている。
また、載置用プレート20と、ヒートシンク部30とは、挟持突部21、挟持部31間にペルチェ素子25を挟んだ状態で、ペルチェ素子25の外周側で、載置用プレート20の表面側よりねじ込んだ固定具37によって固定されている。
設置手順としては、たとえばつぎのようにすればよい。まず、取付具35を貫通開口11に裏面側より固定具37、37で固定しておく。つぎに、取り付けられた取付具35の載置片部35aの開口にヒートシンク部30の下方突出部32を通して仮配設する。つぎに、ヒートシンク部30の挟持部31の上面にペルチェ素子25を配し、さらにその上に載置用プレート20を設置する。そして、載置用プレート20の表面側よりヒートシンク部30に対して固定具37をねじ込めば、ペルチェ素子25も固定状態にして、それら3部材を貫通開口11内に配設することができる。
また、載置用プレート20とヒートシンク部30の鍔片33、33との間の凹所27、27の一方には、載置用プレート20に載置した物体の温度を計測できるように、載置用プレート20の裏面に接触させた温度センサー71が設けてある(図1(b)および図2参照)。さらに物体が載置用プレート20上に載置されたことを検知するための物体検知センサー72は、他方の凹所27内に設けられている(図1(b)および図2参照)。
このように、2つの貫通開口11、11内の空間にはそれぞれ、上から順に載置用プレート20、20、ペルチェ素子25、25、ヒートシンク部30、30の一部が配されている。天板10の裏面側では2つの下方突出部32、32が貫通開口11、11の下方に突出している。それらの下方突出部32、32は、1つの板状ケース体50(放熱用覆い板55)により下方より覆われている。つまり、下方突出部32、32の底面および側面は板状ケース体50により覆われている。
板状ケース体50は、平面形状が矩形状とされる。また板状ケース体50は、上方が開口したパン形状とされ、開口の長手方向の外側には鍔片53、53が形成されている。板状ケース体50は、鍔片53、53が天板10の裏面に固定具37で固定されることで、天板10の2つの貫通開口11、11と、そこから突出した2つのヒートシンク部30、30の下方突出部32、32とを覆い隠した状態で天板10に固定されている。また、板状ケース体50の底面部51の上面はヒートシンク部30の下端に当接しており、両部材は固定具37で固定されている。
また、図1に示すようにヒートシンク部30、30(の下方突出部32、32)の側方には、放熱用覆い板55(板状ケース体50)により閉塞された中空空間54が形成されている。この中空空間54には電子基板部57(基板ケース)が配設されている。板状ケース体50と脚部60とは内部空間どうしが連通しており、電子基板部57は連通した2つの内部空間を通じて電源(不図示)に接続されている。
以上に説明したように、本テーブル1は貫通開口11内にペルチェ素子25を含む保温保冷構造13を有しているため、載置用プレート20の上に飲食物などを容器ごと載置すれば、それを保温または保冷することができる。
板状ケース体50の底面部51や側板部52は、2箇所に分離されたヒートシンク部30を覆う放熱用覆い板55を構成しているため、2つのペルチェ素子25の下面から発する熱を効率的に放熱することができる。放熱用覆い板55は2つのヒートシンク部30、30を接触するように覆っており、その表面積が2つのヒートシンク部30、30にくらべて十分に大きいため、放熱効果を高めることができる。
このような構成により放熱用覆い板55の放熱効果を高めることができるため、ファンを設けて放熱する必要性はほとんどない。ファンを設けなくてもよいから、テーブル1の裏面側をすっきりとした外観にすることができる。また、ファンがないからファンの回転音、モータ音を発することは当然になく、ペルチェ素子25を静かな環境で作動させることができる。
放熱用覆い板55の放熱効果を高めるために、底面部51や側板部52の外面に美観に影響のない程度の凹凸条(放熱フィン)を設けて表面積をさらに大きくしてもよい。
また、以上のテーブル1によれば、載置用プレート20、20が埋め込み式であり、かつ天板10に対して面一になっているため、段差がなく掃除がしやすく、飲食物容器を安定的に卓上に載せ置くこともできる。
以上のように、本実施形態のテーブル1は、その表裏面がともにすっきりとした外観となっている。しかも、保温保冷構造13は貫通開口11内に収容され、下方に突出した部分が放熱覆い板55を兼ねた板状ケース体50に覆われているため、保温保冷構造13が美観上、邪魔になるおそれもない。
なお、厚めの天板10を用いて、保温保冷構造13の全体を貫通開口11の空間内に収容させてさらに外観をすっきりとさせることも可能である。つまり、このような場合には、放熱覆い板55がヒートシンク部30(下方突出部32)のすくなくとも底面を覆う構成とすればよい。
もちろん本実施形態のテーブル1のように、ヒートシンク部30の一部(下方突出部32)を下方の中空空間54の空気に晒すように突出させて、その底面および側面を放熱用覆い板55で覆う形状とするほうが、放熱効果を高めるうえでは望ましい。放熱効果を高めるために、ヒートシンク部30の多くの部分を中空空間54内に突出させることが、より望ましい。なお、本実施形態では、放熱性を高めるために、ヒートシンク部30の下方突出部32の下面と放熱用覆い板55とが接触しているが、非接触であってもよい。
以上には本発明のテーブル1の一例を示しているが、天板10、貫通開口11、載置用プレート20、ペルチェ素子25、ヒートシンク部30などの構成部については、もちろん他の形状であってもよい。また保温保冷構造13、13は2箇所に設けてあるが、これには限られず、1箇所あるいは3個所以上に設けてもよい。
また、放熱用覆い板55の面積は本実施形態のように、2つの貫通開口11、11の平面積の和よりも十分に大きいほうが放熱作用を高めるためには望ましい(図2参照)。特に本例のように、分離配置された複数の貫通開口11、11(保温保冷構造13、13)を覆うことができる大きさとすることが望ましい。もちろんこれには限定されず、貫通開口11ごとに個別の小さめのものを設けてもよい。
また、上述したように、載置用プレート20、ヒートシーク部30、放熱用覆い板50は熱伝導性を考慮して金属で製されているが、これには限られず、合成樹脂材料で成形したものであってもよい。
本テーブル1は、操作パネル40のスイッチ操作により、または載置した物体の温度検知により(自動的に)、ペルチェ素子25の保温モードと保冷モードの切り替えができるようになっている。
操作パネル40には、上述したように保温スイッチ41、保冷スイッチ42、自動スイッチ43、停止スイッチ44などの各種スイッチが設けてある。保温スイッチ41がオンになっていれば、ペルチェ素子25に電流が流れ、その上面から熱を発して載置用プレート20を加熱する。一方、保冷スイッチ42がオンとなっていれば、ペルチェ素子25への通電方向を逆にして、載置用プレート20を冷却する。
自動スイッチ43がオン(自動モードに設定)となっていれば、載置用プレート20に物体が載せ置かれているかどうかで保温、保冷が自動判断され、その判断にもとづいて物体の保温または保冷をする。物体の載置を判断するために、載置用プレート20に接触センサー、重量センサーあるいは圧力センサーなどの物体検知センサー72が設けてある。
本テーブル1の保温、保冷制御について、図4および図5を参照して説明する。図4はテーブル1の内部基本ブロック図、図5はテーブル1の保温、保冷切り替え動作の基本動作フローチャートである。
本テーブル1は、図4に示すように、操作パネル40、温度センサー71、物体検知センサー72の他に、ペルチェ素子25を給電制御する制御部70を備えた構成となっている。制御部70はCPUやプログラムなどで構成され、それらを構成する電子部品は電子基板部57のケース内に収容されている(図2参照)。
図5に示すように、制御部70は、停止スイッチ44がオフ状態で保温スイッチ41がオンとなっているときにはペルチェ素子25の上面側を加熱するように通電する(S101〜S103)。制御部70は、停止スイッチ44がオフ状態で保冷スイッチ42がオンとなっているときにはペルチェ素子25の上面側を冷却するように通電する(S101、S104、S105)。つまり、スイッチにより保温モードと保冷モードとが個別に実行される。また、停止スイッチ44がオンとなっていれば、ペルチェ素子25への通電は停止状態とされる(S101、S111)。
制御部70は、自動スイッチ43がオンとなっていれば、物体検知センサー72を入力し、オンであれば温度センサー71の検出した温度を入力する(S107、S108)。制御部70は、温度センサー71の入力値が、保温下限値以上であれば保温モードを実行し(S109、S103)、入力値が保冷上限値以下であれば保冷モードを実行する(S110、S105)。
保温下限値以上でも保冷上限値以下でもなければ、ペルチェ素子25への通電を停止状態にする(S109、S110、S111)。保温下限値をたとえば45℃、保冷上限値をたとえば15℃とすれば、その間の温度については保温も保冷もなされない。つまり、温度センサー71が所定の温度域を検出したときには、ペルチェ素子25への給電を停止するようにしている。
また、自動スイッチ43がオフになっているときや、物体検知センサー72がオフになっているときにも、ペルチェ素子25への給電は停止状態となるように制御されるようになっている(S106、S106、S111)。
以上のように温度域内で動作を許容した構成によれば、載置用プレート20が常温(たとえば室温程度)の際の加熱、冷却による無駄な電力の消費を抑えることができる。さらに、人の体温域(36〜37℃)が上記温度域に含まれるようにしておけば、人が載置用プレート20に手を触れたときの加熱、冷却を防止できる。
本実施形態で示したように、温度センサー71の検知温度におうじて、ペルチェ素子25の保温モード、保冷モードの切り替え制御がなされる自動モードの構成を組み込むことが使い勝手がよく、望ましい。つまり、自動モードになっていれば、テーブル1に配膳された温かい飲食物は温かい状態を、冷たい飲食物は冷たい状態を維持することができる。
以上のような切り替え制御を含む動作は、ソフトウェア(プログラム)によりなされなくてもよく、電気回路によりなされるようにしてもよい。
また、以上に示した操作パネル40(保温スイッチ41、保冷スイッチ42、自動スイッチ43、停止スイッチ44)の操作による通電動作は、ペルチェ素子25ごとに個別にできるようになっている。保温スイッチ41、保冷スイッチ42、自動スイッチ43、停止スイッチ44は切り替えスイッチにしてもよい。
さらに、このような操作スイッチを設けずに自動モードのみの構成としてもよい。ようするに、物体が載置されたことを検知する物体検知センサー72などが設けてあれば、これを自動スイッチ43の代わりにすることができる。つまり、物体を置けば自動的に作動開始し、取り除けば作動停止する構成とすることもできる。
なお、ペルチェ素子25の制御動作は上記のものには限られない。たとえば、保温モードまたは保冷モードの実行中におおむね一定の温度が保てるように、通電/停止を繰り返す構成としてもよい。また、通電が開始されてから一定時間後に通電を停止するようにしてもよい。さらに、フィードバック制御により載置用プレート20の表面温度を一定にするようにしてもよい。
1 保温保冷テーブル(テーブル)
10 天板
11 貫通開口
20 載置用プレート
25 ペルチェ素子
30 ヒートシンク部
50 板状ケース体
54 中空空間
55 放熱用覆い板
60 脚部
70 制御部
71 温度センサー




Claims (4)

  1. 貫通開口を有した天板と、該貫通開口の上面側を塞いだ載置用プレートと、該載置用プレートの下面に接触するように配設されたペルチェ素子と、該ペルチェ素子の下面に接触するように配設されたヒートシンク部と、該ヒートシンク部のすくなくとも底面を覆うように配設された放熱用覆い板と、前記天板を支持する脚部とを備えており、
    前記放熱用覆い板の上面に前記ヒートシンク部の底面が接触していることを特徴とする保温保冷テーブル。
  2. 請求項1において、
    前記載置用プレートの上面に載置された物体の温度を検知する温度センサーと、該温度センサーの検知温度におうじて、前記ペルチェ素子の保温モード、保冷モードの切り替え制御を行なう制御部とをさらに備えたことを特徴とする保温保冷テーブル。
  3. 請求項2において、
    前記制御部は、前記ペルチェ素子に給電可能とした構成とされ、前記温度センサーが所定の温度域を検出したときには、前記ペルチェ素子への給電を停止することを特徴とする保温保冷テーブル。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記ヒートシンク部は前記貫通開口より下方に突出しており、突出した部分の側方には、前記放熱用覆い板により閉塞された中空空間が形成されていることを特徴とする保温保冷テーブル。
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