JPH08259866A - インクジェット捺染用フルブラックインク及びそれを用いる布帛の捺染方法 - Google Patents
インクジェット捺染用フルブラックインク及びそれを用いる布帛の捺染方法Info
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- JPH08259866A JPH08259866A JP8631095A JP8631095A JPH08259866A JP H08259866 A JPH08259866 A JP H08259866A JP 8631095 A JP8631095 A JP 8631095A JP 8631095 A JP8631095 A JP 8631095A JP H08259866 A JPH08259866 A JP H08259866A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 天然セルロース繊維や再生セルロース繊維を
含む繊維、糸、編織物、不織布に対し優れた発色性及び
画像品位を有し、かつインクヘッドの目詰まり等がな
く、保存安定性及び吐出安定性に優れたインクジェット
捺染用フルブラックインク及びそれを用いて布帛をイン
クジェット方式により捺染する方法に関する。 【構成】 反応染料、水及び必要に応じて有機溶剤とか
らなるインクジェット捺染用フルブラックインクにおい
て式(1)、(2)及び(3)で示す反応染料を含有す
るインクジェット捺染用フルブラックインク。 (式中R、X、Y、A、ZはH、有機、無機の基) 【効果】 優れたフルブラック印捺物が得られ、発色再
現性に優れ、優れた塩素堅牢度、汗・耐光堅牢度を示
す。
含む繊維、糸、編織物、不織布に対し優れた発色性及び
画像品位を有し、かつインクヘッドの目詰まり等がな
く、保存安定性及び吐出安定性に優れたインクジェット
捺染用フルブラックインク及びそれを用いて布帛をイン
クジェット方式により捺染する方法に関する。 【構成】 反応染料、水及び必要に応じて有機溶剤とか
らなるインクジェット捺染用フルブラックインクにおい
て式(1)、(2)及び(3)で示す反応染料を含有す
るインクジェット捺染用フルブラックインク。 (式中R、X、Y、A、ZはH、有機、無機の基) 【効果】 優れたフルブラック印捺物が得られ、発色再
現性に優れ、優れた塩素堅牢度、汗・耐光堅牢度を示
す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天然セルロース繊維や再
生セルロース繊維を含む繊維、糸、編織物、不織布(以
下セルロース系繊維構造物と表記する)に対し優れた発
色性及び画像品位を有し、かつインクヘッドの目詰まり
等がなく、保存安定性及び吐出安定性に優れたインクジ
ェット捺染用フルブラックインク及びそれを用いて布帛
をインクジェット方式により捺染する方法に関する。
生セルロース繊維を含む繊維、糸、編織物、不織布(以
下セルロース系繊維構造物と表記する)に対し優れた発
色性及び画像品位を有し、かつインクヘッドの目詰まり
等がなく、保存安定性及び吐出安定性に優れたインクジ
ェット捺染用フルブラックインク及びそれを用いて布帛
をインクジェット方式により捺染する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、布帛類に対する画像の形成方法
として、スクリーン捺染法、ローラー捺染法、ロータリ
ースクリーン捺染法、転写捺染法などが利用されてい
る。しかし、近年、これらの捺染方法に対して紙用途と
して著しい発展を遂げているインクジェット記録方式を
布帛類に応用・展開する動きが活発化してきた。
として、スクリーン捺染法、ローラー捺染法、ロータリ
ースクリーン捺染法、転写捺染法などが利用されてい
る。しかし、近年、これらの捺染方法に対して紙用途と
して著しい発展を遂げているインクジェット記録方式を
布帛類に応用・展開する動きが活発化してきた。
【0003】これは現行の捺染方法においては図柄毎に
トレース、製版、(スクリーン枠、彫刻ローラ、転写紙
等の作成)などの煩雑かつ長期間と多大な労力、コスト
が必要であり、それ相当のロットサイズの生産を行わな
いと経済的に追いつかない。又、ファッションの多様化
による少量多品種生産への対応には不向きであることな
どが指摘されており、これらの問題に対し現行工程をイ
ンクジェット記録方式により置き換える動きとなってい
る。
トレース、製版、(スクリーン枠、彫刻ローラ、転写紙
等の作成)などの煩雑かつ長期間と多大な労力、コスト
が必要であり、それ相当のロットサイズの生産を行わな
いと経済的に追いつかない。又、ファッションの多様化
による少量多品種生産への対応には不向きであることな
どが指摘されており、これらの問題に対し現行工程をイ
ンクジェット記録方式により置き換える動きとなってい
る。
【0004】一方、インクジェット記録方式は被記録材
料として紙を主体にして開発されてきた経緯があり、現
在でも紙用インクジェットプリントインクに使用される
色素成分としては直接染料、酸性染料、食品添加用色素
などから選ばれている。紙用インクジェットプリントイ
ンクに反応染料があまり使われなかった理由として、例
えば繊維素反応基を有することから化学的安定性等の問
題があったり、染料の溶解度が低下したり、結晶析出等
を引き起こし、インクヘッドの目詰まり等を生ずる等が
挙げられる。
料として紙を主体にして開発されてきた経緯があり、現
在でも紙用インクジェットプリントインクに使用される
色素成分としては直接染料、酸性染料、食品添加用色素
などから選ばれている。紙用インクジェットプリントイ
ンクに反応染料があまり使われなかった理由として、例
えば繊維素反応基を有することから化学的安定性等の問
題があったり、染料の溶解度が低下したり、結晶析出等
を引き起こし、インクヘッドの目詰まり等を生ずる等が
挙げられる。
【0005】布帛に用いるインクジェット捺染用インク
は、紙用インクジェットプリントインクに比べ高い染着
濃度、いわゆる高濃度染色が要求される。すなわち、紙
用インクジェットプリントインクでは紙の内部まで浸透
する必要はなく、色素が紙の表面部分を覆うように画像
を形成すれば良いが、インクジェット捺染用インクで
は、固着操作に於て繊維内部への浸透が起こり、表面上
の染着濃度は低下してしまう。また、セルロース系繊維
構造物に染色・捺染に適する反応染料をインクジェット
捺染用インクに応用する場合、紙同様に、反応染料では
染色操作中一部の染料が分解し、未固着染料となるので
その分濃度が低下する等の問題がある。
は、紙用インクジェットプリントインクに比べ高い染着
濃度、いわゆる高濃度染色が要求される。すなわち、紙
用インクジェットプリントインクでは紙の内部まで浸透
する必要はなく、色素が紙の表面部分を覆うように画像
を形成すれば良いが、インクジェット捺染用インクで
は、固着操作に於て繊維内部への浸透が起こり、表面上
の染着濃度は低下してしまう。また、セルロース系繊維
構造物に染色・捺染に適する反応染料をインクジェット
捺染用インクに応用する場合、紙同様に、反応染料では
染色操作中一部の染料が分解し、未固着染料となるので
その分濃度が低下する等の問題がある。
【0006】布帛を黒色に染色するインクジェット捺染
用インク組成物として、反応染料としてC.I.リアク
ティブ・ブラック5を用いるインクジェット捺染法が例
えば特開平5−93374 号公報に記載されている。しかし
ながら、インク中での結晶析出による溶液安定性、イン
クヘッド目詰まり、粘度上昇による吐出性能低下、イン
ク組成変化による印字品位等の問題を解決し、実用上充
分で従来の捺染物に相当する高い染着濃度を持ち、かつ
好ましい純黒色のインクジェット捺染用フルブラックイ
ンクとしては、必ずしも充分なものではない。
用インク組成物として、反応染料としてC.I.リアク
ティブ・ブラック5を用いるインクジェット捺染法が例
えば特開平5−93374 号公報に記載されている。しかし
ながら、インク中での結晶析出による溶液安定性、イン
クヘッド目詰まり、粘度上昇による吐出性能低下、イン
ク組成変化による印字品位等の問題を解決し、実用上充
分で従来の捺染物に相当する高い染着濃度を持ち、かつ
好ましい純黒色のインクジェット捺染用フルブラックイ
ンクとしては、必ずしも充分なものではない。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】本発明が解決しよ
うとしている課題は、セルロース系繊維を含む繊維構造
物に対し、優れた発色性及び画像品位を有し、かつ保存
安定性、インクヘッド目詰まり等の問題がない吐出安定
性の優れたインクジェット捺染用フルブラックインクを
提供することである。
うとしている課題は、セルロース系繊維を含む繊維構造
物に対し、優れた発色性及び画像品位を有し、かつ保存
安定性、インクヘッド目詰まり等の問題がない吐出安定
性の優れたインクジェット捺染用フルブラックインクを
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
に適するインクジェット捺染用フルブラックインクを開
発すべく、鋭意研究、検討の結果、特定の反応染料(色
素)を選択・組み合わせたインク組成物とすることによ
り、上記諸問題を一挙に解決し得ることを見出し、本発
明を完成するに至った。
に適するインクジェット捺染用フルブラックインクを開
発すべく、鋭意研究、検討の結果、特定の反応染料(色
素)を選択・組み合わせたインク組成物とすることによ
り、上記諸問題を一挙に解決し得ることを見出し、本発
明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、反応染料、水及び必
要に応じて有機溶剤とからなるインクジェット捺染用フ
ルブラックインクにおいて、反応染料として、遊離酸の
形で下記一般式(1)
要に応じて有機溶剤とからなるインクジェット捺染用フ
ルブラックインクにおいて、反応染料として、遊離酸の
形で下記一般式(1)
【0010】
【化−8】
【0011】[式中、R1 及びR2 は、互いに独立に水
素原子または置換されていてもよいアルキル基、アルコ
キシ基、アシルアミノ基またはウレイド基を、R3 及び
R4 は、互いに独立に水素原子または置換されていても
よいアルキル基、A1 は更に置換されていてもよいフェ
ニレンまたはナフチレン基、X1 はハロゲン原子、−N
(R5 )R6 、−OR7 、−SR8 (式中、R5 、
R6 、R7 及びR8 は、互いに独立に水素原子、置換さ
れていてもよいアルキル、フェニル、ナフチルまたはベ
ンジル基を表わす。)で示される基または置換されてい
てもよいピリジニオ基であり、n は、1 〜3 の数を表
し、Y1 は−SO2 CH=CH2 または−SO2CH2
CH2 Q1 を表わす。ここでQ1 はアルカリの作用によ
って脱離する基を表わす。]で示される色素の少なくと
も1種、遊離酸の形で下記一般式(2)
素原子または置換されていてもよいアルキル基、アルコ
キシ基、アシルアミノ基またはウレイド基を、R3 及び
R4 は、互いに独立に水素原子または置換されていても
よいアルキル基、A1 は更に置換されていてもよいフェ
ニレンまたはナフチレン基、X1 はハロゲン原子、−N
(R5 )R6 、−OR7 、−SR8 (式中、R5 、
R6 、R7 及びR8 は、互いに独立に水素原子、置換さ
れていてもよいアルキル、フェニル、ナフチルまたはベ
ンジル基を表わす。)で示される基または置換されてい
てもよいピリジニオ基であり、n は、1 〜3 の数を表
し、Y1 は−SO2 CH=CH2 または−SO2CH2
CH2 Q1 を表わす。ここでQ1 はアルカリの作用によ
って脱離する基を表わす。]で示される色素の少なくと
も1種、遊離酸の形で下記一般式(2)
【0012】
【化−9】
【0013】[式中、R9 及びR10は、互いに独立に水
素原子または置換されていてもよいアルキル基を、A2
は更に置換されていてもよいフェニレンまたはナフチレ
ン基、X2 はハロゲン原子、−N(R11)R12、−OR
13、−SR14(式中、R11、R12、R13及びR14は、互
いに独立に水素、置換されていてもよいアルキル、フェ
ニル、ナフチルまたはベンジル基を表わす。)で示され
る基または置換されていてもよいピリジニオ基であり、
m は、1 〜3 の数を表し、Y2 は−SO2 CH=CH2
または−SO2 CH2 CH2 Q2 を表わす。ここでQ2
はアルカリの作用によって脱離する基を表わす。]で示
される色素の少なくとも1種及び遊離酸の形で下記一般
式(3)
素原子または置換されていてもよいアルキル基を、A2
は更に置換されていてもよいフェニレンまたはナフチレ
ン基、X2 はハロゲン原子、−N(R11)R12、−OR
13、−SR14(式中、R11、R12、R13及びR14は、互
いに独立に水素、置換されていてもよいアルキル、フェ
ニル、ナフチルまたはベンジル基を表わす。)で示され
る基または置換されていてもよいピリジニオ基であり、
m は、1 〜3 の数を表し、Y2 は−SO2 CH=CH2
または−SO2 CH2 CH2 Q2 を表わす。ここでQ2
はアルカリの作用によって脱離する基を表わす。]で示
される色素の少なくとも1種及び遊離酸の形で下記一般
式(3)
【0014】
【化−10】
【0015】[式中、R15及びR16は、互いに独立に水
素原子または置換されていてもよいアルキル基、A3 は
更に置換されていてもよいフェニレンまたはナフチレン
基、Z1 、Z2 は互いに独立に水酸基またはアミノ基を
表すがZ1 、Z2 が同時にアミノ基の場合は除き、X3
はハロゲン原子、−N(R17)R18、−OR19、−SR
20(式中、R17、R18、R19及びR20は、互いに独立に
水素、置換されていてもよいアルキル、フェニル、ナフ
チルまたはベンジル基を表わす。)で示される基または
置換されていてもよいピリジニオ基であり、p は、1 〜
3 の数を、q は1〜2の数を、Y3 は−SO2 CH=C
H2 または−SO2 CH2 CH2 Q3 を表わす。ここで
Q3 はアルカリの作用によって脱離する基を表わす。]
で示される色素の少なくとも1種とを含有してなること
を特徴とするインクジェット捺染用フルブラックインク
である。
素原子または置換されていてもよいアルキル基、A3 は
更に置換されていてもよいフェニレンまたはナフチレン
基、Z1 、Z2 は互いに独立に水酸基またはアミノ基を
表すがZ1 、Z2 が同時にアミノ基の場合は除き、X3
はハロゲン原子、−N(R17)R18、−OR19、−SR
20(式中、R17、R18、R19及びR20は、互いに独立に
水素、置換されていてもよいアルキル、フェニル、ナフ
チルまたはベンジル基を表わす。)で示される基または
置換されていてもよいピリジニオ基であり、p は、1 〜
3 の数を、q は1〜2の数を、Y3 は−SO2 CH=C
H2 または−SO2 CH2 CH2 Q3 を表わす。ここで
Q3 はアルカリの作用によって脱離する基を表わす。]
で示される色素の少なくとも1種とを含有してなること
を特徴とするインクジェット捺染用フルブラックインク
である。
【0016】以下に本発明を更に詳細に説明する。本発
明の特徴は、反応染料、水及び必要により有機溶剤とか
らなるインクジェット捺染用フルブラックインクにおい
て、反応染料として特定の一般式(1)乃至(3)から
選ばれる色素の少なくとも1種とを選択・組み合わせて
使用することにより、インクの高濃度化が可能となると
共に、高濃度の純黒色発色(フルブラック)が可能とな
り、優れた画像品位の捺染が可能となることを見出した
点にある。
明の特徴は、反応染料、水及び必要により有機溶剤とか
らなるインクジェット捺染用フルブラックインクにおい
て、反応染料として特定の一般式(1)乃至(3)から
選ばれる色素の少なくとも1種とを選択・組み合わせて
使用することにより、インクの高濃度化が可能となると
共に、高濃度の純黒色発色(フルブラック)が可能とな
り、優れた画像品位の捺染が可能となることを見出した
点にある。
【0017】本発明の好ましい実施態様は、インクジェ
ット捺染用フルブラックインク中に、前記一般式(1)
乃至(3)で示される色素が、それぞれ1〜35重量
%、好ましくは2〜30重量%、更に好ましくは3〜1
5重量%含有するインクジェット捺染用フルブラックイ
ンクである。
ット捺染用フルブラックインク中に、前記一般式(1)
乃至(3)で示される色素が、それぞれ1〜35重量
%、好ましくは2〜30重量%、更に好ましくは3〜1
5重量%含有するインクジェット捺染用フルブラックイ
ンクである。
【0018】また、本発明の一般式(1)乃至(3)で
示される色素は実質的に純粋の染料及び色素を示し、従
ってその重量部、重量%等は、純粋の染料又は色素に換
算しての関係をいう。通常は、従来の方法で合成された
反応染料又は色素を限外濾過、逆浸透膜又は電気透析等
により脱塩処理し、染料又は色素の純品として換算し、
重量部又は重量%として表わす。
示される色素は実質的に純粋の染料及び色素を示し、従
ってその重量部、重量%等は、純粋の染料又は色素に換
算しての関係をいう。通常は、従来の方法で合成された
反応染料又は色素を限外濾過、逆浸透膜又は電気透析等
により脱塩処理し、染料又は色素の純品として換算し、
重量部又は重量%として表わす。
【0019】本発明においては、一般式(1)で示され
る色素の中でも、特に遊離酸として一般式(1)−1−
a
る色素の中でも、特に遊離酸として一般式(1)−1−
a
【0020】
【化−11】
【0021】[式中、Yaは−SO2 CH=CH2 または
−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。]で示され
る色素が好ましく用いられる。
−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。]で示され
る色素が好ましく用いられる。
【0022】更に、本発明においては、一般式(2)で
示される色素の中でも、特に遊離酸として一般式(2)
−1−b
示される色素の中でも、特に遊離酸として一般式(2)
−1−b
【0023】
【化−12】
【0024】[式中、Ybは−SO2 CH=CH2 または
−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。]で示され
る色素が好ましく用いられる。
−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。]で示され
る色素が好ましく用いられる。
【0025】また、本発明においては、一般式(2)で
示される色素の中でも、特に遊離酸として一般式(2)
−2−c
示される色素の中でも、特に遊離酸として一般式(2)
−2−c
【0026】
【化−13】
【0027】[式中、Ycは−SO2 CH=CH2 または
−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。]で示され
る色素が好ましく用いられる。
−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。]で示され
る色素が好ましく用いられる。
【0028】また、本発明においては、一般式(3)で
示される色素の中でも、特に遊離酸として一般式(3)
−1−d
示される色素の中でも、特に遊離酸として一般式(3)
−1−d
【0029】
【化−14】
【0030】[式中、Ydは−SO2 CH=CH2 または
−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。]で示され
る色素が好ましく用いられる。
−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。]で示され
る色素が好ましく用いられる。
【0031】本発明の前記一般式(1)乃至一般式
(3)で示される色素において、アルカリの作用で脱離
する基Q1 〜Q3 とは、例えばハロゲン原子、例えば塩
素及び臭素原子、有機カルボン酸及びスルホン酸のエス
テル基、例えばアセチルオキシ残基のような低級アルカ
ノイルオキシ残基、ベンゾイルオキシ残基又はベンゼン
スルホニルオキシ基あるいは遊離酸の形で−OPO3 H
2 若しくは−OSO3 Hで示される燐酸又は硫酸の酸性
エステル基などである。これらの基は、アルカリにより
ビニル基に変換されるので有効であるが、中でも好まし
いものは硫酸の酸性エステル基である−SO2 CH=C
H2 または−SO2 CH2 CH2 −OSO3Hである。
(3)で示される色素において、アルカリの作用で脱離
する基Q1 〜Q3 とは、例えばハロゲン原子、例えば塩
素及び臭素原子、有機カルボン酸及びスルホン酸のエス
テル基、例えばアセチルオキシ残基のような低級アルカ
ノイルオキシ残基、ベンゾイルオキシ残基又はベンゼン
スルホニルオキシ基あるいは遊離酸の形で−OPO3 H
2 若しくは−OSO3 Hで示される燐酸又は硫酸の酸性
エステル基などである。これらの基は、アルカリにより
ビニル基に変換されるので有効であるが、中でも好まし
いものは硫酸の酸性エステル基である−SO2 CH=C
H2 または−SO2 CH2 CH2 −OSO3Hである。
【0032】本発明のインクジェット捺染用フルブラッ
クインクにおいて、そのpHは、保存安定性、吐出安定
性等に微妙な影響を与えるが、本発明者らは、インクの
pHが3〜7、好ましくはpH3.5〜6の範囲にある
ことがより好ましいことを見出した。ここで、pH調整
剤としては、特に限定されないが、アルカリへは水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、酢酸ソーダ、炭酸ナトリ
ウム、重炭酸ナトリウム、アルカノールアミン等が好ま
しく、酸性へは塩酸、酢酸等が好ましい。
クインクにおいて、そのpHは、保存安定性、吐出安定
性等に微妙な影響を与えるが、本発明者らは、インクの
pHが3〜7、好ましくはpH3.5〜6の範囲にある
ことがより好ましいことを見出した。ここで、pH調整
剤としては、特に限定されないが、アルカリへは水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、酢酸ソーダ、炭酸ナトリ
ウム、重炭酸ナトリウム、アルカノールアミン等が好ま
しく、酸性へは塩酸、酢酸等が好ましい。
【0033】本発明のインクジェット捺染用フルブラッ
クインク中の反応染料又は色素は、遊離酸、塩又はこれ
らの混合物の形で存在する。ここで対イオンとしては、
アルカリ金属、アルカリ土類金属もしくは置換又は未置
換のアンモニウム塩として存在し、好ましくはナトリウ
ム塩、カリウム塩、リチウム塩又はアンモニウム塩等で
ある。
クインク中の反応染料又は色素は、遊離酸、塩又はこれ
らの混合物の形で存在する。ここで対イオンとしては、
アルカリ金属、アルカリ土類金属もしくは置換又は未置
換のアンモニウム塩として存在し、好ましくはナトリウ
ム塩、カリウム塩、リチウム塩又はアンモニウム塩等で
ある。
【0034】本発明のインクジェット捺染用フルブラッ
クインクに、必要に応じて混合される有機溶剤としては
具体的には、例えばメタノール、エタノール、イソプロ
パノール、n−プロパノール、n−ブタノール、 sec−
ブタノール、tert−ブタノール、イソブタノール、ベン
ジルアルコール等のアルコール類、ジメチルホルムアミ
ド、ジエチルホルムアミド等のアミド類、アセトン、ジ
アセトンアルコール等のケトン類、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン等のエーテル類、カプロラクタム等のラ
クタム類、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、ペンタンジオール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレ
ングリコール、チオジグリコール、ヘキシレングリコー
ル、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、グリセリ
ン、1,2,6−ヘキサントリオール等の多価アルコー
ル類、ポリエチレングリコール、(平均分子量200、
400、600等)、ポリプロピレングリコール(平均
分子量200、400、600等)等のポリアルキレン
グリコール類、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリ
コールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ
ブチルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、
トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチ
レングリコールモノエチルエーテル等の多価アルコール
の低級アルキルエーテル類、アセチレングリコール誘導
体(商品名:サーフィノール:日信化学社製)、モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン等のアルカノールアミン類、1,3−ジメチル−
2−イミダゾリジン等の含窒素複素環式ケトン類、2−
ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、N−エチル
−2−ピロリドン、N−ビニル−ピロリドン、N−オク
チル−2−ピロリドン、N−(2−ヒドロキシエチル)
−2−ピロリドン、N−シクロヘキシル−2−ピロリド
ン、N−ドデシル−2−ピロリドン、N−イソプロピル
−2−ピロリドン、N−(n−ブチル)−2−ピロリド
ン、N−(t−ブチル)−2−ピロリドン、N−ヘキシ
ル−2−ピロリドン、N−(3−ヒドロキシプロピル)
−2−ピロリドン、N−(2−メトキシエチル)−2−
ピロリドン、N−(3−メトキシプロピル)−2−ピロ
リドン、N−ベンジル−2−ピロリドン、ポリビニルピ
ロリドン等のピロリドン類が挙げられる。なかでも、ポ
リエチレングリコール(平均分子量200、400、6
00等)、ポリプロピレングリコール(平均分子量20
0、400、600等)が好ましく用いられる。
クインクに、必要に応じて混合される有機溶剤としては
具体的には、例えばメタノール、エタノール、イソプロ
パノール、n−プロパノール、n−ブタノール、 sec−
ブタノール、tert−ブタノール、イソブタノール、ベン
ジルアルコール等のアルコール類、ジメチルホルムアミ
ド、ジエチルホルムアミド等のアミド類、アセトン、ジ
アセトンアルコール等のケトン類、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン等のエーテル類、カプロラクタム等のラ
クタム類、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、ペンタンジオール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレ
ングリコール、チオジグリコール、ヘキシレングリコー
ル、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、グリセリ
ン、1,2,6−ヘキサントリオール等の多価アルコー
ル類、ポリエチレングリコール、(平均分子量200、
400、600等)、ポリプロピレングリコール(平均
分子量200、400、600等)等のポリアルキレン
グリコール類、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリ
コールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ
ブチルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、
トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチ
レングリコールモノエチルエーテル等の多価アルコール
の低級アルキルエーテル類、アセチレングリコール誘導
体(商品名:サーフィノール:日信化学社製)、モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノール
アミン等のアルカノールアミン類、1,3−ジメチル−
2−イミダゾリジン等の含窒素複素環式ケトン類、2−
ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、N−エチル
−2−ピロリドン、N−ビニル−ピロリドン、N−オク
チル−2−ピロリドン、N−(2−ヒドロキシエチル)
−2−ピロリドン、N−シクロヘキシル−2−ピロリド
ン、N−ドデシル−2−ピロリドン、N−イソプロピル
−2−ピロリドン、N−(n−ブチル)−2−ピロリド
ン、N−(t−ブチル)−2−ピロリドン、N−ヘキシ
ル−2−ピロリドン、N−(3−ヒドロキシプロピル)
−2−ピロリドン、N−(2−メトキシエチル)−2−
ピロリドン、N−(3−メトキシプロピル)−2−ピロ
リドン、N−ベンジル−2−ピロリドン、ポリビニルピ
ロリドン等のピロリドン類が挙げられる。なかでも、ポ
リエチレングリコール(平均分子量200、400、6
00等)、ポリプロピレングリコール(平均分子量20
0、400、600等)が好ましく用いられる。
【0035】有機溶剤の使用量は、インクジェット捺染
用フルブラックインク中、0〜50重量%、好ましくは
5〜30重量%である。これらの有機溶剤は、インクの
安定性向上、インクジェットヘッドの目詰まり防止、湿
潤化、粘度調整等の機能を有し、通常は有機溶剤を併用
することが好ましい。また、これらの有機溶剤は、それ
ぞれ単独で、又は2種以上混合して使用することができ
る。
用フルブラックインク中、0〜50重量%、好ましくは
5〜30重量%である。これらの有機溶剤は、インクの
安定性向上、インクジェットヘッドの目詰まり防止、湿
潤化、粘度調整等の機能を有し、通常は有機溶剤を併用
することが好ましい。また、これらの有機溶剤は、それ
ぞれ単独で、又は2種以上混合して使用することができ
る。
【0036】その他、本発明のインクジェット捺染用フ
ルブラックインクには、一層良好な特性を具備せしめる
ために従来使用された種々の添加剤が必要に応じて併用
される。具体的には、例えば浸透剤、防腐剤、防カビ剤
(例えばデヒドロ酢酸ナトリウム、4−クロロ−3−メ
チルフェノール等)その他紫外線吸収剤、粘度調整剤、
アニオン系もしくはノニオン系又は両性の界面活性剤等
の表面張力調整剤、電気伝導度調整剤、pH緩衝剤、比
抵抗値調整剤、赤外線吸収剤、酸化防止剤、キレート化
剤、消泡剤などが挙げられる。
ルブラックインクには、一層良好な特性を具備せしめる
ために従来使用された種々の添加剤が必要に応じて併用
される。具体的には、例えば浸透剤、防腐剤、防カビ剤
(例えばデヒドロ酢酸ナトリウム、4−クロロ−3−メ
チルフェノール等)その他紫外線吸収剤、粘度調整剤、
アニオン系もしくはノニオン系又は両性の界面活性剤等
の表面張力調整剤、電気伝導度調整剤、pH緩衝剤、比
抵抗値調整剤、赤外線吸収剤、酸化防止剤、キレート化
剤、消泡剤などが挙げられる。
【0037】本発明のインクジェット捺染用フルブラッ
クインクによりセルロース系繊維構造物に対し優れた画
像品位の捺染物を得るための捺染処理方法は、従来の捺
染方法により実現可能であるが、セルロース系繊維構造
物によっては良好な画像品位が得られない場合がある。
よって、印捺前にセルロース系繊維構造物を従来の捺染
方法で使用されるアルギン酸ソーダ、カルボキシメチル
セルロース(CMC)、グアーガム、澱粉などの糊料で
処理しておくのが望ましい。
クインクによりセルロース系繊維構造物に対し優れた画
像品位の捺染物を得るための捺染処理方法は、従来の捺
染方法により実現可能であるが、セルロース系繊維構造
物によっては良好な画像品位が得られない場合がある。
よって、印捺前にセルロース系繊維構造物を従来の捺染
方法で使用されるアルギン酸ソーダ、カルボキシメチル
セルロース(CMC)、グアーガム、澱粉などの糊料で
処理しておくのが望ましい。
【0038】糊料によるセルロース系繊維構造物の前処
理の際、従来の捺染糊と同様に、所望により尿素、チオ
尿素、アルカリ剤、還元防止剤、金属イオン封鎖剤、消
泡剤などを併用する事も可能であり、それぞれの効果を
付与できる。
理の際、従来の捺染糊と同様に、所望により尿素、チオ
尿素、アルカリ剤、還元防止剤、金属イオン封鎖剤、消
泡剤などを併用する事も可能であり、それぞれの効果を
付与できる。
【0039】本発明のインクに含まれる塩化ナトリウ
ム、硫酸ナトリウム等の無機中性塩の量は、インク溶液
に対し、5重量%以下が好ましく、更には1重量%以下
が好ましい。
ム、硫酸ナトリウム等の無機中性塩の量は、インク溶液
に対し、5重量%以下が好ましく、更には1重量%以下
が好ましい。
【0040】本発明のインクジェット捺染用フルブラッ
クインクの固着処理法も従来の捺染方法に従って前アル
カリサーモフィックス法、前アルカリスチーム法、アル
カリショック法、アルカリ・ウルトラ・ラピッドスチー
ム法、アルカリブロッチスチーム法、アルカリパッドス
チーム法、アルカリコールドフィックス法を問わず適用
できる。
クインクの固着処理法も従来の捺染方法に従って前アル
カリサーモフィックス法、前アルカリスチーム法、アル
カリショック法、アルカリ・ウルトラ・ラピッドスチー
ム法、アルカリブロッチスチーム法、アルカリパッドス
チーム法、アルカリコールドフィックス法を問わず適用
できる。
【0041】本発明によるインクジェット捺染の吐出方
式としては、コンティニュアス方式、オンデマンド方
式、バブルジェット方式、サーマルジェット方式、ピエ
ゾ方式等が挙げられるが、本発明のインクジェット捺染
用フルブラックインクは上記吐出方式のいずれにも使用
可能である。
式としては、コンティニュアス方式、オンデマンド方
式、バブルジェット方式、サーマルジェット方式、ピエ
ゾ方式等が挙げられるが、本発明のインクジェット捺染
用フルブラックインクは上記吐出方式のいずれにも使用
可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、セルロース系繊維構造
物に対し、優れた発色性及び画像品位を有し、かつ保存
安定性、インクヘッド目詰まりの問題のない吐出安定性
の優れたインクジェット捺染用フルブラックインクが得
られ、それを用いて布帛をインクジェット印字捺染する
ことにより、優れたフルブラック印捺物が得られる。更
に本発明のインクを用いれば、発色再現性(発色の条件
による色相差が少ない)に優れ、又被印捺物は優れた塩
素堅牢度、汗・耐光堅牢度を示す等、その工業的利用価
値は極めて大きいものがある。
物に対し、優れた発色性及び画像品位を有し、かつ保存
安定性、インクヘッド目詰まりの問題のない吐出安定性
の優れたインクジェット捺染用フルブラックインクが得
られ、それを用いて布帛をインクジェット印字捺染する
ことにより、優れたフルブラック印捺物が得られる。更
に本発明のインクを用いれば、発色再現性(発色の条件
による色相差が少ない)に優れ、又被印捺物は優れた塩
素堅牢度、汗・耐光堅牢度を示す等、その工業的利用価
値は極めて大きいものがある。
【0043】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例によって何等制限され
るものではない。なお、実施例中部とは重量部を示す。
するが、本発明はこれらの実施例によって何等制限され
るものではない。なお、実施例中部とは重量部を示す。
【0044】実施例1 遊離酸の形で下記構造式(1)−1−a
【0045】
【化−15】
【0046】 [式中、Yaは−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。] で示される色素のナトリウム塩 7.2 部 遊離酸の形で下記構造式(2)−1−b
【0047】
【化−16】
【0048】 [式中、Ybは−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。] で示される色素のナトリウム塩 3.6 部 及び遊離酸の形で下記構造式(3)−1−d
【0049】
【化−17】
【0050】 [式中、Ydは−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。] で示される色素のナトリウム塩 7.2 部 ポリエチレングリコール(平均分子量200) 8.4 部 イオン交換水 73.6 部
【0051】を混合し、0.2μmポリテトラフルオロ
エチレン(以下PTFEと略記する)製メンブランフィ
ルターで濾過し、インク組成物(pH=3.8)を得
た。
エチレン(以下PTFEと略記する)製メンブランフィ
ルターで濾過し、インク組成物(pH=3.8)を得
た。
【0052】実施例2 実施例1において用いた構造式(1)−1−aで示される色素のナトリウム塩 7.5 部 遊離酸の形で下記構造式(2)−2−c
【0053】
【化−18】
【0054】 [式中、Ycは−SO2 CH=CH2 :−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hが8:2 の混合染料を表わす。〕
【0055】 で示される色素のナトリウム塩 4.2 部 及び実施例1において用いた構造式(3)−1−dで示される色素のナトリウム 塩 7.4 部 ジエチレングリコール 6.9 部 イオン交換水 74.0 部
【0056】を混合し、0.2μmPTFE製メンブラ
ンフィルターで濾過し、インク組成物(pH=3.8)
を得た。
ンフィルターで濾過し、インク組成物(pH=3.8)
を得た。
【0057】実施例3 実施例1において用いた構造式(1)−1−aで示される色素のナトリウム塩 7.4 部 実施例1において用いた構造式(2)−1−bで示される色素のナトリウム塩 3.7 部 及び遊離酸の形でで下記構造式(3)−2−a
【0058】
【化−19】
【0059】 [式中、Yeは−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。] で示される色素のナトリウム塩 7.6 部 N−メチル−2−ピロリドン 8.5 部 イオン交換水 72.8 部 を混合し、0.2μmPTFE製メンブランフィルター
で濾過し、インク組成物(pH=3.6)を得た。
で濾過し、インク組成物(pH=3.6)を得た。
【0060】実施例4 実施例1において用いた構造式(1)−1−aで示される色素のナトリウム塩 7.6 部 実施例2において用いた構造式(2)−2−cで示される色素のナトリウム塩 4.4 部 実施例3において用いた構造式(3)−2−aで示される色素のナトリウム塩 7.8 部 ポリエチレングリコール(平均分子量200) 7.5 部 イオン交換水 72.7 部 を混合し、0.2μmPTFE製メンブランフィルター
で濾過し、インク組成物(pH=3.8)を得た。
で濾過し、インク組成物(pH=3.8)を得た。
【0061】実施例5 遊離酸の形でで下記構造式(1)−2−a
【0062】
【化−20】
【0063】 [式中、Yfは−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。] で示される色素のナトリウム塩 7.2 部 実施例2において用いた構造式(2)−2−cで示される色素のナトリウム塩 4.0 部 実施例1において用いた構造式(3)−1−dで示される色素のナトリウム塩 ポリエチレングリコール(平均分子量200) 7.5 部 イオン交換水 74.3 部 を混合し、0.2μmPTFE製メンブランフィルター
で濾過し、インク組成物(pH=3.7)を得た。
で濾過し、インク組成物(pH=3.7)を得た。
【0064】実施例6 実施例1において用いた構造式(1)−1−aで示される色素のナトリウム塩 7.1 部 実施例1において用いた構造式(2)−1−bで示される色素のナトリウム塩 2.5 部 実施例2において用いた構造式(2)−2−cで示される色素のナトリウム塩 1.8 部 実施例1において用いた構造式(3)−1−dで示される色素のナトリウム塩 7.3 部 ポリエチレングリコール(平均分子量200) 7.3 部 イオン交換水 74.0 部 を混合し、0.2μmPTFE製メンブランフィルター
で濾過し、インク組成物(pH=3.8)を得た。
で濾過し、インク組成物(pH=3.8)を得た。
【0065】実施例7 実施例1において用いた構造式(1)−1−aで示される色素のナトリウム塩 7.2 部 遊離酸の形でで下記構造式(2)−3−a
【0066】
【化−21】
【0067】 [式中、Ygは−SO2 CH2 CH2 OSO3 Hを表わす。] で示される色素のナトリウム塩 3.6 部 実施例3において用いた構造式(3)−2−aで示される色素のナトリウム塩 7.6 部 実施例1において用いた構造式(3)−1−dで示される色素のナトリウム塩 グリセリン 8.5 部 イオン交換水 73.1 部 を混合し、0.2μmPTFE製メンブランフィルター
で濾過し、インク組成物(pH=3.6)を得た。
で濾過し、インク組成物(pH=3.6)を得た。
【0068】実施例8 実施例1において用いた構造式(1)−1−aで示される色素のナトリウム塩 及び遊離酸の形でで下記構造式(1)−2−h
【0069】
【化−22】
【0070】 [式中、Yhは−SO2 CH=CH2 を表わす。] で示される色素のナトリウム塩の95:5の混合物 7.0 部 実施例1において用いた構造式(2)−1−bで示される色素のナトリウム塩 3.9 部 実施例1において用いた構造式(3)−1−dで示される色素のナトリウム塩 ポリエチレングリコール(平均分子量200) 7.4 部 イオン交換水 81.7 部 を混合し、0.2μmPTFE製メンブランフィルター
で濾過し、インク組成物(pH=3.6)を得た。
で濾過し、インク組成物(pH=3.6)を得た。
【0071】比較例 比較のために、次のようなインクを調製した。 比較例1 C.I.リアクティブ・ブラック5 11.0 部 ポリエチレングリコール(平均分子量200) 19.5 部 イオン交換水 69.5 部
【0072】を混合し、0.2μmPTFE製メンブラ
ンフィルターで濾過し、インク組成物(pH=3.5)
を得た。
ンフィルターで濾過し、インク組成物(pH=3.5)
を得た。
【0073】比較例2 C.I.リアクティブ・ブラック5 36.5 部 ポリエチレングリコール(平均分子量200) 19.5 部 イオン交換水 44.0 部
【0074】を混合し、0.2μmPTFE製メンブラ
ンフィルターで濾過し、インク組成物(pH=3.5)
を得た。
ンフィルターで濾過し、インク組成物(pH=3.5)
を得た。
【0075】実施例9 実施例1〜8及び比較例1〜2によって調製されたイン
クを用いて、以下に示す被捺染物の前処理、インクジェ
ット捺染及び後処理を行ない、以下に記載する評価法に
より、性能を評価した。本発明のインクは優れた性能を
示した。
クを用いて、以下に示す被捺染物の前処理、インクジェ
ット捺染及び後処理を行ない、以下に記載する評価法に
より、性能を評価した。本発明のインクは優れた性能を
示した。
【0076】(被捺染物の前処理法)綿ブロード(シル
ケット加工処理)を次に示す混合物による前処理液で、
ピックアップ率100%でパディングを行い、120℃
で90秒乾燥し、前処理布とした。
ケット加工処理)を次に示す混合物による前処理液で、
ピックアップ率100%でパディングを行い、120℃
で90秒乾燥し、前処理布とした。
【0077】 (前処理液組成) スノーアルギンM(富士化学社製、アルギン酸ソーダ) 15部 メタニトロベンゼンスルホン酸ソーダ(還元防止剤) 40部 水 945部
【0078】(印字条件)上記前処理布を用いて、各実
施例及び比較例に示すインクをノバジェット II(エン
キャド社製・オンデマンド型サーマル方式のプリンタ
ー)でべた印字を行った。プリンターの解像度は300
dpiである。
施例及び比較例に示すインクをノバジェット II(エン
キャド社製・オンデマンド型サーマル方式のプリンタ
ー)でべた印字を行った。プリンターの解像度は300
dpiである。
【0079】(被捺染物の後処理法)被印字物は約1時
間放置した後、45度ボーメ硅酸ソーダをプリントし、
ポリエチレンフィルムで密瓶し、室温で24時間放置す
る。次いで、水洗、ソーピング、乾燥を順次行った。
間放置した後、45度ボーメ硅酸ソーダをプリントし、
ポリエチレンフィルムで密瓶し、室温で24時間放置す
る。次いで、水洗、ソーピング、乾燥を順次行った。
【0080】(評価法)得られた捺染物を以下の項目に
ついて評価した。 発色性 ;分光光度計マクベスM2020PL(マクベス社製)により 、CIE1976L*a*b*表色系のD65光源でのL* 値を測定し、染着濃度を比較した。その結果を、以下の比較 例の値とともに表−1に示す。L*値が小さいほど高濃度に 染着している。その結果を、比較例の値とともに表−1に示 した。
ついて評価した。 発色性 ;分光光度計マクベスM2020PL(マクベス社製)により 、CIE1976L*a*b*表色系のD65光源でのL* 値を測定し、染着濃度を比較した。その結果を、以下の比較 例の値とともに表−1に示す。L*値が小さいほど高濃度に 染着している。その結果を、比較例の値とともに表−1に示 した。
【0081】 保存安定性;カートリッジに充填したインクを、ノズル部分を開放状態で 一週間放置した後、印字操作を行ない、吐出の安定性を判定 した。 判定基準 優れる :直ちに安定した吐出が得られた。 良好 :安定した吐出になるのに若干の時間 を要した。 不良 :目詰まりが発生し、印字が困難とな った。
【0082】 印字品位 ;長方形の印字物のエッジ部分の直線性を、目視により判定し た。 判定基準 優れる :殆どにじみがなく直線性に優れる。 良好 :僅かににじみがあり、やや直線性に 欠ける。
【0083】 汗・耐光試験;印字処理の際、誤差拡散法により、1/6の濃度として印 字したものをJIS L−0888 B法により試験を行った。結果を表− 1に示す。 塩素処理水堅牢度 ;印字処理の際、誤差拡散法により、1/6の濃度と して印字したものをJIS L−0884 強試験法により試験を行った。 結 果を表−1に示す。
【0084】
【表−1】
【0085】実施例10 実施例1〜8によって調製されたインクを用いて、以下
に示す被捺染物の前処理、インクジェット記録及び後処
理を行ない、上記と同様にして評価試験を実施した。結
果を表−2に示す。
に示す被捺染物の前処理、インクジェット記録及び後処
理を行ない、上記と同様にして評価試験を実施した。結
果を表−2に示す。
【0086】(被捺染物の前処理法)綿ブロード(シル
ケット加工処理)を次に示す混合物による前処理液で、
ピックアップ率約70%でパディングを行い、120℃
で90秒乾燥し、前処理布とした。
ケット加工処理)を次に示す混合物による前処理液で、
ピックアップ率約70%でパディングを行い、120℃
で90秒乾燥し、前処理布とした。
【0087】 (前処理液組成) スノーアルギンM(富士化学社製、アルギン酸ソーダ) 15部 尿素 1部 メタニトロベンゼンスルホン酸ソーダ(還元防止剤) 40部 重曹 20部 リポールCR(撥水剤) 1.5部 水 922.5部
【0088】(印字条件)上記前処理布を用いて、各実
施例に示すインクをノバジェット II (エンキャド社製
・オンデマンド型サーマル方式のプリンター)でべた印
字を行った。プリンターの解像度は300dpiであ
る。
施例に示すインクをノバジェット II (エンキャド社製
・オンデマンド型サーマル方式のプリンター)でべた印
字を行った。プリンターの解像度は300dpiであ
る。
【0089】(被捺染物の後処理法)被印字物は102
℃、5分間スチーミングを行ない、水洗、ソーピング、
乾燥を順次行った。
℃、5分間スチーミングを行ない、水洗、ソーピング、
乾燥を順次行った。
【0090】(発色再現性試験)実施例1及び比較例2
によって調製されたインクを用い、実施例10に従って
印字し、被印字物の後処理を102℃、20分間処理し
たところ、比較例2の印字物は、反射濃度低下が約7%
で、色相やや赤味となったのに対し、実施例1の印字物
は濃度低下及び色相変化は認められなかった。
によって調製されたインクを用い、実施例10に従って
印字し、被印字物の後処理を102℃、20分間処理し
たところ、比較例2の印字物は、反射濃度低下が約7%
で、色相やや赤味となったのに対し、実施例1の印字物
は濃度低下及び色相変化は認められなかった。
【0091】
【表−2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 尚樹 大阪市此花区春日出中3丁目1番98号 住 友化学工業株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 反応染料、水及び必要に応じて有機溶剤
とからなるインクジェット捺染用フルブラックインクに
おいて、反応染料として、遊離酸の形で下記一般式
(1) 【化−1】 [式中、R1 及びR2 は、互いに独立に水素原子または
置換されていてもよいアルキル基、アルコキシ基、アシ
ルアミノ基またはウレイド基を、R3 及びR4 は、互い
に独立に水素原子または置換されていてもよいアルキル
基、A1 は更に置換されていてもよいフェニレンまたは
ナフチレン基、X1 はハロゲン原子、−N(R5 )
R6 、−OR7 、−SR8 (式中、R5 、R6 、R7 及
びR8 は、互いに独立に水素原子、置換されていてもよ
いアルキル、フェニル、ナフチルまたはベンジル基を表
わす。)で示される基または置換されていてもよいピリ
ジニオ基であり、n は、1 〜3 の数を表し、Y1 は−S
O2 CH=CH2 または−SO2CH2 CH2 Q1 を表
わす。ここでQ1 はアルカリの作用によって脱離する基
を表わす。]で示される色素の少なくとも1種、遊離酸
の形で下記一般式(2) 【化−2】 [式中、R9 及びR10は、互いに独立に水素原子または
置換されていてもよいアルキル基を、A2 は更に置換さ
れていてもよいフェニレンまたはナフチレン基、X2 は
ハロゲン原子、−N(R11)R12、−OR13、−SR14
(式中、R11、R12、R13及びR14は、互いに独立に水
素、置換されていてもよいアルキル、フェニル、ナフチ
ルまたはベンジル基を表わす。)で示される基または置
換されていてもよいピリジニオ基であり、m は、1 〜3
の数を表し、Y2 は−SO2 CH=CH2 または−SO
2 CH2 CH2 Q2 を表わす。ここでQ2 はアルカリの
作用によって脱離する基を表わす。]で示される色素の
少なくとも1種及び遊離酸の形で下記一般式(3) 【化−3】 [式中、R15及びR16は、互いに独立に水素原子または
置換されていてもよいアルキル基、A3 は更に置換され
ていてもよいフェニレンまたはナフチレン基、Z1 、Z
2 は互いに独立に水酸基またはアミノ基を表すがZ1 、
Z2 が同時にアミノ基の場合は除き、X3 はハロゲン原
子、−N(R17)R18、−OR19、−SR20(式中、R
17、R18、R19及びR20は、互いに独立に水素、置換さ
れていてもよいアルキル、フェニル、ナフチルまたはベ
ンジル基を表わす。)で示される基または置換されてい
てもよいピリジニオ基であり、p は、1 〜3 の数を、q
は1〜2の数を、Y3 は−SO2 CH=CH2 または−
SO2 CH2 CH2 Q3 を表わす。ここでQ3 はアルカ
リの作用によって脱離する基を表わす。]で示される色
素の少なくとも1種とを含有してなることを特徴とする
インクジェット捺染用フルブラックインク。 - 【請求項2】一般式(1)で示される色素が、遊離酸の
形で下記構造式(1)−1 【化−4】 [式中、R1'互いに独立に水素原子または更に置換され
ていてもよいアルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ
基またはウレイド基を、X1'はハロゲン原子を、Y1'は
−SO2 CH=CH2 または−SO2 CH2 CH2 Q1'
を表わす。ここでQ1'はアルカリの作用によって脱離す
る基を表わす。]で示される請求項1に記載のインクジ
ェット捺染用フルブラックインク。 - 【請求項3】一般式(2)で示される色素が、遊離酸の
形で下記構造式(2)−1 【化−5】 [式中、Rは、水素原子または更に置換されていてもよ
いアルキル基を、X2'はハロゲン原子を、Y2'は−SO
2 CH=CH2 または−SO2 CH2 CH2 Q2'を表わ
す。ここでQ2'はアルカリの作用によって脱離する基を
表わす。]で示される請求項1に記載のインクジェット
捺染用フルブラックインク。 - 【請求項4】一般式(2)で示される色素が、遊離酸の
形で下記構造式(2)−2 【化−6】 [式中、R' は、水素原子または置換されていてもよい
アルキル基を、X2'' はハロゲン原子を、Y2'' は−S
O2 CH=CH2 または−SO2 CH2 CH2 Q2'' を
表わす。ここでQ2'' はアルカリの作用によって脱離す
る基を表わす。]で示される請求項1に記載のインクジ
ェット捺染用フルブラックインク。 - 【請求項5】一般式(3)で示される色素が、遊離酸の
形で下記構造式(3)−1 【化−7】 [式中、R''は、水素原子または置換されていてもよい
アルキル基を、X3'はハロゲン原子を、Y3'は−SO2
CH=CH2 または−SO2 CH2 CH2 Q3'を表わ
す。ここでQ3'はアルカリの作用によって脱離する基を
表わす。]で示される請求項1に記載のインクジェット
捺染用フルブラックインク。 - 【請求項6】 反応染料として、一般式(1)、一般式
(2)及び一般式(3)で示される色素を、それぞれ1
〜35重量%含有してなる請求項1〜請求項5のいずれ
かに記載のインクジェット捺染用フルブラックインク。 - 【請求項7】 インクのpHが3〜7の範囲である請求
項1〜請求項6のいずれかに記載のインクジェット捺染
用フルブラックインク。 - 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
インクジェット捺染用フルブラックインクを用いて布帛
をインクジェット方式により捺染することを特徴とする
布帛のインクジェット捺染方法。 - 【請求項9】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
インクジェット捺染用フルブラックインクを用いて、イ
ンクジェット方式により印字捺染してなる布帛の印捺
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8631095A JPH08259866A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | インクジェット捺染用フルブラックインク及びそれを用いる布帛の捺染方法 |
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JP8631095A JPH08259866A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | インクジェット捺染用フルブラックインク及びそれを用いる布帛の捺染方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08259866A true JPH08259866A (ja) | 1996-10-08 |
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ID=13883270
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JP8631095A Pending JPH08259866A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | インクジェット捺染用フルブラックインク及びそれを用いる布帛の捺染方法 |
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JP (1) | JPH08259866A (ja) |
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- 1995-03-17 JP JP8631095A patent/JPH08259866A/ja active Pending
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