JPH08257384A - 混合装置 - Google Patents

混合装置

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JPH08257384A
JPH08257384A JP7088600A JP8860095A JPH08257384A JP H08257384 A JPH08257384 A JP H08257384A JP 7088600 A JP7088600 A JP 7088600A JP 8860095 A JP8860095 A JP 8860095A JP H08257384 A JPH08257384 A JP H08257384A
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Shinichi Yamashita
真一 山下
Kanji Miyaki
完志 宮木
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Yayoi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的に容易に撹拌を行い、均一で良質な被
混合物を得ることができる混合装置を提供する。 【構成】 回転対称軸を有し、この回転対称軸のまわり
に回転運動する容器と、容器の上方より底面まで延在す
る予め定められた形状を成し、容器内部に挿入されると
共に、回転対称軸と略平行な容器外部の固定軸のまわり
に予め定められた角度範囲内で揺動運動する撹拌羽根
と、容器の回転運動と撹拌羽根の揺動運動とを駆動する
駆動機構とを備えたもの。容器の回転運動の周期と撹拌
羽根の揺動運動の周期とが異なることを特徴とするも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体液体混合装置、例
えば内装工事や塗装工事現場等で下地調整を目的とした
パテ施工におけるパテ混合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば内装工事では、従来より、下地の
不陸調整(平坦化)を目的としたパテ塗布作業が行われ
る。ここで用いられる下地調整用パテには、大別して、
ペースト型パテと粉末型パテがある。現在、工期の短
縮、ヤセの程度、持ち運びの容易さなどから、粉末型パ
テが頻繁に使用されている。
【0003】粉末型パテは、パテ粉と水とを混合し、適
度の粘度に調整した後、使用するものである。通常、パ
テ粉と水との混合は、バケツ等の金属製又はプラスチッ
ク製の容器内で、作業員の手作業によって行われてい
た。作業員は、例えば電動ドリル等の回転軸を有する撹
拌機を手に持ち、この回転軸に取り付けられた撹拌羽根
を容器内のパテ粉と水に挿入する。この状態で、撹拌機
の回転軸を回転させれば、パテ粉と水とが混合される。
【0004】また、作業員はパテベラやゴムベラ等の用
具を使用し、容器内のパテ粉と水とを手作業で混合して
いた。更に、場合によっては、上記容器を用いずに、内
装施工で不要となったビニルクロス等のシートを適度な
大きさに裁断したのち床に敷き、その上で直接パテ粉と
水とをパテベラ、ゴムベラなどで混合させることもあっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように作業員がパテベラやゴムベラなどの用具で混合
する場合、パテ混合作業に時間を要するだけでなく、こ
の混合作業により作業員を不要に疲労させ、その上、充
分に均一に混合されたパテを得ることが困難であるとい
った問題があった。
【0006】また、作業員が電動ドリル等の電動機に撹
拌羽根を取り付けた撹拌機を使用する場合、上述のパテ
ベラなどの用具を使用する場合に比べて、パテ混合時間
がある程度は短縮すると共に作業員の疲労が軽減するも
のの、依然として作業員の手作業であり、撹拌機を上下
左右に動かす必要があることは変わらない。このように
手作業であれば、撹拌羽根の届かない部分をなくすこと
は困難であり、その部分はダマ(掻き取り残し部分)と
なるため均一分散できず混合不良となってしまう。特
に、容器の内壁周辺にパテ粉が残り易かった。
【0007】ここで、容器の内壁周辺に残っているパテ
粉をも混合しようとすれば、手作業のため、撹拌羽根が
容器の内壁にぶつかることもあり、容器内壁あるいは撹
拌羽根を傷つけることにもなりかねない。そのため、撹
拌機の上下左右移動は手加減せざるを得なく、容器内の
パテ粉と水とを充分に均一に混合することは依然として
できなかった。即ち、混合作業は相変わらず非効率的で
ある上に、混合不良部分が残るといった問題は免れな
い。
【0008】また、被混合物を入れる容器(バケツ等)
はほぼ固定しており、その被混合物に挿入して撹拌する
撹拌機に取り付けられた撹拌羽根の回転運動と、それを
補助する作業員による撹拌機の移動のみで混合作業を行
っていた。このため、ペーストの粘度によっては必要以
上の負荷を撹拌機に課すこととなる。
【0009】更に、撹拌羽根を混合物中で高速回転させ
て混合する撹拌機では、被混合物内に空気が多量に混入
してしまい、被混合物がパテであればパテが強度の弱い
ものとなってしまうという問題も生じる。
【0010】また、撹拌機の撹拌羽根は、通常複雑な構
造をなすため、混合されたペースト状のパテが撹拌羽根
に残りやすいだけでなく、混合後の撹拌羽根の洗浄が充
分にできないという問題もある。特に、内装施工の現場
では、上水設備が充分でない場合が多く、多量の水を使
用することができない場合が多い。
【0011】本発明の混合装置は、上述の種々の問題に
鑑みなされたものであり、効率的に容易に撹拌を行い、
均一で良質な被混合物を得ることができる混合装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載した発明に係る混合装置は、回
転対称軸を有し、該回転対称軸のまわりに回転運動する
容器と、該容器の上方より底面まで延在する予め定めら
れた形状を成し、前記容器内部に挿入されると共に、前
記回転対称軸と略平行な前記容器外部の固定軸のまわり
に予め定められた角度範囲内で揺動運動する撹拌羽根
と、前記回転運動と前記揺動運動とを駆動する駆動機構
とを備えている。
【0013】請求項2に記載した発明に係る混合装置
は、請求項1に記載の混合装置において、前記回転運動
の周期と前記揺動運動の周期とが異なることを特徴とす
る。
【0014】請求項3に記載した発明に係る混合装置
は、請求項1又は2に記載の混合装置において、前記駆
動機構は、前記回転対称軸を回転軸として前記容器に接
続された第一歯車および該第一歯車とは歯数比の異なる
第二歯車を含む歯車列と、該歯車列のうちの前記第一歯
車以外の第三歯車、および前記撹拌羽根を支持する支持
部材に連設された連接棒とを備え、前記回転運動と前記
揺動運動とを連動させたことを特徴とする。
【0015】請求項4に記載した発明に係る混合装置
は、請求項1または2に記載の混合装置において、前記
揺動運動は、該揺動運動の一方の動作端において、前記
撹拌羽根の一方の側部と前記容器の内壁とが接するよう
に前記角度範囲を定められ、前記撹拌羽根の一方の側部
および底部は、前記容器の内壁に沿った形状を成すよう
に構成されていることを特徴とする。
【0016】請求項5に記載した発明に係る混合装置
は、請求項1または4に記載の混合装置において、前記
撹拌羽根は、前記回転軸に直交する平面で切った断面形
状が前記撹拌羽根の上部と下部とで異なると共に、前記
動作端において前記撹拌羽根と前記容器とが予め定めら
れた角度で接するよう構成されていることを特徴とす
る。
【0017】
【作用】請求項1に記載した発明による混合装置では、
被混合物を入れる容器は自身の回転対称軸のまわりに回
転運動しており、容器内の被混合物内に挿入される撹拌
羽根は容器外部の固定軸(回転対称軸と略平行な軸)の
まわりに予め定められた角度範囲内で揺動運動してい
る。そして、これら容器の回転運動と撹拌羽根の揺動運
動とが駆動機構を介して駆動されている。
【0018】即ち、本発明の混合装置では、被混合物の
撹拌作業を、容器の回転運動と撹拌羽根の揺動運動とに
分割し、各運動を同時に行わせることとした。このよう
に、被混合物の撹拌作業を、人の手を借りることなく機
械によって行うので、撹拌作業における労力が低減され
るとともに、撹拌作業に要する時間が短縮し、その結
果、撹拌作業が容易になる。
【0019】また、被混合物の撹拌作業を容器の回転運
動と撹拌羽根の揺動運動とに分割して行うので、装置へ
の負荷が少なく、撹拌作業が容易になる。即ち、従来で
は、被混合物を入れる容器(バケツ等)はほぼ固定して
おり、その被混合物に挿入して撹拌する撹拌羽根のみが
回転運動などをすることにより撹拌作業を行っており、
被混合物の粘度によっては装置(電動機及び撹拌羽根な
ど)への負荷が大きかったが、本発明の装置では、容器
が回転している中で撹拌羽根が揺動するので、装置への
負荷は非常に小さい。
【0020】更に、回転運動をする容器の中で、撹拌羽
根が揺動運動をすることにより、被混合物の撹拌作業が
行われるので、容器内における被混合物の流れが、空気
を抱き込みにくいものとなり、撹拌時の泡の混入を抑え
ることが可能となる。
【0021】例えば、被混合物がパテなどの高粘度な液
体であれば、回転運動をする容器の中で、撹拌羽根が揺
動運動をするだけなので、空気の巻き込が全く生じな
い。このように泡の不混入により、強いパテを得ること
ができる。被混合物としては、流動性のあるものであれ
ば何でもよく、パテに限定されるものではない。
【0022】更にまた、撹拌羽根は、容器の上方より底
面まで延在する予め定められた形状を成し、予め定めら
れた角度範囲内で揺動運動するので、被混合物の撹拌残
しがなくなり、被混合物を均一に撹拌可能となる。
【0023】請求項2に記載した発明による混合装置
は、請求項1に記載の混合装置において、容器の回転運
動の周期と、撹拌羽根の揺動運動の周期とが異なること
を特徴とするものである。即ち、撹拌羽根は、ある周期
で回転している容器内で、その周期とは異なる周期で揺
動運動をしているため、撹拌羽根が容器内の被混合物を
通過するところは経時的に変化していくこととなる。従
って、被混合物は順に撹拌されていき、最終的には全体
がまんべんなく撹拌される。即ち、撹拌羽根が届かず撹
拌されないところがなく、被混合物は容易に均一に撹拌
され、品質の良いものが得られる。
【0024】ここで、撹拌羽根の揺動運動は、その動作
速度と方向がサインカーブを描いて経時変化する運動で
あり、この撹拌羽根の運動が容器の回転運動と異なる周
期で行われる。よって、撹拌羽根の揺動運動より得られ
る混合物の軌跡は、歯車等に多く用いられるインボリュ
ート曲線(伸開線)となる。このため、容器内の混合物
の流れに空気が抱き込まれにくくなり、混合時の泡の混
入を抑えられる。
【0025】例えば、パテ等の高粘度の液体を混合する
場合には、回転運動をする容器の中で、撹拌羽根が容器
の回転周期とは異なる周期で揺動運動をするので、高粘
度液体中にインボリュート曲線を描くように撹拌羽根が
通過することとなり、空気の巻き込が全く生じず撹拌さ
れる。
【0026】請求項3に記載した発明による混合装置
は、請求項1または2に記載の混合装置において、駆動
機構が歯車列と連接棒とを備え、容器の回転運動と撹拌
羽根の揺動運動とを連動させたことを特徴としたもので
ある。歯車列は、容器に接続された第一歯車と、第一歯
車とは歯数比の異なる第二歯車と、連接棒が連設された
第三歯車とを含んでいる。連接棒は、第三歯車と撹拌羽
根を支持する支持部材とに連設されている。
【0027】第一歯車は、容器の回転対称軸に自身の回
転軸を一致させて容器に接続されているため、容器の回
転運動と同じ周期で回転運動をしている。また、この第
一歯車の回転運動は、隣接する第二歯車などを介して第
三歯車に伝えられる。よって第三歯車も回転運動をする
が、その周期は、第二歯車を介しているため、第一歯車
とは異なることとなる。更に、第三歯車の回転運動は、
連接棒および支持部材などを介して撹拌羽根に伝えられ
る。その結果、撹拌羽根は、第三歯車の周期により揺動
運動することとなる。
【0028】すなわち、このような駆動機構を介して、
容器と撹拌羽根は連動され、それぞれの運動を異なる周
期で行っている。よって、容器内での撹拌羽根の撹拌箇
所が経時的に変化し、均一に容易に混合可能となる。ま
た、撹拌中の泡の混合が抑えられるため、良質な被混合
物が得られる。
【0029】また、容器と撹拌羽根は駆動機構を介して
連動されているので、容器の回転運動と撹拌羽根の揺動
運動は、一つのモータ等の駆動装置で同時に駆動され
る。それでも、容器が回転している中で撹拌羽根が揺動
するので、装置への負荷が少なく、撹拌作業が容易にな
る。
【0030】ここで、第三歯車と、第二歯車とは、同じ
歯車で構成しても構わない。このとき、駆動機構は、歯
数比の異なる二つの組み合わせ歯車と連接棒とで構成さ
れ、構成が簡単となる。
【0031】請求項4に記載した発明による混合装置
は、請求項1または2に記載の混合装置において、撹拌
羽根の揺動運動の角度範囲と、撹拌羽根の形状を定めた
ものである。撹拌羽根の揺動運動は、その動作速度と方
向がサインカーブを描いて経時変化する運動であり、動
作速度が略ゼロとなる状態(この状態を動作端と呼ぶ)
が二つ存在し、これら動作端では、放物線上の上死点と
して静止状態を形成することとなる。
【0032】これら二つの動作端のなす角を、撹拌羽根
の揺動運動の角度範囲として、次のように定める。即
ち、一方の動作端において、撹拌羽根の一方の側部と容
器の内壁とが接するように定める。ここで、他方の動作
端において、撹拌羽根の他方の側部は必ずしも容器の内
壁と接する必要はない。また、撹拌羽根の形状について
は、撹拌羽根の一方の側部および底部が容器の内壁に沿
った形状とした。
【0033】つまり、撹拌羽根の揺動運動の一方の動作
端のときには、容器内壁に沿った形状をなす撹拌羽根の
一方の側部が容器の内壁と接している。このように撹拌
羽根が静止状態で容器内壁に接している時にも、容器は
変わらず一定周期で回転運動をしている。従って、容器
内壁に付着した被混合物を、撹拌羽根によって効果的に
掻き取ることが可能となる。
【0034】また、撹拌羽根の底部も容器の内壁に沿っ
た形状をしているので、揺動運動の最中には底部におけ
る被混合物を常に掻き取っている。よって、底部の混合
残しはない。以上のことから、本発明の装置は、被混合
物の掻き取り残しがなく、均一に混合可能なものであ
る。
【0035】ここで、撹拌羽根の一方の側部が容器の内
壁に接する時、撹拌羽根と容器内壁のなす角度が掻き取
りに適した角度となるように構成しておけば、更に容器
内壁に付着した被混合物の掻き取りが効果的となる。
【0036】更に、容器の回転周期と、撹拌羽根の揺動
周期とが異なれば、容器内壁のほぼ全面に対して、撹拌
羽根の動作端における容器内壁の掻き取りが行われるこ
ととなるため、掻き取り残しが無く、均一に混合でき
る。
【0037】尚、撹拌羽根の一方の側部が容器の内壁に
接している状態とは、前記側部と前記内壁との物理的な
接触に限らない。つまり、容器内壁に付着した被混合物
を掻き取る、即ち、容器内壁に付着した被混合物のダマ
を解消することができる程度の透き間を有していても構
わない。
【0038】請求項5に記載した発明による混合装置で
は、請求項1または4に記載の混合装置において、撹拌
羽根の容器内壁に対する角度と、撹拌羽根の形状を定め
たものである。撹拌羽根の容器内壁に対する角度を、予
め定められた角度に設定することによって、平面内(左
右方向)での被混合物の流れを生じさせ、その流れによ
る自然の撹拌が可能となる。
【0039】また、撹拌羽根の形状は、揺動運動の回転
軸に直交する平面で切った断面形状が撹拌羽根の上部と
下部とで異なるよう定めた。例えば、段差を持つ形状で
もよいし、傾斜していてもよい。このようにすることに
よって、容器内の被混合物の上方および下方における各
々の平面内での流れが異なることとなり、その結果、被
混合物が上方から下方へ、逆に下方から上方への対流が
誘起される。このように、左右だけでなく、上下にも、
混合物の流れを生じさせることができ、更に均一に混合
できる。
【0040】
【実施例】以下に、実施例を通じ本発明を更に詳しく説
明する。図1〜図3には、本発明に係る混合装置の一実
施例、およびその動作を説明する図が示されている。図
1は、本実施例の混合装置の斜視図であり、一部欠して
示されている。図1において、被混合物(例えば、粉末
パテと水)を入れる混合バケツ(容器)3はターンテー
ブル5上に載置され、混合バケツ3内に挿入された混合
羽根(撹拌羽根)2は羽根アーム(支持部材)4によっ
て支持されている。
【0041】ターンテーブル5の軸部(不図示)と羽根
アーム4は共に、後述する歯車列を含む駆動機構などを
内包する箱体1の上面において、各々軸回転できる程度
に緩やかに差し込まれている。駆動機構は、歯車(第一
歯車)6と、歯車(第二および第三歯車)7と、クラン
クアーム(連接棒)8と、モータ10とで主に構成され
ている。
【0042】箱体1の内部において、ターンテーブル5
の軸部(不図示)は、歯車6の軸に接続されている。こ
の歯車6の軸はモータ10により駆動されている。従っ
て、混合バケツ3は、歯車6およびターンテーブル5な
どの軸を介してモータ10により駆動され、ある周期で
回転運動する。
【0043】一方、羽根アーム4は、箱体1に固設され
た軸受14を介して箱体1の内部に挿入されている。羽
根アーム4の下端部には、羽根アーム4の中心軸に対し
て直交方向に伸びる板部材15が固設されている。この
板部材15の先端部には、クランクアーム8の一端部が
ピン継手等により締結されており、この継手ピンを軸と
して互いに揺動することが可能となっている。更に、ク
ランクアーム8の他端部には、歯車7がピン継手等によ
り締結されており、この継手ピンを軸として互いに揺動
することが可能となっている。
【0044】歯車7は、前述の歯車6にかみ合わせられ
て設けられている。従って、モータ10により駆動され
た歯車6の回転運動は、歯車7に、その回転運動として
伝えられる。ここで、二つの歯車6および歯車7は、互
いに歯数比が異なる1組の組み合わせ歯車である。本混
合装置では歯車7と歯車6との歯数比を1:1.25に
設定している。よって、歯車7は、歯車6の回転周期と
は異なる周期で回転運動することとなる。
【0045】歯車7の回転運動は、クランクアーム8を
介することにより運動の方向が変換されて、板部材15
をクランク運動(揺動運動)させる。この揺動運動は、
羽根アーム4の軸を支点として、板部材15の先端部の
動作速度と方向がサインカーブを描いて経時変化する運
動であり、歯車7の回転周期と同じ周期をもつ。従っ
て、混合羽根2は、クランクアーム8、板部材15、羽
根アーム4を介して、歯車7の回転周期と同じ周期、即
ち混合バケツ3の回転周期(つまり、歯車6の回転周
期)とは異なる周期で揺動運動することとなる。
【0046】ここで、歯車6と歯車7の回転軸は互いに
略平行になるよう構成されている。よって、板部材15
の揺動運動は、前記回転軸に対して直交する平面内で行
われる。その結果、混合羽根2は、前記回転軸、即ち混
合バケツ3の回転対称軸と略平行な軸のまわりに揺動運
動することとなる。
【0047】図2は、本実施例の混合装置を上部より見
たときの、混合バケツ3と、混合バケツ3内に挿入され
た混合羽根2の動作関係を示す説明図である。混合バケ
ツ3は、自身の回転対称軸C1を支点として、逆時計ま
わりに回転運動13を行っている。混合羽根2は、羽根
アーム4に支持され、羽根アーム4の軸C2を支点とし
て、揺動運動12を行っている。ここで、回転対称軸C
1および羽根アーム4の軸C2は共に、紙面を垂直方向
に貫く軸である。
【0048】混合羽根2の揺動運動12は、その動作速
度と方向がサインカーブを描いて経時変化する運動であ
り、動作速度が略ゼロとなる状態(この状態を動作端と
呼ぶ)が二つ存在し、これら動作端では、放物線上の上
死点として静止状態を形成することとなる。本実施例で
は、一方の動作端において、混合羽根2の一方の側部2
aと混合バケツ3の内壁とが図2に示すような角度で接
するように、混合羽根2の形状、クランクアーム8など
を構成した。ここで前記角度は、混合バケツ3の回転方
向などを考慮して定められる。
【0049】混合羽根2の形状を規定する部分の内、一
方の側部2aおよび底部2cは、図1に示されるよう
に、混合バケツ3の内壁に沿った形状とした。従って、
混合羽根2の一方の側部2aは、一方の動作端におい
て、混合バケツ3の内壁にぴったりと接して略静止状態
にある。このときにも、混合バケツ3は変わらず一定周
期で回転運動13をしている。従って、混合バケツ3の
内壁に付着した被混合物(ダマ)は、混合羽根2の一方
の側部2aによって効果的に掻き取られる。
【0050】前述したように、混合バケツ3の回転運動
13の周期と、混合羽根2の揺動運動12の周期は異な
るので、混合羽根2の一方の側部2aが混合バケツ3の
内壁に接する位置は周期ごとに変化していく。従って、
何周にもわたって本実施例の装置を動作させ続けること
によって、混合バケツ3の内壁のほぼ全面に対して、混
合羽根2の一方の側部2aによる掻き取りが行われるこ
ととなるため、掻き取り残しが無く、均一に混合でき
る。
【0051】図3には、パテ粉と水とを混合させる様子
を本装置の上部より見た状態が示されている。混合バケ
ツ3が回転方向13の方向に回転すると同時に、混合羽
根2が揺動運動12の動作を行う。斜線部20が混合状
態を表している。矢印16は、混合羽根2が揺動運動1
2によって混合バケツ3の中心より内壁面側に移動した
時の軌跡を表す。矢印17は、混合中のパテ粉と水の流
れを表す。この流れ17は、混合バケツ3の回転、およ
び混合羽根2と混合バケツ3の成す角度などによって生
じるものである。
【0052】本実施例の装置では、パテ混合動作時、空
気を抱き込んで起こる泡の混入を極力なくすため、混合
バケツ3の回転速度と、混合中のパテの流れに合った角
度と速さを混合羽根2に設定し、混合羽根2の軌跡は、
矢印16のように、混合中のパテの流れに対し、歯車に
よく見られるインボリュート曲線を描くように設定する
ことで達成し、また、矢印18のように混合バケツ3の
内壁全体を確実に掻き取る(周期のずれによる)ことを
利用して、混合羽根2の形状にダマをすりつぶす効果が
得られる形状をなすことで、粉体パテの混合に高い品質
の混合状態を達成している。
【0053】また、混合羽根2が混合バケツ3の内壁に
接触している時、前述した混合バケツ3の内壁掻き取り
動作18を発生させている。混合バケツ3と混合羽根2
の動作周期がずれているから、混合羽根2が混合バケツ
3の内壁に接触する部分は順にずれていくので、混合バ
ケツ3の内壁全体を確実に掻き取ることができる。
【0054】また、混合羽根2の底部2c(図1)も混
合バケツ3の内壁に沿った形状をしているので、揺動運
動12の最中には底部における被混合物を常に掻き取っ
ている。よって、底部の混合残しはない。以上のことか
ら、本発明の装置は、被混合物の掻き取り残しがなく、
均一に混合可能なものである。
【0055】ところで、本実施例の装置に設けられた混
合羽根2の他方の側部2bは、図1に示すように、揺動
運動12の回転軸に直交する平面で切った断面形状が混
合羽根2の上部と下部とで異なるよう、段差を持つ構成
とした。このようにすることによって、混合バケツ3内
の被混合物の流れ(図3の矢印17)の様子が上方と下
方とで異なることとなる。
【0056】その結果、被混合物には、上方から下方
へ、逆に下方から上方へと、対流が誘起される。ここ
で、混合羽根2の上部と下部とでの形状の違いは、流れ
(図3の矢印17)の違いを誘起するものであれば何で
もよく、他方の側部2bを傾斜させる構成としても構わ
ない。このように、左右(平面内)だけでなく、上下に
も、混合物の流れを生じさせることができ、更に均一に
混合できる。
【0057】このように、本実施例の混合装置では、パ
テ粉と水とを混合する作業を、混合バケツ3の回転運動
13と混合羽根2の揺動運動12とに分割し、各運動を
一つのモータ10で同時に行わせることとした。よっ
て、モータ10や混合羽根2などの機械への負荷が少な
く、混合作業が容易になる。
【0058】また、混合作業を、人の手を借りることな
く機械によって行うので、混合作業における作業員の労
力が低減されるとともに、混合作業に要する時間が短縮
し、その結果、混合作業が容易になる。
【0059】更に、この混合バケツ3の回転速度、混合
羽根2の角度及び形状、歯車6と7の歯数比のなどの設
計により、均一に混合することが容易になった。更に、
混合バケツ3内のパテ粉や水の流れが、混合中に空気を
抱き込みにくいものとなるため、強いパテを得ることが
できる。
【0060】混合羽根2は、例えば図1に示すような非
常に簡易な形状を成すが、更に、容易に取り外し可能に
羽根アーム4に設けられていれば、混合作業後の洗浄が
容易となる。
【0061】上記本実施例では、混合バケツ3の回転周
期と混合羽根2の揺動周期を異なるものとするため、歯
数比の異なる二つの歯車6および歯車7を用いたが、こ
のための機構としては歯車列に限られるものではない。
例えば、プーリ(滑車)とベルトを使用した組み合わせ
のベルト機構でも同様の効果が得られる。このとき、二
つの歯車6および7の歯数比と同等の直径比を持つプー
リ(滑車)を用いればよい。また、片方の歯車の軸にカ
ムローラとクランクアームで形成されたクランク機構で
も同様の効果が得られる。
【0062】本実施例の混合装置によれば、混合バケツ
3に適量のパテ粉と水とを入れ、本装置を稼働させるだ
けで、数分後には、良質のパテが容易にできる。また、
少量の水で固練り状態のパテを連続混合することによ
り、手混合や電動ドリルによる混合と比較して、パテを
適度な粘度に落とすことができるので、ヤセの少ない良
質なパテの混合が可能である。
【0063】従って、内装施工作業におけるパテ塗作業
では、作業の効率化はもちろんのこと、品質の面でも現
在の手混合や電動ドリルによる混合よりも格段の成果が
ある。
【0064】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の混合装置に
よれば、撹拌作業における労力が低減されると共に、撹
拌作業に要する時間が短縮し、その結果、撹拌作業が容
易になる。
【0065】また、被混合物の粘度によらず、装置への
負荷が少なく、効率的に容易に撹拌を行える。その結
果、均一で良質な被混合物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る混合装置における一実施例の斜視
図である。
【図2】図1の装置を上部から見た場合、混合バケツと
混合羽根の動作関係を示す説明図である。
【図3】図1の装置を上部から見た場合、パテ粉と水と
を混合する様子を示す説明図である。
【符号の説明】 2:混合羽根 3:混合バケツ 4:羽根アーム 5:ターンテーブル 6、7:歯車 8:クランクアーム 10:モータ 12:混合羽根の揺動運動 13:混合バケツ回転運動 16:混合羽根の揺動運動による軌跡 17:混合中の混合物の流れ 20:被混合物の混合状態

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転対称軸を有し、該回転対称軸のまわ
    りに回転運動する容器と、 該容器の上方より底面まで延在する予め定められた形状
    を成し、前記容器内部に挿入されると共に、前記回転対
    称軸と略平行な前記容器外部の固定軸のまわりに予め定
    められた角度範囲内で揺動運動する撹拌羽根と、 前記回転運動と前記揺動運動とを駆動する駆動機構とを
    備えた混合装置。
  2. 【請求項2】 前記回転運動の周期と前記揺動運動の周
    期とが異なることを特徴とする請求項1に記載の混合装
    置。
  3. 【請求項3】 前記駆動機構は、前記回転対称軸を回転
    軸として前記容器に接続された第一歯車および該第一歯
    車とは歯数比の異なる第二歯車を含む歯車列と、 該歯車列のうちの前記第一歯車以外の第三歯車、および
    前記撹拌羽根を支持する支持部材に連設された連接棒と
    を備え、 前記回転運動と前記揺動運動とを連動させたことを特徴
    とする請求項1または2に記載の混合装置。
  4. 【請求項4】 前記揺動運動は、該揺動運動の一方の動
    作端において、前記撹拌羽根の一方の側部と前記容器の
    内壁とが接するように前記角度範囲を定められ、 前記撹拌羽根の一方の側部および底部は、前記容器の内
    壁に沿った形状を成すように構成されていることを特徴
    とする請求項1または2に記載の混合装置。
  5. 【請求項5】 前記撹拌羽根は、前記回転軸に直交する
    平面で切った断面形状が前記撹拌羽根の上部と下部とで
    異なると共に、前記動作端において前記撹拌羽根と前記
    容器とが予め定められた角度で接するよう構成されてい
    ることを特徴とする請求項1または4に記載の混合装
    置。
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