JPH08250421A - 半導体基板の製造方法および半導体基板 - Google Patents

半導体基板の製造方法および半導体基板

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JPH08250421A
JPH08250421A JP5122395A JP5122395A JPH08250421A JP H08250421 A JPH08250421 A JP H08250421A JP 5122395 A JP5122395 A JP 5122395A JP 5122395 A JP5122395 A JP 5122395A JP H08250421 A JPH08250421 A JP H08250421A
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JP
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single crystal
substrate
layer
semiconductor layer
semiconductor
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JP5122395A
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Inventor
Kazuo Kuniyone
和夫 國米
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 数μm以下の比較的小さなボイドを削除し、
SOI型半導体素子の微細化、高信頼性歩留向上を目的
とする。 【構成】 単結晶半導体層を有する第1の基板と、絶縁
層を有する第2の基板において、単結晶半導体層と前記
絶縁層とを貼り合わせる工程と、前記貼り合わせた基板
に熱処理を行う工程と、前記第1の基板を薄層化して前
記絶縁層上に前記単結晶半導体層を形成する工程と、前
記単結晶半導体層上および前記単結晶半導体層の欠陥部
分に半導体層を積層する工程と、前記半導体層を単結晶
化するとともに前記単結晶半導体層の欠陥部分を閉塞す
る工程とを含むことを特徴とする半導体基板の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板の製造方法
および半導体基板に関するものであり、特に絶縁体上に
半導体層を有するSOI構造の半導体基板の製造方法及
びSOI構造の半導体基板に関する。
【0002】
【従来の技術】絶縁体上にシリコンなどの半導体層を形
成する技術は、SOI(Silicon On Ins
ulator)技術として知られている。この技術を用
いて作製された半導体基板(以下、SOI基板)上にデ
バイスを作製した場合、従来のバルク基板上のデバイス
に比べて多くの利点を有することができる。すなわち、 (1)誘電体分離が容易で高集積化が可能 (2)耐放射線特性にすぐれている (3)浮遊容量が低減され高速化が可能 (4)ウェル工程が省略できる (5)ラッチアップを防止できる (6)薄膜化による完全空乏型電界効果トランジスタが
可能 などの利点を有するデバイスが可能となる。
【0003】このようなデバイス特性上多くの利点を実
現するSOI基板を作製する方法としては、さまざまな
ものがあるが、酸素イオン注入法(SIMOX法)とと
もに広く用いられているものとして直接貼合法がある。
【0004】図5に直接貼合法によるSOI基板作製工
程図を示す。図5において、1は第1の単結晶シリコン
基板、2は第2の単結晶シリコン基板、3はシリコン酸
化膜(以下、酸化膜という)である。ここで(a)第1
の単結晶シリコン基板1と、第2の単結晶シリコン基板
2上に形成した酸化膜3とを直接貼り合わせた後、
(b)高温熱処理を行い、(c)さらに第1の単結晶シ
リコン基板1を薄膜化してSOI基板を作製するもので
ある。この直接貼合法はバルク基板と同等の良好な結晶
性を有する単結晶シリコン層1を欠陥の少ない酸化膜3
上に形成することができること、シリコン基板全面をS
OI基板化できること、デバイス設計の自由度が大きい
ことなど、多くの利点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】直接貼合法は、上記し
たように多くの利点を有するSOI基板作製法である
が、以下に示すような問題点を有している。図6はこの
問題点の説明図である。ここで1〜3は図5と同一であ
り、4はボイドである。
【0006】図6における工程は図5と同一であるが、
(a)第1の単結晶シリコン基板1と第2の単結晶シリ
コン基板2上に形成した酸化膜3とを直接貼り合わせた
後、(b)高温熱処理を行って貼り合せをより強固にす
るが、この状態で、貼合界面にボイド4とよばれる空隙
が生じることがある。このボイド4は高温熱処理前に生
じている場合もあるが、いずれの場合においても、ボイ
ド4が形成された状態で、(c)第1の単結晶シリコン
基板1を薄膜化すると、ボイド4部分の単結晶半導体層
(ここでは第1の単結晶シリコン基板1)がはがれてし
まい、半導体基板上に素子が形成できなくなったり、形
成した素子が目的通り動作しなくなるという問題が生じ
る。
【0007】このようなボイドのうち、数μm以上の比
較的大きなものについては、貼合界面に存在するパーテ
ィクルおよび吸着ガスが主原因であると考えられてお
り、貼合雰囲気のクリーン化および貼合前工程のクリー
ン化、洗浄方法の改良などを行うことで、現状では数μ
m以上の比較的大きなボイドの発生はほとんどない。
【0008】しかしながら、数μm以下の比較的小さな
ボイドについては、その発生原因が明確でなく、その原
因追求および対策がはかられているものの、現状では、
ウェハ面内で数コ/cm2 以上存在している。このよう
なボイドの存在はより一層の半導体素子の微細化、高信
頼性歩留向上をはかる上で大きな問題となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、単結晶
半導体層を有する第1の基板と、絶縁層を有する第2の
基板を有する半導体基板の製造方法において、単結晶半
導体層と絶縁層とを貼り合わせる工程と、貼り合わせた
基板に熱処理を行う工程と、第1の基板を薄層化して絶
縁層上に単結晶半導体層を形成する工程と、単結晶半導
体層上および単結晶半導体層の欠陥部分に半導体層を積
層する工程と、積層した半導体層を単結晶化すること
で、単結晶半導体層の欠陥部分を閉塞して、前記課題を
解決するものである。
【0010】また、本発明の半導体基板の製造方法によ
れば、単結晶半導体層を有する第1の基板と、絶縁層を
有する第2の基板とを積層した半導体基板の製造方法に
おいて、単結晶半導体層と絶縁層とを貼り合わせる工程
と、貼り合わせた基板に熱処理を行う工程と、第1の基
板を薄層化して絶縁層上に単結晶半導体層を形成する工
程と、単結晶半導体層上および絶縁層上に半導体層を積
層する工程と、半導体層を単結晶化する工程とを含むこ
とを特徴とし、欠陥部分の充填に限らず、貼り合わせ基
板として代表的なSOI基板などの高品質化を図ること
ができる。
【0011】また、かかる製造方法による結果物とし
て、半導体基板そのものも有効である。その際の欠陥の
径は数ミクロン以下であることが経験的に確認されてい
る。
【0012】さらに、本発明によれば、絶縁体上に半導
体膜を設けた半導体基板の製造方法において、記半導体
膜を所定厚に薄膜化する薄膜化工程と、薄膜化工程後半
導体層を積層する積層工程と、該積層工程後該半導体層
を単結晶化する工程を有することを特徴とし、上記課題
の解決の枢要部である欠陥部分の閉塞と単結晶の成長
が、目的通り達せられる。また、単結晶半導体を所定厚
さに薄膜化する薄膜化工程を有することも大切であり、
上記単結晶化には、熱処理やレーザアニールなどの固相
成長法が有効である。
【0013】
【実施例】
〔第1の実施例〕図1は本発明による半導体基板の製造
方法の第1の実施例を示す工程図である。ここで1は第
1の単結晶シリコン基板、2は第2の単結晶シリコン基
板、3はシリコン酸化膜、5は非晶質シリコン層、4は
ボイドである。
【0014】図1における工程は以下の通りである。
(a)第1の単結晶シリコン基板1と第2の単結晶シリ
コン基板2上に形成したシリコン酸化膜3(以下酸化
膜)とを貼り合わせる。このとき貼合界面にボイド4が
形成されているとする。(b)貼合後、熱処理を行って
基板の貼合をより強固にする。(c)第1の単結晶シリ
コン基板1(以下単結晶シリコン層)を薄膜化する。
(d)第1の単結晶シリコン層1上およびボイド4部分
に露出した酸化膜3上に非晶質シリコン層5を積層す
る。(e)熱処理による固相成長を行って非晶質シリコ
ン層5を単結晶化する。(f)単結晶シリコン層1を必
要な厚さまで薄膜化して酸化膜3上に単結晶シリコン層
1の形成されたSOI構造の半導体基板を得ることがで
きる。
【0015】第1の実施例に示した工程を用いて、具体
的にSOI基板を作製した一例を以下に示す。
【0016】厚さ600μm、直径125mm、比抵抗
1.0Ωcmのシリコンウェハと、直径125mmのシ
リコンウェハ上に形成した厚さ800nmの酸化膜とを
窒素雰囲気中で貼り合わせた後、1150℃で5分間の
熱処理を行ってより強固に貼り合わせる。その後、グラ
インダで研削を行って、厚さ800nmの酸化膜上に厚
さ2μmの単結晶シリコン層を形成する。この後、30
0℃、1.6Torrでシラン0.2リットル/mi
n、水素0.01リットル/minを流しながら50
W、450Hzのグロー放電を20分間行うと、単結晶
シリコン層上に厚さ3μmの非晶質シリコン層が積層す
る。非晶質シリコン層はボイド部分に露出した酸化膜上
にも積層するため、ボイドは非晶質シリコン層によって
閉塞する。その後、600℃で1時間の熱処理を行っ
て、非晶質シリコン層を単結晶化する。この後、研削に
よって単結晶シリコン層を3μm薄膜化して、厚さ80
0nmの酸化膜上に厚さ2μmの単結晶シリコン層を有
するSOI基板を得る。このように、第1の実施例に示
す工程を用いることで、結晶性が良好でボイドの発生し
ない、高品質のSOI基板を得ることができる。
【0017】本実施例ではシランガスのグロー放電によ
り非晶質シリコン層を形成しているが、他にジシランガ
スおよび四フッ化ケイ素を用いることも可能である。ま
た非晶質シリコン層の積層方法として、ここではグロー
放電法によって非晶質シリコン層を積層しているが、こ
の他にアーク放電法、アルゴン・水素混合ガス中でのス
パッタ法(反応性スパッタ法)、シランガス熱分解法
(熱CVD法)、シランガスまたはジシランガス紫外光
分解法(光CVD法)、プラズマCVD法、蒸着法など
さまざまな方法で行うことが可能である。
【0018】非晶質シリコン層の積層条件は上記具体例
に限定されることなく、一定の範囲内で適用することが
できる。例えば、シランガスを用いたグロー放電法の場
合、温度250℃〜350℃、圧力0.5〜2.0To
rr、グロー発振周波数50〜450Hzの範囲をとる
ことが可能である。非晶質シリコン層の厚さについて
は、ボイドを閉塞できる厚さであればよいので単結晶シ
リコン層の厚さとボイドの大きさとから自由に設定する
ことが可能である。
【0019】また非晶質シリコン層の単結晶化条件とし
ては、温度500℃〜1150℃、1分〜2時間、水素
あるいは窒素中で行うことが可能である。この場合、加
熱手段としてストリップヒータや赤外ランプなどを用い
ることが可能である。この際、熱処理による固相成長に
おいては、シードとなる単結晶シリコン層上に、非晶質
シリコン層又は後述の多結晶シリコン層を積層した後
に、固相成長によって単結晶化すれば、隣接する単結晶
シリコン層は境界なく結合する。シードとなる単結晶シ
リコン層について、隣接するシード間で結晶性に差のあ
る場合、結合部分において格子間にミスフィットなどに
よる転位が発生する。しかしこの転位は単結晶シリコン
層中に高濃度に不純物をドープした場合にも生じるもの
であり、問題とはならない。すなわち、SOI基板にお
ける絶縁層の露出部分の閉塞は充分なされ、単結晶シリ
コン層が境界なく生成される。また、シードとなる単結
晶シリコン層は、もともと連続して形成されているの
で、均一な再結晶化が行われれば、転位は発生しない。
また、単結晶シリコン層中に不純物原子がドーピングさ
れている場合、シリコンに対する結合半径の大小関係が
逆となる別の不純物原子をドーピングした非晶質シリコ
ン層或いは多結晶シリコン層を積層した後に、再結晶化
することで転位の発生を防ぐことが可能となる。
【0020】なお、非晶質シリコン層の積層および単結
晶化以外の工程は一般的な直接貼合法と同一の工程であ
るが、以下に示すようにさまざまな方法、条件を用いる
ことが可能である。例えば、貼合工程については、これ
を大気中、窒素雰囲気中、純水中などで行うことが可能
である。また貼合後熱処理条件については、温度800
〜1150℃、5分〜2時間の範囲で自由に選択するこ
とが可能である。このとき、熱処理雰囲気については酸
素雰囲気、窒素雰囲気、酸素/窒素混合雰囲気などを用
いることが可能である。
【0021】また薄膜化の方法としては、研削による薄
膜化法では具体例で示したグラインダによる研削の他
に、ELID(electrolytic in pr
ocess dressing)機能付高精度平面研削
法、延性モード研削法、LOCOS酸化膜を単結晶シリ
コン層中に形成し、これを研磨ストップ層として研削す
る方法などが可能である。この他、プラズマエッチング
による薄膜化、単結晶シリコン層の酸化と酸化膜の除去
をくりかえして薄膜化する方法も可能である。研削以外
の薄膜化法は単結晶シリコン層が10μm以下で行うの
が適当である。
【0022】またウェハ直径、ウェハ厚、酸化膜厚など
は用途に応じて自由に選択することができる。ウェハの
比抵抗についても同様であり、単結晶シリコン層はp型
シリコン層あるいはn型シリコン層とすることも可能で
ある。この場合、非晶質シリコン層は不純物ドーピング
を行わず、熱処理によって単結晶化する際の不純物拡散
によってp型あるいはn型とすることも可能であり、ま
た不純物ドーピングを行ってp型非晶質シリコン層ある
いはn型非晶質シリコン層を積層することも可能であ
る。この場合、p型非晶質シリコン層は、シラン,水素
およびジボランの混合気体、あるいはシラン,水素およ
びハロゲン化ホウ素の混合気体中でグロー放電を行って
形成することが可能である。同様にn型非晶質シリコン
層は、シラン,水素およびホスフィン、シラン,水素お
よびハロゲン化リン、シラン,水素およびアルシン、シ
ラン,水素およびハロゲン化ヒ素のいずれかの混合気体
中で、グロー放電を行って形成することが可能である。
また前記したように、非晶質シリコン層形成法として
は、グロー放電法以外にもさまざまな方法を用いること
が可能である。
【0023】本実施例では非晶質シリコン層を積層した
後、これを単結晶化する方法をとっているが、多結晶シ
リコン層を積層した後、これを単結晶化する方法をとる
ことも可能である。この場合、積層方法としては常圧C
VD法、減圧CVD法、プラズマCVD法などを用いる
ことが可能である。例えば減圧CVD法の場合、圧力
0.1〜5Torr、温度500〜900℃でシランあ
るいはジクロロシランを水素または窒素で希釈して行う
ことが可能である。シランを窒素で希釈する場合、シラ
ン濃度が20〜30%の範囲で行うことが可能である。
また、シランの熱分解を利用して、多結晶シリコン層を
形成する場合、シランを希釈する必要はない。多結晶シ
リコン層の単結晶化条件としては、温度800℃〜12
00℃、水素あるいは窒素中で行うことが可能である。
加熱手段については非晶質シリコン層の場合と同様であ
る。
【0024】また本実施例では、熱処理による固相成長
で、非晶質シリコン層の単結晶化を行っているが、レー
ザ光線を照射して、非晶質シリコン層を溶融した後、再
結晶化する方法(レーザアニール固相成長法)も可能で
ある。この場合例えば、CWレーザビーム、Qスイッチ
パルスレーザビーム、電子線ビーム、エキシマレーザビ
ームなどを用いることが可能である。より具体的には直
径50μm以下のアルゴンビームや電子線ビームなどが
挙げられる。この方法は多結晶シリコン層の単結晶化の
場合も同様に用いることが可能である。
【0025】〔第2の実施例〕図2は、本発明による半
導体基板の製造方法の第2の実施例を示す工程図であ
る。ここで1は第1の単結晶シリコン層、2は別のシリ
コン基板、3は酸化膜、4はボイド、7は多結晶シリコ
ン層、6はp型シリコン基板である。図2における工程
は以下の通りである。(a)p型シリコン基板6上にエ
ピタキシャル成長を行って、単結晶シリコン層1を形成
する。(b)単結晶シリコン層1と、別のシリコン基板
2上に形成した酸化膜3とを貼り合わせる。このとき貼
合界面にボイド4が形成されているとする。(c)貼合
後、熱処理を行って基板の貼合をより強固にする。
(d)p型シリコン基板6を除去する。(e)単結晶シ
リコン層1上およびボイド4部分に露出した酸化膜3上
に多結晶シリコン層7を積層する。(f)熱処理による
固相成長を行って多結晶シリコン層7を単結晶化する。
(g)この後単結晶シリコン層1を必要な厚さまで薄膜
化して酸化膜3上に単結晶シリコン層1の形成されたS
OI構造の半導体基板を得ることができる。
【0026】第2の実施例に示した工程を用いて、具体
的にSOI基板を作製した一例を以下に示す。
【0027】厚さ625μm、直径125mm、比抵抗
0.02Ωcmのp型シリコンウェハ上に、900℃、
80Torrでジクロロシラン0.2リットル/mi
n、水素230リットル/minを12.5分間流して
エピタキシャル成長を行うと、p型シリコンウェハ上に
厚さ1.5μmの単結晶シリコン層が形成する。この
後、単結晶シリコン層と、直径125mmのシリコンウ
ェハ上に形成した厚さ400nmの酸化膜とを貼り合わ
せた後、窒素中で1000℃、1時間の熱処理を行って
より強固に貼り合わせる。さらに水酸化カリウム、水と
アルコールの混合液でp型シリコン基板を除去して、厚
さ400nmの酸化膜上に厚さ1.5μmの単結晶シリ
コン層を形成する。この後、650℃、0.5Torr
でシランを熱分解して、単結晶シリコン層上に厚さ2μ
mの多結晶シリコン層を積層する。多結晶シリコン層は
ボイド部分に露出した酸化膜上にも積層するため、ボイ
ドは多結晶シリコン層によって閉塞する。その後100
0℃で1時間の熱処理を行って、多結晶シリコン層を単
結晶化する。この後酸化ストリップをくりかえして単結
晶シリコン層を2.5μm薄膜化して、厚さ400nm
の酸化膜上に厚さ1μmの単結晶シリコン層を有するS
OI基板を得る。
【0028】第2の実施例に示す工程を用いることで、
結晶性が良好でボイドの発生しない高品質のSOI基板
を得ることができる。またエッチングによって薄膜化を
行うため、単結晶シリコン層の厚さをより均一にするこ
とができる。
【0029】第2の実施例で用いた工程において、エピ
タキシャル成長条件は上記具体例に限定されることな
く、一定の範囲内で適用することができる。例えば、常
圧CVD法を用いてジクロロシランを用いた場合、89
0℃〜1150℃の範囲でエピタキシャル成長を行うこ
とが可能である。トリクロロシランでは1000℃〜1
150℃、シランでは800℃〜1100℃、テトラク
ロロシランでは1150℃〜1200℃の範囲でエピタ
キシャル成長を行うことができる。この他エピタキシャ
ル成長法については光CVD法、熱CVD法、プラズマ
CVD法、減圧CVD法、蒸着法、バイアス・スパッタ
法、分子線エピタキシー、液相成長法などさまざまな方
法を用いることができる。
【0030】その他の工程について、細部は第1の実施
例に示す同様の方法、同様の条件を用いることが可能で
ある。例えば多結晶シリコン層の他に、非晶質シリコン
層を積層した後、これを単結晶化することも可能であ
る。また単結晶シリコン層をn型シリコン層とすること
も可能であるが、この場合、酸化カリウム液中で電解エ
ッチングを行ってp型シリコン基板を除去することも可
能である。
【0031】〔第3の実施例〕図3は、本発明による半
導体基板の製造方法の第3の実施例を示す工程図であ
る。ここで1〜4は図2と同一であり、6はP型シリコ
ン基板、7は多結晶シリコン層、8はエッチストップ層
である。
【0032】図3における工程は以下の通りである。
(a)P型シリコン基板6上にエッチストップ層8を形
成する。(b)エッチストップ層8上にエピタキシャル
成長を行って単結晶シリコン層1を形成する。(c)単
結晶シリコン層1と、別のシリコン基板2上に形成した
酸化膜3とを貼り合わせる。このとき貼合界面にボイド
4が形成されている。(d)貼合後、熱処理を行って基
板の貼合をより強固にする。(e)シリコン基板6とエ
ッチストップ層8を除去する。(f)単結晶シリコン層
1上およびボイド4部分に露出した酸化膜3上に多結晶
シリコン層7を積層する。(g)熱処理による固相成長
を行って多結晶シリコン層7を単結晶化する。(h)こ
の後単結晶シリコン層1を必要な厚さまで薄膜化して酸
化膜3上に単結晶シリコン層1の形成されたSOI構造
の半導体基板を得ることができる。
【0033】第3の実施例に示した工程を用いて、具体
的にSOI基板を作製した一例を以下に示す。
【0034】厚さ625μm、直径125mm、比抵抗
0.01Ωcmのp型シリコンウェハを33%フッ酸中
で14分間1Aの直流電流を与えて陽極化成を行うと、
p型シリコンウェハ上に厚さ15μmの多孔質シリコン
層が形成される。
【0035】この多孔質シリコン層を温度400℃、1
時間酸化した後表面の酸化膜を除去して、1040℃、
760Torrでジクロロシラン0.2リットル/mi
n、水素230リットル/minを5分間流してエピタ
キシャル成長を行うと、多孔質シリコン層上に厚さ1μ
mの単結晶シリコン層が得られる。
【0036】この後、単結晶シリコン層と、直径125
mmのシリコンウェハ上に形成した厚さ600nmの酸
化膜とを窒素中で貼り合わせた後、酸素中で1150
℃、5分間の熱処理を行ってより強固に貼り合わせる。
その後、フッ酸:硝酸:酢酸=1:12:17の混合液
でシリコン基板を除去し、フッ酸:過酸化水素=1:5
の混合液で多孔質シリコン層を除去して、厚さ600n
mの酸化膜上に厚さ1μmの単結晶シリコン層を形成す
る。この後、700℃、0.2Torrでシランを熱分
解して、単結晶シリコン層上に厚さ2μmの多結晶シリ
コン層を積層する。多結晶シリコン層はボイド部分に露
出した酸化膜上にも積層するため、ボイドは多結晶シリ
コン層によって閉塞する。その後、950℃で2時間の
熱処理を行って、多結晶シリコン層を単結晶化する。こ
の後、プラズマエッチングで単結晶シリコン層を1.8
μm薄膜化して、厚さ600nmの酸化膜上に厚さ1.
2μmの単結晶シリコン層を有するSOI基板を得る。
【0037】第3の実施例に示す工程を用いることで、
結晶性が良好でボイドの発生しない高品質のSOI基板
を得ることができる。またエッチストップ層として例え
ば多孔質シリコン層を設けることで、エッチング選択比
を104 とp型シリコンウェハより100倍大きくとれ
るため、表面に乱れのない、均一な厚さの単結晶シリコ
ン層を得ることができる。
【0038】本実施例では、エッチストップ層として多
孔質シリコン層を用いているが、この他にホウ素イオン
打込などで形成した高濃度p型シリコン層、高濃度p型
エピタキシャル層、またはシリコン−ゲルマニウムエピ
タキシャル層を用いることも可能である。またエッチス
トップ層を設けるシリコン基板はp型、n型などさまざ
まな種類を用いることが可能である。エピタキシャル成
長法については第2の実施例に示すようにさまざまの方
法を用いることが可能であり、第2の実施例に示す場合
と同様の条件を用いることが可能である。
【0039】また本実施例では、エッチストップ層上に
エピタキシャル成長を行って、単結晶シリコン層を形成
しているが、エピタキシャル成長を行わず、単結晶シリ
コン基板上に、高エネルギーでホウ素イオンを打込ん
で、エッチストップ層上に単結晶シリコン層を形成する
ことも可能である。
【0040】その他、本実施例に示す各工程の方法、条
件などの細部については、第1、第2の実施例に示す同
様の方法、同様の条件を用いることが可能である。一例
を示すと、多結晶シリコン層の他に非晶質シリコン層を
積層することも可能である。この場合、積層方法、条件
については第1、第2の実施例に示す方法、条件を適用
することが可能である。
【0041】〔第4の実施例〕図4は本発明による半導
体基板の製造方法の第4の実施例を示す工程図である。
ここで1は単結晶シリコン基板、4はボイド、5は非晶
質シリコン層、8は絶縁体である。
【0042】図4における工程は以下の通りである。
(a)単結晶シリコン基板1と絶縁体9とを貼り合わせ
る。このとき貼合界面にボイド4が形成されている。
(b)貼合後、熱処理を行って基板の貼合をより強固に
する。(c)単結晶シリコン基板1(以下単結晶シリコ
ン層)を薄膜化する。(d)単結晶シリコン層1および
ボイド4部分に露出した絶縁体9上に非晶質シリコン層
5を積層する。(e)熱処理による固相成長を行って非
晶質シリコン層5を単結晶化する。(f)単結晶シリコ
ン層1を必要な厚さまで薄膜化して絶縁体8上に単結晶
シリコン層1の形成されたSOI構造の半導体基板を得
ることができる。
【0043】第4の実施例に示した工程を用いて、具体
的にSOI基板を作製した一例を以下に示す。厚さ62
5μm、直径125mm、比抵抗1.0Ωcmのシリコ
ンウェハと、厚さ625μm、直径125mmの合成石
英ガラスとを貼り合わせた後、窒素雰囲気中で400
℃、2時間の熱処理を行って、より強固に貼り合わせ
る。その後、シリコンウェハを研削して、625μmの
合成石英ガラス上に厚さ1.5μmの単結晶シリコン層
を形成する。この後、300℃、1.5Torrでシラ
ン0.2リットル/min、水素0.01リットル/m
inを流しながら50W、450Hzのグロー放電を2
0分間行うと、単結晶シリコン層上に厚さ3μmの非晶
質シリコン層が積層する。非晶質シリコン層はボイド部
分に露出した合成石英ガラス上にも積層するため、ボイ
ドは非晶質シリコン層によって閉塞する。その後450
℃で1時間の熱処理を行って非晶質シリコン層を単結晶
化する。この後、プラズマエッチングによって単結晶シ
リコン層を3μm薄膜化して、厚さ625μmの合成石
英ガラス上に厚さ1.5μmの単結晶シリコン層を有す
るSOI基板を得る。
【0044】第4の実施例に示す工程を用いることで、
結晶性が良好でボイドの発生しない高品質のSOI基板
を得ることができる。
【0045】本実施例では絶縁体として合成石英ガラス
を用いているが、他に溶融石英ガラス、結晶化ガラス、
高融点ガラス、ソーダガラス、ホウケイ酸ガラス、石英
ガラスなどを用いることも可能である。また貼合後熱処
理条件は上記具体例のみに限定されることはなく、絶縁
体の融点以下の温度内で適用することができる。その
他、非晶質シリコン層の形成法については、第1の実施
例に示す同様の方法、同様の条件を用いることが可能で
ある。またここで示した例ではシリコンウェハを直接絶
縁体と貼り合わせているが、第2、第3の実施例に示す
ように、p型シリコン基板上にエピタキシャル成長層を
設けた半導体基板、エッチストップ層と単結晶シリコン
層とを設けた半導体基板を絶縁体と貼り合わせることも
可能である。この場合、第2、第3の実施例に示す例と
同様の方法、同様の条件を用いることが可能である。
【0046】その他、本実施例に示す各工程の方法、条
件などの細部については、第1〜第3の実施例に示す例
と同様の方法、同様の条件を用いることが可能である。
例えばウェハ、絶縁体の大きさ、厚さなどは用途に応じ
て自由に選択することが可能である。また非晶質シリコ
ン層、多結晶シリコン層などのいずれを積層するかは、
絶縁体の融点に応じて、また単結晶の厚さに応じて、さ
らに第1の実施例に示す条件などとから、適当に選択す
ることが可能である。こうして、直接貼合法によるSO
I基板等の半導体基板について説明したが、本発明は上
記実施例に限られるものではなく、本発明を基にした応
用、利用にも及ぶものである。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、単結晶半導体層を
有する第1の基板と、絶縁層を有する第2の基板におい
て、単結晶半導体層と絶縁層とを貼り合わせる工程と、
貼り合わせた基板に熱処理を行う工程と、第1の基板を
薄層化して絶縁層上に単結晶半導体層を形成する工程
と、単結晶半導体層上に半導体層を積層する工程と、積
層した半導体層を単結晶化することで、絶縁層上に単結
晶半導体層を有するSOI構造の半導体基板において、
単結晶半導体層の欠陥部分を閉塞する。これにより、結
晶性が良好でボイドの発生しないSOI基板を得ること
ができる。このことはSOI基板自体の高品質化および
歩留向上の効果があるとともに、SOI基板上に作製さ
れる半導体素子の高性能化と歩留向上をはかれる効果が
ある。例えば薄膜トランジスタ(TFT)による液晶表
示用素子を形成する場合、以下に示す種々の効果を得る
ことができる。単結晶半導体層の欠陥を低減することで
素子の欠陥を減少することができるので、欠陥の少ない
高品位な画像を表示することが可能となる。
【0048】また素子の欠陥を減少できることから、素
子の安定動作を実現することができるので、素子自体と
ともに液晶表示装置の信頼性を高めることが可能とな
る。さらに単結晶半導体層の欠陥が少ないことで、素子
をより微細化することが可能となり、より高精細な画像
表示を実現することが可能となる。また素子形成時の歩
留を向上できることから、液晶表示装置の総合歩留を向
上することが可能となる。
【0049】この他、本発明は前記した直接貼合法によ
るSOI基板の利点を活用できるため、素子の高速化を
図れることや、素子設計の自由度を大きくとれるなどの
効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体基板の製造方法の第1の実
施例を示す工程図である。
【図2】本発明による半導体基板の製造方法の第2の実
施例を示す工程図である。
【図3】本発明による半導体基板の製造方法の第3の実
施例を示す工程図である。
【図4】本発明による半導体基板の製造方法の第4の実
施例を示す工程図である。
【図5】直接貼合法によるSOI基板作製法の従来例を
示す工程図である。
【図6】従来例の問題点を説明するための工程図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の単結晶シリコン基板(単結晶シリコン層) 2 第2の単結晶シリコン基板 3 シリコン酸化膜 4 ボイド(単結晶シリコン層欠陥部) 5 非晶質シリコン層 6 p型シリコン基板 7 多結晶シリコン層 8 エッチストップ層 9 絶縁体

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単結晶半導体層を有する第1の基板と、
    絶縁層を有する第2の基板とを積層した半導体基板の製
    造方法において、 前記単結晶半導体層と前記絶縁層とを貼り合わせる工程
    と、前記貼り合わせた基板に熱処理を行う工程と、前記
    第1の基板を薄層化して前記絶縁層上に前記単結晶半導
    体層を形成する工程と、前記単結晶半導体層上および前
    記単結晶半導体層の欠陥部分に半導体層を積層する工程
    と、前記半導体層を単結晶化するとともに前記単結晶半
    導体層の欠陥部分を閉塞する工程とを含むことを特徴と
    する半導体基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 単結晶半導体層を有する第1の基板と、
    絶縁層を有する第2の基板とを積層した半導体基板の製
    造方法において、 前記単結晶半導体層と前記絶縁層とを貼り合わせる工程
    と、前記貼り合わせた基板に熱処理を行う工程と、前記
    第1の基板を薄層化して前記絶縁層上に前記単結晶半導
    体層を形成する工程と、前記単結晶半導体層の欠陥部分
    に半導体層を積層する工程と、前記半導体層を単結晶化
    して前記単結晶半導体層の欠陥部分を閉塞する工程とを
    含むことを特徴とする半導体基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記単結晶半導体層の欠陥部分は、前記
    絶縁層の露出部分であることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の半導体基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 単結晶半導体層を有する第1の基板と、
    絶縁層を有する第2の基板とを積層した半導体基板の製
    造方法において、 前記単結晶半導体層と前記絶縁層とを貼り合わせる工程
    と、前記貼り合わせた基板に熱処理を行う工程と、前記
    第1の基板を薄層化して前記絶縁層上に前記単結晶半導
    体層を形成する工程と、前記単結晶半導体層上および前
    記絶縁層上に半導体層を積層する工程と、前記半導体層
    を単結晶化する工程とを含むことを特徴とする半導体基
    板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の半導
    体基板の製造方法により作製されたことを特徴とする半
    導体基板。
  6. 【請求項6】 絶縁層上に単結晶半導体層が形成された
    半導体基板において、前記単結晶半導体層の欠陥部分
    は、半導体層の積層および前記半導体層の単結晶化によ
    り閉塞されていることを特徴とする半導体基板。
  7. 【請求項7】 前記欠陥の径は数ミクロン以下であるこ
    とを特徴とする請求項5又は6に記載の半導体基板。
  8. 【請求項8】 前記単結晶半導体層の欠陥部分は、前記
    絶縁層の露出部分であることを特徴とする請求項5また
    は6に記載の半導体基板。
  9. 【請求項9】 前記半導体層は非晶質半導体層又は多結
    晶半導体層であることを特徴とする請求項5乃至8のい
    ずれかに記載の半導体基板。
  10. 【請求項10】 絶縁体上に半導体膜を設けた半導体基
    板の製造方法において、 前記半導体膜を所定厚に薄膜化する薄膜化工程と、前記
    薄膜化工程後半導体層を積層する積層工程と、該積層工
    程後該半導体層を単結晶化する工程を有することを特徴
    とする半導体基板の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の半導体基板の製造
    方法において、 さらに前記単結晶半導体を所定厚さに薄膜化する薄膜化
    工程を有することを特徴とする半導体基板の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の半導体基板の製造
    方法において、 前記半導体層を単結晶化する工程は、固相成長により単
    結晶化させる工程であることを特徴とする半導体基板の
    製造方法。
  13. 【請求項13】 前記半導体層は非晶質半導体層又は多
    結晶半導体層であることを特徴とする請求項1乃至4又
    は10乃至12のいずれかに記載の半導体基板の製造方
    法。
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