JP2000150835A - 非単結晶シリコン薄膜の製造方法 - Google Patents

非単結晶シリコン薄膜の製造方法

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JP2000150835A
JP2000150835A JP31459598A JP31459598A JP2000150835A JP 2000150835 A JP2000150835 A JP 2000150835A JP 31459598 A JP31459598 A JP 31459598A JP 31459598 A JP31459598 A JP 31459598A JP 2000150835 A JP2000150835 A JP 2000150835A
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film
thin film
crystal silicon
silicon thin
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Akito Hara
明人 原
Kuninori Kitahara
邦紀 北原
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非単結晶シリコン薄膜の製造方法に関し、高
性能な多結晶シリコン薄膜トランジスタの形成に適した
移動度の大きな大粒径の非単結晶シリコン薄膜を製造す
る。 【解決手段】 非単結晶シリコン基板1の表面に非単結
晶シリコン膜2を形成し、この非単結晶シリコン膜2の
表面を平坦化したのち、平坦面側からイオンを注入し、
次いで、可視光に対して透明な透明基板3に平坦面側を
対向させて張り合わせたのち、非単結晶シリコン基板1
をイオン注入面5において剥離することによって、透明
基板3上に非単結晶シリコン薄膜8を残存させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非単結晶シリコン薄
膜の製造方法に関するものであり、特に、液晶表示装置
の画素スイッチング素子、或いは、データドライバ及び
ゲートドライバ等として用いる薄膜トランジスタ(TF
T)を構成するための高移動度の高品質の非単結晶シリ
コン薄膜の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置は小型・軽量・低消
費電力であるため、OA端末やプロジェクター等に使用
されたり、或いは、携帯可能性を利用して小型液晶テレ
ビ等に使用されており、特に、高品質液晶表示装置用に
は、画素毎にスイッチング用のアクティブ素子を設けた
アクティブマトリクス型液晶表示装置が用いられてい
る。
【0003】この様なアクティブマトリクス型液晶表示
装置においては、表示部における個々の画素をTFT等
のアクティブ素子で動作させることによって、単純マト
リクス型液晶表示装置の様な非選択時のクロストークを
完全に排除することができ、優れた表示特性を示すこと
が可能になる。
【0004】なかでも、アクティブ素子としてTFTを
用いたアクティブマトリクス型液晶表示装置は、制御素
子の駆動能力が高いので、ドライバ内蔵液晶表示装置
や、高解像度・高精細液晶表示装置に適用され、特に、
多結晶シリコンはアモルファスシリコン(アモルファス
Si)に比べて移動度が高いので、高速動作に適してお
り、また、周辺回路を同時に形成することが可能であ
る。
【0005】しかし、この様な多結晶シリコンTFTに
用いる多結晶シリコン膜としては、より高品質の多結晶
シリコン膜が要求されるが、従来の多結晶シリコン膜の
製造方法としては、 ガラス等の絶縁性基板上にアモルファスSi膜を堆積
させ、抵抗加熱炉を用いて600℃程度の低温長時間ア
ニールを施すことによって、アニールの初期段階に結晶
の核を形成させ、それを成長させることによって結晶化
を図るか、或いは、 ガラス等の絶縁性基板上にアモルファスSi膜を堆積
させ、エネルギービーム、特に、レーザ光を用いた高温
短時間アニール法によりアニールして、冷却時に結晶化
させて多結晶シリコン膜を形成するか、或いは、 600℃以上の温度においてCVD法によって多結晶
シリコン膜を直接成長させるか、のいずれかが一般的な
方法として用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のの方
法の場合には、非常に時間がかかるという問題があり、
また、の方法の場合には、成長核のない状態でレーザ
光を照射した場合、レーザ光の強度分布等により均一で
良好な結晶性を有する多結晶シリコン膜を得ることは困
難であるという問題があり、上記のの方法の場合に
は、長時間の高温処理が必要であるという問題がある。
【0007】さらに、最も問題な点としては、上記〜
のいずれの方法の場合にも、多結晶シリコン膜を構成
する結晶粒径のサイズは数10nm〜数μm程度であ
り、この様な非常に結晶粒径の小さな多結晶シリコン薄
膜では移動度も小さく、結晶粒界や結晶欠陥がデバイス
特性に悪影響を及ぼすという問題がある。
【0008】したがって、本発明は、高性能な多結晶シ
リコン薄膜トランジスタの形成に適した移動度の大きな
大粒径の非単結晶シリコン薄膜を製造することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。 図1(a)及び(b)参照 (1)本発明は、非単結晶シリコン薄膜8の製造方法に
おいて、非単結晶シリコン基板1の表面に非単結晶シリ
コン膜2を形成し、この非単結晶シリコン膜2の表面を
平坦化したのち、この平坦化した平坦面側からイオンを
注入し、次いで、可視光に対して透明な透明基板3に平
坦面側を対向させて張り合わせたのち、非単結晶シリコ
ン基板1をイオン注入面5において剥離することによっ
て、透明基板3上に非単結晶シリコン薄膜8を残存させ
ることを特徴とする。
【0010】一般に、非単結晶シリコン基板1の表面は
各結晶粒の露出している結晶面方位が異なるので、平坦
化には限界があり、表面に凹凸を有する非単結晶シリコ
ン基板1をガラス基板等の透明基板3と張り合わせるこ
とは困難であるが、この様に、非単結晶シリコン基板1
の表面に非単結晶シリコン膜2を形成し、この非単結晶
シリコン膜2の表面を平坦化することによって、透明基
板3との張り合わせが可能になり、また、イオン、例え
ば、Hイオン或いはHeイオン等の注入によって発生す
るボイド6及びマイクロクラック7を利用してイオン注
入面5から剥離する所謂スマートカット技術を用いるこ
とによって非常に薄い非単結晶シリコン薄膜8を形成す
ることができる。なお、透明基板3の表面には、表面を
平滑にするためにSiO2 膜4等を設けておくことが望
ましい。
【0011】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、非単結晶シリコン膜2の表面を平坦化したのち、こ
の平坦化した平坦面側からエネルギービームを照射する
ことを特徴とする。
【0012】この様に、非単結晶シリコン膜2の表面を
平坦化したのち、この平坦化した平坦面側からエネルギ
ービームを照射することによって、非単結晶シリコン膜
2の結晶化を進めることができ、この非単結晶シリコン
膜2にデバイスを構成する領域の一部がかかった場合に
も、デバイス特性をより確実に良好に保つことができ
る。
【0013】(3)また、本発明は、上記(1)または
(2)において、非単結晶シリコン基板1を剥離したの
ち、非単結晶シリコン薄膜8の剥離面に熱処理を施すこ
とを特徴とする。
【0014】この様に、非単結晶シリコン薄膜8の剥離
面に熱処理、例えば、抵抗加熱炉による低温アニール或
いはレーザアニールを施すことによって、イオン注入工
程及び剥離工程に伴なって発生した剥離面近傍の結晶欠
陥を回復して結晶性を向上することができる。
【0015】(4)また、本発明は、上記(1)乃至
(3)のいずれかにおいて、非単結晶シリコン薄膜8の
剥離面に非単結晶シリコン膜を形成し、この非単結晶シ
リコン膜の表面を平坦化したのち、この平坦化した平坦
面側からエネルギービームを照射することを特徴とす
る。
【0016】剥離面の平坦性は必ずしも十分ではないの
で、剥離面に非単結晶シリコン膜を形成し、この非単結
晶シリコン膜の表面を平坦化したのち、この平坦化した
平坦面側からエネルギービームを照射することによっ
て、表面が平坦で結晶性にすぐれた非単結晶シリコン薄
膜8を得ることができる。
【0017】(5)また、本発明は、上記(1)乃至
(3)のいずれかにおいて、非単結晶シリコン薄膜8の
剥離面に非単結晶シリコン膜を形成し、この非単結晶シ
リコン膜にエネルギービームを照射したのち、この非単
結晶シリコン膜の表面を平坦化することを特徴とする。
【0018】上述の様に、剥離面の平坦性は必ずしも十
分ではないので、剥離面に非単結晶シリコン膜を形成
し、この非単結晶シリコン膜にエネルギービームを照射
して結晶性を改善したのち、この結晶性の改善された非
単結晶シリコン膜の表面を平坦化することによっても、
表面が平坦で結晶性にすぐれた非単結晶シリコン薄膜8
を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】ここで、本発明の第1の実施の形
態の製造工程を、図2及び図3を参照して説明する。 図2(a)参照 まず、キャスト法によって作製された太陽電池用の多結
晶シリコン基板11の表面をエッチングにより鏡面化し
たのち、CMP(Chemical Mechanic
al Polishing)法を用いてミラーポリッシ
ュし、次いで、減圧化学気相成長法(LPCVD法)を
用いて、例えば、650℃において、厚さが、例えば、
2μmの多結晶シリコン膜13を堆積させる。
【0020】なお、この場合の多結晶シリコン基板11
は、厚さ350μmで、100mm×100mmのサイ
ズで、多結晶シリコン粒の結晶粒径が数mm〜1cm程
度の市販されている切断ウェハを用いており、また、ミ
ラーポリッシュしたのちの表面には、各多結晶シリコン
粒12の露出表面の結晶面方位の依存した研磨レートの
差によって、数100nmの高低差の凹凸が形成され
る。
【0021】図2(b)参照 次いで、CMP法を用いて多結晶シリコン膜13を平坦
化する。なお、この場合、多結晶シリコン膜13の結晶
粒径は数十nm程度であるので、表面の平坦性は大幅に
改善される。
【0022】図2(c)参照 次いで、平坦面側から水素イオン14を、例えば、投影
飛程が3000nmになる程度に、例えば、1016cm
-2以上のドーズ量でイオン注入することによってボイド
15とマイクロクラック16を発生させる。
【0023】図3(d)参照 次いで、水素イオン14を注入した面側と表面にSiO
2 膜18を形成した低歪点ガラスからなる可視光に対し
て透明なガラス基板17を対向させて接触させ、例え
ば、窒素ガス雰囲気中において、600℃で20時間の
熱処理を施すことによって多結晶シリコン基板11とガ
ラス基板17とを張り合わせる。
【0024】この場合、多結晶シリコン基板11の表面
は、多結晶シリコン膜13を堆積させたのち平坦化して
いるので、ガラス基板17との張り合わせが可能になる
ものであり、結晶粒径の大きな、したがって、表面の凹
凸の大きな多結晶シリコン基板11のままでは、ガラス
基板17との張り合わせが実質的に不可能である。な
お、この場合、SiO2 膜18は、表面が必ずしも平坦
ではないガラス基板17の表面を平坦にするために設け
るものであり、SiO2 膜18をPCVD法(プラズマ
CVD法)によって堆積後、CMP法によってSiO2
膜18の表面を平坦化する。
【0025】図3(e)参照 次いで、機械的力を加えて劈開処理することによって、
水素イオン注入面において多結晶シリコン基板11を剥
離して、ガラス基板17上に多結晶シリコン剥離膜19
を残存させたのち、例えば、窒素ガス雰囲気中におい
て、600℃で20時間の熱処理を施すことによって、
イオン注入工程及び剥離工程において発生した結晶欠陥
を回復させて、結晶性を改善する。
【0026】図3(f)参照 次いで、再び、CMP法を用いて表面を研磨することに
よって、表面がミラー面になった多結晶シリコン薄膜2
0が得られる。次いで、図示しないものの、通常の工程
にしたがって多結晶シリコン薄膜20を所定形状にパタ
ーニングし、ゲート絶縁膜、ゲート電極等を形成するこ
とによってTFT基板が完成することになる。
【0027】この様に、本発明の第1の実施の形態にお
いては、水素イオン14の注入に伴って発生したボイド
15やマイクロクラック16を利用して多結晶シリコン
基板11を剥離する所謂スマートカット法(例えば、特
開平10−93122号公報参照)を用いる際に、多結
晶シリコン基板11の表面に多結晶シリコン膜13を堆
積させているので表面を平坦化することができ、それに
よって、ガラス基板17との張り合わせを確実に行うこ
とができる。なお、この様な多結晶シリコン膜13を設
けない場合、基板の張り合わせは現実的には不可能であ
る。
【0028】また、剥離面に露出する多結晶シリコン薄
膜20の結晶粒径は、多結晶シリコン基板11と同様
に、数mm〜1cm程度の大粒径であるので、移動度が
大きく、したがって、高性能のTFTを実現することが
できる。
【0029】次に、図4を参照して、本発明の第2の実
施の形態の製造工程を説明する。 図4(a)参照 まず、上記の第1の実施の形態と全く同様に、キャスト
法によって作製された太陽電池用の多結晶シリコン基板
11の表面をエッチングにより鏡面化したのち、CMP
法を用いてミラーポリッシュし、次いで、LPCVD法
を用いて、例えば、650℃において、厚さが、例え
ば、2μmの多結晶シリコン膜13を堆積させたのち、
再び、CMP法を用いて多結晶シリコン膜13を平坦化
する。
【0030】図4(b)参照 次いで、エキシマレーザを用いて200〜400mJ/
cm2 、例えば、300mJ/cm2 の強度のレーザ光
21を照射することによって多結晶シリコン膜13の結
晶性を高めて結晶化多結晶シリコン膜22とする。この
場合、レーザ光21の照射によって多結晶シリコン膜1
3は溶融し、多結晶シリコン基板11を構成する大結晶
粒径の多結晶シリコン粒12の結晶面方位に沿ってエピ
タキシャル成長するので、多結晶シリコン粒12と同程
度の結晶粒径の結晶化多結晶シリコン膜22となる。
【0031】図4(c)参照 次いで、再び、第1の実施の形態と全く同様に、結晶化
多結晶シリコン膜22側から水素イオン14を、例え
ば、投影飛程が3000nmになる程度に、例えば、1
16cm-2以上のドーズ量でイオン注入することによっ
てボイド15とマイクロクラック16を発生させる。
【0032】以降は図示を省略するものの、第1の実施
の形態と全く同様に、水素イオン14を注入した面側と
表面にSiO2 膜を形成した低歪点ガラスからなる透明
なガラス基板を対向させて接触させ、例えば、窒素ガス
雰囲気中において、600℃で20時間の熱処理を施す
ことによって多結晶シリコン基板11とガラス基板とを
張り合わせる。
【0033】次いで、機械的力を加えて劈開処理するこ
とによって、水素イオン注入面において多結晶シリコン
基板11を剥離して、ガラス基板上に多結晶シリコン剥
離膜を残存させたのち、例えば、窒素ガス雰囲気中にお
いて、600℃で20時間の熱処理を施すことによっ
て、イオン注入工程及び剥離工程において発生した結晶
欠陥を回復させる。
【0034】次いで、再び、CMP法を用いて表面を研
磨することによって、表面がミラー面になった多結晶シ
リコン薄膜を得たのち、通常の工程にしたがって多結晶
シリコン薄膜を所定形状にパターニングし、ゲート絶縁
膜、ゲート電極等を形成することによってTFT基板が
完成することになる。
【0035】この様に、本発明の第2の実施の形態にお
いては、水素イオン14を注入する前に、レーザアニー
ルを施して、表面に設けた多結晶シリコン膜13の結晶
性を大幅に改善しているので、最終的に形成される多結
晶シリコン薄膜を所定形状にパターニングしてTFTを
形成した場合にも、TFTを構成するソース・ドレイン
領域或いはチャネル領域の一部が、多結晶シリコン膜1
3にかかったとしても、多結晶シリコン膜13は既にレ
ーザアニールによって結晶化多結晶シリコン膜22に変
換されているので、デバイス特性に悪影響を及ぼすこと
がない。
【0036】次に、図5を参照して、本発明の第3の実
施の形態を説明するが、この第3の実施の形態は、上記
の第1の実施の形態における多結晶シリコン薄膜20の
表面の平坦性をさらに改善するものであり、第1の実施
の形態の図3(f)の工程で得られた基板をそのまま利
用するものであるので、多結晶シリコン薄膜20の形成
工程までの説明は省略する。
【0037】図5(a)参照 まず、上記の第1の実施の形態と全く同様に、CMP法
によって研磨することによって表面が平坦な多結晶シリ
コン薄膜20を形成したのち、再び、LPCVD法によ
って、厚さが、例えば、1μmで結晶粒径の小さな多結
晶シリコン膜23を堆積させる。即ち、多結晶シリコン
薄膜20の表面は研磨によってミラー面になるものの、
表面に凹凸が発生するため、この凹凸を埋め込んで平坦
化するために、多結晶シリコン膜23を堆積させるもの
である。
【0038】図5(b)参照 次いで、再び、CMP法を用いて多結晶シリコン膜23
を研磨し、多結晶シリコン薄膜20の凸部の頂面上には
多結晶シリコン膜23が殆ど残らないようにして、多結
晶シリコン薄膜20の凹部を多結晶シリコン膜23で埋
め込む。この場合も、多結晶シリコン膜23の結晶粒径
は小さいのでCMP法で研磨した場合に、平坦な表面を
得ることができる。
【0039】図5(c)参照 次いで、エキシマレーザを用いて200〜400mJ/
cm2 、例えば、300mJ/cm2 の強度のレーザ光
24を照射することによって多結晶シリコン膜23を溶
融し、多結晶シリコン薄膜20を構成する大結晶粒径の
多結晶シリコン粒の結晶方位に沿ってエピタキシャル成
長させることによって、多結晶シリコン薄膜20と同程
度の結晶粒径の結晶化多結晶シリコン膜25とし、それ
によって、多結晶シリコン薄膜20と結晶化多結晶シリ
コン膜25とが一体化した表面がより平坦で、最終的な
膜厚が2000〜3000nm、例えば、2000nm
程度の多結晶シリコン薄膜26を得ることができる。以
降は、上記の第1の実施の形態と同様に、通常の工程に
したがって多結晶シリコン薄膜を所定形状にパターニン
グし、ゲート絶縁膜、ゲート電極等を形成することによ
ってTFT基板が完成することになる。
【0040】この様に、本発明の第3の実施の形態にお
いては、多結晶シリコン薄膜20の表面に多結晶シリコ
ン膜23を設け、平坦化するとともに、レーザアニール
によって表面も大結晶粒径にしているので移動度のばら
つきがなくなり、それによって、表面の凹凸に起因する
デバイス特性のばらつき、或いは、移動度の基板面内の
ばらつきによるデバイス特性のばらつきをより低減する
ことができる。
【0041】次に、図6を参照して、本発明の第4の実
施の形態を説明するが、この第4の実施の形態は、上記
の第2の実施の形態における多結晶シリコン薄膜の表面
の平坦性をさらに改善するものであり、多結晶シリコン
薄膜の表面研磨工程までは上記の第2の実施の形態と全
く同様であるので、多結晶シリコン薄膜の形成工程まで
の説明は省略する。
【0042】図6(a)参照 まず、上記の第2の実施の形態と全く同様に、CMP法
によって研磨することによって表面が平坦な多結晶シリ
コン薄膜27を形成したのち、再び、LPCVD法によ
って、厚さが、例えば、1μmで結晶粒径の小さな多結
晶シリコン膜23を堆積させる。
【0043】図6(b)参照 次いで、再び、CMP法を用いて多結晶シリコン膜23
を研磨し、多結晶シリコン薄膜27の凸部の頂面上には
多結晶シリコン膜23が殆ど残らないようにして、多結
晶シリコン薄膜27の凹部を多結晶シリコン膜23で埋
め込む。
【0044】図6(c)参照 次いで、エキシマレーザを用いて200〜400mJ/
cm2 、例えば、300mJ/cm2 の強度のレーザ光
28を照射することによって多結晶シリコン膜23を溶
融し、多結晶シリコン薄膜27を構成する大結晶粒径の
多結晶シリコン粒の結晶方位に沿ってエピタキシャル成
長させることによって、多結晶シリコン薄膜27と同程
度の結晶粒径の結晶化多結晶シリコン膜29とし、それ
によって、多結晶シリコン薄膜27と結晶化多結晶シリ
コン膜29とが一体化した表面がより平坦で、最終的な
膜厚が2000〜3000nm、例えば、2000nm
程度の多結晶シリコン薄膜30を得ることができる。以
降は、上記の第1の実施の形態と同様に、通常の工程に
したがって多結晶シリコン薄膜を所定形状にパターニン
グし、ゲート絶縁膜、ゲート電極等を形成することによ
ってTFT基板が完成することになる。
【0045】この様に、本発明の第4の実施の形態にお
いては、多結晶シリコン薄膜27の表面に多結晶シリコ
ン膜23を設け、平坦化したのち、レーザアニールによ
って表面を大結晶粒径にしているとともに、ガラス基板
との張り合わせ面を形成するために設けた多結晶シリコ
ン膜13も水素イオンの注入前に、レーザアニールによ
って大結晶粒径化して多結晶シリコン薄膜27の一部を
構成しているので、多結晶シリコン薄膜30全体におけ
る移動度のばらつきがなくなり、それによって、表面の
凹凸に起因するデバイス特性のばらつき、或いは、移動
度の基板面内のばらつきによるデバイス特性のばらつき
をより低減することができるとともに、デバイスを構成
するソース・ドレイン領域或いはチャネル領域の一部が
多結晶シリコン薄膜30のガラス基板17側の部分にか
かったとしても、デバイス特性が劣化することがない。
【0046】次に、図7を参照して、本発明の第5の実
施の形態を説明するが、この第5の実施の形態は、上記
の第4の実施の形態における平坦化工程とレーザアニー
ル工程を入れ換えたものであり、多結晶シリコン薄膜の
表面研磨工程までは上記の第2の実施の形態と全く同様
であるので、多結晶シリコン薄膜の形成工程までの説明
は省略する。
【0047】図7(a)参照 まず、上記の第2の実施の形態と全く同様に、CMP法
によって研磨することによって表面が平坦な多結晶シリ
コン薄膜27を形成したのち、再び、LPCVD法によ
って、厚さが、例えば、1μmで結晶粒径の小さな多結
晶シリコン膜23を堆積させる。
【0048】図7(b)参照 次いで、エキシマレーザを用いて200〜400mJ/
cm2 、例えば、300mJ/cm2 の強度のレーザ光
28を照射することによって多結晶シリコン膜23を溶
融し、多結晶シリコン薄膜27を構成する大結晶粒径の
多結晶シリコン粒の結晶方位に沿ってエピタキシャル成
長させることによって、多結晶シリコン薄膜27と同程
度の結晶粒径の結晶化多結晶シリコン膜31にする。
【0049】図7(c)参照 次いで、再び、CMP法を用いて結晶化多結晶シリコン
膜31を研磨し、多結晶シリコン薄膜27の凸部の頂面
上には結晶化多結晶シリコン膜31が殆ど残らないよう
にして、多結晶シリコン薄膜27の凹部を結晶化多結晶
シリコン膜31で埋め込むことによって、多結晶シリコ
ン薄膜27と結晶化多結晶シリコン膜31とが一体化し
た表面がより平坦で、最終的な膜厚が2000〜300
0nm、例えば、2000nm程度の多結晶シリコン薄
膜32を得ることができる。以降は、上記の第1の実施
の形態と同様に、通常の工程にしたがって多結晶シリコ
ン薄膜を所定形状にパターニングし、ゲート絶縁膜、ゲ
ート電極等を形成することによってTFT基板が完成す
ることになる。
【0050】この様に、本発明の第5の実施の形態にお
いては、多結晶シリコン薄膜27の表面に多結晶シリコ
ン膜23を設け、レーザアニールによって表面を大結晶
粒径化したのち、平坦化するとともに、ガラス基板との
張り合わせ面を形成するために設けた多結晶シリコン膜
13も水素イオンの注入前に、レーザアニールによって
大結晶粒径化して多結晶シリコン薄膜27の一部を構成
しているので、多結晶シリコン薄膜32全体における移
動度のばらつきがなくなり、それによって、表面の凹凸
に起因するデバイス特性のばらつき、或いは、移動度の
基板面内のばらつきによるデバイス特性のばらつきをよ
り低減することができるとともに、デバイスを構成する
ソース・ドレイン領域或いはチャネル領域の一部が多結
晶シリコン薄膜32のガラス基板17側の部分にかかっ
たとしても、デバイス特性が劣化することがない。
【0051】以上、本発明の各実施の形態を説明してき
たが、本発明は各実施の形態に記載された構成・条件に
限られるものではなく、各種の変更が可能である。例え
ば、上記の各実施の形態においては、多結晶シリコン基
板11として、キャスト法により製造された太陽電池用
の多結晶シリコン基板を用いているが、この様なキャス
ト多結晶シリコン基板に限られるものではなく、引き上
げ多結晶シリコン基板或いはリボンシリコン基板、即
ち、メルトから形成した多結晶シリコン基板を用いて良
いものであり、さらには、多結晶シリコン基板を構成す
る多結晶シリコン粒の結晶粒径がメルトから形成した多
結晶シリコン基板と同程度の数mm〜数cmのものであ
れば、どの様な製造方法による多結晶シリコン基板を用
いても良いものである。
【0052】また、上記の各実施の形態の説明において
は、ボイド15及びマイクロクラック16を発生させる
ために水素イオンを注入しているが、水素イオンに限ら
れるものではなく、例えば、Heイオンを用いても良い
ものである。
【0053】また、上記の各実施の形態の説明において
は、多結晶シリコン基板をガラス基板に張り合わせる際
に、単に接触させた状態で加熱処理しているが、張り合
わせを確実にするために、多結晶シリコン基板とガラス
基板とを重ねた状態で、加圧しながら加熱処理しても良
いものである。
【0054】また、この張り合わせ方法としては、加熱
処理の他に、接着剤、例えば、エポキシ樹脂を用いて多
結晶シリコン基板とガラス基板とを接着させることによ
って張り合わせを行っても良いものであり、それによっ
て、600℃程度における低温長時間処理を不要にする
ことができる。
【0055】また、上記の各実施の形態においては、多
結晶シリコン基板11をイオン注入面で剥離したのちの
熱処理を、抵抗加熱炉を用いて600℃程度の低温長時
間アニールとして行っているが、レーザアニールを用い
ても良いものである。
【0056】また、上記の各実施の形態においては、張
り合わせ基板として低歪点ガラス、即ち、歪点が650
℃程度のガラスからなるガラス基板17を用いている
が、石英ガラス基板を用いても良いものであり、多結晶
シリコン膜13の成膜温度である650℃程度の温度に
耐え、且つ、可視光に対して透明なガラス基板であれば
良いものであり、要するに、通常のTFT基板に用いる
ことのできるガラス基板であればどの様なものでも良
い。
【0057】また、上記の各実施の形態においては、レ
ーザを用いてビームアニールを行っているが、レーザア
ニールに限られるものではなく、例えば、エネルギービ
ームとして電子ビームを用いて電子ビームアニールを行
っても良いものである。
【0058】また、上記の各実施の形態においては、張
り合わせを確実にするために、多結晶シリコン基板11
の表面に多結晶シリコン膜13を設けているが、多結晶
シリコン膜13に限られるものではなく、アモルファス
シリコン膜或いは微結晶シリコン膜を設けても良いもの
である。
【0059】また、上記の第3乃至第5の実施の形態に
おいては、多結晶シリコン薄膜20,27の表面を平坦
化するために、多結晶シリコン薄膜20,27の表面に
多結晶シリコン膜23を設けているが、この場合も、多
結晶シリコン膜23に限られるものではなく、アモルフ
ァスシリコン膜或いは微結晶シリコン膜を設けても良い
ものである。
【0060】また、上記の各実施の形態においては、ア
クティブマトリクス型液晶表示装置用TFTを形成する
ための高品質の多結晶シリコン薄膜の製造方法として説
明しているが、本発明は、アクティブマトリクス型液晶
表示装置用多結晶シリコン薄膜に限られるものではな
く、ラインセンサ用の薄膜半導体装置等の他の用途の薄
膜半導体装置に用いられる多結晶シリコン薄膜、即ち、
システムオンパネル或いはシステムオングラスに用いら
れる多結晶シリコン薄膜も対象とするものである。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、移動度を高めるために
結晶粒径の大きな多結晶シリコン薄膜を所謂スマートカ
ット法を用いて製造する際に、多結晶シリコン基板の表
面に非単結晶シリコン膜を設けて平坦化しているので、
多結晶シリコン基板と透明基板との張り合わせを確実に
行うことができ、また、多結晶シリコン剥離膜の表面に
さらに多結晶シリコン膜を設けることによってより平坦
な表面を得ることができ、それによって、高性能のTF
T等の薄膜半導体装置をばらつきなく低コストで製造す
ることができるので、アクティブマトリクス型液晶表示
装置等の高性能化・低価格化に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の途中までの製造工
程の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の図2以降の製造工
程の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図7】本発明の第5の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【符号の説明】
1 非単結晶シリコン基板 2 非単結晶シリコン膜 3 透明基板 4 SiO2 膜 5 イオン注入面 6 ボイド 7 マイクロクラック 8 非単結晶シリコン薄膜 11 多結晶シリコン基板 12 多結晶シリコン粒 13 多結晶シリコン膜 14 水素イオン 15 ボイド 16 マイクロクラック 17 ガラス基板 18 SiO2 膜 19 多結晶シリコン剥離膜 20 多結晶シリコン薄膜 21 レーザ光 22 結晶化多結晶シリコン膜 23 多結晶シリコン膜 24 レーザ光 25 結晶化多結晶シリコン膜 26 多結晶シリコン薄膜 27 多結晶シリコン薄膜 28 レーザ光 29 結晶化多結晶シリコン膜 30 多結晶シリコン薄膜 31 結晶化多結晶シリコン膜 32 多結晶シリコン薄膜
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/336 H01L 29/78 627D 31/04 31/04 X Fターム(参考) 2H092 JA24 KA04 KA07 MA30 NA24 NA25 5F051 AA03 AA05 BA05 CA32 CB04 CB24 GA03 GA04 GA12 GA20 5F052 AA02 AA03 BB07 CA07 CA08 DA02 DB02 JA09 JA10 5F110 AA07 AA18 BB02 DD02 DD03 DD07 DD13 GG02 GG13 GG16 GG47 GG58 PP03 PP08 QQ17 QQ19 QQ30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非単結晶シリコン基板の表面に非単結晶
    シリコン膜を形成し、前記非単結晶シリコン膜の表面を
    平坦化したのち、前記平坦化した平坦面側からイオンを
    注入し、次いで、可視光に対して透明な透明基板に前記
    平坦面側を対向させて張り合わせたのち、前記非単結晶
    シリコン基板をイオン注入面において剥離することによ
    って、前記透明基板上に非単結晶シリコン薄膜を残存さ
    せることを特徴とする非単結晶シリコン薄膜の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 上記非単結晶シリコン膜の表面を平坦化
    したのち、前記平坦化した平坦面側からエネルギービー
    ムを照射することを特徴とする請求項1記載の非単結晶
    シリコン薄膜の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記非単結晶シリコン基板を剥離したの
    ち、上記非単結晶シリコン薄膜の剥離面に熱処理を施す
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の非単結晶シ
    リコン薄膜の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記非単結晶シリコン薄膜の剥離面に非
    単結晶シリコン膜を形成し、前記非単結晶シリコン膜の
    表面を平坦化したのち、前記平坦化した平坦面側からエ
    ネルギービームを照射することを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか1項に記載の非単結晶シリコン薄膜の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 上記非単結晶シリコン薄膜の剥離面に非
    単結晶シリコン膜を形成し、前記非単結晶シリコン膜に
    エネルギービームを照射したのち、前記非単結晶シリコ
    ン膜の表面を平坦化することを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか1項に記載の非単結晶シリコン薄膜の製造
    方法。
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