JPH08244216A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH08244216A
JPH08244216A JP4856995A JP4856995A JPH08244216A JP H08244216 A JPH08244216 A JP H08244216A JP 4856995 A JP4856995 A JP 4856995A JP 4856995 A JP4856995 A JP 4856995A JP H08244216 A JPH08244216 A JP H08244216A
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JP
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JP4856995A
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Shinji Takagi
真二 高木
Hiroyuki Tawaraya
啓之 俵谷
Takehiko Kasamatsu
健彦 笠松
Hideki Tanaka
秀樹 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置自体の大きさを大きくすることなく、記
録する範囲を拡大することのできる記録装置である。 【構成】 メインコントローラ102は、被記録媒体の
幅を識別する検出器112の信号を読み取り、被記録媒
体の幅を識別する。メインコントローラ102は、出力
バッファ103にデータが格納されると、主走査コント
ローラ108に、記録ヘッド104を第1の被記録媒体
の幅に対応する走査速度で走査させる。このように、被
記録媒体を記録する時に、被記録媒体の幅を識別し、そ
れに応じて走査速度の制御を変えている。このことによ
り、記録範囲を変えることができ、装置の大型化を招く
ことなく、印字可能な範囲を得ることができ、また装置
全体のコストアップを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録方式
の記録装置、特に小型でカラー記録ができる記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の記録装置、特にインクジェット記
録方式のシリアルプリンタについて、図4を用いて説明
する。101はホストコンピュータ、102はCPU等
からなるメインコントローラ、103は実際に記録する
ための形式に変換したデータを格納する記憶装置内の出
力バッファ、104は記録ヘッド、105は記録ヘッド
を駆動するヘッドドライバ、106は出力バッファのデ
ータをメイン・コントローラからの制御信号に従って記
録ヘッドに供給するヘッドドライバコントローラであ
る。107は記録ヘッド104に被記録媒体の全面を走
査させるため、記録ヘッドを被記録媒体に沿って(主走
査方向に)移動させるための主走査モータ、108は主
走査モータ107を制御する主走査コントローラ、10
9は主走査方向に移動した移動量および移動速度を検出
するための主走査エンコーダである。また、110は被
記録媒体を記録ヘッドの移動方向と垂直な方向(副走査
方向)に移動させるための副走査モータ、111は副走
査モータ110を制御する副走査コントローラである。
【0003】上記構成において、被記録媒体への画像デ
ータの記録は、以下の手順で行われている。
【0004】(A)メインコントローラ102は、ホス
トコンピュータ101から送られる画像データを所定の
タイミングで出力バッファ103に格納する。
【0005】(B)メインコントローラ102は、出力
バッファ103にデータが格納されると、主走査コント
ローラ108に記録ヘッド104を走査させる命令を与
える。
【0006】(C)主走査コントローラ108は、主走
査エンコーダ109の値を参照しながら、あらかじめ定
められた制御値に従って記録ヘッド104を走査させ
る。
【0007】(D)メインコントローラ102は、主走
査エンコーダ109の値が記録範囲に入ると、ヘッドド
ライバコントローラ106に制御信号を供給する。
【0008】(E)ヘッドドライバコントローラ106
は、出力バッファ103内のデータを読み出し、ヘッド
ドライバ105を制御する。
【0009】(F)ヘッドドライバ105が記録ヘッド
を駆動し、記録が行われる。
【0010】図5は主走査位置、主走査速度、および被
記録媒体への記録範囲との関係を示したものである。
【0011】図5において、紙面の上下方向が速度を表
しており、上に行くほど速度が高い。紙面の横方向が主
走査位置を表している。中に描かれた曲線aは、記録ヘ
ッド104の記録ヘッド104の速度を表しており、b
は主走査速度の最高値を表している。
【0012】ところで制定区間Bは次に説明する理由で
設けられている。
【0013】主走査速度の最高値bは、記録ヘッド10
4の最高繰返し記録周波数によって決定される。このた
め、主走査速度が最高値bを越える区間では記録ヘッド
104は記録できない。また、主走査速度の変動、特に
振動は、記録ヘッド104から吐出されるインクの被記
録媒体への着弾位置のずれを発生させ記録された画像の
画質の劣化を招く。したがって、主走査速度が最高値b
を越えており、しかも速度が変動している区間であるB
では、記録は行わないほうがよい。以上の理由で制定区
間Bは設けられている。
【0014】次に、図5を用いて従来例の動作につい
て、具体的に説明する。
【0015】メインコントローラ102は、出力バッフ
ァ103にデータが格納されると、主走査コントローラ
108に記録ヘッド104を走査させる命令を与える。
この時点で記録ヘッドは走査を始める。主走査コントロ
ーラ108は、主走査エンコーダ109の値を参照しな
がら加速区間Aの間、記録ヘッド104を加速する。
【0016】主走査コントローラ108は、記録ヘッド
104が主走査速度の最高値bになった時点で加速を止
め定速度にしようとする。しかしながら、記録ヘッド1
04は慣性質量の影響で即座に低速度にならず、制定区
間Bの間で主走査速度の最高値bを越えて振動し、次第
に減衰していく。メインコントローラ102は、記録ヘ
ッド104が記録範囲Cに達したことを主走査エンコー
ダ109の信号により判断し、ヘッドドライバコントロ
ーラ106に制御信号を供給し記録をさせる。このC区
間では、記録ヘッドは、一定速度で走査している。メイ
ンコントローラ102は、記録ヘッド104が減衰区間
Dに達したことを主走査エンコーダ109の信号により
判断する。そして、ヘッドドライバコントローラ106
に制御信号を供給するのを止めて記録を止める。主走査
コントローラ108に主走査を止める命令を出し、主走
査を減衰し止める。この区間がDである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
において記録範囲Cを越える範囲を記録しようとした場
合、制定区間Bで記録できないため、記録範囲C自体を
広げることになる。これはとりもなおさず装置の主走査
方向の長さを長くすることであり、装置の大型化を招
き、また材料費の上昇にもなり装置全体のコストアップ
につながる。
【0018】また複数の記録ヘッドを主走査方向に並べ
たカラーインクジェット記録装置においては、複数の記
録ヘッドを並べた幅だけ、装置の主走査方向の長さが長
くなっているので、さらに主走査方向の長さを長くする
ことは大きな問題となる。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録ヘッド
と、記録ヘッドを被記録媒体に対して走査する走査手段
と、前記走査手段を制御する制御手段と、前記被記録媒
体の幅を識別する識別手段と、前記識別手段によって識
別された幅に応じて、前記制御手段の制御を変える手段
とを具えることを特徴とする。
【0020】また本発明は、記録ヘッドと、該記録ヘッ
ドを被記録媒体に対して走査する走査手段と、前記走査
手段を制御する制御手段と、前記被記録媒体の幅を設定
する設定手段と、前記設定手段によって設定された幅に
応じて、前記制御手段の制御を変える手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0021】
【作用】以上の構成によれば、被記録媒体の幅に応じて
記録ヘッドの走査の制御を変えることにより、装置の大
型化を招くことなく、印字可能な範囲を得ることがで
き、また装置全体のコストアップを防ぐことができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0023】図1において、101はホストコンピュー
タ、102はCPU等からなるメインコントローラ、1
03は実際に記録するための形式に変換したデータを格
納する出力バッファ、104は記録ヘッド、105は記
録ヘッドを駆動するヘッドドライバ、106は出力バッ
ファのデータをメイン・コントローラからの制御信号に
従って記録ヘッドに供給するヘッドドライバコントロー
ラである。また、107は記録ヘッド104に被記録媒
体の全面を走査させるため、記録ヘッドを被記録媒体に
沿って(主走査方向に)移動させるための主走査モー
タ、108は主走査モータ107を制御する主走査コン
トローラ、109は主走査方向に移動した移動量および
移動速度を検出するための主走査エンコーダである。ま
た110は被記録媒体を記録ヘッドの移動方向と垂直な
方向(副走査方向)に移動させるための副走査モータ、
111は副走査モータ110を制御する副走査コントロ
ーラである。また、112は被記録媒体の幅を識別する
検出器であり、フォトインターラプタ等で構成される。
この図1に示した記録装置は、本発明の実施例1,2に
用いられている。
【0024】(実施例1)図2において、紙面の上下方
向が速度を表しており、上に行くほど速度が高い。紙面
の横方向が主走査位置を表している。中に描かれた曲線
a1は、第1の被記録媒体の幅を識別した時の記録ヘッ
ド104の記録ヘッド104の速度を表している。ま
た、曲線a2は第2の被記録媒体の幅を識別した時の記
録ヘッド104の記録ヘッド104の速度を表してい
る。bは主走査速度の最高値であり、これを越えた速度
の区間では記録ヘッド104は記録できない。
【0025】図2において、E1は第1の被記録媒体の
幅を示しており、E2は第2の被記録媒体の幅を示して
おり、第2の被記録媒体の幅は第1の被記録媒体の幅よ
り広い。
【0026】また図2においてA1は第1の被記録媒体
の時の主走査の加速区間を表しており、A2は第2の被
記録媒体の時の主走査の加速区間を表しており、B1は
第1の被記録媒体の時の記録ヘッド104の制定区間を
表しており、B2は第2の被記録媒体の時の記録ヘッド
104の制定区間を表しており、C1は第1の被記録媒
体の記録範囲を表しており、C2は第2の被記録媒体の
記録範囲を表しており、D1は第1の被記録媒体の時の
減速区間を表しており、D2は第2の被記録媒体の時の
減速区間を表している。
【0027】さて、第1の実施例においては、走査速度
b2を通常の走査速度b1の1/2の速度になるように
制御している。また主走査の加速度、減速度は被記録媒
体によらず同じに制御することとする。この場合のそれ
ぞれの記録媒体における各区間のA1とA2、B1とB
2、C1とC2、D1とD2の関係は次のようになる。
【0028】区間A1とA2では、加速度が同じであ
り、到達する速度は1/2であるからA2=A1/2で
ある。区間B1とB2では、加速度が同じであるからB
1=B2である。区間D1とD2は加速度が同じであ
り、減速する速度は1/2であるからD2=D1/2で
ある。すると、A1+B1+C1+D1=A2+B2+
C2+D2(これが装置の幅を決定する)とすると、C
2=C1+A1/2+D1/2である。この関係式でわ
かるように、記録ヘッドの動く区間を同じとしても、即
ち、装置の物理的大きさを変化しなくても、記録できる
区間であるC2はC1より大きくすることができる。な
お、走査速度b1とb2との関係は、上記の場合は、b
2=b1/2としたが、被記録体の幅の関係により定め
られる。
【0029】次に、図1および図2を用いて、第1の実
施例の制御を具体的に説明する。
【0030】まず、第1の被記録媒体を記録する場合を
説明する。
【0031】メインコントローラ102は、まず、被記
録媒体の幅を識別する検出器112の信号を読み取り、
第1の被記録媒体の幅を識別する。メインコントローラ
102は、出力バッファ103にデータが格納される
と、主走査コントローラ108に、記録ヘッド104を
第1の被記録媒体の幅に対応する走査速度b1で走査さ
せる第1の命令を与える。
【0032】すると、主走査コントローラ108は、主
走査エンコーダ109の値を参照しながら加速区間A1
の間、記録ヘッド104を加速する。そして、主走査コ
ントローラ108は、記録ヘッド104が主走査速度の
最高値b1になった時点で加速を止め定速度にしようと
する。
【0033】メインコントローラ102は、記録ヘッド
104が第1の被記録媒体の幅に対する記録範囲C1に
達したことを主走査エンコーダ109の信号により判断
し、ヘッドドライバコントローラ106に制御信号を供
給し記録をさせる。次に、メインコントローラ102
は、記録ヘッド104が第1の被記録媒体の記録範囲C
1に対して記録が終了し減速区間D1に達したことを、
主走査エンコーダ109の信号により判断する。そし
て、ヘッドドライバコントローラ106に制御信号を供
給するのを止め、主走査コントローラ108に主走査を
止める命令をし主走査を減速し止める。
【0034】次に、第2の被記録媒体を記録する場合を
説明する。
【0035】メインコントローラ102は、被記録媒体
の幅を識別する検出器112の信号を読み取り第2の被
記録媒体の幅を識別する。メインコントローラ102
は、出力バッファ103にデータが格納されると、主走
査コントローラ108に記録ヘッド104を第2の被記
録媒体の幅に対する走査速度b2すなわちb1の1/2
の速度で走査させる第2の命令を与える。
【0036】すると、主走査コントローラ108は、主
走査エンコーダ109の値を参照しながら加速区間A2
の間、記録ヘッド104を加速する。主走査コントロー
ラ108は、記録ヘッド104が主走査速度の最高値b
2になった時点で加速を止め定速度にしようとする。
【0037】メインコントローラ102は、記録ヘッド
104が第2の被記録媒体の記録範囲C2に達したこと
を主走査エンコーダ109の信号により判断し、ヘッド
ドライバコントローラ106に制御信号を供給し記録を
させる。メインコントローラ102は、記録ヘッド10
4が第2の被記録媒体の記録範囲C2に記録し、減速区
間D2に達したことを主走査エンコーダ109の信号に
より判断する。そして、ヘッドドライバコントローラ1
06に制御信号を供給するのを止め、主走査コントロー
ラ108に主走査を止める命令をし主走査を減衰し止め
る。
【0038】以上に述べたように被記録媒体を記録する
時に被記録媒体の幅を識別し、それに応じて走査速度の
制御を変えることにより、記録範囲を変えることがで
き、装置の大型化を招くことなく、印字可能な範囲を得
ることができ、また装置全体のコストアップを防ぐこと
ができる。
【0039】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
を表す図面である。
【0040】図3において、紙面の上下方向が速度を表
しており、上に行くほど速度が高い。紙面の横方向が主
走査位置を表している。中に描かれた曲線a1は、第1
の被記録媒体の幅を識別した時の記録ヘッド104の記
録ヘッド104の速度を表している。曲線a2は第2の
被記録媒体の幅を識別した時の記録ヘッド104の記録
ヘッド104の速度を表している。bは主走査速度の最
高値であり、これを越えた速度の区間では記録ヘッド1
04は記録できない。
【0041】また図3において、E1は第1の被記録媒
体の幅を示しており、E2は第2の被記録媒体の幅を示
しており、第2の被記録媒体の幅は第1の被記録媒体の
幅より広い。
【0042】図3において、A1は第1の被記録媒体の
時の主走査の加速区間を表しており、A2は第2の被記
録媒体の時の主走査の加速区間を表しており、B1は第
2の被記録媒体の時の記録ヘッド104の制定区間を表
しており、B2は第2の被記録媒体の時の記録ヘッド1
04の制定区間を表している。C1は第1の被記録媒体
の記録範囲を表しており、C2は第2の被記録媒体の記
録範囲を表しており、D1は第1の被記録媒体の時の減
速区間を表しており、D2は第2の被記録媒体の時の減
速区間を表している。
【0043】ところで、第2の実施例では、第1の実施
例と同様に図1に示された記録装置において、走査速度
b2を走査速度b1の1/2の速度になるように制御す
ることとする。しかし、主走査の加速区間A2を、加速
区間A1と同じになるように制御する。したがって、走
査速度は1/2であるから加速度を1/2に制御するこ
とに等しい。
【0044】また、記録範囲C2は加速区間A2の1/
2の位置から記録を開始し、減速区間D2の1/2の位
置で記録を終了するものとする。加速区間、減速区間で
は一定の加速度で加速、減速するので、記録範囲C2は
走査速度b2の1/2の速度の区間である。
【0045】すると記録範囲C2は以下のようになる。
【0046】
【数1】C2=C1+A1/2+B1+D1×3/4 上式でわかるようにC2はC1より大きい。
【0047】ところで、記録中の記録ヘッド104の速
度変化は被記録媒体のインクの着弾位置のずれを発生さ
せるが、走査速度を1/2にし、加速度を1/2にした
ことにより、画像品質の劣化を少なくできる。以下にそ
の理由を述べる。
【0048】区間B1と区間B2の速度変化の振動は、
加速区間A2が加速区間A1の2倍であり加速度は1/
2であるから、区間B1の振動は区間B2の振動より小
さく、速度変化が少ない。主走査速度の最高値bを越え
ることはない。このため、画像品質の劣化を少なくでき
る。以下に具体的に、例を示して説明する。
【0049】たとえば、走査速度b1を500mm/s
ec、記録ヘッド104から吐出されるインクは吐出速
度を5000mm/secで走査の方向と垂直に吐出さ
れ、記録ヘッド104と被記録媒体の間隔を1mmとす
ると、第2の被記録媒体を記録したときの走査速度b2
の時と、走査速度がb2の1/2の時とのインクの着弾
位置のずれは以下のようになる。実際のインクは、走査
速度と吐出速度のベクトル和で軌跡を描くため、走査速
度b2の時は吐出した位置から0.05mmの位置に着
弾し、走査速度がb2の1/2の時は吐出した位置から
0.025mmの位置に着弾する。したがって、着弾位
置のずれは、0.025mmである。この値は決して小
さいものではないが、1回の走査においてゆるやかに1
周期だけ生じるため画質の劣化は少ない。
【0050】以上に述べたように、被記録媒体を記録す
る時に被記録媒体の幅を識別し、それに応じて走査速度
と走査の加速曲線の制御を変えることにより、記録範囲
を変えることができ、装置の大型化を招くことなく、印
字可能な範囲を得ることができ、また装置全体のコスト
アップを防ぐことができる。
【0051】(その他の実施例)ところで実施例1およ
び実施例2では、主走査エンコーダ109を用いて主走
査をフィードバック制御していたが、ステッピングモー
タを使用した制御であってもよい。また実施例1および
実施例2では、走査の片方向のみ記録していたが、両方
向で記録しても同じである。
【0052】また実施例1および実施例2では、加速、
減速区間では一定の加速度であったが、一定の加速度で
ある必要はない。
【0053】また被記録媒体の幅を識別する識別手段
は、フォトインターラプタ等である必要はなく、記録装
置を走査する操作者が操作板(図示せず)から行っても
よく、あるいはホストコンピュータ101からの信号に
よって識別してもよい。
【0054】また実施例1および実施例2では記録ヘッ
ドは、一つであったが、複数のヘッドを具えたカラーイ
ンクジェット記録装置であってもいいことはいうまでも
ない。
【0055】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の構成を
用いて、被記録媒体の幅に応じて記録ヘッドの走査の制
御を変えることにより、装置の大型化を招くことなく、
印字可能な範囲を得ることができ、また装置全体のコス
トアップを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の制御を説明する図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例の制御を説明する図であ
る。
【図4】従来例の構成を示すブロック図である。
【図5】従来例の制御を説明する図である。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ 102 メインコントローラ 103 出力バッファ 104 記録ヘッド 105 ヘッドドライバ 106 ヘッドドライバコントローラ 107 主走査モータ 108 主走査コントローラ 109 主走査エンコーダ 110 副走査モータ 111 副走査コントローラ 112 被記録媒体の幅を識別する検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 秀樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドと、 該記録ヘッドを被記録媒体に対して走査する走査手段
    と、 前記走査手段を制御する制御手段と、 前記被記録媒体の幅を識別する識別手段と、 前記識別手段によって識別された幅に応じて、前記制御
    手段の制御を変える手段とを有することを特徴とする記
    録装置。
  2. 【請求項2】 前記識別手段がフォトインターラプタで
    あることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 記録ヘッドと、 該記録ヘッドを被記録媒体に対して走査する走査手段
    と、 前記走査手段を制御する制御手段と、 前記被記録媒体の幅を設定する設定手段と、 前記設定手段によって設定された幅に応じて、前記制御
    手段の制御を変える手段とを有することを特徴とする記
    録装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段の制御を変える手段によっ
    て変えられる前記走査の制御は、前記走査の最高速度の
    制御であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項
    記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段の制御を変える手段によっ
    て変えられる前記走査の制御は、前記走査の加速の制御
    であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載
    の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録装置は、インクジェット記録装
    置であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の記録装置。
JP4856995A 1995-03-08 1995-03-08 記録装置 Pending JPH08244216A (ja)

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JP4856995A JPH08244216A (ja) 1995-03-08 1995-03-08 記録装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002036526A (ja) * 2000-07-21 2002-02-05 Konica Corp インクジェット記録装置
JP2008049549A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Seiko Epson Corp テストパターンの印刷方法、補正値の取得方法、補正値の取得装置
JP2008055728A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Seiko Epson Corp テストパターンの印刷方法、補正値の取得方法、補正値の取得装置

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