JPH09201985A - インクジェット印刷制御方法とその記録装置 - Google Patents
インクジェット印刷制御方法とその記録装置Info
- Publication number
- JPH09201985A JPH09201985A JP1421896A JP1421896A JPH09201985A JP H09201985 A JPH09201985 A JP H09201985A JP 1421896 A JP1421896 A JP 1421896A JP 1421896 A JP1421896 A JP 1421896A JP H09201985 A JPH09201985 A JP H09201985A
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- JP
- Japan
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- ink
- ink jet
- ejection timing
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク液滴の大小によって飛行距離に差を生
じても、位置ズレを発生させないインクジェット印刷制
御方法とその記録装置とを提供する。 【解決手段】 印刷媒体1から所定の距離Aを保持して
記録ヘッド2を矢印B方向に移動し、ノズルから印刷位
置Yに吐出するインク液滴はサイズが小さい程早いタイ
ミングで吐出するように、印刷階調デ−タと吐出タイミ
ングとを対応させた吐出タイミングテ−ブルを記憶した
ROMと、印刷階調デ−タに基づいてROMから読み出
した吐出タイミングでインク液滴をノズルから吐出させ
る吐出タイミング補正手段とを備える。
じても、位置ズレを発生させないインクジェット印刷制
御方法とその記録装置とを提供する。 【解決手段】 印刷媒体1から所定の距離Aを保持して
記録ヘッド2を矢印B方向に移動し、ノズルから印刷位
置Yに吐出するインク液滴はサイズが小さい程早いタイ
ミングで吐出するように、印刷階調デ−タと吐出タイミ
ングとを対応させた吐出タイミングテ−ブルを記憶した
ROMと、印刷階調デ−タに基づいてROMから読み出
した吐出タイミングでインク液滴をノズルから吐出させ
る吐出タイミング補正手段とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はノンインパクトプリ
ンタ等に用いられるインクジェット記録装置に関する。
ンタ等に用いられるインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録装置、例えば
インクジェットプリンタは印刷媒体から所定の距離を保
持して記録ヘッドを移動し、ノズルから吐出するインク
液滴のサイズを印刷階調デ−タより検知し、印刷密度
(例えば300DPI等)に応じたインク吐出タイミン
グで吐出している。
インクジェットプリンタは印刷媒体から所定の距離を保
持して記録ヘッドを移動し、ノズルから吐出するインク
液滴のサイズを印刷階調デ−タより検知し、印刷密度
(例えば300DPI等)に応じたインク吐出タイミン
グで吐出している。
【0003】インク液滴のサイズは印刷階調デ−タに基
づいてインクに与えられるエネルギ−量、例えば電圧値
の大小等により決まる。
づいてインクに与えられるエネルギ−量、例えば電圧値
の大小等により決まる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のインクジェット
記録装置にあっては、インク液滴のサイズにかかわら
ず、印刷密度に応じたインク吐出タイミングで吐出して
いるので、たとえインク液滴が印刷媒体に到達しても、
インク液滴の大小によって飛行距離に差を生じ、所定の
印刷位置に到達せず位置ズレを発生させるという問題点
があった。
記録装置にあっては、インク液滴のサイズにかかわら
ず、印刷密度に応じたインク吐出タイミングで吐出して
いるので、たとえインク液滴が印刷媒体に到達しても、
インク液滴の大小によって飛行距離に差を生じ、所定の
印刷位置に到達せず位置ズレを発生させるという問題点
があった。
【0005】本発明は、インク液滴の大小によって飛行
距離に差を生じても、位置ズレを発生させないインクジ
ェット印刷制御方法とその記録装置とを提供することを
目的としている。
距離に差を生じても、位置ズレを発生させないインクジ
ェット印刷制御方法とその記録装置とを提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のインクジェット記録装置においては、インク
液滴のサイズが小さい程印刷位置に対して早いタイミン
グでインクを吐出する印刷制御方法をとり、インク液滴
のサイズが小さい程印刷位置に対して早いタイミングで
吐出するように印刷階調デ−タと吐出タイミングとを対
応させた吐出タイミングテ−ブルを記憶した吐出タイミ
ング記憶手段と、印刷階調デ−タに基づいて吐出タイミ
ング記憶手段から読み出した吐出タイミングでノズルか
らインクを吐出させる吐出タイミング補正手段とを備え
る。
に本発明のインクジェット記録装置においては、インク
液滴のサイズが小さい程印刷位置に対して早いタイミン
グでインクを吐出する印刷制御方法をとり、インク液滴
のサイズが小さい程印刷位置に対して早いタイミングで
吐出するように印刷階調デ−タと吐出タイミングとを対
応させた吐出タイミングテ−ブルを記憶した吐出タイミ
ング記憶手段と、印刷階調デ−タに基づいて吐出タイミ
ング記憶手段から読み出した吐出タイミングでノズルか
らインクを吐出させる吐出タイミング補正手段とを備え
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、各図面に共通な要素には
同一符号を付す。
を参照しながら説明する。尚、各図面に共通な要素には
同一符号を付す。
【0008】図1は本発明の実施の形態を説明する概念
図であり、図2はインク液滴サイズと液滴初速度との関
係図である。印刷媒体1から所定の距離Aに記録ヘッド
2を保持し、記録ヘッド2を矢印B方向に移動させなが
ら印刷媒体1にインク液滴をノズルから吐出する。イン
ク液滴のサイズは印刷階調デ−タより検知する。
図であり、図2はインク液滴サイズと液滴初速度との関
係図である。印刷媒体1から所定の距離Aに記録ヘッド
2を保持し、記録ヘッド2を矢印B方向に移動させなが
ら印刷媒体1にインク液滴をノズルから吐出する。イン
ク液滴のサイズは印刷階調デ−タより検知する。
【0009】印刷媒体1側のX、Y、Zは印刷密度(例
えば300DPI等)に応じた印刷位置を示しており、
記録ヘッド2側のC1 〜C15は印刷位置Yに対するイン
ク液滴を吐出するインク液滴吐出位置を示している。
えば300DPI等)に応じた印刷位置を示しており、
記録ヘッド2側のC1 〜C15は印刷位置Yに対するイン
ク液滴を吐出するインク液滴吐出位置を示している。
【0010】インク液滴サイズは、印刷ドット毎に有す
る印刷階調デ−タ(本実施の形態では白地を0とし16
階調に区分している)に基づいてインクに与えるエネル
ギ−量、例えば電圧値の大小等により決まるので、図2
に示すように、インク液滴サイズが小さいほど液滴初速
度は低速度である。従って、距離Aを飛行するインク液
滴はインク液滴サイズが小さいほど飛行距離が長くな
る。図1は印刷位置Yを目標にインク液滴を吐出する場
合、サイズが一番小さいインク液滴を位置C1 で吐出さ
せ、サイズが一番大きいインク液滴を位置C15で吐出さ
せるとそれぞれ印刷位置Yに到達することを示してい
る。
る印刷階調デ−タ(本実施の形態では白地を0とし16
階調に区分している)に基づいてインクに与えるエネル
ギ−量、例えば電圧値の大小等により決まるので、図2
に示すように、インク液滴サイズが小さいほど液滴初速
度は低速度である。従って、距離Aを飛行するインク液
滴はインク液滴サイズが小さいほど飛行距離が長くな
る。図1は印刷位置Yを目標にインク液滴を吐出する場
合、サイズが一番小さいインク液滴を位置C1 で吐出さ
せ、サイズが一番大きいインク液滴を位置C15で吐出さ
せるとそれぞれ印刷位置Yに到達することを示してい
る。
【0011】図3は実施の形態による制御ブロック図で
あり、図4は吐出タイミングテ−ブルの説明図である。
吐出タイミング補正手段としての中央処理装置3(以後
CPU3と記す)には、吐出タイミング記憶手段として
のROM4と印刷階調デ−タ等を記憶するRAM5と入
出力装置6(以後I/Oポ−ト6と記す)とが接続さ
れ、記録ヘッド2はヘッドドライバ7を通じてI/Oポ
−ト6に接続されている。 ROM4には、図4に示す
ように、印刷階調デ−タと液滴吐出タイミングと印加電
圧値とを対応させた吐出タイミングテ−ブルが記憶され
てある。液滴吐出タイミングt1 は上述したインク液滴
吐出位置C1 に対応し、液滴吐出タイミングt15は上述
したインク液滴吐出位置C15に対応する。また、印加電
圧値V1 〜V15はインクに与えるエネルギ−量に相当
し、インク液滴サイズと初速度とが決める。
あり、図4は吐出タイミングテ−ブルの説明図である。
吐出タイミング補正手段としての中央処理装置3(以後
CPU3と記す)には、吐出タイミング記憶手段として
のROM4と印刷階調デ−タ等を記憶するRAM5と入
出力装置6(以後I/Oポ−ト6と記す)とが接続さ
れ、記録ヘッド2はヘッドドライバ7を通じてI/Oポ
−ト6に接続されている。 ROM4には、図4に示す
ように、印刷階調デ−タと液滴吐出タイミングと印加電
圧値とを対応させた吐出タイミングテ−ブルが記憶され
てある。液滴吐出タイミングt1 は上述したインク液滴
吐出位置C1 に対応し、液滴吐出タイミングt15は上述
したインク液滴吐出位置C15に対応する。また、印加電
圧値V1 〜V15はインクに与えるエネルギ−量に相当
し、インク液滴サイズと初速度とが決める。
【0012】次に動作について図5に従って説明する。
図5は本発明を動作を示すフロ−チャ−トである。ステ
ップS1 でCPU3は図示せぬ上位装置から印刷命令を
受信すると、RAM5に所定の印刷階調デ−タを入力し
て記憶させ、ステップS2 でCPU3は記録ヘッド2
を、図1に示したように、矢印B方向に移動させる。記
録ヘッド2を移動させる図示せぬ駆動モ−タにはエンコ
−ダが設けてあり、CPU3はエンコ−ダスリットを検
出する光センサから得られる信号により記録ヘッド2の
位置を検知している。
図5は本発明を動作を示すフロ−チャ−トである。ステ
ップS1 でCPU3は図示せぬ上位装置から印刷命令を
受信すると、RAM5に所定の印刷階調デ−タを入力し
て記憶させ、ステップS2 でCPU3は記録ヘッド2
を、図1に示したように、矢印B方向に移動させる。記
録ヘッド2を移動させる図示せぬ駆動モ−タにはエンコ
−ダが設けてあり、CPU3はエンコ−ダスリットを検
出する光センサから得られる信号により記録ヘッド2の
位置を検知している。
【0013】ステップS3 でCPU3は記録ヘッド2の
位置を検知すると、RAM5から印刷階調デ−タを読み
出し、印刷階調デ−タの基づいてROM4から吐出タイ
ミングと印加電圧値とを読み出す。ステップS4 でCP
U3はヘッドドライバ7を読み出した吐出タイミングと
印加電圧値とで駆動し、図1に示したように、インク液
滴のサイズが小さい程早いタイミングでインク液滴をノ
ズルから吐出させる。ステップS5 でCPU3は印刷デ
−タ終了か否かをチェックして印刷デ−タ終了ならば処
理を終了し、否ならばステップS2 に戻る。
位置を検知すると、RAM5から印刷階調デ−タを読み
出し、印刷階調デ−タの基づいてROM4から吐出タイ
ミングと印加電圧値とを読み出す。ステップS4 でCP
U3はヘッドドライバ7を読み出した吐出タイミングと
印加電圧値とで駆動し、図1に示したように、インク液
滴のサイズが小さい程早いタイミングでインク液滴をノ
ズルから吐出させる。ステップS5 でCPU3は印刷デ
−タ終了か否かをチェックして印刷デ−タ終了ならば処
理を終了し、否ならばステップS2 に戻る。
【0014】尚、本実施の形態では印刷階調デ−タと液
滴吐出タイミングと印加電圧値とを対応させた吐出タイ
ミングテ−ブルを用いたが、計算式を記憶させておいて
計算するようにしてもよい。
滴吐出タイミングと印加電圧値とを対応させた吐出タイ
ミングテ−ブルを用いたが、計算式を記憶させておいて
計算するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。
ているので以下に記載される効果を奏する。
【0016】インク液滴のサイズが小さい程印刷位置に
対して早いタイミングでインクを吐出するようにしたこ
とにより、インク液滴の大小による飛行距離に差を生じ
ても、位置ズレを発生させず、印刷品位を向上させる。
対して早いタイミングでインクを吐出するようにしたこ
とにより、インク液滴の大小による飛行距離に差を生じ
ても、位置ズレを発生させず、印刷品位を向上させる。
【0017】本発明はインクジェットプリンタに限ら
ず、インクジェット記録装置を用いたファクシミリ装
置、プロッタ等にも適用できる。
ず、インクジェット記録装置を用いたファクシミリ装
置、プロッタ等にも適用できる。
【図1】本発明の実施の形態を説明する概念図である。
【図2】インク液滴サイズと液滴初速度との関係図であ
る。
る。
【図3】実施の形態による制御ブロック図である。
【図4】吐出タイミングテ−ブルの説明図である。
【図5】本発明を動作を示すフロ−チャ−トである。
1 印刷媒体 2 記録ヘッド 3 CPU 4 ROM 5 RAM
Claims (2)
- 【請求項1】 印刷媒体から所定の距離を保持して記録
ヘッドを移動し、ノズルから吐出するインク液滴のサイ
ズを印刷階調デ−タより検知して印刷媒体にインクを吐
出するインクジェット印刷制御方法において、 インク液滴のサイズが小さい程印刷位置に対して早いタ
イミングでインクを吐出するようにしたことを特徴とす
るインクジェット印刷制御方法。 - 【請求項2】 印刷媒体から所定の距離を保持して記録
ヘッドを移動し、ノズルから吐出するインク液滴のサイ
ズを印刷階調デ−タより検知して印刷媒体にインクを吐
出するインクジェット記録装置において、 インク液滴のサイズが小さい程印刷位置に対して早いタ
イミングで吐出するように印刷階調デ−タと吐出タイミ
ングとを対応させた吐出タイミングテ−ブルを記憶した
吐出タイミング記憶手段と、 印刷階調デ−タに基づいて吐出タイミング記憶手段から
読み出した吐出タイミングでノズルからインクを吐出さ
せる吐出タイミング補正手段とを備えたことを特徴とす
るインクジェット記録装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1421896A JPH09201985A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | インクジェット印刷制御方法とその記録装置 |
US08/752,549 US5889538A (en) | 1995-11-24 | 1996-11-20 | Ink jet recording apparatus |
EP96118705A EP0775583B1 (en) | 1995-11-24 | 1996-11-21 | Ink jet recording apparatus |
DE69624316T DE69624316T2 (de) | 1995-11-24 | 1996-11-21 | Titenstrahldruckgerät |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1421896A JPH09201985A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | インクジェット印刷制御方法とその記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09201985A true JPH09201985A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11854951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1421896A Withdrawn JPH09201985A (ja) | 1995-11-24 | 1996-01-30 | インクジェット印刷制御方法とその記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09201985A (ja) |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP1421896A patent/JPH09201985A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |