JPH0247076A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0247076A
JPH0247076A JP19759388A JP19759388A JPH0247076A JP H0247076 A JPH0247076 A JP H0247076A JP 19759388 A JP19759388 A JP 19759388A JP 19759388 A JP19759388 A JP 19759388A JP H0247076 A JPH0247076 A JP H0247076A
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JP
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recording
nozzle
head
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line
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JP19759388A
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Inventor
Katsuyuki Fujii
藤井 克幸
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録ヘッドを走査して前記記録媒体に画像を
形成する記録装置に係り、特に、複数の記録ヘッドを設
け、前記記録媒体への画像形成速度を短縮させた記録装
置に関する。
従来の技術 一般的に、プリンター等の記録装置の記録速度は、この
プリンターを制御するコンピュータ等の外部の制御装置
のデータ等の処理速度に比較して非常に長いために、こ
の外部の制御装置からのデータを一時的にストアーし、
そのデータに基づいて記録装置を動作させ、記録紙等の
記録媒体に文字や画像を形成するようにしている。とこ
ろて、これらの記録装置の中でも、特にインフジエラ1
〜プリンターにあっては、再現性の非常に高いカラープ
リントが可能であることから、一部の分野において盛ん
に使用されているが、反面、プリンI・速度が遅いとい
う欠点があることがら、プリント速度の高速化が従来が
らの課題となっていた。
インクシェドプリンターにおいて一般的に考えられる高
速化の手法としては、要求される画像の解1象度に応じ
てノズルを相互に所定間隔をもって一次元状に配置し、
この各ノズルの配列方向に対して直角方向に記録紙を移
動させることによって順次画像の形成を行なう手法が挙
げられるが、上記ノズルを高密度で配置することは、実
際問題として非常に困難である。このようなことから、
現在一般的に、各ノズル毎(カラーの場合には、通常3
個ないしは4個のノズル)の位置調整を可能にする位置
調整機構を有するヘッドを一つ設け、記録紙を搬送する
とともに、このヘッドを記録紙の搬送方向に対して直角
方向に走査するようにしたシリアル型のインクジェット
プリンターが使用されている。
このシリアル型のインクジェットプリンターは、概略第
14図に示すように構成されている。
記録紙1を支持するとともに、これを図示方向に回転搬
送させるプラテン2には、ドラム回転駆動モータ3が接
続され、このドラム回転駆動モータ3によって記録紙1
が搬送方向に高速で回転搬送される。このドラム回転駆
動モータ3には、エンコーダ11が接続され、このエン
コーダ4からは、プラテン2の回転位置に関する情報が
出力される。
このプラテン2の近傍には、相互に所定の間隔を隔てて
配設され、イエロー(Y)、マゼンタ(H)、シアン(
C)、ブラック(8K)の4色の、インク液を明々に噴
射し得る4つのノズルを備えた記録ヘッド5が設けられ
、この記録ヘッド5は、ガイドレール6に案内されなが
らヘッド移動用パルスモータ7によって駆動されるボー
ルネジ8によってプラテン2の回転軸方向に対して平行
に移動し得るようになっている。尚、この記録ヘッド5
の送り量は、エンコーダ4から出力される情報に基づい
て決定される。例えば、プラテン2が1回転したことを
エンコーダ4が検出すると、ヘッド移動用パルスモータ
7は例えば1パルス分回転して記録ヘッド5を所定量(
1ライン分)移動することになる。
この記録ヘッド5には、各色のインク液を記録ヘッド5
の各ノズルに圧送するインクポンプ9及び高圧スイッチ
回路]−〇か接続され、このインクポンプ9によって圧
送さhた2インク液の記録ヘッド5から記録紙1への飛
行は、この高圧スイッチ回路10によって制御される。
即ち1.インク液を記録紙1へ飛着させるか否かの制御
が行なわれることになる。この高圧スイッチ回路10に
は、メモリー11に記憶されている画像データの内の1
ライン分の画像データを一時記憶するラインバッファ1
2か接続され、高圧スイッチ回路10におけるインク液
の飛行のためのスイッチング動作は、前記したエンコー
ダ4から出力されるプラテン2の回転位置に関する情報
とラインバッファ12のデータに基づいて行なわれる。
したかって、記録紙1はプラテン2に支持されて1〜プ
ラム転駆動モータ3により高速で回転され、イエロー(
Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK
)のインク液を明々に噴射する各ノズルがそれぞれ記録
紙1の記録範囲内に入ると、高圧スイッチ回路10はラ
インバッファ12のデータに基づいて1ラインを構成す
るドラ[−毎に各色インク液の飛行を制御する。そして
、1ラインのプリント(プラテン1回転に相当)が終了
すると、ヘッド移動用パルスモータ7は所定角度回転し
て記録ヘッド5を1ライン分送り、この移動により次の
ラインのプリント動作を一ヒ記したように行ない、この
プリント動作を各色ノズルが記録紙1の記録範囲外に出
るまで行なう。これによって所望の画1憤が記録紙1上
に形成されることになる。
−明が解決しようとする課題 ところが、前記したような従来のシリアル型のインクジ
ェットプリンターにあっては、高画質は得られるものの
、従来から各種のプリンターに要望されている高速化は
画質と引替えに犠牲とされてきた。この種のプリンター
において高速1ヒを図る1つの手法としては、記録紙1
の搬送速度を高速化するとともに、これに対応してヘッ
ド5からのインク液の飛行制御を高速化することも考え
ちれるが、インク液を粒子化した上で記録紙1に向けて
飛行させる必要があることから、この高速イしにも限界
がある。
本発明は、このような従来の問題点を解消するためにな
されたものであり、記録紙の記録範囲内に相互に同期移
動する複数のヘッドを設け、記録範囲を夫々のヘッドに
分担させることによって画像形成速度の高速化を図った
記録装置の提供を目的とする。
舌、′Mを ゛るための手 前記目的を達成するための末完゛明は、記録媒体に画像
を形成する記録ヘッドを走査方向に移動自在に設けてな
る記録装置において、相互に一体的ないし所定距離離れ
て設けた複数の記録ヘッドと、当該複数の記録ヘッドを
それぞれの記録ヘッドに対応して割当てられた個々の画
像未形成領域に移動させて当該画像未形成領域を走査す
るとともに、前記それぞれの記録ヘッドによる画像形成
動作を制御する制御手段とを有することを特徴とするも
のである。
作用 このように構成することにより、記録媒体において各記
録ヘッドに割当てられる画像形成領域は、設けられたヘ
ッド数に反比例して少なくなり、制御装置は各記録ヘッ
ドに割当てられた画像形成領域に各記録ヘッドを移動さ
せ、画像未形成領域においては同時に画像形成動作を制
御することになる。
したがって、全体としての画像形成速度は、設けた記録
ヘッドの数にほぼ反比例して向上させることが可能とな
る。
火悠舅 以下に、本発明の記録装置を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は、本考案に係る記録装置の概略構成図を示し、
第2図は、第1図に示した記録装置のヘッド部分の概略
構成図を示し、第3図は、第1図に示した記録装置の制
御ブロック図を示している。
第1図に示すように、本発明の記録装置は、概路次のよ
うに構成されている。
記録媒体である記録紙1を図示しないクランプ装置によ
って支持するとともに、これを図示方向に回転搬送させ
るドラム2には、ドラム回転駆動モータ3が接続され、
このドラム回転駆動モータ3によって記録紙1が図示方
向に高速で回転して高速回転搬送される。このドラム回
転駆動モータ3には、エンコーダ4が接続され、このエ
ンコーダ4からは、ドラム2の回転位置に関する情報が
出力される。このドラム2の近傍には、イエロー(Y)
、マゼンタ(H)、シアン(C)、ブラック(BK)の
4色のインク液を噴射し得る2つの記録ヘッド5A及び
5Bが記録紙1.0記録範囲が部分されるように相互に
距離をおいて設けられ、これらの記録ヘッド5A及び5
Bは、その移動を案内するガイドレール6及びヘッド移
動用パルスモータ7によって駆動されるボールネジ8に
よってドラム2の回転軸方向に対して平行に同期移動し
得るようになっている。尚、これらの記録ヘッドを5A
及び5Bを構成するイエロー(Y)、マゼンタ(旧、シ
アン(C)。
ブラック(Bに)の各ノズルは、相互に距i?Iffa
(後述する各ノズル間のライン数に相当)をおいて配設
されている。この記録ヘッド5の送り量は、エンコーダ
4から出力される情報に基ついて決定される。例えば、
ドラム2が1回転したことをエンコーダ4が検出すると
、ヘラ[・移動用パルスモータ7は例えば1パルス分回
転して記録ヘッド5A及び5Bを所定量同期移動させる
ことになる。
これらの記録ヘラF; 5 A及び5Bには、各色のイ
ンク液をそtLぞれの記録ヘンド5A及び5Bの各ノズ
ルに圧送するインクポンプ9及び高圧スイッチ回路10
が接続され、このインクポンプ9によって圧送されたイ
ンク液の記録ヘッド5A及び5Bから記録紙1への飛行
はこの高圧スイッチ回路10によってそれぞれ制御され
る。即ち、インク液を記録紙1へ飛着させるか否かの制
御、つまりスイッチング制御を行なう。この高圧スイッ
チ回路10には、メモリー11に記憶されている画像デ
ータの内の1ライン分の画像データを一時記憶するライ
ンバッファ12が接続され、高圧スイッチ回路10にお
けるスイッチング動作は前記したエンコーダ4から出力
される情報とラインバッファ12のデータに基づいて行
なわれる。
したがって、記録紙1はドラム2に支持されてドラム回
転駆動用モータ3により高速で回転され、イエロー(Y
)、マゼンタ(H)、シアン(C)、ブラック(8K)
のインク液を噴射する各ノズルがそれぞれの記録ヘッド
5A、5Bに割当てられた記録紙1のプリント開始位置
に来ると、高圧スイッチ回路10はラインバッファ12
のデータに基づいてそれぞれの記録ヘッド5A及び5B
によってプリンI−を行なうべき1ラインを構成するド
ツト毎に各色インク液の飛行を制御する。そして、1う
・インのプリントが終了すると、ヘッド移動用パルスモ
ータ7は所定角度回転して記録ヘッド5A及び5Bを1
ライン分送り、この移動したラインのプリント動作を上
記したように行ない、このプリント動作を記録ヘッド5
A及び5Bに夫々割当てられた範囲内で行なう。これに
よって所望の画像が記録紙1上に形成されることになる
第2図には、ヘッド部分の概略構成図が示してあり、次
のように構成されている。
記録ヘッド5は、インクタンク17がらインクポンプ9
によって吸入して圧送されたインク液を噴射するノズル
15と、位置調整ねじ13及びこの位置調整ねじ13に
弾発力を付与するばね14によってノズル15の位置調
整を行なう位置調整機構と、ノズル15から噴射される
インク液の記録紙1への飛行を制御する制御型f!16
とによって構成され、インク液の飛行の制御は、制御電
極16に高電圧を印加する高圧電源18とインク液に電
荷を与える高圧スイッチ回路10によって行なわれる。
即ち、この制御電極16によって、記録紙1に飛着させ
たくないインク液は、制御電極16の下部に偏向させて
ガータで回収し、飛着させるべきインク液は偏向させず
に第2図点線のように記録紙1に向けて飛行させる制御
が行なわれることになる。尚、インクポンプ9がらノズ
ル15に至るインク経路内には、その経路内におけるイ
ンク液の送出圧力を検出するインク圧力検出機構19が
設けてあり、図示しないCPtJは、この、インク圧力
検出機構19からの信号に基づいて、この経路内におけ
るインク液の送出圧力が常に一定に保持されるようにな
っている。また、制御電極16の下部の電極には、この
制御電極16によって偏向され、吸引除去されたインク
液を回収する廃液タンク20が設けである。
第3図は、本発明の記録装置の制御回路が示してあり、
次のように構成されている。
記録装置の総括的な制御を行なう制御手段としのCPU
25には、信号入力のためのスイッチ等として、記録装
置にプリント動作をさせるプリントスイッチ26と、外
部の画像読取り装置等から送られた画像データを記憶す
る画像メモリー27と、ドラム2の回転位置を検出する
エンコーダ4と、前記したインク経路内の圧力を検出す
る。インク圧力検出機構19がそれぞれ接続されている
また、信号出力によって制御される機器としては、プリ
ント動作前後において記録紙1のドラム2への送排紙動
作を行なう給排紙機構28と、給排紙機構28によって
送紙された記録紙1のドラム2への着脱を行なうドラム
巻付機構29と、ドラム2を回転させるドラム回転駆動
モータ3と、記録ヘッド5を移動させるヘッド移動用パ
ルスモータ7と、ノズル15から噴射されたインク液を
帯電させるインクジェット帯電機構30及び前記した制
御電極に相当するインクジェット偏向機構16と、ノズ
ル15に所定の圧力をもってインク液を送給するインク
ポンプ9がそれぞれ接続されている。そして、CPU2
5は前記した信号入力のためのスイッチ等からの信号に
基づいて、信号出力によって制御される機器の制御を行
なう。
このCPLI25による本発明の記録装置の制御の詳細
はフローチャートに基づいて以降に説明するが、その前
提として画像メモリー27に記憶されている記憶データ
のメモリー構成、各ノズルの対応番号及びスタート時に
おける各ノズルのアドレスを第4図から第7図を参照し
て説明する。
画像メモリー27に記憶されているメモリー構成は第4
図に示す通りであるが、例えは、この画像メモリー27
のアドレス1には、プリントを行なう際の剋初のドツト
を形成するための画素、即ち、第7図に示す(1,l)
画素、に対応する画素のイエロー、マゼンタ、シアン、
ブラックのデータが記憶されている。そして、アドレス
2には(2,1>画素、アドレス3には(3,1−)画
素・・・・・・、アドレスnxmには(n、m>画素の
各ドツト毎の全データが記憶されている。
そして、第5図に示すように、第1ヘツド5AのYl、
Ml、Ct 、BKtはそれぞno、1゜2.3の番号
が割付けられ、また、第2ヘツド5BのY2 、M2 
、C2、BK2にはそれぞれ4゜5.6.7の番号が割
付けられている。また、第7図に示すヘッド送り方向の
プリント開始位置における各ノズルのヘッド移動方向ア
ドレスは、第1ヘツド5AのYlのノズルを基準とする
と、それぞれ第6図に示すアドレスが割当られ、プリン
ト開始時におけるそれぞれのノズルは、この割当られた
アドレスからスタートすることになる。
以」二のことを前提として、本発明の記録装置のプリン
ト時におけるプリント動作を第3図、第7図を参照しつ
つ第8図から第9図(A>、(B)に基づいて詳細に説
明する。
第8図には、本発明の記録装置のメインフローチャート
が示しである。
まず、記録装置の電源が入ると、第3図に示しなCPU
25は自己及び接続されている全ての動作を初期化しく
ステップ1)、プリントスイッチ26が押されるのを待
つ(ステップ2)。次に、プリントスイッチ26が押さ
れると、CPU25は給排紙機構28及びドラム巻付機
構29を駆動して記録紙1をドラム2に支持させ、イン
クポンプ9を駆動するとともにドラム回転駆動モータ3
を駆動してドラム2を回転させる(ステップ3゜4.5
)。そして、CPU25はヘッド移動用パルスモータ7
を回転させて記録ヘッド5A及び5Bを移動させながら
ノズル15からインク液を噴射させ、制御電極16によ
ってこの噴射されたインク液の飛行を制御して記録紙1
にプリントする(ステップ6)。次にCPU25は記録
紙1へのプリントが終了すると、ドラム回転駆動モータ
3を停止してドラム2を停止しくステップ7)、給排紙
機構28及びドラム巻付機構29を駆動して記録紙1を
ドラム2から取外して排紙し、インクポンプ9を停止す
るとともに記録ヘッド5A及び5Bを原位置に復帰させ
る。この動作は、プリント開始時に設定した所定枚数の
プリントが完了するまで続けら五る(ステップ8,9,
1.0.11>メインフローチャートは以上のように動
作するが、以下に、メインフローチャート中の記録処理
動作のサブルーチングログラムについて説明する。
このサブルーチングログラムの詳細な説明に先立って、
このサブルーチンプログラムにおける概略的な動乍を説
明する。
メインフローチャートの実行が進んで記録処理動作の処
理が開始され、記録紙1に設定されているヘッド送り方
向のプリント開始位置に第1及び第2ヘッド5A、5B
の内のイエローのインク液を噴射するノズルY1とノズ
ル¥2か位置決めされ、かつ、記録紙1を高速回転させ
ているドラム2の回転位置を検出するエンコーダ4から
の信号により、ドラム回転方向のプリント開始位置が検
出されると、データに応じてノズルY1とノズルY2か
らイエローのインク液が飛着され、記録紙1の(1,1
)座標及び(1,m/2+1>座標にそれぞれ1−ドツ
トの画素が形成される。もちろんこれらの座標において
ノズルY1からインク液が飛着される場合は、第4.に
示すメモリー構成の内のアドレス1.つまり画像メモリ
ー27のアドレス1にイエローのデータが存在する場合
であり、同様にノズルY2からインク液が飛着される場
合は、アドレスmn/2+ 1にイエローのデータが存
在する場合である。
次に、記録紙1が所定距離(実際には前に形成したドツ
トから1ドツト離れた距離)移動すると、今度は画像メ
モリー27のアドレス2のデータに基づいてノズルY1
とノズルY2からイエローの、インク液が飛着され、記
録紙1の(2,1)座標及び(2,m/2+1>座標に
それぞれ1ドツトの画素が形成される。このようにして
記録紙1の回転に伴なって(n、l)座標及び(n、m
/2+1)座標までドツトが形成され1ライン目のプリ
ントが終了する。次に、ヘッド移動用パルスモータ7に
よって各記録ヘッド5A及び5Bは所定距離(この距離
も前記したと同様に、前に形成したラインから1ドツト
離れた距離)第7図に示すヘッド送り方向に移動され、
前記したと同様にして第2ライン目のプリントを行なう
。このようして順次aラインまでのプリントが終了する
と、ヘッド送り方向のプリント開始位置に第1−及び第
2記録ヘッド5A、5Bの内のマゼンタのインク液を噴
射するノズルM1とノズルM2が到達するので、第1及
び第2ヘッド5A、5Bがaライン移動した後は、ノズ
ルYt、ノズルY2.ノズルM□及びノズルM2からイ
ンク液が飛着され、以上に記した動作を繰返してプリン
トを行なう。なお、このときにはノズルM1及びノズル
M2から噴射されるインク液は、ノズル¥1及びノズル
Y2から噴射されたインク液によって形成されたドツト
の画素に重ねて飛着されることになる。以降、ノズルC
t、ノズルC2,ノズルBKI 、ノズルBK2がプリ
ント開始位置に到達した場合も同様に、形成されている
ドツトの画素にインク液が重ねて飛着されることになる
さらに、上記動作が行なわれて2aう、インまでのプリ
ントが終了すると、今度はヘッド送り方向のプリント開
始位置に第1及び第2記録ヘッド5A、5Bの内のシア
ンのインク液を噴射するノズルC1とノズルC2が到達
するので、第1及び第2記録ヘッド5A、5Bが2aラ
イン移動した後は、ノズルY1.ノズルY2.ノズルM
+、ノズルM2.ノズルC1及びノズルC2からインク
液が飛着され、以上に記した動作を繰返してプリントを
行なう。さらに、3aラインまでのプリントが終了する
と、ヘッド送り方向のプリント開始位置に第1及び第2
記録ヘッド5A、5Bの内のブラックのインク液を噴射
するノズルBK、とノズルB K 2が到達するので、
第1及び第2記録ヘッド5A、5Bが3aライン移動し
た後は、ノズルYl、ノズルY2.ノズルMt、ノズル
M2.ノズルC工、ノズルC2,ノズルB K を及び
ノズルB K 2からインク液が飛着され、以上に記し
た動作を繰返してプリントを行なう。つまり、ヘッド送
り方向のプリント開始位置に到達したノズルからインク
液が噴射されることになり、各ノズルから噴射されるイ
ンク液によって11〜ツトづつlラインづつのプリント
が順次行なわれることになる。
このようにして、各ノズルにおけるこのプリント動作が
順次行なわれ、記録紙1の記録範囲(第7図の例示では
mライン)のプリントが終了すると、終了したノズルか
ら順番にインク液の噴射が偏向状態になる。具体的には
、ノズルY1が(n。
m/2)座標のドツトを形成した時にこのノズルによる
プリント動作は終了する。これはノズルMl。
ノズルCt、ノズルBK、についても同様である。
また、ノズルY2の場合には、(n、m>座標のドツト
を形成した時にこのノズルによるプリント動作は終了し
、ノズルM2.ノズルC2,ノズルB K 2について
も同様である。したがって、第7図に示すように、第1
記録ヘツド5Aの記録範囲は1〜m/2ラインまで、第
2ヘツド5Bの記録範囲はm / 2 +1〜mライン
までであるので、それぞれの記録ヘッド5A、5Bによ
る記録範囲の境界は直線状になる。
概略のプリント動作は以上のようであるが、以Fに詳細
なプリント動作を第9図(A)、(B)のフローチャー
トに基づいて説明する。尚、この説明に際しては第3図
から第7図を参照しながら説明する。
記録処理動作のサブルーチンプログラムがスター[・す
ると、CPU25は第1ヘツ[へ5A及び第2ヘツド5
Bを構成する各ノズルのヘッド移動方向のアドレスを初
期設定する。即ち、この初期設定における各ノズルの具
体的なアドレスは、第6図に示す通りであり、例えば、
ノズルY1はアドレス1に、ノズルB K 1はアドレ
ス1−3aに、ノズルB K 2はアドレスm/2+1
−3aに夫々初期設定されることになる(ステップ20
)。そして、ドラム2の回転方向のアドレスをカウント
・するカウンターTの値を1にセットし、同時にノズル
番号をカウントするカウンターPの値を0にセットする
(ステップ21.22>。次に、CPLI25はノズル
番号Yoのアドレスが0よりも小さいか否かの判断をす
るが、この場合のYoのアドレスは第6図に示すように
1であるので、次に、Yoがm/2よりも大きいか否か
の判断がされ、前記したようにY。が1であるので、第
7図に示す記録紙1の(1,1>座標のイエローに関す
るデータが出力されることになる。このデータが出力さ
れると、(1,1,)座標にイエローの1ドットの画素
が形成されることになる。一方、ノズル番号Y。のアド
レスが0よりも小さい場合、つまり、ノズルY、がまだ
ヘッド送り方向のプリント開始位置に到達していない場
合、又は、ノズルY1が第2記録ヘツド5Bに割当てら
れた記録範囲に到達した場合には、プリント動作を行な
う必要がないので非記録データが出力される。このデー
タが出力された場合には、記録紙1にはプリントが行な
われない(ステップ23,24,25.26)。そして
、カウンターPのイ直を1だけインクリメントしくステ
ップ27)、ステップ23からステップ27までの処理
をカウンターPが3になるまで行なう(ステップ28)
このステップ23からステップ28の処理では、第1記
録ヘツド5Aの分担する記録領域、即ち、1う、イン目
からm/2ライン目まて′における第1記録ヘツド5A
の各ノズルのドツト毎のプリント動作を行なっているこ
とになる。
次に、前記したステップ23からステップ28までの閉
ルーズにおいて、カウンターPの値が4にインクリメン
トされると、ノズル番号Y4のアドレスがm/2+1よ
りも小さいか否かの判断をするが、この場合のY4のア
ドレスは第6図に示すようにm/2+lて゛あるのて′
、次に、Y4がmよりも大きいか否かの判断がされ、前
記したようにY4がm/2+1であるので、第7図に示
す記録紙1の(1、m/2+1 )座損のイエローに関
するデータが出力されることになる。このデータが出力
されると、(1、m/2+1 )座標にイエローのドツ
トの画素が形成されることになる。一方、ノズル番号¥
4のアドレスがm/2+1よりも小さい場合、つまり、
ノズルY4がまだ第2記録ヘツド5Bのプリント開始位
置に到達していない場合、又は、ノズル¥4が第2記録
ヘツドに割当てられた記録範囲外に出た場合には、プリ
ント動作を行なう必要がないので非記録データが出力さ
れる。
(ステップ29.30.31.32>。そして、カウン
ターPの値を1だけ・インクリメントしくステップ33
)、ステップ2つからステップ33までの処理をカウン
ターPが7になるまで行なう(ステップ34)。
このステップ2つからステップ34の処理では、第2記
録ヘツド5Bの分担する記録領域、即ち、m/2+1ラ
インロからmライン目まてGこおける第2記録ヘツド5
Bの各ノズルのドツト毎のプリント動作を行なっている
ことになる。
ここまでの処理で、第1記録ヘツド5A及び第2記録ヘ
ツド5Bによる1ドツト分のプリントが終了したので、
ドラム2の回転方向アドレスをまたけインクリメントし
くステップ35)、このカウンター′「の値がn、つま
り1ライン分のプリントが終了していなければステップ
22に戻り、前記したと同様のプリント動作を各ノズル
に行なわせ、ステップ35までの処理をカウンター1゛
の値がnになるまで行なう、即ち、1ライン分のプリン
トを行なうことになる。(ステップ36)。
そして、1ライン分のプリントか終了すると、カウンタ
ーTの値を1にセットし、第1及び第2記録ヘッド5A
、5Bを1ライン分移動して、各ノズルのヘッド送り方
向アドレスYpをそれぞれ1づつインクリメントして、
Yoのアドレスカ軸、/2+3a未満になるまで、ステ
ップ22からステップ3つの処理を繰返す(ステップ4
0)。Yoのアドレスがm/2ライン未満の範囲内で繰
返すのは、このアドレスまでイエロー¥1のノズルを送
ることに相当するが、この位置まで、イエロー¥1のノ
ズルを送らないと第1及び第2記録ヘツドの[3に、及
びB K 2のノズルがこれら各ヘッドに割当てられた
記録範囲の走査を行なえないからである。
以上のようにプリント動作を制御すると、記録紙1への
プリントは、第7図に示す通り、]−ラインからm/2
ラインまでは第1記録ヘツド5Aの各ノズlしによって
プリントされ、m/2+1ラインからmラインまでは第
2記録ヘツド5Bの各ノズルによってプリントが行なわ
れることになる。
したがって、それぞれの記録ヘッドの記録範囲は全体の
記録範囲の172となり、記録紙1への全体としての記
録速度は2倍近くまで向上する。
次に、本発明の記録装置におけるプリント動作の第2の
実施例が第11図(A)、(B)のサブルーチンフロー
チャートに示しである。
このサブルーチンフローチャートの概略のプリント動作
は以下のようになる。
このプリント動作は、第10図に示されるように、第1
−記録ヘッド5Aの各ノズルは、前記した実施例と同様
に、同図に示すプリント開始位置からプリン[・を開始
し、第2記録ヘツド5Bの各ノズルは第1記録ヘツド5
AのイエローのノズルY1がプリント動作を開始すると
同時に一斉にプリン1−を開始するものである。第1記
録ヘツド5Aの各ノズルのプリント終r位置は第2記録
ヘツド5Bの各ノズルにおけるプリント開始位置の1ラ
イン前であり、第2記録ヘツド5Bの各ノズルのプリン
ト終了位置は同図に示す第2記録ヘツド5Bのプリント
終了位置である。
このようなプリントを行なうと、第1及び第2記録ヘッ
ド5A、5Bによるそれぞれの記録範囲の境界は斜めに
なる。
以下に、このサブルーチンフローチャートにおけるプリ
ント動作を第3図から第6図及び第10図を参照して説
明する。
まず、第11図(A>、(B)に示す記録処理動作のサ
ブルーチンプログラムがスタートすると、CPU25は
第1ヘツド5A及び第2ヘツド5Bを構成する各ノズル
のヘッド移動方向のアドレスを初期設定する。即ち、こ
の初期設定における各ノズルの具体的なアドレスは、第
6図に前述した通りであり、例えば、ノズルY1はアド
レス1に、ノズルB K 1はアドレス1−3aに、ノ
ズルI3に2はアドレスm/2+1−3aに夫々初期設
定されることになる(ステップ41)。そして、ヘッド
の送りライン数(プリント開始位置からの移動ライン数
)をカウントするカウンターZを0にセットし、ドラム
2の回転方向のアドレスをカラン[・するカウンター′
「の値を1にセットし、次にノズル番号をカウントする
カウンターPのイ直を0にセラ1−する(ステップ42
,43.44>。
次に、CPU25はノズル番号YoのアドレスがOより
も小さいか否かの判断をするが、この場合のY。のアド
レスは第6図に示すように1であるので、次に、Zがm
7/2よりも大きいか否かの判断、即ち、プリント開始
位置からの第1及び第2記録ヘッド5A、5Bの移動ラ
イン数がm/2よりも大きいか否かの判断がされ、この
状態においては未だ記録ヘッド5A、5Bは移動してお
らず、したがってZは0であるので、第7図に示す記録
紙1の(1,1,)座標のイエローに関するデータが出
力されることになる。このデータが出力されると、(1
,1>座標にイエローの1ドツトの画素が形成されるこ
とになる。一方、ノズル番号Y。のアドレスが0よりも
小さい場合、つまり、ノズルY、がまだヘッド送り方向
のプリント開始位置に到達していない場合、又は、ノズ
ル¥1が第2記録ヘツド5Bに割当てちれた記録範囲に
到達した場合には、プリント動作を行なう必要がないの
て′非記録テ゛−夕が出力される。このデータが出力さ
れた場合には、記録紙1にはプリントが行なわれない(
ステップ45,46,47.48>。
そして、カウンターPのイ直を1だけインクリメントシ
(ステップ4つ)、ステップ45からステソゲ49まで
の処理をカウンターPか3になるまで行なう(ステップ
50)。
このステップ45からステップ49の処理では、第1記
録ヘツド5Aの分担する記録領域、即ち、第10図に図
示された領域(ノズル¥1にあっては1ライン′目から
m/2ライン目まて′、ノノズM1にあっては1ライン
ロからm/2− aライン目まて°、ノス゛lしC1に
あっては1う・イン目からm/′2−2aライン目まて
゛、ノノズBKIにあっては1ラインロからm / 2
−3 aライン目まて゛)における第1記録ヘツド5A
の各ノズルのドツト毎のプリント動作を行なっているこ
とになる。
次に、前記したステップ45からステップ119までの
閉ループにおいて、カウンターPの値が4にインクリメ
ントされると、ノズル番号¥4のアドレスがmよりも大
きいか否かの判断をするが、この場合のY4のアドレス
は第6図に示すようにm/2+1であるので、次に、Y
4がm/2以rであるか否かの判断がされ、前記したよ
うに¥4がm/2+1であるので、第7図に示す記録紙
1の(1、m/2+1 )座控のイエローに関するデー
タが出力されることになる。このデータが出力されると
、(1、m/2+1 >座標にイエローのドツトの画素
が形成されることになる。一方、ノズル番号Y4のアド
レスがm / 2 + 1よりも小さい場合。
つまり、ノズルY4及びその他のノズル(Y5〜Y7 
)がまだ第2記録ヘツド5Bのプリン1〜開始位置に到
達していない場合、又は、ノズルY4が第2記録ヘツド
に割当てられた記録範囲外に出た場合には、プリント動
作を行なう必要がないので非記録データが出力される。
(ステップ51,52.53.54>。そして、カウン
ターPのイ直を1だけインクリメントしくステップ55
)、ステップ51からステップ54までの処理をカウン
ターPが7になるまで行なう(ステップ56)。
二のステップ51からステップ56の処理では、第2記
録ヘツド5Bの分担する記録領域、即ち、(ノズ゛ル)
・′2にあってはm/2+1ライン目がらmう・イン目
まて゛、ノノズIしM2にあってはm/2+1−aライ
ン目からmライン目まて゛、ノノズC2にあってはm/
2+1−2aラインロからmライン口まで、ノズルBK
2にあってはm / 2 + 13aラインロからmラ
イン目まて゛)における第2記録ヘツド5Bの各ノズル
のドッI〜毎のプリント動作を行なっていることになる
ここまでの処理で、第1記録ヘツド5A及び第2記録ヘ
ツド5Bによる1ドツト分のプリントが終了したので、
ドラム2の回転方向アドレスを1だけインクリメントし
くステップ57)、このカウンターTの値がn、つまり
ドラム2の回転方向の1ライン分のプリントが終了して
いなければステップ44に戻り、前記したと同様のプリ
ント動作を各ノズルに行なわせ、ステップ57までの処
理をカウンターTの値がnになるまで行なう、即ち、1
ライン分のプリントを行なうことになる。
(ステップ58)。
そして、ドラム2の回転方向の1ライン分のプリントが
終了すると、カウンターTの値を1にセットし、第1及
び第2記録ヘッド5A、5I3を1ライン分移動して、
各ノズルのヘッド送り方向アドレスypをそれぞれ1づ
つインクリメン[・シ、さらにカウンターZのイ直を1
だけインクリメントし、Yoのアドレスがm/2+3a
未満になるまで、ステップ・↓4からステップ62の処
理を繰返す(ステップ63)。Yoのアドレスがm/2
+3a未満の範囲内で繰返すのは、このアドレスまでイ
エローY1のノズルを送ることに相当するが、この位置
までイエロー)′1のノズルを送らないと第1記録へン
ドのノズル¥1及び第2記録ヘツドのノズルBK2がこ
れら各ノズルに割当てられた記録範囲の走査を行なえな
いからである。
以上のようにプリント動作を制御すると、記録紙1.へ
のプリントは、第10図に示す通り、1ラインロからm
7’2ライン[1まで第1記録ヘツト・5Aのノズル¥
1が移動するまでの範囲においては、第1記録ヘツド5
Aの各ノズルによってプリントされ、m/2−)−1ラ
インがらmラインまで第2記録ヘツド5BのノズルY2
が移動するまでの範囲においては、第2記録ヘツド5B
の各ノズルによってプリントが行なわれることになる。
したがって、第1実施例と同様に、それぞれの記録ヘッ
ドの記録範囲は全体の記録範囲の172となり、記録紙
1への全体としての記録速度は2倍近くまで向上する。
さらに、このようなプリント制御を行なうと、第10図
に示すように、第1記録ヘツド5Aによってプリン[・
される領域と第2記録ヘツド5Bによってプリン■・さ
れる領域との境界は斜となるために、その境目は第1実
施例の直線の場合に比較して目立つ難くなる。
さらに、第12図には、池の実施例として各ノズルが相
互に8947分うつ離間配置された第1及び第2のヘッ
ドが相互に一体的にされたものでプリントを行なう形態
のものが示しである。
このように構成されたヘッドでプリントを行なうには、
同図に示すように、各ノズルは、プリント開始位置から
インク液の噴射が開始されるようにし、4aミラインプ
リント動作をさせた後、4aう、イン分スキップ動作さ
せ、その間、インク液を偏向させた後、再度各ノズルか
らインク液を飛着させて4aミラインプリント・を行な
うという動作を繰返すように制御する。そして、プリン
ト終了位置においては、そのプリント終T位置における
アドレスに達した時にインク液の飛着を停止するように
すれば良い。
また、第12図の実施例において、第1ヘツドと第2ヘ
ツドとの間隔(BKI ノズルとY2ノズルとの間隔)
をaライフ分ではなくa+1ライン分にすることにより
別の実施例が考えられる。第13図はこの実施例を示し
たものである。各ノズルが相互にaライフ分づつ離間配
置された一体ヘッドとして構成されている。このように
構成されたヘッドでプリントを行なうには、ヘッド移動
方向への送り址を2倍にしてやれば良い。つまり、記録
したいラインの1つおきのラインを第1のヘッドで記録
し、第2のヘッドはその間を抜かしたラインを記録する
ことかできる。この実施例においては、実施例3のよう
にスキップ動作はいらない。
このようなプリント動作の形態にあっては、プリント開
始位置とプリント終了位置とを設定することによって、
この設定幅が何ラインであろうとも、その設定された範
囲の1リン[・を行なうことができることになる。この
点は第1及び第2の実施例のプリント形態のものに比較
して異なった特徴を持っていると言える。即ち、第1及
び第2実施例のものにあっては、第1ヘツド5Aにおけ
る特定のノズル(例えばノズル¥1)のプリント開始位
置と第2ヘツド5Bにおける特定のノズル(例えばノズ
ルY2 )のプリント開始位置とは全体の記録範囲を2
分する位置としなければならないので、任意の範囲のプ
リントは不可能であるが、第3.第4実施例のものにあ
っては、前述した通り、この任意の範囲のプリン[−が
可能である。またプリント速度の点では、第1.第2及
び第3実施例のものにあっては、スキップ動作かないの
で、スキップ動作を行なう第3実施例に比較して早いと
いう特徴かある。また、それぞれの記録ヘッドにおける
記録範囲の境界は、第2及び第3実施例のものは斜にな
るので、万が一記録ヘッドの位置制御精度に誤差があっ
たとしても、この誤差をある程度は吸収できるはずであ
り、その境目は第1実施例のものに比較して比較的目立
ち難くなると思われる。更に、第4実施例のものは、池
の実施例と比較して一番境目が目立ち難い。
以上、本発明の記録装置の実施例としてインクシェツト
プリンターの各プリント形態について述べたか、このプ
リンターに限られないのは勿論であり、この記録形73
は各種のプリンター、例えば、インパクトプリンター、
サーマルプリンター等Gこ3fi川てきる。また、本実
施例においては、1つのポールねしによって2つの記録
ヘッドを同期移動さ伊る形態のものを例示したか、それ
ぞれの記録ヘソF〜を個々のポールねじ、あるいはベル
ト等の移動f段によって移動させるようにしても良く、
記録ヘットは2つに限られないのも勿論である。
尚、それぞれの記録ヘッドを個々の移動手段によって移
動させるようにすれば、プリントの範囲を柔軟に変更さ
せるようにすることができる。
発明の効果 以上の説明により明らかなように、本発明によれば、複
数の記録へ・ソドによって記録媒体に画像形成をさせる
ようにしたので、高品位画質か要求される画像であって
も、その要求される画質を維持しつつ画像形成速度を向
上させることができることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る記録装置の機械構成部分の概略
構成図、 第2図は、第1図に示した記録装置のヘッド部分周辺の
概略構成図、 第3図は、第1図に示した記録装置の制御ブロフク図、 第4図は、第3図に示した画像メモリー内のメモリー構
成図、 第5図は、各記録ヘッドにおける各ノズルとノズル番号
の対応を示す図、 第6図は、プリント開始位置における各ノズルのヘッド
方向アドレスを示す図、 第7図は、本発明の記録装置の第1実施例に係る動作説
明に供する図、 第8図は、本発明に係る記録装置のプリント動作におけ
るメインフローチャー[・、 第9図(A)、(B)は、本発明の記録装置における記
録処理動作を示す第1実施例のサブルーチンフローチャ
ート、 第10図は、本発明の記録装置の第2実施例に係る動作
説明に供する図、 第11図(A>、(B)は、本発明の記録装置における
記録処理動作を示す第2実施例のサブルーチンフローチ
ャート、 第12図は、本発明の記録装置の第3実施例に係る概略
の動作説明図、 第1−3図は、本発明の記録装置の第4実施例に係る動
作説明図、 第1・1図は、従来の記録装置の機械構成部分の概略構
成図である。 7・・・ヘッド移動用パルスモータ(制御手段)8・・
・ボールねしく制御手段)、 9・・・インクポンプ(制御手段)、 10・・・高圧スイッチ回路(制御手段)、16・・・
制御電極(制御手段)、 25・・・CPU(制御手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 記録媒体に画像を形成する記録ヘッドを走査方向に移動
    自在に設けてなる記録装置において、相互に一体的ない
    し所定距離離れて設けた複数の記録ヘッドと、 当該複数の記録ヘッドをそれぞれの記録ヘッドに対応し
    て割当てられた個々の画像未形成領域に移動させて当該
    画像未形成領域を走査するとともに、前記それぞれの記
    録ヘッドによる画像形成動作を制御する制御手段とを有
    することを特徴とする記録装置。
JP19759388A 1988-08-08 1988-08-08 記録装置 Pending JPH0247076A (ja)

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JP19759388A JPH0247076A (ja) 1988-08-08 1988-08-08 記録装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04270667A (ja) * 1990-05-07 1992-09-28 Sony Tektronix Corp プリント制御装置
JP2004066576A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Ricoh Co Ltd インクジェット記録装置
JP2005536377A (ja) * 2002-08-20 2005-12-02 ザック、モシェ マルチプリントヘッドプリンタ
CN106739509A (zh) * 2016-12-10 2017-05-31 广东凯文印刷有限公司 在线喷印装置

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CN106739509B (zh) * 2016-12-10 2019-03-22 广东凯文印刷有限公司 在线喷印装置

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