JP2001146055A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2001146055A
JP2001146055A JP32900799A JP32900799A JP2001146055A JP 2001146055 A JP2001146055 A JP 2001146055A JP 32900799 A JP32900799 A JP 32900799A JP 32900799 A JP32900799 A JP 32900799A JP 2001146055 A JP2001146055 A JP 2001146055A
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JP
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line
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JP32900799A
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Hideo Niiyama
英生 新山
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改行量に応じて印刷速度が異なるような場合
でも、正確に印刷位置を制御する。 【解決手段】 ホストコンピュータによって設定された
データを解析する(ステップ1)。給紙に伴う記録紙の
頭出しのように、現改行量が大きいと判定したときは
(ステップ2)、次の改行量の大小も判定する(ステッ
プ3)。そして、次の改行量が小さいと判定したとき
は、現改行を、改行量に応じた早い改行速度5IPS
(inch/sec)による改行と、次の改行のときと同じ遅い
改行速度0.5IPSによる改行の2段階に分け、この
遅い改行速度で改行を行ってから(ステップ4,5)、
印刷を実行する(ステップ6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改行に伴う位置ず
れの影響を抑制し、印刷行間隔を正確に制御し得るプリ
ンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ページプリンタ以外のプリンタ、例えば
インクジェットプリンタ装置、インパクトプリンタ装
置、熱転写プリンタ装置のようなシリアルプリンタにあ
っては、印刷データをシリアルに出力して印刷を行うた
め、印刷を複数パスに分け、プリンタに出力する印刷情
報中に改行コードを挿入し、この改行コードに従って印
刷位置を順次変移させて印刷する印刷方式が広く採用さ
れている。
【0003】図2は、かかるプリンタ装置の改行処理の
説明図である。この例では、改行により印刷位置の頭
出しを行い、A部から印刷を開始する。そして、A部の
印刷終了後、改行、B部の印刷、改行、C部の印
刷、…を実行する。
【0004】このようなプリンタ装置では、改行時間を
できるだけ短くし、装置としての高スループットを実現
するために、改行速度は、改行量に応じた速度に設定さ
れる。例えば、改行は、記録紙1の給紙に伴う頭出し
のための改行であるため、その改行量は例えば600/
600インチと大きく、その改行速度は早い速度に設定
される。また、改行以降の改行は、各パスの印刷に伴
う改行であるため、その改行量は例えば50/600イ
ンチと小さく、その改行速度は改行より遅い速度に設
定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
プリンタ装置では、たとえ改行速度が変化しても、送り
量を正確に制御して印刷行間隔を正確に保つ必要がある
が、プラテン等の機構部には遊びがあり、改行速度が異
なる場合には、プラテン等の慣性の影響により記録紙の
停止位置に差が生じてくる。
【0006】一般に改行速度が遅い場合と比較して改行
速度が早い場合には記録紙の停止位置は進む傾向にあ
る。このため、早い改行を行った後に印刷を行い、その
後に遅い改行を行ったときは、相互の印刷位置が理想的
な位置に対して近接する傾向を示し、いわゆる印刷が重
なってしまうブラックラインとして印刷結果に悪影響を
あたえる。
【0007】また逆に、遅い改行を行った後に印刷を行
い、その後に早い改行を行ったときも印刷位置が理想的
な位置に対して広がる傾向を示し、いわゆる印刷が広が
ってしまうホワイトラインとして現れる。特に、ブラッ
クラインは印刷結果に大きな影響をもたらす。
【0008】従来のプリンタ装置では、例えばプラテン
を駆動する紙送りモータにテンションをかけて遊びの影
響を抑制するようにしたものもあるが、これでは、モー
タに負荷がかかり、モータの容量を増やす必要がある。
従って、印刷を複数パスに分け、改行量に応じて印刷速
度が異なるような場合でも、モータの容量を増やすこと
なく、できるだけ正確に印刷位置を制御できるようなプ
リンタ装置が望まれる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉請求項1の発明に係るプリンタ装置は、印刷
を複数パスに分け、記録紙の送り方向への改行量に応じ
た改行速度で改行しつつ、記録紙への印刷を実行するプ
リンタ装置において、現改行と次改行の改行量の大小
を、所定の閾値を用いてそれぞれ判定する改行量判定手
段と、該改行量判定手段により、現改行の改行量が大き
く、次改行の改行量が小さいと判定されたときは、現改
行を、現改行の改行量に応じた改行速度の第1の改行と
次改行の改行速度に応じた改行速度で印刷直前に行う第
2の改行とに分けて改行を制御する改行制御手段と、を
備えるようにした。
【0010】〈構成2〉請求項2の発明に係るプリンタ
装置では、前記改行制御手段が、第2の改行を、次改行
とほぼ同等の速度で行うように構成されている。
【0011】〈構成3〉請求項3の発明に係るプリンタ
装置では、前記改行制御手段が、第1の改行後に、一
旦、停止させてから第2の改行を行うように構成されて
いる。
【0012】〈構成4〉請求項4の発明に係るプリンタ
装置では、前記改行制御手段が、第1の改行後に第2の
改行の改行速度まで減速し、当該改行速度を保持したま
ま第2の改行を行うように構成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉具体例1は、改行速度が改行量に応じて異
なる場合に、現改行の改行速度が早く、次改行の改行速
度が遅いときは、現改行を2段階に分け、早い改行速度
で改行を行ってから、印刷前に次の改行の改行速度とほ
ぼ同じ速度で改行を行うようにしたものである。
【0014】尚、具体例では、改行しつつ、複数のパス
に分けて実行するプリンタ装置として、インクジェット
式のシリアルプリンタを用いて説明する。但し、これに
限られるものではなく、具体例1を、例えばインパクト
プリンタ、熱転写プリンタ等のシリアルプリンタにも適
用できる。
【0015】図1は、具体例1の構成として、シリアル
プリンタのプリンタコントローラの構成を示すブロック
図であり、図3はインクジェット式のシリアルプリンタ
の構造を示す説明図である。
【0016】図3において、プラテン2は、例えば、カ
ットシートフィーダ等の給紙部(図示せず)からの印刷
用の記録紙1を巻回して送るためのものであり、副走査
方向である矢印方向に記録紙1を送る。
【0017】印字ヘッド3は、記録紙1に文字、イメー
ジパターンを印刷するためのものであり、インク室を内
蔵し、また、印字ヘッド3の副走査方向には、インク室
に連通した多数のノズルが形成されている。このノズル
にはインクの吐出装置が設けられている。この吐出装置
には、通常、圧電体等の圧力発生素子が用いられる。こ
の圧力発生素子の微少な振動により圧力変動を生じさ
せ、各ノズルからインク滴が吐出する。但し、これに限
られるものではなく、インクの吐出装置として、インク
を加熱して気泡を発生させるマイクロヒータ等を用いて
もよい。
【0018】インクタンク4は、印字ヘッド3のインク
室に供給するインクを貯蔵しておくものであり、印字ヘ
ッド3に取り付けられている。この印字ヘッド3はキャ
リッジ5に搭載されている。このキャリッジ5はガイド
軸6によって副走査方向と垂直の主走査方向に案内され
る。
【0019】駆動伝達部材7は、タイミングベルト、あ
るいはリードスクリューによって構成され、キャリッジ
5を主走査方向に移動させる。紙送りモータ8は、プラ
テン2を駆動するためのモータである。キャリッジモー
タ9は、駆動伝達部材7を介してキャリッジ5を移動さ
せるためのモータである。尚、紙送りモータ8及びキャ
リッジモータ9には、ステッピングモータ等が用いられ
る。これらの性能は、改行速度及び印刷時間との関係で
決定される。
【0020】プリンタ筐体の外面には、操作パネル10
が露出するように取り付けられている。この操作パネル
10には、例えば、エラー等の表示を行うLEDラン
プ、用紙給紙等を指示する操作スイッチ等が配置されて
いる。
【0021】プリンタコントローラ11はホストコンピ
ュータ等から入力されたデータに基づいて、印字ヘッド
3、紙送りモータ8,キャリッジモータ9等を制御し、
改行、印刷動作を制御するものである。
【0022】プリンタコントローラ11は、図1に示す
ように、CPU12と、RAM13と、ROM14と、
モータ制御部15,16と、ヘッド制御部17と、入出
力ポート18と、をバスを介して相互接続することによ
って構成されている。
【0023】CPU12は、後述するフローチャートに
従ってホストコンピュータ(図示せず)から入力された
データを解析し、各種データの演算処理等を行うもので
ある。RAM13は、中間バッファや出力バッファとし
て、データの一時的な記憶等に用いるものである。
【0024】ROM14は各種制御プログラム等を記憶
したものである。モータ制御部15は、紙送りモータ8
を駆動制御する制御部である。モータ制御部16は、駆
動伝達部材7を介してキャリッジ5を駆動するキャリッ
ジモータ9を駆動制御するものである。ヘッド制御部1
7は、印字ヘッド3を駆動制御するものである。入出力
ポート18は、ホストコンピュータから出力された印刷
用データを入力し、操作パネル10との間でスイッチ情
報等、データの入出力を行うためのポートである。
【0025】〈動作〉次に具体例1の動作を説明する。
図4は具体例1の動作を示すフローチャートである。ス
テップ(図中、ステップを「S」と記す。)1では、ホ
ストコンピュータから出力されたデータを解析する。
【0026】解析の結果、ホストコンピュータから出力
されたデータがグラフィックのような印刷データのとき
は、この印刷データ中のイメージパターンを読み出し
て、そのイメージパターンをRAM13に書き込む。
【0027】ホストコンピュータから出力されたデータ
が制御データのときは、ステップ2以降を実行する。ス
テップ2では、現改行の改行量の大小を判定する。判定
の結果、現改行の改行量が大きいと判定したときは、ス
テップ3に進み、次の改行の改行量の大小を判定する。
【0028】尚、具体例1では、大きな改行量を600
/600インチ、小さな改行量を50/600インチと
し、改行量の大小を判定するための閾値を60/600
インチとする。
【0029】図5は、具体例1の動作を説明するための
説明図である。尚、改行量は、前述の図2の場合と同じ
ように設定されているものとする。改行は、記録紙1
の給紙に伴う頭出しのための改行であるため、その改行
量は50/600インチに設定される。また、A部の印
刷を実行した後の改行は、印刷時の改行量であるた
め、50/600インチが設定される。
【0030】この場合、現改行の改行量600/60
0インチが閾値60/600インチを越えているので、
ステップ2では、改行量が大きいと判定され、次の改行
の改行量50/600インチが閾値60/600イン
チ以下となるので、ステップ3において、次の改行量は
小さいと判定される。このときは、改行を一度に行わ
ず、改行を行う前に、改行とほぼ同じ改行速度で改
行−2を実行する。これは、印刷速度が異なる場合の
印刷位置の位置ずれを抑制するためである。
【0031】図6はこの説明図である。この図6に示す
ように、制御信号の出力が停止してから実際の改行速度
が0になって記録紙送りが停止するまでの間に位置ずれ
が発生する。
【0032】この位置ずれは、プラテン2等の構造的な
遊びに起因するものであって、プラテン2等の慣性と摩
擦との関係によって決定される。位置ずれはこのような
関係から生じるものであるから、時間tに対応する位置
ずれは、時間Tに対応する位置ずれよりも小さくなる。
従って、現改行量が大きく、次改行量が小さいと判定さ
れたときは、ステップ4に進む。
【0033】ステップ4では、改行速度を早い改行速度
に設定する。尚、具体例1では、早い改行速度を5IP
S、遅い改行速度を0.5IPSとする。この改行速度
5IPSは、A部の改行量をaとして(a−60/60
0)インチまでとする。ステップ5では、残りの60/
600インチの改行速度を次の改行の改行速度と同じ
0.5IPSに設定し、印刷前にこの遅い改行速度で改
行するようにする。
【0034】この設定値は、制御信号としてモータ制御
部15に出力され、モータ制御部15が紙送りモータ8
を駆動制御することによって、プラテン2が回転し、図
5に示すように、第1の改行としての改行−1の実行
後、第2の改行としての改行−2が行われる。このよ
うな改行制御をすることにより、A部の印刷を行う前の
位置ずれは、改行実行後の位置ずれとほぼ同じとな
る。尚、具体例1では、改行速度を改行の改行速度と
同じ速度に設定したが、この改行速度は、所定の印刷位
置からの位置ずれに応じて決定される。
【0035】ステップ6では、1パス分の印刷を実行す
る。印刷は、RAM13からイメージパターンを読み出
して、モータ制御部16、ヘッド制御部17に、それぞ
れ制御信号を出力することにより実行される。キャリッ
ジモータ9はモータ制御部16によって駆動制御され、
ガイド軸6に案内されて主走査方向に移動する。また、
印字ヘッド3はヘッド制御部17によって制御され、イ
ンクが印字ヘッド3から吐出し、イメージパターンに従
って印刷が実行される。
【0036】A部の印刷が行われた後、改行を実行す
るため、現改行量は50/600インチに設定される。
データ解析の結果、改行量50/600インチは閾値6
0/600インチ以下となるので、ステップ2におい
て、改行量は小さいと判定され、ステップ7に進む。
【0037】ステップ7では、改行速度を0.5IPS
に設定し、この改行速度0.5IPSを制御信号として
モータ制御部15に出力する。これにより、紙送りモー
タ8がモータ制御部15によって駆動制御され、改行速
度0.5IPSで改行が行われる。
【0038】そして、ステップ6では、B部の印刷を実
行する。B部の印刷が実行された後は、同様に、改行
、C部の印刷、改行、D部の印刷、…が行われる。
改行〜は、改行と同様、印刷のための改行である
ため、改行速度0.5IPSで改行が行われる。
【0039】尚、例えば、頭出しから印刷領域までの距
離が離れている場合、あるいは早い改行速度で改行を続
けても位置ずれが問題にならない場合は、大きな改行量
600/600インチが連続して出力される。このとき
は、ステップ2及びステップ3において、現改行量及び
次の改行量がともに改行量が大きいと判定されてステッ
プ8に進む。
【0040】ステップ8では、改行速度を5IPSに設
定し、この改行速度を制御信号としてモータ制御部15
に出力する。これにより、紙送りモータ8がモータ制御
部15によって駆動制御され、改行速度5IPSで連続
して改行が行われる。この場合、2つの改行速度5IP
Sの間に、印刷を行う必要があれば、ステップ6を実行
する。このようにして改行及び印刷処理が行われる。
尚、ステップ2,3が改行量判定手段に相当し、ステッ
プ4,5が改行制御手段に相当する。
【0041】〈具体例1の効果〉以上、説明したように
具体例1によれば、給紙に伴う頭出しのように、早い改
行速度から遅い改行速度にする場合、次の改行速度とほ
ぼ同等の速度にしてから印刷を開始するようにしたの
で、正確に改行位置を制御して改行処理の不均一より発
生する用紙送り量の位置ずれ、印刷位置の位置ずれを抑
制することができる。従って、いわゆるブラックライ
ン、ホワイトラインを防止して、印刷品位を向上させる
ことができる。
【0042】しかも、給紙に伴う頭出し等のときは、従
来と同じように早い改行速度で改行が行われるので、改
行時間を最小に抑え、高スループットを実現という効果
も維持される。
【0043】さらに、プラテン2等の慣性の影響を最小
限に抑えることによって位置ずれを防止しているので、
紙送りモータ8に負荷をかけることもないし、紙送りモ
ータ8の容量等に影響することなく印刷位置を制御する
ことができる。
【0044】尚、具体例1では、大きな改行量を600
/600インチ、小さな改行量を50/600インチと
し、早い改行速度を5IPS、遅い改行速度を0.5I
PSとしたが、これに限定されるものではない。また、
位置ずれを抑制することができれば、改行−2の改行
速度を改行の改行速度より早くすることもできる。
【0045】〈具体例2〉具体例2は、スループットの
向上を図るため、印刷位置の頭出しの際、印刷位置の手
前で記録紙送りを停止させないように減速処理を変更し
たものである。尚、具体例2の構成は、具体例1と同一
なので、同一要素については同一符号を付して説明を省
略する。
【0046】〈動作〉次に具体例2の動作を説明する。
図7は具体例2の動作を示すフローチャートである。
【0047】現改行量が大きく、次の改行量が小さくな
るように設定されたときは、判定の結果(ステップ2,
3)、ステップ11に進み、改行の減速処理を実行す
る。図8は、具体例2の改行処理を説明するための説明
図であり、図9は、具体例2の改行プロフィールを示す
説明図である。図8に示すように、改行速度を大きくし
て5IPSで一定速度に保持する。そして、所定時間経
過後、減速度を減速度1に設定し、所定の印刷位置の手
前で減速度1に設定して減速し、0.5IPSになるよ
うにする。
【0048】この改行速度0.5IPSで一定の速度に
保持し、記録紙1が20/600インチ進んだときに減
速度2に設定し、記録紙1の送りを停止させる。そし
て、改行が終了してその位置でA部の印刷が行われ
る。あとは、具体例1の同様に改行以降を実行する。
尚、具体例1と同一動作のステップについては、同一ス
テップ符号を付して説明は省略する。
【0049】〈具体例2の効果〉以上、説明したように
具体例2によれば、印刷位置の頭出しの際に、早い改行
速度で改行した後に、印刷位置の手前で用紙送りを停止
させないようにしたので、スループットの向上を図るこ
とができる。また、休止処理を含まないため、改行の動
作音を改善することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1のプリンタコントローラの構成を示す
ブロック図である。
【図2】改行処理の説明図である。
【図3】具体例1のインクジェット式のシリアルプリン
タの構造を示す説明図である。
【図4】具体例1の動作を示すフローチャートである。
【図5】具体例1の動作説明図である。
【図6】具体例1の位置ずれ抑制の説明図である。
【図7】具体例2の動作を示すフローチャートである。
【図8】具体例2の改行処理の説明図である。
【図9】具体例2の改行プロフィールを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 記録紙 2 プラテン 3 印字ヘッド 8 紙送りモータ 9 キャリッジモータ 12 CPU 15,16 モータ制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷を複数パスに分け、記録紙の送り方
    向への改行量に応じた改行速度で改行しつつ、記録紙へ
    の印刷を実行するプリンタ装置において、 現改行と次改行の改行量の大小を、所定の閾値を用いて
    それぞれ判定する改行量判定手段と、 該改行量判定手段により、現改行の改行量が大きく、次
    改行の改行量が小さいと判定されたときは、現改行を、
    現改行の改行量に応じた改行速度の第1の改行と次改行
    の改行速度に応じた改行速度で印刷直前に行う第2の改
    行とに分けて改行を制御する改行制御手段と、を備えた
    ことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記改行制御手段は、第2の改行を、次
    改行とほぼ同等の速度で行うように構成されたことを特
    徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記改行制御手段は、第1の改行後に、
    一旦、停止させてから第2の改行を行うように構成され
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプリ
    ンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記改行制御手段は、第1の改行後に第
    2の改行の改行速度まで減速し、当該改行速度を保持し
    たまま第2の改行を行うように構成されたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のプリンタ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006289939A (ja) * 2005-03-14 2006-10-26 Ricoh Co Ltd 印字媒体搬送装置及び印字媒体搬送方法
JP2007062366A (ja) * 2005-08-02 2007-03-15 Seiko Epson Corp 記録装置、被記録材搬送方法、液体噴射装置
JP2013202861A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Brother Industries Ltd 搬送装置

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