JP2003080774A - ラインサーマルプリンタの記録方法およびそれに用いるラインサーマルプリンタ - Google Patents

ラインサーマルプリンタの記録方法およびそれに用いるラインサーマルプリンタ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割数の変化にともなう紙送りモータの駆動
速度の変化を緩やかにし、急激な減速によって紙送りモ
ータに震動が生じることを防止することができるライン
サーマルプリンタの記録方法およびそれに用いるライン
サーマルプリンタを提供すること。 【解決手段】 ある任意の分割数による分割駆動から、
これよりも分割数の多い分割駆動に切り換えて紙送りモ
ータ18の駆動速度を前記任意の分割数による分割駆動
の際の駆動速度よりも遅くする場合、前記分割駆動の切
り換え地点Pを記録データに基づいて検出し、この検出
した切り換え地点Pよりも所定ステップ前の地点から前
記紙送りモータ18の駆動速度を遅くするように制御す
ること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラインサーマルプリン
タの記録方法およびそれに用いるラインサーマルプリン
タに係り、特に、紙送りモータを駆動して記録紙を搬送
しつつこの記録紙に対して1ラインの記録を行う際にサ
ーマルヘッドの同時に発熱させる発熱素子群を複数のブ
ロックに分割し、各ブロックごとに順次発熱素子を発熱
させる分割駆動を行うのに好適なラインサーマルプリン
タの記録方法およびそれに用いるラインサーマルプリン
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、水平方向に複数の発熱素子を
整列配置したラインサーマルヘッド(以下、単に「サー
マルヘッド」と称する)を用いたラインサーマルプリン
タによって記録紙上に所望の記録を行う場合、電源容量
の制約等によって前記サーマルヘッドの発熱素子を複数
のブロックに分割して通電する分割駆動方式の記録方法
が採用されていた。
【0003】このような分割駆動を行う場合において
は、1ラインの記録を行う際に、発熱素子の分割数に応
じて紙送りモータの駆動速度が異なる。
【0004】なお、本明細書において、「1ライン」と
は、1ドット(主操作方向)×発熱させる発熱素子数の
総ドット(副操作方向)のドットの集合体からなる記録
をいうものとする。また、紙送りをほぼ連続的に行いな
がら分割数が複数となる分割駆動を行う場合には、1ラ
インを形成する各ブロックの記録が主操作方向にわずか
にずれるが、この場合においても各ブロックの記録を副
操作方向に繋ぎ合わせたものを1ラインとして扱うこと
ができる。
【0005】図3および図4は、前述した発熱素子の分
割数と、紙送りモータの駆動速度との関係を示すもので
ある。
【0006】すなわち、図3に示すように、前記サーマ
ルヘッド1の発熱素子2を分割せずに、1ラインの記録
3を行う場合の分割数を1とする。この分割数が1の記
録3を行う場合は、1ラインの記録3を一度に行うこと
ができ、このときの1ラインの記録3に要する時間をt
とする。
【0007】一方、図4に示すように、前記サーマルヘ
ッド1の同時に発熱させる発熱素子2を6つのブロック
5に分割する場合、分割数は6となる。このとき、1ラ
インの記録3を行うためには、全ブロック5による発熱
が完了する迄、極わずかな時間であるが紙送りモータ
(図示せず)を一時的に停止しなければならない。この
ため、1ライン分の記録3を行うのに要する時間は前述
した分割数1のときの6倍(6t)となる。
【0008】このことは、分割数が多い場合よりも分割
数が少ない場合の方が、1ラインの記録3を迅速に行う
ことができることを意味し、これにともなって紙送りモ
ータの駆動速度を高速化できることを意味している。
【0009】図5は、このような分割数によって紙送り
モータの駆動速度を変化させる制御を示したものであ
る。
【0010】図5において、「1分割」または「6分
割」の文字が記入された区間7は、記録紙上の行方向の
記録範囲に相当するものであり、各区間7において、記
入された文字の分割数による分割駆動を行うことを意味
している。そして、各区間7の縦方向の寸法は、当該分
割数からなる記録が連続して要求されるライン数および
当該ライン数に応じた紙送りモータのステップ数に比例
して長くなっている。
【0011】つまり、各区間7の縦方向の寸法が大きい
ほど、同一の分割数による記録が連続して行われる度合
いが大きいことを示すものである。また、この区間7の
右横に描かれた折れ線からなるグラフは、各区間7の記
録を行う際の紙送りモータの駆動速度を示したものであ
る。
【0012】図5に示すように、1分割による記録を行
う場合は、6分割による記録を行う場合よりも紙送りモ
ータの駆動速度を速くすることができる。なお、図6に
おいて、「1分割」の各区間7において、駆動速度のピ
ークが異なるが、これは、紙送りモータの負担を低減す
る観点から、立ち上がり(加速度)を急峻にしないよう
に制御するためである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、紙送りモー
タの駆動速度を高速度の駆動から急激に減速させる場
合、紙送りモータに震動が生じてしまうことが知られて
いる。このような紙送りモータの震動は、記録紙の適正
な搬送を妨げ、いわゆるジッタと称される記録不良を生
じてしまう虞があるため、紙送りモータの震動を抑制す
ることは良好な記録を実現する上で重要な課題となって
いた。
【0014】しかし、従来は、図5に示すように、異な
る分割数の分割駆動への切り換え地点Pにおいて、紙送
りモータの駆動速度を切り換え後の分割駆動に応じた駆
動速度に変化させるようになっていた。すなわち、従来
は、分割駆動の切り換えが行われて初めて紙送りモータ
の駆動速度を変化させるようになっていた。
【0015】このため、分割数が小さい分割駆動から、
これよりも分割数が多い分割駆動へ切り換える場合に、
紙送りモータの駆動速度を急激に減速させることとなっ
ていた。
【0016】従って、従来は、紙送りモータの駆動速度
を減速させる際の紙送りモータの震動を抑えることがで
きず、記録不良の発生によって高品位の記録を行うこと
ができないといった問題が生じていた。
【0017】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
もので、分割数の変化にともなう紙送りモータの駆動速
度の変化を緩やかにし、急激な減速によって紙送りモー
タに震動が生じることを防止することができるラインサ
ーマルプリンタの記録方法およびそれに用いるラインサ
ーマルプリンタを提供することを目的とするものであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るラインサーマルプリンタの記録方法の特徴
は、ある任意の分割数による分割駆動から、これよりも
分割数の多い分割駆動に切り換えて前記紙送りモータの
駆動速度を前記任意の分割数による分割駆動の際の駆動
速度よりも遅くする場合に、前記分割駆動の切り換え地
点を記録データに基づいて検出し、この検出した分割駆
動の切り換え地点よりも所定ステップ前の地点から前記
紙送りモータの駆動速度を遅くするように制御する点に
ある。
【0019】そして、このような方法を採用したことに
より、分割数が多い分割駆動への切り換え地点を記録デ
ータに基づいて予め検出し、この分割駆動の切り換え地
点よりも所定ステップ前の地点から紙送りモータの駆動
速度を減速させるように制御することができるため、従
来のように分割駆動の切り換えが行われて初めて紙送り
モータを減速させるようなことはなく、駆動速度の急激
な減速に基づく紙送りモータの震動を有効に抑えること
ができる。
【0020】また、本発明に係るラインサーマルプリン
タの特徴は、ある任意の分割数による分割駆動から、こ
れよりも分割数の多い分割駆動に切り換えて前記紙送り
モータの駆動速度を前記任意の分割数による分割駆動の
際の駆動速度よりも遅くする場合に、前記分割駆動の切
り換え地点を記録データに基づいて予め検出する検出部
を設け、この検出部が検出した分割駆動の切り換え地点
よりも所定ステップ前の地点から前記紙送りモータの駆
動速度を遅くするように制御する制御部を設けた点にあ
る。
【0021】そして、このような構成を採用したことに
より、前記検出部によって分割数が多い分割駆動への切
り換え地点を予め検出することができ、また、前記制御
部によって、前記分割駆動の切り換え地点よりも数ステ
ップ前に紙送りモータの駆動速度を減速させるように制
御することができるため、従来のように分割駆動の切り
換えが行われて初めて紙送りモータを減速させるような
ことはなく、駆動速度の急激な減速に基づく紙送りモー
タの震動を有効に抑えることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るラインサーマ
ルプリンタの記録方法の実施形態を図1を参照して説明
する。
【0023】本実施形態においては、ある任意の分割数
による分割駆動から、これよりも分割数の多い分割駆動
に切り換えて前記紙送りモータの駆動速度を前記任意の
分割数による分割駆動の際の駆動速度よりも遅くする場
合に、前記分割駆動の切り換え地点Pを記録データに基
づいて予め検出し、続いて前記検出した分割駆動の切り
換え地点Pよりも所定ステップ前の地点から前記紙送り
モータの駆動速度を遅くするように制御を行う。
【0024】より具体的には、例えば、図1に示すよう
に分割数が1の分割駆動と、分割数が6の分割駆動とが
混在した記録を行う場合、本実施形態においては、従来
(図6参照)のように分割数6の分割駆動に切り替わっ
て初めて紙送りモータの駆動速度を減速させるのではな
い。
【0025】すなわち、図1に示すように、本実施形態
においては、1分割と6分割との分割駆動の切り換え地
点Pを、例えば前記6分割の分割駆動を要求する旨の記
録データに基づいて予め検出し、実際に記録紙に記録を
行う段階においては、予め検出した切り換え地点Pより
も所定ステップ前の地点から紙送りモータの駆動速度を
6分割の駆動速度に切り換えるように制御を行う。
【0026】従って、図1に示す1分割から6分割へ切
り替わる切り換え地点Pに近傍する所定ステップ分(所
定ライン分)の1分割駆動の記録は、6分割駆動の際の
紙送りモータの駆動速度の下で記録されることとなる。
【0027】このように制御することによって、紙送り
モータを従来よりも緩やかに減速することができるた
め、紙送りモータに過度なトルクが作用することを防止
することができる。
【0028】なお、紙送りモータの駆動速度を減速させ
る目安となる前記所定ステップは、必要に応じて種々の
値を設定することができる。
【0029】次に、本発明に係るラインサーマルプリン
タの実施形態を図2および図3を参照して説明する。
【0030】図2は、本実施形態におけるラインサーマ
ルプリンタ12の構成を示したものである。
【0031】前記ラインサーマルプリンタ12は、副操
作方向に複数の発熱素子2を整列配置したサーマルヘッ
ド1を有しており、このサーマルヘッド1は、長尺平板
状のプラテン13に接離可能とされている。
【0032】また、前記サーマルヘッド1には、このサ
ーマルヘッド1を駆動するためのドライバ14が接続さ
れている。
【0033】前記ドライバ14には、ヘッド制御部15
が接続されており、このヘッド制御部15は、発熱素子
2に対して選択的な通電制御を行うようにドライバ14
に対して要求を出すようになっている。
【0034】その際に、前記ヘッド制御部15は、記録
データに応じて発熱素子2の分割数を決定するととも
に、分割数に応じた発熱素子2のブロック5を割り振
り、各ブロック5の発熱素子群に対して順次通電を行う
べく、前記ドライバ14に対して分割駆動のための要求
を記録データとして出力するようになっている。
【0035】従って、前記ドライバ14には、記録デー
タに応じた所定の分割数からなる分割駆動の要求が、記
録データとしてのラインごとに順次入力されるようにな
っており、前記ドライバ14は、各ラインの記録の際に
各ラインの分割数に応じた分割駆動を行うようになって
る。
【0036】前記ラインサーマルプリンタ12は、記録
紙を前記プラテン13とサーマルヘッド1との間に搬送
する搬送ローラ17を有しており、この搬送ローラ17
は、ステッピングモータ等の紙送りモータ18によって
回転駆動されるようになっている。
【0037】前記紙送りモータ18には、制御部として
のモータ制御部19が接続されており、このモータ制御
部19は、駆動パルスの印加等によって紙送りモータ1
8の駆動を制御するようになっている。また、前記モー
タ制御部19は、駆動パルス数等を変化させることによ
って紙送りモータ18の駆動速度を変化させるようにな
っている。
【0038】前記ヘッド制御部15には、切り換え地点
検出部20が接続されており、この切り換え地点検出部
20は、ある任意の分割数による分割駆動から、これよ
りも分割数の多い分割駆動に切り換える場合は、この分
割駆動の切り換え地点Pを前記ヘッド制御部15が出力
した分割駆動の要求(記録データ)に基づいて予め検出
するようになっている。また、前記切り換え地点検出部
20は、検出した前記切り換え地点Pのデータを出力す
るようになっている。
【0039】そして、前記モータ制御部19は、前記切
り換え地点検出部20が出力した前記切り換え地点Pの
データに基づいて、この切り換え地点Pよりも所定ステ
ップ前の地点から前記紙送りモータの駆動速度を前記切
り換え後の分割駆動に応じた駆動速度に変化させるよう
に制御を行うようになっている。
【0040】次に、本実施形態の作用について説明す
る。なお、初期状態において、便宜上、前記サーマルヘ
ッド1は、現在、ある任意の分割数による分割駆動によ
って1ライン分の記録を行っているものとする。また、
前記紙送りモータ18は前記任意の分割数に応じた駆動
速度で記録紙の搬送を行っているものとする。
【0041】次に、初期状態から、前記任意の分割数よ
りも分割数の多い分割駆動に切り換える場合は、前記ヘ
ッド制御部15によって当該分割数の多い分割駆動の要
求を記録データとして前記ドライバ14へ出力する。
【0042】このとき、前記切り換え地点検出部20
は、前記記録データの基づいて、分割数の多い分割駆動
への駆動の切り換え地点Pを記録データの段階で検出す
るとともに、この検出した切り換え地点Pのデータを前
記モータ制御部19へ出力する。
【0043】前記モータ制御部19は、前記切り換え地
点Pのデータを受信すると、このデータに基づいて、前
記切り換え地点Pよりも所定ステップ前の地点から紙送
りモータ18の駆動速度を切り換え後の分割数に応じた
駆動速度に減速するように制御する。
【0044】これにより、分割駆動の切り換え地点Pよ
りも所定ステップ前から切り換え後の分割駆動に応じた
駆動速度で紙送りモータが駆動されるため、紙送りモー
タの駆動速度を緩やかに変化させることができる。
【0045】このため、紙送りモータ18に震動が生じ
ることはなく、記録紙の搬送を安定的に行うことができ
る。このような状態で搬送される記録紙に対して前記サ
ーマルヘッド1によって分割駆動をともなう記録を行え
ば、ジッタのない良好な品位の記録を得ることができ
る。
【0046】従って、本実施形態によれば、分割数が多
い分割駆動への切り換え地点Pを記録データに基づいて
予め検出し、この分割駆動の切り換え地点Pよりも所定
ステップ前の地点から紙送りモータ18の駆動速度を減
速させるように制御することができるため、従来のよう
に分割駆動の切り換えが行われて紙送りモータを減速さ
せるようなことはなく、駆動速度の急激な減速に基づく
紙送りモータ18の震動を有効に抑えることができる。
【0047】なお、本発明は、前記実施形態のものに限
定されることはなく、必要に応じて種々変更するように
しても良い。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るラインサ
ーマルプリンタの記録方法およびそれに用いるラインサ
ーマルプリンタによれば、紙送りモータに作用する震動
を抑制することによって安定的な紙送りを実現すること
ができ、ジッタの少ない高品位な記録を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るラインサーマルプリンタの実施
形態を示す図
【図2】 本発明に係るラインサーマルプリンタの構成
を示したブロック図
【図3】 従来の分割駆動を用いたラインサーマルプリ
ンタの記録方法の一例において、分割数1の分割駆動に
よる1ラインの記録動作を示した図
【図4】 従来の分割駆動を用いたラインサーマルプリ
ンタの記録方法の一例において、分割数6の分割駆動に
よる1ラインの記録動作を示した図
【図5】 従来採用されてた分割数に応じて紙送りモー
タの駆動速度を変化させるラインサーマルプリンタの記
録方法を示した図
【符号の説明】
1 サーマルヘッド 2 発熱素子 5 ブロック 12 ラインサーマルプリンタ 15 ヘッド制御部 18 紙送りモータ 19 モータ制御部 20 切り換え地点検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙送りモータを所定の速度で駆動するこ
    とによってプラテンと複数の発熱素子が形成されたサー
    マルヘッドとの間に記録紙を搬送し、この記録紙に対し
    て記録データに応じて1ラインの記録を行う際に、前記
    サーマルヘッドの同時に発熱させる発熱素子群を複数の
    ブロックに分割して各ブロックごとに順次発熱素子を発
    熱させる分割駆動を行い、この分割駆動の際に、分割数
    に応じて前記紙送りモータの駆動速度を変化させるライ
    ンサーマルプリンタの記録方法であって、 ある任意の分割数による分割駆動から、これよりも分割
    数の多い分割駆動に切り換えて、前記紙送りモータの駆
    動速度を前記任意の分割数による分割駆動の際の駆動速
    度よりも遅くする場合に、前記分割駆動の切り換え地点
    を記録データに基づいて予め検出し、この検出した分割
    駆動の切り換え地点よりも所定ステップ前の地点から前
    記紙送りモータの駆動速度を遅くするように制御するこ
    とを特徴とするラインサーマルプリンタの記録方法。
  2. 【請求項2】 紙送りモータを所定の速度で駆動するこ
    とによってプラテンと複数の発熱素子が形成されたサー
    マルヘッドとの間に記録紙を搬送し、この記録紙に対し
    て記録データに応じて1ラインの記録を行う際に、前記
    サーマルヘッドの同時に発熱させる発熱素子群を複数の
    ブロックに分割して各ブロックごとに順次発熱素子を発
    熱させる分割駆動を行い、この分割駆動の際に、分割数
    に応じて前記紙送りモータの駆動速度を変化させるライ
    ンサーマルプリンタであって、 ある任意の分割数による分割駆動から、これよりも分割
    数の多い分割駆動に切り換えて前記紙送りモータの駆動
    速度を前記任意の分割数による分割駆動の際の駆動速度
    よりも遅くする場合に、前記分割駆動の切り換え地点を
    記録データに基づいて予め検出するための検出部と、こ
    の検出部が検出した分割駆動の切り換え地点よりも所定
    ステップ前の地点から前記紙送りモータの駆動速度を遅
    くするように制御する制御部とを設けたことを特徴とす
    るラインサーマルプリンタ。
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