JPH0824410A - 弾球遊技機における球発射装置及び遊技球発射強度測定方法と飛距離表示方法 - Google Patents
弾球遊技機における球発射装置及び遊技球発射強度測定方法と飛距離表示方法Info
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- JPH0824410A JPH0824410A JP16764894A JP16764894A JPH0824410A JP H0824410 A JPH0824410 A JP H0824410A JP 16764894 A JP16764894 A JP 16764894A JP 16764894 A JP16764894 A JP 16764894A JP H0824410 A JPH0824410 A JP H0824410A
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Abstract
技球の飛距離との関係を表示して一般の人でもゲームを
一層楽しめるようにするために、遊技球の発射速度の変
化を正確に測定することが可能な球発射装置とする。 【構成】 操作部のレバーの回転に連動して回転する強
弱調整器と、駆動モータの回転により揺動される打槌
と、前記強弱調整器と打槌との間に戻しバネ51を有す
る弾球遊技機の球発射装置における戻しバネ51の強弱
調整器61への取り付け部分である調整用固定端部53
に圧力センサ81を設けた球発射装置とする。
Description
ル、パチンコなどの弾球遊技機に関するものであり、更
に詳しくは、遊技球の打ち出す強さを表示するための発
射強度を測定することができる球発射装置及び球発射強
度の測定方法と遊技球の飛距離を表示する方法に関する
ものである。
の複雑なルールによる弾球遊技機が数多く使用されてお
り、これらの弾球遊技機では、例えば図7に示すよう
に、弾球遊技機の前板15に取り付けられている上球皿16
の内部に遊技球を入れると遊技球が球送り装置17により
1個づつ発射レール31に送り込まれるものであって、遊
技機の前面に設けられた操作部21を軽く握り、操作部21
のレバー23を回転させると検出スイッチがオン状態とさ
れて遊技機に内蔵されている電動式の駆動モータが回転
を開始し、打槌の先端35により発射レール31の所定位置
に送り込まれた遊技球を1個づつ発射することができる
ものであり、レバー23の回転量により発射される遊技球
の発射速度を変化させ、発射レール31及び誘導レール19
に沿って遊技球を遊技盤11の盤面に打ち出すことができ
るものである。更に、この弾球遊技機の前面には、操作
部21または操作部21の近くにストップボタン25が設けら
れており、このストップボタン25を指先などで押さえる
と駆動モータの回転が停止し、遊技球の発射が中断さ
れ、指をストップボタン25から離すと遊技球の発射が再
開されるものである。
多くの場合、図8に示すように、駆動モータ41の回転軸
43に固定されることにより駆動モータ41の回転に合わせ
て回転するカム45が設けられており、打槌33にはこのカ
ム45に当接され、カム45の回転に従って打槌33の回動軸
39を中心に打槌33を回動させるピン47が設けられてお
り、打槌33の回動軸39をカム45の回転中心となる駆動モ
ータ41の回転軸43の位置からずらしていること及びカム
45の形状とによりカム45が一定角度だけ回転するとピン
47がカム45から外れる構造とし、ピン47がカム45から外
れたとき、打槌33の先端35をストッパー55の方向に勢良
く戻す戻しバネ51を有しているものである。
打槌33に固定し、他方の端部53は戻しバネ51の調整用固
定端部53として円板状などの強弱調整器61に固定し、こ
の強弱調整器61は打槌33の回動軸39を中心に回転可能と
して周囲に噛合部63を設けておき、操作部21のレバー23
の回転に合わせて回転する調整歯車67にこの噛合部63を
噛み合わせおくものである。
を時計方向に回転させると、図示していない検出スイッ
チが作動して駆動モータ41が回転を開始し、駆動モータ
41の回転に従ってカム45が回転し、カム45がピン47に接
して打槌33を戻しバネ51の力に抗して回転させ、カム45
が所定位置まで回転するとピン47がカム45から外れ、戻
しバネ51の反発力によって打槌33がストッパー55の位置
へ急激に戻され、打槌33の先端35に設けたスプリング37
によって発射レール31の所定位置に送り込まれた遊技球
を打ち出し、カム45の回転を連続させると再度カム45が
ピン47に接して打槌33を回動させ、カム45がピン47から
外れたときに戻しバネ51により打槌33が戻ることを繰り
返すものであって、レバー23の回転量に応じて調整歯車
67が回転し、調整歯車67の回転に合わせて回転する強弱
調整器61の回転角により戻しバネ51の反発力の強さが調
整され、ピン47がカム45から外れる位置が一定であって
も打槌33の戻り速度が変化し、遊技球の発射速度をレバ
ー23の回転量により調整可能としているものである。
どではゲームの進行に合わせて遊技球を遊技盤11におけ
る盤面の右端近辺に集めるように打球の強さを調整した
り、盤面の中央または左端近辺に集めるように打球の強
さを調整してゲームを行っている。
強さをゲーム中に大きく変化させる必要の有る弾球遊技
機では、レバー23の回転量を変化させる際、このレバー
23の回転量による遊技球の飛距離は感覚にたよって行う
こととなるも、遊技機の個々によってレバー23の回転量
と遊技球の飛距離との関係が異なり、所定の飛距離の位
置近くに遊技球をとばすレバー23の回転量を知るまでに
数発の無駄球を打つこととなり、熟練者は無駄球の打数
を少なくして素早くレバー23の回転量を決定している
も、一般の遊技者は無駄球の数が多くなり、ゲームの楽
しみを減じることがあった。
楽しむことができるように、遊技球の飛距離を表示する
こととし、この飛距離表示のための遊技球の発射強度を
測定するものである。
転に連動して回転する強弱調整器61と、電動式の駆動モ
ータ41の回転により揺動される打槌33と、前記強弱調整
器61と打槌33との間に戻しバネ51を有する弾球遊技機の
球発射装置30における戻しバネ51を強弱調整器61に固定
する調整用固定端部53の位置に圧力センサ81を挿入した
球発射装置30とする。
整用固定端部53に圧力センサ81を挿入し、レバー23の回
転量に応じて変化する戻しバネ51の反発力を測定する方
法を採用する。そして、圧力センサ81の出力であるアナ
ログ信号をデジタル変換し、モータ制御用マイクロコン
ピュータにより戻しバネ51の反発力の強さに対応した数
値を示す打球強度情報に変換する方法を採用することと
する。
ネ51の反発力に対応した数値を示す打球強度情報に基づ
き、打球強度情報の数値に対応した個数の表示灯93を点
灯させて遊技球の飛距離を表示する方法を採用する。
の強弱調整器61へ固定する調整用固定端部53に圧力セン
サ81を挿入している故、強弱調整器61の回転量により変
化する戻しバネ51の反発力を圧力センサ81により測定す
ることができる。そして、戻しバネ51の調整用固定端部
53に圧力センサ81を挿入し、戻しバネ51の反発力を測定
する方法を採用している故、打槌33を戻す戻しバネ51の
反発力即ち打槌33の先端35が遊技球を打つ強さを測定す
ることとなり、遊技球の発射強度を測定することがで
き、飛距離を推定することができる。
し、戻しバネ51の反発力の強さに応じた数値の打球強度
情報に変換する方法は、反発力の計測処理をモータ制御
用マイクロコンピュータ87で行い、反発力と飛距離との
関係をプログラムすることにより容易に飛距離を示す打
球強度情報を形成することができる。そして、打球強度
情報の数値に対応した個数の表示灯93を点灯させる表示
方法は、遊技球の飛距離量を遊技者に容易に連想させる
ことができる。
に、基板71に取り付ける打槌33の回動軸39における一端
に円盤状のバネ受板57をビス58により固定し、バネ受板
57と環状の強弱調整器61との間に戻しバネ51としての円
筒コイルバネを有し、基板71に取り付けられたモータ支
持板73に固定する図示していない駆動モータの回転軸に
固定されたカムをもって打槌33へ一体的に固定したピン
47を打槌33の回動軸39を中心として回動させることと
し、この回動軸39を中心に回動する打槌33の先端35に設
けたスプリング37によって遊技球を発射する球発射装置
30を用い、このに球発射装置30おいて、図3及び図4に
示すように、強弱調整器61に戻しバネ51の調整用固定端
部53を固定するに際し、強弱調整器61のバネ固定溝65に
圧電素子または感圧導電ゴムなどを用いた圧力センサ81
を挿入し、この圧力センサ81の出力信号を図5に示すよ
うにアナログデジタル変換器83を介してデジタル信号に
変換するものとし、モータ制御用マイクロコンピュータ
87により打球強度情報に変換するものである。
れると戻しバネ51により打槌33がストッパー55の位置に
戻され、打槌33の先端35に設けたスプリング37により発
射レール31の所定位置に送り込まれた遊技球を打ち出す
ものであることは従来と同様であり、カバー76の内部に
設けられる調整歯車67を強弱調整器61の噛合部63と噛み
合わせておき、遊技機の前面に設けられた操作部21のレ
バー23に接合されることによりレバー23の回転量に応じ
て回転するレバー連結軸75によって調整歯車67ひいては
強弱調整器61を回転させて球発射速度を調整するもので
ある。
ける調整歯車67との間に接合歯車を設け、レバー連結軸
75と調整歯車67との固定角度位置を調整可能とするとと
もに、強弱調整器61に設けるバネ固定溝65を複数とし、
戻しバネ51の強さに応じて戻しバネ51の捻り量即ち打槌
33の戻り強さを調整し得るようにしている。そしてこの
球発射装置30を作動させる駆動モータとしては、ステッ
プモータを使用し、このステップモータの駆動をマイク
ロコンピュータにより制御するものとしており、このモ
ータ制御用マイクロコンピュータ87は、例えばZ80C
PUを使用したマイクロコンピュータなどの適宜8ビッ
トのマイクロコンピュータ又は4ビットのマイクロコン
ピュータを用い、図5に示すようにレバー検出部85やド
ライバー89が接続され、レバー23の回転を検知する検出
スイッチやストップボタンなどをレバー検出部85とし、
このレバー検出部85からの検知信号がこのモータ制御用
マイクロコンピュータ87に入力されると、ドライバー89
に対して駆動制御信号を出力し、ドライバー89は駆動制
御信号に基づいて駆動モータ41に駆動パルスを出力して
駆動モータ41を回転させるものである。
クロコンピュータ87を利用し、レバー検出部85から検知
信号が入力されないとき、アナログデジタル変換器83か
らのデジタル化されたセンサ出力を読み込んで演算処理
するものであり、圧力センサ81の出力電圧などの出力信
号値に対応したデジタル信号を表示手段91における表示
方法に合わせて換算し、圧力センサ81の出力に対応した
数値を示す打球強度情報として表示手段91に出力させる
ものとしており、表示手段91は4ビットなどで出力され
た打球強度情報の数値に応じた個数の点灯信号をデコー
ダにより形成し、図6に示したように例えば誘導レール
19の上部に沿って表示灯93を配置し、この表示灯93の内
の打球強度情報の数値に応じた個数を左端から点灯させ
るようにするものである。
弱調整器61への取り付け部である調整用固定端部53に圧
力センサ81を設けて戻しバネ51の反発力を圧力センサ81
により検出するものであるから、強弱調整器61を回転さ
せて戻しバネ51のねじり量を大きくすると戻しバネ51の
反発力であるバネ力により圧力センサ81の出力が変化
し、遊技球の発射強度は打槌33の復帰速度、すなわち戻
しバネ51の復元力に比例することとなり、小型の圧力セ
ンサ81をバネ固定溝65に挟み込むことにより強弱調整器
61へ固定する戻しバネ51の調整用固定端部53に圧力セン
サ81を取り付けている故、容易に遊技球の発射強度を検
出することができる方法であって、遊技球の飛距離に対
応した信号を容易に形成することができるものである。
るに際しては、レバー23の回転操作に合わせて所定角度
範囲内で回動する戻しバネ51の調整用固定端部53に圧力
センサ81を取り付けた球発射装置30とすることにより、
戻しバネ51の反発力を測定可能な遊技球の発射装置とし
ている故、戻しバネ51の反発力を測定するに際してこの
測定を極めて容易に行うことができる球発射装置30であ
る。
号をデジタル変換し、モータ制御用マイクロコンピュー
タ87により表示手段91に適した数値の打球強度情報に変
換する方法は、汎用のワンチップマイクロコンピュータ
などを用いたモータ制御用マイクロコンピュータ87によ
り容易に圧力センサ81の出力に対応した打球強度情報を
形成することができ、駆動モータ41の制御回路と兼用す
ることにより容易に遊技機に組み込んで実施することが
できるものであって、更に、圧力センサ81の出力から打
球強度情報を形成するに際し、表示手段91に合わせた数
値範囲の打球強度情報を形成することが容易に実施でき
るものである。
ーダにより打球強度情報の数値に対応した個数の点灯信
号を形成し、この点灯信号により打球強度情報の数値に
対応した個数の表示灯93を点灯させる方法は、表示灯93
の点灯により遊技球の飛距離を容易に知らせることがで
きるものである。なお、上記実施例は、モータ制御用マ
イクロコンピュータ87にレバー検出部85から検知信号が
入力されないときにセンサ出力に対応した打球強度情報
を当該モータ制御用マイクロコンピュータ87から表示手
段91に出力させることとしているも、ストップボタン25
が押されたときにセンサ出力に応じた打球強度情報を表
示手段91に出力するようにする場合もある。
に多数個の表示灯93を並べる場合のみでなく、弾球遊技
機の盤面を描いた表示部を遊技盤11の一部に形成し、こ
の表示部に表示灯93を設けて端から所要箇所の表示灯93
を点灯させることもあり、この表示部は液晶表示器など
を使用することも可能である。
ーの回転に連動して回転する強弱調整器と、駆動モータ
の回転により揺動される打槌と、前記強弱調整器と打槌
との間に戻しバネを有する弾球遊技機の球発射装置にお
いて、戻しバネの強弱調整器への取り付け部分に圧力セ
ンサを設けた球発射装置であるから、打槌の戻り強さ、
即ち戻しバネの反発力を容易且つ確実に検出することが
できる球発射装置であって、戻しバネの調整用固定端部
に圧力センサを挿入して戻しバネのバネ力を測定する発
射強度測定方法であるから、容易且つ正確に打槌が遊技
球を打つ強さの変化を知ることができ、遊技球の飛距離
の変化を正しく検出することができる。
モータ制御用マイクロコンピュータによりバネ力の強さ
に応じた数値の打球強度情報に変換する方法は、汎用の
マイクロコンピュータを用いて駆動モータの制御装置と
球発射装置の発射強度測定装置とを兼用することがで
き、特に駆動モータとしてステップモータを用い、この
ステップモータの駆動制御にマイクロコンピュータを用
いた球発射装置を使用している遊技機においては、極め
て容易に実施することができる方法である。
球強度情報の数値に対応した個数の表示灯を点灯させる
飛距離の表示方法は、遊技球を発射することなく遊技球
の弾道を予想させることができ、初心者にもレバーの回
転量を容易に決定させて無駄球を少なくし、ゲームを一
層楽しませることができるものである。
装置の側面図。
装置の分解斜視図。
装置の主要部正面図。
装置に圧力センサを取り付けた状態を示す図。
ク図。
球遊技機の正面図。
示す図。
ン 30 球発射装置 31 発射レール 33 打槌 35 打槌の先端 37 スプリング 39 回動軸 41 駆動モータ 43 回転軸 45 カム 47 ピン 51 戻しバネ 52 戻しバネの端
部 53 戻しバネの調整用固定端部 55 ストッパー 57 バネ受板 61 強弱調整器 63 噛合部 65 バネ固定溝 67 調整歯車 71 基板 73 モータ支持板 75 レバー連結軸 76 カバー 81 圧力センサ 83 アナログデジタル変換器 85 レバー検出部 87 モータ制御用マイクロコンピュータ 89 ドライバー 91 表示手段 93 表示灯
Claims (4)
- 【請求項1】 操作レバーの回転に連動して回転する強
弱調整器と、電動モータである駆動モータの回転により
揺動される打槌と、前記強弱調整器と打槌との間に戻し
バネを有する弾球遊技機の球発射装置において、戻しバ
ネの強弱調整器取り付け部分に圧力センサを取り付けた
ことを特徴とする弾球遊技機の球発射装置。 - 【請求項2】 弾球遊技機における球発射装置の戻しバ
ネ固定端部に圧力センサを挿入し、操作部におけるレバ
ーの回転量に応じて変化する戻しバネの反発力を測定す
ることを特徴とする弾球遊技機における発射強度測定方
法。 - 【請求項3】 弾球遊技機における球発射装置の戻しバ
ネ固定端部に圧力センサを挿入することにより操作部に
おけるレバーの回転量に応じて変化する戻しバネの反発
力を測定し、アナログ信号である圧力センサの出力信号
をデジタル信号に変換し、モータ制御用マイクロコンピ
ュータによって戻しバネの反発力の強さに対応した数値
の打球強度情報に変換することを特徴とする弾球遊技機
における発射強度測定方法。 - 【請求項4】 圧力センサにより測定した戻しバネの反
発力に対応した数値の打球強度情報に基づき、打球強度
情報の数値に対応した個数の表示灯を点灯させて遊技球
の飛距離を表示することを特徴とする弾球遊技機におけ
る飛距離表示方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP16764894A JP3619263B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 弾球遊技機における球発射装置及び遊技球発射強度測定方法と飛距離表示方法 |
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JPH0824410A true JPH0824410A (ja) | 1996-01-30 |
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1994
- 1994-07-20 JP JP16764894A patent/JP3619263B2/ja not_active Expired - Fee Related
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