JPH08243794A - プレス加工機 - Google Patents
プレス加工機Info
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- JPH08243794A JPH08243794A JP7052152A JP5215295A JPH08243794A JP H08243794 A JPH08243794 A JP H08243794A JP 7052152 A JP7052152 A JP 7052152A JP 5215295 A JP5215295 A JP 5215295A JP H08243794 A JPH08243794 A JP H08243794A
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- Japan
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- press
- press working
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D43/00—Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
- B21D43/02—Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
- B21D43/04—Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work
- B21D43/05—Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work specially adapted for multi-stage presses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D43/00—Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
- B21D43/02—Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
- B21D43/04—Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work
- B21D43/05—Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work specially adapted for multi-stage presses
- B21D43/055—Devices comprising a pair of longitudinally and laterally movable parallel transfer bars
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/26—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by cams, eccentrics, or cranks
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 下金型をサーボモータと偏心カムを用いて上
下動させることにより、ワークの送り機構およびその他
の構造を極めて簡単にすることのできるプレス加工機を
提供する。 【構成】 サーボモータと偏心カム８とを用いて、下金
型１２に、下金型１２を交換する第１の位置と、ワーク
の交換を行なう第２の位置と、ワークの下金型１２への
載置および取外しを行なう第３の位置と、ワークを上金
型１５および下金型１２を用いてプレスする第４の位置
との間を上下動するようにしている。これにより、フィ
ードバー１６の移動方向は水平方向のみとなり、フィー
ドバー水平移動装置１８の構造が非常に簡単となり、プ
レス加工機全体の構造も簡単なものとなる。
下動させることにより、ワークの送り機構およびその他
の構造を極めて簡単にすることのできるプレス加工機を
提供する。 【構成】 サーボモータと偏心カム８とを用いて、下金
型１２に、下金型１２を交換する第１の位置と、ワーク
の交換を行なう第２の位置と、ワークの下金型１２への
載置および取外しを行なう第３の位置と、ワークを上金
型１５および下金型１２を用いてプレスする第４の位置
との間を上下動するようにしている。これにより、フィ
ードバー１６の移動方向は水平方向のみとなり、フィー
ドバー水平移動装置１８の構造が非常に簡単となり、プ
レス加工機全体の構造も簡単なものとなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、プレス加工機に関
し、より特定的には、効率よくプレス加工を行なうこと
のできるプレス加工機の構造に関するものである。
し、より特定的には、効率よくプレス加工を行なうこと
のできるプレス加工機の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】プレス加工は、往復圧縮動を主とするプ
レス加工機を用いて、金属その他の材料の一部もしくは
全域に塑性変形を与え、成形・接合・分離および矯正な
どを行なう加工方法である。
レス加工機を用いて、金属その他の材料の一部もしくは
全域に塑性変形を与え、成形・接合・分離および矯正な
どを行なう加工方法である。
【０００３】プレス加工機は、その用途から多種多様な
ものがあるが、その中の１つとして機械的機構を有する
フライホイール付プレス加工機がある。このフライホイ
ール付プレス加工機は、固定された下金型の上にワーク
を載置し、上金型をフライホイールの大きな慣性モーメ
ントを利用して上下動させることにより、ワークのプレ
ス加工を行なっている。
ものがあるが、その中の１つとして機械的機構を有する
フライホイール付プレス加工機がある。このフライホイ
ール付プレス加工機は、固定された下金型の上にワーク
を載置し、上金型をフライホイールの大きな慣性モーメ
ントを利用して上下動させることにより、ワークのプレ
ス加工を行なっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たプレス加工機にワーク搬送装置を用いてワークを搬入
および搬出しようとした場合、フライホイールの慣性モ
ーメントを利用して、上金型を一気に下降させるため、
ワークの位置ずれが生じていたときに急停止させること
ができない。また、下金型が固定された状態であるた
め、ワーク搬送装置には、水平方向の動きと、垂直方向
の動きとが要求される。そのため、ワーク搬送装置の構
造が非常に複雑となり、プレス加工機のコストの上昇
や、ワーク搬送装置の故障の多発の原因となっている。
たプレス加工機にワーク搬送装置を用いてワークを搬入
および搬出しようとした場合、フライホイールの慣性モ
ーメントを利用して、上金型を一気に下降させるため、
ワークの位置ずれが生じていたときに急停止させること
ができない。また、下金型が固定された状態であるた
め、ワーク搬送装置には、水平方向の動きと、垂直方向
の動きとが要求される。そのため、ワーク搬送装置の構
造が非常に複雑となり、プレス加工機のコストの上昇
や、ワーク搬送装置の故障の多発の原因となっている。
【０００５】さらに、ワーク搬送装置に水平方向と垂直
方向の動きを与えることから、下金型へのワークの位置
決めの確認装置や、ワークのプレス時におけるワーク搬
送装置の退避確認装置の構造も機械的な構造にすると非
常に複雑なものとなってしまう。ここで、各確認装置を
光学センサなどを用いた電気的なものにすることは可能
であるが、プレス機械や工場などから発生されるノイズ
などの外乱のために、信頼性に欠ける問題点がある。
方向の動きを与えることから、下金型へのワークの位置
決めの確認装置や、ワークのプレス時におけるワーク搬
送装置の退避確認装置の構造も機械的な構造にすると非
常に複雑なものとなってしまう。ここで、各確認装置を
光学センサなどを用いた電気的なものにすることは可能
であるが、プレス機械や工場などから発生されるノイズ
などの外乱のために、信頼性に欠ける問題点がある。
【０００６】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、下金型を上下動させることにより、ワ
ークの送り機構およびその他の機構を非常に簡単な構造
にすることのできるプレス加工機を提供することを目的
とする。
なされたもので、下金型を上下動させることにより、ワ
ークの送り機構およびその他の機構を非常に簡単な構造
にすることのできるプレス加工機を提供することを目的
とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明のプレス加工機
は、下金型を固定するための下金型ベースと、上記下金
型ベースを軸支するための軸支部と、回転中心となる駆
動軸部とを有する偏心カムと、上記下金型に、上記下金
型を交換する第１の位置と、上記ワークの交換を行なう
第２の位置と、上記ワークの上記下金型への載置および
取外しを行なう第３の位置と、上記ワークを上記上金型
および上記下金型を用いてプレスする第４の位置とを与
えるように、上記偏心カムを回転させるために上記駆動
軸部に接続されたサーボモータと、上記ワークの上記下
金型への載置および取外しを行なう第１の状態と、上記
ワークのプレス時に上記上金型および上記下金型に干渉
しない第２の状態との間を水平方向に移動可能なワーク
搬送装置と、上記下金型の移動する方向に沿って上方に
延びるように設けられたセイフティピンと、上記ワーク
搬送装置に設けられ、上記ワーク搬送装置が第１の状態
で、上記下金型が第３の位置のときに、上記セイフティ
ピンが挿入可能な穴を有するセイフティプレートと、上
記上金型に設けられ、上記セイフティピンが上記セイフ
ティプレートに挿入された状態において、上記セイフテ
ィピンの先端部がさらに挿入する穴を有するバックアッ
プブロックとを備えている。
は、下金型を固定するための下金型ベースと、上記下金
型ベースを軸支するための軸支部と、回転中心となる駆
動軸部とを有する偏心カムと、上記下金型に、上記下金
型を交換する第１の位置と、上記ワークの交換を行なう
第２の位置と、上記ワークの上記下金型への載置および
取外しを行なう第３の位置と、上記ワークを上記上金型
および上記下金型を用いてプレスする第４の位置とを与
えるように、上記偏心カムを回転させるために上記駆動
軸部に接続されたサーボモータと、上記ワークの上記下
金型への載置および取外しを行なう第１の状態と、上記
ワークのプレス時に上記上金型および上記下金型に干渉
しない第２の状態との間を水平方向に移動可能なワーク
搬送装置と、上記下金型の移動する方向に沿って上方に
延びるように設けられたセイフティピンと、上記ワーク
搬送装置に設けられ、上記ワーク搬送装置が第１の状態
で、上記下金型が第３の位置のときに、上記セイフティ
ピンが挿入可能な穴を有するセイフティプレートと、上
記上金型に設けられ、上記セイフティピンが上記セイフ
ティプレートに挿入された状態において、上記セイフテ
ィピンの先端部がさらに挿入する穴を有するバックアッ
プブロックとを備えている。
【０００８】
【作用】この発明のプレス加工機によれば、サーボモー
タと偏心カムとを用いて、下金型に、下金型を交換する
第１の位置と、ワークの交換を行なう第２の位置と、ワ
ークの下金型への載置および取外しを行なう第３の位置
と、ワークを上金型および下金型を用いてプレスする第
４の位置との間を上下動するようにしている。
タと偏心カムとを用いて、下金型に、下金型を交換する
第１の位置と、ワークの交換を行なう第２の位置と、ワ
ークの下金型への載置および取外しを行なう第３の位置
と、ワークを上金型および下金型を用いてプレスする第
４の位置との間を上下動するようにしている。
【０００９】これにより、ワーク搬送装置は、ワークの
下金型への載置および取外しを行なう第１の状態と、ワ
ークをプレスするために上金型および下金型に干渉しな
い第２の状態との間の水平方向のみの移動となり、従来
のように垂直方向への移動が不要となるため、その構造
を非常に簡単なものとすることができる。
下金型への載置および取外しを行なう第１の状態と、ワ
ークをプレスするために上金型および下金型に干渉しな
い第２の状態との間の水平方向のみの移動となり、従来
のように垂直方向への移動が不要となるため、その構造
を非常に簡単なものとすることができる。
【００１０】また、下金型が上述したように上下動する
ことから、下金型に上方に延びるセイフティピンを設
け、ワーク搬送装置および上金型にそれぞれセイフティ
ピンが挿入する穴を有するセイフティプレートおよびバ
ックアッププレートを設けることにより、非常に簡単な
構造で、ワークの位置決め確認および安全確認を行なう
ことが可能となる。
ことから、下金型に上方に延びるセイフティピンを設
け、ワーク搬送装置および上金型にそれぞれセイフティ
ピンが挿入する穴を有するセイフティプレートおよびバ
ックアッププレートを設けることにより、非常に簡単な
構造で、ワークの位置決め確認および安全確認を行なう
ことが可能となる。
【００１１】
【実施例】以下、この発明に基づいたプレス加工機の実
施例について、図を参照して説明する。図１は、この実
施例におけるプレス加工機１の正面図である。なお、説
明の便宜上、一部内部構造がわかるように断面構造を示
している。また、図２は、図１中のＸ−Ｘ線矢視図であ
る。
施例について、図を参照して説明する。図１は、この実
施例におけるプレス加工機１の正面図である。なお、説
明の便宜上、一部内部構造がわかるように断面構造を示
している。また、図２は、図１中のＸ−Ｘ線矢視図であ
る。
【００１２】両図に示すように、このプレス加工機１
は、縦フレーム２、横フレーム３およびベースフレーム
４からその枠体を構成している。ベースフレーム４に
は、玉軸受２２を介在して、駆動シャフト５が回転可能
に配置されている。駆動シャフト５の一方端側には、図
示していないが、ＡＣサーボモータが接続されている。
は、縦フレーム２、横フレーム３およびベースフレーム
４からその枠体を構成している。ベースフレーム４に
は、玉軸受２２を介在して、駆動シャフト５が回転可能
に配置されている。駆動シャフト５の一方端側には、図
示していないが、ＡＣサーボモータが接続されている。
【００１３】駆動シャフト５には、偏心カム８が取付け
られている。この偏心カム８は、駆動シャフト５ととも
に回転する回転板８ａと、玉軸受８ｂを介在して設けら
れたカムプレート８ｃとを有している。
られている。この偏心カム８は、駆動シャフト５ととも
に回転する回転板８ａと、玉軸受８ｂを介在して設けら
れたカムプレート８ｃとを有している。
【００１４】カムプレート８ｃは、その上方に設けられ
た支持穴８ｄに玉軸受１０を介在して支持シャフト９が
貫通している。この支持シャフト９により、下金型ベー
ス１１が軸支されている。この下金型ベース１１は、下
金型１２を固定するものであり、また、下金型ベース１
１に設けられたロッド１４がシリンダ１３に挿入され
て、下金型ベース１１の動作方向が鉛直方向に規制され
ている。
た支持穴８ｄに玉軸受１０を介在して支持シャフト９が
貫通している。この支持シャフト９により、下金型ベー
ス１１が軸支されている。この下金型ベース１１は、下
金型１２を固定するものであり、また、下金型ベース１
１に設けられたロッド１４がシリンダ１３に挿入され
て、下金型ベース１１の動作方向が鉛直方向に規制され
ている。
【００１５】下金型１２の上方には、所定距離隔てて上
金型１５がヘッドフレーム３に固定されている。下金型
１２と上金型１５との間には、下金型１２へワークを載
置および取外しを行なうためのフィードバー１６が設け
られ、このフィードバー１６には、ワークを支持するた
めの吸着板１７が複数個取付けられている。また、フィ
ードバー１６には、このフィードバー１６を水平方向に
移動させるためのフィードバー水平移動装置１８が縦フ
レーム２に設けられている。
金型１５がヘッドフレーム３に固定されている。下金型
１２と上金型１５との間には、下金型１２へワークを載
置および取外しを行なうためのフィードバー１６が設け
られ、このフィードバー１６には、ワークを支持するた
めの吸着板１７が複数個取付けられている。また、フィ
ードバー１６には、このフィードバー１６を水平方向に
移動させるためのフィードバー水平移動装置１８が縦フ
レーム２に設けられている。
【００１６】このフィードバー水平移動装置１８は、左
右の縦フレーム２を橋渡すように回転可能に設けられた
回転軸１８ａと、モータ（図示せず）の回転力を回転軸
１８ａに伝達するためのギア１８ｇと、フィードバー１
６を移動させるためのピニオン１８ｂと、このピニオン
１８ｂに係合し、フィードバー１６に設けられたラック
１８ｃとを有している。さらに、フレーム２には、フィ
ードバー１６を水平方向にスライド可能に案内するため
のガイドレール１８ｅが設けられ、フィードバー１６に
は、このガイドレール１８ｅを上下方向から挟込むよう
に支持するためのガイド１８ｄ，１８ｆが設けられてい
る。したがって、回転軸１８ａが回転することにより、
フィードバー１６は、ガイドレール１８ｅに沿って水平
方向に移動することができる。
右の縦フレーム２を橋渡すように回転可能に設けられた
回転軸１８ａと、モータ（図示せず）の回転力を回転軸
１８ａに伝達するためのギア１８ｇと、フィードバー１
６を移動させるためのピニオン１８ｂと、このピニオン
１８ｂに係合し、フィードバー１６に設けられたラック
１８ｃとを有している。さらに、フレーム２には、フィ
ードバー１６を水平方向にスライド可能に案内するため
のガイドレール１８ｅが設けられ、フィードバー１６に
は、このガイドレール１８ｅを上下方向から挟込むよう
に支持するためのガイド１８ｄ，１８ｆが設けられてい
る。したがって、回転軸１８ａが回転することにより、
フィードバー１６は、ガイドレール１８ｅに沿って水平
方向に移動することができる。
【００１７】また、図２に示すように、下金型ベース１
１は、上方に延びるように設けられたセイフティピン１
９を有している。一方、上金型１５には、このセイフテ
ィピン１９が挿入可能な位置決め穴２０ａを備えたセイ
フティブロック２０を有し、フィードバー１６にも、セ
イフティピン１９が挿入可能な位置決め穴２１ａを備え
たセイフティプレート２１を有している。
１は、上方に延びるように設けられたセイフティピン１
９を有している。一方、上金型１５には、このセイフテ
ィピン１９が挿入可能な位置決め穴２０ａを備えたセイ
フティブロック２０を有し、フィードバー１６にも、セ
イフティピン１９が挿入可能な位置決め穴２１ａを備え
たセイフティプレート２１を有している。
【００１８】次に、上記構造よりなるプレス加工機１に
おける下金型１２の代表的な加工位置の状態について、
図２ないし図５を参照してい説明する。なお、このプレ
ス加工機１の下金型１２のストロークは２００ｍｍ、プ
レス能力は３５０００ｋｇである。
おける下金型１２の代表的な加工位置の状態について、
図２ないし図５を参照してい説明する。なお、このプレ
ス加工機１の下金型１２のストロークは２００ｍｍ、プ
レス能力は３５０００ｋｇである。
【００１９】まず、図２は、下金型１２が最も下に位置
する状態を示し、この状態においては、下金型１２およ
び上金型１５の交換が行なわれる。なお、説明の便宜
上、この図２に示す状態を以降「下死点状態」と呼ぶ。
する状態を示し、この状態においては、下金型１２およ
び上金型１５の交換が行なわれる。なお、説明の便宜
上、この図２に示す状態を以降「下死点状態」と呼ぶ。
【００２０】次に、図３は、「下死点状態」に対して、
回転軸５が約７０°回転し、下金型が５０ｍｍ上昇した
状態を示している。この状態においては、フィードバー
１６の下金型１２への移動および退避が行なわれる。な
お、説明の便宜上、この図３に示す状態を以降「初期状
態」と呼ぶ。また、回転軸５が約２９０°回転した状態
においても、下金型の位置は同じであるため、その場合
の状態も「初期状態」と呼ぶ。
回転軸５が約７０°回転し、下金型が５０ｍｍ上昇した
状態を示している。この状態においては、フィードバー
１６の下金型１２への移動および退避が行なわれる。な
お、説明の便宜上、この図３に示す状態を以降「初期状
態」と呼ぶ。また、回転軸５が約２９０°回転した状態
においても、下金型の位置は同じであるため、その場合
の状態も「初期状態」と呼ぶ。
【００２１】次に、図４は、「下死点状態」に対して回
転軸が９０°回転し、下金型が１００ｍｍ上昇した状態
を示している。この状態においては、フィードバー１６
がワーク３０を下金型１２に載置および取外しを行なう
ために、下金型１２の上方に位置し、かつワーク３０の
位置確認を行なうために、セイフティピン１９がセイフ
ティプレート２１の位置決め穴２１ａおよびバックアッ
プブロック２０の位置決め穴２０ａに挿入されている。
転軸が９０°回転し、下金型が１００ｍｍ上昇した状態
を示している。この状態においては、フィードバー１６
がワーク３０を下金型１２に載置および取外しを行なう
ために、下金型１２の上方に位置し、かつワーク３０の
位置確認を行なうために、セイフティピン１９がセイフ
ティプレート２１の位置決め穴２１ａおよびバックアッ
プブロック２０の位置決め穴２０ａに挿入されている。
【００２２】これにより、ワーク３０が下金型１２に対
する位置決めが確認される。なお、このときセイフティ
ピン１９がセイフティプレート２１に当接する場合は、
セイフティピン１９またはセイフティプレート２１に設
けられた検知装置により、異常事態を検知し、ＡＣサー
ボモータを緊急停止させるとともに、運転者に通知を行
なう。また、このとき、下金型１２の上昇力は、初期状
態から図４に示す状態に向かう工程のみであるため、ワ
ーク３０をプレスする力に比べて非常に弱いものであ
り、フィードバー１６およびセイフティプレート２１を
破損してしまうようなことはない。
する位置決めが確認される。なお、このときセイフティ
ピン１９がセイフティプレート２１に当接する場合は、
セイフティピン１９またはセイフティプレート２１に設
けられた検知装置により、異常事態を検知し、ＡＣサー
ボモータを緊急停止させるとともに、運転者に通知を行
なう。また、このとき、下金型１２の上昇力は、初期状
態から図４に示す状態に向かう工程のみであるため、ワ
ーク３０をプレスする力に比べて非常に弱いものであ
り、フィードバー１６およびセイフティプレート２１を
破損してしまうようなことはない。
【００２３】このように、極めて簡単な構造を用いて、
フィードバー１６、下金型１２および上金型１５の破損
を防止することが可能となる。なお、説明の便宜上、こ
の図４に示す状態を以降「ワーク保持／安全確認状態」
と呼ぶ。また、回転軸が約２７０°回転した状態におい
ても、本図に示す状態と同じであるため、回転軸が２７
０°回転した状態も「ワーク保持／安全確認状態」と呼
ぶ。
フィードバー１６、下金型１２および上金型１５の破損
を防止することが可能となる。なお、説明の便宜上、こ
の図４に示す状態を以降「ワーク保持／安全確認状態」
と呼ぶ。また、回転軸が約２７０°回転した状態におい
ても、本図に示す状態と同じであるため、回転軸が２７
０°回転した状態も「ワーク保持／安全確認状態」と呼
ぶ。
【００２４】次に、図５は、「下死点状態」に対して回
転軸が１８０°回転し、下金型が２００ｍｍ上昇した状
態を示している。この状態においては、下金型１２およ
び上金型１５により、ワーク３０がプレスされる状態を
示している。なお、説明の便宜上、この図５に示す状態
を以降「プレス状態」と呼ぶ。
転軸が１８０°回転し、下金型が２００ｍｍ上昇した状
態を示している。この状態においては、下金型１２およ
び上金型１５により、ワーク３０がプレスされる状態を
示している。なお、説明の便宜上、この図５に示す状態
を以降「プレス状態」と呼ぶ。
【００２５】次に、図６に示す図は、回転軸の回転角
（θ）と下金型のストロークの関係を示す図であり、下
金型１２のストロークが０の「下死点状態」のときは回
転軸５の回転角（θ）は０°または３６０°であり、
「初期状態」の場合は、回転角７０°または２９０°で
あり、「ワーク保持／安全確認状態」では、回転角は９
０°または２７０°であり、「プレス状態」において
は、１８０°となっている。
（θ）と下金型のストロークの関係を示す図であり、下
金型１２のストロークが０の「下死点状態」のときは回
転軸５の回転角（θ）は０°または３６０°であり、
「初期状態」の場合は、回転角７０°または２９０°で
あり、「ワーク保持／安全確認状態」では、回転角は９
０°または２７０°であり、「プレス状態」において
は、１８０°となっている。
【００２６】次に、上記プレス加工機１を４台用いて、
４つのプレス工程からなる洗濯機の外枠のプレス加工工
程について説明する。
４つのプレス工程からなる洗濯機の外枠のプレス加工工
程について説明する。
【００２７】図７は、このプレス加工工程における下金
型１２の位置を示すチャート図であり、図８ないし図２
８は、各工程におけるプレス加工機Ｐ1 〜Ｐ4 およびフ
ィードバー１６Ａ〜１６Ｅの状態を示す図であり、さら
に、図２９ないし図３２は、プレス加工機Ｐ1 〜Ｐ4 の
それぞれにより加工されるワーク３０Ｂ〜３０Ｄの外形
形状を示すものである。
型１２の位置を示すチャート図であり、図８ないし図２
８は、各工程におけるプレス加工機Ｐ1 〜Ｐ4 およびフ
ィードバー１６Ａ〜１６Ｅの状態を示す図であり、さら
に、図２９ないし図３２は、プレス加工機Ｐ1 〜Ｐ4 の
それぞれにより加工されるワーク３０Ｂ〜３０Ｄの外形
形状を示すものである。
【００２８】プレス加工機Ｐ1 においては、切断・穴抜
きが行なわれ、プレス加工機Ｐ2 においては、４辺のＺ
曲げが行なわれ、プレス加工機Ｐ3 ではヘミング曲げと
９０°曲げとが行なわれ、プレス加工機Ｐ4 では、Ｒ曲
げと両端９０°曲げが行なわれる。
きが行なわれ、プレス加工機Ｐ2 においては、４辺のＺ
曲げが行なわれ、プレス加工機Ｐ3 ではヘミング曲げと
９０°曲げとが行なわれ、プレス加工機Ｐ4 では、Ｒ曲
げと両端９０°曲げが行なわれる。
【００２９】まず、図８に示す状態は、各プレス加工機
Ｐ1 〜Ｐ4 が「初期状態」であり、フィードバー１６Ａ
のみがワーク３０Ａ（何も加工されていない）を保持し
ている。この状態は、図７に示すＳ0 の状態である。
Ｐ1 〜Ｐ4 が「初期状態」であり、フィードバー１６Ａ
のみがワーク３０Ａ（何も加工されていない）を保持し
ている。この状態は、図７に示すＳ0 の状態である。
【００３０】次に、図９を参照して、フィードバー１６
Ａ〜１６Ｅが、ガイドレール１８ｅに沿って左方向に移
動し、下金型１２の上方に位置する。このとき、プレス
加工機Ｐ1 〜Ｐ4 は「初期状態」である。
Ａ〜１６Ｅが、ガイドレール１８ｅに沿って左方向に移
動し、下金型１２の上方に位置する。このとき、プレス
加工機Ｐ1 〜Ｐ4 は「初期状態」である。
【００３１】次に、図１０を参照して、プレス加工機Ｐ
1 〜Ｐ4 を「初期状態」から「ワーク保持／安全確認状
態」へ移動させる。このとき、セイフティピン１９によ
りワーク３０Ａの位置決めの確認が行なわれる。その
後、ワーク３０Ａが、下金型１２の上に載置される。こ
のとき、プレス加工機Ｐ1 〜Ｐ4 は、図７に示すＳ1 の
状態である。
1 〜Ｐ4 を「初期状態」から「ワーク保持／安全確認状
態」へ移動させる。このとき、セイフティピン１９によ
りワーク３０Ａの位置決めの確認が行なわれる。その
後、ワーク３０Ａが、下金型１２の上に載置される。こ
のとき、プレス加工機Ｐ1 〜Ｐ4 は、図７に示すＳ1 の
状態である。
【００３２】次に、図１１を参照して、プレス加工機Ｐ
1 〜Ｐ4 を「ワーク保持／安全確認状態」から「初期状
態」へと移動させる。この状態は、図７に示すＳ2 の状
態である。その後、図１２を参照して、フィードバー１
６Ａ〜１６Ｅを右側に移動退避させる。
1 〜Ｐ4 を「ワーク保持／安全確認状態」から「初期状
態」へと移動させる。この状態は、図７に示すＳ2 の状
態である。その後、図１２を参照して、フィードバー１
６Ａ〜１６Ｅを右側に移動退避させる。
【００３３】次に、図１３を参照して、プレス加工機Ｐ
1 〜Ｐ4 を「初期状態」から「プレス状態」へと移動さ
せ、ワーク３０Ａを下金型１２および上金型１５を用い
てプレス加工し、ワーク３０Ａに対して、図２９に示す
ように切断および穴抜き加工を行ないワーク３０Ｂを形
成する。この状態は、図７に示すＳ3 の状態である。
1 〜Ｐ4 を「初期状態」から「プレス状態」へと移動さ
せ、ワーク３０Ａを下金型１２および上金型１５を用い
てプレス加工し、ワーク３０Ａに対して、図２９に示す
ように切断および穴抜き加工を行ないワーク３０Ｂを形
成する。この状態は、図７に示すＳ3 の状態である。
【００３４】次に、図１４を参照して、プレス加工機Ｐ
1 〜Ｐ4 を「プレス状態」から「初期状態」へと移動さ
せる。この状態は、図７に示すＳ4 の状態である。な
お、図１３から図１４に示す工程は、「プレス状態」で
止まるのではなく、一連の動作として行なわれる。その
後、図１５を参照して、フィードバー１６Ａ〜１６Ｅを
右側に移動させる。
1 〜Ｐ4 を「プレス状態」から「初期状態」へと移動さ
せる。この状態は、図７に示すＳ4 の状態である。な
お、図１３から図１４に示す工程は、「プレス状態」で
止まるのではなく、一連の動作として行なわれる。その
後、図１５を参照して、フィードバー１６Ａ〜１６Ｅを
右側に移動させる。
【００３５】次に、図１６を参照して、プレス加工機Ｐ
1 〜Ｐ4 を「初期状態」から「ワーク保持／安全確認状
態」に移動させる。その後、フィードバー１６Ａにより
新たなワーク３０Ａを保持し、フィードバー１６Ｂによ
り、プレス加工機Ｐ1 により加工されたワーク３０Ｂを
保持する。この状態は、図７に示すＳ5 の状態である。
1 〜Ｐ4 を「初期状態」から「ワーク保持／安全確認状
態」に移動させる。その後、フィードバー１６Ａにより
新たなワーク３０Ａを保持し、フィードバー１６Ｂによ
り、プレス加工機Ｐ1 により加工されたワーク３０Ｂを
保持する。この状態は、図７に示すＳ5 の状態である。
【００３６】次に、図１７を参照して、プレス加工機Ｐ
1 〜Ｐ4 を「ワーク保持／安全確認状態」から「初期状
態」へと移動させる。この状態は、図７に示すＳ6 の状
態である。
1 〜Ｐ4 を「ワーク保持／安全確認状態」から「初期状
態」へと移動させる。この状態は、図７に示すＳ6 の状
態である。
【００３７】次に、図１８を参照して、フィードバー１
６Ａ〜１６Ｅを左側へ移動させる。その後、図１９を参
照して、プレス加工機Ｐ1 〜Ｐ4 を「初期状態」から
「ワーク保持／安全確認状態」へと移動させ、ワーク３
０Ａおよびワーク３０Ｂを、それぞれプレス加工機Ｐ1
およびプレス加工機Ｐ2 の下金型１２の上に載置する。
このとき、セイフティピン１９により位置決め確認が行
なわれる。この状態は、図７に示すＳ7 の状態である。
６Ａ〜１６Ｅを左側へ移動させる。その後、図１９を参
照して、プレス加工機Ｐ1 〜Ｐ4 を「初期状態」から
「ワーク保持／安全確認状態」へと移動させ、ワーク３
０Ａおよびワーク３０Ｂを、それぞれプレス加工機Ｐ1
およびプレス加工機Ｐ2 の下金型１２の上に載置する。
このとき、セイフティピン１９により位置決め確認が行
なわれる。この状態は、図７に示すＳ7 の状態である。
【００３８】次に、図２０を参照して、プレス加工機Ｐ
1 〜Ｐ4 を「ワーク保持／安全確認状態」から「初期状
態」へと移動させる。この状態は、図７に示すＳ8 の状
態である。その後、図２１を参照して、フィードバー１
６Ａ〜１６Ｅを右側に移動し退避させる。
1 〜Ｐ4 を「ワーク保持／安全確認状態」から「初期状
態」へと移動させる。この状態は、図７に示すＳ8 の状
態である。その後、図２１を参照して、フィードバー１
６Ａ〜１６Ｅを右側に移動し退避させる。
【００３９】次に、図２２を参照して、プレス加工機Ｐ
1 〜Ｐ4 を「初期状態」から「プレス状態」へと移動さ
せる。これにより、ワーク３０Ａおよびワーク３０Ｂ
に、プレス加工機Ｐ1 およびプレス加工機Ｐ2 により、
プレス加工が行なわれ、ワーク３０Ｂは、図３０に示す
ワーク３０Ｃに加工され、ワーク３０Ａは、図２９に示
すワーク３０Ｂに加工される。
1 〜Ｐ4 を「初期状態」から「プレス状態」へと移動さ
せる。これにより、ワーク３０Ａおよびワーク３０Ｂ
に、プレス加工機Ｐ1 およびプレス加工機Ｐ2 により、
プレス加工が行なわれ、ワーク３０Ｂは、図３０に示す
ワーク３０Ｃに加工され、ワーク３０Ａは、図２９に示
すワーク３０Ｂに加工される。
【００４０】次に、図２３を参照して、プレス加工機Ｐ
1 〜Ｐ4 が「プレス状態」から「初期状態」に移動させ
る。この状態は、図７に示すＳ10の状態である。なお、
図２２から図２３に示す工程は、「プレス状態」で止ま
るのではなく、一連の動作として行なわれる。その後、
図２４を参照して、フィードバー１６Ａ〜１６Ｅを右方
向に移動させる。
1 〜Ｐ4 が「プレス状態」から「初期状態」に移動させ
る。この状態は、図７に示すＳ10の状態である。なお、
図２２から図２３に示す工程は、「プレス状態」で止ま
るのではなく、一連の動作として行なわれる。その後、
図２４を参照して、フィードバー１６Ａ〜１６Ｅを右方
向に移動させる。
【００４１】次に、図２５を参照して、プレス加工機Ｐ
1 〜Ｐ4 を「初期状態」から「ワーク保持／安全確認状
態」に移動させる。その後、フィードバー１６Ａにより
新たなワーク３０Ａを保持し、フィードバー１６Ｂによ
りワーク３０Ｂを保持し、フィードバー１６Ｃによりワ
ーク３０Ｃを保持する。この状態は、図７に示すＳ11の
状態である。
1 〜Ｐ4 を「初期状態」から「ワーク保持／安全確認状
態」に移動させる。その後、フィードバー１６Ａにより
新たなワーク３０Ａを保持し、フィードバー１６Ｂによ
りワーク３０Ｂを保持し、フィードバー１６Ｃによりワ
ーク３０Ｃを保持する。この状態は、図７に示すＳ11の
状態である。
【００４２】次に、図２６を参照して、プレス加工機Ｐ
1 〜Ｐ4 を「ワーク保持／安全確認状態」から「初期状
態」へと移動させる。この状態は、図７に示すＳ12の状
態である。その後、図２７を参照して、フィードバー１
６Ａ〜１６Ｅを左側に移動させる。
1 〜Ｐ4 を「ワーク保持／安全確認状態」から「初期状
態」へと移動させる。この状態は、図７に示すＳ12の状
態である。その後、図２７を参照して、フィードバー１
６Ａ〜１６Ｅを左側に移動させる。
【００４３】次に、図２８を参照して、プレス加工機Ｐ
1 〜Ｐ4 を「初期状態」から「ワーク保持／安全確認状
態」へと移動させて、プレス加工機Ｐ1 、Ｐ2 、Ｐ3 の
それぞれの下金型１２の上に、それぞれワーク３０Ａ，
３０Ｂ，３０Ｃを載置する。このとき、セイフティピン
１９により、位置の確認が行なわれる。この状態は、図
７に示すＳ13の状態である。
1 〜Ｐ4 を「初期状態」から「ワーク保持／安全確認状
態」へと移動させて、プレス加工機Ｐ1 、Ｐ2 、Ｐ3 の
それぞれの下金型１２の上に、それぞれワーク３０Ａ，
３０Ｂ，３０Ｃを載置する。このとき、セイフティピン
１９により、位置の確認が行なわれる。この状態は、図
７に示すＳ13の状態である。
【００４４】次に、図２９を参照して、プレス加工機Ｐ
1 〜Ｐ4 を「ワーク保持／安全確認状態」から「初期状
態」へと移動させる。この状態は、図７に示すＳ14の状
態である。その後、図３０を参照して、フィードバー１
６Ａ〜１６Ｅを右側に移動し退避させる。
1 〜Ｐ4 を「ワーク保持／安全確認状態」から「初期状
態」へと移動させる。この状態は、図７に示すＳ14の状
態である。その後、図３０を参照して、フィードバー１
６Ａ〜１６Ｅを右側に移動し退避させる。
【００４５】その後、図１３に示す工程と同様の工程を
経ることにより、プレス加工機Ｐ1〜Ｐ3 において、ワ
ーク３０Ｂ〜３０Ｄがプレス加工される。さらに、その
後図１４以降に示す工程と同様の工程を経ることによ
り、プレス加工機Ｐ1 〜Ｐ4 により、順次ワーク３０Ｂ
〜３０Ｅがプレス加工される。
経ることにより、プレス加工機Ｐ1〜Ｐ3 において、ワ
ーク３０Ｂ〜３０Ｄがプレス加工される。さらに、その
後図１４以降に示す工程と同様の工程を経ることによ
り、プレス加工機Ｐ1 〜Ｐ4 により、順次ワーク３０Ｂ
〜３０Ｅがプレス加工される。
【００４６】以上、この実施例におけるプレス加工機１
によれば、サーボモータと偏心カム８とを用いて、下金
型１２が上下動するアンダードライブ型のプレス加工機
としている。これにより、フィードバー１６の移動方向
は水平方向のみとなり、そのフィードバー水平移動装置
１８の構造を極めて簡単にすることが可能となる。ま
た、下金型１２へのワーク３０の位置決めにおいても、
下金型ベース１１に設けられたセイフティピン１９が挿
入する位置決め穴２１ａ，２０ａを有するセイフティプ
レート２１およびバックアップブロック２０とをそれぞ
れフィードバー１６および上金型１５に設けることによ
り、極めて容易な構造で位置決め確認を行なうことが可
能となる。
によれば、サーボモータと偏心カム８とを用いて、下金
型１２が上下動するアンダードライブ型のプレス加工機
としている。これにより、フィードバー１６の移動方向
は水平方向のみとなり、そのフィードバー水平移動装置
１８の構造を極めて簡単にすることが可能となる。ま
た、下金型１２へのワーク３０の位置決めにおいても、
下金型ベース１１に設けられたセイフティピン１９が挿
入する位置決め穴２１ａ，２０ａを有するセイフティプ
レート２１およびバックアップブロック２０とをそれぞ
れフィードバー１６および上金型１５に設けることによ
り、極めて容易な構造で位置決め確認を行なうことが可
能となる。
【００４７】
【発明の効果】この発明のプレス加工機によれば、サー
ボモータと偏心カムとを用いて、下金型に、下金型を交
換する第１の位置と、ワークの交換を行なう第２の位置
と、ワークの下金型への載置および取外しを行なう第３
の位置と、ワークを上金型および下金型を用いてプレス
する第４の位置との間を上下動するようにしている。
ボモータと偏心カムとを用いて、下金型に、下金型を交
換する第１の位置と、ワークの交換を行なう第２の位置
と、ワークの下金型への載置および取外しを行なう第３
の位置と、ワークを上金型および下金型を用いてプレス
する第４の位置との間を上下動するようにしている。
【００４８】これにより、ワーク搬送装置は、ワークの
下金型への載置および取外しを行なう第１の状態と、ワ
ークをプレスするために上金型および下金型に干渉しな
い第２の状態との間の水平方向のみの移動となり、従来
のように垂直方向への移動が不要となるため、その構造
を非常に簡単なものとすることができる。
下金型への載置および取外しを行なう第１の状態と、ワ
ークをプレスするために上金型および下金型に干渉しな
い第２の状態との間の水平方向のみの移動となり、従来
のように垂直方向への移動が不要となるため、その構造
を非常に簡単なものとすることができる。
【００４９】また、下金型が上述したように上下動する
ことから、下金型に上方に延びるセイフティピンを設
け、ワーク搬送装置および上金型にそれぞれセイフティ
ピンが挿入する穴を有するセイフティプレートおよびバ
ックアッププレートを設けることにより、非常に簡単な
構造により、ワークの位置決め確認および安全確認を行
なうことが可能となる。
ことから、下金型に上方に延びるセイフティピンを設
け、ワーク搬送装置および上金型にそれぞれセイフティ
ピンが挿入する穴を有するセイフティプレートおよびバ
ックアッププレートを設けることにより、非常に簡単な
構造により、ワークの位置決め確認および安全確認を行
なうことが可能となる。
【００５０】その結果、プレス加工機の構造は、非常に
簡単となり、かつ安全性の向上を図った信頼性の高いプ
レス加工機を提供することができる。
簡単となり、かつ安全性の向上を図った信頼性の高いプ
レス加工機を提供することができる。
【図１】この発明に基づいた実施例におけるプレス加工
機の正面図である。
機の正面図である。
【図２】この発明に基づいた実施例におけるプレス加工
機の下死点状態を示す図である。
機の下死点状態を示す図である。
【図３】この発明に基づいた実施例におけるプレス加工
機の初期状態を示す図である。
機の初期状態を示す図である。
【図４】この発明に基づいた実施例におけるプレス加工
機のワーク保持／安全確認状態を示す図である。
機のワーク保持／安全確認状態を示す図である。
【図５】この発明に基づいた実施例におけるプレス加工
機のプレス状態を示す図である。
機のプレス状態を示す図である。
【図６】この発明に基づいた実施例におけるプレス回転
軸の回転角と下金型のストロークとの関係を示す図であ
る。
軸の回転角と下金型のストロークとの関係を示す図であ
る。
【図７】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加工
工程における下金型の位置を示すチャート図である。
工程における下金型の位置を示すチャート図である。
【図８】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加工
工程を示す第１工程図である。
工程を示す第１工程図である。
【図９】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加工
工程を示す第２工程図である。
工程を示す第２工程図である。
【図１０】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第３工程図である。
工工程を示す第３工程図である。
【図１１】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第４工程図である。
工工程を示す第４工程図である。
【図１２】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第５工程図である。
工工程を示す第５工程図である。
【図１３】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第６工程図である。
工工程を示す第６工程図である。
【図１４】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第７工程図である。
工工程を示す第７工程図である。
【図１５】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第８工程図である。
工工程を示す第８工程図である。
【図１６】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第９工程図である。
工工程を示す第９工程図である。
【図１７】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第１０工程図である。
工工程を示す第１０工程図である。
【図１８】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第１１工程図である。
工工程を示す第１１工程図である。
【図１９】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第１２工程図である。
工工程を示す第１２工程図である。
【図２０】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第１３工程図である。
工工程を示す第１３工程図である。
【図２１】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第１４工程図である。
工工程を示す第１４工程図である。
【図２２】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第１５工程図である。
工工程を示す第１５工程図である。
【図２３】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第１６工程図である。
工工程を示す第１６工程図である。
【図２４】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第１７工程図である。
工工程を示す第１７工程図である。
【図２５】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第１８工程図である。
工工程を示す第１８工程図である。
【図２６】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第１９工程図である。
工工程を示す第１９工程図である。
【図２７】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第２０工程図である。
工工程を示す第２０工程図である。
【図２８】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第２１工程図である。
工工程を示す第２１工程図である。
【図２９】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第２２工程図である。
工工程を示す第２２工程図である。
【図３０】この発明に基づいたプレス加工機のプレス加
工工程を示す第２３工程図である。
工工程を示す第２３工程図である。
【図３１】プレス加工機Ｐ1 により加工されるワークの
外形形状を示す図である。
外形形状を示す図である。
【図３２】プレス加工機Ｐ2 により加工されるワークの
外形形状を示す図である。
外形形状を示す図である。
【図３３】プレス加工機Ｐ3 により加工されるワークの
外形形状を示す図である。
外形形状を示す図である。
【図３４】プレス加工機Ｐ4 により加工されるワークの
外形形状を示す図である。
外形形状を示す図である。
１ プレス加工機 ２ 縦フレーム ３ 横フレーム ４ ベースフレーム ５ 駆動シャフト ８ 偏心カム ８ａ 回転板 ８ｂ，１０ 玉軸受 １１ 下金型ベース １２ 下金型 １３ シリンダ １４ ロッド １５ 上金型 １６ フィードバー １７ 吸着板 １８ フィードバー水平移動装置 １９ セイフティピン ２０ バックアップブロック ２１ セイフティプレート なお、各図中、同一符号は、同一または相当部分を示
す。
す。
Claims (1)
- 【請求項１】 金属などの材料からなるワークを上金型
と下金型とを用いてプレスすることにより塑性変形を与
え、前記ワークを所定の形状に成形するためのプレス加
工機であって、 前記下金型を固定するための下金型ベースと、 前記下金型ベースを軸支するための軸支部と、回転中心
となる駆動軸部とを有する偏心カムと、 前記下金型に、前記下金型を交換する第１の位置と、前
記ワークの交換を行なう第２の位置と、前記ワークの前
記下金型への載置および取外しを行なう第３の位置と、
前記ワークを前記上金型および前記下金型を用いてプレ
スする第４の位置とを与えるように、前記偏心カムを回
転させるために前記駆動軸部に接続されたサーボモータ
と、 前記ワークの前記下金型への載置および取外しを行なう
第１の状態と、前記ワークのプレス時に前記上金型およ
び前記下金型に干渉しない第２の状態との間を水平方向
に移動可能なワーク搬送装置と、 前記下金型の所定の位置に沿って上方に延びるように設
けられたセイフティピンと、 前記ワーク搬送装置に設けられ、前記ワーク搬送装置が
第１の状態で、前記下金型が第３の位置のときに、前記
セイフティピンが挿入可能な穴を有するセイフティプレ
ートと、 前記上金型に設けられ、前記セイフティピンがセイフテ
ィプレートに挿入された状態において、前記セイフティ
ピンの先端部がさらに挿入する穴を有するバックアップ
ブロックと、を備えた、プレス加工機。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7052152A JPH08243794A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | プレス加工機 |
| TW085101034A TW298577B (ja) | 1995-03-13 | 1996-01-27 | |
| KR1019960003389A KR100212592B1 (ko) | 1995-03-13 | 1996-02-13 | 프레스 가공기 |
| US08/607,692 US5709123A (en) | 1995-03-13 | 1996-02-27 | Press working machine with a vertically movable lower mold and a horizontally movable workpiece carrier |
| EP96103310A EP0732161B1 (en) | 1995-03-13 | 1996-03-04 | Press working machine |
| ES96103310T ES2134525T3 (es) | 1995-03-13 | 1996-03-04 | Maquina estampadora. |
| DE69602548T DE69602548T2 (de) | 1995-03-13 | 1996-03-04 | Pressvorrichtung |
| CN96103133A CN1059629C (zh) | 1995-03-13 | 1996-03-13 | 压力加工机 |
| SG1996006695A SG71665A1 (en) | 1995-03-13 | 1996-03-13 | Press working machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7052152A JPH08243794A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | プレス加工機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08243794A true JPH08243794A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12906897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7052152A Pending JPH08243794A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | プレス加工機 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5709123A (ja) |
| EP (1) | EP0732161B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08243794A (ja) |
| KR (1) | KR100212592B1 (ja) |
| CN (1) | CN1059629C (ja) |
| DE (1) | DE69602548T2 (ja) |
| ES (1) | ES2134525T3 (ja) |
| SG (1) | SG71665A1 (ja) |
| TW (1) | TW298577B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109570421A (zh) * | 2018-12-15 | 2019-04-05 | 浙江雅晶电子有限公司 | 一种to管座自动打扁机 |
| CN110466184A (zh) * | 2019-09-26 | 2019-11-19 | 明勖（东莞）精密机械有限公司 | 一种冲床送料机的传动机构 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3895538B2 (ja) * | 2000-11-24 | 2007-03-22 | 本田技研工業株式会社 | 縁曲げ加工装置 |
| CN102240751B (zh) * | 2011-04-20 | 2013-08-28 | 陕西科技大学 | 铝塑复合易拉盖成型机的压合粘贴装置 |
| CN103128185B (zh) | 2011-11-25 | 2015-03-11 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 搬运装置及采用该搬运装置的冲压设备 |
| CN113351787A (zh) * | 2021-06-01 | 2021-09-07 | 东风柳州汽车有限公司 | 车身侧围加工方法及粗修冲压模具 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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