JPH08240334A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
空気調和機の制御装置Info
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- JPH08240334A JPH08240334A JP7045671A JP4567195A JPH08240334A JP H08240334 A JPH08240334 A JP H08240334A JP 7045671 A JP7045671 A JP 7045671A JP 4567195 A JP4567195 A JP 4567195A JP H08240334 A JPH08240334 A JP H08240334A
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Abstract
し、冷え過ぎによる体調の低下を防ぎ、体温調節機能の
退化を抑制する人の生理・心理特性に基づいた健康的な
空気調和機の制御装置を提供する。 【構成】 発汗を検出する第1の検出手段1と、部屋の
温度及び湿度を検出する第2の検出手段6と、該第2検
出手段6によって検出された温度及び湿度の検出値によ
って快適な調節温度を算出する快適温度演算手段10
と、前記第1検出手段1によって検出された検出値に基
づき発汗の有無の判定を行う判定手段5と、該判定手段
5と前記演算手段10との結果に基づいて制御温度を設
定する制御温度設定部11とよりなる。
Description
の快適温度調節のための制御装置に関する。
平7−4722号公報や特開平7−19560号公報に
見られるように、温度湿度等の環境条件から居住者の快
適度を予測する評価指標(PMV指標)に基づくもので
あり、前者は室内送風機手段と、吹き出し空気の風向を
変更する風向変更制御手段と、風向と風量と運転モード
から居住域の室温をパラメータに居住域の室温をファジ
ィ推論するファジィ室温推論手段と推論された室温をパ
ラメータに居住域PMV値を計算する居住域PMV値計
算手段と、居住域PMV値が中立になるように冷暖房手
段30を制御するPMV値冷暖房制御手段を備え、後者
はPMVを反映させた設定温度データを一定時間毎に演
算する設定値演算部と、空調機器の空調能力を設定温度
データと実温度データとの偏差に基づいて制御する制御
部とを備えたもので、設定値演算部は変数としての設定
空気温度を取り込んだPMVの実際値を演算する機能
と、演算された指標実際値と、予め定めたPMVの設定
値との差に対応した温度差を設定空気温度に加算して更
新する機能と、更新された設定空気温度を設定温度デー
タに設定する機能とを備えている。
術では個人差や個人の生理的状態の変化に空気調和機の
快適制御が追従できないという問題点があった。
個人の健康を重視し、冷え過ぎによる体調の低下を防
ぎ、体温調節機能の退化を抑制する人の生理・心理特性
に基づいた健康的な空気調和機の制御装置を提供するこ
とを目的とする。
る第1の検出手段と、部屋の温度及び湿度を検出する第
2の検出手段と、該第2検出手段によって検出された温
度及び湿度の検出値によって快適な調節温度を算出する
快適温度演算手段と、前記第1検出手段によって検出さ
れた検出値に基づき発汗の有無の判定を行う判定手段
と、該判定手段と前記演算手段との結果に基づいて制御
温度を設定する制御温度設定部とよりなる。
出手段による検出値によって補正し個人に適した快適温
度の設定を行う。
例について図面に基づき詳細に説明する。
る。従来の快適空調制御では、従来の技術の項で述べた
ように居住者の快適性に重点をおいて設定温度を決めて
いたため、冷房時には気持ちよさを求めるため生理的に
最適な温度よりも低めの設定温度が好まれ、図1の細線
で示す温度制御が行われていた。
している場合には、気が付くと体温が低下し、体がだる
く感じる等の生理と心理のずれによる弊害が生じてい
た。
温度近傍では皮膚血管の拡張あるいは収縮により体温を
調節し、さらに暑くあるいは寒くなって皮膚血管のみで
は調節できなくなった時に、発汗あるいは震えを生じさ
せることによって環境変化に適応しているということが
できる。
感を感じることはなく、発汗あるいは震えの招来により
不快感を感じる。
に暑熱時には居住者の発汗の有無を計測により判定し、
発汗が始まれば温度を下げる。そして環境温度が一定で
あると、心理的に慣れが生じ、快適感が薄れるため、次
に発汗が始まるまで温度を上げるというように環境を一
定に制御せず、敢えて制御をラフにして、制御温度に幅
を持たせ、揺らぎを与えることにより、やや不快と感じ
る側から快適に感じる側へ移行する際の快適感を増大さ
せる。
ク図である。同図において1は感湿シートであり、図3
に示されるように居住空間2の床に敷いた敷布団3の上
に敷かれ、該敷布団3の上に横たわって就寝する人の発
汗を検出する。このシート1は枕に敷くことも可能であ
る。
ータはリモコン4内に設けられた発汗の有無判定部5に
入り、発汗の有無の判定結果が出力される。尚このリモ
コン4は感湿シート1に対して脱着可能であり、シート
1のクリーニングの際の便宜が図られている。
に設けられた温・湿度センサ6によって検出される。検
出された温・湿度データは電気特性値データであり、温
・湿度測定部7によって処理され温度あるいは湿度デー
タに変換される。
設けられ、該制御部9には前記温・湿度測定部7の出力
データに基づいて環境条件に対応する快適温度を演算に
より算出する快適温度演算部10と、該演算部10の結
果と前記判定部5の結果に基づいて制御温度を演算によ
り設定する制御温度設定部11とが設けられている。
いて図4及び図5のフローチャートに沿って説明する。 (1)冷房時 図4に冷房時のフローチャートを示す。本実施例では発
汗を検出して制御する健康モード(おやすみモード)と
通常の冷房モードとがあり、最初のステップS1でどち
らかのモードを選択する。
る(ステップS2)とステップS3で温・湿度センサ6
及び温度・湿度測定部7を介して部屋の温・湿度が測定
され、測定された温度並びに湿度の値によって快適温度
演算部10を介してステップS4で快適温度が設定され
る。
度まで温度を降下させるため、風量を増大して冷房運転
する。
を常時監視し、設定値に達したか否かが判定される。こ
こで設定値に達していない間はステップS5〜S6のル
ープを繰り返す。
温度設定部11を介して設定温度を徐々に上昇させ、部
屋の温度の上昇による発汗の発現を感湿シート1及び発
汗の有無判定部5を介してステップS8で判定する。
設定温度を上昇させ、発汗があればステップS3へ戻っ
て部屋の温・湿度測定から再び制御を開始する。
ップS9)はステップS10で温・湿度センサ6及び温
度・湿度測定部7を介して部屋の温・湿度が測定され、
測定された温度並びに湿度の値によって快適温度演算部
10を介してステップS11で快適温度が設定される。
温度に達するまで温度及び風量を最適に制御して冷房運
転する。ステップS13では冷房運転中の部屋の温度を
常時監視し、設定値に達したか否かが判定される。設定
値に達していない間はステップS12〜S13のループ
を繰り返す。
度温・湿度測定から動作を開始する。 (2)暖房時 図5に暖房時のフローチャートを示す。暖房時には、ま
ず最初のステップS21でどちらかのモードを選択す
る。
モード)が選択される(ステップS22)とステップS
23で温・湿度センサ6及び温度・湿度測定部7を介し
て部屋の温・湿度が測定され、測定された温度並びに湿
度の値によって快適温度演算部10を介してステップS
24で快適温度が設定される。
温度まで温度を上昇させるため、風量を増大して暖房運
転する。ステップS26では冷房運転中の部屋の温度を
常時監視し、設定値に達したか否かが判定される。設定
値に達していない間はステップS25〜S26のループ
を繰り返す。
汗の発現を感湿シート1及び発汗の有無判定部5を介し
て判定する。発汗がなければステップS23に戻って部
屋の温・湿度測定から再び制御を開始する。
1を介して徐々に降下させ(ステップS28)、ステッ
プS27に戻って部屋の温度の低下による発汗の停止を
感湿シート1及び発汗の有無判定部5を介して再び判定
する。
ップS29)はステップS30で温・湿度センサ6及び
温度・湿度測定部7を介して部屋の温・湿度が測定さ
れ、測定された温度並びに湿度の値によって快適温度演
算部10を介してステップS31で快適温度が設定され
る。
温度に達するまで温度及び風量を最適に制御して冷房運
転する。ステップS33では冷房運転中の部屋の温度を
常時監視し、設定値に達したか否かが判定される。ここ
では設定値に達していない間はステップS32〜S33
のループを繰り返す。
度温・湿度測定から動作を開始する。
発汗の発現を契機とする温度制御がなされる。
は発汗が始まれば一定時間設定温度を下げ、風速を増
し、やや不快側から快適側へ移行する際に、より高い快
適感が得られ、健康、快適、省エネを同時に実現するこ
とが可能になる。
に設定温度を降下させてやや不快側から快適側へ移行す
るので健康、快適、省エネを同時に実現することが可能
となる。
る。
ある。
である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 発汗を検出する第1の検出手段と、部屋
の温度及び湿度を検出する第2の検出手段と、該第2検
出手段によって検出された温度及び湿度の検出値によっ
て快適な調節温度を算出する快適温度演算手段と、前記
第1検出手段によって検出された検出値に基づき発汗の
有無の判定を行う判定手段と、該判定手段と前記演算手
段との結果に基づいて制御温度を設定する制御温度設定
部とよりなる空気調和機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04567195A JP3630755B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 空気調和機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04567195A JP3630755B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 空気調和機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08240334A true JPH08240334A (ja) | 1996-09-17 |
JP3630755B2 JP3630755B2 (ja) | 2005-03-23 |
Family
ID=12725860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04567195A Expired - Fee Related JP3630755B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 空気調和機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3630755B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003038468A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-12 | Yamatake Sangyo Systems Co Ltd | 携帯用温度ストレス監視装置 |
JP2003056888A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-26 | Lg Electronics Inc | 空気調和機の運転制御装置及びその方法 |
JP2008039281A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機及びその運転制御方法 |
JP2013064544A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Toshiba Carrier Corp | 空気調和機 |
CN110594179A (zh) * | 2018-06-13 | 2019-12-20 | 广东美的环境电器制造有限公司 | 风扇及风扇控制方法 |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP04567195A patent/JP3630755B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003056888A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-26 | Lg Electronics Inc | 空気調和機の運転制御装置及びその方法 |
JP2003038468A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-12 | Yamatake Sangyo Systems Co Ltd | 携帯用温度ストレス監視装置 |
JP2008039281A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機及びその運転制御方法 |
JP2013064544A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Toshiba Carrier Corp | 空気調和機 |
CN110594179A (zh) * | 2018-06-13 | 2019-12-20 | 广东美的环境电器制造有限公司 | 风扇及风扇控制方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3630755B2 (ja) | 2005-03-23 |
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