JP2008039281A - 空気調和機及びその運転制御方法 - Google Patents

空気調和機及びその運転制御方法 Download PDF

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Junji Matsushima
潤治 松島
Takehito Saito
武比斗 齋藤
Yuko Hara
祐子 原
Junichiro Arai
潤一郎 新井
Mitsugi Yamashita
貢 山下
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Abstract

【課題】人体の体温調節系の反応性の改善に寄与し得る空気調和機及びその運転制御方法を提供する。
【解決手段】空気調和機1の運転制御方法において、冷房運転状態下において、人体Mの体感温度に係る温熱因子を所定の変動パターンで変動させるようにしているので、係る温熱因子の変動を繰り返し体感することで人体の体温調節系が刺激されその機能が次第に活性化され、環境温度の変化に対する反応性が改善されることになる。その結果、例えば、冷房時の環境温度に人体の体温調節系が敏感に反応して体熱の放散を抑制し体温保持を図ることから、冷房環境下において生じ易い「冷え性」が、空調特性の変更、例えば、設定温度の高温側への変更等に依らずに、改善されることになる。また、その場合、温熱因子を室内10の空気温度とすることで、この空気温度の変化が皮膚温の変化として人体の体温調節系を直接的に刺激することとなり、体温調節系の機能の活性化が更に促進される。
【選択図】図2

Description

本願発明は、人体の体温調節系の反応性改善に有効な空気調和機及びその運転制御方法に関するものである。
従来、例えば、特許文献1に示されるように、温風暖房機を用いた暖房状態時において、該温風暖房機からの吹出し温度や吹出風量を変動させることで、人体に与えられる温熱刺激を変動させ、これによって自律神経系を刺激し、人体のリラックス状態を増進させる技術が提案されている。
また、特許文献2には、空調機による暖房運転又は冷房運転状態において、空調使用者の身体状態を示す指標の一つとして該空調使用者の皮膚温を採用し、皮膚温に基づいて最適な空調運転状態を判断することで、身体に適合した健康的な生活環境を得る技術も提案されている。
さらに、特許文献3には、空調環境に応じて変化する生理的状態を判断基準として空調制御を行なうに際して、空調使用者の皮膚温及び発汗量を生理的状態の判断基準として採用し、これらの基準に基づいて最適な空調条件を求める技術も提案されている。
特開2001−141306号公報 特開2004−125376号公報 特開2003−42508号公報。
ところで、冷房状態にある室内に長時間且つ長期に亘って在室した場合、所謂「冷房病」のひとつである「冷え性」を訴える人が多く、特に若い女性において顕著である。係る場合、上掲公知例にも示されるように、人体の生理的状態等に基づいて空調条件を変化させて最適環境を得るようにすることで、ある程度の改善は図れるものの、同室者が多数であるような場合には各人毎に生理的状態が相違することから、これを解消するまでには至らないのが実情である。
一方、「冷え性」には様々な原因が考えられるが、その一つとして、人体を長時間且つ長期に亘って冷房環境に存在せしめることで、人体の体温調節系の機能の活性が低下し、温度変化に対する反応性が鈍化した結果として生じることが考えられる。従って、体温調節系の機能を活性化し温度変化に対する反応性を改善することで、「冷え性」等の症状の緩和に寄与できるものと考えられるが、この場合にも上掲公知例の如き技術では対応できない。
そこで本願発明は、人体の体温調節系の反応性の改善に寄与し得る空気調和機及びその運転制御方法を提供することを目的としてなされたものである。
ここで、本願発明者らは、弱い暑熱環境に人体を暴露させて体温調節系を刺激することで体温調節機能が活性化され、環境温度に対する反応性が改善されることを実験によって確認した。この実験内容及びその結果を、9及び図10を参照して説明する。
先ず、図9に示すように、室温が22℃付近(冷房時における実用的な低温側温度に相当)に維持された前室と、室温が28℃付近(冷房時における上限温度に相当)に維持された実験室を用意した。そして、被験者を、先ず前室内に1時間在室させた後、前室から実験室側へ移動させ、該実験室内に1時間在室させて、28℃付近の環境、即ち、弱い暑熱環境に1時間暴露させる。このような弱い暑熱環境への暴露を、一日一回、3日間繰り返した。そして、各回の実験時に、被験者の指先皮膚温度の時間的な変化状態を測定し、これを図10に示した。尚、図10では、実験の趣旨から、三日間の実験のうち、一日目と三日目の取得データのみ示し、二日目の取得データの図示は省略している。
図10において、破曲線L1で示したものは一日目の取得データであり、実曲線L2で示したものは三日目の取得データである。これら二つの曲線L1、L2を対比すれば、実験室への入室後における指先皮膚温度の立ち上がりは、一日目の場合よりも三日目の方がより急激であること、換言すれば、環境温度の変化に対して指先温度がより敏感に反応していることが容易にわかる。このことは、三日間の弱い暑熱環境への暴露によって人体の体温調節系が刺激され、その機能が活性化された結果、環境温度の変化に対する体温調節系の反応性が改善されたことを如実に示すものであり、これにより、人体を弱い暑熱環境に暴露させて体温調節系を刺激することで、環境温度の変化に対する反応性が改善されることが確認された。
このように、環境温度の変化に対する反応性が改善されると、例えば、人が高温の外気環境下から低温の冷房環境下へ移った場合、その環境温度の変化に体温調節系が敏感に反応し、体温の外部放散が抑制され、快適な空調環境であると意識することになる。尚、このように人体の生理的状態の改善に基づいて冷房時の快適性を得る思想は、上掲の特許文献1のように暖房環境での空調性の改善に関する思想とか、特許文献2、3のような人体の生理的状態等に空調環境を対応させて快適な空調環境を得るという思想とは本質的に相違するものである。
本願発明では、上述の実験により確認された事実を踏まえて、上記課題を解決せんとするもので、そのための具体的手段として次のような構成を採用している。
本願の第1の発明では、室内10の空調を行なう空気調和機1の運転制御方法において、冷房運転状態下において、人体Mの体感温度に係る温熱因子を所定の変動パターンで変動させることを特徴としている。
本願の第2の発明では、上記第1の発明に係る空気調和機の運転制御方法において、上記温熱因子を室内10の空気温度としたことを特徴としている。
本願の第3の発明では、上記第2の発明に係る空気調和機の運転制御方法において、上記変動パターンとして、上記空気温度を、冷房上限温度以下で且つ28℃以上の高温側目標温度と、該高温側目標温度より3℃以上低く且つ冷房下限温度以上の低温側目標温度の間で変動させることを特徴としている。
本願の第4の発明では、上記第3の発明に係る空気調和機の運転制御方法において、上記低温側目標温度から上記高温側目標温度へ変化させ、所定時間だけ該高温側目標温度を保持したのち、上記高温側目標温度から上記低温側目標温度へ変化させることを特徴としている。
本願の第5の発明では、上記第3の発明に係る空気調和機の運転制御方法において、上記高温側目標温度から上記低温側目標温度へ変化させ、所定時間だけ該低温側目標温度を保持したのち、上記低温側目標温度から上記高温側目標温度へ変化させることを特徴としている。
本願の第6の発明では、上記第3の発明に係る空気調和機の運転制御方法において、上記低温側目標温度から上記高温側目標温度へ変化させ、所定時間だけ該高温側目標温度を保持したのち、上記高温側目標温度から上記低温側目標温度へ変化させるとともに、所定時間だけ該低温側目標温度を保持したのち、上記低温側目標温度から上記高温側目標温度へ変化させることを特徴としている。
本願の第7の発明では、第2、第3、第4、第5又は第6の発明に係る空気調和機の運転制御方法において、上記空気調和機1側に設けた温度センサ4の検出温度に基づいて空気温度を変化させることを特徴とする空気調和機の運転制御方法。
本願の第8の発明では、上記第7の発明に係る空気調和機の運転制御方法において、上記空気調和機1側に設けた温度センサ4の検出温度と上記室内10内の特定位置における温度との相関テーブルを保有し、上記検出温度に対応して上記相関テーブルから読み出される読出温度に基づいて空気温度を変化させることを特徴としている。
本願の第9の発明では、上記第2、第3、第4、第5又は第6の発明に係る空気調和機の運転制御方法において、リモコン操作スイッチ6に温度センサが設けられたもので、該温度センサの検出温度に基づいて空気温度を変化させることを特徴としている。
本願の第10の発明では、室内10の空調を行なう空気調和機において、運転モードとして、人体Mの体感温度に係る温熱因子を所定の変動パターンで変動させる温熱変動運転モード102を備えたことを特徴としている。
本願の第11の発明では、上記第10の発明に係る空気調和機において、上記温熱因子を室内10の空気温度とし、該空気温度を変化させる構成としたことを特徴としている。
本願の第12の発明では、上記第10の発明に係る空気調和機において、上記変動パターンを複数備え、これら複数の変動パターンを選択設定可能に構成したことを特徴としている。
本願発明では次のような効果が得られる。
(a)本願の第1の発明に係る空気調和機の運転制御方法によれば、室内10の空調を行なう空気調和機1の運転制御方法において、冷房運転状態下において、人体Mの体感温度に係る温熱因子を所定の変動パターンで変動させるようにしているので、係る温熱因子の変動を繰り返し体感することで人体の体温調節系が刺激されその機能が次第に活性化され、環境温度の変化に対する反応性が改善されることになる。その結果、例えば、冷房時の環境温度に人体の体温調節系が敏感に反応して体熱の放散を抑制し体温保持を図ることから、冷房環境下において生じ易い「冷え性」が、空調特性の変更、例えば、設定温度の高温側への変更等に依らずに、改善されることになる。
(b)本願の第2の発明に係る空気調和機の運転制御方法によれば、上記温熱因子を室内10の空気温度とし、この空気温度を所定の変動パターンで変動させるようにしているので、この空気温度の変化が皮膚温の変化として人体の体温調節系を直接的に刺激することとなり、体温調節系の機能の活性化が更に促進され、その結果、環境温度の変化に対する反応性の改善効果がより一層確実ならしめられる。
(c)本願の第3の発明に係る空気調和機の運転制御方法によれば、上記(b)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記変動パターンとして、上記空気温度を、冷房上限温度以下で且つ28℃以上の高温側目標温度と、該高温側目標温度より3℃以上低く且つ冷房下限温度以上の低温側目標温度の間で変動させるようにしているので、高温側目標温度における体温調節系の暑熱刺激作用の確保と、低温側目標温度における冷房の快適性の確保が両立され、快適な冷房環境下にありながら体温調節系の反応性の改善が図れることになる。
(d)本願の第4の発明に係る空気調和機の運転制御方法によれば、上記(c)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記低温側目標温度から上記高温側目標温度へ変化させ、所定時間だけ該高温側目標温度を保持したのち、上記高温側目標温度から上記低温側目標温度へ変化させるようにしているので、高温側目標温度での保持によって体温調節系の暑熱刺激作用が強化され、体温調節系の反応性の改善効果がさらに促進されることになる。
(e)本願の第5の発明に係る空気調和機の運転制御方法によれば、上記(c)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記高温側目標温度から上記低温側目標温度へ変化させ、所定時間だけ該低温側目標温度を保持したのち、上記低温側目標温度から上記高温側目標温度へ変化させるようにしているので、低温側目標温度での保持によって冷房の快適性が確保され、その結果、快適な冷房環境下にありながら体温調節系の反応性の改善を図ることができる。
(f)本願の第6の発明に係る空気調和機の運転制御方法によれば、上記(c)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記低温側目標温度から上記高温側目標温度へ変化させ、所定時間だけ該高温側目標温度を保持したのち、上記高温側目標温度から上記低温側目標温度へ変化させるとともに、所定時間だけ該低温側目標温度を保持したのち、上記低温側目標温度から上記高温側目標温度へ変化させるようにしているので、高温側目標温度での保持による体温調節系の暑熱刺激の強化と、低温側目標温度での保持による冷房の快適性の確保が両立されることになる。
(g)本願の第7の発明に係る空気調和機の運転制御方法によれば、上記(b)、(c)、(d)、(e)又は(f)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記空気調和機1側に設けた温度センサ4の検出温度に基づいて空気温度を変化させるようにしているので、上記室内10内全体が体温調節系の暑熱刺激効果が得られる空間となり、従って、空調使用者はこの室内10内に入ることで、本人の意思に拘らず体温調節系の刺激効果が得られることとなり、例えば、病院等の施設の中に体温調節系の反応性の改善用スペースを設けるような場合に好適な運転制御方法を提供できる。
(h)本願の第8の発明に係る空気調和機の運転制御方法によれば、上記空気調和機1側に設けた温度センサ4の検出温度と上記室内10内の特定位置における温度との相関テーブルを保有し、上記検出温度に対応して上記相関テーブルから読み出される読出温度に基づいて空気温度を変化させるようにしているので、上記第6の発明に係る運転制御方法の場合よりも室内温度の検出精度が向上し、延いては上記(g)に記載の効果が更に促進される。
(i)本願の第9の発明に係る空気調和機の運転制御方法によれば、上記(b)、(c)、(d)、(e)又は(f)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、リモコン操作スイッチ6に温度センサが設けられたもので、該温度センサの検出温度に基づいて空気温度を変化させるようにしているので、空調使用者の手元近くにあるリモコン操作スイッチ6の近傍の空気温度に基づいて空気調和機1が運転されることとなり、例えば、空調使用者が家庭の主婦等であって任意の時刻に、任意の時間だけ自分の生理的状態に合わせて体温調節系の反応性改善効果が得られるような冷房運転を行なうことを希望するような場合に好適な運転制御方法を提供できる。
(j)本願の第10の発明に係る空気調和機によれば、室内10の空調を行なう空気調和機において、運転モードとして、人体Mの体感温度に係る温熱因子を所定の変動パターンで変動させる温熱変動運転モード102を備えているので、温熱変動運転モード102での運転時には、温熱因子の変動を繰り返し体感することで人体の体温調節系が刺激されその機能が次第に活性化され、環境温度の変化に対する反応性が改善されるなど、人体の健康保持に好適な空気調和機を提供できる。
(k)本願の第11の発明に係る空気調和機の運転制御方法によれば、上記(j)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記温熱因子を室内10の空気温度とし、該空気温度を変化させる構成としているので、この空気温度の変化が皮膚温の変化として人体の体温調節系を直接的に刺激し体温調節系の機能の活性化が更に促進されることから、体温調節系の反応性の改善効果がより一層確実な空気調和機を提供できる。
(l)本願の第12の発明に係る空気調和機の運転制御方法によれば、上記(j)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記変動パターンを複数備え、これら複数の変動パターンを選択設定可能に構成しているので、空調使用者は自己の生理的状態等に適応した変動パターンでの空調特性の下で、体温調節系の反応性の改善効果を得ることができる。
以下、本願発明を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。
図1には、本願発明に係る空気調和機の室内機1を室内10に設置した状態を示している。上記室内機1は、吸込口2と吹出口3を備えるとともに、該吸込口2の近傍には室内からの吸込空気温度を検出する温度センサ4が設けられている。また、上記室内機1内には、室内熱交換器と室内ファン(図示省略)が内装されている。
さらに、上記室内機1には、固定操作スイッチ5が付設されているとともに、リモコン操作スイッチ6も備えられている。このリモコン操作スイッチ6には、室内の空気温度を直接検出することができる温度センサが内蔵されており、このリモコン操作スイッチ6側の温度センサと上記室内機1側に設けられた上記温度センサ4は、後述するように、空調使用者による運転モードの設定に基づいて何れか一方が選択使用される。尚、圧縮機と室外熱交換器及び室外ファンを備えた室外機の図示は省略する。
図2には、上記空気調和機の制御ブロック図を示している。この空気調和機は、インバータ制御を基調とするものであって、インバータ制御部100を備えている。また、この空気調和機は、運転モードとして、「通常運転モード」と「変動運転モード」が設定可能とされている。
ここで、「通常運転モード」は、通常の冷房運転、暖房運転等を行なうモードであって、運転モード設定スイッチ101によって設定される。そして、通常運転モードにおける空調条件の設定は、温度設定スイッチ103、風量設定スイッチ104、風向設定スイッチ105によってそれぞれ設定され、上記インバータ制御部100に入力される。これら入力情報に基づいて上記インバータ制御部100から出力される制御信号によって圧縮機運転周波数、室内ファン回転数、フラップ角度が制御される。
これに対して、「変動運転モード」は、本願発明がその要旨とするものであって、冷房運転サイクルを基調としつつ、室内温度を所定の変動パターンによって変動させる運転モードであり、係る室内温度の変動によって在室者(空調使用者)の体温調節系を刺激してその機能を活性化し、環境温度の変化に対する応答性を改善し、延いては「冷え性」等の冷房病に対する人体の抵抗能力を高めることを目的とすることから、その意味では、冷房環境下において体を鍛えるものであり、「鍛錬運転モード」とも言えるものである。
「変動運転モード」は、変動運転モードスイッチ102によって、上記「通常運転モード」と択一的に設定される。また、この「変動運転モード」の設定に対応して、変動パターン設定スイッチ106によって変動パターン(次述する)が選択設定される。そして、選択設定された変動パターンに対応する制御信号が上記インバータ制御部100から出力され、変動運転モードでの運転が実行される。
ここで、変動パターンについて説明する。この変動パターンは、室内温度の変動によって人体の体温調節系を刺激してその活性化を図るものであり、そのため体温調節系を効果的に刺激できることを主にしつつ、さらに冷房の快適性を確保するという点も考慮して設定している。
この実施形態では、図4〜図7に示す四つの基本的な変動パターンを設定している。
図4に示す第1の変動パターンは、制御目標温度を高温側目標温度「Tmax」と低温側目標温度「Tmin」の間で交互に変動させるものであり、具体的には、「Tmax=28℃」、「Tmin=22℃」とし、変動幅「ΔT=6℃」に設定している。また、この場合の昇温時間「ta」と降温時間「tb」は、「ta=tb=30分」に設定している。
この第1の変動パターンに基づいて室内温度を変動させる場合は、高温側目標温度「Tmax」における体温調節系の暑熱刺激作用の確保と、低温側目標温度「Tmin」における冷房の快適性の確保が両立され、快適な冷房環境下にありながら体温調節系の反応性の改善が図れることになる。
図5に示す第2の変動パターンは、制御目標温度を高温側目標温度「Tmax」と低温側目標温度「Tmin」の間で交互に変動させるとともに、高温側目標温度「Tmax」への昇温後、該「Tmax」を所定時間「tc」だけ保持した後、低温側目標温度「Tmin」側へ降温させるようにしたものである。具体的には、「Tmax=28℃」、「Tmin=22℃」とし、変動幅「ΔT=6℃」に設定している。また、この場合の昇温時間「ta」と降温時間「tb」は、「ta=tb=30分」に設定し、高温側での保持時間「tc」は「tc=15分」としている。
この第2の変動パターンに基づいて室内温度を変動させる場合は、高温側目標温度「Tmax」での保持によって体温調節系の暑熱刺激作用が強化され、体温調節系の反応性の改善効果がさらに促進されることになる。
図6に示す第3の変動パターンは、制御目標温度を高温側目標温度「Tmax」と低温側目標温度「Tmin」の間で交互に変動させるとともに、低温側目標温度「Tmin」への降温後、該「Tmin」を所定時間「td」だけ保持した後、高温側目標温度「Tmax」側へ昇温させるようにしたものである。具体的には、「Tmax=28℃」、「Tmin=22℃」とし、変動幅「ΔT=6℃」に設定している。また、この場合の昇温時間「ta」と降温時間「tb」は、「ta=tb=30分」に設定し、低温側での保持時間「td」は「td=15分」としている。
この第3の変動パターンに基づいて室内温度を変動させる場合は、低温側目標温度「Tmin」での保持によって冷房の快適性が確保され、その結果、快適な冷房環境下にありながら体温調節系の反応性の改善を図ることができる。
図7に示す第4の変動パターンは、制御目標温度を高温側目標温度を「Tmax」と低温側目標温度「Tmin」の間で交互に変動させるとともに、高温側目標温度「Tmax」への昇温後、該「Tmax」を所定時間「tc」だけ保持した後、低温側目標温度「Tmin」側へ降温させ、また低温側目標温度「Tmin」への降温後、該「Tmin」を所定時間「td」だけ保持した後、高温側目標温度「Tmax」側へ昇温させるようにしたものである。具体的には、「Tmax=28℃」、「Tmin=22℃」とし、変動幅「ΔT=6℃」に設定している。また、この場合の昇温時間「ta」と降温時間「tb」は、「ta=tb=30分」に設定し、高温側での保持時間「tc」と低音該での保持時間「td」は「tc=td=15分」としている。
この第4の変動パターンに基づいて室内温度を変動させる場合は、高温側目標温度「Tmax」での保持による体温調節系の暑熱刺激の強化と、低温側目標温度「Tmin」での保持による冷房の快適性の確保が両立されることになる。
上記各変動パターンにおいて、高温側目標温度「Tmax=28℃」としたのは、実用上の冷房上限温度が28℃であることから、「弱い暑熱暴露」によって人体の体温調節系が適度に刺激されるとの観点から設定したものである。尚、設計上の冷房上限温度は、実用上の冷房上限温度よりも高い約30℃とされる。
また、低温側目標温度「Tmin=22℃」としたのは、実用上の冷房下限温度が22℃であることから、快適冷房の実現という観点から設定したものである。尚、設計上の冷房下限温度は、実用上の冷房下限温度よりも低い約18℃とされる。
従って、請求項3に記載の「冷房上限温度以下で且つ28℃以上の高温側目標温度」とは、「28℃〜30℃」の温度範囲内の温度を示し、また「高温側目標温度より3℃以上低く且つ冷房下限温度以上の低温側目標温度」とは、「18℃〜25℃」の温度範囲内の温度を示すことになり、高温側温度及び低温側温度がそれぞれ上記温度範囲にあることで、本願発明の所期の目的が達せられる。
また、この実施形態では上記の四つの基本的な変動パターンを設定しているが、本願発明はこれに限定されるものではなく、上記高温側目標温度と低温側目標温度をそれぞれ上記所定の範囲内で変更した変動パターンは勿論のこと、これらの他にも、例えば、上記四つの基本的な変動パターンを適宜組み合わせたもの、上記昇温時間「ta」と降温時間「tb」を異ならせたもの、上記保持時間「tc」を更に長く、あるいは短くしたもの等、種々の変動パターンを設定できる。
また、上記各変動パターンにおける高温側目標温度「Tmax」及び低温側目標温度「Tmin」は、制御上の目標値であって、実際の室内温度とは若干相違することは言うまでもない。
続いて、図1に示す室内機1を含む空気調和機の実際の運転制御を、図3に示す制御フローチャートを参照して説明する。
制御開始後、空調使用者によって設定された運転モードの判定を行なう(ステップS1)。ここで、現在「通常運転モード」が設定されていると判断された場合には、次にステップS6において、各設定スイッチ103〜105で設定された設定温度等を読み込み、これら各設定に基づいて通常の冷房運転或いは暖房運転を実行する(ステップS7)。この通常運転モードでの運転は、運転モードの切換え要求があるまで継続される(ステップS5)。
一方、ステップS1において、「変動運転モード」に設定されたと判断された場合には、先ず、設定された変動パターンを読み込み(ステップS2)、この変動パターンに基づいて変動運転モードを実行する(ステップS3)。この変動運転モードでの運転は、変動パターンの切換え要求があるか(ステップS4)、運転モードの切換え要求があるまで継続される(ステップS5)。
このように、空気調和機が「変動運転モード」で運転されることで、図1に示すように室内10に居る人体Mは、室内機1の吹出口3から吹出される空調風によって温度調節された冷房環境下にあって、しかも室内温度が上記変動パターンに基づいて変動することから、係る温熱変動を繰り返し受けることで、人体Mの体温調節系が刺激され、次第にその体温調節機能が活性化される。
その結果、人体Mの環境温度の変化に対する応答性が改善され、例えば、冷房時の環境温度に人体Mの体温調節系が敏感に反応して体熱の放散を抑制し体温保持を図ることから、冷房環境下において生じ易い「冷え性」が、空調特性の変更、例えば、設定温度の高温側への変更等に依らずに、改善されることになる。
また、この実施形態のように、空気温度、即ち、室内温度を所定の変動パターンで変動させるようにしているので、この室内温度の変化が皮膚温の変化として人体の体温調節系を直接的に刺激することとなり、体温調節系の機能の活性化が更に促進され、その結果、環境温度の変化に対する反応性の改善効果がより一層確実ならしめられる。
ところで、図1に示すように、上記室内機1には吸込空気温度を検出する温度センサ4が備えられているため、この温度センサ4の検出温度と、室内10の特定位置の温度との相関関係を取得し、この相関テーブルに基づいて、変動パターンに対応した温度制御を行なうことで、上記室内10の特定領域を中心とする範囲を、体温調節機能の活性化範囲とし、この活性化範囲に居ることで人体Mの体温調節機能が活性化され、環境温度の変化に対する応答性が改善されることになる。
また、他の実施形態においては、上記温度センサ4を室内機1の吹出口3の近傍に設け、該温度センサ4によって該吹出口3から室内10側へ吹出される空気の温度を計測する構成とすることもできる。
このように上記室内機1に設けられた温度センサ4を用いる温度制御は、図1に示すような個人住宅の一室に上記室内機1を設ける場合に好適であることは勿論であるが、それよりもむしろ図8に示すように、多数の部屋10A〜10Cをもつ病院等の施設において、特定の部屋10Aに「変動運転モード」を備えた空気調和機の室内機1を設置し、この部屋10aを「体温調節機能の活性化室」とし、必要に応じて看者がこの部屋10Aに入室し、体温調節機能の改善を行いながら、各種のリハビリを行うようにする場合に適用すれば、より一層その効果が顕著となる。
また、図1に示すような個人住宅の一室に上記室内機1を設ける場合は、上記リモコン操作スイッチ6に温度センサを内蔵した構成のものが好適である。即ち、リモコン操作スイッチ6に内蔵された温度センサの検出温度に基づいて室内温度を変化させるようにすれば、空調使用者の手元近くにあるリモコン操作スイッチ6の近傍の温度に基づいて空気調和機が運転されることになるため、例えば、空調使用者が家庭の主婦等であって任意の時刻に、任意の時間だけ自分の生理的状態に合わせて体温調節系の反応性改善効果が得られるような冷房運転を行なうことを希望するような場合に的確に対応し得るからである。
従って、図1に示すように、室内機1に温度センサ4が設けられるとともに、上記リモコン操作スイッチ6にも温度センサが内蔵されているような場合には、例えば、リモコン操作スイッチ6を使用しての「変動運転モード」での運転が行なわれるときは、室内機1側の温度センサ4よりもリモコン操作スイッチ6側の温度センサを優先させ、それ以外の時は室内機1側の温度センサ4を優先させるように構成すれば良い。
本願発明に係る空気調和機の使用状態説明図である。 本願発明に係る空気調和機の制御ブロック図である。 本願発明に係る空気調和機の制御フローチャートである。 第1の変動パターン図である。 第2の変動パターン図である。 第3の変動パターン図である。 第4の変動パターン図である。 本願発明に係る空気調和機の他の使用状態説明図である。 本願発明の第5の実施の形態に係る空気調和機の断面図である。
暑熱環境での皮膚温の応答性改善効果の検証試験状態説明図である。
上記試験結果を示す温熱特性図である。
符号の説明
1 ・・室内機
2 ・・吸込口
3 ・・吹出口
4 ・・温度センサ
5 ・・固定操作スイッチ
6 ・・リモコン操作スイッチ
10 ・・室内
M ・・人体

Claims (12)

  1. 室内(10)の空調を行なう空気調和機(1)の運転制御方法であって、
    冷房運転状態下において、人体(M)の体感温度に係る温熱因子を所定の変動パターンで変動させることを特徴とする空気調和機の運転制御方法。
  2. 請求項1において、
    上記温熱因子が室内(10)の空気温度であることを特徴とする空気調和機の運転制御方法。
  3. 請求項2において、
    上記変動パターンとして、上記空気温度を、冷房上限温度以下で且つ28℃以上の高温側目標温度と、該高温側目標温度より3℃以上低く且つ冷房下限温度以上の低温側目標温度の間で、変動させることを特徴とする空気調和機の運転制御方法。
  4. 請求項3において、
    上記低温側目標温度から上記高温側目標温度へ変化させ、所定時間だけ該高温側目標温度を保持したのち、上記高温側目標温度から上記低温側目標温度へ変化させることを特徴とする空気調和機の運転制御方法。
  5. 請求項3において、
    上記高温側目標温度から上記低温側目標温度へ変化させ、所定時間だけ該低温側目標温度を保持したのち、上記低温側目標温度から上記高温側目標温度へ変化させることを特徴とする空気調和機の運転制御方法。
  6. 請求項3において、
    上記低温側目標温度から上記高温側目標温度へ変化させ、所定時間だけ該高温側目標温度を保持したのち、上記高温側目標温度から上記低温側目標温度へ変化させるとともに、
    所定時間だけ該低温側目標温度を保持したのち、上記低温側目標温度から上記高温側目標温度へ変化させることを特徴とする空気調和機の運転制御方法。
  7. 請求項2,3,4,5又は6において、
    上記空気調和機(1)側に設けた温度センサ(4)の検出温度に基づいて空気温度を変化させることを特徴とする空気調和機の運転制御方法。
  8. 請求項7において、
    上記空気調和機(1)側に設けた温度センサ(4)の検出温度と上記室内(10)内の特定位置における温度との相関テーブルを保有し、上記検出温度に対応して上記相関テーブルから読み出される読出温度に基づいて空気温度を変化させることを特徴とする空気調和機の運転制御方法。
  9. 請求項2,3,4,5又は6において、
    リモコン操作スイッチ(6)に温度センサが設けられたもので、該温度センサの検出温度に基づいて空気温度を変化させることを特徴とする空気調和機の運転制御方法。
  10. 室内(10)の空調を行なう空気調和機であって、
    運転モードとして、人体(M)の体感温度に係る温熱因子を所定の変動パターンで変動させる温熱変動運転モード(102)を備えたことを特徴とする空気調和機。
  11. 請求項10において、
    上記温熱因子を室内(10)の空気温度とし、該空気温度を変化させる構成であることを特徴とする空気調和機。
  12. 請求項10において、
    上記変動パターンが複数備えられ、これら複数の変動パターンが選択設定可能に構成されていることを特徴とする空気調和機。
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