JPH09196446A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH09196446A
JPH09196446A JP8008122A JP812296A JPH09196446A JP H09196446 A JPH09196446 A JP H09196446A JP 8008122 A JP8008122 A JP 8008122A JP 812296 A JP812296 A JP 812296A JP H09196446 A JPH09196446 A JP H09196446A
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JP
Japan
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air
fluctuation
flow rate
air flow
indoor
Prior art date
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Application number
JP8008122A
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English (en)
Inventor
Eiko Maki
詠子 牧
Noriko Miyake
典子 三宅
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1/fゆらぎ制御における送風量の変動パタ
ーン中に、平均的な送風量の低下により変動パターン実
行中の平均的な室温が上昇するため、その解決を目的と
する。 【解決手段】 変動パターンを開始する際、変動パター
ン選択部14aにより、メモリ11aにプログラムした
複数の変動パターンの中から平均送風量が変動パターン
開始直前の送風量と同等となる変動パターンを選択す
る。この変動パターンに基づいて、送風量制御部13a
により室内送風手段10の送風量を制御することにより
変動パターン実行前と同等の平均送風量を保持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用エアコン、
業務用パッケージエアコン等の空気調和機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】今までの空気調和機、例えば家庭用エア
コンの温度制御は、設定温度を一定に保つようにしてい
たが、近年更なる快適性の向上を目指し、予め設定した
温度変動パターンに基づいて室内温度を変動させるもの
が考案されつつある。
【0003】これは人が一定時間以上部屋の中にいる
と、温度的な馴化(慣れ)のため、最初に設定した温熱
条件では涼しさ、暖かさを意識しなくなり快適感が薄れ
てくることを防ぐため、部屋の温度を変化させ居住者に
温度刺激を与えるようにし、その結果として居住者が心
地よく感ずる空気調和機を提供するものである。
【0004】従来、この種の空気調和機としては特開平
6−147621号公報等に示されているものがある。
【0005】以下、図面を参照しながら上記従来の空気
調和機を説明する。図6は、従来の空気調和機の冷凍サ
イクル概略構成図、図7は従来の空気調和機の温度変動
制御の制御ブロック図である。
【0006】図6において、1は空気調和機の室外ユニ
ット、2は空気調和機の室内ユニット、3は回転数を制
御することにより能力を制御する回転数制御型圧縮機、
4は冷房と暖房の切り替えを行う四方弁、5は冷媒と室
外空気との間で熱交換を行う室外熱交換手段、6はキャ
ピラリや電動膨張弁等により構成される室外膨張手段、
7はファンモータおよびファンから構成され室外熱交換
手段5に送風する室外送風手段であり、回転数制御型圧
縮機3および四方弁4、室外熱交換手段5、室外膨張手
段6、室外送風手段7は室外ユニット1の内部に収納さ
れている。
【0007】また、8は冷媒と室内空気との間で熱交換
を行う室内熱交換手段、9はキャピラリや電動膨張弁等
により構成される室内膨張手段、10はファンモータお
よびファンから構成され室内熱交換手段8に送風する室
内送風手段であり、室内熱交換手段8および室内膨張手
段9、室内送風手段10は室内ユニット2の内部に収納
されている。
【0008】また、11は冷房時の室内の温度変動パワ
ースペクトルが変動周波数f分の1に比例すなわち1/
fゆらぎになるように送風量の変動パターンを予めプロ
グラムしたメモリである。送風量の変動パターンとして
は、送風停止や微弱風が含まれており、例えば強風−弱
風−停止−弱風−微弱風というようなパターンを実験に
より決定したものが用いられる。
【0009】12はメモリ11を内蔵したゆらぎ制御装
置である。ゆらぎ制御装置12は、図7に示すように、
メモリ11と、メモリ11が出力した変動パターンに応
じて室内送風手段10を制御する送風量制御部13とか
らなっている。
【0010】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その動作を説明する。まず、室外ユニット1お
よび室内ユニット2全体を駆動させ、冷房運転を行う。
メモリ11に予めプログラムした送風量の変動パターン
に基づき、送風量制御部13により室内送風手段10を
制御して室内熱交換手段8に通風する。室内熱交換手段
8では送風量に応じて熱交換量が増減するため、強風時
は比較的温度の高い空気が、弱風ではやや低めの温度の
空気が室内へと送風されることとなる。また、送風停止
もしくは送風量が微弱になった際には、室内熱交換手段
8の温度は非常に低下するが、室内にはほとんど冷風が
吹き出さないために室内の温度が急上昇する。次に再度
室内送風手段10の送風量が増加した直後、室内熱交換
手段8が非常に低温であるので、室内に送風される空気
の温度がかなり低い温度となる。この結果、室内の温度
も低下する。
【0011】以上のように、送風量の変動パターンに基
づき室内の温度の上昇、低下を繰り返すことにより、室
内の温度が変動し、しかもその変動パワースペクトルが
変動周波数f分の1に比例すなわち1/fゆらぎとなる
ので、多くの居住者に受け入れられる温度変動を提供す
ることができる。
【0012】また、発明者らの実験結果によると、1/
fゆらぎの温度変動は、居住者の温熱感覚を刺激し、冷
房時により涼しく感じさせる効果を確認しており、快適
な室内環境を提供することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、メモリ11にプログラムされた変動パタ
ーン中には室内送風手段10の送風量を停止や微弱にす
るモードが含まれるため、平均的な送風量が低下して能
力が低下することとなり、変動パターン実行中の平均的
な室温の上昇が避けられないという欠点があった。
【0014】本発明は従来の課題を解決するもので、多
くの居住者に受け入れられることのできる1/fゆらぎ
の温度変動を実現する中にも室温の過上昇を抑制して平
均室温を適正な状態に制御することのできる空気調和機
を提供することを目的とする。
【0015】また、上記従来の構成では、変動パターン
中に室内送風手段10の送風量を停止や微弱にするモー
ドが含まれるため、空調負荷が大きい場合に送風量を停
止や微弱にしたときの室温上昇が大きくなり、また反
面、空調負荷が小さい場合は小さくなるといったよう
に、室温上昇が空調負荷により成り行きとなるため、変
動パターン実行中の平均的な室温を制御できず、室温が
上昇し続ける、あるいは低下し続けるという欠点があっ
た。
【0016】本発明の他の目的は、多くの居住者に受け
入れられることのできる1/fゆらぎの温度変動を実現
する中にも室温の過上昇や過低下を抑制して平均室温を
適正な状態に制御することのできる空気調和機を提供す
ることである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の空気調和機は、室内送風手段と、室内送風手段
の送風量を制御する送風量制御部と、冷房時の室内温度
変動が1/fゆらぎになりしかも平均送風量が異なる送
風量の変動パターンを予め複数個プログラムしたメモリ
と、メモリにプログラムした複数の変動パターンの中か
らその平均送風量が変動パターン開始直前の送風量と等
しくなる変動パターンを選択して送風量制御部に出力す
る変動パターン選択部を備えたものである。
【0018】この本発明により、変動パターンの平均送
風量を変動パターン開始直前の送風量と等しくすること
により能力低下を抑制し、変動パターン実行中の平均的
な室温の上昇を防ぐことができるという効果が得られ
る。
【0019】また、室内送風手段と、室内送風手段の送
風量を制御する送風量制御部と、冷房時の室内温度変動
が1/fゆらぎになりしかも送風量の停止または微弱時
間が異なる送風量の変動パターンを予め複数個プログラ
ムしたメモリと、室内の空調負荷を検知する負荷検知手
段と、メモリにプログラムした複数の変動パターンの中
から空調負荷に応じて変動パターンを選択して送風量制
御部に出力する変動パターン選択部を備えたものであ
る。
【0020】この本発明により、空調負荷が大きいとき
は送風量の停止または微弱時間の短い変動パターン、ま
た空調負荷が小さいときは送風量の停止または微弱時間
の長い変動パターンというように、空調負荷に応じた送
風量の停止または微弱時間を持つ変動パターンを選択す
ることにより、空調負荷が変化しても送風量を停止また
は微弱にしたときの室温上昇が成り行きとなることを防
止できるという効果が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、室内送風手段と、前記室内送風手段の送風量を制御
する送風量制御部と、冷房時の室内温度変動が1/fゆ
らぎになりしかも平均送風量が異なる送風量の変動パタ
ーンを予め複数個プログラムしたメモリと、前記メモリ
にプログラムした複数の変動パターンの中からその平均
送風量が変動パターン開始直前の送風量と等しくなる変
動パターンを選択して前記送風量制御部に出力する変動
パターン選択部を備えたものであり、変動パターンの平
均送風量を変動パターン開始直前の送風量と等しくする
ことにより能力低下を抑制し、変動パターン実行中の平
均的な室温の上昇を防ぐという作用を持つ。
【0022】本発明の請求項2に記載の発明は、室内送
風手段と、前記室内送風手段の送風量を制御する送風量
制御部と、冷房時の室内温度変動が1/fゆらぎになり
しかも送風量の停止または微弱時間が異なる送風量の変
動パターンを予め複数個プログラムしたメモリと、室内
の空調負荷を検知する負荷検知手段と、前記メモリにプ
ログラムした複数の変動パターンの中から空調負荷に応
じて変動パターンを選択して前記送風量制御部に出力す
る変動パターン選択部を備えたものであり、空調負荷が
大きいときは送風量の停止または微弱時間の短い変動パ
ターン、また空調負荷が小さいときは送風量の停止また
は微弱時間の長い変動パターンというように、空調負荷
に応じた送風量の停止または微弱時間を持つ変動パター
ンを選択することにより、空調負荷が変化しても送風量
を停止または微弱にしたときの室温上昇が成り行きとな
ることを防止するという作用を持つ。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。なお、従来と同一構成につ
いては、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0024】(実施の形態1)図1は、本実施の形態に
よる空気調和機の冷凍システムを示す概略構成図であ
る。図2は、同実施の形態による変動パターン選択の制
御ブロック図である。
【0025】図1において、12aはゆらぎ制御装置で
ある。ゆらぎ制御装置12aは、図2に示すように、冷
房時の室内温度変動が1/fゆらぎになりしかも平均送
風量が異なる送風量の変動パターンを予め複数個プログ
ラムしたメモリ11aと、変動パターン開始直前の室内
送風手段10の送風量を検知してメモリ11aにプログ
ラムした複数の変動パターンの中からその平均送風量が
等しくなる変動パターンを選択する変動パターン選択部
14aと、変動パターン選択部14aが出力する変動パ
ターンに応じて室内送風手段10の送風量を制御する送
風量制御部13aよりなっている。メモリ11aにプロ
グラムされる変動パターンとしては、その平均送風量
が、例えば弱風と同等、中風と同等、強風と同等など、
異なる平均送風量を持つものとする。
【0026】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その動作を説明する。ゆらぎ制御として送風量
の変動パターンを開始する際、まず、変動パターン選択
部14aにより変動パターン開始直前の室内送風手段1
0の送風量vを検知する。そして、例えば送風量vが弱
風ならばメモリ11aにプログラムした複数の変動パタ
ーンの中から、平均送風量が送風量vすなわち弱風と同
等となる変動パターンpを選択して送風量制御部13a
に出力する。
【0027】ここで送風量制御部13aにより、送風量
の変動パターンpに基づき室内送風手段10の送風量を
制御することにより、1/fゆらぎの温度変動を実現す
る。かつ平均送風量を変動パターン実行前と同等に保持
することにより、平均的な空調能力の低下を防ぐので、
平均的な室温の上昇を抑えることができる。
【0028】なお、1/fゆらぎの室内温度変動とは、
室内の温度変動のパワースペクトルがその周波数f分の
一に比例するような温度変動を示すものである。しか
し、周波数fの1.05乗分の一に比例すなわち1/f
1.05の温度変動等、通常1/f 0.9〜1/f1.1もほぼ1
/fゆらぎの温度変動として含められる。
【0029】以上のように、複数の変動パターンの中か
ら変動パターンの平均送風量が変動パターン開始直前の
送風量と等しくなるよう変動パターンを選択することに
より、変動パターン実行中の平均的な室温の上昇を防ぐ
ことができるという効果が得られる。
【0030】なお、本実施の形態においては送風量制御
部13aはゆらぎ制御装置12a内に設置される構成と
したが、送風量制御部13aはどの位置に設置されても
よく、例えば室内送風手段10の近傍に設置しても同様
の効果が得られる。
【0031】(実施の形態2)図3は、本実施の形態に
よる空気調和機の冷凍システムを示す概略構成図であ
る。図4は、同実施の形態による変動パターン選択の制
御ブロック図である。図5は同実施の形態による変動パ
ターン選択方法を示すフローチャートである。
【0032】図3において、12bはゆらぎ制御装置、
15は室内の空調負荷を検知する負荷検知手段である。
【0033】負荷検知手段15は、回転数制御型圧縮機
3の回転数を検知することにより空調負荷の大小を検知
するものである。例えば、回転数が大きい場合は空調負
荷が大きく、また逆に回転数が小さい場合は空調負荷が
小さいなどという方法で空調負荷を検知する。
【0034】なお、ここでは回転数制御型圧縮機3の回
転数を検知することにより空調負荷を検知する構成とし
たが、室内膨張手段9の開度を検知しても同様の効果が
得られる。この場合は室外ユニット1台に複数台の室内
ユニットが接続されているマルチタイプのエアコンにお
いても、室内機毎に空調負荷が検知できるという利点が
ある。
【0035】ゆらぎ制御装置12bは、図4に示すよう
に、室内送風手段10の送風量を制御する送風量制御部
13bと、冷房時の室内温度変動が1/fゆらぎになり
しかも送風量の停止または微風時間が異なる送風量の変
動パターンを予め複数個プログラムしたメモリ11b
と、負荷検出手段15による空調負荷に応じ、メモリ1
1bにプログラムした複数の変動パターンの中から変動
パターンを選択する変動パターン選択部14bと、変動
パターン選択部14bが出力する変動パターンに応じて
室内送風手段10の送風量を制御する送風量制御部13
bよりなっている。
【0036】ここでメモリ11bにプログラムした変動
パターンは、例えば各々t1、t2、t3(t1>t2
3)というような異なる送風量の停止または微風時間
を持つような複数の変動パターンである。
【0037】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その動作を図5のフローチャートを用いて説明
する。なお、ここでは送風量を停止する場合について説
明する。
【0038】ゆらぎ制御として送風量の変動パターンを
開始する際、まず、負荷検出手段15により空調負荷h
を検知し(ステップ1)、変動パターン選択部14bに
より設定負荷と比較する(ステップ2)。
【0039】この設定負荷としては、例えば負荷状態を
大、中、小の3段階に分割する値として、H1>H2であ
るような設定負荷H1、H2の値を予め設定しておく。な
お分割の値は2段階以上であればよく、これらの値は実
験等で決めておくことが望ましい。
【0040】H1>hすなわち空調負荷が小さいとき
(ステップ3をYes側に分岐)、予めメモリ11bに
プログラムされた複数の変動パターンの中から送風量停
止時間がt1と長い変動パターンを選択して(ステップ
4)送風量制御部13bにより室内送風手段10の送風
量を制御する。従って送風量停止時間が長くなるので平
均能力が低下することとなり室温低下を防ぐことができ
る。
【0041】また、H1≦h<H2すなわち空調負荷が中
程度のとき(ステップ5をYes側に分岐)、送風量停
止時間がt2と中程度の変動パターンを選択して(ステ
ップ6)送風量制御部13bにより室内送風手段10の
送風量を制御する。
【0042】あるいは、h≧H2すなわち空調負荷が大
きいとき(ステップ7をYes側に分岐)、送風量停止
時間がt3と短い変動パターンを選択して(ステップ
8)送風量制御部13bにより室内送風手段10の送風
量を制御する。従って送風量停止時間が短くなるので平
均能力を増加させ、室温上昇を防ぐことができる。すな
わち、空調負荷の大きさに応じて送風量停止時間の異な
る変動パターンを選択することとなる。
【0043】なお、ここでは送風量停止時について説明
したが微弱時についても同様の効果が得られる。
【0044】以上のように、空調負荷に応じて異なる送
風量の停止または微弱時間を持つ複数の変動パターンの
中から変動パターンを選択することにより、空調負荷が
変化しても変動パターン実行中の平均的な室温の上昇お
よび低下を防ぐことができるという効果が得られる。
【0045】なお、本実施の形態においては送風量制御
部13bはゆらぎ制御装置12b内に設置される構成と
したが、送風量制御部13bはどの位置に設置されても
よく、例えば室内送風手段10の近傍に設置しても同様
の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、室内送風
手段の送風量を制御する送風量制御部と、冷房時の室内
温度変動が1/fゆらぎになりしかも平均送風量が異な
る送風量の変動パターンを予め複数個プログラムしたメ
モリと、前記メモリにプログラムした複数の変動パター
ンの中からその平均送風量が変動パターン開始直前の送
風量と等しくなる変動パターンを選択して前記送風量制
御部に出力する変動パターン選択部を備えているので、
変動パターンの平均送風量を変動パターン開始直前の送
風量と等しくすることにより能力低下を抑制し、変動パ
ターン実行中の平均的な室温の上昇を防ぐことができ
る。
【0047】本発明の請求項2に記載の発明は、室内送
風手段の送風量を制御する送風量制御部と、冷房時の室
内温度変動が1/fゆらぎになりしかも送風量の停止ま
たは微弱時間が異なる送風量の変動パターンを予め複数
個プログラムしたメモリと、室内の空調負荷を検知する
負荷検知手段と、前記メモリにプログラムした複数の変
動パターンの中から空調負荷に応じて変動パターンを選
択して前記送風量制御部に出力する変動パターン選択部
を備えているので、空調負荷が大きいときは送風量の停
止または微弱時間の短い変動パターン、また空調負荷が
小さいときは送風量の停止または微弱時間の長い変動パ
ターンというように、空調負荷に応じた送風量の停止ま
たは微弱時間を持つ変動パターンを選択することによ
り、空調負荷が変化しても送風量を停止または微弱にし
たときの室温上昇が成り行きとなることを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による冷凍サイクル
を示す概略構成図
【図2】同実施の形態による変動パターン選択の制御ブ
ロック図
【図3】本発明の第2の実施の形態による冷凍サイクル
を示す概略構成図
【図4】同実施の形態による変動パターン選択の制御ブ
ロック図
【図5】同実施の形態による変動パターン選択方法を示
すフローチャート
【図6】従来の空気調和機の冷凍サイクルを示す概略構
成図
【図7】従来の空気調和機の温度変動制御の制御ブロッ
ク図
【符号の説明】
10 室内送風手段 11a,11b メモリ 13a,13b 送風量制御部 14a,14b 変動パターン選択部 15 負荷検知手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内送風手段と、前記室内送風手段の送
    風量を制御する送風量制御部と、冷房時の室内温度変動
    が1/fゆらぎになりしかも平均送風量が異なる送風量
    の変動パターンを予め複数個プログラムしたメモリと、
    前記メモリにプログラムした複数の変動パターンの中か
    らその平均送風量が変動パターン開始直前の送風量と等
    しくなる変動パターンを選択して前記送風量制御部に出
    力する変動パターン選択部とを備えたことを特徴とする
    空気調和機。
  2. 【請求項2】 室内送風手段と、前記室内送風手段の送
    風量を制御する送風量制御部と、冷房時の室内温度変動
    が1/fゆらぎになりしかも送風量の停止または微弱時
    間が異なる送風量の変動パターンを予め複数個プログラ
    ムしたメモリと、室内の空調負荷を検知する負荷検知手
    段と、前記メモリにプログラムした複数の変動パターン
    の中から空調負荷に応じて変動パターンを選択して前記
    送風量制御部に出力する変動パターン選択部とを備えた
    ことを特徴とする空気調和機。
JP8008122A 1996-01-22 1996-01-22 空気調和機 Pending JPH09196446A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008039281A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Daikin Ind Ltd 空気調和機及びその運転制御方法
CN105674493A (zh) * 2016-02-01 2016-06-15 广东美的制冷设备有限公司 空调器及其控制方法和控制装置
WO2016103726A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 ダイキン工業株式会社 蓄熱式空気調和機

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