JPH0842900A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH0842900A
JPH0842900A JP6177761A JP17776194A JPH0842900A JP H0842900 A JPH0842900 A JP H0842900A JP 6177761 A JP6177761 A JP 6177761A JP 17776194 A JP17776194 A JP 17776194A JP H0842900 A JPH0842900 A JP H0842900A
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JP6177761A
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Makoto Shimizu
真 清水
Masako Ichihara
理子 市原
Ikuo Akamine
育雄 赤嶺
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者近傍の温度分布と使用者の位置を把握
し、使用者の上部のみ温度変化を与え、足元は常に暖か
い状態を保持しておくことにより、使用者に刺激を感じ
させ、生理機能や大脳の活性化を図るとともに、寒さを
感じることなく、快適性の向上を図る。 【構成】 冷房や暖房の運転モードを記憶する運転モー
ド記憶手段1と、人体近傍の温度分布を検出する温度分
布検出手段2と、人体位置を検出する人体位置検出手段
3と、運転モード、温度分布および人体位置に基づき、
人体の上部温度は所定温度範囲で変化させ、また、人体
の下部温度は上部温度より高いある一定値で固定するよ
う風向を決定する風向決定手段4と、これに基づいて空
気調和機6の風向を制御する風向制御信号生成手段5を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の吹き分け手段を
有する空気調和機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気調和機の制御装置に
ついて説明する。近年、使用者の設定する温度で室温を
一定に保持する制御ではなく、その設定温度近傍で室温
および吹き出し気流を変化させ、快適性や経済性の向上
を図る空気調和機の制御装置に関するものがある。例え
ば、特開平3−207949号公報の実施例記載の構成
が知られている。
【0003】以下にその構成を説明する。空気調和機は
室温変動手段で室内温度を変動させ、第1温度検出手段
で室内温度を検出し、第2温度検出手段で変動する吹き
出し温度を検出し、吹き出し可変制御手段で第2温度検
出手段の検出に基づいて吹き出し気流の吹き出し方向、
吹き出し時間を可変制御する。また、冷凍サイクルから
なる冷暖房能力発生装置により、冷暖房能力を発生し、
その能力を可変とする。第1温度検出器で室温を検出
し、冷暖房能力演算手段で第1温度検出器が検出する温
度を、使用者が設定する温度の近傍で変化するように、
冷暖房能力を周期的に変化させるとともに、冷暖房能力
可変装置で冷暖房能力演算手段からの出力により、冷暖
房能力発生装置の能力を変化させる。さらに、上下偏向
ルーバー駆動手段により、上下偏向ルーバーを往復駆動
し、吹き出し口からの吹き出し気流を上下に偏向すると
いうものである。すなわち、室温制御と吹き出し温度制
御を繰り返して室温を変動させ、さらに吹き出し温度ま
たは室内側熱交換機の温度に応じて気流を変化させるこ
とにより、室温変動の刺激と吹き出し気流による刺激を
与え、使用者の生理機能や大脳を活性化させようとする
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
構成では、第1の分野では、検出している温度が室内温
度であるため、吹き出し気流の温度・風量および風向等
の影響による室内の温度分布によっては、実際に使用者
が温度変化の刺激を感じているとは限らない、という課
題を有していた。
【0005】また、第2の分野として、室内の温度分布
が理想的に使用者近傍の温度を検出していたとしても、
単に使用者が設定する温度近傍で温度を変化させると、
温度下降時に使用者の上部温度だけでなく、下部温度す
なわち足元近傍の温度まで下降させるため、使用者は温
度変化の刺激による生理機能や大脳の活性化とともに、
寒さを感じる、という課題を有していた。
【0006】そこで本発明は、上記課題を解決するもの
で、常に使用者近傍の温度分布と使用者の位置を把握
し、使用者に温度変化による刺激を確実に感じさせ、温
熱感覚の馴れや空調に対する無感覚状態を解消し、生理
機能や大脳の活性化を図るとともに、常に心地よい刺激
のある爽快感を与え、快適性の向上を図ることを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、冷房や暖房の運転モードを記憶する運転モ
ード記憶手段と、人体近傍の温度分布を検出する温度分
布検出手段と、人体位置を検出する人体位置検出手段
と、これら運転モード、温度分布および人体位置に基づ
き、人体の上部温度は所定温度範囲で変化させ、また、
人体の下部温度すなわち足元温度は上部温度より高いあ
る一定値で固定するよう風向を決定する風向決定手段
と、これに基づいて空気調和機の風向を自動的に制御す
る風向制御信号生成手段を備えたものである。
【0008】また、本発明は、人体位置を検出し、この
人体位置に基づき、気流感を緩和するよう風量を決定す
る風量決定手段と、これに基づいて空気調和機の風量を
自動的に制御する風量制御信号生成手段とを備えたもの
である。
【0009】また、本発明は、冷房や暖房の運転モード
を記憶する運転モード記憶手段と、人体近傍の快適度分
布を検出する快適度分布検出手段と、人体位置を検出す
る人体位置検出手段と、これら運転モード、快適度分布
および人体位置に基づき、人体の上部快適度は所定快適
度範囲で変化させ、また、人体の下部快適度すなわち足
元快適度は上部快適度より高いある一定値で固定するよ
う風向を決定する風向決定手段と、これに基づいて空気
調和機の風向を自動的に制御する風向制御信号生成手段
を備えたものである。
【0010】
【作用】本発明は、上記構成において、運転モード、人
体近傍の温度分布および人体位置に基づき、人体の上部
温度は所定温度範囲で変化させ、また、人体の下部温度
すなわち足元温度は上部温度より高いある一定値で固定
するよう風向を決定し、これに基づいて空気調和機の風
向を自動的に制御することにより、常に人体近傍の温度
分布と位置を把握し、人体の上部のみ温度変化を与え、
足元は常に暖かい状態を保持することができる。
【0011】また、本発明は、人体位置を検出し、この
人体位置に基づき、気流感を緩和するよう風量を決定
し、これに基づいて空気調和機の風量を自動的に制御す
ることにより、常に人体近傍の温度分布と位置を把握
し、気流の影響による温度感覚の違いを防ぎながら、人
体の上部のみ温度変化を与え、足元は常に暖かい状態を
保持することができる。
【0012】また、本発明は、運転モード、人体近傍の
快適度分布および人体位置に基づき、人体の上部快適度
は所定快適度範囲で変化させ、また、人体の下部快適度
すなわち足元快適度は上部快適度より高いある一定値で
固定するよう風向を決定し、これに基づいて空気調和機
の風向を自動的に制御することにより、常に人体近傍の
温度分布と位置を把握し、人体の上部のみ温度変化を与
え、足元は常に暖かい状態を保持することができる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図1
および図2を参照して説明する。図1は本発明の第1の
実施例における空気調和機の制御装置の概略ブロック図
である。図1において、1は運転モード記憶手段、2は
温度分布検出手段、3は人体位置検出手段、4は風向決
定手段、5は風向制御信号生成手段、6は空気調和機で
ある。
【0014】ここで温度分布検出手段2は、例えば、空
気調和機6の風量・風向・吹き出し温度・室温および人
体位置等から人体近傍の温度分布を算出する等、人体近
傍の温度分布を検出することが可能な検出手段であれ
ば、その手段は限定されない。また、人体位置検出手段
3は、例えば赤外線センサ等を用いて得られた赤外線画
像情報を画像処理することにより人体位置を検出する
等、人体位置を検出することが可能な検出手段であれ
ば、その検出手段は限定されない。
【0015】以上のような構成において、以下その動作
について説明する。ここで、一例として2ヵ所に吹き分
けることができる吹き分け手段をもつ空気調和機の実施
例とする。なお、2ヵ所以上に吹き分けることができる
吹き分け手段であれば、その数は限定されない。
【0016】運転モード記憶手段1では冷房や暖房等の
運転モードを記憶し、運転モード記憶信号として風向決
定手段4に出力する。
【0017】温度分布検出手段2では、人体の上半身近
傍の温度を上部温度、また、足元近傍の温度を下部温度
とする等、検出した人体近傍の温度分布を温度分布信号
として風向決定手段4に出力する。
【0018】人体位置検出手段3では、空気調和機6か
らみて左方向に1m、奥行き方向に2m、人体位置まで
の距離はこれらから算出すると2.236m等、人体位
置の左右方向、奥行き方向、および距離を人体位置信号
として風向決定手段4に出力する。
【0019】風向決定手段4では、運転モード記憶手段
1、温度分布検出手段2および人体位置検出手段3から
出力された運転モード記憶信号、温度分布信号および人
体位置信号から、人体の上部温度は所定温度範囲で変化
させ、また、人体の下部温度は上部温度より高いある一
定値で固定するよう吹き分け手段により吹き分けられる
各々の風向を決定し、風向信号として風向制御信号生成
手段5に出力する。
【0020】風向制御信号生成手段5では、空気調和機
6の風向を制御する風向制御信号を生成し、空気調和機
6へ出力する。
【0021】空気調和機6では、風向制御信号に基づい
て、吹き分け手段により吹き分けられる各々の風向を自
動的に制御することにより、上部および下部温度を、そ
れぞれ上部および下部設定温度に維持することができ
る。また、空気調和機6が運転する運転モードを運転モ
ード信号として運転モード記憶手段1に出力する。
【0022】次に図2を用いて風向決定手段4の詳細に
ついて説明する。図2において、縦軸は設定温度、横軸
は時間、Ts1は上部設定温度、Ts2は下部設定決定であ
る。以上のような構成において、以下その動作について
説明する。
【0023】まず、上部設定温度Ts1は、使用者が設定
する設定温度近傍で変化させるが、この変化は例えば、
1/fゆらぎやランダムな変化であり、使用者の皮膚の
温度受容器を心地よく刺激し、生理機能や大脳を活性化
するもので、あらかじめ実験等により決定しておく。
【0024】下部設定温度Ts2は(表1)のように使用
者が設定する設定温度により決定されていたり、自動運
転等、使用者の設定温度等が設定できない場合は、例え
ば、「下部設定温度は27℃とする」等、人体の上部温
度が変化しても、この下部温度を保持しておくことによ
り、上部温度の下降時でも寒さを感じないような値を、
あらかじめ実験等により決定しておく。
【0025】
【表1】
【0026】また、これら上部温度および下部温度等の
人体近傍の温度は、吹き出し温度・風量・風向・室温お
よび人体位置等により決定される。吹き出し温度・風量
は室温が安定すると人体近傍の温度分布に影響を与える
ほど変化はしない。すなわち、人体近傍の温度分布は、
風向と人体位置に大きな影響を受ける。例えば、暖房運
転時室温が安定しており、吹き出し温度が40℃、風量
が弱とすると、風向が人体位置方向の場合、人体近傍温
度は人体までの距離別に(表2)のようになる。
【0027】
【表2】
【0028】一方、風向が人体位置方向と違う場合は、
人体位置方向に比べ吹き出し気流の温度の影響が小さく
なるため低くなり、(表3)のようになる。
【0029】
【表3】
【0030】このように、暖房時、室温に比べて吹き出
し温度は高いため、風向を人体位置に向けると人体近傍
の温度は高くなり、風向を人体位置以外に向けると人体
近傍の温度は低くなる。一方、冷房時は暖房時と逆にな
り、風向を人体位置に向けると人体近傍の温度は低くな
り、風向を人体位置以外に向けると人体近傍の温度は高
くなる。
【0031】風向決定手段4では、サンプリングタイム
ごとに、運転モード記憶信号および温度分布信号から、
(表4)および(表5)に基づき風向が人体位置方向か
否かを決定する。
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】この決定結果と、人体位置信号すなわち、
空気調和機6からみた左右方向、奥行き方向、および距
離から、人体位置方向の場合は人体位置信号の方向へ、
人体位置以外の場合は左右方向で人体位置をさけるよ
う、(表6)および(表7)に基づいて風向を決定す
る。
【0035】
【表6】
【0036】
【表7】
【0037】これらを風向信号として空気調和機6の風
向を制御する信号を生成する風向制御信号生成手段5に
出力する。
【0038】すなわち、サンプリングタイムごとに、例
えば「運転モード記憶手段1から出力された運転モード
信号が暖房で、温度分布検出手段2から出力された温度
分布信号の上部温度T1を25℃、下部温度T2を26
℃、上部設定温度をTs1を24℃、下部設定温度Ts2を
27℃、人体位置信号が左方向に1m、奥行き方向に2
m、人体位置までの距離が2.236mとすると、2ヵ
所に吹き分けることができる吹き分け手段のうち、上部
温度を制御する1つは(表4)より人体位置以外とな
る。すなわち、(表6)に基づいて風向は右2m、奥行
き2mの方向と決定する。また、下部温度を制御するも
う一方は、(表5)より人体位置となる。すなわち、風
向は左1m、奥行き2mの方向と決定し、これらを風向
信号として風向制御信号生成手段5に出力する」を繰り
返す。なお、上記実施例では、人体位置以外の方向に風
向を決定する場合、左右方向にて人体位置をさけたが、
人体位置をさける方向であればその方向は限定されな
い。
【0039】以上のように、上記第1の実施例によれ
ば、少なくとも2ヵ所以上に吹き分けることができる空
気調和機6において、運転モード記憶手段1、温度分布
検出手段2および人体位置検出手段3から出力された運
転モード記憶信号、温度分布信号および人体位置信号に
基づき、風向決定手段4により、人体の上部温度は所定
温度範囲で変化させ、また、人体の下部温度すなわち足
元温度は上部温度より高いある一定値で固定するよう風
向を決定し、風向信号として風向制御信号生成手段5に
出力し、これに基づいて空気調和機6の風向を自動的に
制御することにより、常に使用者近傍の温度分布と位置
を把握し、使用者の上部のみ温度変化を与え、足元は常
に暖かい状態を保持することができる。従って、使用者
に温度変化による刺激を確実に感じさせ、温熱感覚の馴
れや空調に対する無感覚状態を解消し、生理機能や大脳
の活性化を図ることができるとともに、寒さを感じるこ
となく、常に心地よい刺激のある爽快感を与え、快適性
の向上を図ることができる。
【0040】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について図3を参照して説明する。ここで、第1の実施
例と同一のものについては、同一の符号を付して説明を
省略する。図3において、7は風量決定手段、8は風量
制御信号生成手段である。以上のような構成において、
以下その動作について説明する。
【0041】風量決定手段7では、人体位置検出手段3
から出力された人体位置信号に基づき、気流感を緩和す
るよう風量を決定し、風量信号として風量制御信号生成
手段8に出力する。
【0042】風量制御信号生成手段8では、空気調和機
6の風量を制御する風量制御信号を生成し、空気調和機
6へ出力する。
【0043】空気調和機6では、風量制御信号に基づい
て、風量を自動的に制御することにより、気流感を緩和
する風量を維持することができる。
【0044】次に風量決定手段7の詳細について説明す
る。風量決定手段7では、(表8)のように人体位置信
号の距離に基づいて気流感を緩和するよう、すなわち、
距離が近いほど風量を下げるよう、あらかじめ実験等に
より風量を決定しておく。
【0045】
【表8】
【0046】以上のように、上記第2の実施例によれ
ば、人体位置検出手段3から風量決定手段7に出力され
た人体位置信号に基づき、風量決定手段7により気流感
を緩和するよう風量を決定し、風量信号として風量制御
信号生成手段8に出力し、これに基づいて空気調和機6
の風量を自動的に制御することにより、常に人体近傍の
温度分布と位置を把握し、気流の影響による温度感覚の
違いを防ぎながら、人体の上部のみ温度変化を与え、足
元は常に暖かい状態を保持することができる。従って、
使用者に温度変化による刺激を一層確実に感じさせ、温
熱感覚の馴れや空調に対する無感覚状態を解消し、生理
機能や大脳の活性化を図るとともに、寒さを感じること
なく、常に心地よい刺激のある爽快感を与え、一層快適
性の向上を図ることができる。
【0047】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
について図4を参照して説明する。ここで、第1の実施
例と同一のものについては、同一の符号を付して説明を
省略する。図4において、9は快適度分布検出手段、1
0は風向決定手段、11は風向制御信号生成手段であ
る。以上のような構成において、以下その動作について
説明する。
【0048】ここで快適度分布検出手段9について説明
する。例えば、温度については上記第1の実施例のよう
に人体近傍の温度分布を検出する等、湿度については湿
度センサ等により検出する等、輻射温度については輻射
センサ等により検出する等、活動量については活動量セ
ンサ等により検出する等、気流については上記第2の実
施例のように気流の影響が一定になるような風量制御を
行う等、着衣量は外気温により標準的な着衣量を決定す
る等、これらによって得られた温度、湿度、気流、輻
射、活動量および着衣量の6つのパラメータから、例え
ば、以下のように快適度を算出する。
【0049】温度、湿度、気流、輻射温度、活動量、着
衣量の6つのパラメータから算出される通常の快適度算
出式を規格化することにより、温度と輻射温度の2つの
パラメータによって快適度を算出できるようにする。す
なわち、快適度が0となる基準点、例えば、温度:24
℃、湿度:50%、輻射温度:24℃、活動量:1.0
met、着衣量:1.0cloと上記一定値である気
流:0.2m/s、となる基準点にて、温度以外の基準
値を一定とし、温度を例えば、20℃、24℃、28
℃、32℃と変化して求めた快適度から温度のみで決定
される近似された快適度算出式を求めると、 快適度(温度)=3×(0.060×温度−0.436)−3 となる。
【0050】同様に、輻射温度以外の基準値を一定と
し、輻射射温度を例えば、20℃、24℃、28℃、3
2℃と変化して求めた快適度から輻射温度のみで決定さ
れる近似された快適度算出式を求めると 快適度(輻射温度)=3×(0.037×輻射温度+0.099)−3 となる。従って、規格化され、温度と輻射温度の2つの
パラメータにて快適度が算出できる簡略化された快適度
算出式は下式で表される。
【0051】快適度(温度、輻射温度)=3×(0.060×
温度−0.436)×(0.037×輻射温度+0.099)−3 この簡略化された快適度算出式に、温度については人体
付近の上部および下部温度を、輻射温度については検出
された輻射温度を、また、一定値となっていない気流を
除く湿度、活動量および着衣量の補正値を加えることに
より下式により快適度分布を算出することができる。
【0052】快適度=3×(0.060×温度−0.436)×(0.03
7×輻射温度+0.099)−3+湿度補正値+活動量補正値
+着衣量補正値 ここで、湿度補正値の決定は、湿度をもとに、あらかじ
め実験や快適度算出式等に基づいて湿度補正値を決定し
た例えば(表9)のテーブルから湿度補正値を決定す
る。
【0053】
【表9】
【0054】活動量補正値の決定は、活動量をもとに、
あらかじめ実験や快適度算出式等に基づいて活動量補正
値を決定した例えば(表10)のテーブルから活動量補
正値を決定する。
【0055】
【表10】
【0056】着衣量補正値の決定は、外気温をもとに、
あらかじめ実験や快適度算出式等に基づいて着衣量補正
値を決定した例えば(表11)のテーブルから着衣量補
正値を決定する。
【0057】
【表11】
【0058】今、例えば、温度:23℃、湿度:40
%、輻射温度:21℃、活動量:標準、外気温:10℃
とすると、快適度は、 快適度=3×(0.060×23−0.436)×(0.037×21+0.099)
−3+0.00+0.10+0.00=−0.419 となる。
【0059】なお、上記実施例については規格化により
温度と輻射温度の2つのパラメータで算出できるよう快
適度算出式を簡略化したが、快適度算出式に温度および
輻射温度を除いた4つの値を代入するなど、その他の近
似方法等により快適度分布を算出または、直接検出して
も、快適度分布を検出するのであれば、その方法は限定
されない。
【0060】快適度分布検出手段9では、人体の上半身
近傍の快適度を上部快適度、また、足元近傍の快適度を
下部快適度とする等、検出した人体近傍の快適度分布を
快適度分布信号として風向決定手段10に出力する。
【0061】風向決定手段10では、運転モード記憶手
段1、快適度分布検出手段9および人体位置検出手段3
から出力された運転モード記憶信号、快適度分布信号お
よび人体位置信号から、人体の上部快適度は所定快適度
範囲で変化させ、また、人体の下部快適度は上部快適度
より高いある一定値で固定するよう吹き分け手段により
吹き分けられる各々の風向を決定し、風向信号として風
向制御信号生成手段11に出力する。
【0062】風向制御信号生成手段11では、空気調和
機6の風向を制御する風向制御信号を生成し、空気調和
機6へ出力する。
【0063】空気調和機6では、風向制御信号に基づい
て、吹き分け手段により吹き分けられる各々の風向を自
動的に制御することにより、上部および下部快適度を、
それぞれ上部および下部設定快適度に維持することがで
きる。
【0064】次に図5を用いて風向決定手段10の詳細
について説明する。図5において、縦軸は設定快適度、
横軸は時間、Ps1は上部設定快適度、Ps2は下部設定快
適度である。以上のような構成において、以下その動作
について説明する。まず、上部設定快適度Ps1は、使用
者が設定する設定快適度近傍で変化させるが、この変化
は例えば、1/fゆらぎやランダムな変化であり、使用
者の皮膚の温度受容器を心地よく刺激し、生理機能や大
脳を活性化するもので、あらかじめ実験等により決定し
ておく。
【0065】下部設定快適度Ps2は(表12)のように
使用者が設定する設定快適度により決定されていたり、
自動運転等、使用者の設定快適度等が設定できない場合
は、例えば「下部設定快適度は+0.2とする」等、人
体の上部快適度が変化しても、この下部快適度を保持し
ておくことにより、上部快適度の下降時でも寒さを感じ
ないような値を、あらかじめ実験等により決定してお
く。
【0066】
【表12】
【0067】また、これら上部快適度および下部快適度
等の人体近傍の快適度は、吹き出し温度・風量・風向・
室温および人体位置等で決定される。吹き出し温度・風
量は快適度が安定すると人体近傍の快適度分布に影響を
与えるほど変化はしない。すなわち、人体近傍の快適度
分布は、風向と人体位置に大きな影響を受ける。例え
ば、暖房運転時快適度が安定しており、吹き出し温度が
40℃、風量が弱とすると、風向が人体位置方向の場
合、人体近傍快適度は人体までの距離別に(表13)の
ようになる。
【0068】
【表13】
【0069】一方、風向が人体位置方向と違う場合は、
人体位置方向に比べ吹き出し気流の温度の影響が小さく
なるため低くなり、(表14)のようになる。
【0070】
【表14】
【0071】このように、暖房時、室温に比べて吹き出
し温度は高いため、風向を人体位置に向けると人体近傍
の快適度は高くなり、風向を人体位置以外に向けると人
体近傍の快適度は低くなる。一方、冷房時は暖房時と逆
になり、風向を人体位置に向けると人体近傍の快適度は
低くなり、風向を人体位置以外に向けると人体近傍の快
適度は高くなる。
【0072】風向決定手段10では、サンプリングタイ
ムごとに、運転モード記憶信号および快適度分布信号か
ら、(表15)および(表16)に基づき風向が人体位
置方向か否かを決定する。
【0073】
【表15】
【0074】
【表16】
【0075】この決定結果と、人体位置信号すなわち、
空気調和機6からみた左右方向、奥行き方向、および距
離から、人体位置方向の場合は人体位置信号の方向へ、
人体位置以外の場合は左右方向で人体位置をさけるよ
う、(表17)および(表18)に基づいて風向を決定
する。
【0076】
【表17】
【0077】
【表18】
【0078】これらを風向信号として空気調和機6の風
向を制御する信号を生成する風向制御信号生成手段11
に出力する。
【0079】すなわち、サンプリングタイムごとに、例
えば「運転モード記憶手段1から出力された運転モード
信号が暖房で、快適度分布検出手段9から出力された快
適度分布信号の上部快適度を+0.00、下部温度を+
0.10、上部設定快適度を−0.50、下部設定快適
度を+0.50、人体位置信号が左方向に1m、奥行き
方向に2m、人体位置までの距離が2.236mとする
と、2ヵ所に吹き分けることができる吹き分け手段のう
ち、上部快適度を制御する1つは(表15)より人体位
置以外となる。すなわち、風向は右2m、奥行き2mの
方向と決定する。また、下部温度を制御するもう一方
は、(表16)より人体位置となる。すなわち、風向は
左1m、奥行き2mの方向と決定し、これらを風向信号
として風向制御信号生成手段11に出力する」を繰り返
す。なお、上記実施例では、人体位置以外の方向に風向
を決定する場合、左右方向にて人体位置をさけたが、人
体位置をさける方向であればその方向は限定されない。
【0080】以上のように、上記第3の実施例によれ
ば、少なくとも2ヵ所以上に吹き分けることができる空
気調和機6において、運転モード記憶手段1、快適度分
布検出手段9および人体位置検出手段3から出力された
運転モード記憶信号、快適度分布信号および人体位置信
号に基づき、風向決定手段10により、人体の上部快適
度は所定快適度範囲で変化させ、また、人体の下部快適
度すなわち足元快適度は上部快適度より高いある一定値
で固定するよう風向を決定し、風向信号として風向制御
信号生成手段11に出力し、これに基づいて空気調和機
6の風向を自動的に制御することにより、常に使用者近
傍の快適度分布と位置を把握し、使用者の上部のみ快適
度変化を与え、足元は常に暖かい状態を保持することが
できる。従って、使用者に快適度変化による刺激を確実
に感じさせ、温熱感覚の馴れや空調に対する無感覚状態
を解消し、生理機能や大脳の活性化を図ることができる
とともに、寒さを感じることなく、常に心地よい刺激の
ある爽快感を与え、温度、湿度、気流、輻射、活動量お
よび着衣量を考慮した快適性の向上を図ることができ
る。
【0081】
【発明の効果】本発明は、上記説明から明らかなよう
に、運転モード、人体近傍の温度分布および人体の位置
に基づき、人体の上部温度は所定温度範囲で変化させ、
また、人体の下部温度すなわち足元温度は上部温度より
高いある一定値で固定するよう風向を決定し、これに基
づいて空気調和機の風向を自動的に制御することによ
り、常に使用者近傍の温度分布と使用者の位置を把握
し、使用者の上部のみ温度変化を与え、足元は常に暖か
い状態を保持することができる。従って、使用者に温度
変化による刺激を確実に感じさせ、温熱感覚の馴れや空
調に対する無感覚状態を解消し、生理機能や大脳の活性
化を図ることができるとともに、寒さを感じることな
く、常に心地よい刺激のある爽快感を与え、快適性の向
上を図ることができる。
【0082】また、本発明は、人体位置を検出し、この
人体位置に基づき、気流感を緩和するよう風量を決定
し、これに基づいて空気調和機の風量を自動的に制御す
ることにより、常に人体近傍の温度分布と人体位置を把
握し、気流の影響による温度感覚の違いを防ぎながら、
人体の上部のみ温度変化を与え、足元は常に暖かい状態
を保持することができる。従って、使用者に温度変化に
よる刺激を一層確実に感じさせ、温熱感覚の馴れや空調
に対する無感覚状態を解消し、生理機能や大脳の活性化
を図るとともに、寒さを感じることなく、常に心地よい
刺激のある爽快感を与え、一層快適性の向上を図ること
ができる。
【0083】また、本発明は、運転モード、人体近傍の
快適度分布および人体位置に基づき、人体の上部快適度
は所定快適度範囲で変化させ、また、人体の下部快適度
すなわち足元快適度は上部快適度より高いある一定値で
固定するよう風向を決定し、これに基づいて空気調和機
の風向を自動的に制御することにより、常に使用者近傍
の快適度分布と使用者の位置を把握し、使用者の上部の
み快適度変化を与え、足元は常に暖かい状態を保持する
ことができる。従って、使用者に快適度変化による刺激
を確実に感じさせ、温熱感覚の馴れや空調に対する無感
覚状態を解消し、生理機能や大脳の活性化を図ることが
できるとともに、寒さを感じることなく、常に心地よい
刺激のある爽快感を与え、温度、湿度、気流、輻射、活
動量および着衣量を考慮した快適性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の空気調和機の制御装置
のブロック図
【図2】同、装置における上部および下部設定温度の説
明図
【図3】本発明の第2の実施例の空気調和機の制御装置
のブロック図
【図4】本発明の第3の実施例の空気調和機の制御装置
のブロック図
【図5】同、装置における上部および下部設定快適度の
説明図
【符号の説明】
1 運転モード記憶手段 2 温度分布検出手段 3 人体位置検出手段 4 風向決定手段 5 風向制御信号生成手段 6 空気調和機 7 風量決定手段 8 風量制御信号生成手段 9 快適度分布検出手段 10 風向決定手段 11 風向制御信号生成手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2ヵ所以上に吹き分けること
    ができる吹き分け手段をもつ空気調和機で、冷房や暖房
    の運転モードを記憶する運転モード記憶手段と、人体近
    傍の温度分布を検出する温度分布検出手段と、人体位置
    を検出する人体位置検出手段と、前記運転モード記憶手
    段、温度分布検出手段および人体位置検出手段からの出
    力値である運転モード、温度分布および人体位置に基づ
    き、人体の上部温度は所定温度範囲で変化させ、また、
    人体の下部温度は上部温度より高いある一定値で固定す
    るよう風向を決定する風向決定手段と、前記風向決定手
    段からの出力値である風向に基づいて空気調和機の風向
    を制御する信号を生成する風向制御信号生成手段とを備
    えた空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 人体位置検出手段からの出力値である人
    体位置から風量を決定する風量決定手段と、前記風量決
    定手段からの出力値である風量に基づいて空気調和機の
    風量を制御する信号を生成する風量制御信号生成手段と
    を備えた請求項1記載の空気調和機の制御装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも2ヵ所以上に吹き分けること
    ができる吹き分け手段をもつ空気調和機で、冷房や暖房
    の運転モードを記憶する運転モード記憶手段と、人体近
    傍の快適度分布を検出する快適度分布検出手段と、人体
    位置を検出する人体位置検出手段と、前記運転モード記
    憶手段、快適度分布検出手段および人体位置検出手段か
    らの出力値である運転モード、快適度分布および人体位
    置に基づき、人体の上部快適度は所定快適度範囲で変化
    させ、また、人体の下部快適度は上部快適度より高いあ
    る一定値で固定するよう風向を決定する風向決定手段
    と、前記風向決定手段からの出力値である風向に基づい
    て空気調和機の風向を制御する信号を生成する風向制御
    信号生成手段とを備えた空気調和機の制御装置。
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