JPH0796945B2 - 環境制御機器 - Google Patents

環境制御機器

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JPH0796945B2
JPH0796945B2 JP61111013A JP11101386A JPH0796945B2 JP H0796945 B2 JPH0796945 B2 JP H0796945B2 JP 61111013 A JP61111013 A JP 61111013A JP 11101386 A JP11101386 A JP 11101386A JP H0796945 B2 JPH0796945 B2 JP H0796945B2
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JP
Japan
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information
environmental
card
environmental factor
temperature
Prior art date
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JP61111013A
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English (en)
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JPS62268945A (ja
Inventor
弘之 荻野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は居住者の個人的な特性に対応して環境を快適に
制御する環境制御機器に関する。
従来の技術 従来のこの種の環境制御機器は、環境因子として例えば
ある環境の温度を制御する暖房機器の場合、第3図に示
すように、発熱体8と、送風機9と、温度検知手段10
と、温度設定手段11と、温度検知手段10からの信号と温
度設定手段11からの信号の差により発熱体8の発熱量と
送風機9の送風量を制御する制御手段12とから構成され
ていた。この構成により、居住者が温度設定手段11にて
希望の温度を設定すると制御手段12により室内が設定温
度になるよう発熱体8の発熱量と送風機9の送風量が制
御されるという作用を有していた。ただし、この場合、
居住する環境の温度設定は、居住者がその環境を使用す
る度に、居住者自身が快適となるよう居住者の試行錯誤
によって決定されるものであった。設定値の設定に伴う
この動作は、その他の環境因子すなわち湿度・輻射温度
・気流速度・光量・音量・浮遊粉塵量あるいはある特定
のガス濃度等を制御する環境制御機器においても同様で
ある。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上述したように、環境因子の設定を行う
際、その環境を使用する度に、居住者自身が快適となる
よう居住者が試行錯誤して設定値を決定するといった方
式では、居住者が試行錯誤しなければならないといった
手間がかかるほか、つぎにその環境を使用する際のこと
を考えて、手間をはぶくために快適な状態の設定値を記
憶しようとしても、快適状態をもたらす環境因子の組合
せは多数あること、また、環境制御機器を複数使用する
場合は、各々の機器毎にその場における快適な設定値が
存在すること、個人によって使用する機器別に快適な設
定値がことなること、等の理由により記憶することが困
難であるといった問題点があった。
そこで本発明はかかる従来の問題を解決し、居住者各人
について、使用する環境制御機器毎の各自の快適な設定
値を演算・記憶する記憶素子を設け、その記憶素子に記
憶された設定値により環境を快適に制御することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、居住者の快適感を
決定する人体因子すなわち年齢、身長、体重、性別、既
往症、着衣量、作業量、疲労度等の情報あるいは居住者
の生活パターンや時間に関する情報あるいは冷暖房負
荷、換気回数、形態係数および立地条件等の建物に関す
る情報の少なくとも一つを入力することが可能な入力手
段と、居住者の快適感を決定する環境因子すなわち温
度、湿度、輻射温度、気流速度、光量、音量、浮遊粉塵
量およびある特定のガス濃度等の少なくとも一つを検知
する環境因子検知手段と、居住者の生理的情報すなわち
脳波・眼球運動・筋電位・皮膚電位・皮膚抵抗・皮膚温
・発汗量・代謝量・呼吸数・心拍数等の少なくとも一つ
を検知する人体情報検知手段と、前記入力手段からの信
号と前記環境因子検知手段からの信号と前記人体情報検
知手段からの信号とから設定値を演算し記憶するICカー
ドと、発熱体、吸熱体、送風機、除湿機または加湿機、
光源、音源、除塵機およびある特定のガスの吸収機また
は発生機等の少なくとも一つを有した環境因子可変手段
と、前記環境因子検知手段からの検知信号と前記ICカー
ドで記憶された設定値との差により前記環境因子可変手
段の制御を行う制御手段と、前記ICカードの着脱を可能
にしかつ前記入力手段、前記環境因子検知手段、前記制
御手段と前記ICカードとの通信を媒介する媒介部とから
構成される。
作用 上記構成において本発明の環境制御機器は、入力手段と
環境因子検知手段と人体情報検知手段からの信号からIC
カードで設定値が演算されるとともにその値が記憶さ
れ、制御手段で環境因子検知手段からの信号とICカード
に記憶された設定値との差により環境因子可変手段の制
御が行われるという作用を有する。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例の環境制御機器のブロック図で
ある。第1図において、1は居住者の快適感を決定する
人体因子すなわち年齢・身長・体重・性別・既往症・着
衣量・作業量・疲労度等の情報あるいは居住者の生活パ
ターンや時間に関する情報あるいは冷暖房負荷・換気回
数・形態係数および立地条件等の建築物に関する情報を
入力する入力手段、2は居住者の快適感を決定する環境
因子すなわち温度・湿度・輻射温度・気流速度・光量・
音量・浮遊粉塵量およびある特定のガス濃度等をのいず
れか一つまたは複数を検知する環境因子検知手段、3は
居住者の生理的情報すなわち脳波・眼球運転・筋電位・
皮膚電位・皮膚抵抗・皮膚温・発汗量・代謝量・呼吸数
・心拍数等のいずれか一つまたは複数を検知する人体情
報検知手段、4は、入力手段1からの信号と環境因子検
知手段2からの信号と人体情報検知手段3からの信号か
ら設定値を演算し記憶するICカード、5は発熱体・吸熱
体・送風機・除湿機または加湿機・光源・音源・除塵機
およびある特定のガスの吸収機または発生機等の少なく
とも一つまたは複数からなる環境因子可変手段、6は環
境因子検知手段2からの信号とICカード4で記憶された
設定値との差により環境因子可変手段5の制御を行う制
御手段、7はICカードの着脱を可能にするとともに入力
手段1と環境因子検知手段2ならびに制御手段6とICカ
ード4との通信を媒介する媒介部である。
上記構成において、機器を使用する居住者により、ICカ
ード4が媒介部7に接合され、快適感を決定する人体因
子すなわち年齢・身長・体重・性別・既往症・着衣量・
作業量・疲労度等の情報あるいは居住者の生活パターン
や時間に関する情報あるいは冷暖房負荷・換気回数・形
態係数および立地条件等の建築物に関する情報が入力手
段1により入力され、環境因子検知手段により居住者が
居住する環境の現在の環境因子すなわち温度・湿度・輻
射温度・気流速度・光量・音量・浮遊粉塵量およびある
特定のガス濃度等をのいずれか一つまたは複数が検知さ
れるとともに人体情報検知手段3により居住者の生理的
情報すなわち脳波・眼球運転・筋電位・皮膚電位・皮膚
抵抗・皮膚温・発汗量・代謝量・呼吸数・心拍数等のい
ずれか一つまたは複数が検知されると、ICカード4では
入力手段1からの信号と環境因子検知手段2からの信号
と人体情報検知手段3からの信号とから居住者の快適さ
を満足する前記環境因子のいずれか一つまたは複数の設
定値が演算され記憶される。第2図は、一例として設定
値を演算する場合に、設定値として温度、個人情報とし
て居住者の年齢、環境因子として環境の輻射温度、生理
的情報として居住者の皮膚温を考慮したときの設定温度
と居住者の年齢と環境の輻射温度と居住者の皮膚温との
関係を表したものである。制御手段6では、媒介部7を
介してICカード4に記憶された設定値が入力され、この
設定値と環境因子検知手段2からの信号との差により環
境因子可変手段5の制御を行い、環境を快適な状態に保
つ。
上記作用によれば、ICカード4の各自の快適な設定値が
記憶されているため、機器を使用する際に、各自の快適
な設定値を試行錯誤して決定するといった手間がはぶ
け、どんな環境においても各自の快適な設定が自動的に
設定され環境が快適に制御されるといった効果がある。
また、このような環境制御機器を複数使用する際には、
使用する機器毎に各自の快適な設定値を記憶することも
できるため、機器を使用する際に、使用する機器毎に各
自の快適な設定値を試行錯誤して決定するといった手間
がはぶけ、どんな環境においても機器毎に各自の快適な
設定が自動的に設定され環境が快適に制御されるといっ
た効果がある。
発明の効果 以上のように本発明の環境制御機器によれば次の効果が
得られる。
使用する環境制御機器毎に各自の快適な設定値が記憶さ
れているため、機器を使用する際に、使用する機器毎に
各自の快適な設定値を試行錯誤して決定するといった手
間がはぶけ、あらゆる環境において機器毎に各自の快適
な設定が自動的に設定された環境が快適に制御される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における環境制御機器のブロ
ック図、第2図は年齢と輻射温度と皮膚温と設定温度の
関係を表す図、第3図は従来の環境制御機器のブロック
図である。 1……入力手段、2……環境因子検知手段、3……人体
情報検知手段、4……ICカード、5……環境因子可変手
段、6……制御手段、7……媒介部、8……発熱体、9
……送風機、10……温度検知手段、11……温度設定手
段、12……制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】居住者の快適感を決定する人体因子すなわ
    ち年齢、身長、体重、性別、既往症、着衣量、作業量、
    疲労度等の情報あるいは居住者の生活パターンや時間に
    関する情報あるいは冷暖房負荷、換気回数、形態係数お
    よび立地条件等の建物に関する情報の少なくとも一つを
    入力することが可能な入力手段と、居住者の快適感を決
    定する環境因子すなわち温度、湿度、輻射温度、気流速
    度、光量、音量、浮遊粉塵量およびある特定のガス濃度
    等の少なくとも一つを検知する環境因子検知手段と、居
    住者の生理的情報すなわち脳波・眼球運動・筋電位・皮
    膚電位・皮膚抵抗・皮膚温・発汗量・代謝量・呼吸数・
    心拍数等の少なくとも一つを検知する人体情報検知手段
    と、前記入力手段からの信号と前記環境因子検知手段か
    らの信号と前記人体情報検知手段からの信号とから設定
    値を演算し記憶するICカードと、発熱体、吸熱体、送風
    機、除湿機または加湿機、光源、音源、除塵機およびあ
    る特定のガスの吸収機または発生機等の少なくとも一つ
    を有した環境因子可変手段と、前記環境因子検知手段か
    らの検知信号と前記ICカードで記憶された設定値との差
    により前記環境因子可変手段の制御を行う制御手段と、
    前記ICカードの着脱を可能にしかつ前記入力手段、前記
    環境因子検知手段、前記制御手段と前記ICカードとの通
    信を媒介する媒介部とから構成される環境制御機器。
JP61111013A 1986-05-15 1986-05-15 環境制御機器 Expired - Lifetime JPH0796945B2 (ja)

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JPS62268945A JPS62268945A (ja) 1987-11-21
JPH0796945B2 true JPH0796945B2 (ja) 1995-10-18

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