JPH04353332A - 冷暖房装置 - Google Patents

冷暖房装置

Info

Publication number
JPH04353332A
JPH04353332A JP3127506A JP12750691A JPH04353332A JP H04353332 A JPH04353332 A JP H04353332A JP 3127506 A JP3127506 A JP 3127506A JP 12750691 A JP12750691 A JP 12750691A JP H04353332 A JPH04353332 A JP H04353332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
set temperature
room temperature
detector
change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3127506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2697366B2 (ja
Inventor
Sakuo Sugawara
菅原 作雄
Takane Suzuki
鈴木 たかね
Takao Chiku
知久 隆雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3127506A priority Critical patent/JP2697366B2/ja
Priority to TW081102776A priority patent/TW231335B/zh
Priority to KR1019920006331A priority patent/KR920021945A/ko
Publication of JPH04353332A publication Critical patent/JPH04353332A/ja
Priority to KR2019950036397U priority patent/KR960002084Y1/ko
Application granted granted Critical
Publication of JP2697366B2 publication Critical patent/JP2697366B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/62Control or safety arrangements characterised by the type of control or by internal processing, e.g. using fuzzy logic, adaptive control or estimation of values
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/89Arrangement or mounting of control or safety devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2110/00Control inputs relating to air properties
    • F24F2110/10Temperature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2120/00Control inputs relating to users or occupants
    • F24F2120/20Feedback from users

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、家庭や事務所などで
使用される冷暖房装置の設定温度の変更に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図25は、例えば特開昭63−1402
8号公報に示された従来例の冷暖房装置の電気回路図で
ある。同図において、1は運転スイッチ、2は冷暖房す
べき部屋の室内温度を検出する温度検出素子、3は温度
検出素子2の値をデジタル値に変換するA/D変換器、
6は使用者の感覚に合せて設定温度を変更するための複
数の感覚スイッチを有したスィッチ部、7はその設定温
度の変更手段を有したマイクロコンピュータで、入力回
路8、CPU9、メモリ10、出力回路11を有してい
る。12はその出力回路11からの信号によって制御さ
れる圧縮機である。
【0003】図26は上記スイッチ部6の構成を示した
もので、このスイッチ部6には、暑いと感じた時に操作
する感覚スイッチ6a、寒いと感じた時に操作する感覚
スイッチ6bなどが設けられている。マイクロコンピュ
ータ7には、感覚スイッチ6と温度検出器2,3の情報
から設定温度を決定する決定手段があり、メモリ10に
は図27に示すような室温設定温度の変更幅のデータが
格納されている。
【0004】次に、図28のフローチャートに従って動
作を説明する。このフローチャートは、図25のマイク
ロコンピュータ7のメモリ10に記憶された設定温度変
更のプログラムの一部であり、ここでは暖房運転の場合
について説明する。図25の運転スイッチ1をオンする
と、図28のフローチャートの動作がスタートし、先ず
、ステップ101で初期設定温度が設定される。次いで
ステップ102で温度検出器2,3により室内温度が検
出され、その検出信号がマイクロコンピュータ7に入力
され、ステップ103で上記設定温度と室温が比較され
る。そして、その運転モードに合せて出力回路11から
制御信号が出力され、ステップ104とステップ105
で圧縮機12のオンオフが行われる。次のステップ10
6からステップ113までは上記設定温度変更のフロー
チャートを示すものであり、ステップ107にて感覚ス
イッチ6からの入力が有ると判断されると、ステップ1
07にて暑い時のスイッチ6aかの入力か、寒い時のス
イッチ6bの入力かを判断する。このステップ107で
暑い時のスイッチ6aからの入力と判断された場合は、
ステップ110で図27に示す室温設定温度の変更幅の
特性曲線Aから設定温度の変更幅を求め、ステップ11
2で設定温度を変更する。この図27の室温変更幅は、
暑い時の感覚スイッチ6aからの信号が入力された場合
、室温が所定値より低い時には小さく、室温が所定値よ
り高い時には大きくなっている。また、ステップ107
で寒い時のスイッチ6bからの入力と判断された場合は
、ステップ111で図27に示す室温変更幅の特性曲線
Bから設定温度の変更幅を求め、ステップ113で設定
温度を変更する。
【0005】ここで、図27に示すように、寒い時の感
覚スイッチ6bからの信号が入力された場合の室温変更
幅は、室温が所定値より低い時には大きく、室温が所定
値より高い時には小さくなっている。そして、次からは
上記のように変更された設定温度にて再びステップ10
2からの動作が行われ、その設定温度と室温とが等しく
なるように圧縮機12がオン・オフされ、環境が快適に
コントロールされる。このようにして、使用者の感覚に
合せて、室内温度が制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】冷暖房機は、室内を快
適な環境に保ち、生活するために使用するものである。 冷暖房機が室内環境の要因の中で制御可能なものは、温
度が主である。人の暑い寒いなどの温熱感覚は、人体か
らの放熱量と産熱量のバランスにより、決定される。人
体からの放熱量は、温熱4要素といわれる温度、湿度、
瑤射、気流により決り、これらにより温熱感覚が決定す
る。冷暖房機は、温熱4要素の温度を制御し、快適な環
境をつくるものである。また、人体は大きさがあり、暑
い寒いを感じる温熱感覚受容器は、皮膚全体に分布して
いる。人体の温熱感覚は、この皮膚全体に広がる温熱感
覚受容器の総合された結果として決定される。従って、
使用者の感覚入力を受け、設定温度を決定する場合、温
度だけではなく温熱4要素と、この温熱4要素の分布を
考慮する必要がある。しかしながら、上記のような冷暖
房機にあっては、暑いと感じた時あるいは寒いと感じた
時にそれぞれの感覚スイッチ6a,6bを操作しても、
設定温度がその時の室内温度に応じて変更されるだけで
あり、温度以外の他の要素や温熱4要素の分布を考慮し
ておらず、人の感覚に合致しないという課題があった。
【0007】この発明はかかる課題を解消するためにな
されたもので、使用者の感覚に合致した設定温度を決定
する快適な冷暖房装置を提供することを目的としている
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明における冷暖
房装置は、使用者が温熱感覚を入力する感覚入力部と、
冷暖房機器に取付けられ、室温の代表値を検出する室温
検出器と、前記室温検出器より床近傍に取付けられ、床
付近の温度を検知する床付近空気温度検出器と、前記感
覚入力部と前記室温検出器と前記床付近空気温度検出器
の出力により、暑い状況を現す感覚入力の時、設定温度
を低く、寒い状況を現す感覚入力の時、設定温度を高く
変更する設定温度決定手段と、この変更幅を室温と床付
近空気温度により変化させる設定温度変更幅決定手段と
が設けられている。
【0009】第2の発明における冷暖房装置は、使用者
が温熱感覚を入力する感覚入力部と、冷暖房機器に取付
けられ、室温の代表値を検出する室温検出器と、床面に
取付けられ、床面の温度を検知する床温検出器と、前記
感覚入力部と前記室温検出器と前記床温検出器の出力に
より、暑い状況を現す感覚入力の時、設定温度を低く、
寒い状況を現す感覚入力の時、設定温度を高く変更する
設定温度決定手段と、この変更幅を室温と床温により変
化させる設定温度変更幅決定手段とが設けられている。
【0010】第3の発明における冷暖房装置は、使用者
が温熱感覚を入力する感覚入力部と、冷暖房機器に取付
けられ、室温の代表値を検出する室温検出器と、壁面に
取付けられ、壁面の温度を検知する壁温検出器と、前記
感覚入力部と前記室温検出器と前記壁温検出器の出力に
より、暑い状況を現す感覚入力の時、設定温度を低く、
寒い状況を現す感覚入力の時、設定温度を高く変更する
設定温度決定手段と、この設定温度の設定温度の変更幅
を室温と壁温により変化させる設定温度変更幅決定手段
とが設けられている。
【0011】第4の発明における冷暖房装置は、使用者
が温熱感覚を入力する感覚入力部と、冷暖房機器に取付
けられ、室温の代表値を検出する室温検出器と、冷暖房
装置の取付けられた室内の瑤射温度を検知する輻射温度
検出器と、前記感覚入力部と前記室温検出器と前記瑤射
温度検出器の出力により、暑い状況を現す感覚入力の時
、設定温度を低く、寒い状況を現す感覚入力の時、設定
温度を高く変更する設定温度決定手段と、この設定温度
の変更幅を室温と瑤射温度により変化させる設定温度変
更幅決定手段とが設けられている。
【0012】第5の発明における冷暖房装置は、使用者
が温熱感覚を入力する感覚入力部と、冷暖房機器に取付
けられ、室温の代表値を検出する第1の室温検出器と、
冷暖房機器より分離され冷暖房機器の操作を行うリモコ
ンに取付けられリモコン付近の温度を検出する第2の室
温検出器と、前記感覚入力部と前記第1の室温検出器と
前記第2の室温検出器の出力により、暑い状況を現す感
覚入力の時、設定温度を低く、寒い状況を現す感覚入力
の時、設定温度を高く変更する設定温度決定手段と、こ
の設定温度の変更幅を第1の室温と第2の室温により変
化させる設定温度変更幅決定手段とが設けられている。
【0013】第6の発明における冷暖房装置は、使用者
が温熱感覚を入力する感覚入力部と、冷暖房機器に取付
けられ、室温の代表値を検出する室温検出器と、冷暖房
機器の冷暖房能力と、前記感覚入力部と前記室温検出器
の出力と前記冷暖房能力により、暑い状況を現す感覚入
力の時、設定温度を低く、寒い状況を現す感覚入力の時
、設定温度を高く変更する設定温度決定手段と、この設
定温度の変更幅を室温と冷暖房能力により変化させる設
定温度変更幅決定手段とが設けられている。
【0014】
【作用】この第1の発明における冷暖房装置は、使用者
の感覚入力時に、室温だけではなく、使用者の温熱感覚
に大きな影響を与える床付近の空気温度を情報とし、例
えば寒い時入力の場合、室温と床付近空気温度の両方が
低い時は大きく設定温度を上げ、室温のみまたは床付近
空気温度定温度のみの温度が低い時は少し設定温度を上
げ、暑い時入力の場合、室温と床付近空気温度の両方が
高い時は大きく設定温度を下げ、室温のみまたは床付近
空気温度のみの温度が高い時は、少し設定温度を下げる
というように室温と床付近空気温度により使用者の感覚
を推論し、使用者の好みにあわせ、設定温度を制御する
ものである。
【0015】この第2の発明における冷暖房装置は、使
用者の感覚入力時に、室温だけではなく、使用者の温熱
感覚に大きな影響を与える床の温度を情報とし、例えば
寒い時入力の場合、室温と床温の両方が低い時は大きく
設定温度を上げ、室温のみまたは床温のみの温度が低い
時は少し設定温度を上げ、暑い時入力の場合、室温と床
温の両方が高い時は大きく設定温度を下げ、室温のみま
たは床温のみの温度が高い時は、少し設定温度を下げる
というように室温と床温により使用者の感覚を推論し、
使用者の好みのあわせ、設定温度を制御するものである
【0016】この第3の発明における冷暖房装置は、使
用者の感覚入力時に、室温だけではなく、使用者の温熱
感覚に大きな影響を与える壁の温度を情報とし、例えば
寒い時入力の場合、室温と壁温の両方が低い時は大きく
設定温度を上げ、室温のみまたは壁温のみの温度が低い
時は少し設定温度を上げ、暑い時入力の場合、室温と壁
温の両方が高い時は大きく設定温度を下げ、室温のみま
たは壁温のみの温度が高い時は、少し設定温度を下げる
というように室温と壁温により使用者の感覚を推論し、
使用者の好みのあわせ、設定温度を制御するものである
【0017】この第4の発明における冷暖房装置は、使
用者の感覚入力時に、室温だけではなく、使用者の温熱
感覚に大きな影響を与える室内の瑤射温度を情報とし、
例えば寒い時入力の場合、室温と瑤射温度の両方が低い
時は大きく設定温度を上げ、室温のみまたは瑤射温度が
低い時は少し設定温度を上げ、暑い時入力の場合、室温
と瑤射温度の両方が高い時は大きく設定温度を下げ、室
温のみまたは瑤射温度のみの温度が高い時は、少し設定
温度を下げるというように室温と瑤射温度により使用者
の感覚を推論し、使用者の好みのあわせ、設定温度を制
御するものである。
【0018】この第5の発明における冷暖房装置は、使
用者の感覚入力時に、室温(第1の室温)だけではなく
、使用者の温熱感覚に大きな影響を与える冷暖房機器の
操作を行うリモコン付近の温度(第2の室温)を情報と
し、例えば寒い時入力の場合、第1の室温と第2の室温
の両方が低い時は大きく設定温度を上げ、第1の室温の
みまたは第2の室温のみの温度が低い時は少し設定温度
を上げ、暑い時入力の場合、第1の室温と第2の室温の
両方が高い時は大きく設定温度を下げ、第1の室温のみ
または第2の室温のみの温度が高い時は、少し設定温度
を下げるというように第1の室温と第2の室温により使
用者の感覚を推論し、使用者の好みのあわせ、設定温度
を制御するものである。
【0019】この第6の発明における冷暖房装置は、使
用者の感覚入力時に、室温だけではなく、使用者の温熱
感覚に大きな影響を与える輻射温度を冷暖房機器の冷暖
房能力から推論し、この室温と冷暖房機器の冷暖房能力
を情報とし、例えば寒い時入力の場合、室温が低くまた
冷暖房機器の冷暖房能力が大きい時は大きく設定温度を
上げ、室温のみの温度が低い時か冷暖房能力が大きい時
は少し設定温度を上げ、暑い時入力の場合、室温が高く
冷暖房能力が小さい時は大きく設定温度を下げ、室温の
みの温度が高い時か冷暖房能力が小さい時は少し設定温
度を下げるというように室温と冷暖房機器の冷暖房能力
より使用者の感覚を推論し、使用者の好みのあわせ、設
定温度を制御するものである。
【0020】
【実施例】以下、この発明の1実施例を図をもって説明
する。図1から図4は、第1の発明の1実施例を示すも
のであり、図1は回路構成図であり、図において、1は
運転スイッチ、2は冷暖房すべき部屋の室内温度を検出
する室温検出素子、3は室温検出素子2の値をデジタル
値に変換するA/D変換器、4は前記室温検出素子2よ
り床近傍に取付けられ、床付近の温度を検出する床付近
空気温度検出素子、5は室温検出素子4の値をデジタル
値に変換するA/D変換器、6は使用者の感覚に合せて
設定温度を変更するための複数の感覚スイッチを有した
スィッチ部、7はその設定温度の変更手段を有したマイ
クロコンピュータで、入力回路8、CPU9、メモリ1
0、出力回路11を有している。12はその出力回路1
1からの信号によって制御される圧縮機である。上記ス
イッチ部6には、暑いと感じた時に操作する感覚スイッ
チ6a、寒いと感じた時に操作する感覚スイッチ6bな
どが設けられている。
【0021】図2は基本制御概要を示すブロック図であ
り、図において、13は室温検出器、14は床付近温度
検出器、15は設定温度変更幅決定手段であり、感覚入
力スイッチ6からの入力信号及び、感覚入力スイッチ6
が押された時の室温検出器13と床付近温度検出器14
から設定温度の変更量を決定する。16は設定温度決定
手段であり、感覚入力スイッチがおされた時の室温検出
器13を基準に、設定温度変更幅決定手段16で決定し
た設定温度の変更幅を、暑い時の場合引き、寒い時の場
合加えて、設定温度を決定する。この設定温度変更幅決
定手段15と設定温度決定手段16は、例えばマイクロ
コンピュータ7により構成される。
【0022】図3は、設定温度の変更量を推論するファ
ジールール図である。例えば、暑い時の感覚スイッチ6
aが押された時に、検出された室内温度と床付近温度か
ら、室内温度が高く、床付近空気温度が高い時には、設
定温度を下げる変更量を(大)とし、室内温度が低く、
床付近空気温度が低い時には、設定温度を下げる変更量
を(小)とし、また、室内温度が高く床付近空気温度が
低い時あるいは室内温度が低く床付近空気温度が高い時
には、設定温度を下げる変更量を(普通)とする。また
、図示していないが寒い時の感覚スイッチ6bが押され
た時に、検出された室内温度と床付近温度から、室内温
度が高く、床付近空気温度が高い時には、設定温度を上
げる変更量を(小)とし、室内温度が低く、床付近空気
温度が低い時には、設定温度を上げる変更量を(大)と
し、また、室内温度が高く床付近空気温度が低い時ある
いは室内温度が低く床付近空気温度が高い時には、設定
温度を上げる変更量を普通とする。このファジィ推論は
、マイクロコンピュータ7のメモリ10に記憶されてい
るプログラムによって行われる。
【0023】図4はマイクロコンピュータ7の設定温度
変更幅決定手段15で行われた設定温度の変更量の推論
結果を示す特性図である。図に示すように、室内温度が
21[℃]の場合のメンバーシップ関数は、普通(確か
らしさは、1.0)、同じく床付近温度が21℃]の時
のメンバーシップ関数は、普通(確からしさは、1.0
)となる。この時、ファジールールを適用して、設定温
度幅は、2[deg]となり、新しい設定温度は、21
−2=19[℃]となる。同様に、床付近温度が23[
℃]の時の設定温度の変更幅は、2.25[deg] 
となり、新しい設定温度は、18.25[℃]となる。 このように、等しい室内温度でも、床付近空気温度によ
って設定温度の変更幅は変化し、これにより、人体の感
覚に近い設定温度の変更ができる。
【0024】次に、第2の発明の1実施例を図をもって
説明する。図5から図8は、第2の発明の1実施例を示
すものであり、図5は回路構成図であり、図において、
1は運転スイッチ、2は冷暖房すべき部屋の室内温度を
検出する室温検出素子、3は室温検出素子2の値をデジ
タル値に変換するA/D変換器、17は前記室温検出素
子2より床近傍に取付けられ、床の温度を検出する床温
検出素子、18は室温検出素子4の値をデジタル値に変
換するA/D変換器、6は使用者の感覚に合せて設定温
度を変更するための複数の感覚スイッチを有したスィッ
チ部、7はその設定温度の変更手段を有したマイクロコ
ンピュータで、入力回路8、CPU9、メモリ10、出
力回路11を有している。12はその出力回路11から
の信号によって制御される圧縮機である。上記スイッチ
部6には、暑いと感じた時に操作する感覚スイッチ6a
、寒いと感じた時に操作する感覚スイッチ6bなどが設
けられている。
【0025】図6は基本制御概要を示すブロック図であ
り、図において、13は室温検出器、19は床温検出器
、15は設定温度変更幅決定手段であり、感覚入力スイ
ッチ6からの入力信号及び、感覚入力スイッチ6が押さ
れた時の室温検出器13と床温検出器19から設定温度
の変更量を決定する。16は設定温度決定手段であり、
感覚入力スイッチがおされた時の室温検出器13を基準
に、設定温度変更幅決定手段16で決定した設定温度の
変更幅を、暑い時の場合引き、寒い時の場合加えて、設
定温度を決定する。この設定温度変更幅決定手段15と
設定温度決定手段16は、例えばマイクロコンピュータ
7により構成される。
【0026】図7は、設定温度の変更量を推論するファ
ジールール図である。例えば、暑い時の感覚スイッチ6
aが押された時に、検出された室内温度と床面温度から
、室内温度が高く、床面温度が高い時には、設定温度を
下げる変更量を(大)とし、室内温度が低く、床面温度
が低い時には、設定温度を下げる変更量を(小)とし、
また、室内温度が高く床面温度が低い時あるいは室内温
度が低く床面温度が高い時には、設定温度を下げる変更
量を(普通)とする。また、図示していないが、寒い時
の感覚スイッチ6bが押された時に、検出された室内温
度と床面温度から、室内温度が高く、床面温度が高い時
には、設定温度を上げる変更量を(小)とし、室内温度
が低く、床面温度が低い時には、設定温度を上げる変更
量を(大)とし、また、室内温度が高く床面温度が低い
時あるいは室内温度が低く床面温度が高い時には、設定
温度を上げる変更量を(普通)とする。このファジー推
論は、マイクロコンピュータ7のメモリ10に記憶され
ているプログラムによって行われる。
【0027】図8はマイクロコンピュータ7の設定温度
変更幅決定手段15で行われた設定温度の変更量の推論
結果を示す特性図である。図に示すように、室温が21
[℃]の場合のメンバーシップ関数は、普通(確からし
さは、1.0)、同じく床面温度が21[℃]の時のメ
ンバーシップ関数は、普通(確からしさは、1.0)と
なる。この時、ファジールールを適用して、設定温度幅
は、2[deg]となり、新しい設定温度は、21−2
=19[℃]となる。同様に、床面温度が23[℃]の
時の設定温度の変更幅は、2.75[deg] となり
、新しい設定温度は、18.25[℃]となる。このよ
うに、等しい室内温度でも、床面温度によって設定温度
の変更幅は変化し、これにより、人体の感覚に近い設定
温度の変更ができる。
【0028】図9から図12は、第3の発明の1実施例
を示すものであり、図9は冷暖房機の回路構成図であり
、図において、1は運転スイッチ、2は冷暖房すべき部
屋の室内温度を検出する室温検出素子、3は室温検出素
子2の値をデジタル値に変換するA/D変換器、20は
冷暖房機が取付けられた部屋の壁の温度を検出する壁温
度検出素子、21は壁温度検出素子20の値をデジタル
値に変換するA/D変換器、6は使用者の感覚に合せて
設定温度を変更するための複数の感覚スイッチを有した
スィッチ部、7はその設定温度の変更手段を有したマイ
クロコンピュータで、入力回路8、CPU9、メモリ1
0、出力回路11を有している。12はその出力回路1
1からの信号によって制御される圧縮機である。上記ス
イッチ部6には、暑いと感じた時に操作する感覚スイッ
チ6a、寒いと感じた時に操作する感覚スイッチ6bな
どが設けられている。
【0029】図10は基本制御概要を示すブロック図で
あり、図において、13は室温検出器、22は壁温検出
器、15は設定温度の変更幅決定手段であり、感覚入力
スイッチ6からの入力信号及び、感覚入力スイッチ6が
押された時の室温検出器13と壁温検出器14から設定
温度の変更量を決定する。16は設定温度決定手段であ
り、感覚入力スイッチがおされた時の室温検出器13を
基準に、設定温度変更幅決定手段16で決定した変更幅
を、暑い時の場合引き、寒い時の場合を加えて、設定温
度を決定する。この設定温度変更幅決定手段15と設定
温度決定手段16は、例えばマイクロコンピュータ7に
より構成される。
【0030】図11は、設定温度の変更量を推論するフ
ァジールール図である。例えば、暑い時の感覚スイッチ
6aが押された時に、検出された室内温度と壁温度から
、室内温度が高く、壁温度が高い時には、設定温度を下
げる変更量を(大)とし、室内温度が低く、壁温度が低
い時には、設定温度を下げる変更量を(小)とし、また
、室内温度が高く壁温度が低い時あるいは室内温度が低
く壁温度が高い時には、設定温度を下げる変更量を(普
通)とする。また、図示していないが寒い時の感覚スイ
ッチ6bが押された時に、検出された室内温度と壁温度
から、室内温度が高く、壁温度が高い時には、設定温度
を上げる変更量を(小)とし、室内温度が低く、壁温度
が低い時には、設定温度を上げる変更量を(大)とし、
また、室内温度が高く壁温度が低い時あるいは室内温度
が低く壁温度が高い時には、設定温度を上げる変更量を
普通とする。このファジィ推論は、マイクロコンピュー
タ7のメモリ10に記憶されているプログラムによって
行われる。
【0031】図12はマイクロコンピュータ7の設定温
度変更幅決定手段15で行われた設定温度の変更量の推
論結果を示す特性図である。図に示すように、室内温度
が21[℃]の場合のメンバーシップ関数は、普通(確
からしさは、1.0)、同じく壁温度が21[℃]の時
のメンバーシップ関数は、普通(確からしさは、1.0
)となる。この時、ファジールールを適用して、設定温
度幅は、2[deg]となり、新しい設定温度は、21
−2=19[℃]となる。同様に、壁温度が15[℃]
の時の設定温度の変更幅は、1.25[deg] とな
り、新しい設定温度は、19.75[℃]となる。この
ように、等しい室内温度でも、壁温度によって設定温度
の変更幅は変化し、これにより、人体の感覚に近い設定
温度の変更ができる。
【0032】図13から図16は、第4の発明の1実施
例を示すものであり、図13は冷暖房装置の回路構成図
であり、図において、1は運転スイッチ、2は冷暖房す
べき部屋の室内温度を検出する室温検出素子、3は室温
検出素子2の値をデジタル値に変換するA/D変換器、
23は冷暖房装置が取付けられた部屋の瑤射温度を検出
する瑤射検出素子、24は瑤射検出素子23の値をデジ
タル値に変換するA/D変換器、6は使用者の感覚に合
せて設定温度を変更するための複数の感覚スイッチを有
したスイッチ部、7はその設定温度の変更手段を有した
マイクロコンピュータで、入力回路8、CPU9、メモ
リ10、出力回路11を有している。12はその出力回
路11からの信号によって制御される圧縮機である。上
記スイッチ部6には、暑いと感じた時に操作する感覚ス
イッチ6a、寒いと感じた時に操作する感覚スイッチ6
bなどが設けられている。
【0033】図14は基本制御概要を示すブロック図で
あり、図において、13は室温検出器、25は瑤射検出
器、15は設定温度変更幅決定手段であり、感覚入力ス
イッチ6からの入力信号及び、感覚入力スイッチ6が押
された時の室温検出器13と瑤射検出器25から設定温
度の変更量を決定する。16は設定温度決定手段であり
、感覚入力スイッチがおされた時の室温検出器13を基
準に、設定温度変更幅決定手段16で決定した変更幅を
、暑い時の場合引き、寒い時の場合加えて、設定温度を
決定する。この設定温度変更幅決定手段15と設定温度
決定手段16は、例えばマイクロコンピュータ7により
構成される。
【0034】図15は、設定温度の変更量を推論するフ
ァジールール図である。例えば、暑い時の感覚スイッチ
6aが押された時に、検出された室内温度と瑤射温度か
ら、室内温度が高く、瑤射温度が高い時には、設定温度
を下げる変更量を(大)とし、室内温度が低く、瑤射温
度が低い時には、設定温度を下げる変更量を(小)とし
、また、室内温度が高く床面温度が低い時あるいは室内
温度が低く床面温度が高い時には、設定温度を下げる変
更量を(普通)とする。また図示していないが、寒い時
の感覚スイッチ6bが押された時に、検出された室内温
度と瑤射温度から、室内温度が高く、瑤射温度が高い時
には、設定温度を上げる変更量を(小)とし、室内温度
が低く、瑤射温度が低い時には、設定温度を上げる変更
量を(大)とし、また、室内温度が高く瑤射温度が低い
時あるいは室内温度が低く瑤射温度が高い時には、設定
温度を上げる変更量を(普通)とする。このファジー推
論は、マイクロコンピュータ7のメモリ10に記憶され
ているプログラムによって行われる。
【0035】図16はマイクロコンピュータ7の設定温
度変更幅決定手段15で行われた設定温度の変更量の推
論結果を示す特性図である。図16に示すように、室温
が21[℃]の場合のメンバーシップ関数は、普通(確
からしさは、1.0)、同じく瑤射温度が21[℃]の
時のメンバーシップ関数は、普通(確からしさは、1.
0)となる。この時、ファジールールを適用して、設定
温度幅は、2[deg]となり、新しい設定温度は、2
1−2=19[℃]となる。同様に瑤射温度が26[℃
]の時の設定温度の変更幅は、2.75[deg] と
なり、新しい設定温度は、18.25[℃]となる。こ
のように、等しい室内温度でも、瑤射温度によって設定
温度の変更幅は変化し、これにより、人体の感覚に近い
設定温度の変更ができる。
【0036】図17から図20は、第5の発明の1実施
例を示すものであり、図17は冷暖房装置の回路構成図
であり、図において、1は運転スイッチ、2は冷暖房す
べき部屋の室内温度を検出する第1の室温検出素子、3
は第1の室温検出素子2の値をデジタル値に変換するA
/D変換器、26は冷暖房装置の操作を行うリモコンに
取付けられ、リモコン付近の空気温度を検出する第2の
室温検出素子、27は第2の室温検出素子26の値をデ
ジタル値に変換するA/D変換器、6は使用者の感覚に
合せて設定温度を変更するための複数の感覚スイッチを
有したスィッチ部、7はその設定温度の変更手段を有し
たマイクロコンピュータで、入力回路8、CPU9、メ
モリ10、出力回路11を有している。12はその出力
回路11からの信号によって制御される圧縮機である。 上記スイッチ部6には暑いと感じた時に操作する感覚ス
イッチ6a、寒いと感じた時に操作する感覚スイッチ6
bなどが設けられている。
【0037】図18は基本制御概要を示すブロック図で
あり、図において、13は第1の室温検出器、28は第
2の室温検出器、15は設定温度変更幅決定手段であり
、感覚入力スイッチ6からの入力信号及び、感覚入力ス
イッチ6が押された時の第1の室温検出器13と第2の
室温検出器28から設定温度の変更量を決定する。16
は設定温度決定手段であり、感覚入力スイッチがおされ
た時の第1の室温検出器13を基準に、設定温度変更幅
決定手段16で決定した変更幅を、暑い時の場合引き、
寒い時の場合を加えて、設定温度を決定する。この設定
温度変更幅決定手段15と設定温度決定手段16は、例
えばマイクロコンピュータ7により構成される。
【0038】図19は、設定温度の変更量を推論するフ
ァジールール図である。例えば、暑い時の感覚スイッチ
6aが押された時に、検出された第1の室内温度と第2
の室内温度から、第1の室内温度が高く、第2の室内温
度が高いときは、設定温度を下げる変更量を(大)とし
、第1の室内温度が低く、第2の室内温度が低い時には
、設定温度を下げる変更量を(小)とし、また第1の室
内温度が高く第2の室内温度が低い時あるいは第1の室
内温度が低く第2の室内温度が高い時には、設定温度を
下げる変更量を(普通)とする。また、図示していない
が寒い時の感覚スイッチ6bが押された時に、検出され
た第1の室内温度と第2の室内温度から、第1の室内温
度が高く、第2の室内温度が高い時には、設定温度を上
げる変更量を(小)とし、第1の室内温度が低く、第2
の室内温度が低い時には、設定温度を上げる変更量を(
大)とし、また、第1の室内温度が高く第2の室内温度
が低い時あるいは第1の室内温度が低く第2の室内温度
が高い時には、設定温度を上げる変更量を普通とする。 このファジィ推論は、マイクロコンピュータ7のメモリ
10に記憶されているプログラムによって行われる。
【0039】図20はマイクロコンピュータ7の設定温
度変更幅決定手段15で行われた設定温度の変更量の推
論結果を示す特性図である。図に示すように、第1の室
内温度が21[℃の場合のメンバーシップ関数は、普通
(確からしさは、1.0)、同じく第2の室内温度が2
1[℃]の時のメンバーシップ関数は、普通(確からし
さは、1.0)となる。この時、ファジールールを適用
して、設定温度幅は、2[deg]となり、新しい設定
温度は、21−2=19[℃]となる。同様に、第2の
室内温度が27[℃]の時の設定温度の変更幅は、2.
75[deg] となり、新しい設定温度は、18.2
5[℃]となる。このように等しい室内温度でも、第2
の室内温度によって設定温度の変更幅は変化し、これに
より人体の感覚に近い設定温度の変更ができる。
【0040】次に、第6の発明の一実施例を図をもって
説明する。図21から図22は、第6の発明の1実施例
を示すものであり、図21は冷暖房装置の回路構成図で
あり、図において、1は運転スイッチ、2は冷暖房すべ
き部屋の室内温度を検出する室温検出素子、3は室温検
出素子2の値をデジタル値に変換するA/D変換器、2
9は後述する圧縮機の回転数など冷暖房装置の冷暖房能
力を検出する冷暖房能力検出器、6は使用者の感覚に合
せて設定温度を変更するための複数の感覚スイッチを有
したスィッチ部、7はその設定温度の変更手段を有した
マイクロコンピュータで、入力回路8、CPU9、メモ
リ10、出力回路11を有している。12はその出力回
路11からの信号によって制御される圧縮機である。上
記スイッチ部6には、暑いと感じた時に操作する感覚ス
イッチ6a、寒いと感じた時に操作する感覚スイッチ6
bなどが設けられている。
【0041】図22は基本制御概要を示すブロック図で
あり、図において、13は室温検出器、29は冷暖房装
置の冷暖房能力検出器、15は設定温度変更幅決定手段
であり、感覚入力スイッチ6からの入力信号及び、感覚
入力スイッチ6が押された時の室温検出器13と冷暖房
能力検出器29から設定温度の変更量を決定する。16
は設定温度決定手段であり、感覚入力スイッチがおされ
た時の室温検出器13を基準に、設定温度変更幅決定手
段16で決定した変更幅を、暑い時の場合引き、寒い時
の場合加えて、設定温度を決定する。この設定温度変更
幅決定手段15と設定温度決定手段16は、例えばマイ
クロコンピュータ7により構成される。
【0042】図23は、設定温度の変更量を推論するフ
ァジールール図である。例えば、暑い時の感覚スイッチ
6aが押された時に、検出された室内温度と冷暖房能力
から、室内温度が高く、冷暖房能力が小さい時には、設
定温度を下げる変更量を(大)とし、室内温度が低く、
冷暖房能力が大きい時には、設定温度を下げる変更量を
(小)とし、また、室内温度が高く冷暖房能力が大きい
、あるいは室内温度が低く冷暖房能力が小さいには、設
定温度を下げる変更量を(普通)とする。また、図示し
ていないが、寒い時の感覚スイッチ6bが押された時に
、検出された室内温度と冷暖房能力から、室内温度が高
く、冷暖房能力が高い時には、設定温度を上げる変更量
を(小)とし、室内温度が低く、冷暖房能力が低い時に
は、設定温度を上げる変更量を(大)とし、また、室内
温度が高く冷暖房能力が大きい時あるいは室内温度が低
く、冷暖房能力が高い時には、設定温度を上げる変更量
を(普通)とする。このファジー推論は、マイクロコン
ピュータ7のメモリ10に記憶されているプログラムに
よって行われる。
【0043】図24はマイクロコンピュータ7の設定温
度変更幅決定手段15で行われた設定温度の変更量の推
論結果を示す特性図である。図24に示すように、室温
が21[℃]の場合のメンバーシップ関数は、普通(確
からしさは、1.0)、同じく冷暖房能力が50%の時
のメンバーシップ関数は、普通(確からしさは、1.0
)となる。この時、ファジールールを適用して、設定温
度幅は、2[deg]となり、新しい設定温度は、21
−2=19[℃]となる。同様に冷暖房能力が100[
%]の時の設定温度の変更幅は、1.25[deg] 
となり、新しい設定温度は、19.75[℃]となる。 このように、等しい室内温度でも、冷暖房能力によって
設定温度の変更幅は変化し、これにより、人体の感覚に
近い設定温度の変更ができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、『
暑い』『寒い』などの感覚入力機能を持ち、暑い状況を
現す感覚入力の時、設定温度を低く、寒い状況を現す感
覚入力の時、設定温度を高く変更する冷暖房装置におい
て、室温検出器が検出する室温の代表値と、室温検出器
より床近傍に取付けられた床付近温度検出器が検出する
床付近の温度から、感覚入力時の設定温度変更幅を変化
するので、使用者の温熱感覚に影響を与える室温と床付
近温度により、室温の変更幅が決定され、使用者の感覚
に合致した設定温度を決めることができ、煩わしい設定
温度の変更を少ない回数で正しく行うことができ、快適
な冷暖房装置を提供することができる。
【0045】また、第2の発明によれば、室温検出器が
検出する室温の代表値と、床面に取付けられた床温検出
器が検出する床の温度から、感覚入力時の設定温度変更
幅を変化するので、使用者の温熱感覚に影響を与える室
温と床温により、室温の変更幅を決定するので、使用者
の感覚に合致した設定温度を決めることができ、煩わし
い設定温度の変更を少ない回数で正しく行うことができ
、快適な冷暖房装置を提供することができる。
【0046】また、第3の発明によれば、室温検出器が
検出する室温の代表値と、壁面に取付けられた壁温検出
器が検出する壁の温度から、感覚入力時の設定温度変更
幅を変化するので、使用者の温熱感覚に影響を与える室
温と壁温により、室温の変更幅を決定するので、使用者
の感覚に合致した設定温度を決めることができ、煩わし
い設定温度の変更を少ない回数で正しく行うことができ
、快適な冷暖房装置を提供することができる。
【0047】また、第4の発明によれば、室温検出器が
検出する室温の代表値と、冷暖房装置に取り付けられた
輻射温度検出器が検出する輻射温度から、感覚入力時の
設定温度変更幅を変化するので、使用者の温熱感覚に影
響を与える室温と輻射温度により、室温の変更幅を決定
するので、使用者の感覚に合致した設定温度を決めるこ
とができ、煩わしい設定温度の変更を少ない回数で正し
く行うことができ、快適な冷暖房装置を提供することが
できる。
【0048】また、第5の発明によれば、第1の室温検
出器が検出する第1の室温と、冷暖房装置の操作を行う
リモコンに取り付けられた第2の室温検出器が検出する
第2の室温から、感覚入力時の設定温度変更幅を変化す
るので、使用者の温熱感覚に影響を与える室温とリモコ
ン付近の温度により、室温の変更幅を決定するので、使
用者の感覚に合致した設定温度を決めることができ、煩
わしい設定温度の変更を少ない回数で正しく行うことが
でき、快適な冷暖房装置を提供することができる。
【0049】また、第6の発明によれば、室温検出器が
検出する室温の代表値と、冷暖房装置の冷暖房能力から
、感覚入力時の設定温度変更幅を変化するので、使用者
の温熱感覚に影響を与える室温と、使用者の温熱感覚に
影響を与える輻射温度と相関がある冷暖房装置の冷暖房
能力より、室温の変更幅を決定するので、使用者の感覚
に合致した設定温度を決めることができ、煩わしい設定
温度の変更を少ない回数で正しく行うことができ、快適
な冷暖房装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明による一実施例を示す冷暖房機の回
路構成図である。
【図2】第1の発明による基本制御概要を示すブロック
図である。
【図3】第1の発明による設定温度の変更量を推論する
ファジールール図である。
【図4】第1の発明による設定温度の変更量の推論結果
を示す特性図である。
【図5】第2の発明による一実施例を示す冷暖房機の回
路構成図である。
【図6】第2の発明による基本制御概要を示すブロック
図である。
【図7】第2の発明による設定温度の変更量を推論する
ファジールール図である。
【図8】第2の発明による設定温度の変更量の推論結果
を示す特性図である。
【図9】第3の発明による一実施例を示す冷暖房機の回
路構成図である。
【図10】第3の発明による基本制御概要を示すブロッ
ク図である。
【図11】第3の発明による設定温度の変更量を推論す
るファジールール図である。
【図12】第3の発明による設定温度の変更量の推論結
果を示す特性図である。
【図13】第4の発明による一実施例を示す冷暖房機の
回路構成図である。
【図14】第4の発明による基本制御概要を示すブロッ
ク図である。
【図15】第4の発明による設定温度の変更量を推論す
るファジールール図である。
【図16】第4の発明による設定温度の変更量の推論結
果を示す特性図である。
【図17】第5の発明による一実施例を示す冷暖房機の
回路構成図である。
【図18】第5の発明による基本制御概要を示すブロッ
ク図である。
【図19】第5の発明による設定温度の変更量を推論す
るファジールール図である。
【図20】第5の発明による設定温度の変更量の推論結
果を示す特性図である。
【図21】第6の発明による一実施例を示す冷暖房機の
回路構成図である。
【図22】第6の発明による基本制御概要を示すブロッ
ク図である。
【図23】第6の発明による設定温度の変更量を推論す
るファジールール図である。
【図24】第6の発明による設定温度の変更量の推論結
果を示す特性図である。
【図25】従来の冷暖房機の回路構成図である。
【図26】従来の冷暖房機の感覚入力部の構成図である
【図27】従来の冷暖房機の設定温度の変更量を示す特
性曲線図である。
【図28】従来の冷暖房機の設定温度変更のアルゴリズ
ムを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
6  感覚入力部 13  室温検出器 14  床付近温度検出器 15  設定温度変更手段 19  床温検出器 22  壁温検出器 25  輻射温度検出器 28  第2の室温検出器 29  冷暖房能力検出器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  使用者が温熱感覚を入力する感覚入力
    部と、冷暖房機器に取付けられ、室温の代表値を検出す
    る室温検出器と、前記室温検出器より床近傍に取付けら
    れ、床付近の温度を検知する床付近空気温度検出器と、
    前記感覚入力部と前記室温検出器と前記床付近空気温度
    検出器の出力により、暑い状況を現す感覚入力の時、設
    定温度を低く、寒い状況を現す感覚入力の時、設定温度
    を高く変更する設定温度決定手段と、この設定温度の変
    更幅を室温と床付近空気温度により変化させる設定温度
    変更幅決定手段を有することを特徴とする冷暖房装置。
  2. 【請求項2】  冷暖房機器に取付けられ、室温の代表
    値を検出する室温検出器と、床面の取付けられ、床の温
    度を検出する床温検出器と、前記室温検出器と前記床温
    検出器の出力により、暑い状況を現す感覚入力の時、設
    定温度を低く、寒い状況を現す感覚入力の時、設定温度
    を高く変更する設定温度決定手段と、この設定温度の変
    更幅を室温と床温により変化させる設定温度変更幅決定
    手段を有することを特徴とする冷暖房装置。
  3. 【請求項3】  冷暖房機器に取付けられ、室温の代表
    値を検出する室温検出器と、壁面に取付けられ、壁の温
    度を検出する壁温検出器と、前記室温検出器と前記壁温
    検出器の出力により、暑い状況を現す感覚入力の時、設
    定温度を低く、寒い状況を現す感覚入力の時、設定温度
    を高く変更する設定温度決定手段と、この設定温度の変
    更幅を室温と壁温により変化させる設定温度変更幅決定
    手段を有することを特徴とする冷暖房装置。
  4. 【請求項4】  冷暖房機器に取付けられ、室温の代表
    値を検出する室温検出器と、冷暖房機器の取付けられた
    室内の瑤射温度を検出する瑤射温度検出器と、前記室温
    検出器と前記瑤射温度検出器の出力により、暑い状況を
    現す感覚入力の時、設定温度を低く、寒い状況を現す感
    覚入力の時、設定温度を高く変更する設定温度決定手段
    と、この設定温度の変更幅を室温と瑤射温度により変化
    させる設定温度変更幅決定手段を有することを特徴とす
    る冷暖房装置。
  5. 【請求項5】  冷暖房機器に取付けられ、室温の代表
    値を検出する第1の室温検出器と、冷暖房機器より分離
    され冷暖房機器の操作を行うリモコンに取付けられ、リ
    モコン付近の温度を検出する第2の室温検出器と、前記
    第1の室温検出器と前記第2の室温検出器の出力により
    、暑い状況を現す感覚入力の時、設定温度を低く、寒い
    状況を現す感覚入力の時、設定温度を高く変更する設定
    温度決定手段と、この設定温度の変更幅を第1の室温と
    第2の室温により変化させる設定温度変更幅決定手段を
    有することを特徴とする冷暖房装置。
  6. 【請求項6】  冷暖房機器に取付けられ、室温の代表
    値を検出する室温検出器と、室温を設定温度に等しくす
    るように冷暖房能力を制御する冷暖房能力制御手段と前
    記室温検出器と前記冷暖房能力制御手段により決定した
    冷暖房能力により、暑い状況を現す感覚入力の時、設定
    温度を低く、寒い状況を現す感覚入力の時、設定温度を
    高く変更する設定温度決定手段と、この設定温度の変更
    幅を室温と冷暖房能力により変化させる設定温度変更幅
    決定手段を有することを特徴とする冷暖房装置。
JP3127506A 1991-05-30 1991-05-30 冷暖房装置 Expired - Fee Related JP2697366B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3127506A JP2697366B2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 冷暖房装置
TW081102776A TW231335B (en) 1991-05-30 1992-04-10 Set-point variation device for heater
KR1019920006331A KR920021945A (ko) 1991-05-30 1992-04-16 냉난방장치
KR2019950036397U KR960002084Y1 (ko) 1991-05-30 1995-11-29 냉난방장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3127506A JP2697366B2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 冷暖房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04353332A true JPH04353332A (ja) 1992-12-08
JP2697366B2 JP2697366B2 (ja) 1998-01-14

Family

ID=14961679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3127506A Expired - Fee Related JP2697366B2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 冷暖房装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2697366B2 (ja)
KR (1) KR920021945A (ja)
TW (1) TW231335B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016103319A1 (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 三菱電機株式会社 空気調和機
WO2018066035A1 (ja) * 2016-10-03 2018-04-12 三菱電機株式会社 コントローラ、空気調和システムおよび空気調和機の制御方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112984728B (zh) * 2021-02-09 2022-07-19 青岛海尔空调器有限总公司 一种下出风空调的控制方法和下出风空调
CN112984727B (zh) * 2021-02-09 2022-07-19 青岛海尔空调器有限总公司 一种下出风空调的控制方法和下出风空调
CN112984731B (zh) * 2021-02-18 2022-07-19 青岛海尔空调器有限总公司 一种水洗下出风空调的控制方法和水洗下出风空调
CN112984733B (zh) * 2021-02-23 2022-08-19 青岛海尔空调器有限总公司 一种水洗下出风空调的控制方法和水洗下出风空调
CN112984736B (zh) * 2021-02-23 2022-08-19 青岛海尔空调器有限总公司 一种下出风空调的控制方法和下出风空调
CN112944623B (zh) * 2021-02-26 2022-06-24 青岛海尔空调器有限总公司 一种下出风空调的控制方法和下出风空调
CN112944632B (zh) * 2021-03-03 2022-06-28 青岛海尔空调器有限总公司 一种石墨烯下出风空调的控制方法和石墨烯下出风空调
CN113251497B (zh) * 2021-04-14 2022-10-28 青岛海尔空调器有限总公司 一种暖风机空调的控制方法、非暂态计算机可读存储介质

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5577656A (en) * 1978-12-07 1980-06-11 Mitsubishi Electric Corp Controlling device for air conditioner
JPS5625013A (en) * 1979-08-08 1981-03-10 Mitsubishi Electric Corp Air conditioning device for vehicle
JPS58102046A (ja) * 1981-12-11 1983-06-17 Hitachi Ltd 空気調和機
JPS61173041A (ja) * 1985-01-25 1986-08-04 Toshiba Corp 空気調和装置
JPS61250424A (ja) * 1985-04-26 1986-11-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 暖房機の制御方法
JPS6314028A (ja) * 1986-07-02 1988-01-21 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JPS63183333A (ja) * 1987-01-26 1988-07-28 Daikin Ind Ltd 空気調和機の制御装置
JPS6411634U (ja) * 1987-07-10 1989-01-20
JPH01116348U (ja) * 1988-01-29 1989-08-04
JPH0350434A (ja) * 1989-07-14 1991-03-05 Toshiba Corp 空気調和機
JPH0452440A (ja) * 1990-06-21 1992-02-20 Hitachi Ltd 空調機の制御装置
JPH04340043A (ja) * 1991-01-30 1992-11-26 Fujitsu General Ltd 空気調和機

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5577656A (en) * 1978-12-07 1980-06-11 Mitsubishi Electric Corp Controlling device for air conditioner
JPS5625013A (en) * 1979-08-08 1981-03-10 Mitsubishi Electric Corp Air conditioning device for vehicle
JPS58102046A (ja) * 1981-12-11 1983-06-17 Hitachi Ltd 空気調和機
JPS61173041A (ja) * 1985-01-25 1986-08-04 Toshiba Corp 空気調和装置
JPS61250424A (ja) * 1985-04-26 1986-11-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 暖房機の制御方法
JPS6314028A (ja) * 1986-07-02 1988-01-21 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JPS63183333A (ja) * 1987-01-26 1988-07-28 Daikin Ind Ltd 空気調和機の制御装置
JPS6411634U (ja) * 1987-07-10 1989-01-20
JPH01116348U (ja) * 1988-01-29 1989-08-04
JPH0350434A (ja) * 1989-07-14 1991-03-05 Toshiba Corp 空気調和機
JPH0452440A (ja) * 1990-06-21 1992-02-20 Hitachi Ltd 空調機の制御装置
JPH04340043A (ja) * 1991-01-30 1992-11-26 Fujitsu General Ltd 空気調和機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016103319A1 (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 三菱電機株式会社 空気調和機
WO2018066035A1 (ja) * 2016-10-03 2018-04-12 三菱電機株式会社 コントローラ、空気調和システムおよび空気調和機の制御方法
JPWO2018066035A1 (ja) * 2016-10-03 2019-02-28 三菱電機株式会社 コントローラ、空気調和システムおよび空気調和機の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2697366B2 (ja) 1998-01-14
TW231335B (en) 1994-10-01
KR920021945A (ko) 1992-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2690803B2 (ja) 空調制御装置
JPH0452440A (ja) 空調機の制御装置
KR20130092970A (ko) 빌딩 점유자의 열쾌적성 주문기초 제어
JPH05288387A (ja) 寝室温度湿度制御装置
JPH04353332A (ja) 冷暖房装置
AU744608B2 (en) Method of controlling air conditioner
JP3189410B2 (ja) 冷暖房装置
JP3564583B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JP2556884B2 (ja) 空調システム制御装置
JP2000291990A (ja) 冷暖房機器の制御装置および制御方法
KR20200036978A (ko) 공조 제어 장치 및 방법
KR960002084Y1 (ko) 냉난방장치
WO1992005058A1 (fr) Systeme de climatisation pour voiture de chemin de fer
JP2002039596A (ja) 空調制御装置
JPH05322284A (ja) 空気調和における快適度算出装置
JP2966175B2 (ja) ベッド温湿制御システム
JPH06213493A (ja) 空調運転制御装置
JPH08189684A (ja) 空気調和機の制御装置
JPH08240334A (ja) 空気調和機の制御装置
JPH06265189A (ja) 空気調和装置及びその制御方法
JPH03140738A (ja) 空気調和機の制御装置
JPH01291058A (ja) 暖房機
JPH07332728A (ja) 快適空調制御装置
JPH04155133A (ja) 空気調和機
JPH04268149A (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees