JPH08230572A - ルーフラック取付構造 - Google Patents

ルーフラック取付構造

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Publication number
JPH08230572A
JPH08230572A JP7041577A JP4157795A JPH08230572A JP H08230572 A JPH08230572 A JP H08230572A JP 7041577 A JP7041577 A JP 7041577A JP 4157795 A JP4157795 A JP 4157795A JP H08230572 A JPH08230572 A JP H08230572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
roof rack
bow
rack
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7041577A
Other languages
English (en)
Inventor
Akito Akasaki
昭人 赤崎
Satoshi Kurumada
聡 車田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP7041577A priority Critical patent/JPH08230572A/ja
Publication of JPH08230572A publication Critical patent/JPH08230572A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な手段によりルーフラックの支持剛性の
向上を図ること。 【構成】 ルーフパネル2の左右両端部に、ルーフラッ
ク1が車両前後方向に延在して取り付けられているルー
フラック取付構造において、ルーフパネル2の裏面に、
左右両端部をルーフサイドレール4に結合されてルーフ
パネル2を支持する骨格部材としてのルーフボウ3が横
架され、ルーフラック1の中間部がルーフボウ3の左右
両端部に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の屋根に取り付け
られて、屋根に積載した荷物の固定などに利用できるル
ーフラックの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ルーフラック取付構造として、例
えば、図3に示すような構造が知られている。
【0003】この従来のルーフラック取付構造は、ルー
フパネル01の左右端部を支持して車両前後方向に延在
されているルーフサイドレール02に(車両左側のもの
のみ図示)、ブラケット03の一端部がボルト・ナット
により結合され、このブラケット03の他端部にレイン
フォース04の一端部がボルト・ナットで結合され、こ
のレインフォース04において前記ルーフパネル01の
開口部05から露出している部分に、車両前後方向に延
在されているルーフラック06がボルト07およびナッ
ト08で取り付けられている構造となっている。したが
って、左右のルーフラック06,06の間に支持枠を架
け渡して荷物を積載した場合、ルーフラック06に入力
された荷重は、レインフォース04からブラケット03
に入力されてルーフサイドレール03により支持される
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のルーフラ
ック取付構造では、ルーフパネル01の左右の各ルーフ
ラック06に入力された荷重が、それぞれ、片持支持状
態のレインフォース04ならびにブラケット03を介し
て1本のルーフサイドレール02により支持される構造
であったため、支持剛性の確保が難しいという問題があ
った。
【0005】また、ルーフラック06を取り付けるため
の専用のブラケット03ならびにレインフォース04を
設定しているため、コストアップを招きがちであり、コ
ストダウンが望まれていた。
【0006】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、安価な手段によりルーフラックの支持
剛性の向上を図ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明では、ルーフパネルの左右両端部に、ルーフ
ラックが車両前後方向に延在して取り付けられているル
ーフラック取付構造において、前記ルーフパネルの裏面
に、左右両端部をルーフサイドレールに結合されてルー
フパネルを支持する骨格部材としてのルーフボウが横架
され、前記ルーフラックの少なくとも一部が、前記ルー
フボウの左右両端部に取り付けられている取付構造とし
た。
【0008】
【作用】本発明構造では、ルーフラックに入力された荷
重は、車幅方向に横架されているルーフボウに入力さ
れ、このルーフボウの左右両端部が結合されている左右
のルーサイドレールで支持される。
【0009】
【実施例】本発明実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】図2は、本発明実施例のルーフラック取付
構造を適用したルーフラック1を示す斜め上方からの斜
視図であって、ルーフパネル2の左右両端部の上側にル
ーフラック1が車両前後方向に延在され、このルーフラ
ック1の前後両端部と中間部との合計3箇所がルーフパ
ネル2に取り付けられている。なお、図において矢印F
Rが車両の前方を示しており、ルーフラック1は、ルー
フパネル2の左側に取り付けられているもののみを示し
ている。
【0011】このようにルーフラック1の3箇所をルー
フパネル2に取り付けるにあたり、本実施例の取付構造
は中間部のみに適用されており、以下、この構造につい
て詳述する。なお、ルーフラック1の前後両端部の取り
付けには、従来技術で示した取付構造を用いているため
説明を省略する。
【0012】図示のように前記ルーフパネル2の裏面に
は、ルーフパネル2を支持する骨格部材としてのルーフ
ボウ3が車幅方向に横架されている。なお、このルーフ
ボウ3は、図では1本のみしか示していないが、車両前
後方向に所定の間隔を有して複数設けられている。この
ルーフボウ3は、図1の断面図に示すように左右両端部
がルーフサイドレール4に結合されている。すなわち、
前記ルーフサイドレール4は、レールインナ4aとレー
ルアウタ4bとを溶接により結合して箱断面形状に形成
され、ルーフパネル2の左右端部に沿って前後方向に延
在されている。そして、このレールアウタ4bの外側に
ドリップ5の車体側端縁が溶接により結合され、このド
リップ5の上面に前記ルーフボウ3の左右端部ならびに
ルーフパネル2の左右端縁部が重なり合った状態で溶接
により結合されている。
【0013】なお、前記ルーフボウ3は、略帯状の中央
部材3a(図2参照)と、この中央部材3aよりも板圧
が厚く形成されて中央部材3aの両端に結合された略扇
形状の端部部材3bとで構成されており、前記中央部材
3aはスペーサ6を介してルーフパネル2の裏面に当接
され、端部部材3bには、支持部3cが僅かに上方に突
出して形成され、かつ、この支持部3cには貫通穴3d
が穿設され、その下側にウエルドナット3eが設けられ
ている。
【0014】また、前記ルーフパネル2の左右両端部で
あって、前記ルーフラック1が設けられる位置の真下の
位置には開口部2aが設けられ、この開口部2aから前
記ルーフボウ3の支持部3cが車外に露出している。な
お、開口部2aの周縁と支持部3cとの間は、シール材
7でシールされている。
【0015】前記ルーフラック1は、図2に示すように
前後方向に延在されているパイプフレーム1aと、この
パイプフレーム1aの前後両端部に結合されてパイプフ
レーム1aを支持する端部脚部材1bと、前記パイプフ
レーム1aの中間部の下側に結合されてパイプフレーム
1aを支持する中間脚部材1cとを備えている。そし
て、中間脚部材1cには、図1に示すようにボルト1d
が下方に垂下されて設けられ、このボルト1dが前記貫
通穴3dを貫通してウエルドナット3eに締結されてい
る。
【0016】以上のようにして取り付けられたルーフラ
ック1に、荷物を積載するなどして荷重が入力された場
合、その荷重は、中間部では中間脚部材1cからルーフ
ボウ3に入力され、このルーフボウ3から左右端部に連
結されたルーサイドレール4に入力される。このよう
に、ルーフボウ3は、左右両端をルーフサイドレール4
に支持されていて、片持支持ではないから、高い支持剛
性が得られる。
【0017】また、ルーフラック1を取り付けるにあた
り既存のルーフボウ3を利用し、従来用いていたブラケ
ッ03トやレインフォース04を(図3参照)廃止でき
たため、コスト低減を図ることができる。
【0018】以上、実施例について説明してきたが具体
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更などがあっても本発
明に含まれる。
【0019】例えば、実施例ではルーフラック1の中間
部をルーフパネル2に取り付けるにあたり本発明の取付
構造を適用したが、適用箇所はこの中間部に限られるも
のではなく、前後両端部の端部脚部材1bの取り付けに
も適用することができるもので、要するに、ルーフラッ
ク1をルーフパネル2に取り付ける個所の少なくとも1
箇所に本発明を適用すればよい。
【0020】また、実施例では、ルーフラック1を、ル
ーフボウ3に直接取り付けた例を示したが、例えば、ル
ーフボウ3は外部に露出させずに、ルーフパネル2など
の他の部材を介してルーフボウ3に取り付けるようにし
てもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明のルーフ
ラック取付構造にあっては、ルーフラックを、ルーフサ
イドレールに左右両端部が結合されてルーフパネル裏面
に横架されているルーフボウの左右両端部に取り付けた
構造としたため、ルーフラックに入力された荷重は、ル
ーフボウを介してルーフ左右のルーサイドレールにより
支持されるもので、このように、ルーフラックを取り付
けたルーフボウは、その両端がルーフサイドレールに支
持されていて片持支持ではないことで、高い支持剛性が
得られるという効果を奏する。そして、ルーフラック
を、既存のルーフボウに取り付けるようにしたため、従
来のブラケットならびにレインフォースを廃止でき、コ
ストダウンを図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例のルーフラック取付構造を示す
断面図(図2のS1−S1断面図)である。
【図2】実施例構造の斜め後ろ上方から見た斜視図であ
る。
【図3】従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ルーフラック 2 ルーフパネル 3 ルーフボウ 4 ルーフサイドレール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフパネルの左右両端部に、ルーフラ
    ックが車両前後方向に延在して取り付けられているルー
    フラック取付構造において、 前記ルーフパネルの裏面に、左右両端部をルーフサイド
    レールに結合されてルーフパネルを支持する骨格部材と
    してのルーフボウが横架され、 前記ルーフラックの少なくとも一部が、前記ルーフボウ
    の左右両端部に取り付けられていることを特徴とするル
    ーフラック取付構造。
JP7041577A 1995-03-01 1995-03-01 ルーフラック取付構造 Pending JPH08230572A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7041577A JPH08230572A (ja) 1995-03-01 1995-03-01 ルーフラック取付構造

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JP7041577A JPH08230572A (ja) 1995-03-01 1995-03-01 ルーフラック取付構造

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JPH08230572A true JPH08230572A (ja) 1996-09-10

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ID=12612305

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JP7041577A Pending JPH08230572A (ja) 1995-03-01 1995-03-01 ルーフラック取付構造

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02135345U (ja) * 1989-04-18 1990-11-09
JPH038946U (ja) * 1989-06-15 1991-01-28
JPH0372050U (ja) * 1989-11-17 1991-07-22

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02135345U (ja) * 1989-04-18 1990-11-09
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JPH0372050U (ja) * 1989-11-17 1991-07-22

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