JPH08230439A - 後二軸車に使用される発進補助装置 - Google Patents
後二軸車に使用される発進補助装置Info
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- JPH08230439A JPH08230439A JP5669795A JP5669795A JPH08230439A JP H08230439 A JPH08230439 A JP H08230439A JP 5669795 A JP5669795 A JP 5669795A JP 5669795 A JP5669795 A JP 5669795A JP H08230439 A JPH08230439 A JP H08230439A
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- pressure
- air
- valve
- axle
- air bag
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- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 後二軸車が空車の状態で走行する際のブレー
キによる従動輪の早期ブレーキ・ロックを未然に回避す
る。 【構成】 後二軸車50が空車の状態で走行する際、空
気袋手段11が供給圧で後後車軸54に荷重を持上げ方
向に作用し、そして、その荷重分を後前車軸53に移動
してその後前車軸53に駆動力を確保し、また、その際
に、ロード・センシング・バルブ15がその空気袋手段
11の空気圧で力を発生するアクチュエータ16で操作
されてサービス・ブレーキ・システム67において従動
輪56,56のための制動液圧を減圧し、そして、ブレ
ーキによるその従動輪56,56の早期ブレーキ・ロッ
クを回避する。
キによる従動輪の早期ブレーキ・ロックを未然に回避す
る。 【構成】 後二軸車50が空車の状態で走行する際、空
気袋手段11が供給圧で後後車軸54に荷重を持上げ方
向に作用し、そして、その荷重分を後前車軸53に移動
してその後前車軸53に駆動力を確保し、また、その際
に、ロード・センシング・バルブ15がその空気袋手段
11の空気圧で力を発生するアクチュエータ16で操作
されてサービス・ブレーキ・システム67において従動
輪56,56のための制動液圧を減圧し、そして、ブレ
ーキによるその従動輪56,56の早期ブレーキ・ロッ
クを回避する。
Description
【0001】
【発明に関係ある分野】この発明は、後二軸車に使用さ
れる発進補助装置に関する。
れる発進補助装置に関する。
【0002】
【背景技術】最近の後二軸車は、特に、後一軸のみが駆
動される後二軸車は、積載重量の緩和に伴って発進補助
装置が備えられて空車時、発進性が確保されるところで
ある。すなわち、その後二軸車では、空車時、発進性は
その発進補助装置が動作され、従動車軸から駆動車軸に
軸重移動が行なわれて確保されるので、その後二軸車が
空車の状態で走行される際にブレーキが掛けられると、
従動輪にブレーキ・ロックが早期に発生される不具合が
あった。
動される後二軸車は、積載重量の緩和に伴って発進補助
装置が備えられて空車時、発進性が確保されるところで
ある。すなわち、その後二軸車では、空車時、発進性は
その発進補助装置が動作され、従動車軸から駆動車軸に
軸重移動が行なわれて確保されるので、その後二軸車が
空車の状態で走行される際にブレーキが掛けられると、
従動輪にブレーキ・ロックが早期に発生される不具合が
あった。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、後二軸車が空車の状
態で走行する際のブレーキによる従動輪の早期ブレーキ
・ロックを未然に回避するところの後二軸車に使用され
る発進補助装置の提供にある。
態で走行する際のブレーキによる従動輪の早期ブレーキ
・ロックを未然に回避するところの後二軸車に使用され
る発進補助装置の提供にある。
【0004】また、この発明の課題は、後二軸車が空車
の状態で走行する際のブレーキによる従動輪の早期ブレ
ーキ・ロックを未然に回避し、そして、その後二軸車が
積載の状態で走行する際、後後車軸に荷重を持上げ方向
に作用させる空気袋手段の耐久性を確保するに併せて空
気圧を供給する際のその空気袋手段の応答性を確保する
ところの後二軸車に使用される発進補助装置の提供にあ
る。
の状態で走行する際のブレーキによる従動輪の早期ブレ
ーキ・ロックを未然に回避し、そして、その後二軸車が
積載の状態で走行する際、後後車軸に荷重を持上げ方向
に作用させる空気袋手段の耐久性を確保するに併せて空
気圧を供給する際のその空気袋手段の応答性を確保する
ところの後二軸車に使用される発進補助装置の提供にあ
る。
【0005】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
フレームに支持されて空気圧配管で空気圧源に接続さ
れ、そして、その空気圧源から供給される空気圧で後後
車軸に荷重を持上げ方向に作用する空気袋手段と、その
空気圧配管に配置される圧力ダンパーと、その圧力ダン
パーの上流でその空気圧配管に配置されてその空気袋手
段のための供給圧を設定する減圧弁と、その圧力ダンパ
ーおよび減圧弁の間でその空気圧配管に配置される常閉
型電磁弁と、サービス・ブレーキ・システムにおいて従
動輪のためのブレーキ配管に配置されるロード・センシ
ング・バルブと、その常閉型電磁弁の下流でその空気圧
配管に接続されてその空気袋手段の空気圧でそのロード
・センシング・バルブのレバーを操作するアクチュエー
タと、空車時、その常閉型電磁弁を開き動作させてその
供給圧をその空気袋手段に供給可能にし、同時に、その
空気袋手段の空気圧をそのアクチュエータに供給可能に
するコントローラとを含み、そして、後二軸車が空車の
状態で走行する際には、その電磁弁を開いてその空気袋
手段の空気圧をそのアクチュエータに供給し、そのアク
チュエータを動作させてそのアクチュエータに発生され
る力をそのロード・センシング・バルブのレバーに及ぼ
し、そして、その力に応じてそのロード・センシング・
バルブにその従動輪のための制動液圧を減圧させるとこ
ろである。
フレームに支持されて空気圧配管で空気圧源に接続さ
れ、そして、その空気圧源から供給される空気圧で後後
車軸に荷重を持上げ方向に作用する空気袋手段と、その
空気圧配管に配置される圧力ダンパーと、その圧力ダン
パーの上流でその空気圧配管に配置されてその空気袋手
段のための供給圧を設定する減圧弁と、その圧力ダンパ
ーおよび減圧弁の間でその空気圧配管に配置される常閉
型電磁弁と、サービス・ブレーキ・システムにおいて従
動輪のためのブレーキ配管に配置されるロード・センシ
ング・バルブと、その常閉型電磁弁の下流でその空気圧
配管に接続されてその空気袋手段の空気圧でそのロード
・センシング・バルブのレバーを操作するアクチュエー
タと、空車時、その常閉型電磁弁を開き動作させてその
供給圧をその空気袋手段に供給可能にし、同時に、その
空気袋手段の空気圧をそのアクチュエータに供給可能に
するコントローラとを含み、そして、後二軸車が空車の
状態で走行する際には、その電磁弁を開いてその空気袋
手段の空気圧をそのアクチュエータに供給し、そのアク
チュエータを動作させてそのアクチュエータに発生され
る力をそのロード・センシング・バルブのレバーに及ぼ
し、そして、その力に応じてそのロード・センシング・
バルブにその従動輪のための制動液圧を減圧させるとこ
ろである。
【0006】また、この発明は、フレームに支持された
空気圧配管で空気圧源に接続され、そして、その空気圧
源から供給される空気圧で後後車軸に荷重を持上げ方向
に作用する空気袋手段と、その空気圧配管に配置される
圧力ダンパーと、その圧力ダンパーの上流でその空気圧
配管に配置されてその空気袋手段のための供給圧を設定
する減圧弁と、その圧力ダンパーおよび減圧弁の間でそ
の空気圧配管に配置される電磁切換え弁と、その減圧弁
の下流でその空気圧配管から分岐されてその電磁切換え
弁に接続される分岐管と、その分岐管に配置されてその
空気袋手段のための排気圧を設定する減圧弁と、サービ
ス・ブレーキ・システムにおいて従動輪のためのブレー
キ配管に配置されるロード・センシング・バルブと、そ
の電磁切換え弁の下流でその空気圧配管に接続されてそ
の空気袋手段の空気圧でそのロード・センシング・バル
ブのレバーを操作するアクチュエータと、空車時と積載
時とに応じてその電磁切換え弁を切り換え動作させ、そ
の空車時にはその供給圧をその空気袋手段に、その空気
袋手段の空気圧をそのアクチュエータにそれぞれ供給可
能にし、また、その積載時にはその排気圧をその空気袋
手段に、その空気袋手段の空気圧をそのアクチュエータ
にそれぞれ供給可能にするコントローラとを含み、そし
て、後二軸車が空車の状態で走行する際には、その電磁
切換え弁によってその供給圧をその空気袋手段に、その
空気袋手段の空気圧をそのアクチュエータにそれぞれ供
給し、その空気圧でそのアクチュエータに発生される力
をそのロード・センシング・バルブのレバーに及ぼし、
そして、その力に応じてそのロード・センシング・バル
ブにその従動輪のための制動液圧を減圧させるところで
ある。そして、この発明は、その後二軸車が積載の状態
で走行する際には、その電磁切換え弁によってその排気
圧をその空気袋手段に、その排気圧に相当するその空気
袋手段の空気圧をそのアクチュエータにそれぞれ供給
し、その排気圧にその空気袋手段を保ってその空気袋手
段に円滑に変位可能にし、同時に、その排気圧でそのア
クチュエータに発生される力をそのロード・センシング
・バルブのレバーに及ぼし、そして、そのロード・セン
シング・バルブにその従動輪のための制動液圧を減圧さ
せずに置くところである。
空気圧配管で空気圧源に接続され、そして、その空気圧
源から供給される空気圧で後後車軸に荷重を持上げ方向
に作用する空気袋手段と、その空気圧配管に配置される
圧力ダンパーと、その圧力ダンパーの上流でその空気圧
配管に配置されてその空気袋手段のための供給圧を設定
する減圧弁と、その圧力ダンパーおよび減圧弁の間でそ
の空気圧配管に配置される電磁切換え弁と、その減圧弁
の下流でその空気圧配管から分岐されてその電磁切換え
弁に接続される分岐管と、その分岐管に配置されてその
空気袋手段のための排気圧を設定する減圧弁と、サービ
ス・ブレーキ・システムにおいて従動輪のためのブレー
キ配管に配置されるロード・センシング・バルブと、そ
の電磁切換え弁の下流でその空気圧配管に接続されてそ
の空気袋手段の空気圧でそのロード・センシング・バル
ブのレバーを操作するアクチュエータと、空車時と積載
時とに応じてその電磁切換え弁を切り換え動作させ、そ
の空車時にはその供給圧をその空気袋手段に、その空気
袋手段の空気圧をそのアクチュエータにそれぞれ供給可
能にし、また、その積載時にはその排気圧をその空気袋
手段に、その空気袋手段の空気圧をそのアクチュエータ
にそれぞれ供給可能にするコントローラとを含み、そし
て、後二軸車が空車の状態で走行する際には、その電磁
切換え弁によってその供給圧をその空気袋手段に、その
空気袋手段の空気圧をそのアクチュエータにそれぞれ供
給し、その空気圧でそのアクチュエータに発生される力
をそのロード・センシング・バルブのレバーに及ぼし、
そして、その力に応じてそのロード・センシング・バル
ブにその従動輪のための制動液圧を減圧させるところで
ある。そして、この発明は、その後二軸車が積載の状態
で走行する際には、その電磁切換え弁によってその排気
圧をその空気袋手段に、その排気圧に相当するその空気
袋手段の空気圧をそのアクチュエータにそれぞれ供給
し、その排気圧にその空気袋手段を保ってその空気袋手
段に円滑に変位可能にし、同時に、その排気圧でそのア
クチュエータに発生される力をそのロード・センシング
・バルブのレバーに及ぼし、そして、そのロード・セン
シング・バルブにその従動輪のための制動液圧を減圧さ
せずに置くところである。
【0007】
【具体例の説明】以下、この発明の後二軸車に使用され
る発進補助装置の特定された具体例について、図面を参
照して説明する。図1ないし図4は、タンデム・アクス
ル・トラニオン型リア・サスペンション58で駆動後前
車軸53および従動後後車軸54を左右のフレーム5
1,51に支持する大型キャブオーバエンジン・トラッ
ク50に適用されるところのこの発明の後二軸車に使用
される発進補助装置の具体例10を示し、そのトラック
50では、そのタンデム・アクスル・トラニオン型リア
・サスペンション58は、左右のトラニオン・ブラケッ
ト60,60で左右のフレーム51,51に支持される
トラニオン・シャフト59と、そのトラニオン・シャフ
ト59の左右端に回転可能に支持される前後端にその駆
動後前車軸53および従動後後車軸54を支持する左右
のリーフ・スプリング61,61と、そのトラニオン・
シャフト59、駆動後前車軸53、および従動後後車軸
54よりも下方においてその駆動後前車軸53および従
動後後車軸54をそのトラニオン・ブラケット60,6
0に連結する左右のフロントおよびリア・ロア・トルク
・ロッド62,63と、そのリーフ・スプリング61,
61よりも上方でその左右のフレーム51,51間に渡
されるクロス・ビーム52に取り付けてあるアッパ・ト
ルク・ロッド・ブラケット66,66にその駆動後前車
軸53および従動後後車軸54を連結するフロントおよ
びリア・アッパ・トルク・ロッド64,65とで組み立
てられてある。勿論、その駆動後前車軸53の両端には
それぞれ2個づつの駆動軸55,55が通常に支持さ
れ、一方、その従動後後車軸54の両端にはそれぞれ2
個づつの従動輪56,56が通常に支持される。また、
その駆動後前車軸53は、ディファレンシャル・キャリ
ア57内に組み込まれている差動装置(図示せず)に通
常に連結される。
る発進補助装置の特定された具体例について、図面を参
照して説明する。図1ないし図4は、タンデム・アクス
ル・トラニオン型リア・サスペンション58で駆動後前
車軸53および従動後後車軸54を左右のフレーム5
1,51に支持する大型キャブオーバエンジン・トラッ
ク50に適用されるところのこの発明の後二軸車に使用
される発進補助装置の具体例10を示し、そのトラック
50では、そのタンデム・アクスル・トラニオン型リア
・サスペンション58は、左右のトラニオン・ブラケッ
ト60,60で左右のフレーム51,51に支持される
トラニオン・シャフト59と、そのトラニオン・シャフ
ト59の左右端に回転可能に支持される前後端にその駆
動後前車軸53および従動後後車軸54を支持する左右
のリーフ・スプリング61,61と、そのトラニオン・
シャフト59、駆動後前車軸53、および従動後後車軸
54よりも下方においてその駆動後前車軸53および従
動後後車軸54をそのトラニオン・ブラケット60,6
0に連結する左右のフロントおよびリア・ロア・トルク
・ロッド62,63と、そのリーフ・スプリング61,
61よりも上方でその左右のフレーム51,51間に渡
されるクロス・ビーム52に取り付けてあるアッパ・ト
ルク・ロッド・ブラケット66,66にその駆動後前車
軸53および従動後後車軸54を連結するフロントおよ
びリア・アッパ・トルク・ロッド64,65とで組み立
てられてある。勿論、その駆動後前車軸53の両端には
それぞれ2個づつの駆動軸55,55が通常に支持さ
れ、一方、その従動後後車軸54の両端にはそれぞれ2
個づつの従動輪56,56が通常に支持される。また、
その駆動後前車軸53は、ディファレンシャル・キャリ
ア57内に組み込まれている差動装置(図示せず)に通
常に連結される。
【0008】また、そのトラック50では、サービス・
ブレーキ・システム67は、ディーゼル・エンジンで運
転されるエア・コンプレッサ(図示せず)と、エア・ド
ライヤ69およびウェット・タンク70を経て空気圧配
管71でそのエア・コンプレッサに接続されてそのエア
・コンプレッサで発生される圧縮空気を蓄えるエア・タ
ンク68と、空気圧配管73,74でそのエア・タンク
68に接続されるデュアル・エア・ブレーキ・バルブ7
2と、空気圧配管77でそのエア・タンク68に、信号
圧配管79でそのブレーキ・バルブ72にそれぞれ接続
されるプライマリ・ブレーキ・ブースタ75と、別の空
気圧配管78で、そのエア・タンク68に、別の信号圧
配管80でそのブレーキ・バルブ72にそれぞれ接続さ
れるセカンダリー・ブレーキ・ブースタ76と、ブレー
キ配管85でそのプライマリ・ブレーキ・ブースタ75
に接続される駆動輪55,55のためのドラム・ブレー
キ81,81と、別のブレーキ配管86でそのセカンダ
リ・ブレーキ・ブースタ76に接続される従動輪56.
56のためのドラム・ブレーキ82,82とで構成さ
れ、そして、そのブレーキ・ブースタ75,76におい
て空気圧を制動液圧に変換してそのドラム・ブレーキ8
1,81および82,82のホイール・シリンダ83,
83および84,84に送り、そして、制動を行なうと
ころである。
ブレーキ・システム67は、ディーゼル・エンジンで運
転されるエア・コンプレッサ(図示せず)と、エア・ド
ライヤ69およびウェット・タンク70を経て空気圧配
管71でそのエア・コンプレッサに接続されてそのエア
・コンプレッサで発生される圧縮空気を蓄えるエア・タ
ンク68と、空気圧配管73,74でそのエア・タンク
68に接続されるデュアル・エア・ブレーキ・バルブ7
2と、空気圧配管77でそのエア・タンク68に、信号
圧配管79でそのブレーキ・バルブ72にそれぞれ接続
されるプライマリ・ブレーキ・ブースタ75と、別の空
気圧配管78で、そのエア・タンク68に、別の信号圧
配管80でそのブレーキ・バルブ72にそれぞれ接続さ
れるセカンダリー・ブレーキ・ブースタ76と、ブレー
キ配管85でそのプライマリ・ブレーキ・ブースタ75
に接続される駆動輪55,55のためのドラム・ブレー
キ81,81と、別のブレーキ配管86でそのセカンダ
リ・ブレーキ・ブースタ76に接続される従動輪56.
56のためのドラム・ブレーキ82,82とで構成さ
れ、そして、そのブレーキ・ブースタ75,76におい
て空気圧を制動液圧に変換してそのドラム・ブレーキ8
1,81および82,82のホイール・シリンダ83,
83および84,84に送り、そして、制動を行なうと
ころである。
【0009】その発進補助装置10は、そのフレーム5
1,51に支持されて空気圧配管23でそのエア・タン
ク68に接続され、そして、そのエア・タンク68から
供給される空気圧でその後後車軸54に荷重を持ち上げ
方向に作用する空気袋手段11と、その空気圧配管23
に配置される圧力ダンパー12と、その圧力ダンパー1
2の上流でその空気圧配管23に配置されてその空気袋
手段11のための供給圧を設定する減圧弁13と、その
圧力ダンパー12および減圧弁13の間でその空気圧配
管23に配置される常閉型電磁弁14と、そのサービス
・ブレーキ・システム67においてその従動輪56,5
6のためのそのブレーキ配管86に配置されるロード・
センシング・バルブ15と、その常閉型電磁弁14の下
流でその空気圧配管23に接続されてその空気袋手段1
1の空気圧でそのロード・センシング・バルブ15のレ
バー34を操作するアクチュエータ16と、空車時、そ
の常閉型電磁弁14を開き動作させてその供給圧をその
空気袋手段11に供給可能にし、同時に、その空気袋手
段11の空気圧をそのアクチュエータ16に供給可能に
するコントローラ17とを含んで構成される。
1,51に支持されて空気圧配管23でそのエア・タン
ク68に接続され、そして、そのエア・タンク68から
供給される空気圧でその後後車軸54に荷重を持ち上げ
方向に作用する空気袋手段11と、その空気圧配管23
に配置される圧力ダンパー12と、その圧力ダンパー1
2の上流でその空気圧配管23に配置されてその空気袋
手段11のための供給圧を設定する減圧弁13と、その
圧力ダンパー12および減圧弁13の間でその空気圧配
管23に配置される常閉型電磁弁14と、そのサービス
・ブレーキ・システム67においてその従動輪56,5
6のためのそのブレーキ配管86に配置されるロード・
センシング・バルブ15と、その常閉型電磁弁14の下
流でその空気圧配管23に接続されてその空気袋手段1
1の空気圧でそのロード・センシング・バルブ15のレ
バー34を操作するアクチュエータ16と、空車時、そ
の常閉型電磁弁14を開き動作させてその供給圧をその
空気袋手段11に供給可能にし、同時に、その空気袋手
段11の空気圧をそのアクチュエータ16に供給可能に
するコントローラ17とを含んで構成される。
【0010】その空気袋手段11は、エア・スプリング
が使用され、そして、そのエア・スプリング11は、下
端をそのフレーム51,51に支持させて上端にその従
動後後車軸54のアクスル・ハンガー19を支持し、そ
して、そのエア・タンク68から供給される空気圧で発
生される荷重をその従動後後車軸54にその持上げ方向
にかける。さらに具体的に述べると、そのエア・スプリ
ング11は、その下端にボトム・アンカ・プレート21
を、その上端にトップ・アンカ・プレート22をそれぞ
れ備えるダイヤフラム形に作られ、そして、そのボトム
・アンカ・プレート21がその従動後後車軸54の後方
に隣接されてその左右のフレーム51,51間に渡され
るクロス・ビーム・ブラケット20上にねじ止めされて
そのクロス・ビーム・ブラケット20に固定的に支持さ
れ、一方、そのトップ・アンカ・プレート22がそのア
クスル・ハンガー19の先端を載せ、そして、その発生
荷重をその従動後後車軸54にその持上げ方向にかける
ところでそのフレーム51,51に配置される。勿論、
そのボトムおよびトップ・アンカ・プレート21,22
は適宜に変更可能である。
が使用され、そして、そのエア・スプリング11は、下
端をそのフレーム51,51に支持させて上端にその従
動後後車軸54のアクスル・ハンガー19を支持し、そ
して、そのエア・タンク68から供給される空気圧で発
生される荷重をその従動後後車軸54にその持上げ方向
にかける。さらに具体的に述べると、そのエア・スプリ
ング11は、その下端にボトム・アンカ・プレート21
を、その上端にトップ・アンカ・プレート22をそれぞ
れ備えるダイヤフラム形に作られ、そして、そのボトム
・アンカ・プレート21がその従動後後車軸54の後方
に隣接されてその左右のフレーム51,51間に渡され
るクロス・ビーム・ブラケット20上にねじ止めされて
そのクロス・ビーム・ブラケット20に固定的に支持さ
れ、一方、そのトップ・アンカ・プレート22がそのア
クスル・ハンガー19の先端を載せ、そして、その発生
荷重をその従動後後車軸54にその持上げ方向にかける
ところでそのフレーム51,51に配置される。勿論、
そのボトムおよびトップ・アンカ・プレート21,22
は適宜に変更可能である。
【0011】その圧力ダンパー12は、サージ・タンク
が使用され、そして、そのサージ・タンク12は、その
クロス・ビーム・ブラケット20に隣接されて、その左
右のフレーム52,52間に渡されるクロス・ビーム
(図示せず)に固定的に支持され、そして、プロテクシ
ョン・バルブ18の下流でその空気圧配管23の途中に
配置される。勿論、このサージ・タンク12は、その左
右のフレーム51,51の何れか一方に固定的に支持さ
れてもよい。
が使用され、そして、そのサージ・タンク12は、その
クロス・ビーム・ブラケット20に隣接されて、その左
右のフレーム52,52間に渡されるクロス・ビーム
(図示せず)に固定的に支持され、そして、プロテクシ
ョン・バルブ18の下流でその空気圧配管23の途中に
配置される。勿論、このサージ・タンク12は、その左
右のフレーム51,51の何れか一方に固定的に支持さ
れてもよい。
【0012】その減圧弁13は、そのサージ・タンク1
2およびプロテクション・バルブ18の間でその空気圧
配管23に配置され、そして、そのサージ・タンク12
を経てそのエア・タンク68からそのエア・スプリング
11に供給される圧縮空気の供給圧を4kgf/cm2
〜6kgf/cm2 に設定する。
2およびプロテクション・バルブ18の間でその空気圧
配管23に配置され、そして、そのサージ・タンク12
を経てそのエア・タンク68からそのエア・スプリング
11に供給される圧縮空気の供給圧を4kgf/cm2
〜6kgf/cm2 に設定する。
【0013】その常閉型電磁弁14は、常閉型の3方向
電磁弁が使用され、そして、そのサージ・タンク12お
よび減圧弁13の間でその空気圧配管23に配置され
る。そして、この常閉型3方向電磁弁14は、開かれる
と、そのエア・タンク68の圧縮空気がその減圧弁13
で4kgf/cm2 〜6kgf/cm2 に減圧された供
給圧をそのエア・スプリング11に供給し、同時に、そ
のエア・スプリング11の空気圧をそのアクチュエータ
16に供給する。また、その常閉型3方向電磁弁14
は、閉じられると、そのエア・スプリング11に供給さ
れるその供給圧を遮断して排気ポートにおいてそのエア
・スプリング11の空気圧を大気中に逃がすと同時にそ
のアクチュエータ16の空気圧も大気中に逃がす。
電磁弁が使用され、そして、そのサージ・タンク12お
よび減圧弁13の間でその空気圧配管23に配置され
る。そして、この常閉型3方向電磁弁14は、開かれる
と、そのエア・タンク68の圧縮空気がその減圧弁13
で4kgf/cm2 〜6kgf/cm2 に減圧された供
給圧をそのエア・スプリング11に供給し、同時に、そ
のエア・スプリング11の空気圧をそのアクチュエータ
16に供給する。また、その常閉型3方向電磁弁14
は、閉じられると、そのエア・スプリング11に供給さ
れるその供給圧を遮断して排気ポートにおいてそのエア
・スプリング11の空気圧を大気中に逃がすと同時にそ
のアクチュエータ16の空気圧も大気中に逃がす。
【0014】そのようにそのエア・スプリング11の空
気圧が大気中に逃がされるのはそのトラック50が積載
状態にあるときで、その状態でそのトラック50が走行
する際にはそのエア・スプリング11はそのリア・サス
ペンション58のストロークによる潰れで空気圧を大気
中に排出するので、その3方向電磁弁14の排気ポート
にリリーフ弁を接続してそのエア・スプリング11に最
低圧力を確保可能にするのが望ましい。勿論、そのリリ
ーフ弁の排気圧は、そのエア・スプリング11の耐久
性、そして、圧縮空気がそのエア・スプリング11に供
給される際、そのエア・スプリング11の荷重伝達応答
性を考慮して予め設定される。
気圧が大気中に逃がされるのはそのトラック50が積載
状態にあるときで、その状態でそのトラック50が走行
する際にはそのエア・スプリング11はそのリア・サス
ペンション58のストロークによる潰れで空気圧を大気
中に排出するので、その3方向電磁弁14の排気ポート
にリリーフ弁を接続してそのエア・スプリング11に最
低圧力を確保可能にするのが望ましい。勿論、そのリリ
ーフ弁の排気圧は、そのエア・スプリング11の耐久
性、そして、圧縮空気がそのエア・スプリング11に供
給される際、そのエア・スプリング11の荷重伝達応答
性を考慮して予め設定される。
【0015】そのロード・センシング・バルブ15は、
入力液圧ポート27および出力液圧ポート28が開口さ
れるバルブ・ボア26を備えるバルブ・ボディ25と、
ボール・バルブ31およびそのボール・バルブ31をバ
ルブ・シート30に押し付けるバルブ・スプリング32
を内蔵してそのバルブ・ボア26に往復摺動可能に配置
されるピストン29と、そのボール・バルブ30を突く
ステム33と、そのピストン29を操作するレバー34
と、そのレバー34をそのピストン29に押し付けるロ
ード・スプリング35とで組み立てられ、そして、その
レバー34によってそのピストン29にかかる力に応じ
て制動液圧を減圧して制動力を調整する減圧弁である。
そして、このロード・センシング・バルブ15は、その
サービス・ブレーキ・システム67においてその従動輪
56,56のためのブレーキ配管86の途中に配置され
る。
入力液圧ポート27および出力液圧ポート28が開口さ
れるバルブ・ボア26を備えるバルブ・ボディ25と、
ボール・バルブ31およびそのボール・バルブ31をバ
ルブ・シート30に押し付けるバルブ・スプリング32
を内蔵してそのバルブ・ボア26に往復摺動可能に配置
されるピストン29と、そのボール・バルブ30を突く
ステム33と、そのピストン29を操作するレバー34
と、そのレバー34をそのピストン29に押し付けるロ
ード・スプリング35とで組み立てられ、そして、その
レバー34によってそのピストン29にかかる力に応じ
て制動液圧を減圧して制動力を調整する減圧弁である。
そして、このロード・センシング・バルブ15は、その
サービス・ブレーキ・システム67においてその従動輪
56,56のためのブレーキ配管86の途中に配置され
る。
【0016】そのアクチュエータ16は、シリンダ3
6、ピストン37、ピストン・ロッド38、およびスプ
リング39で組み立てられる単動ピストン型エア・シリ
ンダが使用され、そして、その単動ピストン型エア・シ
リンダ16は、そのピストン・ロッド38がそのロード
・センシング・バルブ15のレバー34に操作可能に連
結され、そのシリンダ36がリード配管40でその空気
圧配管23のその3方向電磁弁14の下流に接続され、
そして、そのエア・スプリング11の空気圧でそのロー
ド・センシング・バルブ15のレバー34を操作する。
6、ピストン37、ピストン・ロッド38、およびスプ
リング39で組み立てられる単動ピストン型エア・シリ
ンダが使用され、そして、その単動ピストン型エア・シ
リンダ16は、そのピストン・ロッド38がそのロード
・センシング・バルブ15のレバー34に操作可能に連
結され、そのシリンダ36がリード配管40でその空気
圧配管23のその3方向電磁弁14の下流に接続され、
そして、そのエア・スプリング11の空気圧でそのロー
ド・センシング・バルブ15のレバー34を操作する。
【0017】この場合、そのエア・スプリング11の空
気圧は、そのトラック50が空車の状態であるとき、そ
の従動後後車軸54の軸重に相当する軸重信号圧であ
り、また、その供給圧に相当する。その軸重信号圧がそ
のシリンダ36に導かれると、そのエア・シリンダ16
は、そのトラック50が空車の状態であるときのその従
動後後車軸54の軸重であるところの力をそのピストン
37にそのレバー34を介して加え、そして、そのロー
ド・センシング・バルブ15は、その力に応じて制動液
圧を下げる。
気圧は、そのトラック50が空車の状態であるとき、そ
の従動後後車軸54の軸重に相当する軸重信号圧であ
り、また、その供給圧に相当する。その軸重信号圧がそ
のシリンダ36に導かれると、そのエア・シリンダ16
は、そのトラック50が空車の状態であるときのその従
動後後車軸54の軸重であるところの力をそのピストン
37にそのレバー34を介して加え、そして、そのロー
ド・センシング・バルブ15は、その力に応じて制動液
圧を下げる。
【0018】そのコントローラ17は、予めメモリに荷
重設定パターンを入力したマイクロ・コンピュータを含
んで構成され、入力回路を軸重センサ42に、出力回路
をその常閉型3方向電磁弁14のソレノイド・コイルに
それぞれ電気的に接続し、そして、その軸重センサ42
で得られるそのトラック50の荷重情報を入力してその
荷重設定パターンに照合し、その荷重設定パターンから
出力電流を読み取り、その読み取られた出力電流をその
ソレノイド・コイル24に流し、そして、その常閉型3
方向電磁弁14を開く。この場合、そのコントローラ1
7は、そのトラック50が空車の状態で走行されると
き、その常閉型3方向電磁弁14を開いて供給圧をその
エア・スプリング11に供給し、そして、そのエア・ス
プリング11に荷重をその持上げ方向に発生させ、同時
に、そのエア・スプリング11の空気圧をそのエア・シ
リンダ16に供給し、そのエア・シリンダ16に発生さ
れる力をそのピストン37にそのレバー34を介して加
え、そして、そのロード・センシング・バルブ15に制
動液圧を減圧させる。
重設定パターンを入力したマイクロ・コンピュータを含
んで構成され、入力回路を軸重センサ42に、出力回路
をその常閉型3方向電磁弁14のソレノイド・コイルに
それぞれ電気的に接続し、そして、その軸重センサ42
で得られるそのトラック50の荷重情報を入力してその
荷重設定パターンに照合し、その荷重設定パターンから
出力電流を読み取り、その読み取られた出力電流をその
ソレノイド・コイル24に流し、そして、その常閉型3
方向電磁弁14を開く。この場合、そのコントローラ1
7は、そのトラック50が空車の状態で走行されると
き、その常閉型3方向電磁弁14を開いて供給圧をその
エア・スプリング11に供給し、そして、そのエア・ス
プリング11に荷重をその持上げ方向に発生させ、同時
に、そのエア・スプリング11の空気圧をそのエア・シ
リンダ16に供給し、そのエア・シリンダ16に発生さ
れる力をそのピストン37にそのレバー34を介して加
え、そして、そのロード・センシング・バルブ15に制
動液圧を減圧させる。
【0019】次に、その上述された発進補助装置10の
動作について説明する。今、そのトラック50が空車の
状態で走行されると、そのコントローラ17は、予め動
作スイッチ41が入れられているので、その軸重センサ
42で得られるそのトラック50の荷重情報を電気信号
で入力し、そして、その荷重設定パターンに照合してそ
の荷重設定パターンから出力電流を読み取り、そして、
その読み取られた出力電流をその常閉型3方向電磁弁1
4のソレノイド・コイル24に流す。
動作について説明する。今、そのトラック50が空車の
状態で走行されると、そのコントローラ17は、予め動
作スイッチ41が入れられているので、その軸重センサ
42で得られるそのトラック50の荷重情報を電気信号
で入力し、そして、その荷重設定パターンに照合してそ
の荷重設定パターンから出力電流を読み取り、そして、
その読み取られた出力電流をその常閉型3方向電磁弁1
4のソレノイド・コイル24に流す。
【0020】そのようにして、その出力電流が、そのソ
レノイド・コイル24に与えられるので、その常閉型3
方向電磁弁14は開かれ、そして、その減圧弁13で圧
力設定される供給圧がそのサージ・タンク12を経てそ
のエア・スプリング11に供給されてそのエア・スプリ
ング11はその持上げ方向に荷重を発生する。また、同
時に、そのエア・スプリング11の空気圧がそのエア・
シリンダ16に供給されるので、そのエア・シリンダ1
6は力をそのロード・センシング・バルブ15のピスト
ン29にそのレバー34を介してかける。
レノイド・コイル24に与えられるので、その常閉型3
方向電磁弁14は開かれ、そして、その減圧弁13で圧
力設定される供給圧がそのサージ・タンク12を経てそ
のエア・スプリング11に供給されてそのエア・スプリ
ング11はその持上げ方向に荷重を発生する。また、同
時に、そのエア・スプリング11の空気圧がそのエア・
シリンダ16に供給されるので、そのエア・シリンダ1
6は力をそのロード・センシング・バルブ15のピスト
ン29にそのレバー34を介してかける。
【0021】そのエア・スプリング11は、その発生荷
重をその従動後後車軸54に持上げ方向にかけ、そし
て、その荷重分をその駆動後前車軸53に移動させて負
担させる。そのようにして、その駆動後前車軸53には
そのエア・スプリング11によって発生されるところの
その荷重が増加されて必要な軸重が確保される。その結
果、そのトラック50は、滑り易い路面、でこぼこ道
路、坂道などにおいてその駆動輪のスリップが抑制され
て確実に走行可能になり、また、発進時、駆動力が確保
されて発進が有利になる。
重をその従動後後車軸54に持上げ方向にかけ、そし
て、その荷重分をその駆動後前車軸53に移動させて負
担させる。そのようにして、その駆動後前車軸53には
そのエア・スプリング11によって発生されるところの
その荷重が増加されて必要な軸重が確保される。その結
果、そのトラック50は、滑り易い路面、でこぼこ道
路、坂道などにおいてその駆動輪のスリップが抑制され
て確実に走行可能になり、また、発進時、駆動力が確保
されて発進が有利になる。
【0022】一方、そのロード・センシング・バルブ1
5は、力がそのレバー34を介してそのエア・シリンダ
16によってそのピストン29に加えられるので、その
ピストン29はその力に釣り合うところまで摺動され、
それに伴って、そのボール・バルブ31がそのバルブ・
スプリング32に抗してそのステム33に突かれて開か
れ、そして、そのセカンダリ・ブレーキ・ブースタ76
からその従動輪56,56のためのドラム・ブレーキ8
2,82のホイール・シリンダ84,84に供給される
制動液圧を減圧してその従動輪56,56にかけられる
制動力を下げる。その結果、そのトラック50が空車の
状態で走行されてブレーキがかけられると、その従動輪
56,56に早期に発生されるブレーキ・ロックが未然
に回避され、また、尻振りの発生も抑制されて安全な走
行が確保される。
5は、力がそのレバー34を介してそのエア・シリンダ
16によってそのピストン29に加えられるので、その
ピストン29はその力に釣り合うところまで摺動され、
それに伴って、そのボール・バルブ31がそのバルブ・
スプリング32に抗してそのステム33に突かれて開か
れ、そして、そのセカンダリ・ブレーキ・ブースタ76
からその従動輪56,56のためのドラム・ブレーキ8
2,82のホイール・シリンダ84,84に供給される
制動液圧を減圧してその従動輪56,56にかけられる
制動力を下げる。その結果、そのトラック50が空車の
状態で走行されてブレーキがかけられると、その従動輪
56,56に早期に発生されるブレーキ・ロックが未然
に回避され、また、尻振りの発生も抑制されて安全な走
行が確保される。
【0023】また、そのトラック50が積載の状態で走
行されると、そのコントローラ17は、その軸重センサ
42で得られるそのトラック50の荷重情報を電気信号
で入力し、そして、その荷重設定パターンに照合してそ
の荷重設定パターンから出力電流を読み取る。この場
合、その出力電流は零であるので、その常閉型3方向電
磁弁14のソレノイド・コイル24には、電流が流れ
ず、その3方向電磁弁14は閉じられる。
行されると、そのコントローラ17は、その軸重センサ
42で得られるそのトラック50の荷重情報を電気信号
で入力し、そして、その荷重設定パターンに照合してそ
の荷重設定パターンから出力電流を読み取る。この場
合、その出力電流は零であるので、その常閉型3方向電
磁弁14のソレノイド・コイル24には、電流が流れ
ず、その3方向電磁弁14は閉じられる。
【0024】その減圧弁13で圧力設定される供給圧
は、その3方向電磁弁14で遮断され、そして、そのエ
ア・スプリング11の空気圧はそのサージ・タンク12
を経てその3方向電磁弁14の排気ポートから大気中に
排出されてそのエア・スプリング11はそのリア・サス
ペンション58のストロークに自由に追従して変位され
る。また、同時に、そのエア・シリンダ16の空気圧も
その3方向電磁弁14の排気ポートから大気中に排出さ
れてそのエア・シリンダ16が力を発生しなくなるの
で、そのロード・センシング・バルブ15は、そのセカ
ンダリ・ブレーキ・ブースタ76からその従動輪56,
56のためのドラム・ブレーキ82,82のホイール・
シリンダ84,84に供給される制動液圧を減圧しなく
なり、制動力はその従動輪56,56に通常にかけられ
る。そのように制動液圧が減圧されずにそのセカンダリ
・ブレーキ・ブースタ76からその従動輪56,56の
ためのドラム・ブレーキ82,82に供給されるので、
そのトラック50が走行されてブレーキがかけられる
と、制動力はその駆動輪55,55および従動輪56,
56に通常にかけられる。
は、その3方向電磁弁14で遮断され、そして、そのエ
ア・スプリング11の空気圧はそのサージ・タンク12
を経てその3方向電磁弁14の排気ポートから大気中に
排出されてそのエア・スプリング11はそのリア・サス
ペンション58のストロークに自由に追従して変位され
る。また、同時に、そのエア・シリンダ16の空気圧も
その3方向電磁弁14の排気ポートから大気中に排出さ
れてそのエア・シリンダ16が力を発生しなくなるの
で、そのロード・センシング・バルブ15は、そのセカ
ンダリ・ブレーキ・ブースタ76からその従動輪56,
56のためのドラム・ブレーキ82,82のホイール・
シリンダ84,84に供給される制動液圧を減圧しなく
なり、制動力はその従動輪56,56に通常にかけられ
る。そのように制動液圧が減圧されずにそのセカンダリ
・ブレーキ・ブースタ76からその従動輪56,56の
ためのドラム・ブレーキ82,82に供給されるので、
そのトラック50が走行されてブレーキがかけられる
と、制動力はその駆動輪55,55および従動輪56,
56に通常にかけられる。
【0025】図5は、駆動後前車軸53および従動後後
車軸54がタンデム・アクスル・トラニオン型リア・サ
スペンション58で左右のフレーム51,51に支持さ
れ、そして、サービス・ブレーキ・システム67を装備
する大型キャブオーバエンジン・トラック50に適用さ
れるこの発明の後二軸車に使用される発進補助装置の具
体例90を示している。この発進補助装置90は、その
前述された発進補助装置10を改善するところであっ
て、その発進補助装置10では、そのトラック50が積
載の状態で走行する際、そのエア・スプリング11がそ
のリア・サスペンション58のストロークによって潰
れ、そして、空気圧がそのエア・スプリング11から大
気中に排出されるので、そのエア・スプリング11に耐
久性および荷重伝達の応答性を確保可能にするところで
ある。すなわち、その発進補助装置90は、その前述さ
れた発進補助装置10においてその常閉型3方向電磁弁
14が電磁切換え弁91に置き換えられ、そして、その
エア・スプリング11のための供給圧を設定する減圧弁
13の下流でその空気圧配管23から分岐されてその電
磁切換え弁91に接続される分岐管92と、その分岐管
91に配置されてそのエア・スプリング11のための排
気圧を設定する減圧弁93とが付加されるところであ
る。
車軸54がタンデム・アクスル・トラニオン型リア・サ
スペンション58で左右のフレーム51,51に支持さ
れ、そして、サービス・ブレーキ・システム67を装備
する大型キャブオーバエンジン・トラック50に適用さ
れるこの発明の後二軸車に使用される発進補助装置の具
体例90を示している。この発進補助装置90は、その
前述された発進補助装置10を改善するところであっ
て、その発進補助装置10では、そのトラック50が積
載の状態で走行する際、そのエア・スプリング11がそ
のリア・サスペンション58のストロークによって潰
れ、そして、空気圧がそのエア・スプリング11から大
気中に排出されるので、そのエア・スプリング11に耐
久性および荷重伝達の応答性を確保可能にするところで
ある。すなわち、その発進補助装置90は、その前述さ
れた発進補助装置10においてその常閉型3方向電磁弁
14が電磁切換え弁91に置き換えられ、そして、その
エア・スプリング11のための供給圧を設定する減圧弁
13の下流でその空気圧配管23から分岐されてその電
磁切換え弁91に接続される分岐管92と、その分岐管
91に配置されてそのエア・スプリング11のための排
気圧を設定する減圧弁93とが付加されるところであ
る。
【0026】その発進補助装置90は、そのフレーム5
1,51に支持されて、その空気圧配管23でそのエア
・タンク68に接続され、そして、そのエア・タンク6
8から供給される空気圧でその後後車軸54に荷重をそ
の持ち上げ方向に作用するそのエア・スプリング11
と、その空気圧配管23に配置されるそのサージ・タン
ク12と、そのサージ・タンク12の上流でその空気圧
配管23に配置されてそのエア・スプリング11のため
の供給圧を設定する減圧弁13と、そのサージ・タンク
12および減圧弁13の間でその空気圧配管23に配置
されるその電磁切換え弁91と、その減圧弁13の下流
でその空気圧配管23から分岐されてその電磁切換え弁
91に接続されるその分岐管92と、その分岐管92に
配置されてそのエア・スプリング11のための排気圧を
設定するその減圧弁93と、そのサービス・ブレーキ・
システム67においてその従動輪56,56のためのそ
のブレーキ配管67に配置されるそのロード・センシン
グ・バルブ15と、その電磁切換え弁91の下流でその
空気圧配管23に接続されてそのエア・シリンダ11の
空気圧でそのロード・センシング・バルブ15のレバー
34を操作するそのエア・シリンダ16と、空車時と積
載時とに応じてその電磁切換え弁91を切り換え動作さ
せ、その空車時にはその供給圧をそのエア・スプリング
11に、そのエア・スプリング11の空気圧をそのエア
・シリンダ16にそれぞれ供給可能にし、また、その積
載時にはその排気圧をそのエア・スプリング11に、そ
のエア・スプリング11の空気圧をそのエア・シリンダ
16にそれぞれ供給可能にするコントローラ94とを含
んで構成される。
1,51に支持されて、その空気圧配管23でそのエア
・タンク68に接続され、そして、そのエア・タンク6
8から供給される空気圧でその後後車軸54に荷重をそ
の持ち上げ方向に作用するそのエア・スプリング11
と、その空気圧配管23に配置されるそのサージ・タン
ク12と、そのサージ・タンク12の上流でその空気圧
配管23に配置されてそのエア・スプリング11のため
の供給圧を設定する減圧弁13と、そのサージ・タンク
12および減圧弁13の間でその空気圧配管23に配置
されるその電磁切換え弁91と、その減圧弁13の下流
でその空気圧配管23から分岐されてその電磁切換え弁
91に接続されるその分岐管92と、その分岐管92に
配置されてそのエア・スプリング11のための排気圧を
設定するその減圧弁93と、そのサービス・ブレーキ・
システム67においてその従動輪56,56のためのそ
のブレーキ配管67に配置されるそのロード・センシン
グ・バルブ15と、その電磁切換え弁91の下流でその
空気圧配管23に接続されてそのエア・シリンダ11の
空気圧でそのロード・センシング・バルブ15のレバー
34を操作するそのエア・シリンダ16と、空車時と積
載時とに応じてその電磁切換え弁91を切り換え動作さ
せ、その空車時にはその供給圧をそのエア・スプリング
11に、そのエア・スプリング11の空気圧をそのエア
・シリンダ16にそれぞれ供給可能にし、また、その積
載時にはその排気圧をそのエア・スプリング11に、そ
のエア・スプリング11の空気圧をそのエア・シリンダ
16にそれぞれ供給可能にするコントローラ94とを含
んで構成される。
【0027】その電磁切換え弁91は、3方向電磁弁が
使用され、そして、この3方向電磁弁91は、入口ポー
トおよび出口ポートでその空気圧配管23に接続され、
そして、別の入口ポートでその分岐管92に接続され
る。そして、その3方向電磁弁91は、空車時と積載時
とに応じてそのコントローラ94で切り換え動作され、
その空車時に一方に切り換えられてそのエア・タンク6
8の圧縮空気がその減圧弁13で4kgf/cm2 〜6
kgf/cm2 に減圧された供給圧をそのエア・スプリ
ング11に供給し、同時に、そのエア・スプリング11
の空気圧をそのエア・シリンダ16に供給する。また、
その3方向電磁弁91は、積載時に他方に切り換えられ
てそのエア・タンクの圧縮空気がその減圧弁13および
減圧弁93で減圧された排気圧をそのエア・スプリング
11に供給し、同時に、そのエア・スプリング11の空
気圧をそのエア・シリンダ16に供給する。
使用され、そして、この3方向電磁弁91は、入口ポー
トおよび出口ポートでその空気圧配管23に接続され、
そして、別の入口ポートでその分岐管92に接続され
る。そして、その3方向電磁弁91は、空車時と積載時
とに応じてそのコントローラ94で切り換え動作され、
その空車時に一方に切り換えられてそのエア・タンク6
8の圧縮空気がその減圧弁13で4kgf/cm2 〜6
kgf/cm2 に減圧された供給圧をそのエア・スプリ
ング11に供給し、同時に、そのエア・スプリング11
の空気圧をそのエア・シリンダ16に供給する。また、
その3方向電磁弁91は、積載時に他方に切り換えられ
てそのエア・タンクの圧縮空気がその減圧弁13および
減圧弁93で減圧された排気圧をそのエア・スプリング
11に供給し、同時に、そのエア・スプリング11の空
気圧をそのエア・シリンダ16に供給する。
【0028】その減圧弁93は、その分岐管92の途中
に配置され、そして、その減圧弁13で減圧されてその
サージ・タンク12を経てそのエア・タンク68からそ
のエア・スプリング11に供給される圧縮空気の空気圧
であり、また、そのサージ・タンク12を経てそのエア
・スプリング11から大気中に排出される圧縮空気の空
気圧であるところの排気圧を0.5kgf/cm2 に設
定する。
に配置され、そして、その減圧弁13で減圧されてその
サージ・タンク12を経てそのエア・タンク68からそ
のエア・スプリング11に供給される圧縮空気の空気圧
であり、また、そのサージ・タンク12を経てそのエア
・スプリング11から大気中に排出される圧縮空気の空
気圧であるところの排気圧を0.5kgf/cm2 に設
定する。
【0029】この場合、その減圧弁93の設定圧、すな
わち、その排気圧は、先ず、そのトラック50が積載の
状態で走行される際、そのエア・スプリング11が空気
圧を大気中に逃がす状態に置かれ、そして、その際に
は、そのエア・スプリング11がそのリア・サスペンシ
ョン58のストロークによって潰れて空気圧を大気中に
排出するので、そのエア・スプリング11の耐久性が考
慮されて予め設定される。また、その排気圧は、圧縮空
気の供給時、そのエア・スプリング11の荷重伝達の応
答性が考慮されて設定される。さらに、その排気圧は、
そのトラック50が積載の状態で走行される際、そのセ
カンダリ・ブレーキ・ブースタ76からその従動輪5
6,56のためのドラム・ブレーキ82,82のホイー
ル・シリンダ84,84に供給される制動液圧がそのロ
ード・センシング・バルブ15によって減圧される必要
がないにもかかわらず、そのエア・スプリング11の空
気圧がそのエア・シリンダ16に供給されるので、その
エア・シリンダ16に発生される力がそのロード・セン
シング・バルブ15を動作させない程に小さくなるとこ
ろが考慮されて設定される。
わち、その排気圧は、先ず、そのトラック50が積載の
状態で走行される際、そのエア・スプリング11が空気
圧を大気中に逃がす状態に置かれ、そして、その際に
は、そのエア・スプリング11がそのリア・サスペンシ
ョン58のストロークによって潰れて空気圧を大気中に
排出するので、そのエア・スプリング11の耐久性が考
慮されて予め設定される。また、その排気圧は、圧縮空
気の供給時、そのエア・スプリング11の荷重伝達の応
答性が考慮されて設定される。さらに、その排気圧は、
そのトラック50が積載の状態で走行される際、そのセ
カンダリ・ブレーキ・ブースタ76からその従動輪5
6,56のためのドラム・ブレーキ82,82のホイー
ル・シリンダ84,84に供給される制動液圧がそのロ
ード・センシング・バルブ15によって減圧される必要
がないにもかかわらず、そのエア・スプリング11の空
気圧がそのエア・シリンダ16に供給されるので、その
エア・シリンダ16に発生される力がそのロード・セン
シング・バルブ15を動作させない程に小さくなるとこ
ろが考慮されて設定される。
【0030】そのコントローラ94は、予めメモリに荷
重設定パターンを入力したマイクロ・コンピュータを含
んで構成され、入力回路を軸重センサ42に、出力回路
をその3方向電磁弁91のソレノイド・コイル95にそ
れぞれ電気的に接続し、そして、その軸重センサ42で
得られるそのトラック50の荷重情報を入力してその荷
重設定パターンに照合し、その荷重設定パターンから出
力電流を読み取り、その読み取られた出力電流をそのソ
レノイド・コイル95に流し、そして、その3方向電磁
弁91に切り換え動作させる。
重設定パターンを入力したマイクロ・コンピュータを含
んで構成され、入力回路を軸重センサ42に、出力回路
をその3方向電磁弁91のソレノイド・コイル95にそ
れぞれ電気的に接続し、そして、その軸重センサ42で
得られるそのトラック50の荷重情報を入力してその荷
重設定パターンに照合し、その荷重設定パターンから出
力電流を読み取り、その読み取られた出力電流をそのソ
レノイド・コイル95に流し、そして、その3方向電磁
弁91に切り換え動作させる。
【0031】この場合では、そのコントローラ94は、
そのトラック50が空車の状態で走行されるとき、その
3方向電磁弁91に供給圧側に切り換え動作させて供給
圧をそのエア・スプリング11に供給し、そして、その
エア・スプリング11に荷重をその持上げ方向に発生さ
せ、同時に、そのエア・スプリング11の空気圧をその
エア・シリンダ16に供給し、そのエア・シリンダ16
に発生される力をそのピストン37にそのレバー34を
介して加え、そして、そのロード・センシング・バルブ
15に制動液圧を減圧させる。
そのトラック50が空車の状態で走行されるとき、その
3方向電磁弁91に供給圧側に切り換え動作させて供給
圧をそのエア・スプリング11に供給し、そして、その
エア・スプリング11に荷重をその持上げ方向に発生さ
せ、同時に、そのエア・スプリング11の空気圧をその
エア・シリンダ16に供給し、そのエア・シリンダ16
に発生される力をそのピストン37にそのレバー34を
介して加え、そして、そのロード・センシング・バルブ
15に制動液圧を減圧させる。
【0032】また、そのコントラーロ94は、そのトラ
ック50が積載の状態で走行されるとき、その3方向電
磁弁91に排気圧側に切り換え動作させて排気圧をその
エア・スプリング11に、そのエア・スプリング11の
空気圧をそのエア・シリンダ16にそれぞれ供給し、そ
して、その排気圧にそのエア・スプリング11を保って
そのエア・スプリング11に円滑に変位可能にし、同時
に、その排気圧に相当する空気圧でそのエア・シリンダ
16に小さな力を発生させてその小さな力をそのロード
・センシング・バルブ15のレバー34に及ぼし、そし
て、そのロード・センシング・バルブ15にその従動輪
のための制動液圧を減圧させずに置くところである。
ック50が積載の状態で走行されるとき、その3方向電
磁弁91に排気圧側に切り換え動作させて排気圧をその
エア・スプリング11に、そのエア・スプリング11の
空気圧をそのエア・シリンダ16にそれぞれ供給し、そ
して、その排気圧にそのエア・スプリング11を保って
そのエア・スプリング11に円滑に変位可能にし、同時
に、その排気圧に相当する空気圧でそのエア・シリンダ
16に小さな力を発生させてその小さな力をそのロード
・センシング・バルブ15のレバー34に及ぼし、そし
て、そのロード・センシング・バルブ15にその従動輪
のための制動液圧を減圧させずに置くところである。
【0033】この発進補助装置90は、上述されたよう
にそのコントラーロ94によって動作され、そのトラッ
ク50が空車の状態で走行される際には、そのエア・ス
プリング11によってその発生荷重がその従動後後車軸
54に持上げ方向にかけられ、そして、その荷重分がそ
の駆動後前車軸53に移動されて負担され、そのように
してその駆動後前車軸53にはそのエア・スプリング1
1によって発生されるところのその荷重が増加されて必
要な軸重が確保される。その結果、そのトラック50
は、滑り易い路面、でこぼこ道路、坂道などにおいてそ
の駆動輪のスリップが抑制されて確実に走行可能にな
り、また、発進時、駆動力が確保されて発進が有利にな
る。
にそのコントラーロ94によって動作され、そのトラッ
ク50が空車の状態で走行される際には、そのエア・ス
プリング11によってその発生荷重がその従動後後車軸
54に持上げ方向にかけられ、そして、その荷重分がそ
の駆動後前車軸53に移動されて負担され、そのように
してその駆動後前車軸53にはそのエア・スプリング1
1によって発生されるところのその荷重が増加されて必
要な軸重が確保される。その結果、そのトラック50
は、滑り易い路面、でこぼこ道路、坂道などにおいてそ
の駆動輪のスリップが抑制されて確実に走行可能にな
り、また、発進時、駆動力が確保されて発進が有利にな
る。
【0034】一方、その際、そのセカンダリ・ブレーキ
・ブースタ76からその従動輪56,56の左めのドラ
ム・ブレーキ82,82のホイール・シリンダ84,8
4に供給される制動液圧がそのロード・センシング・バ
ルブ15で減圧されてその従動輪56,56にかけられ
る制動力が下げられる。その結果、そのトラック50が
空車の状態で走行されてブレーキがかけられると、その
従動輪56,56に早期に発生するブレーキ・ロックが
未然に回避され、また、尻振りの発生も抑制されて安全
な走行が確保される。
・ブースタ76からその従動輪56,56の左めのドラ
ム・ブレーキ82,82のホイール・シリンダ84,8
4に供給される制動液圧がそのロード・センシング・バ
ルブ15で減圧されてその従動輪56,56にかけられ
る制動力が下げられる。その結果、そのトラック50が
空車の状態で走行されてブレーキがかけられると、その
従動輪56,56に早期に発生するブレーキ・ロックが
未然に回避され、また、尻振りの発生も抑制されて安全
な走行が確保される。
【0035】また、そのトラック50が積載の状態で走
行される際には、そのエア・スプリング11が排気圧に
保たれてその従動後後車軸54に持上げ方向にかける荷
重がそのエア・スプリング11に発生されなくなってそ
のエア・スプリング11は、そのリア・サスペンション
58のトスロークに追従して円滑に変位される。その結
果、そのエア・スプリング11は耐久性および荷重伝達
応答性が確保される。
行される際には、そのエア・スプリング11が排気圧に
保たれてその従動後後車軸54に持上げ方向にかける荷
重がそのエア・スプリング11に発生されなくなってそ
のエア・スプリング11は、そのリア・サスペンション
58のトスロークに追従して円滑に変位される。その結
果、そのエア・スプリング11は耐久性および荷重伝達
応答性が確保される。
【0036】一方、その際、そのエア・シリンダ16が
小さな力を発生するので、そのロード・センシング・バ
ルブ15は、そのセカンダリ・ブレーキ・ブースタ76
からその従動輪56,56のためのドラム・ブレーキ8
2,82のホイール・シリンダ84,84に供給される
制動液圧を減圧しなくなり、その結果、制動力はその従
動輪56,56に通常にかけられる。すなわち、このト
ラック50では、通常の制動が行なわれる。
小さな力を発生するので、そのロード・センシング・バ
ルブ15は、そのセカンダリ・ブレーキ・ブースタ76
からその従動輪56,56のためのドラム・ブレーキ8
2,82のホイール・シリンダ84,84に供給される
制動液圧を減圧しなくなり、その結果、制動力はその従
動輪56,56に通常にかけられる。すなわち、このト
ラック50では、通常の制動が行なわれる。
【0037】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0038】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
後二軸車に使用される発進補助装置は、フレームに支持
されて空気圧配管で空気圧源に接続され、そして、その
空気圧源から供給される空気圧で後後車軸に荷重を持上
げ方向に作用する空気袋手段と、その空気圧配管に配置
される圧力ダンパーと、その圧力ダンパーの上流でその
空気圧配管に配置されてその空気袋手段のための供給圧
を設定する減圧弁と、その圧力ダンパーおよび減圧弁の
間でその空気圧配管に配置される常閉型電磁弁と、サー
ビス・ブレーキ・システムにおいて従動輪のためのブレ
ーキ配管に配置されるロード・センシング・バルブと、
その常閉型電磁弁の下流でその空気圧配管に接続されて
その空気袋手段の空気圧でそのロード・センシング・バ
ルブのレバーを操作するアクチュエータと、空車時、そ
の常閉型電磁弁を開き動作させてその供給圧をその空気
袋手段に供給可能にし、同時に、その空気袋手段の空気
圧をそのアクチュエータに供給可能にするコントローラ
とを含むので、この発明の後二軸車に使用される発進補
助装置では、後二軸車が空車の状態で走行される際にブ
レーキがかけられてもその従動輪に早期に発生されるブ
レーキ・ロックが未然に回避され、また、尻振りの発生
が抑制されて安全な走行が確保され、また、その空気袋
手段によって発生される荷重がその従動後後車軸に持上
げ方向にかけられてその荷重分がその駆動後前車軸に移
動されて増加され、そして、必要な軸重が確保され、そ
して、その後二軸車は滑り易い路面、でこぼこ道路、坂
道などにおいてその駆動輪のスリップが抑制されて確実
に走行可能になり、さらに、発進時、駆動力が確保され
て発進が有利になり、その結果、後二軸車にとって非常
に有用で実用的である。
後二軸車に使用される発進補助装置は、フレームに支持
されて空気圧配管で空気圧源に接続され、そして、その
空気圧源から供給される空気圧で後後車軸に荷重を持上
げ方向に作用する空気袋手段と、その空気圧配管に配置
される圧力ダンパーと、その圧力ダンパーの上流でその
空気圧配管に配置されてその空気袋手段のための供給圧
を設定する減圧弁と、その圧力ダンパーおよび減圧弁の
間でその空気圧配管に配置される常閉型電磁弁と、サー
ビス・ブレーキ・システムにおいて従動輪のためのブレ
ーキ配管に配置されるロード・センシング・バルブと、
その常閉型電磁弁の下流でその空気圧配管に接続されて
その空気袋手段の空気圧でそのロード・センシング・バ
ルブのレバーを操作するアクチュエータと、空車時、そ
の常閉型電磁弁を開き動作させてその供給圧をその空気
袋手段に供給可能にし、同時に、その空気袋手段の空気
圧をそのアクチュエータに供給可能にするコントローラ
とを含むので、この発明の後二軸車に使用される発進補
助装置では、後二軸車が空車の状態で走行される際にブ
レーキがかけられてもその従動輪に早期に発生されるブ
レーキ・ロックが未然に回避され、また、尻振りの発生
が抑制されて安全な走行が確保され、また、その空気袋
手段によって発生される荷重がその従動後後車軸に持上
げ方向にかけられてその荷重分がその駆動後前車軸に移
動されて増加され、そして、必要な軸重が確保され、そ
して、その後二軸車は滑り易い路面、でこぼこ道路、坂
道などにおいてその駆動輪のスリップが抑制されて確実
に走行可能になり、さらに、発進時、駆動力が確保され
て発進が有利になり、その結果、後二軸車にとって非常
に有用で実用的である。
【0039】また、この発明の後二軸車に使用される発
進補助装置は、フレームに支持されて空気圧配管で、空
気圧源に接続され、そして、その空気圧源から供給され
る空気圧で後後車軸に荷重を持上げ方向に作用する空気
袋手段と、その空気圧配管に配置される圧力ダンパー
と、その圧力ダンパーの上流でその空気圧配管に配置さ
れてその空気袋手段のための供給圧を設定する減圧弁
と、その圧力ダンパーおよび減圧弁の間でその空気圧配
管に配置される電磁切換え弁と、その減圧弁の下流でそ
の空気圧配管から分岐されてその電磁切換え弁に接続さ
れる分岐管と、その分岐管に配置されてその空気袋手段
のための排気圧を設定する減圧弁と、サービス・ブレー
キ・システムにおいて従動輪のためのブレーキ配管に配
置されるロード・センシング・バルブと、その電磁切換
え弁の下流でその空気圧配管に接続されてその空気袋手
段の空気圧でそのロード・センシング・バルブのレバー
を操作するアクチュエータと、空車時と積載時とに応じ
てその電磁切換え弁を切り換え動作させ、その空車時に
はその供給圧をその空気袋手段に、その空気袋手段の空
気圧をそのアクチュエータにそれぞれ供給可能にし、ま
た、その積載時にはその排気圧をその空気袋手段に、そ
の空気袋手段の空気圧をそのアクチュエータにそれぞれ
供給可能にするコントローラとを含むので、この発明の
後二軸車に使用される発進補助装置では、後二軸車が空
車の状態で走行される際にブレーキがかけられてもその
従動輪に早期に発生されるブレーキ・ロックが未然に回
避され、また、尻振りの発生が抑制されて安全な走行が
確保されて、また、その空気袋手段によって発生される
荷重がその従動後後車軸に持上げ方向にかけられてその
荷重分がその駆動後前車軸に移動されて増加され、そし
て、必要な軸重が確保され、そして、その後二軸車は滑
り易い路面、でこぼこ道路、坂道などにおいてその駆動
輪のスリップが抑制されて確実に走行可能になり、さら
に、発進時、駆動力が確保されて発進が有利になり、ま
たさらに、その後二軸車が積載の状態で走行される際、
その空気袋手段が排気圧に保たれて耐久性が確保される
に併せて空気圧がその空気袋手段に供給する際のその空
気袋手段の荷重伝達応答性が確保され、その結果、後二
軸車にとって非常に有用で実用的である。
進補助装置は、フレームに支持されて空気圧配管で、空
気圧源に接続され、そして、その空気圧源から供給され
る空気圧で後後車軸に荷重を持上げ方向に作用する空気
袋手段と、その空気圧配管に配置される圧力ダンパー
と、その圧力ダンパーの上流でその空気圧配管に配置さ
れてその空気袋手段のための供給圧を設定する減圧弁
と、その圧力ダンパーおよび減圧弁の間でその空気圧配
管に配置される電磁切換え弁と、その減圧弁の下流でそ
の空気圧配管から分岐されてその電磁切換え弁に接続さ
れる分岐管と、その分岐管に配置されてその空気袋手段
のための排気圧を設定する減圧弁と、サービス・ブレー
キ・システムにおいて従動輪のためのブレーキ配管に配
置されるロード・センシング・バルブと、その電磁切換
え弁の下流でその空気圧配管に接続されてその空気袋手
段の空気圧でそのロード・センシング・バルブのレバー
を操作するアクチュエータと、空車時と積載時とに応じ
てその電磁切換え弁を切り換え動作させ、その空車時に
はその供給圧をその空気袋手段に、その空気袋手段の空
気圧をそのアクチュエータにそれぞれ供給可能にし、ま
た、その積載時にはその排気圧をその空気袋手段に、そ
の空気袋手段の空気圧をそのアクチュエータにそれぞれ
供給可能にするコントローラとを含むので、この発明の
後二軸車に使用される発進補助装置では、後二軸車が空
車の状態で走行される際にブレーキがかけられてもその
従動輪に早期に発生されるブレーキ・ロックが未然に回
避され、また、尻振りの発生が抑制されて安全な走行が
確保されて、また、その空気袋手段によって発生される
荷重がその従動後後車軸に持上げ方向にかけられてその
荷重分がその駆動後前車軸に移動されて増加され、そし
て、必要な軸重が確保され、そして、その後二軸車は滑
り易い路面、でこぼこ道路、坂道などにおいてその駆動
輪のスリップが抑制されて確実に走行可能になり、さら
に、発進時、駆動力が確保されて発進が有利になり、ま
たさらに、その後二軸車が積載の状態で走行される際、
その空気袋手段が排気圧に保たれて耐久性が確保される
に併せて空気圧がその空気袋手段に供給する際のその空
気袋手段の荷重伝達応答性が確保され、その結果、後二
軸車にとって非常に有用で実用的である。
【図1】後二軸車に駆動後前車軸および従動後後車軸を
使用する大型キャブオーバエンジン・トラックに適用さ
れるこの発明の後二軸車に使用される発進補助装置の具
体例を一部省いて示した概略図である。
使用する大型キャブオーバエンジン・トラックに適用さ
れるこの発明の後二軸車に使用される発進補助装置の具
体例を一部省いて示した概略図である。
【図2】図1に示されたその発進補助装置が適用される
その大型キャブオーバエンジン・トラックのサービス・
ブレーキ・システムのブレーキ回路を示した配管図であ
る。
その大型キャブオーバエンジン・トラックのサービス・
ブレーキ・システムのブレーキ回路を示した配管図であ
る。
【図3】図1に示されたその発進補助装置に使用される
ロード・センシング・バルブを示した正面図である。
ロード・センシング・バルブを示した正面図である。
【図4】図3に示されたロード・センシング・バルブを
一部省いて示した部分断面図である。
一部省いて示した部分断面図である。
【図5】後二軸に駆動後前車軸および従動後後車軸を使
用する大型キャブオーバエンジン・トラックに適用され
るこの発明の後二軸車に使用される発進補助装置の具体
例を一部省いて示した概略図である。
用する大型キャブオーバエンジン・トラックに適用され
るこの発明の後二軸車に使用される発進補助装置の具体
例を一部省いて示した概略図である。
11 空気袋手段/エア・スプリング 12 圧力ダンパー/サージ・タンク 13 空気袋手段のための供給圧を設定する減圧弁 14 常閉型電磁弁/常閉型3方向電磁弁 15 ロード・センシング・バルブ 16 アクチュエータ/エア・シリンダ 17 コントローラ
Claims (16)
- 【請求項1】 フレームに支持されて空気圧配管で空気
圧源に接続され、そして、その空気圧源から供給される
空気圧で後後車軸に荷重を持上げ方向に作用する空気袋
手段と、その空気圧配管に配置される圧力ダンパーと、
その圧力ダンパーの上流でその空気圧配管に配置されて
その空気袋手段のための供給圧を設定する減圧弁と、そ
の圧力ダンパーおよび減圧弁の間でその空気圧配管に配
置される常閉型電磁弁と、サービス・ブレーキ・システ
ムにおいて従動輪のためのブレーキ配管に配置されるロ
ード・センシング・バルブと、その常閉型電磁弁の下流
でその空気圧配管に接続されてその空気袋手段の空気圧
でそのロード・センシング・バルブのレバーを操作する
アクチュエータと、空車時、その常閉型電磁弁を開き動
作させてその供給圧をその空気袋手段に供給可能にし、
同時に、その空気袋手段の空気圧をそのアクチュエータ
に供給可能にするコントローラとを含む後二軸車に使用
される発進補助装置。 - 【請求項2】 その空気袋手段が、エア・スプリングで
ある請求項1に記載の後二軸車に使用される発進補助装
置。 - 【請求項3】 その圧力ダンパーが、サージ・タンクで
ある請求項1に記載の後二軸車に使用される発進補助装
置。 - 【請求項4】 その空気袋手段が、エア・スプリングで
あり、そして、その圧力ダンパーが、サージ・タンクで
ある請求項1に記載の後二軸車に使用される発進補助装
置。 - 【請求項5】 その常閉型電磁弁が、常閉型の3方向電
磁弁である請求項1に記載の後二軸車に使用される発進
補助装置。 - 【請求項6】 その空気袋手段が、エア・スプリングで
あり、その圧力ダンパーが、サージ・タンクであり、そ
して、その常閉型電磁弁が、常閉型の3方向電磁弁であ
る請求項1に記載の後二軸車に使用される発進補助装
置。 - 【請求項7】 そのアクチュエータが、エア・シリンダ
である請求項1に記載の後二軸車に使用される発進補助
装置。 - 【請求項8】 その空気袋手段が、エア・スプリングで
あり、その圧力ダンパーが、サージ・タンクであり、そ
の常閉型電磁弁が、常閉型の3方向電磁弁であり、そし
て、そのアクチュエータが、エア・シリンダである請求
項1に記載の後二軸車に使用される発進補助装置。 - 【請求項9】 フレームに支持されて空気圧配管で空気
圧源に接続され、そして、その空気圧源から供給される
空気圧で後後車軸に荷重を持上げ方向に作用する空気袋
手段と、その空気圧配管に配置される圧力ダンパーと、
その圧力ダンパーの上流でその空気圧配管に配置されて
その空気袋手段のための供給圧を設定する減圧弁と、そ
の圧力ダンパーおよび減圧弁の間でその空気圧配管に配
置される電磁切換え弁と、その減圧弁の下流でその空気
圧配管から分岐されてその電磁切換え弁に接続される分
岐管と、その分岐管に配置されてその空気袋手段のため
の排気圧を設定する減圧弁と、サービス・ブレーキ・シ
ステムにおいて従動輪のためのブレーキ配管に配置され
るロード・センシング・バルブと、その電磁切換え弁の
下流でその空気圧配管に接続されてその空気袋手段の空
気圧でそのロード・センシング・バルブのレバーを操作
するアクチュエータと、空車時と積載時とに応じてその
電磁切換え弁を切り換え動作させ、その空車時にはその
供給圧をその空気袋手段に、その空気袋手段の空気圧を
そのアクチュエータにそれぞれ供給可能にし、また、そ
の積載時にはその排気圧をその空気袋手段に、その空気
袋手段の空気圧をそのアクチュエータにそれぞれ供給可
能にするコントローラとを含む後二軸車に使用される発
進補助装置。 - 【請求項10】 その空気袋手段が・エア・スプリング
である請求項9に記載の後二軸車に使用される発進補助
装置。 - 【請求項11】 その圧力ダンパーが、サージタンクで
ある請求項9に記載の後二軸車に使用される発進補助装
置。 - 【請求項12】 その空気袋手段が、エア・スプリング
であり、そして、その圧力ダンパーが、サージ・タンク
である請求項9に記載の後二軸車に使用される発進補助
装置。 - 【請求項13】 その電磁切換え弁が、3方向電磁弁で
ある請求項9に記載の後二軸車に使用される発進補助装
置。 - 【請求項14】 その空気袋手段が、エア・スプリング
であり、その圧力ダンパーが、サージ・タンクであり、
そして、その電磁切換え弁が、3方向電磁弁である請求
項9に記載の後二軸車に使用される発進補助装置。 - 【請求項15】 そのアクチュエータが、エア・シリン
ダである請求項9に記載の後二軸車に使用される発進補
助装置。 - 【請求項16】 その空気袋手段が、エア・スプリング
であり、その圧力ダンパーが、サージ・タンクであり、
その電磁切換え弁が、3方向電磁弁であり、そして、そ
のアクチュエータが、エア・シリンダである請求項9に
記載の後二軸車に使用される発進補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05669795A JP3807631B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 後二軸車に使用される発進補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05669795A JP3807631B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 後二軸車に使用される発進補助装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08230439A true JPH08230439A (ja) | 1996-09-10 |
JP3807631B2 JP3807631B2 (ja) | 2006-08-09 |
Family
ID=13034660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05669795A Expired - Fee Related JP3807631B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 後二軸車に使用される発進補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3807631B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100456536B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2004-11-10 | 현대자동차주식회사 | 푸셔액슬 압력에 따른 제동압력 제어방법 및 구조 |
CN103770595A (zh) * | 2012-10-23 | 2014-05-07 | 约斯特(上海)汽车部件有限公司 | 一种车轴升降装置 |
-
1995
- 1995-02-21 JP JP05669795A patent/JP3807631B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100456536B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2004-11-10 | 현대자동차주식회사 | 푸셔액슬 압력에 따른 제동압력 제어방법 및 구조 |
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