JP3213170B2 - 後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分配装置 - Google Patents

後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分配装置

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JP3213170B2
JP3213170B2 JP15804494A JP15804494A JP3213170B2 JP 3213170 B2 JP3213170 B2 JP 3213170B2 JP 15804494 A JP15804494 A JP 15804494A JP 15804494 A JP15804494 A JP 15804494A JP 3213170 B2 JP3213170 B2 JP 3213170B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に関係ある分野】この発明は、後二軸車のリア・
サスペンションに使用される軸重分配装置、特に、駆動
力の必要時に軸重分配比を変更可能にするところの後二
軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分配装置
に関する。
【0002】
【背景技術】通常、この種の後二軸車、例えば、後二軸
の大型トラックでは、駆動力に優れ、特に、悪路走破性
が良好であるところのタンデム・アクスル・トラニオン
型リア・サスペンションが採用されてきている。このタ
ンデム・アクスル・トラニオン型リア・サスペンション
は、積載量を後前車軸と後後車軸とに所定の比で配分さ
せるところで設計されるのが一般である。ところが、後
一軸のみが駆動される場合には、駆動車軸の軸重が小さ
くなるところの空車あるいは軽積載の場合で走行抵抗が
大きくなるところの坂道や駆動輪と路面との間の摩擦抵
抗が小さくなるところの雪道では、その駆動輪がスリッ
プして発進性に問題が生じ易い。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、駆動力の必要時、駆
動車軸の軸重を増加可能にして坂道、および雪道などの
発進性を向上するところの後二軸車のリア・サスペンシ
ョンに使用される軸重分配装置の提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
フレームに支持されて後後車軸に荷重を持上げ方向に作
用可能にする空気袋手段と、その空気袋手段を空気圧源
に接続する空気圧配管に配置される給気バルブと、その
空気袋手段および給気バルブの間でその空気圧配管に接
続される圧力ダンパーと、その給気バルブおよび圧力ダ
ンパーの間でその空気圧配管に接続される排気バルブ
と、トランスミッション・シフト・ポジション・セン
サ、車速センサ、荷重センサ、および圧力センサで得ら
れる情報を入力して処理し、駆動力の必要時にその給気
バルブおよび排気バルブを開閉制御して圧縮空気をその
空気袋手段に供給可能にするコントローラとを含み、そ
して、坂道、雪道などで後前車軸に軸重を増加させて後
二軸車の発進性を向上するところである。
【0005】また、この発明は、フレームに支持されて
後後車軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする空気袋手
段と、その空気袋手段を空気圧源に接続する空気圧配管
に配置される給気バルブと、リリーフ・バルブ機能を有
してその空気袋手段および給気バルブの間でその空気圧
配管に接続される排気バルブと、トランスミッション・
シフト・ポジション・センサ、車速センサ、荷重セン
サ、および圧力センサで得られる情報を入力して処理
し、駆動力の必要時にその給気バルブおよび排気バルブ
を開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段に供給可能に
するコントローラとを含み、そして、坂道、雪道などで
後前車軸に軸重を増加させて後二軸車の発進性を向上す
るところである。
【0006】この発明は、フレームに支持されて後後車
軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする空気袋手段と、
その空気袋手段を空気圧源に接続する空気圧配管に配置
される給気バルブと、その空気袋手段および給気バルブ
の間でその空気圧配管に接続される圧力ダンパーと、そ
の給気バルブおよび圧力ダンパーの間でその空気圧配管
に接続される排気バルブと、荷重センサおよび圧力セン
サで得られる情報を入力して処理し、駆動力の必要時に
その給気バルブおよび排気バルブを開閉制御して圧縮空
気をその空気袋手段に供給可能にするコントローラとを
含み、そして、坂道、雪道などで後前車軸に軸重を増加
させて後二軸車の発進性を向上するところである。
【0007】また、この発明は、フレームに支持されて
後後車軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする空気袋手
段と、その空気袋手段を空気圧源に接続する空気圧配管
に配置される給気バルブと、リリーフ・バルブ機能を有
してその空気袋手段および給気バルブの間でその空気圧
配管に接続される排気バルブと、荷重センサおよび圧力
センサで得られる情報を入力して処理し、駆動力の必要
時にその給気バルブおよび排気バルブを開閉制御して圧
縮空気をその空気袋手段に供給可能にするコントローラ
とを含み、そして、坂道、雪道などで後前車軸に軸重を
増加させて後二軸車の発進性を向上するところである。
【0008】この発明は、フレームに支持されて後後車
軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする空気袋手段と、
その空気袋手段を空気圧源に接続する空気圧配管に配置
される給気バルブと、その空気袋手段および給気バルブ
の間でその空気圧配管に接続される圧力ダンパーと、そ
の給気バルブおよび圧力ダンパーの間でその空気圧配管
に接続される排気バルブと、車速センサおよび圧力セン
サで得られる情報を入力して処理し、駆動力の必要時に
その給気バルブおよび排気バルブを開閉制御して圧縮空
気をその空気袋手段に供給可能にするコントローラとを
含み、そして、坂道、雪道などで後前車軸に軸重を増加
させて後二軸車の発進性を向上するところである。
【0009】また、この発明は、フレームに支持されて
後後車軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする空気袋手
段と、その空気袋手段を空気圧源に接続する空気圧配管
に配置される給気バルブと、リリーフ・バルブ機能を有
してその空気袋手段および給気バルブの間でその空気圧
配管に接続される排気バルブと、車速センサおよび圧力
センサで得られる情報を入力して処理し、駆動力の必要
時にその給気バルブおよび排気バルブを開閉制御して圧
縮空気をその空気袋手段に供給可能にするコントローラ
とを含み、そして、坂道、雪道などで後前車軸に軸重を
増加させて後二軸車の発進性を向上するところである。
【0010】この発明は、フレームに支持されて後後車
軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする空気袋手段と、
その空気袋手段を空気圧源に接続する空気圧配管に配置
される給気バルブと、その空気袋手段および給気バルブ
の間でその空気圧配管に接続される圧力ダンパーと、そ
の給気バルブおよび圧力ダンパーの間でその空気圧配管
に接続される排気バルブと、トランスミッション・シフ
ト・ポジション・センサおよび圧力センサで得られる情
報を入力して処理し、駆動力の必要時にその給気バルブ
および排気バルブを開閉制御して圧縮空気をその空気袋
手段に供給可能にするコントローラとを含み、そして、
坂道、雪道などで後前車軸に軸重を増加させて後二軸車
の発進性を向上するところである。
【0011】また、この発明は、フレームに支持されて
後後車軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする空気袋手
段と、その空気袋手段を空気圧源に接続する空気圧配管
に配置される給気バルブと、リリーフ・バルブ機能を有
してその空気袋手段および給気バルブの間でその空気圧
配管に接続される排気バルブと、トランスミッション・
シフト・ポジション・センサおよび圧力センサで得られ
る情報を入力して処理し、駆動力の必要時にその給気バ
ルブおよび排気バルブを開閉制御して圧縮空気をその空
気袋手段に供給可能にするコントローラとを含み、そし
て、坂道、雪道などで後前車軸に軸重を増加させて後二
軸車の発進性を向上するところである。
【0012】
【具体例の説明】以下、この発明の後二軸車のリア・サ
スペンションに使用される軸重分配装置の特定された具
体例について、図面を参照して説明する。図1および図
2は、後二軸に駆動後前車軸33および従動後後車軸3
4を使用する大型トラック30のタンデム・アクスル・
トラニオン型リア・サスペンション38に適用されると
ころのこの発明の後二軸車のリア・サスペンションに使
用される軸重分配装置の具体例10を示し、そして、そ
のトラック30では、そのタンデム・アクスル・トラニ
オン型リア・サスペンション38は、左右のトラニオン
・ブラケット40,40で左右のフレーム31,31に
支持されるトラニオン・シャフト39と、そのトラニオ
ン・シャフト39の左右端に固定的に支持されて前後端
にその駆動後後車軸33および従動後後車軸34を支持
する左右のリーフ・スプリング41,41と、そのトラ
ニオン・シャフト39、駆動後前車軸33および従動後
後車軸34の下方においてその駆動後前車軸33および
従動後後車軸34をそのトラニオン・ブラケット40に
連結する左右のフロントおよびリア・ロア・トルク・ロ
ッド42,43と、そのリーフ・スプリング41,41
の上方でそのトラニオン・シャフト39のセンターに合
わせてそのフレーム31,31に取り付けてあるアッパ
・トルク・ロッド・ブラケット46にその駆動後前車軸
33および従動後後車軸34を連結する左右のフロント
およびリア・アッパ・トルク・ロッド44,45とで組
み立てられてある。勿論、その駆動後前車軸33の両端
にはそれぞれ2個づつの駆動輪35,35が通常支持さ
れ、また、その従動後後車軸34の両端にはそれぞれ2
個づつの従動輪36,36が通常に支持される。また、
その駆動後前車軸33は、ディファレンシャル・キャリ
ア37内に組み込まれている差動装置(図示せず)に通
常に連結される。さらに、そのアッパ・トルク・ロッド
・ブラケット46は、そのトラニオン・シャフト39の
センタ付近のクロス・ビーム32に取り付けられてもよ
い。
【0013】その軸重分配装置10は、そのフレーム3
1,31に支持されてその後後車軸34に荷重を持上げ
方向に作用可能にする空気袋手段11と、その空気袋手
段11を空気圧源(図示せず)に接続する空気圧配管1
2に配置される給気バルブ13と、その空気袋手段11
および給気バルブ13の間でその空気圧配管12に接続
される圧力ダンパー14と、その給気バルブ13および
圧力ダンパー14の間でその空気圧配管12に接続され
る排気バルブ15と、コントローラ16とを含んで構成
され、そして、そのコントローラ16がトランスミッシ
ョン・シフト・ポジション・センサ17、車速センサ1
8、荷重センサ19、および圧力センサ20で得られる
情報を入力して処理し、駆動力の必要時にその給気バル
ブ13および排気バルブ15を開閉制御して圧縮空気を
その空気袋手段11に供給し、その後後車軸34の軸重
を減少させてその後前車軸33の軸重を増加させるとこ
ろである。
【0014】その空気袋手段11は、エア・スプリング
が使用され、そして、そのエア・スプリング11は、下
端にボトム・アンカ・プレート22を、上端にトップ・
アンカ・プレート23をそれぞれ備えるダイヤフラム形
に製造され、そして、そのボトム・アンカ・プレート2
2がその従動後後車軸34の後方に隣接されてその左右
のフレーム31,31間に渡されるクロス・ビーム・ブ
ラケット24上にねじ止めされてそのクロス・ビーム・
ブラケット24に固定的に支持され、一方、そのトップ
・アンカ・プレート23がその従動後後車軸34のアク
スル・ハンガー25の先端を載せて必要時に発生する荷
重をその従動後後車軸34に持上げ方向に作用可能にす
るところでそのフレーム31,31に配置される。
【0015】その給気バルブ13は、2方向を制御する
構造の電磁弁が使用され、その空気圧源が通常にコンプ
レッサ(図示せず)、ウェット・タンク(図示せず)、
およびリザーバ・タンク(図示せず)から構成されるの
で、そのエア・スプリング11をそのリザーバ・タンク
に接続するその空気圧配管12に配置される。特に、こ
の電磁弁13はチェック・バルブ(図示せず)の下流で
その空気圧配管12の途中に配置される。
【0016】その圧力ダンパー14は、サージ・タンク
が使用され、そして、そのサージ・タンク14は、その
クロス・ビーム・ブラケット24に隣接されてその左右
のフレーム31,31間に渡されるクロス・ビーム47
に固定的に支持され、そして、分岐管27でその空気圧
配管12に接続される。
【0017】その排気バルブ15は、2方向を制御する
電磁弁が使用され、そして、他の分岐管29でその空気
圧配管12に接続される。この場合、その電磁弁15が
リリーフ・バルブ機能を備える構造であると、そのコン
トローラ16はその電磁弁15の開閉制御が簡単にな
る。
【0018】そのコントローラ16は、マイクロ・コン
ピュータが使用され、トランスミッション・シフト・ポ
ジション・センサ17、車速センサ18、荷重センサ1
9、圧力センサ20、および手動スイッチ21を入力回
路に、その給気バルブ13および排気バルブ15の電磁
コイル26,28を出力回路にそれぞれ電気的に接続
し、そして、そのトラック30に駆動力の必要時、すな
わち、空車あるいは軽積載の場合に坂道および雪道など
で発進する際、そのトランスミッション・シフト・ポジ
ション・センサ17、車速センサ18、荷重センサ1
9、および圧力センサ20で得られる情報を入力して処
理し、その給気バルブ13および排気バルブ15を開閉
制御し、そのリザーブ・タンクからそのエア・スプリン
グ11に圧縮空気を供給し、そして、そのエア・スプリ
ング11に持上げ方向の荷重を発生させる。勿論、荷重
移動量はその駆動後前車軸33とその従動後後車軸34
との比が2:1以上の駆動力が得られ、そして、その従
動後後車軸34のタイヤが地面から浮き上がらないとこ
ろで設定されるので、このマイクロ・コンピュータ16
は、その荷重移動量の範囲でその持上げ方向の荷重をそ
のエア・スプリング11に発生させる。さらに、この軸
重分配装置10では、そのエア・スプリング11の調圧
は、車速が20km/h以下に設定されて行なわれる。
【0019】そのトランスミッション・シフト・ポジシ
ョン・センサ17は、トランスミッションが第1速、第
2速、あるいは後退速であることを検出し、その車速セ
ンサ18は、回転センサが使用されて前車輪に配置さ
れ、その荷重センサ19は、その従動後後車軸34に配
置され、そして、その圧力センサ20はそのサージ・タ
ンク14に配置される。
【0020】次に、その上述の軸重分配装置10の動作
をそのトラック30の走行に関連して説明する。そのト
ラック30の坂道発進について説明するに、そのトラッ
ク30がその坂道に停車されるときには、そのマイクロ
・コンピュータ16によってその給気バルブ13が閉じ
られ、同時に、その排気バルブ15が開かれたそのエア
・スプリング11はその排気バルブ15によって大気中
に開放されている。
【0021】そのマイクロ・コンピュータ16は、その
トランスミッション・シフト・ポジション・センサ1
7、車速センサ18、荷重センサ19、および圧力セン
サ20で得られた情報を入力して処理し、その排気バル
ブ15に閉動作させてその給気バルブ13に開動作させ
る。その排気バルブ15が閉じられてその給気バルブ1
3に開かれるので、圧縮空気は、その空気圧配管12に
流れてそのリザーバ・タンクからそのエア・スプリング
11に供給され、その際、その分岐管27にも流れてそ
のサージ・タンク14に供給される。
【0022】そのエア・スプリング11は、圧縮空気が
供給されるので、荷重を発生し、そして、その荷重をそ
の従動後後車軸34に持上げ方向にかける。そして、そ
の従動後後車軸34の軸重がその荷重センサ19で感知
されているので、そのマイクロ・コンピュータ16はそ
の荷重センサ19で得られる情報で荷重移動量を判断
し、そこで、その駆動後前車軸33とその従動後後車軸
34との軸重比が2:1以上の駆動力が得られると、そ
のマイクロ・コンピュータ16はその給気バルブ13に
閉動作させる。
【0023】そのような状態で、ドライバはクラッチを
継ぎながらアクセル・ペダルを踏み込む。既に、その駆
動後前車軸33とその従動後後車軸34との間には最適
に荷重移動が行なわれているので、そのトラック30
は、円滑に発進される。その後、その荷重移動の解除
は、そのトランスミッション・シフト・ポジション・セ
ンサ17、車速センサ18などで得られる情報に基づい
てそのマイクロ・コンピュータ16が判断してその給気
バルブ13が閉じられ、同時に、その排気バルブ15が
開かれてそのエア・スプリング11内の圧縮空気が大気
中に排出され、そのようにして、その軸重分配装置10
は、駆動力が必要になる時に動作される。勿論、この軸
重分配装置10は、そのトラック30が雪道や滑り易い
道路などで発進する際にも同様に動作される。
【0024】図3は、図1および図2に示されるその大
型トラック30のタンデム・アクスル・トラニオン型リ
ア・サスペンション38に適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例50を示している。この軸重分配装置5
0は、前述の軸重分配装置10において、その圧力ダン
パー14が省かれてその排気バルブ15にリリーフ・バ
ルブ機能付き排気バルブ51が使用され、そして、装置
が全体的に簡略化されている。
【0025】その軸重分配装置50は、そのフレーム3
1,31に支持されてその従動後後車軸34に荷重を持
上げ方向に作用可能にする空気袋手段11と、その空気
袋手段11をその空気圧源に接続する空気圧配管12に
配置されて給気バルブ13と、リリーフ・バルブ機能を
有してその空気袋手段11および給気バルブ13の間で
その空気圧配管12に分岐管53によって接続される排
気バルブ51と、コントローラ54とを含んで構成さ
れ、そして、そのコントローラ54がトランスミッショ
ン・シフト・ポジション・センサ17、車速センサ1
8、荷重センサ19、および圧力センサ20で得られる
情報を入力して処理し、駆動力の必要時にその給気バル
ブ13および排気バルブ51を開閉制御して圧縮空気を
その空気袋手段11に供給し、その後後車軸34の軸重
を減少させてその後前車軸33の軸重を増加させるとこ
ろで荷重移動を行なう。
【0026】その空気袋手段11は、前述の軸重分配装
置10のように、そのボトム・アンカ・プレート22が
その従動後後車軸34の後方に隣接されてその左右のフ
レーム31,31間に渡されるクロス・ビーム・ブラケ
ット24上にねじ止めされてそのクロス・ビーム・ブラ
ケット24に固定的に支持され、そして、そのトップ・
アンカ・プレート23がその従動後後車軸34のアクス
ル・ハンガー25の先端を載せて必要時に発生する荷重
をその従動後後車軸34に持上げ方向に作用可能にする
ところでそのフレーム31,31に配置される。
【0027】その排気バルブ51は、リリーフ・バルブ
を兼用可能にするところの2方向制御電磁弁が使用さ
れ、そして、そのエア・スプリング11を保護してい
る。
【0028】そのコントローラ54は、マイクロ・コン
ピュータが使用され、そのトランスミッション・シフト
・ポジション・センサ17、車速センサ18、荷重セン
サ19、圧力センサ20、および手動スイッチ21を入
力回路に、その給気バルブ13および排気バルブ51の
電磁コイル26,52を出力回路にそれぞれ電気的に接
続し、そして、そのトラック30に駆動力の必要時、す
なわち、空車あるいは軽積載の場合に坂道および雪道な
どで発進する際、そのトランスミッション・シフト・ポ
ジション・センサ17、車速センサ18、荷重センサ1
9、および圧力センサ20で得られる情報を入力して処
理し、その給気バルブ13および排気バルブ51を開閉
制御し、そのリザーブ・タンクからそのエア・スプリン
グ11に圧縮空気を供給し、そして、そのエア・スプリ
ング11に持上げ方向の荷重を発生させる。勿論、荷重
移動量はその駆動後前車軸33とその従動後後車軸34
との比が2:1以上の駆動力が得られ、そして、その従
動後後車軸34のタイヤが地面から浮き上がらないとこ
ろで設定されるので、このマイクロ・コンピュータ54
は、その荷重移動量の範囲でその持上げ方向の荷重をそ
のエア・スプリング11に発生させる。さらに、この軸
重分配装置50では、そのエア・スプリング11の調圧
は、車速が20km/h以下に設定されて行なわれる。
【0029】そのトランスミッション・シフト・ポジシ
ョン・センサ17は、そのトランスミッションが第1
速、第2速、あるいは後退速であることを検出し、その
車速センサ18は、回転センサが使用されて前車輪に配
置され、その荷重センサ19は、その従動後後車軸34
に配置され、そして、その圧力センサ20はそのエア・
スプリング11に近いところでその空気圧配管12に他
の分岐管55で接続される。
【0030】上述のように、そのサージ・タンク14を
省いて構成されるところのその軸重分配装置50は、前
述の軸重分配装置10と同様に機能し、また、同様に動
作される。その軸重分配装置50の動作の詳細な説明は
省略する。
【0031】図4は、図1および図2に示されるその大
型トラック30のタンデム・アクスル・トラニオン型リ
ア・サスペンション38に適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例60を示している。この軸重分配装置6
0は、前述の軸重分配装置10において、そのトランス
ミッション・シフト・ポジション・センサ17および車
速センサ18が省かれて駆動力の必要時にその後後車軸
34の軸重を減少させてその後前車軸33の軸重を増加
させるところの荷重移動制御を簡易的に行なう。
【0032】その軸重分配装置60は、そのフレーム3
1,31に支持されてその後後車軸34に荷重を持上げ
方向に作用可能にする空気袋手段11と、その空気袋手
段11を空気圧源(図示せず)に接続する空気圧配管1
2に配置される給気バルブ13と、その空気袋手段11
および給気バルブ13の間でその空気圧配管12に接続
される圧力ダンパー14と、その給気バルブ13および
圧力ダンパー14の間でその空気圧配管12に接続され
る排気バルブ15と、コントローラ61とを含んで構成
され、そして、そのコントローラ61がその荷重センサ
19および圧力センサ20で得られる情報を入力して処
理し、駆動力の必要時にその給気バルブ13および排気
バルブ15を開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段1
1に供給し、その後後車軸34の軸重を減少させてその
後前車軸33の軸重を増加させるところである。
【0033】そのコントローラ61は、マイクロ・コン
ピュータが使用され、その荷重センサ19、圧力センサ
20、および手動スイッチ21を入力回路に、その給気
バルブ13および排気バルブ15の電磁コイル26,2
8を出力回路にそれぞれ電気的に接続し、そして、その
トラック30に駆動力の必要時、すなわち、空車あるい
は軽積載の場合に坂道および雪道などで発進する際、そ
の荷重センサ19および圧力センサ20で得られる情報
を入力して処理し、その給気バルブ13および排気バル
ブ15を開閉制御し、そのリザーブ・タンクからそのエ
ア・スプリング11に圧縮空気を供給し、そして、その
エア・スプリング11に持上げ方向の荷重を発生させ
る。勿論、荷重移動量はその駆動後前車軸33とその従
動後後車軸34との比が2:1以上の駆動力が得られ、
そして、その従動後後車軸34のタイヤが地面から浮き
上がらないところで設定されるので、このマイクロ・コ
ンピュータ61は、その荷重移動量の範囲でその持上げ
方向の荷重をそのエア・スプリング11に発生させる。
【0034】上述のように、そのトランスミッション・
シフト・ポジション・センサ17および車速センサ18
を省いて荷重移動制御を簡易的に行なうところのその軸
重分配装置60は、前述の軸重分配装置10と同様に機
能し、また、同様に動作される。その軸重分配装置60
の動作の詳細な説明は省略する。
【0035】図5は、図1および図2に示されるその大
型トラック30のタンデム・アクスル・トラニオン型リ
ア・サスペンション38に適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例70を示している。この軸重分配装置7
0は、前述の軸重分配装置50において、そのトランス
ミッション・シフト・ポジション・センサ17および車
速センサ18が省かれて駆動力の必要時にその後後車軸
34の軸重を減少させてその後前車軸33の軸重を増加
させるところの荷重移動制御を簡易的に行なう。
【0036】その軸重分配装置70は、そのフレーム3
1,31に支持されてその従動後後車軸34に荷重を持
上げ方向に作用可能にする空気袋手段11と、その空気
袋手段11をその空気圧源に接続する空気圧配管12に
配置されて給気バルブ13と、リリーフ・バルブ機能を
有してその空気袋手段11および給気バルブ13の間で
その空気圧配管12に分岐管53によって接続される排
気バルブ51と、コントローラ71とを含んで構成さ
れ、そして、そのコントローラ71がその荷重センサ1
9および圧力センサ20で得られる情報を入力して処理
し、駆動力の必要時にその給気バルブ13および排気バ
ルブ51を開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段11
に供給し、その後後車軸34の軸重を減少させてその後
前車軸33の軸重を増加させるところで荷重移動を簡易
的に行なう。
【0037】そのコントローラ71は、マイクロ・コン
ピュータが使用され、その荷重センサ19、圧力センサ
20、および手動スイッチ21を入力回路に、その給気
バルブ13および排気バルブ51の電磁コイル26,5
2を出力回路にそれぞれ電気的に接続し、そして、その
トラック30に駆動力の必要時、すなわち、空車あるい
は軽積載の場合に坂道および雪道などで発進する際、そ
の荷重センサ19および圧力センサ20で得られる情報
を入力して処理し、その給気バルブ13および排気バル
ブ51を開閉制御し、そのリザーブ・タンクからそのエ
ア・スプリング11に圧縮空気を供給し、そして、その
エア・スプリング11に持上げ方向の荷重を発生させ
る。勿論、荷重移動量はその駆動後前車軸33とその従
動後後車軸34との比が2:1以上の駆動力が得られ、
そして、その従動後後車軸34のタイヤが地面から浮き
上がらないところで設定されるので、このマイクロ・コ
ンピュータ71は、その荷重移動量の範囲でその持上げ
方向の荷重をそのエア・スプリング11に発生させる。
【0038】上述のように、そのトランスミッション・
シフト・ポジション・センサ17および車速センサ18
を省いて荷重移動制御を簡易的に行なうところのその軸
重分配装置70は、前述の軸重分配装置50と同様に機
能し、また、同様に動作される。その軸重分配装置70
の動作の詳細な説明は省略する。
【0039】図6は、図1および図2に示されるその大
型トラック30のタンデム・アクスル・トラニオン型リ
ア・サスペンション38に適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例80を示している。この軸重分配装置8
0は、前述の軸重分配装置10において、そのトランス
ミッション・シフト・ポジション・センサ17および荷
重センサ19が省かれて駆動力の必要時にその後後車軸
34の軸重を減少させてその後前車軸33の軸重を増加
させるところの荷重移動制御を簡易的に行なう。
【0040】その軸重分配装置80は、そのフレーム3
1,31に支持されてその後後車軸34に荷重を持上げ
方向に作用可能にする空気袋手段11と、その空気袋手
段11を空気圧源(図示せず)に接続する空気圧配管1
2に配置される給気バルブ13と、その空気袋手段11
および給気バルブ13の間でその空気圧配管12に接続
される圧力ダンパー14と、その給気バルブ13および
圧力ダンパー14の間でその空気圧配管12に接続され
る排気バルブ15と、コントローラ81とを含んで構成
され、そして、そのコントローラ81がその車速センサ
18および圧力センサ20で得られる情報を入力して処
理し、駆動力の必要時にその給気バルブ13および排気
バルブ15を開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段1
1に供給し、その後後車軸34の軸重を減少させてその
後前車軸33の軸重を増加させるところである。
【0041】そのコントローラ81は、マイクロ・コン
ピュータが使用され、その車速センサ18、圧力センサ
20、および手動スイッチ21を入力回路に、その給気
バルブ13および排気バルブ15の電磁コイル26,2
8を出力回路にそれぞれ電気的に接続し、そして、その
トラック30に駆動力の必要時、すなわち、空車あるい
は軽積載の場合に坂道および雪道などで発進する際、そ
の車速センサ18および圧力センサ20で得られる情報
を入力して処理し、その給気バルブ13および排気バル
ブ15を開閉制御し、そのリザーブ・タンクからそのエ
ア・スプリング11に圧縮空気を供給し、そして、その
エア・スプリング11に持上げ方向の荷重を発生させ
る。勿論、荷重移動量はその駆動後前車軸33とその従
動後後車軸34との比が2:1以上の駆動力が得られ、
そして、その従動後後車軸34のタイヤが地面から浮き
上がらないところで設定されるので、このマイクロ・コ
ンピュータ81は、その荷重移動量の範囲でその持上げ
方向の荷重をそのエア・スプリング11に発生させる。
【0042】上述のように、そのトランスミッション・
シフト・ポジション・センサ17および荷重センサ19
を省いて荷重移動制御を簡易的に行なうところのその軸
重分配装置80は、前述の軸重分配装置10と同様に機
能し、また、同様に動作される。その軸重分配装置80
の動作の詳細な説明は省略する。
【0043】図7は、図1および図2に示されるその大
型トラック30のタンデム・アクスル・トラニオン型リ
ア・サスペンション38に適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例90を示している。この軸重分配装置9
0は、前述の軸重分配装置50において、そのトランス
ミッション・シフト・ポジション・センサ17および荷
重センサ19が省かれて駆動力の必要時にその後後車軸
34の軸重を減少させてその後前車軸33の軸重を増加
させるところの荷重移動制御を簡易的に行なう。
【0044】その軸重分配装置90は、そのフレーム3
1,31に支持されてその従動後後車軸34に荷重を持
上げ方向に作用可能にする空気袋手段11と、その空気
袋手段11をその空気圧源に接続する空気圧配管12に
配置されて給気バルブ13と、リリーフ・バルブ機能を
有してその空気袋手段11および給気バルブ13の間で
その空気圧配管12に分岐管53によって接続される排
気バルブ51と、コントローラ91とを含んで構成さ
れ、そして、そのコントローラ91が、その車速センサ
18および圧力センサ20で得られる情報を入力して処
理し、駆動力の必要時にその給気バルブ13および排気
バルブ51を開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段1
1に供給し、その後後車軸34の軸重を減少させてその
後前車軸33の軸重を増加させるところで荷重移動を簡
易的に行なう。
【0045】そのコントローラ91は、マイクロ・コン
ピュータが使用され、その車速センサ18、圧力センサ
20、および手動スイッチ21を入力回路に、その給気
バルブ13および排気バルブ51の電磁コイル26,5
2を出力回路にそれぞれ電気的に接続し、そして、その
トラック30に駆動力の必要時、すなわち、空車あるい
は軽積載の場合に坂道および雪道などで発進する際、そ
の車速センサ18および圧力センサ20で得られる情報
を入力して処理し、その給気バルブ13および排気バル
ブ51を開閉制御し、そのリザーブ・タンクからそのエ
ア・スプリング11に圧縮空気を供給し、そして、その
エア・スプリング11に持上げ方向の荷重を発生させ
る。勿論、荷重移動量はその駆動後前車軸33とその従
動後後車軸34との比が2:1以上の駆動力が得られ、
そして、その従動後後車軸34のタイヤが地面から浮き
上がらないところで設定されるので、このマイクロ・コ
ンピュータ91は、その荷重移動量の範囲でその持上げ
方向の荷重をそのエア・スプリング11に発生させる。
【0046】上述のように、そのトランスミッション・
シフト・ポジション・センサ17および荷重センサ19
を省いて荷重移動制御を簡易的に行なうところのその軸
重分配装置90は、前述の軸重分配装置50と同様に機
能し、また、同様に動作される。その軸重分配装置90
の動作の詳細な説明は省略する。
【0047】図8は、図1および図2に示されるその大
型トラック30のタンデム・アクスル・トラニオン型リ
ア・サスペンション38に適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例100を示している。この軸重分配装置
100は、前述の軸重分配装置10において、その車速
センサ18および荷重センサ19が省かれて駆動力の必
要時にその後後車軸34の軸重を減少させてその後前車
軸33の軸重を増加させるところの荷重移動制御を簡易
的に行なう。
【0048】その軸重分配装置100は、そのフレーム
31,31に支持されてその後後車軸34に荷重を持上
げ方向に作用可能にする空気袋手段11と、その空気袋
手段11を空気圧源(図示せず)に接続する空気圧配管
12に配置されて給気バルブ13と、その空気袋手段1
1および給気バルブ13の間でその空気圧配管12に接
続される圧力ダンパー14と、その給気バルブ13およ
び圧力ダンパー14の間でその空気圧配管12に接続さ
れる排気バルブ15と、コントローラ101とを含んで
構成され、そして、そのコントローラ101がそのトラ
ンスミッション・シフト・ポジション・センサ17およ
び圧力センサ20で得られる情報を入力して処理し、駆
動力の必要時にその給気バルブ13および排気バルブ1
5を開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段11に供給
し、その後後車軸34の軸重を減少させてその後前車軸
33の軸重を増加させるところである。
【0049】そのコントローラ101は、マイクロ・コ
ンピュータが使用され、そのトランスミッション・シフ
ト・ポジション・センサ17、圧力センサ20、および
手動スイッチ21を入力回路に、その給気バルブ13お
よび排気バルブ15の電磁コイル26,28を出力回路
にそれぞれ電気的に接続し、そして、そのトラック30
に駆動力の必要時、すなわち、空車あるいは軽積載の場
合に坂道および雪道などで発進する際、そのトランスミ
ッション・シフト・ポジション・センサ17および圧力
センサ20で得られる情報を入力して処理し、その給気
バルブ13および排気バルブ15を開閉制御し、そのリ
ザーブ・タンクからそのエア・スプリング11に圧縮空
気を供給し、そして、そのエア・スプリング11に持上
げ方向の荷重を発生させる。勿論、荷重移動量はその駆
動後前車軸33とその従動後後車軸34との比が2:1
以上の駆動力が得られ、そして、その従動後後車軸34
のタイヤが地面から浮き上がらないところで設定される
ので、このマイクロ・コンピュータ101は、その荷重
移動量の範囲でその持上げ方向の荷重をそのエア・スプ
リング11に発生させる。
【0050】上述のように、その車速センサ18および
荷重センサ19を省いて荷重移動制御を簡易的に行なう
ところのその軸重分配装置100は、前述の軸重分配装
置10と同様に機能し、また、同様に動作される。その
軸重分配装置100の動作の詳細な説明は省略する。
【0051】図9は、図1および図2に示されるその大
型トラック30のタンデム・アクスル・トラニオン型リ
ア・サスペンション38に適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例110を示している。この軸重分配装置
110は、前述の軸重分配装置50において、その車速
センサ18および荷重センサ19が省かれて駆動力の必
要時にその後後車軸34の軸重を減少させてその後前車
軸33の軸重を増加させるところの荷重移動制御を簡易
的に行なう。
【0052】その軸重分配装置110は、そのフレーム
31,31に支持されてその従動後後車軸34に荷重を
持上げ方向に作用可能にする空気袋手段11と、その空
気袋手段11をその空気圧源に接続する空気圧配管12
に配置されて給気バルブ13と、リリーフ・バルブ機能
を有してその空気袋手段11および給気バルブ13の間
でその空気圧配管12に分岐管53によって接続される
排気バルブ51と、コントローラ111とを含んで構成
され、そして、そのコントローラ111がそのトランス
ミッション・シフト・ポジション・センサ17および圧
力センサ20で得られる情報を入力して処理し、駆動力
の必要時にその給気バルブ13および排気バルブ51を
開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段11に供給し、
その後後車軸34の軸重を減少させてその後前車軸33
の軸重を増加させるところで荷重移動を簡易的に行な
う。
【0053】そのコントローラ111は、マイクロ・コ
ンピュータが使用され、そのトランスミッション・シフ
ト・ポジション・センサ17、圧力センサ20、および
手動スイッチ21を入力回路に、その給気バルブ13お
よび排気バルブ51の電磁コイル26,52を出力回路
にそれぞれ電気的に接続し、そして、そのトラック30
に駆動力の必要時、すなわち、空車あるいは軽積載の場
合に坂道および雪道などで発進する際、そのトランスミ
ッション・シフト・ポジション・センサ17および圧力
センサ20で得られる情報を入力して処理し、その給気
バルブ13および排気バルブ51を開閉制御し、そのリ
ザーブ・タンクからそのエア・スプリング11に圧縮空
気を供給し、そして、そのエア・スプリング11に持上
げ方向の荷重を発生させる。勿論、荷重移動量はその駆
動後前車軸33とその従動後後車軸34との比が2:1
以上の駆動力が得られ、そして、その従動後後車軸34
のタイヤが地面から浮き上がらないところで設定される
ので、このマイクロ・コンピュータ111は、その荷重
移動量の範囲でその持上げ方向の荷重をそのエア・スプ
リング11に発生させる。
【0054】上述のように、その車速センサ18および
荷重センサ19を省いて荷重移動制御を簡易的に行なう
ところのその軸重分配装置110は、前述の軸重分配装
置50と同様に機能し、また、同様に動作される。その
軸重分配装置110の動作の詳細な説明は省略する。
【0055】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
その他の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の
内容は、その発明の課題に相応してその発明の成立に必
須である。
【0056】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分配
装置は、フレームに支持され、そして、そのフレームに
支持されるトラニオン・シャフトと、そのトラニオン・
シャフトに固定的に支持されて前端に後前車軸を、後端
に後後車軸をそれぞれ支持するリーフ・スプリングとを
備えるところのトラニオン型リア・サスペンションに組
み合わせられてその後前車軸および後後車軸の間に荷重
を移動させるようにその後後車軸に荷重を持上げ方向に
作用可能にする空気袋手段と、その空気袋手段を空気圧
源に接続する空気圧配管に配置される給気バルブと、そ
の空気袋手段および給気バルブの間でその空気圧配管に
接続される圧力ダンパーと、その給気バルブおよび圧力
ダンパーの間でその空気圧配管に接続される排気バルブ
と、トランスミッション・シフト・ポジション・セン
サ、車速センサ、荷重センサ、および圧力センサで得ら
れる情報を入力して処理し、駆動力の必要時にその給気
バルブおよび排気バルブを開閉制御して圧縮空気をその
空気袋手段に供給可能にするコントローラとを含むの
で、この発明の後二軸車のリア・サスペンションに使用
される軸重分配装置では、駆動力が必要時、後二軸にお
いて、駆動軸と従動軸との間、すなわち、その後前車軸
とその後後車軸との間に荷重移動が可能になってその後
前車軸の軸重が増加され、そして、坂道、雪道などの発
進性が向上され、また、その圧力ダンパーによってその
空気袋手段のばね定数が下げられて圧縮空気がその空気
袋手段に供給される際、その空気袋手段に圧力変動が緩
和されて小さくされ、すなわち、変動荷重が小さくされ
てサスペンションに影響する振動の発生が抑制され、そ
して、乗り心地やジャダーへの影響が回避され、その結
果、リーフ・スプリング型トラニオン・サスペンション
を用いる後二軸車にとって非常に有用で実用的である。
【0057】また、この発明の後二軸車のリア・サスペ
ンションに使用される軸重分配装置は、フレームに支持
され、そして、そのフレームに支持されるトラニオン・
シャフトと、そのトラニオン・シャフトに固定的に支持
されて前端に後前車軸を、後端に後後車軸をそれぞれ支
持するリーフ・スプリングとを備えるところのトラニオ
ン型リア・サスペンションに組み合わせられてその後前
車軸および後後車軸の間に荷重を移動させるようにその
後後車軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする空気袋手
段と、その空気袋手段を空気圧源に接続する空気圧配管
に配置される給気バルブと、リリーフ・バルブ機能を有
してその空気袋手段および給気バルブの間でその空気圧
配管に接続される排気バルブと、トランスミッション・
シフト・ポジション・センサ、車速センサ、荷重セン
サ、および圧力センサで得られる情報を入力して処理
し、駆動力の必要時にその給気バルブおよび排気バルブ
を開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段に供給可能に
するコントローラとを含むので、この発明の後二軸車の
リア・サスペンションに使用される軸重分配装置では、
装置が全体的に簡略化されてその排気バルブの開閉制御
が簡単になり、そして、駆動力の必要時、後二軸におい
て、駆動軸と従動軸との間、すなわち、その後前車軸と
その後後車軸との間に荷重移動が可能になってその後前
車軸の軸重が増加され、そして、坂道、雪道などの発進
性が向上され、その結果、リーフ・スプリング型トラニ
オン・サスペンションを用いる後二軸車にとって非常に
有用で実用的である。
【0058】さらに、この発明の後二軸車のリア・サス
ペンションに使用される軸重分配装置は、フレームに支
持され、そして、そのフレームに支持されるトラニオン
・シャフトと、そのトラニオン・シャフトに固定的に支
持されて前端に後前車軸を、後端に後後車軸をそれぞれ
支持するリーフ・スプリングとを備えるところのトラニ
オン型リア・サスペンションに組み合わせられてその後
前車軸および後後車軸の間に荷重を移動させるようにそ
の後後車軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする空気袋
手段と、その空気袋手段を空気圧源に接続する空気圧配
管に配置される給気バルブと、その空気袋手段および給
気バルブの間でその空気圧配管に接続される圧力ダンパ
ーと、その給気バルブおよび圧力ダンパーの間でその空
気圧配管に接続される排気バルブと、荷重センサおよび
圧力センサで得られる情報を入力して処理し、駆動力の
必要時にその給気バルブおよび排気バルブを開閉制御し
て圧縮空気をその空気袋手段に供給可能にするコントロ
ーラとを含むので、この発明の後二軸車のリア・サスペ
ンションに使用される軸重分配装置では、駆動力の必要
時、後二軸において、駆動軸と従動軸との間、すなわ
ち、その後前車軸とその後後車軸との間に荷重移動が可
能になってその後前車軸の軸重が増加され、そして、坂
道、雪道などの発進性が向上され、特に、そのような荷
重移動制御が簡易的に可能になり、また、その圧力ダン
パーによってその空気袋手段のばね定数が下げられて圧
縮空気がその空気袋手段に供給される際、その空気袋手
段に圧力変動が緩和されて小さくされ、すなわち、変動
荷重が小さくされてサスペンションに影響する振動の発
生が抑制され、そして、乗り心地やジャダーへの影響が
回避され、その結果、リーフ・スプリング型トラニオン
・サスペンションを用いる後二軸車にとって非常に有用
で実用的である。
【0059】またさらに、この発明の後二軸車のリア・
サスペンションに使用される軸重分配装置は、フレーム
に支持され、そして、そのフレームに支持されるトラニ
オン・シャフトと、そのトラニオン・シャフトに固定的
に支持されて前端に後前車軸を、後端に後後車軸をそれ
ぞれ支持するリーフ・スプリングとを備えるところのト
ラニオン型リア・サスペンションに組み合わせられてそ
の後前車軸および後後車軸の間に荷重を移動させるよう
にその後後車軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする空
気袋手段と、フレームに支持されて後後車軸に荷重を持
上げ方向に作用可能にする空気袋手段と、その空気袋手
段を空気圧源に接続する空気圧配管に配置される給気バ
ルブと、リリーフ・バルブ機能を有してその空気袋手段
および給気バルブの間でその空気圧配管に接続される排
気バルブと、荷重センサおよび圧力センサで得られる情
報を入力して処理し、駆動力の必要時にその給気バルブ
および排気バルブを開閉制御して圧縮空気をその空気袋
手段に供給可能にするコントローラとを含むので、この
発明の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸
重分配装置では、装置が全体的に簡略化されてその排気
バルブの開閉制御が簡単になり、そして、駆動力の必要
時、後二軸において、駆動軸と従動軸との間、すなわ
ち、その後前車軸とその後後車軸との間に荷重移動が可
能になってその後前車軸の軸重が増加され、そして、坂
道、雪道などの発進性が向上され、特に、そのような荷
重移動制御が簡易的に可能になり、その結果、リーフ・
スプリング型トラニオン・サスペンションを用いる後二
軸車にとって非常に有用で実用的である。
【0060】さらには、この発明の後二軸車のリア・サ
スペンションに使用される軸重分配装置は、フレームに
支持され、そして、そのフレームに支持されるトラニオ
ン・シャフトと、そのトラニオン・シャフトに固定的に
支持されて前端に後前車軸を、後端に後後車軸をそれぞ
れ支持するリーフ・スプリングとを備えるところのトラ
ニオン型リア・サスペンションに組み合わせられてその
後前車軸および後後車軸の間に荷重を移動させるように
その後後車軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする空気
袋手段と、その空気袋手段を空気圧源に接続する空気圧
配管に配置される給気バルブと、その空気袋手段および
給気バルブの間でその空気圧配管に接続される圧力ダン
パーと、その給気バルブおよび圧力ダンパーの間でその
空気圧配管に接続される排気バルブと、車速センサおよ
び圧力センサで得られる情報を入力して処理し、駆動力
の必要時にその給気バルブおよび排気バルブを開閉制御
して圧縮空気をその空気袋手段に供給可能にするコント
ローラとを含むので、この発明の後二軸車のリア・サス
ペンションに使用される軸重分配装置では、駆動力の必
要時、後二軸において、駆動軸と従動軸との間、すなわ
ち、その後前車軸とその後後車軸との間に荷重移動が可
能になってその後前車軸の軸重が増加され、そして、坂
道、雪道などの発進性が向上され、特に、そのような荷
重移動制御が簡易的に可能になり、また、その圧力ダン
パーによってその空気袋手段のばね定数が下げられて圧
縮空気がその空気袋手段に供給される際、その空気袋手
段に圧力変動が緩和されて小さくされ、すなわち、変動
荷重が小さくされてサスペンションに影響する振動の発
生が抑制され、そして、乗り心地やジャダーへの影響が
回避され、その結果、リーフ・スプリング型トラニオン
・サスペンションを用いる後二軸車にとって非常に有用
で実用的である。
【0061】またさらには、この発明の後二軸車のリア
・サスペンションに使用される軸重分配装置は、フレー
ムに支持され、そして、そのフレームに支持されるトラ
ニオン・シャフトと、そのトラニオン・シャフトに固定
的に支持されて前端に後前車軸を、後端に後後車軸をそ
れぞれ支持するリーフ・スプリングとを備えるところの
トラニオン型リア・サスペンションに組み合わせられて
その後前車軸および後後車軸の間に荷重を移動させるよ
うにその後後車軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする
空気袋手段と、その空気袋手段を空気圧源に接続する空
気圧配管に配置される給気バルブと、リリーフ・バルブ
機能を有してその空気袋手段および給気バルブの間でそ
の空気圧配管に接続される排気バルブと、車速センサお
よび圧力センサで得られる情報を入力して処理し、駆動
力の必要時にその給気バルブおよび排気バルブを開閉制
御して圧縮空気をその空気袋手段に供給可能にするコン
トローラとを含むので、この発明の後二軸車のリア・サ
スペンションに使用される軸重分配装置では、装置が全
体的に簡略化されてその排気バルブの開閉制御が簡単に
なり、そして、駆動力の必要時、後二軸において、駆動
軸と従動軸との間、すなわち、その後前車軸とその後後
車軸との間に荷重移動が可能になってその後前車軸の軸
重が増加され、そして、坂道、雪道などの発進性が向上
され、特に、そのような荷重移動制御が簡易的に可能に
なり、その結果、リーフ・スプリング型トラニオン・サ
スペンションを用いる後二軸車にとって非常に有用で実
用的である。
【0062】さらにまた、この発明の後二軸車のリア・
サスペンションに使用される軸重分配装置は、フレーム
に支持され、そして、そのフレームに支持されるトラニ
オン・シャフトと、そのトラニオン・シャフトに固定的
に支持されて前端に後前車軸を、後端に後後車軸をそれ
ぞれ支持するリーフ・スプリングとを備えるところのト
ラニオン型リア・サスペンションに組み合わせられてそ
の後前車軸および後後車軸の間に荷重を移動させるよう
にその後後車軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする空
気袋手段と、その空気袋手段を空気圧源に接続する空気
圧配管に配置される給気バルブと、その空気袋手段およ
び給気バルブの間でその空気圧配管に接続される圧力ダ
ンパーと、その給気バルブおよび圧力ダンパーの間でそ
の空気圧供給配管に接続される排気バルブと、トランス
ミッション・シフト・ポジション・センサおよび圧力セ
ンサで得られる情報を入力して処理し、駆動力の必要時
にその給気バルブおよび排気バルブを開閉制御して圧縮
空気をその空気袋手段に供給可能にするコントローラと
を含むので、この発明の後二軸車のリア・サスペンショ
ンに使用される軸重分配装置では、駆動力の必要時、後
二軸において、駆動軸と従動軸との間、すなわち、その
後前車軸とその後後車軸との間に荷重移動が可能になっ
てその後前車軸の軸重が増加され、そして、坂道、雪道
などの発進性が向上され、特に、そのような荷重移動制
御が簡易的に可能になり、また、その圧力ダンパーによ
ってその空気袋手段のばね定数が下げられて圧縮空気が
その空気袋手段に供給される際、その空気袋手段に圧力
変動が緩和されて小さくされ、すなわち、変動荷重が小
さくされてサスペンションに影響する振動の発生が抑制
され、そして、乗り心地やジャダーへの影響が回避さ
れ、その結果、リーフ・スプリング型トラニオン・サス
ペンションを用いる後二軸車にとって非常に有用で実用
的である。
【0063】また、この発明の後二軸車のリア・サスペ
ンションに使用される軸重分配装置は、フレームに支持
され、そして、そのフレームに支持されるトラニオン・
シャフトと、そのトラニオン・シャフトに固定的に支持
されて前端に後前車軸を、後端に後後車軸をそれぞれ支
持するリーフ・スプリングとを備えるところのトラニオ
ン型リア・サスペンションに組み合わせられてその後前
車軸および後後車軸の間に荷重を移動させるようにその
後後車軸に荷重を持上げ方向に作用可能にする空気袋手
段と、その空気袋手段を空気圧源に接続する空気圧配管
に配置される給気バルブと、リリーフ・バルブ機能を有
してその空気袋手段および給気バルブの間でその空気圧
配管に接続される排気バルブと、トランスミッション・
シフト・ポジション・センサおよび圧力センサで得られ
る情報を入力して処理し、駆動力の必要時にその給気バ
ルブおよび排気バルブを開閉制御して圧縮空気をその空
気袋手段に供給可能にするコントローラとを含むので、
この発明の後二軸車のリア・サスペンションに使用され
る軸重分配装置では、装置が全体的に簡略化されてその
排気バルブの開閉制御が簡単になり、そして、駆動力の
必要時、後二軸において、駆動軸と従動軸との間、すな
わち、その後前車軸とその後後車軸との間に荷重移動が
可能になってその後前車軸の軸重が増加され、そして、
坂道、雪道などの発進性が向上され、特に、そのような
荷重移動制御が簡易的に可能になり、その結果、リーフ
・スプリング型トラニオン・サスペンションを用いる後
二軸車にとって非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】後二軸に駆動後前車軸および従動後後車軸を使
用する大型トラックのタンデム・アクスル・トラニオン
型リア・サスペンションに適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例を一部断面して示した側面図である。
【図2】図1に示されたその軸重分配装置を後方から見
た部分後面図である。
【図3】後二軸に駆動後前車軸および従動後後車軸を使
用する大型トラックのタンデム・アクスル・トラニオン
型リア・サスペンションに適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例を一部断面して示した側面図である。
【図4】後二軸に駆動後前車軸および従動後後車軸を使
用する大型トラックのタンデム・アクスル・トラニオン
型リア・サスペンションに適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例を一部断面して示した側面図である。
【図5】後二軸に駆動後前車軸および従動後後車軸を使
用する大型トラックのタンデム・アクスル・トラニオン
型リア・サスペンションに適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例を一部断面して示した側面図である。
【図6】後二軸に駆動後前車軸および従動後後車軸を使
用する大型トラックのタンデム・アクスル・トラニオン
型リア・サスペンションに適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例を一部断面して示した側面図である。
【図7】後二軸に駆動後前車軸および従動後後車軸を使
用する大型トラックのタンデム・アクスル・トラニオン
型リア・サスペンションに適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例を一部断面して示した側面図である。
【図8】後二軸に駆動後前車軸および従動後後車軸を使
用する大型トラックのタンデム・アクスル・トラニオン
型リア・サスペンションに適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例を一部断面して示した側面図である。
【図9】後二軸に駆動後前車軸および従動後後車軸を使
用する大型トラックのタンデム・アクスル・トラニオン
型リア・サスペンションに適用されるところのこの発明
の後二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分
配装置の具体例を一部断面して示した側面図である。
【符号の説明】
11 エア・スプリング 12 空気圧配管 13 給気バルブ 14 サージ・タンク 15 排気バルブ

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後後車軸の後方に隣接されて左右のフレ
    ーム間に固定的に取り付けられるクロス・ビーム・ブラ
    ケットと、その後後車軸に固定的に取り付けられてその
    クロス・ビーム・ブラケットよりも上方に先端を伸長す
    るアクスル・ハンガーと、そのクロス・ビーム・ブラケ
    ット上に支持されてそのアクスル・ハンガーのその先端
    を載せ、そして、その後後車軸に荷重を持上げ方向に作
    用する空気袋手段と、その空気袋手段を空気圧源に接続
    する空気圧配管に配置される給気バルブと、その空気袋
    手段および給気バルブの間でその空気圧配管に接続され
    る圧力ダンパーと、その給気バルブおよび圧力ダンパー
    の間でその空気圧配管に接続される排気バルブと、トラ
    ンスミッション・シフト・ポジション・センサ、車速セ
    ンサ、荷重センサ、および圧力センサで得られる情報を
    入力して処理し、駆動力の必要時にその給気バルブおよ
    び排気バルブを開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段
    に供給可能にするコントローラとを含む後二軸車のリア
    ・サスペンションに使用される軸重分配装置。
  2. 【請求項2】 その空気袋手段が、エア・スプリングで
    ある請求項1に記載の後二軸車のリア・サスペンション
    に使用される軸重分配装置。
  3. 【請求項3】 その給気バルブおよび排気バルブが、そ
    れぞれ電磁バルブである請求項1に記載の後二軸車のリ
    ア・サスペンションに使用される軸重分配装置。
  4. 【請求項4】 その排気バルブが、リリーフ・バルブの
    機能を有する電磁バルブである請求項1に記載の後二軸
    車のリア・サスペンションに使用される軸重分配装置。
  5. 【請求項5】 その圧力ダンパーが、サージ・タンクで
    ある請求項1に記載の後二軸車のリア・サスペンション
    に使用される軸重分配装置。
  6. 【請求項6】 後後車軸の後方に隣接されて左右のフレ
    ーム間に固定的に取り付けられるクロス・ビーム・ブラ
    ケットと、その後後車軸に固定的に取り付けられてその
    クロス・ビーム・ブラケットよりも上方に先端を伸長す
    るアクスル・ハンガーと、そのクロス・ビーム・ブラケ
    ット上に支持されてそのアクスル・ハンガーのその先端
    を載せ、そして、その後後車軸に荷重を持上げ方向に作
    用する空気袋手段と、その空気袋手段を空気圧源に接続
    する空気圧配管に配置される給気バルブと、リリーフ・
    バルブ機能を有してその空気袋手段および給気バルブの
    間でその空気圧配管に接続される排気バルブと、トラン
    スミッション・シフト・ポジション・センサ、車速セン
    サ、荷重センサ、および圧力センサで得られる情報を入
    力して処理し、駆動力の必要時にその給気バルブおよび
    排気バルブを開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段に
    供給可能にするコントローラとを含む後二軸車のリア・
    サスペンションに使用される軸重分配装置。
  7. 【請求項7】 その空気袋手段が、エア・スプリングで
    ある請求項6に記載の後二軸車のリア・サスペンション
    に使用される軸重分配装置。
  8. 【請求項8】 その給気バルブおよび排気バルブが、そ
    れぞれ電磁バルブである請求項6に記載の後二軸車のリ
    ア・サスペンションに使用される軸重分配装置。
  9. 【請求項9】 後後車軸の後方に隣接されて左右のフレ
    ーム間に固定的に取り付けられるクロス・ビーム・ブラ
    ケットと、その後後車軸に固定的に取り付けられてその
    クロス・ビーム・ブラケットよりも上方に先端を伸長す
    るアクスル・ハンガーと、そのクロス・ビーム・ブラケ
    ット上に支持されてそのアクスル・ハンガーのその先端
    を載せ、そして、その後後車軸に荷重を持上げ方向に作
    用する空気袋手段と、その空気袋手段を空気圧源に接続
    する空気圧配管に配置される給気バルブと、その空気袋
    手段および給気バルブの間でその空気圧配管に接続され
    る圧力ダンパーと、その給気バルブおよび圧力ダンパー
    の間でその空気圧配管に接続される排気バルブと、荷重
    センサおよび圧力センサで得られる情報を入力して処理
    し、駆動力の必要時にその給気バルブおよび排気バルブ
    を開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段に供給可能に
    するコントローラとを含む後二軸車のリア・サスペンシ
    ョンに使用される軸重分配装置。
  10. 【請求項10】 その空気袋手段が、エア・スプリング
    である請求項9に記載の後二軸車のリア・サスペンショ
    ンに使用される軸重分配装置。
  11. 【請求項11】 その給気バルブおよび排気バルブが、
    それぞれ電磁バルブである請求項9に記載の後二軸車の
    リア・サスペンションに使用される軸重分配装置。
  12. 【請求項12】 その排気バルブが、リリーフ・バルブ
    の機能を有する電磁バルブである請求項9に記載の後二
    軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分配装
    置。
  13. 【請求項13】 その圧力ダンパーが、サージ・タンク
    である請求項9に記載の後二軸車のリア・サスペンショ
    ンに使用される軸重分配装置。
  14. 【請求項14】 後後車軸の後方に隣接されて左右のフ
    レーム間に固定的に取り付けられるクロス・ビーム・ブ
    ラケットと、その後後車軸に固定的に取り付けられてそ
    のクロス・ビーム・ブラケットよりも上方に先端を伸長
    するアクスル・ハンガーと、そのクロス・ビーム・ブラ
    ケット上に支持されてそのアクスル・ハンガーのその先
    端を載せ、そして、その後後車軸に荷重を持上げ方向に
    作用する空気袋手段と、その空気袋手段を空気圧源に接
    続する空気圧配管に配置される給気バルブと、リリーフ
    ・バルブ機能を有してその空気袋手段および給気バルブ
    の間でその空気圧配管に接続される排気バルブと、荷重
    センサおよび圧力センサで得られる情報を入力して処理
    し、駆動力の必要時にその給気バルブおよび排気バルブ
    を開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段に供給可能に
    するコントローラとを含む後二軸車のリア・サスペンシ
    ョンに使用される軸重分配装置。
  15. 【請求項15】 その空気袋手段が、エア・スプリング
    である請求項14に記載の後二軸車のリア・サスペンシ
    ョンに使用される軸重分配装置。
  16. 【請求項16】 その給気バルブおよび排気バルブが、
    それぞれ電磁バルブである請求項14に記載の後二軸車
    のリア・サスペンションに使用される軸重分配装置。
  17. 【請求項17】 後後車軸の後方に隣接されて左右のフ
    レーム間に固定的に取り付けられるクロス・ビーム・ブ
    ラケットと、その後後車軸に固定的に取り付けられてそ
    のクロス・ビーム・ブラケットよりも上方に先端を伸長
    するアクスル・ハンガーと、そのクロス・ビーム・ブラ
    ケット上に支持されてそのアクスル・ハンガーのその先
    端を載せ、そして、その後後車軸に荷重を持上げ方向に
    作用する空気袋手段と、その空気袋手段を空気圧源に接
    続する空気圧配管に配置される給気バルブと、その空気
    袋手段および給気バルブの間でその空気圧配管に接続さ
    れる圧力ダンパーと、その給気バルブおよび圧力ダンパ
    ーの間でその空気圧配管に接続される排気バルブと、車
    速センサおよび圧力センサで得られる情報を入力して処
    理し、駆動力の必要時にその給気バルブおよび排気バル
    ブを開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段に供給可能
    にするコントローラとを含む後二軸車のリア・サスペン
    ションに使用される軸重分配装置。
  18. 【請求項18】 その空気袋手段が、エア・スプリング
    である請求項17に記載の後二軸車のリア・サスペンシ
    ョンに使用される軸重分配装置。
  19. 【請求項19】 その給気バルブおよび排気バルブが、
    それぞれ電磁バルブである請求項17に記載の後二軸車
    のリア・サスペンションに使用される軸重分配装置。
  20. 【請求項20】 その排気バルブが、リリーフ・バルブ
    の機能を有する電磁バルブである請求項17に記載の後
    二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分配装
    置。
  21. 【請求項21】 その圧力ダンパーが、サージ・タンク
    である請求項17に記載の後二軸車のリア・サスペンシ
    ョンに使用される軸重分配装置。
  22. 【請求項22】 後後車軸の後方に隣接されて左右のフ
    レーム間に固定的に取り付けられるクロス・ビーム・ブ
    ラケットと、その後後車軸に固定的に取り付けられてそ
    のクロス・ビーム・ブラケットよりも上方に先端を伸長
    するアクスル・ハンガーと、そのクロス・ビーム・ブラ
    ケット上に支持されてそのアクスル・ハンガーのその先
    端を載せ、そして、その後後車軸に荷重を持上げ方向に
    作用する空気袋手段と、その空気袋手段を空気圧源に接
    続する空気圧配管に配置される給気バルブと、リリーフ
    ・バルブ機能を有してその空気袋手段および給気バルブ
    の間でその空気圧配管に接続される排気バルブと、車速
    センサおよび圧力センサで得られる情報を入力して処理
    し、駆動力の必要時にその給気バルブおよび排気バルブ
    を開閉制御して圧縮空気をその空気袋手段に供給可能に
    するコントローラとを含む後二軸車のリア・サスペンシ
    ョンに使用される軸重分配装置。
  23. 【請求項23】 その空気袋手段が、エア・スプリング
    である請求項22に記載の後二軸車のリア・サスペンシ
    ョンに使用される軸重分配装置。
  24. 【請求項24】 その給気バルブおよび排気バルブが、
    それぞれ電磁バルブである請求項22に記載の後二軸車
    のリア・サスペンションに使用される軸重分配装置。
  25. 【請求項25】 後後車軸の後方に隣接されて左右のフ
    レーム間に固定的に取り付けられるクロス・ビーム・ブ
    ラケットと、その後後車軸に固定的に取り付けられてそ
    のクロス・ビーム・ブラケットよりも上方に先端を伸長
    するアクスル・ハンガーと、そのクロス・ビーム・ブラ
    ケット上に支持されてそのアクスル・ハンガーのその先
    端を載せ、そして、その後後車軸に荷重を持上げ方向に
    作用する空気袋手段と、その空気袋手段を空気圧源に接
    続する空気圧配管に配置される給気バルブと、その空気
    袋手段および給気バルブの間でその空気圧配管に接続さ
    れる圧力ダンパーと、その給気バルブおよび圧力ダンパ
    ーの間でその空気圧配管に接続される排気バルブと、ト
    ランスミッション・シフト・ポジション・センサおよび
    圧力センサで得られる情報を入力して処理し、駆動力の
    必要時にその給気バルブおよび排気バルブを開閉制御し
    て圧縮空気をその空気袋手段に供給可能にするコントロ
    ーラとを含む後二軸車のリア・サスペンションに使用さ
    れる軸重分配装置。
  26. 【請求項26】 その空気袋手段が、エア・スプリング
    である請求項25に記載の後二軸車のリア・サスペンシ
    ョンに使用される軸重分配装置。
  27. 【請求項27】 その給気バルブおよび排気バルブが、
    それぞれ電磁バルブである請求項25に記載の後二軸車
    のリア・サスペンションに使用される軸重分配装置。
  28. 【請求項28】 その排気バルブが、リリーフ・バルブ
    の機能を有する電磁バルブである請求項25に記載の後
    二軸車のリア・サスペンションに使用される軸重分配装
    置。
  29. 【請求項29】 その圧力ダンパーが、サージ・タンク
    である請求項25に記載の後二軸車のリア・サスペンシ
    ョンに使用される軸重分配装置。
  30. 【請求項30】 後後車軸の後方に隣接されて左右のフ
    レーム間に固定的に取り付けられるクロス・ビーム・ブ
    ラケットと、その後後車軸に固定的に取り付けられてそ
    のクロス・ビーム・ブラケットよりも上方に先端を伸長
    するアクスル・ハンガーと、そのクロス・ビーム・ブラ
    ケット上に支持されてそのアクスル・ハンガーのその先
    端を載せ、そして、その後後車軸に荷重を持上げ方向に
    作用する空気袋手段と、その空気袋手段を空気圧源に接
    続する空気圧配管に配置される給気バルブと、リリーフ
    ・バルブ機能を有してその空気袋手段および給気バルブ
    の間でその空気圧配管に接続される排気バルブと、トラ
    ンスミッション・シフト・ポジション・センサおよび圧
    力センサで得られる情報を入力して処理し、駆動力の必
    要時にその給気バルブおよび排気バルブを開閉制御して
    圧縮空気をその空気袋手段に供給可能にするコントロー
    ラとを含む後二軸車のリア・サスペンションに使用され
    る軸重分配装置。
  31. 【請求項31】 その空気袋手段が、エア・スプリング
    である請求項30に記載の後二軸車のリア・サスペンシ
    ョンに使用される軸重分配装置。
  32. 【請求項32】 その給気バルブおよび排気バルブが、
    それぞれ電磁バルブである請求項30に記載の後二軸車
    のリア・サスペンションに使用される軸重分配装置。
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