JPH09226342A - 駆動力付加装置 - Google Patents

駆動力付加装置

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JPH09226342A
JPH09226342A JP6946396A JP6946396A JPH09226342A JP H09226342 A JPH09226342 A JP H09226342A JP 6946396 A JP6946396 A JP 6946396A JP 6946396 A JP6946396 A JP 6946396A JP H09226342 A JPH09226342 A JP H09226342A
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JP
Japan
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pressure
piston
driving force
load
air spring
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JP6946396A
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Tomohito Maetani
智史 前谷
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータ等の電気的制御を利用せずに、空
気圧の差を用いて純機械的に作動させるようにしたパー
トタイム式駆動力付加装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】従動軸19のリーフスプリング33の一端
と車体10との間に介装されている制御用エアスプリン
グ35への空気の給排を作動圧と解除圧とが異なってお
り、ヒステリシスを有する制御バルブ41によって行な
うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駆動力付加装置に係
り、とくに非駆動軸と車体との間に制御用エアスプリン
グを配し、このエアスプリングの内圧を下げることによ
って駆動輪の駆動力を高めるようにした駆動力付加装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】大型の車両、とくに大型トラックにおい
ては、後軸に加わる軸重を少なくするために、後2軸の
構造としている。すなわち車体フレームの後側の部分を
後前軸と後々軸とで支持するようにしている。このよう
な後2軸車において、通常は後前軸側の車輪を駆動輪と
し、この駆動輪に対してエンジンからの出力トルクを伝
達し、車両を走行させるようにしている。これに対して
後々軸は荷重を支えるものの、後々輪には駆動力が伝達
されない。すなわち後々軸側の車輪が非駆動輪から構成
されている。
【0003】このような後2軸車においては、積載荷重
が少ない軽積載時に、駆動輪に加わる荷重が不足し、発
進時に駆動輪が空転し易く、これによって発進性が悪化
する。このような欠点を補うために、駆動軸荷重を増加
させるための駆動力付加装置を設けるようにしている。
とくに軽負荷時にのみこのような付加装置によって駆動
力を付加するようにしたパートタイム式駆動力付加装置
が提案されている。
【0004】従来のパートタイム式駆動力付加装置は、
車両の停止状態においてエアスプリング内の圧力または
荷重センサによって積載荷重を検出するとともに、車速
センサによって車速を検出するようにしている。そして
低積載荷重時であってしかも低車速時、例えば積載量が
半積以下であってしかも車速が20km/h以下の場合
に制御バルブを切換え、非駆動軸を懸架するエアスプリ
ングの空気を抜き、駆動軸に加わる荷重を増加させ、駆
動力を付加するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのようなパー
トタイム式駆動力付加装置は、積載荷重を検出するセン
サや車速センサを必要とし、しかもこれらのセンサの出
力を演算処理するためのコンピュータを備えなければな
らず、このためにパートタイム式駆動力付加装置のコス
トが増大する欠点があった。
【0006】実開平2−77114号公報には、切換え
弁を用いた駆動力付加装置が開示されている。このよう
な付加装置は、エアラインに働く空気圧に応じて切換え
弁を切換えるようにしている。しかるに切換えのための
制御バルブの数が多く、配管系の構造が複雑でコストが
高くなるという欠点が解消されていない。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、センサやコンピュータを必要とせず、
しかも単一の制御バルブのみによって構成することを可
能にした駆動力付加装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、非駆動軸と車
体との間に制御用エアスプリングを配し、該エアスプリ
ングの内圧を下げることによって駆動輪に加わる荷重を
増加させて駆動輪の駆動力を高めるようにした駆動力付
加装置において、作動圧と解除圧とが異なっており、ヒ
ステリシスを有する制御バルブを前記制御用エアスプリ
ングと圧力源との間に接続したことを特徴とする駆動力
付加装置に関するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る駆動力付加装置を備えるトラックを示すものであっ
て、このトラックはフレーム10を備えている。フレー
ム10の前端側にはキャブ11が支持されている。これ
に対してキャブ11の後側であってフレーム10上には
荷台12が取付けられている。
【0010】このようなトラックのフレーム10の前軸
15には前輪16が取付けられている。これに対してフ
レーム10の後側の部分は後前軸17に取付けられてい
る後前輪18と後々軸19に取付けられている後々輪2
0とによって支持されるようになっている。すなわちこ
のトラックは後2軸車を構成しており、しかも後前輪1
8が駆動輪から構成され、後々輪20が非駆動輪から構
成されている。
【0011】次に後前軸17と後々軸19とをフレーム
10に懸架するサスペンションの構造について説明する
と、図2に示すように後前軸17に対応してフレーム1
0にブラケット24が取付けられており、このブラケッ
ト24のピン25によってリーフスプリング26の前端
部が回動可能に支持されている。リーフスプリング26
の後端部とフレーム10との間にはエアスプリング27
が取付けられている。
【0012】後々軸19についても、フレーム10にブ
ラケット31が取付けられるとともに、このブラケット
31のピン32によってリーフスプリング33の前端部
が回動可能に支持されている。リーフスプリング33の
後端部とフレーム10との間にはエアスプリング34が
介装されている。またエアスプリング34の後側には制
御用エアスプリング35が配されている。
【0013】後前軸17側のエアスプリング27および
後々軸19側のエアスプリング34は何れもエアタンク
39とレベリングバルブ40を介して接続されている。
また後々軸19側の制御用エアスプリング35はエアタ
ンク39とレベリングバルブ40および制御バルブ41
を介して接続されている。そして制御バルブ41とエア
タンク39との間には上記レベリングバルブ40に対し
てバイパス管路を構成するように減圧弁42が接続され
ている。また制御バルブ41にはチェックバルブ43が
分岐するように接続されている。
【0014】次に上記制御用エアスプリング35に対す
る空気の給排を制御する制御バルブ41について説明す
ると、図3に示すように、この制御バルブ41はハウジ
ング47を備え、このハウジング47内にシリンダ48
が形成されている。そしてシリンダ48に連通するよう
に直径が小さな補助シリンダ49が形成されている。そ
してシリンダ48内にはピストン50が摺動可能に配さ
れるとともに、ピストン50に連設されている直径の小
さな補助ピストン51が補助シリンダ49内に摺動可能
に配されている。
【0015】ハウジング47の一方の側面には入力ポー
ト54と補助ポート55とがそれぞれ設けられている。
入力ポート54へはレベリングバルブ40の出力圧P1
が加えられている。これに対して補助ポート55へは減
圧弁42の出力圧が加えられている。またハウジング4
7の反対側の側面には出口ポート56とパージポート5
7とがそれぞれ設けられている。出口ポート56は制御
用エアスプリング35に接続されている。また出口ポー
ト56と制御用エアスプリング35とを接続する管路に
上記パージポート57が接続されるようになっている。
またハウジング47の上部には制御ポート58が設けら
れており、この制御ポート58には上記レベリングバル
ブ40の出力圧が印加されるようになっている。またハ
ウジング47の下部には排気ポート59が設けられてお
り、この排気ポート59にはチェックバルブ43が接続
され、排気が行なわれるようになっている。
【0016】以上のような構成において、後前軸17お
よび後々軸19に加わる荷重が少ない場合には、エアス
プリング27、34の圧力も低くなっており、このよう
な圧力が図3Aに示す補助シリンダ49内の補助ピスト
ン51の上面に加わっている。そして荷重が少ない場合
には、補助ピストン51を下方に押圧する力よりもリタ
ーンスプリング60の弾性復元力の方が大きいために、
ピストン50は上方位置にある。このためにピストン5
0によって入力ポート54が閉じられるとともに、パー
ジポート57が開かれている。
【0017】従ってこのような状態においては、エアス
プリング35内の空気は制御バルブ41のパージポート
57から排気ポート59およびチェックバルブ43を通
して排出されており、制御用エアスプリング35の内圧
は実質的にチェックバルブ43の開弁圧または減圧弁4
2の出力圧である。よってこの場合には、非駆動軸19
に加わる荷重が少なくなり、その分駆動軸17に加わる
荷重が増加し、駆動力付加状態になる。
【0018】後前軸17あるいは後々軸19に加わる荷
重が増加すると、エアスプリング27、34の内圧P1
が増加し、このために制御バルブ41の補助ピストン5
1の上面に加わる力が次第に増加する。そしてこの力が
リターンスプリング60の弾性復元力を越えた段階にお
いて、ピストン50が補助ピストン51とともに下降
し、図3Aに示す状態から図3Bに示す状態に変化す
る。
【0019】図3Bに示すようにピストン50が下降す
ると、入口ポート54が開かれるとともに、パージポー
ト57が閉じられる。そして作動圧P1 が入口ポート5
4およびシリンダ48を通って出口ポート56から制御
用エアスプリング35に加わる。これによって後々軸1
9に加わる荷重が増加し、後前軸17に加わる荷重が相
対的に少なくなる。すなわち駆動力付加状態が解除され
る。
【0020】このような解除状態は、ピストン50、5
1に作用する空気圧P1 による力P1 ×(A1 +A2
がリターンスプリング60の弾性復元力に打勝っている
間継続される。P1 が小さくなってリターンスプリング
60の弾性復元力の方が大きくなると、ピストン50が
上昇し、図3Bに示す状態から図3Aに示す状態に変化
する。すなわち駆動力付加状態に復帰する。
【0021】駆動力の解除は、補助ピストン51が摺動
可能に配されている補助シリンダ49の有効面積A1
よって決定されるのに対し、駆動力が作動するのは、シ
リンダ48の面積、すなわちA1 +A2 によって決まる
ために、2つの作動圧に差を生じ、制御バルブ41がヒ
ステリシスをもつようになる。このような特性は図4に
示される通りである。すなわち作動点付近でON・OF
Fが繰返されるハンチングが防止され、安定に作動する
制御バルブ41による駆動力の付加と解除とが自動的に
行なわれることになる。
【0022】このように本実施の形態に係る駆動力付加
装置は、図3に示す制御バルブ41を用いるようにし、
エアサスペンション側空気圧P1 と制御用エアスプリン
グ35側圧力P2 の圧力差によって駆動力付加状態を現
出するようにしている。これによってパートタイム式駆
動力付加装置としての機能を満足させ、しかも作動点付
近でのON・OFFの繰返しをなくすために、次のよう
な動作を行なうようにしている。
【0023】駆動力付加状態においては、図3Aに示す
ように制御用エアスプリング35内はチェックバルブ4
3により僅かな残圧を残してパージされるようにしてい
る。そしてバルブ41内に段付きシリンダ48、49を
設け、段付きピストン50、51を組込むことにより、
駆動力を付加するための作動圧PONが作動圧解除圧力P
OFF より低くしている。これによって図4に示すように
軸荷重−エア圧力線図がヒステリシスをもつようにして
いる。
【0024】空積時に制御バルブ41は図3Aの状態に
なってP1 とP2 とが互いに独立になっており、駆動力
付加装置が作動している。このときにP1 の圧力が制御
バルブ41の制御ポート58を通して補助ピストン51
の上面に加わる。このとき補助シリンダ49の有効面積
をA1 とすると、補助ピストン51はP1 ×A1 で押さ
れることになる。これに対して制御用エアスプリング3
5に加わる圧力P2 は減圧弁42によって減圧された圧
力になっており、チェックバルブ43の開弁圧より若干
近い低圧に保持されている。
【0025】積載荷重が増加し、P1 =POFF になる
と、P1 ×A1 がピストン50を上方に押しているリタ
ーンスプリング60の弾性復元力に打勝って図3Bの状
態になる。このときに入口ポート54が開き、同時にパ
ージポート57がピストン50の外周面によって閉じら
れる。するとメインラインから制御バルブ41を通して
制御用エアスプリング35側へ空気が流れ、P1 =P2
になって駆動力付加装置が解除状態になる。しかもこの
ときに補助ピストン51の根元部分であってピストン5
0の上面にはP1 が印加される。従ってこのような圧力
によってピストン50はP1 ×(A1 +A2 )の力を下
方に受け、これによってピストン50が押し下げられて
下方位置に保持される。
【0026】これに対して積載荷重が減少し、P1 =P
ONになると図3Aの状態に復帰し、出口ポート54が閉
じ、同時にパージポート57が開く。しかもこのときに
制御用エアスプリング35側圧力P2 がパージポート5
7からパージされ、駆動力付加装置が作動状態になる。
このときのPONは当然POFF よりも小さい値になる。
【表1】 次に以上のような制御バルブ41を用いた駆動力付加装
置の動作を表1、図5、および図6を参照しながら具体
的な数値を用いて説明する。なおこの数値は必ずしも実
車での数値と一致するとは限らず、理解し易い数値を用
いている。いま定積状態において1軸当り10ton、
後2軸17、19に合計20tonの荷重がかかるもの
とする。またこのときのエアスプリング27、34内の
内圧が5kgf/cm2 とする。これに対して空車状態
においては後2軸17、19に合計4.5tonの荷重
が加わるものとし、しかも駆動力付加状態における後前
軸17と後々軸19の軸荷重配分を2:1とする。
【0027】また制御バルブ41の入口ポート54とパ
ージポート57とは、ピストン50に加わる力が5kg
fを越え、または以下になってピストン50が移動した
ときに開閉するものとし、しかも補助ピストン51およ
びピストン50の受圧面積はA1 =A2 =1cm2 とす
る。また減圧弁42の設定圧は0.5kgf/cm2
あって、パージ用のチェックバルブ43の開弁圧は0.
6kgf/cm2 とする。以上のように状態において、
空車時、解除直前、解除直後、定積時、作動直前、およ
び作動直後の動作をそれぞれ項を分けて以下に説明す
る。
【0028】1.空車時 駆動軸17に3ton、非駆動軸19に1.5tonの
荷重が加わっており、P1 =1.5kgf/cm2 にな
っている。そして制御用エアベローズ35側はパージさ
れているために、P2 =0.5〜0.6kgf/cm2
になっている。ピストン50を押下げる力は、補助ピス
トン51の上面であって有効面積A1 に加わる1.5k
gf/cm2 ×1cm2 =1.5kgfの力である。こ
のときは駆動力付加状態である。
【0029】2.駆動力解除直前 駆動軸17に10ton、非駆動軸19に5tonの荷
重が加わっており、このときのエアスプリング27、3
4の内圧P1 =5kgf/cm2 になっている。制御用
エアベローズ35側はパージされているために、P2
0.5〜0.6kgf/cm2 である。このときに制御
バルブ41のピストン50を押下げる力は5kgf/c
2 ×1cm2 =5kgfである。
【0030】3.駆動力解除直後 P1 によってピストン50が押下げられ、入力ポート5
4が開き、後前軸17および後々軸19にともに7.5
tonの荷重が加わり、P1 =P2 =3.75kgf/
cm2 になっている。このときの制御バルブ41のピス
トン50に加わる押下げ力は補助ピストン51の根元側
の段部の有効面積A2 の部分にも加わるために、3.7
5kgf/cm2 ×(1cm2 +1cm2 )=7.5k
gfになる。このときは駆動力解除状態である。
【0031】4.定積時 駆動軸17と非駆動軸19とにそれぞれ10tonの荷
重が加わり、P1 =P 2 =5kgf/cm2 になってい
る。また制御バルブ41のピストン50を押下げる力は
5kgf/cm2 ×(1cm2 +1cm2 )=10kg
fである。
【0032】5.駆動力作動直前 後前軸17と後々軸19とにそれぞれ5tonの荷重が
加わり、P1 =P2 =2.5kgf/cm2 になってい
る。制御バルブ41のピストン50を押下げる力は2.
5kgf/cm2 ×(1cm2 +1cm2 )=5kgf
である。
【0033】6.駆動力作動直後 リターンスプリング60の弾性復元力が空気圧P1 によ
る力に打勝ってピストン50が上昇し、入力ポート54
が閉じ、パージポート57が開くために、P1=3.3
kgf/cm2 、P2 =0.5〜0.6kgf/cm2
になる。制御バルブ41のピストン50を押下げる力
は、3.3kgf/cm2 ×1cm2 =3.3kgfで
ある。このときに駆動軸17の軸重が6.75tonで
あって非駆動軸19の軸重が3.5tonの荷重配分に
なる。
【0034】このような制御バルブ41の動作に伴う軸
荷重状態の変化を整理すると、表1と図6のような状態
になる。またこのときのそれぞれの作動位置をグラフに
示したのが図5である。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、非駆動軸と車体
との間に制御用エアスプリングを配し、該エアスプリン
グの内圧を下げることによって駆動輪に加わる荷重を増
加させて駆動輪の駆動力を高めるようにした駆動力付加
装置において、作動圧と解除圧とが異なっており、ヒス
テリシスを有する制御バルブを制御用エアスプリングと
圧力源との間に接続するようにしたものである。
【0036】従って本発明によれば、制御用エアスプリ
ングと圧力源との間に制御バルブを接続することによっ
て駆動力付加装置を成立させることが可能になり、単一
の制御弁のみによって駆動力付加装置が構成されること
になる。従って極めて簡潔な構成の駆動力付加装置を提
供できるようになる。しかも作動圧の変化に応じて駆動
力の付加と解除とが自動的に行なわれるようになる。ま
た制御バルブの作動圧と解除圧とが異なっているため
に、作動時と解除時とでヒステリシスを生じ、このため
に作動点付近においてON・OFFを繰返すハンチング
を防止することが可能になり、安定な作動を行なうよう
にした駆動力付加装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】駆動力付加装置を有するトラックの側面図であ
る。
【図2】駆動力付加装置を示す管路の配管図である。
【図3】制御バルブの構成を示す縦断面図である。
【図4】駆動力付加装置の特性を示すグラフである。
【図5】駆動力付加装置の具体的な動作を示すグラフで
ある。
【図6】駆動力付加装置の作動原理を示すダイヤグラム
である。
【符号の説明】
10 フレーム 11 キャブ 12 荷台 15 前軸 16 前輪 17 後前軸 18 後前輪(駆動輪) 19 後々軸 20 後々輪(非駆動輪) 24 ブラケット 25 ピン 26 リーフスプリング 27 エアスプリング 31 ブラケット 32 ピン 33 リーフスプリング 34 エアスプリング 35 制御用エアスプリング 39 エアタンク 40 レベリングバルブ 41 制御バルブ 42 減圧弁 43 チェックバルブ 47 ハウジング 48 シリンダ 49 補助シリンダ 50 ピストン 51 補助ピストン 54 入口ポート 55 補助ポート 56 出口ポート 57 パージポート 58 制御ポート 59 排気ポート 60 リターンスプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非駆動軸と車体との間に制御用エアスプリ
    ングを配し、該エアスプリングの内圧を下げることによ
    って駆動輪に加わる荷重を増加させて駆動輪の駆動力を
    高めるようにした駆動力付加装置において、 作動圧と解除圧とが異なっており、ヒステリシスを有す
    る制御バルブを前記制御用エアスプリングと圧力源との
    間に接続したことを特徴とする駆動力付加装置。
JP6946396A 1996-02-29 1996-02-29 駆動力付加装置 Pending JPH09226342A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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