JPH08229470A - 噴霧塗装装置 - Google Patents

噴霧塗装装置

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JPH08229470A
JPH08229470A JP8004446A JP444696A JPH08229470A JP H08229470 A JPH08229470 A JP H08229470A JP 8004446 A JP8004446 A JP 8004446A JP 444696 A JP444696 A JP 444696A JP H08229470 A JPH08229470 A JP H08229470A
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powder
cabin
wall
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excess
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JP8004446A
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Gallus Fischli
フィッシュリー ガールス
Silvano Gelain
ゲライン ジルヴァーノ
Markus Lenherr
レンヘル マルクス
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/14Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas designed for spraying particulate materials
    • B05B7/1404Arrangements for supplying particulate material
    • B05B7/1454Arrangements for supplying particulate material comprising means for supplying collected oversprayed particulate material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • B05B14/48Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths specially adapted for particulate material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
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    • B05B16/40Construction elements specially adapted therefor, e.g. floors, walls or ceilings
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビン内で対象物を塗装用粉末で噴霧塗装
するための噴霧塗装装置において、同じ種類の粉末での
作業を長期間つづけた後に粉末の種類を頻繁に代えて使
用するような場合でも、製造コストの面ばかりでなく塗
装作業の面からも利益の上がる噴霧塗装装置を提供す
る。 【解決手段】 キャビンは、下方が粉末収集手段で画定
される塗装空間(6)を形成する。該粉末収集手段は、
余剰粉末を別々に収集しまた全余剰粉末をキャビンから
別々に排出するために内側の収集手段(34.2)と外
側の収集手段(34.1)に分割される。外側収集手段
(34.1)は、キャビンの壁の内表面(40)から落
下する塗装用粉末を収集する。内側収集手段(34.
2)は、キャビンの壁の内表面(40)に接触していな
い余剰粉末を収集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、対象物を塗装用粉末で噴
霧塗装するために、塗装空間を形成するキャビン、およ
び、塗装空間内で飛散して塗装すべき対象物には付着せ
ずしたがってキャビン内を落下する以下では余剰粉末と
呼ぶ塗装用粉末を収集排出するための粉末収集手段を有
する噴霧塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】キャビンを備えた噴霧塗装装置には、下
記の特許が知られている。 DE3704551 DE3602172 DE2809020 DE4339492 DE4300938 DE4134701 DE4131287 DE4126890 DE4012676 DE3538800 DE3406464 DE2449065 DE2256865 DE9203366 DE7318275 DE3714052 DD 217880 DE3814002 EP 602409 CH 577346 CH 560558 キャビン内で飛散して対象物に付着しない粉末は、大部
分がキャビンの床に落下し、また少量はキャビンの壁に
付着する。このような対象物に付着しない余分な粉末
は、キャビンの床から吸い取られ、粉末分離装置、とく
に吸塵装置および/またはフィルター素子によって吸い
取られる空気の流れから分離され、ふるいに掛けられ、
つづいて新しい粉末と混ぜられた後、噴霧装置に送られ
て再び噴霧される。塗料の交換(ある種類の粉末から他
の種類の粉末への交換)にあったては、キャビンの全内
表面ばかりでなく、吸塵装置およびフィルター素子なら
びに粉末導管も完全に清掃し、最初用いていた粉末の粒
子がその後に用いる粉末と混ざり合わないようにしなけ
ればならない。わずかな粉末粒子でも、対象物の塗装に
欠陥を生じ、塗装が役立たなくなるおそれがある。黒色
または赤色の粉末から白色の粉末への交換またはその逆
の場合を考えただけでもそのことは理解されよう。塗装
の対象物が家庭用品であったり自動車の車体であったり
する場合には、消費者がそのような塗装の欠陥に寛容で
あることは期待できない。余剰の粉末の回収によってた
しかに製造コストは下がるが、さらに、塗料の交換にあ
たって多くの時間が必要となり、また、設備に長い休止
時間が生じるのを避けようとすれば付加的な設備(例え
ば、交換可能な粉末分離装置、ふるい装置、流体導管)
が必要となるという問題が生じる。したがって、多種類
の塗料を用いた塗装すなわち対象物に多様な塗料を塗装
する必要がある場合には、いわゆる余分な粉末の回収を
ともなう噴霧塗装作業は、利益が上がらず、逆に損失を
招くおそれがあることがわかる。「損失を招く」とは、
余分な粉末が選別されて再使用されずに廃棄物として投
棄されることを意味する。清掃は、厄介で時間を要する
ばかりでなく、粉末がキャビン内およびその他の場所に
堆積するおそれがある。このような理由から、金属キャ
ビンに比較して粉末粒子の付着が強くなくまた量も少な
いプラスチック・キャビンが金属キャビンに代わって用
いられるようになっている。粉末粒子は、主としてプラ
スチック材料で構成されるが、セラミックまたは他の金
属で構成される場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決すべき課題は、良質な塗装を犠牲にすることなく塗
料の交換または粉末の交換に必要な時間および/または
付加的な設備に要する費用をさらに低減させることであ
る。本発明にもとづけば、噴霧塗装装置において、同じ
種類の粉末での作業を長期間つづけた後に粉末の種類を
頻繁に代えて使用するような場合でも、製造コストの面
ばかりでなく塗装作業の面からも利益の上がる噴霧塗装
装置が提供されなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にもとづけば、こ
の課題は、対象物を塗装用粉末で噴霧塗装するために、
塗装空間を形成するキャビン、および、塗装空間内で飛
散して塗装すべき対象物には付着せずしたがってキャビ
ン内を落下する以下では余剰粉末と呼ぶ塗装用粉末を収
集排出するための粉末収集手段を有する噴霧塗装装置に
おいて、該粉末収集手段は、内側収集手段および外側収
集手段を備え、内側収集手段によってキャビンのほぼ全
床から余剰粉末を粉末容器内へ排出し、それとは別に、
外側収集手段によってキャビンの床とキャビンの壁の間
の移行領域からキャビンの壁から落下する余剰粉末をキ
ャビンの床および/またはキャビンの壁で吸い取り、ま
た、該外側収集手段は、キャビンの全周にわたってキャ
ビンの外側に配設された粉末吸取り装置に接続された粉
末排出口を備えることを特徴とする噴霧塗装装置を提供
することによって解決される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、例として各種実
施形態を示す添付の図面にもとづいて説明する。図1か
ら図3までに示す対象物2を噴霧塗装するための手動お
よび自動両用式粉末塗装装置は、塗装空間6を形成する
キャビン4を有し、該空間内で対象物2が一または複数
の粉末装置8によって塗装される。キャビンの壁10お
よびキャビンの天井12は、水平断面図からわかるよう
に、円形またはほぼ円形の全面が丸い形状を示し、理論
上はその径方向の中心に垂直なキャビン4の中心軸16
が通っている。この実施形態の図示しない変形例にあっ
ては、キャビン4は、水平断面図が完全な円形ではなく
円形に近い楕円形を示すように構成される。キャビンの
壁10には、径方向に対向する位置に垂直なスリット状
の通路開口18および19が形成されており、これらに
よって、キャビンの壁10とキャビンの天井12は、二
つの同じ大きさの部分に分けられる。キャビン4をこの
ように塗装空間の全長にわたって同じ部分に分割するこ
とによって、キャビン4の製造と運送が容易となる。通
路開口18および19にはドアを配設することができる
し、また、変形例においては、通路開口18および19
がドアの中に形成される。塗装する対象物2は、搬送装
置22のフック23に掛けられ、該搬送装置は、塗装の
対象物を一方の通路開口18を通って塗装空間6の径方
向中央領域24へ搬入し、対象物2はそこで塗装され、
他方の通路開口19を通ってキャビン4から搬出され
る。中央領域24は、水平断面図からわかるように、塗
装空間6の半径の半分の径方向内側にある領域である。
【0006】キャビンの壁10には、中心軸16の周り
で通路開口18および19に対して好ましくは90°ず
らして径方向に対向する位置に、周囲を囲まれた垂直方
向のスリット状の噴霧開口26および28が形成され、
噴霧装置8は、これらの噴霧開口を通って伸びている。
一方の噴霧開口26の噴霧装置8の噴霧方向は、好まし
は他方の噴霧開口28の噴霧装置8の噴霧方向32と心
合わせされて対向するものとされ、それによって、対象
物2を通って流れる空気のジェットと噴霧のジェットが
互いに衝突し、余った粉末は、中央領域で、濃縮された
形で重力によってキャビンの床34に落下する。噴霧装
置8は、各噴霧開口26および28で、キャビン4の外
側から、建物の床39に立っている昇降架台36および
38上に保持されており、該昇降架台は、噴霧装置8を
自動制御式に上下に動かすことができる。各昇降架台3
6および38には、一または上下方向にまたは隣り合わ
せて配置された複数の噴霧装置8を取り付けることがで
きる。他の実施形態にあっては、噴霧装置8は、その噴
霧方向30および32が互いにすれ違うようにされる。
噴霧方向30および32が、径方向の中心軸16に対し
て同じ回転方向に互いにずらされると、それらの粉末−
空気流が丸いキャビン4内で渦巻き流を生じることにな
る。自動制御式噴霧装置8の代わりに、手動操作式噴霧
装置あるいは噴霧ガンを使用することもできる。対象物
2の全長にわたって塗装を行なうために、好ましくは、
すべての噴霧装置8は、互いに同期させて動かす。
【0007】キャビンの床34は、キャビンの壁10の
壁内表面40から落下する余剰粉末がこの壁の内表面4
0に触れることなくキャビンの床34上に落下する余剰
粉末からキャビン4の外で分離できる構造に形成され
る。そのため、キャビンの床34は、外側収集手段3
4.1と内側収集手段34.2に分割される。外側収集
手段34.1は、壁の内表面40の全内周に添って比較
的狭い帯状に伸びている。内側収集手段34.2は、該
外側収集手段34.1に取り囲まれて直接それに接し、
キャビンの床34の外側収集手段の内側にある全領域を
覆っている。両収集手段34.1および34.2は、そ
の上に落下してくる粉末が関係のない他の収集手段に到
達してそこの粉末と混ざり合うことのない構造に形成さ
れる。内側収集手段34.32の上に落下する余剰粉末
は、外側収集手段34.1の余剰粉末と混ざり合うある
いはそれによって「汚染され」てはならない。それに対
して、内側収集手段34.2の余剰粉末の小部分が外側
収集手段34.1に到達しても問題とはならない(粉末
の損失分として処理される以外は)。図1および2に示
す実施形態にあっては、内側収集手段34.2が収集ホ
ッパー42を備え、その下向きの先端部には吸塵装置の
粉末吸取り導管44に接続されている。吸塵装置46の
排気吸取り導管48は、フィルター素子50の入口側に
接続され、吸塵装置46の排気から残留粉末が濾過され
る。該フィルター素子の出口側は、吸取りブロワー52
に接続されている。吸塵装置46によって粉末吸取り導
管44の粉末−空気流から分離された粉末は、吸塵装置
の下端からふるい機械54に達し、さらに粉末容器56
内に落下する。粉末容器56は、粉末製造業者から粉末
利用者へ供給される新鮮な粉末を入れた容器をそのまま
利用してもよい。新鮮な粉末と、吸塵装置46およびふ
るい機械54によって回収された余剰粉末は、粉末容器
56から粉末導管56を介して噴霧装置8へ送られる。
収集ホッパー42は、振動装置60によって振動させ、
それによってその中を落下する粉末がホッパー先端部ま
で容易に滑り落ちることができるようにすることもでき
る。直径が最大のホッパー上縁部62は、横方向にその
上の中央領域を越え、外側収集手段34.1と直接境を
接している。
【0008】外側収集手段34.1は、吸気収集導管6
6を有し、該導管は、キャビンの壁10の下端に配置さ
れてキャビンの全周にわたって伸びている。吸気収集導
管66は、その上側に、その全長にわたって配分された
少なくとも一つの(スリット)または多数の吸取り開口
68を有し、該開口は、壁の内表面40と移行壁部70
の間に配置され、この両者と直接境を接している。吸気
収集導管66の上側、したがってその吸取り開口68
は、内側収集手段34.2のホッパー上縁部62より低
い高さのところに位置する。移行壁部70は、円錐形状
に下方に向かって外径が大きくなり、吸取り開口68と
ホッパー縁部62の間でのキャビンの床34のわずかな
高さの差とわずかな径方向の幅の差を埋める構造になっ
ている。したがって、壁の内表面40から落下する粉末
粒子は、直接吸取り開口68に達するかまたはまず移行
壁部70に達してそこから吸取り開口68内へ滑り落ち
る。移行壁部70が例えばゴムのような可橈性の材料で
形成される場合には、振動発生装置60の揺動がホッパ
ー42からキャビンの壁10へ伝わるのが妨げられる。
そのような揺動の伝達がのぞましい場合あるいは振動発
生装置60を使用しない場合には、移行壁部70は、堅
い材料、好ましくはプラスチック材料で形成される。他
の実施形態にもとづけば、移行壁部70は、例えば円筒
形などの他の形態を有するものとされるか、あるいは、
完全に取り払ってホッパー42のホッパー縁部62が吸
気収集導管66と直接境を接する構成とされる。
【0009】吸気収集導管66は、第二の粉末吸取り導
管74を介してフィルター素子50の入口側あるいは流
れの上流側に接続され、第二の吸気流によって余剰粉末
を分離できる構成となっている。フランジ素子によって
吸気導管66の第二の吸気流から濾過された余剰粉末お
よびフィルター素子50の中で吸塵装置46の排気吸収
導管48から分離された余剰粉末は、廃棄されて損失分
となる。吸取りブロワー52は、したがって、収集ホッ
パー42内で第一の吸気流を、また吸気収集導管66の
吸取り開口68内で第二の吸気流を生成する。粉末吸取
り導管44および74の両者であるいは少なくとも両者
の一方には、それを選択的に閉鎖するための止め部品7
4.2および/または74.3が配設されている。他の
実施形態にあっては、各吸気流を生成するために別々の
吸取りブロワー52が用いられる。吸気流の代わりに圧
縮空気流を使用することもできるが、これには多くの欠
点がある。これらの実施形態の基礎にある考えは、噴霧
されたが対象物2に付着しない粉末は、a)キャビンの
壁10の内表面40に到達しない第一の余剰粉末ととく
に噴霧装置8によって噴霧されて該内表面40に到達し
その後に自らまたは清掃プロセスによって落下した第二
の余剰粉末に分離し、b)第一の余剰粉末と第二の余剰
粉末を互いに別々にキャビン4から除去するというもの
である。そのため、キャビンの壁10は、水平断面図か
らわかるように、図示のような円形の形状、楕円形また
は任意の方形の形状を有するものとすることができる。
第二の余剰粉末が、第一の余剰粉末内に到達してはなら
ない。それに反して、第一の余剰粉末の小部分が第二の
余剰粉末に到達しても問題とはならない。この基礎的な
考えは、さまざまな方法で実施することができる。 工程1 塗装粉末が対象物2上に噴霧される噴
霧塗装の一つの段階で、第一の余剰粉末(壁に接触しな
い)がキャビン4から内側収集手段34.2へ連続的ま
たは不連続的に好ましくは空気圧によって吸い取られて
排出され、再利用のために回収される。 工程1.1.1 工程1の後の噴霧塗装段階で、第二の
余剰粉末(壁に接触した)がキャビン4内で外側収集手
段34.1上に置かれ、または、工程1.1.2 で連
続的または不連続的に好ましくは空気圧によって吸い取
られて排出される。 工程2 清掃段階(例:粉末の交換または塗料
の交換のための噴霧塗装休止期間中)で第二の余剰粉末
(壁に接触した)が外側収集手段34.1によってキャ
ビン4から除去され、その際、 工程2.1.1 同時に、第一の余剰粉末(壁に接触し
ない)を内側収集手段34.2によってキャビン4から
除去することもでき、または、 工程2.1.2 では第一の余剰粉末(壁に接触しな
い)は内側収集手段34.2によってキャビン4から除
去されず、例えば、内側収集手段34.2はカバー80
によって覆われる。 工程3 工程1、工程1.1.1、および工程
1.1.2の代わりに、塗装粉末が対象物2上に噴霧さ
れる噴霧塗装の一つの段階では 工程3.1.1 では余剰粉末(第一の余剰粉末も第二
の余剰粉末も)キャビンからは排出されず、内側収集手
段34.2および外側収集手段34.1がカバー80な
どによって覆われ、それによってこれらの手段が余剰粉
末で「汚染されない」か、あるいは、 工程3.1.2 では外側収集手段34.1の第二余剰
粉末のみがキャビン4から排出され、内側収集手段3
4.2の第一の余剰粉末は排出されず、内側収集手段の
みがカバー80によって覆われる。 工程4 工程3および3.1.1または3.
1.2に続いて、工程2および2.1.1または2.
1.2と同様に行なわれる。
【0010】余剰粉末を吸い取る必要のある場合には、
収集手段34.1および/または34.2が単に吸取り
導管44および/または74によって吸気流に接続され
るるが、関係する収集手段34.1および/または2に
よって粉末の吸取りが行なわれない場合には、それらは
吸気流には接続されない。 工程1、1.1.1、1.
1.2にもとづく方法は、好ましくは、比較的長期間同
じ塗装粉末が用いられる場合に使用される。工程3、
3.1.1、および3.1.2にもとづく方法は、好ま
しくは、塗料の交換または粉末の交換を頻繁に行なう必
要がある場合あるいは比較的長い噴霧塗装段階が他の塗
装粉末を短期間用いるために中断する必要のある場合に
使用される。これによって、一つの設備で各種の使用目
的を達成することが可能となる。噴霧塗装段階の間に粉
末の交換を行なう必要があり、その間に内側収集手段3
4.2の第一の余剰粉末を回収する場合には、単に粉末
回収装置(収集ホッパー42、その粉末吸取り導管4
4、吸塵装置46、およびふるい機械54)ならびにキ
ャビン4の天井の内表面40.1が徹底的に清掃され、
容器56の交換が行なわれる。それに対して、キャビン
4の壁内表面40は、残留粉末粒子が他の粉末を使用し
ている間に落下してきても収集ホッパー42内にまたし
たがって粉末容器56内に到達し得ないため、おおざっ
ぱに清掃すればよい。異なる種類の粉末に交換するが該
異なる種類の粉末が単に短期間しか使用されない場合に
は、その粉末の交換のためにホッパー42とその粉末吸
取り導管44または吸塵装置46とふるい機械54を一
度に清掃する必要はなく、該異なる種類の粉末での塗装
の間、対象物2が該異なる粉末で塗装される期間だけ収
集ホッパー42をカバー80(一点鎖線で概略を示す)
で覆えば十分である。キャビン4の内表面40は、おお
ざっぱに清掃すればよく、該異なる粉末による塗装の間
にそれ以前の粉末がそこから落下してくることはない。
【0011】水平断面図からわかるように、円形のキャ
ビン4は、対称形に形成されている。その壁内表面40
は、常に同一の円形を示し、その径方向の中心は、中心
軸16と一致する。収集ホッパー42の下方先端部4
2.1は、この中心軸16上にあり、吸気収集導管66
は、中心軸16と同心状に配置されている。収集ホッパ
ー42は、直線の円錐形で下方に細くなる形状を有す
る。キャビンの壁10、キャビンの天井12、ホッパー
42、吸気収集導管66、および移行壁部70は、すべ
て、電気の非導体材料、好ましはプラスチック材料で形
成される。プラスチック材料は、例えば金属と比較して
粉末粒子が付着しにくいため好適である。粉末が流れる
導管44、48、74も、同様に、電気の非導体材料、
例えばプラスチック材料製とすることができる。キャビ
ン4は、スリット状の通路開口18および19によって
二つの同形の椀状のキャビン半体に分割されている。あ
るいは、キャビンを一体とすることもまたより多くの同
形の部分に分割することも可能である。好ましい一実施
形態にあっては、キャビンの壁10また好ましくはキャ
ビンの天井12も、図3に示すような横木85で互いに
接続されて空間86を画定する内壁82と外壁84から
なる二重壁構造に形成される。該空間は、好ましくは大
気圧の空気で充填される。また、該中間空間86は、外
気とは連通し、塗装空間6に対しては閉じられている構
成とすることもできる。内壁82および外壁84は、や
はりプラスチック材料で形成される。
【0012】図示しない実施形態の一変形例にあって
は、粉末装置8は、噴霧開口を通ってキャビンの壁内に
入り込むのではなく、キャビンの天井12の噴霧開口を
通ってキャビン4の塗装空間6内に導入される。キャビ
ン4内には、回転自在のフレームの形に形成されて垂直
の中心軸16の周囲を回転する清掃装置が配設され、そ
れによってキャビン4の内表面が自動的に清掃される。
図4、5、および6に示す噴霧塗装装置は、図1、2、
および3に示す噴霧塗装装置と同様であるが、後者の図
には概略のみが示されたキャビンの天井が、ここでは1
2.2によって詳細に示されている。キャビンの天井1
2.2は、垂直のキャビンの壁の内表面40に添ってキ
ャビン内をキャビンの床34まで下降自在である。キャ
ビン12.2の外周120は、キャビンの壁の内表面4
0に隣接しており、キャビンの天井12.2がその最上
端の出口位置(図4で実線で示される)からその最下端
の位置(図4で一点鎖線で示される)まで下方へ移動す
る間にキャビンの壁の内表面40を清掃するための清掃
手段を備えている。キャビンの天井12.2は、したが
って、上下方向に移動自在の一種の「リフト」となって
いる。下方移動の際には、その外周120にある清掃手
段によって、キャビンの壁の内表面40の全周囲がその
全高にわたって自動的に清掃される。キャビンの天井1
2.2は、さらに、その下側が、キャビンの床の形状、
少なくとも内側収集手段34.2の形状に合った形をし
ており、塗装空間6内にある天井の下表面122が収集
ホッパー42と同様な円錐台形に形成され、それによっ
て、形状的にも寸法的にも収集ホッパー42内に嵌まり
込むように構成されている点に特徴がある。粉末交換の
ための清掃過程では、キャビンの天井12.2は、好ま
しくはキャビンの天井の下表面122とホッパー上表面
124の間にわずかな隙間126が残されるまで下ろさ
れる。この隙間126は、以下では粉末吸取り用隙間と
呼ぶが、流れのスロットルとして作動する程度に狭く、
それによって吸取りブロワー52から下降したキャビン
の天井12.2の下の収集ホッパー52を通ってキャビ
ンから吸い取られる空気の流れが加速される。加速され
た空気の流れは、粉末吸取り用隙間126の中を、下降
したキャビンの天井12.2の下表面122およびホッ
パーの上を向いた内表面124に付着した粉末を除去し
ながら移動し、それによってこれらの表面122および
124を徹底的に清掃する。
【0013】キャビンの天井12.2は、一または複数
の昇降架台によって保持されて上下に動かされる。図4
ないし6に示す実施形態にあっては、キャビンの天井1
2.2には支持装置130が配設され、該支持装置は、
キャビン4から通路開口18および19を通って外に伸
び、また該通路開口18および19の内部でキャビンの
天井12.2とともに垂直方向に移動することができ
る。支持装置130は、少なくとも一つのキャビンの外
の搬送装置22の移動路32に隣接して配置された乗降
装置134によって支持され、先に述べたようにして垂
直方向に動かされる。支持装置130は、垂直方向の案
内136の中を垂直に誘導することができ、したがっ
て、乗降装置134は、持ち上げる力を生成する必要は
あるが、キャビンの天井12.2とその支持装置130
のキャビン4の中心軸16に対して横向きに働く横方向
の力は受けない。昇降装置134は、搬送装置22と対
象物2の搬送路132に隣接して配置する必要があるた
め、必然的に通路開口18または19の隣りに配設され
る。図示の好まし実施形態にあっては、両通路開口18
および19のそれぞれに隣接して各一つの昇降装置13
4が配設されており、図8では、その第二の昇降装置1
34.2が図示されている。図示のように、横方向の力
を釣り合わさせるために、四つの昇降装置134、13
4.2、134.3、および134.4がキャビン4の
外側に配設されている。
【0014】図4、5、および6に示す実施形態にあっ
ては、キャビンの天井12.2は、二つのミラー対称形
の同じ半体に分割されており、これらは、通路開口18
および19に対して対称に、対象物2を有する搬送装置
22の移動路132に隣接して配設され、また支持装置
130によって相互に接続されている。支持装置130
は、キャビンの一方の天井半体12.2.1を支持して
対象物2の移動路132の方向の伸びる側材140とキ
ャビンの他方の天井半体12.2.2を支持してそれに
平行に配設された第二の側材142を有する。両側材1
40および142は、両端が、キャビン4の外部で横桁
144および146にそれぞれ接続している。これら両
横桁144および146は、キャビンの外部での粉末に
よる塗装が生じるのを避けるために配設されるもので、
対象物2を吊り下げたフック23がその上を越えて移動
できる高さに配置されている。図示しない実施形態にあ
っては、両横桁144および146はなく、各縦材14
0および142は、独自の昇降装置134(134.
2、134.3、134.4)によって支持されてい
る。このようにすれば、縦材140および142は、そ
れぞれのキャビンの天井半体12.2.1および12.
2.2のともに分離することができ、またそれらと同期
して下降および上昇鎖せることができる。
【0015】図示しない他の実施形態にあっては、キャ
ビンの天井の下表面122は、外側収集手段34.1の
それに対向する部分の形状、とくに吸気収集導管66お
よび移行壁部70のそれに対向する部分の形状に見合っ
た形にし、その間に粉末吸取り用隙間が形成され、その
部分での空気の加速によってその表面に付着する粉末が
除去され、吸気流によって運び去られる構成とされる。
図7は、キャビンの天井12.2の全周120にわたっ
て配設されたキャビンの壁の内表面40の清掃用清掃手
段を示す。これは、例えば以下に示す一または複数の手
段であり、それが、キャビンの壁の全内表面にわたって
配置され、また複数のこの種清掃手段を使用する場合に
は、それらを互いに上下に配置することも可能である。
すなわち、圧縮空気場合によっては電離された空気をキ
ャビンの壁の内表面40に吹き付けるための空気ノズル
150、粉末の粒子をキャビンの壁の内表面40から吸
い取るための吸気ノズル152、および、例えばブラシ
などの擦る部品154またはスポンジなどの拭く部品1
56である。これらは、図7に概略が示されている。拭
く部品156は、粉末をキャビンの壁の内表面40から
拭き払うための棒たわしあるいはビロードまたは他の織
物でつくられたものとすることができる。
【0016】図5には、このような清掃手段の例とし
て、部分156.1、156.2、156.3、15
6.4、156.5、および156.6の形状の拭き落
とし部品156が示されている。これらは、水平面内で
キャビンの壁の内表面40に環状に互いに接して配置さ
れており、スプリング158によって弾性的にキャビン
の壁の内表面40に押し付けられている。これらは、縦
材140および142によって支持されている。これら
の部分は、キャビンの壁の内表面を吹き払い、吸い取
り、および/または乾かしまたは湿らせて拭き払いまた
は擦り払うものとすることができる。スプリング158
の代わりに、例えば圧縮空気シリンダーなど他の弾性的
押付け部品を用いることもできる。 図示しない一実施
形態にあっては、清掃手段のみを備えたキャビンの天井
外周120は下降可能であるのに対して、この周囲12
0の径方向内側に配設されたキャビンの天井部分は下降
することができない。そのような構成でも、上述のもの
と同じように清掃することができる。ただ、この場合に
は、粉末吸取り用隙間126は形成されないので、吸気
流は、そのような隙間がなくともキャビンの床34の各
構成部分からすべての粉末粒子を吸い取るのに十分なも
のでなければならない。 以下では、図8および9に示
す本発明の実施形態を、図1および2の実施形態とは異
なる部分のみ説明する。図1および2で説明した特徴と
同じ特徴の説明は省略する。
【0017】キャビンの床234は、下向きのホッパー
の形状を有し、キャビンの壁10から円錐形の先端部を
なすホッパー先端部の排出口まで斜下方に伸びている。
それに続いて、吸塵装置46の粉末吸取り導管44が接
続されている。キャビンの床234は、余剰粉末をキャ
ビン4の全内側水平断面部分を越えて除去するための内
側収集手段(図1の収集手段34.2と同様な)として
機能する。 キャビンの壁10には、キャビンの床23
4と境を接するその下端に、第二の粉末排出口268が
形成されており、この排出口は、水平方向キャビン4の
全周にわたっており、またフィルター素子50の第二の
粉末吸取り導管74に接続されている。この第二の粉末
排出口268は、噴霧塗装作業中および/またはキャビ
ン4の清掃中にキャビンの壁10の壁内表面40から落
下してくる余剰粉末を吸い取るための外側収集手段(図
1の外側収集手段31.1と同様な)として機能する。
図8および9に図示の好ましい実施形態にあっては、こ
の第二の粉末排出口268は、吸気流の方向に互いに並
んで配設されたキャビン4の全周の壁10内の環状スリ
ット270とキャビン4の壁10の外側に配置された分
配管272で構成される。該分配管は、多数の中ぐり2
74を介して環状スリット270と流れで連結され、ま
た、第二の粉末吸取り導管74に接続されている。 吸
塵装置46の粉末吸取り導管44とフィルター素子50
の粉末吸取り導管47の中には、それぞれ閉鎖素子7
4.3および74.2が配設されている。これらの閉鎖
素子は、例えば、オン・オフ弁、調節可能なスロットル
弁、コック等である。これによって、これら両粉末導管
44および74は、選択的に個々にまたは両方を開閉す
ることができる。好ましい実施形態にあっては、長期間
継続する噴霧塗装作業中は、閉鎖素子74.3が吸塵装
置46に対して開かれ、また閉鎖素子74.2がフィル
ター素子50に対して閉じられており、キャビンの清掃
中は、両閉鎖素子74.3および74.2が開かれてお
り、それによって、キャビン4から強い空気流を吸い取
ることができる。清掃時には、吸取りブロワー52の回
転数が高められる。
【0018】短期間の粉末塗装作業中または一種類の粉
末から他の種類の粉末へと頻繁に交換が行なわれる場合
には、他の作業方法も可能である。すなわち、キャビン
の全床234が覆いで塞がれ、吸塵装置46の閉鎖素子
74.3が閉じられ、フィルター素子50の閉鎖素子7
4.2が開かれ、そのため、吸取りブロワー52は、単
に粉末排出口268の環状スリット270のみによって
粉末をキャビン4から吸い取ることが可能となる。環状
スリット270は、キャビン4からその中心軸16に対
して直角に空気を吸い取る。 異なる実施形態にあって
は、両粉末吸取り導管44および74は、それぞれ別々
の吸引源あるいは吸取りブロワーに接続されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】対象物を塗装用粉末で噴霧塗装するための手動
および自動作業式噴霧塗装装置のキャビンの軸方向垂直
断面略図である。
【図2】図1の装置の主要部分を示す上面図である。
【図3】図1のキャビンの壁の拡大横断面図である。
【図4】図1の噴霧塗装装置のキャビンの他の実施形態
を示す軸方向垂直断面略図である。
【図5】図4のキャビンの上面図である。
【図6】図5のキャビンを矢印IXの方向に左から見た
側面図である。
【図7】キャビンの壁の内表面を清掃するための清掃手
段の異なる実施形態を示す垂直断面略図である。
【図8】本発明の他の実施形態の垂直断面図である。
【図9】図8の実施形態の上面図である。
【符号の説明】
2 対象物 4 キャビン 6 塗装空間 8 噴霧装置 10 壁 12 天井 23 フック 39 床 42 収集ホッパー 46 吸塵装置 50 フィルター素子 52 吸い取りブロワー 60 振動装置 62 ホッパー縁部 70 移行壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクス レンヘル スイス ツェーハー9212 アルネッグ ア ルプシュタインリング 10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を塗装用粉末で噴霧塗装するため
    に、塗装空間を形成するキャビン、および、塗装空間内
    で飛散して塗装すべき対象物には付着せずしたがってキ
    ャビン内を落下する以下では余剰粉末と呼ぶ塗装用粉末
    を収集排出するための粉末収集手段を有する噴霧塗装装
    置において、該粉末収集手段は、内側収集手段(34.
    2;234)および外側収集手段(34.1、66、6
    8;268)を備え、内側収集手段によってキャビンの
    ほぼ全床(42;234)から余剰粉末を粉末容器(5
    6)内へ排出し、それとは別に、外側収集手段によって
    キャビンの床とキャビンの壁(10)の間の移行領域か
    らキャビンの壁から落下する余剰粉末をキャビンの床お
    よび/またはキャビンの壁で吸い取り、また、該外側収
    集手段は、キャビンの全周にわたってキャビン(4)の
    外側に配設された粉末吸取り装置(74、50、52)
    に接続された粉末排出口(268)を備えることを特徴
    とする噴霧塗装装置。
  2. 【請求項2】 内側収集手段(34.2;234)も、
    自らが捕捉した余剰粉末を吸い取るための粉末吸取り装
    置(44、46、48、50、52)に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の噴霧塗装装置。
  3. 【請求項3】 内側収集手段(34.2;234)の粉
    末吸取り装置は、余剰粉末を回収および再利用するため
    の粉末回収装置であることを特徴とする請求項2に記載
    の噴霧塗装装置。
  4. 【請求項4】 内側収集手段(34.2;234)は、
    その流れ(42、44)が回収された余剰粉末を再利用
    のために吸気流から分離する第一の粉末分離装置(4
    6)好ましくは少なくとも一つの吸塵装置の吸取り口に
    接続されるていること、該第一の粉末分離装置(46)
    の出口は、その流れ(48)が残留余剰噴霧を吸気流か
    らふるい分けるための第二の粉末分離装置(50)好ま
    しくはフィルターに接続されていること、第二の粉末分
    離装置(50)の出口は、吸取りブロワー(52)に接
    続されていること、および、外側収集手段(34.1;
    66、68、268)は、その流れ(66、68、7
    4)が自らが捕捉した余剰粉末を吸い取るための第二の
    粉末分離装置(50)の吸取り口に接続されていること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の噴霧
    塗装装置。
  5. 【請求項5】 内側収集手段(34.2;234)は、
    下向きに狭まった収集ホッパー(52;234)を備
    え、該ホッパーは、キャビンの床を形成しまた下方ホッ
    パー中央に粉末排出口(44)を備えることを特徴とす
    る先行するいずれかの請求項に記載の噴霧塗装装置
  6. 【請求項6】 外側収集手段(268)は、径方向にキ
    ャビンの中心(16)からキャビンの壁(10)に至る
    までキャビンの全内部(16)を取り巻く粉末空気吸取
    り流を生成するために、キャビンの壁(10)内に形成
    されたキャビンの全周にわたる吸取り粉末排出口(26
    8)を備えることを特徴とする先行するいずれかの請求
    項に記載の噴霧塗装装置。
  7. 【請求項7】 キャビン(10)は、水平断面が円形の
    円筒状をなすことを特徴とする噴霧塗装装置。
  8. 【請求項8】 キャビンの壁(10)の内表面(40)
    を自動的に清掃するための清掃手段(150;152;
    154;156)が配設されていることを特徴とする噴
    霧塗装装置。
  9. 【請求項9】 キャビン内で対象物を塗装用粉末で噴霧
    塗装し、キャビンを清掃し、また飛散して対象物に付着
    しない余剰粉末を収集してキャビンから排出するための
    方法において、キャビンの壁の内表面に接触していない
    第一の余剰粉末とキャビンの壁の内表面に接触した第二
    の余剰粉末を別々に収集してキャビンから排出し、壁の
    内表面に接触した第二の余剰粉末は、壁の内表面に接触
    していない余剰粉末の小部分を含んでもよいが、第一の
    余剰粉末は、壁の内表面に接触した余剰粉末をまったく
    含まないことを特徴とする方法。
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