JPH08229249A - レディーシェーバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 刃取付台と刃ホルダーとを定位置に連結する
位置決部材でもって、刃ホルダーの先端を補強して、簡
単な構造で、刃ホルダーの先端の破損を効果的に防止す
る。 【構成】 レディーシェーバーは、刃取付台１と刃ホル
ダー２を、位置決部材３を介して定位置に脱着自在に連
結している。刃ホルダー２の位置決部材３は、刃ホルダ
ー２の先端部に位置して、刃取付台１との対向面に縦方
向に延長して互いに平行に設けられた一対の位置決リブ
３Ａである。刃取付台１の位置決部材３は、刃ホルダー
２との対向面に位置して、刃ホルダー２の位置決リブ３
Ａの間に嵌着される挿入凸部３Ｂである。挿入凸部３Ｂ
が位置決リブ３Ａの間に嵌入されて、刃取付台１は刃ホ
ルダー２の定位置に装着され、刃ホルダー２の位置決リ
ブ３Ａは刃ホルダー２の先端部を補強している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、櫛状刃を有する可動刃
を往復運動させて、顔のうぶ毛剃り等に使用されるレデ
ィーシェーバーに関する。とくに、本発明は、固定刃と
可動刃とを装着している刃取付台を刃ホルダーに脱着自
在に連結する構造を独特の構成とするレディーシェーバ
ーに関する。

【０００２】

【従来の技術】固定刃と可動刃を装着している刃取付台
を、刃ホルダーに脱着自在に連結しているレディーシェ
ーバーは、たとえば、実公平３−３７５８４号公報と特
公昭５９−４００３５号公報に記載されている。特公昭
５９−４００３５号公報に記載されるレディーシェーバ
ーを図１に示す。この図のレディーシェーバーは、刃取
付台１を刃ホルダー２の定位置に装着するために、刃取
付台１と刃ホルダー２に位置決部材３を成形している。
刃ホルダー２の位置決部材３は、先端に位置して、刃取
付台１の対向面に突出する凸部３ａである。刃取付台１
の位置決部材３は、先端にあって、刃ホルダー２の凸部
３ａを嵌入するための凹部３ｂである。凸部３ａと凹部
３ｂは、刃取付台１と刃ホルダー２を定位置で連結する
きに、互いに嵌着される位置に設けられている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】図１に示すレディーシ
ェーバーは、凸部３ａと凹部３ｂからなる位置決部材３
で、刃取付台１を刃ホルダー２の定位置に連結できる。
ただ、この構造のレディーシェーバーは、刃ホルダー２
の先端を充分な強度に設計することが難しく、先端部分
が破損しやすくなる欠点がある。刃ホルダー２はプラス
チックで成形されるので、先端強度を強くするために
は、厚く成形すればよい。しかしながら、レディーシェ
ーバーは、刃ホルダー２の先端を厚くすると、便利に使
用できなくなってしまう。レディーシェーバーは剃刀の
ように使用されるので、刃ホルダー２が太くなると、こ
れが邪魔になって毛剃りする皮膚が見え難くなり、ま
た、刃ホルダー２が邪魔になって、レディーシェーバー
の櫛状刃が見え難くなるからである。便利にするために
は、刃ホルダー２を薄く成形することが大切である。と
くに、刃ホルダー２は先端に向かって薄く成形するとよ
り便利に使用できる。

【０００４】このため、レディーシェーバーは、刃ホル
ダーの先端強度を充分に強靱にすることが難しい。さら
に困ったことに、刃ホルダーに刃取付台を脱着自在に連
結するので、刃取付台を脱着するときに、刃ホルダーの
先端部分が破損しやすい欠点がある。刃取付台を脱着す
るのは、固定刃と可動刃に付着する毛を綺麗に除去する
ためである。刃取付台を脱着しないように固定して、刃
ホルダーの先端を刃取付台で補強できる。しかしなが
ら、この構造のレディーシェーバーは、固定刃と可動刃
を簡単に清掃できないので、極めて不便になってしま
う。

【０００５】レディーシェーバーは、使用しやすいよう
に、刃ホルダーの先端を薄く成形することと、刃ホルダ
ー先端を充分な強度にすることとが、互いに相反する特
性であって、両者を同時に満足するのが難しい。

【０００６】本発明は、このことを実現することを目的
に開発されたもので、本発明の重要な目的は、刃取付台
と刃ホルダーとを定位置に連結する位置決部材でもっ
て、刃ホルダーの先端を補強することにより、極めて簡
単な構造で、刃ホルダーの先端の破損を効果的に防止で
きるレディーシェーバーを提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明のレディーシェー
バーは、前述の目的を達成するために下記の構成を備え
る。レディーシェーバーは、櫛状刃を有する固定刃４
と、この固定刃４に摺動自在に連結されている櫛刃を有
する可動刃５と、可動刃５を往復運動できるように装着
している刃取付台１と、この刃取付台１が脱着自在に装
着される刃ホルダー２とを備える。刃取付台１と刃ホル
ダー２は、位置決部材３を介して定位置に脱着自在に連
結されている。

【０００８】さらに、本発明のレディーシェーバーは、
刃取付台１と刃ホルダー２を連結する構造が下記の独特
の構成をしている。刃ホルダー２の位置決部材３は、刃
ホルダー２の先端に位置して、刃取付台１との対向面に
縦方向に延長して設けられた一対の位置決リブ３Ａで構
成される。刃取付台１の位置決部材３は、刃ホルダー２
との対向面に位置して、刃ホルダー２の位置決リブ３Ａ
の間に嵌着される挿入凸部３Ｂで構成される。刃取付台
１の挿入凸部３Ｂを刃ホルダー２の位置決リブ３Ａの間
に嵌入して、刃取付台１は刃ホルダー２の定位置に脱着
自在に装着されるように構成されている。

【０００９】

【作用】本発明のレディーシェーバーは、刃取付台１を
定位置に連結する位置決部材３で刃ホルダー２の先端部
を補強する。位置決部材３は、刃取付台１を刃ホルダー
２の定位置に連結することに加えて、薄いので破損しや
すい刃ホルダー２の先端を補強する。それは、刃ホルダ
ー２の位置決部材３を、刃取付台１の対向面に設けた一
対の位置決リブ３Ａで構成するからである。位置決リブ
３Ａは、刃ホルダー２の先端部に位置して、縦方向に延
長して互いに平行に設けられている。刃ホルダー２の内
面に位置して、縦方向に延長して設けられた位置決リブ
３Ａは、薄くて破損しやすい刃ホルダー２の耐折曲強度
を増強する。したがって、本発明のレディーシェーバー
は、刃取付台１を刃ホルダー２の定位置に装着できるこ
とに加えて、刃ホルダー２を特別に補強する部材を設け
ることなく、位置決部材３でもって、刃ホルダー２の先
端を強靱に補強できる。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するためのレディーシェーバーを例示するもの
であって、本発明はレディーシェーバーを下記のものに
特定しない。

【００１１】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。

【００１２】図２に示すレディーシェーバーは、ケース
７と、このケース７に装着されたスイッチ８と、スイッ
チ８でオンオフされるモーター９と、モーター９に往復
運動される可動刃５と、この可動刃５に弾性的に押圧さ
れている固定刃４と、可動刃５を往復運動できるように
装着している刃取付台１と、この刃取付台１を脱着自在
に装着している刃ホルダー２とを備える。

【００１３】ケース７はプラスチックの成形品で、モー
ター９と駆動部と電池とスイッチ８を装着している本体
部７Ａと、本体部７Ａのモーター９収納部を閉塞する蓋
部７Ｂと、電池の収納部を閉塞する開閉蓋７Ｃとで構成
される。蓋部７Ｂは本体部７Ａに引掛構造で連結され、
開閉蓋７Ｃは、電池を交換するときに開閉できるように
本体部７Ａに連結されている。図に示すレディーシェー
バーは、ケース７の本体部７Ａと刃ホルダー２とをプラ
スチックで一体成形している。ただし、本体部７Ａと刃
ホルダー２とは別の部材として別々に成形して連結する
こともできる。

【００１４】本体ケース７には、可動刃５を往復運動さ
せるモーター９を内蔵している。モーター９は、歯車１
０を介してクランク軸１１に連結されている。クランク
軸１１は、コンロッド１２を介して可動刃５に連結され
て可動刃５を振動させる。コンロッド１２は後端をクラ
ンク軸１１に連結し、回転するクランク軸１１で往復運
動される。コンロッド１２の先端は、可動刃５を脱着自
在に連結する駆動凸部１２Ａを設けている。コンロッド
１２は、中間を弾性支持部材１３に挿通してケース７の
定位置に配設している。弾性支持部材１３は、柔軟に変
形できる部材、たとえば、ウレタンフォーム等のプラス
チック発泡体である。弾性支持部材１３は蓋部７Ｂを本
体部７Ａに連結した状態で、ケース７内の定位置に保持
されるように、外形をケース７の内面に沿う形状として
いる。中央部にはコンロッド１２を挿通する貫通孔を開
口している。

【００１５】刃取付台１の分解斜視図を図３に示す。こ
の図に示す刃取付台１は、加圧スプリング６と可動刃５
と固定刃４を順番に積層して装着している。加圧スプリ
ング６は弾性変形できる薄い金属板を湾曲させたもの
で、図において上下縁が可動刃５を固定刃４に弾性的に
押圧する。

【００１６】可動刃５と固定刃４は櫛状刃を有する薄い
金属板である。図に示す可動刃５と固定刃４は、上縁と
下縁の両方に櫛状刃を有するが、下縁の櫛状刃は使用し
ない。したがって、下縁の櫛状刃を刃取付台１の内部に
位置させるように、可動刃５と固定刃４を刃ホルダー２
に装着する。このように、下縁の櫛状刃を刃取付台１の
内部に配設して、両刃の可動刃５を片刃のレディーシェ
ーバーに併用して使用できる。ただ、本発明は、レディ
ーシェーバーを図に示す片刃のものに特定しない。図示
しないが、両刃を刃取付台１刃から突出するように配設
することもできるからである。

【００１７】可動刃５は、図において左端に、コンロッ
ド１２に連結されるプラスチック製の受台１４を連結し
ている。受台１４は方形状に成形されて、可動刃５の連
結孔に固定されている。受台１４は、可動刃５の連結孔
の内面に沿う内壁を有し、この内壁を連結孔に挿入し
て、可動刃５に固定されている。受台１４は対角線位置
に突起がある。突起を可動刃５の小孔に挿通し、突起を
加熱、溶融、加圧して、受台１４を可動刃５に連結して
いる。可動刃５は往復運動できるように、刃取付台１に
装着される。したがって、固定刃４と加圧スプリング６
を固定する支柱１５を貫通させるために振動方向に延長
するスリットを設けている。

【００１８】刃取付台１は、加圧スプリング６と可動刃
５と固定刃４を積層状態で装着するために、ふたつの支
柱１５を備える。この支柱１５に、加圧スプリング６と
固定刃４に設けた固定孔を挿通し、可動刃５のスリット
を挿通して固定する。支柱１５の先端に設けた連結溝に
Ｅリング１６を入れて、加圧スプリング６と可動刃５と
固定刃４を連結する。

【００１９】刃取付台１は脱着自在に刃ホルダー２に装
着される。刃取付台１は、図４に示すように、先端を刃
ホルダー２に連結し、下端の引掛凸部１７を蓋部７Ｂの
内側に引っかけて脱着自在に装着される。刃取付台１の
先端は、位置決部材３を介して、刃ホルダー２先端の定
位置に連結される。位置決部材３は、刃ホルダー２と刃
取付台１とに設けられている。

【００２０】刃ホルダー２の位置決部材３は、図４の斜
視図と、図５の拡大斜視図に示すように、刃ホルダー２
の先端に位置して、刃取付台１との対向面に縦方向に延
長して互いに平行に設けられた一対の位置決リブ３Ａで
ある。一対の位置決リブ３Ａの間隔は、間に刃取付台１
の位置決部材３である挿入凸部３Ｂを嵌入できるよう
に、挿入凸部３Ｂの外形にほぼ等しい。位置決リブ３Ａ
は、プラスチック製の刃ホルダー２に一体成形されてい
る。位置決リブ３Ａの全長は、刃取付台１に装着される
可動刃５と固定刃４に接触しないように設計される。い
いかえると、可動刃５と固定刃４の上方にできる隙間を
利用して、刃ホルダー２に位置決リブ３Ａを配設する。

【００２１】図に示す刃ホルダー２は、２列の位置決リ
ブ３Ａを成形しているが、３列以上の位置決リブ３Ａを
設けて、刃ホルダー２の先端をより強靱に補強すること
もできる。さらに、図に示す位置決リブ３Ａは、先端を
横リブ１８に連結している。横リブ１８は、刃ホルダー
２の先端縁に設けられている。横リブ１８と位置決リブ
３Ａを一体成形している刃ホルダー２は、両方のリブで
刃ホルダー２の先端が破損するのをより効果的に防止で
きる。

【００２２】刃取付台１の位置決部材３は挿入凸部３Ｂ
である。刃取付台１は、図３に示すように、刃ホルダー
２との対向面に位置して、刃ホルダー２の位置決リブ３
Ａの間に嵌着される挿入凸部３Ｂを一体成形している。
挿入凸部３Ｂは可動刃５と固定刃４の上方に設けられて
いる。挿入凸部３Ｂは、図６に示すように、刃取付台１
を刃ホルダー２に装着した状態で、刃ホルダー２の位置
決リブ３Ａの間に嵌入されて、刃取付台１を刃ホルダー
２の定位置に装着する。

【００２３】さらに、図６に示す刃取付台１は、先端
が、図において矢印Ａで示す垂直方向に位置ずれするの
を阻止するために、刃ホルダー２の先端縁を挿入する引
掛溝１９を設けている。引掛溝１９は、下方に開口して
横方向に延長して設けられている。この構造の刃取付台
１は、刃ホルダー２の先端縁全体を引掛溝１９に挿入す
る状態で連結するので、連結状態において、刃ホルダー
の先端の破損を刃取付台で効果的に防止できる特徴があ
る。

【００２４】ただ、本発明のレディーシェーバーは、刃
取付台の先端が垂直方向にずれるのを阻止する機構を図
に示す構造には特定しない。刃取付台と刃ホルダーの垂
直方向のずれは、たとえば、図示しないが、刃取付台と
刃ホルダーの対向面の一方に、きのこ状のダボを設け、
このダボを引掛状態に挿入できる引掛孔を他方の面に設
け、ダボを引掛孔に挿入して、刃取付台と刃ホルダーの
垂直方向の位置ずれを阻止できるからである。

【００２５】さらに、刃取付台１は、後端をケース７の
蓋部７Ｂに連結するために、下端に引掛凸部１７を突出
して一体成形している。引掛凸部１７は、図６に示すよ
うに、刃取付台１を刃ホルダー２に連結した状態で、ケ
ース７の蓋部７Ｂの内面に引っかけられて、刃取付台１
が刃ホルダー２から外れるのを防止する。

【００２６】この構造の刃取付台１は、先端の引掛溝１
９を刃ホルダー２の先端縁に連結し、下端の引掛凸部１
７をケース７の蓋部７Ｂの内面に引っかけて、刃ホルダ
ー２に脱着自在に装着される。この構造の刃取付台１、
上に強く引っ張って、刃ホルダー２から外すことができ
る。また、刃ホルダー２に装着するときは、引掛凸部１
７をケース７蓋部７Ｂの内面に、引掛溝１９を刃ホルダ
ー２先端縁に入れて定位置に連結できる。刃取付台１を
刃ホルダー２に脱着するとき、コンロッド１２の上端
は、可動刃５に固定された受台１４に脱着自在に連結さ
れる。刃取付台１を脱着してコンロッド１２が可動刃５
の受台１４に脱着されるとき、コンロッド１２を支持す
る弾性支持部材１３が変形して、コンロッド１２をスム
ーズに受台１４に連結する。

【００２７】

【発明の効果】本発明のレディーシェーバーは、薄く成
形される刃ホルダー先端の破損を、簡単な構造で効果的
に防止できる特長がある。それは、本発明のレディーシ
ェーバーが、刃取付台を刃ホルダーの定位置に連結する
ための位置決部材を、刃ホルダーの補強リブに併用して
いるからである。刃ホルダーは、位置決部材として、先
端部に位置して、刃取付台との対向面に縦方向に延長し
て互いに平行に設けられた一対の位置決リブを設けてい
る。位置決リブは、刃取付台の挿入凸部を嵌入して、刃
取付台と刃ホルダーの横ずれを阻止するための部材であ
るが、刃ホルダーの先端部の内面に縦に延長して成形さ
れているので、これが、刃ホルダーの先端が折れ曲がっ
て破損するのを阻止する補強リブとなる。このため、本
発明のレディーシェーバーは、刃ホルダーに、補強のた
めに専用のリブを設けることなく、位置決リブを補強用
のリブに併用して、刃ホルダーの先端を強靱な構造にで
きる特長がある。刃ホルダーの先端を破損し難い構造と
することは、レディーシェーバーにとって極めて大切な
ことである。それは、刃ホルダーの先端を薄くして、か
みそりと同じようにして極めて便利に使用できる形状に
設計できるからである。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のレディーシェーバーの刃取付台と刃ホル
ダーの連結部を示す分解斜視図

【図２】本発明の実施例のレディーシェーバーの分解斜
視図

【図３】図２に示すレディーシェーバーの刃取付台と刃
ホルダーの分解斜視図

【図４】図２に示すレディーシェーバーの上部を示す斜
視図

【図５】図２に示すレディーシェーバーの刃ホルダー先
端部を示す拡大斜視図

【図６】図２に示すレディーシェーバーの刃取付台を刃
ホルダーに連結した状態を示す正面図

【符号の説明】

１…刃取付台 ２…刃ホルダー ３…位置決部材 ３ａ…凸部 ３ｂ…
凹部 ３Ａ…位置決リブ ３Ｂ…挿入凸部 ４…固定刃 ５…可動刃 ６…加圧スプリング ７…ケース ７Ａ…本体部 ７Ｂ…
蓋部 ７Ｃ…開閉蓋 ８…スイッチ ９…モーター １０…歯車 １１…クランク軸 １２…コンロッド １２Ａ…駆動凸部 １３…弾性支持部材 １４…受台 １５…支柱 １６…Ｅリング １７…引掛凸部 １８…横リブ １９…引掛溝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 櫛状刃を有する固定刃(4)と、この固定
   刃(4)に摺動自在に連結されている櫛刃を有する可動刃
   (5)と、可動刃(5)を往復運動できるように装着している
   刃取付台(1)と、この刃取付台(1)を脱着自在に装着して
   いる刃ホルダー(2)とを備え、刃取付台(1)と刃ホルダー
   (2)は、位置決部材(3)を介して定位置に脱着自在に連結
   されているレディーシェーバーにおいて、 刃ホルダー(2)の位置決部材(3)が、刃ホルダー(2)の先
   端部に位置して、刃取付台(1)との対向面に縦方向に延
   長して互いに平行に設けられた一対の位置決リブ(3A)で
   構成され、刃取付台(1)の位置決部材(3)は、刃ホルダー
   (2)との対向面に位置して、刃ホルダー(2)の位置決リブ
   (3A)の間に嵌着される挿入凸部(3B)で構成され、刃取付
   台(1)の挿入凸部(3B)が刃ホルダー(2)の位置決リブ(3A)
   の間に嵌入されて、刃取付台(1)が刃ホルダー(2)の定位
   置に装着されるように構成されてなることを特徴とする
   レディーシェーバー。