JP2838017B2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

Info

Publication number
JP2838017B2
JP2838017B2 JP12587593A JP12587593A JP2838017B2 JP 2838017 B2 JP2838017 B2 JP 2838017B2 JP 12587593 A JP12587593 A JP 12587593A JP 12587593 A JP12587593 A JP 12587593A JP 2838017 B2 JP2838017 B2 JP 2838017B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer blade
cap
head
cover
shaving head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12587593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06327854A (ja
Inventor
健司 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP12587593A priority Critical patent/JP2838017B2/ja
Publication of JPH06327854A publication Critical patent/JPH06327854A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2838017B2 publication Critical patent/JP2838017B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回動可能に支持された
首振り式シェービングヘッドを備える電気かみそりに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気かみそりにおいては、その
シェービングヘッドが備える外刃を保護するために、シ
ェービングヘッドに着脱可能な外刃キャップを備えてい
る。
【0003】図5は従来の電気かみそりの首振り式シェ
ービングヘッドとこれから取外された外刃キャップとを
示す分解斜視図であり、図6は同ヘッドに外刃キャップ
が取付けられた状態を一部を断面して示す側面図であ
る。これらの図中1は一対の支持突部2を有した本体ケ
ース、3はトリマー装置4付の上下動可能なスイッチ摘
み、5はシェービングヘッド、6は外刃キャップであ
る。
【0004】シェービングヘッド5は、一対の支持突部
2に回動可能に支持されている。このヘッド5は、複数
の往復動可能な内刃体7が内蔵されたヘッドフレーム8
と、内刃体7を覆う外刃9が固定された外刃ホルダー1
0とを備えている。外刃ホルダー10の正面壁および背
面壁の外面には夫々凹凸部11が設けられていて、これ
らの部分を指で摘んでヘッドフレーム8に対する外刃ホ
ルダー10の着脱操作がされるようになっている。
【0005】外刃キャップ6は弾性変形が可能な合成樹
脂の成形品であって、略逆U字状をなすとともに、その
下端部には、凹凸部11に係脱される斜状の引掛け縁1
2と、この縁12の上端から外方へ水平状に張り出す指
掛け凸条13とが夫々形成されている。外刃キャップ6
は、ヘッドフレーム8の幅よりも短く外刃ホルダー10
および外刃9の幅と略同じ長さである。
【0006】この外刃キャップ6は、図5の状態からシ
ェービングヘッド5に被せて、図6に示されるように引
掛け縁12を凹凸部11に弾性的に係合させることによ
り、外刃9および外刃ホルダー10を覆ってシェービン
グヘッド5に取付けられ、また、この取付け状態から指
掛け凸条13に指を掛けて引き上げることにより、シェ
ービングヘッド5から取外される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のように外刃キャ
ップ6を首振りするシェービングヘッド5に引っ掛けて
被せる構成は、シェービングヘッド5の首振りに伴い外
刃キャップ6が一体的に動かされるから、外刃キャップ
6を本体ケース2に引っ掛けてシェービングヘッド5に
被せる場合のように、被せた状態でその内側でのシェー
ビングヘッド5の首振りによって外刃キャップ6がその
内側から力を受けて外れるという、おそれがない点で優
れている。しかし、従来は、ヘッドフレーム8に対して
着脱可能な外刃ホルダー10の着脱操作用の凹凸部11
を利用して外刃キャップ6を取付ける構成であるため、
外刃キャップ6の引き外し力が外刃ホルダー10に加わ
る。しかも、外刃キャップ6を取外す際にこのキャップ
6を掴む力により凹凸部11への引掛け縁12の係合力
が増加する。
【0008】そのため、外刃キャップ6の取外しと同時
に外刃ホルダー10がヘッドフレーム8から不用意に取
外され易いという問題がある。特に、指掛け凸条13が
引掛け縁12と略同じ位置にあると、外刃キャップ6を
掴む力が外刃キャップ6の弾性変形を抑制し易いととも
に、引掛け縁12の凹凸部11への係合を強めるので、
前記事態がより発生し易い。
【0009】本発明の目的は、シェービングヘッドの首
振りに拘らず外刃キャップが不用意に外れるおそれがな
いことはもちろんのこと、シェービングヘッドからの
刃キャップの取外しにおいて着脱可能な外刃ホルダーが
外れることを防止できる電気かみそりを得ることにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の支持突
部を有した本体ケースと、上部に外刃が固定されるとと
もに外壁面に着脱操作部が設けられた外刃ホルダーおよ
びこのホルダーが着脱可能に取付けられるヘッドフレー
ムを備え、前記支持突部間に位置されてこれら突部に回
動可能に支持された首振り式シェービングヘッドと、こ
のシェービングヘッドに前記外刃を覆って着脱可能に取
付けられる外刃キャップとを備えた電気かみそりに適用
される。
【0011】そして、前記目的を達成するために、前記
ヘッドフレームが前記着脱操作部を避けた位置にキャッ
プ係合部を有し、前記外刃キャップが、前記外刃を覆う
外刃カバー部と、前記着脱操作部を避けて前記ヘッドフ
レームに被さる弾性変形可能なヘッドフレームカバー部
とを有し、前記ヘッドフレームカバー部に前記キャップ
係合部に係脱される引掛け部を設けて、これら引掛け部
とキャップ係合部との係合により前記外刃キャップを前
記シェービングヘッドに取付けることを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】前記構成において、外刃キャップは、そのヘッ
ドフレームカバー部の弾性変形を伴いながらヘッドフレ
ームに被さって、シェービングヘッドに着脱される。ヘ
ッドフレームカバー部の引掛け部は、ヘッドフレームに
ヘッドフレームカバー部が被さった時に、ヘッドフレー
ムのキャップ係合部に係合されて、外刃キャップがシェ
ービングヘッドに取付けられた状態を保持する。このよ
うに外刃キャップはその引掛け部を首振りするシェービ
ングヘッドに引っ掛けて取付けられ、本体ケースに引っ
掛けてシェービングヘッドに被さるものではなく、シェ
ービングヘッドの首振りに伴い外刃キャップが一体的に
動かされるので、シェービングヘッドの首振りによって
外刃キャップがこれを内側から外そうとする力を受ける
ことがない。また、外刃キャップをシェービングヘッド
から引き外す際に、引掛け部はヘッドフレームカバー部
の弾性変形を伴ってキャップ係合部から外れる。
【0013】そして、以上のような外刃キャップの着脱
において、シェービングヘッドの外刃ホルダーから外れ
た位置で、前記引掛け部のキャップ係合部に対する係脱
がなされるので、外刃キャップを着脱する操作力が外刃
ホルダーに加わることがない。
【0014】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の一実施
例を説明する。図1および図2中21は手で握れる程度
の大きさに形成された縦長直方体形状の本体ケースで、
このケース21は、その上端部にヘッドホルダ22を備
えている。ヘッドホルダ22は、本体ケース21の上端
部にねじ止めされたホルダベース22a(図2参照)
と、このベース22aの両端に直角に連なった一対の支
持突部22bとを有している。ホルダベース22aの上
面は凹面となるように湾曲されている。
【0015】本体ケース21内には、図示しないがモー
タおよびこのモータ等を制御するための回路とバッテリ
等の部品が内蔵されており、図2中23は前記モータの
回転軸の軸芯に対して偏心して回転される偏心駆動軸を
示している。この駆動軸23はホルダベース22aに開
けた通孔24を通って本体ケース21外に突出されてい
る。
【0016】なお、図1中25は本体ケース21の正面
壁に上下方向にスライド可能に取付けられたスイッチ摘
み、26は本体ケース21の背面壁に上下方向にスライ
ド可能に取付けられた図示しないトリマー装置を使用す
る際に、後述するシェービングヘッドをトリマー装置の
上昇の邪魔とならない位置に退避させて保持するための
ヘッドロック摘みである。
【0017】図1および図2中31はシェービングヘッ
ドであって、これが備えるヘッドフレーム32は、ヘッ
ドフレーム本体33と、この本体33に連結されたフレ
ーム底壁34とで形成されている。図3に示されるよう
にヘッドフレーム本体33は、その長手方向両端に起立
する端壁35を夫々一体に有しているとともに、これら
端壁35の相対向する面側にカバー部36を夫々有して
いる。フレーム底壁34は、端壁35およびカバー部3
6で覆われる上向きの起立壁37を長手方向両端に一体
に有している。
【0018】ヘッドフレーム32内には合成樹脂製の内
刃駆動部材38が内蔵されている。図3に示されるよう
に内刃駆動部材38は、長手方向両端に夫々可撓変形可
能な薄肉の腕部38aを有して、これら腕部38aの先
端に穿った固定孔39を起立壁37の上端に一体に突設
された連結突部40に通して、これら連結突部40を熱
かしめすることにより、一対の起立壁37間に渡って取
付けられている。内刃駆動部材38の腕部38a間は硬
質なベース部38bをなし、このベース部38bの中央
部上面には図2に示されるようにベース支え軸41が立
設されている。
【0019】図2に示されるように支え軸41には内刃
支持ベース42が着脱可能に取付けられている。そし
て、このベース42には2本のガイド軸43が立設され
ているとともに、これらガイド軸43に上下動可能に嵌
合して内刃ホルダ台44が内刃支持ベース42の上方に
配置されている。これら内刃支持ベース42と内刃ホル
ダ台44との間にはコイルばね45が挟まれていて、こ
れらばね45のばね力で内刃ホルダ台44が押上げられ
て、所定の刃圧を得るようになっている。
【0020】内刃ホルダ台44上には互いに平行な2本
の内刃体46が着脱可能に取付けられている。これら内
刃体46は、本体ケース21の幅方向に一定間隔で並設
される多数枚の内刃板を備えている。
【0021】前記内刃駆動部材38のベース部38bの
中央部下面には、このベース部38の幅方向に延びる被
動溝47が形成されていて、この溝47はフレーム底壁
33に設けた角孔48に露出されている。そして、図2
に示されるように被動溝47には偏心駆動軸23が挿入
されている。したがって、偏心駆動軸23の回転にした
がって、内刃駆動部材38のベース部38bが腕部38
aの可撓変形を伴って長手方向(本体ケース21の幅方
向)に往復動され、それにより2本の内刃体46も一緒
に往復動されるようになっている。
【0022】前記シェービングヘッド31は外刃ホルダ
ー49を備えている。このホルダー49には二つの外刃
部50aを並設した外刃50が固定されており、各外刃
部50aの内面には内刃体46が夫々別々に押し付けら
れるようになっている。互いに接する外刃部50aと内
刃体46とはカッタ部をなし、このカッタ部は内刃体4
6の往復動により外刃部50aを通って導入されるひげ
を切断する。なお、図2中56はひげ屑をせきとめるゴ
ム製のシールパッキンである。
【0023】外刃ホルダー49の正面壁および背面壁の
外面には着脱操作用の複数本の凸条51が一体に設けら
れている。これら凸条51は互いに平行であって、外刃
ホルダー49の長手方向に延びていて、着脱操作部をな
している。これらの凸条51に指を添えて外刃ホルダー
49を押し引きすることによって、この外刃ホルダー4
9がヘッドドフレーム32に着脱可能に取付けられると
ともに、その取付け状態ではヘッドフレーム32の端壁
35で、外刃ホルダー49および外刃50の端面が夫々
覆われるようになっている。
【0024】外刃ホルダー49の取付け状態の保持は、
図4に示されるように前記各カバー部36に夫々進退可
能に取付けられた一対の係合軸52のV字状先端部52
aに、外刃ホルダー49正面壁および背面壁の内面に対
応して設けた係止凹部53を係合させることにより行わ
れる。前記一対の係合軸52間にはコイルばね54が挟
まれており、その弾性変形を伴って外刃ホルダー49の
着脱の際に一対の係合軸52は互いに接離する方向に可
動できるようになっている。なお、図4中49aは外刃
ホルダー49の下端部に形成された傾斜面である。
【0025】前記構成のシェービングヘッド31は、そ
の両端壁35の上部に夫々突設された水平な回転軸55
(図3に一方のみ図示)を、前記一対の支持突部22b
の上端部に埋め込んだ図示しない軸受けメタルに夫々挿
入することによって、支持突部22b間に位置されて、
これら支持突部22bに回動可能に支持されている。こ
のようにして取付けられたシェービングヘッド31のフ
レーム底壁33は、前記ホルダベース22aに接近され
ているとともに、このベース22aの凹面形状に対応し
て下方に凸となるように湾曲されている。
【0026】図1および図2中61は合成樹脂例えばポ
リカーボネートにより一体成形された外刃キャップであ
り、これはシェービングヘッド31に着脱可能に取付け
られる。この外刃キャップ61は、外刃カバー部62
と、ヘッドフレームカバー部としての4つの端壁カバー
部63と、一対の指掛け部64とを備えている。
【0027】外刃カバー部62は、外刃ホルダー49よ
りも長くシェービングヘッド31と長手方向の長さと略
同じ長さを有している。このカバー部62は、外刃50
の露出部分の形状に略相似した形状をなしていて、外刃
50を覆い隠すようになっている。
【0028】端壁カバー部63は外刃カバー部62の長
手方向両端から相対向して2本づつ突設されている。こ
れらカバー部63は、弾性変形可能に形成されていると
ともに、外刃ホルダー49の少なくとも凸条51を避け
て前記ヘッドフレーム32の端壁35における外面のう
ち、例えば正面35aおよび背面35bに被さるように
なっている。
【0029】外刃キャップ62の厚み方向に対向する端
壁カバー部63の先端部は、互いに近付くように略くの
字状に曲げられた引掛け部65を形成している。これら
引掛け部65が係脱されるキャップ係合部66は、前記
凸条51を避けた位置例えば前記端壁35に求められて
いる。そのために、本実施例では、端壁35における正
面35aに連なる下面と、背面35bに連なる下面とが
夫々キャップ係合部66として用いられている。
【0030】指掛け部64は、外刃キャップ62の長手
方向に対向する端壁カバー部63の根元間にわたって夫
々設けられており、正面側または背面側に向けて水平状
に張り出している。したがって、両指掛け部64は前記
凸条51を避けた位置に形成されている。
【0031】前記構成の外刃キャップ61は、シェービ
ングヘッド31に被されて外刃50を保護する。その取
付けに当たっては、シェービングヘッド31の上方か
ら、端壁カバー部63を端壁35に位置合わせして、シ
ェービングヘッド31に押し付ければよい。
【0032】そうすると、引掛け部65が端壁35の正
面35aおよび背面35bに当り、外刃キャップ61の
幅方向に対向する端壁カバー部63が互いに間隔を広げ
るように弾性変形をしながら、引掛け部65が端壁35
の正面35aおよび背面35bの下端を夫々通過する。
【0033】この通過直後に端壁カバー部63が復元す
るから、図2に示されるように端壁カバー部63が端壁
35の正面35aおよび背面35bを夫々別々に覆うと
ともに、引掛け部65が端壁35のキャップ係合部66
に引っ掛けられて、外刃キャップ61のシェービングヘ
ッド31への取付け状態が保持される。この取付け状態
では、外刃キャップ61の引掛け部65を本体ケース2
1ではなく首振りするシェービングヘッド31に引っ掛
けて、外刃キャップ61がシェービングヘッド31に被
さっているから、シェービングヘッド31の首振りに伴
い外刃キャップ61も一体的に動かされて、シェービン
グヘッド31の首振りによって外刃キャップ61がこれ
を内側から外そうとする力を受けることがない。したが
って、シェービングヘッド31に被された外刃キャップ
61がシェービングヘッド31の首振りに拘らず不用意
に外れるというおそれがない。
【0034】また、シェービングヘッド31から外刃キ
ャップ61を取外すには、その指掛け部64に指を添え
て、外刃キャップ61を押し上げればよい。そうする
と、端壁カバー部63の弾性変形を伴いながら、引掛け
部65がキャップ係合部66から外れて、外刃キャップ
61をシェービングヘッド31から取外すことができ
る。
【0035】このような外刃キャップ61の取外しにお
いては、このキャップ61が外刃ホルダー49に引っ掛
かっていないから、外刃キャップ61を外す操作力が外
刃ホルダー49に加わることがない。そのため、外刃5
0が固定された外刃ホルダー49が一緒に外れることを
防止して外刃キャップ61を取外すことができる。
【0036】そして、前記外刃キャップ61の着脱にお
いて、端壁カバー部63が外刃ホルダー49の凸条51
に引っ掛かることがないので、円滑に外刃キャップを着
脱でき、かつ、音や摩耗の発生も少なくできる。
【0037】しかも、本実施例では指掛け部64を、凸
条51を避けた位置でしかも引掛け部65から外れた位
置に設けたので、指掛け部64を掴む力が引掛け部64
をキャップ係合部66に強く係合させるように加わるこ
とが少ないとともに、端壁カバー63の弾性変形を妨げ
ることを少なくできる。したがって、より円滑に外刃キ
ャップ61を着脱できる。
【0038】なお、本発明は前記一実施例に制約されな
い。例えば、外刃カバー部62は凸条51を覆っていて
もよい。この場合、外刃カバー部62とヘッドフレーム
カバー部63との間には、ヘッドフレームカバー部63
の弾性変形を可能にするスリットを設けることが望まし
い。しかし、外刃カバー部62の凸条覆い部とヘッドフ
レームカバー部63とが一体に容易に弾性変形できる設
計とした場合等には、必ずしもスリットは設けなくても
よい。
【0039】また、前記一実施例では、キャップ係合部
66として端壁35の下面を利用したが、これに代え
て、端壁35の外面(したがって、正面35aおよび背
面35bはもとより、これらの間の側面も含む。)、ま
たはフレーム底壁34に凹みまたは凸部からなるキャッ
プ係合部66を設けるとともに、この係合部66にヘッ
ドフレームカバー部63の弾性変形を利用して係脱され
る凸部または凹部からなる引掛け部65をヘッドフレー
ムカバー部63に設けて実施してもよい。
【0040】さらに、指掛け部として、張出し形成され
る突部に代えて前記一実施例の外刃カバー部の下縁を利
用してもよいとともに、外刃カバー部の少なくとも下縁
部の外面を粗面として、その部分を指掛け部として用い
てもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の電気かみそ
りは、シェービングヘッドの外刃ホルダーから外れて位
置したキャップ係合部に、外刃キャップが有した弾性変
形可能なヘッドフレームカバー部の引掛け部を係脱し
て、首振り式シェービングヘッドに対して外刃キャップ
を着脱する構成により、シェービングヘッドに被された
外刃キャップが前記ヘッドの首振りに拘らず不用意に外
れるおそれがないとともに、シェービングヘッドから外
刃キャップを取外す際に、外刃キャップを外す力が外刃
ホルダーに加わることがなくなって、外刃が固定された
外刃ホルダーが一緒に外れることを防止して外刃キャッ
プを取外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気かみそりの首振り
式シェービングヘッドとこれから取外された外刃キャッ
プとを示す分解斜視図。
【図2】同実施例に係るシェービングヘッドに外刃キャ
ップが取付けられた状態を示す断面図。
【図3】同実施例に係るシェービングヘッドの一部を構
造を分解して示す斜視図。
【図4】図3中Z−Z線に沿って示すヘッドフレームの
断面図。
【図5】従来例に係る電気かみそりの首振り式シェービ
ングヘッドとこれから取外された外刃キャップとを示す
分解斜視図。
【図6】同従来例に係るシェービングヘッドに外刃キャ
ップが取付けられた状態を一部断面して示す側面図。
【符号の説明】
21…本体ケース、 22…ヘッドホル
ダ、22b…支持突部、 31…シェー
ビングヘッド、32…ヘッドフレーム、 3
5…端壁、33…ヘッドフレーム本体、 34…
ヘッドフレーム底壁、35a…端壁の正面(端壁の外
面)、35b…端壁の背面(端壁の外面)、49…外刃
ホルダー、 50…外刃、51…凸条(着
脱操作部)、 55…回転軸、61…外刃キャ
ップ、 62…外刃カバー部、63…端壁
カバー部(ヘッドフレームカバー部)、64…指掛け
部、 65…引掛け部、66…キャッ
プ係合部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の支持突部を有した本体ケースと、上部に 外刃が固定されるとともに外壁面に着脱操作部が
    設けられた外刃ホルダーおよびこのホルダーが着脱可能
    に取付けられるヘッドフレームを備え、前記支持突部間
    に位置されてこれら突部に回動可能に支持された首振り
    シェービングヘッドと、 このシェービングヘッドに前記外刃を覆って着脱可能に
    取付けられる外刃キャップとを備えた電気かみそりにお
    いて、 前記ヘッドフレームが前記着脱操作部を避けた位置に
    ャップ係合部を有し、 前記外刃キャップが、前記外刃を覆う外刃カバー部と、
    前記着脱操作部を避けて前記ヘッドフレームに被さる弾
    性変形可能なヘッドフレームカバー部とを有し、 前記ヘッドフレームカバー部に前記キャップ係合部に係
    脱される引掛け部を設けて、これら引掛け部とキャップ
    係合部との係合により前記外刃キャップを前記シェービ
    ングヘッドに取付けることを特徴とする電気かみそり。
JP12587593A 1993-05-27 1993-05-27 電気かみそり Expired - Fee Related JP2838017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12587593A JP2838017B2 (ja) 1993-05-27 1993-05-27 電気かみそり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12587593A JP2838017B2 (ja) 1993-05-27 1993-05-27 電気かみそり

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06327854A JPH06327854A (ja) 1994-11-29
JP2838017B2 true JP2838017B2 (ja) 1998-12-16

Family

ID=14921090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12587593A Expired - Fee Related JP2838017B2 (ja) 1993-05-27 1993-05-27 電気かみそり

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2838017B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06327854A (ja) 1994-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5189792A (en) Reciprocatory electric shaver
KR970073897A (ko) 전기 면도기
US20080216329A1 (en) Ergonomic razor and blade assembly and device for storing and dispensing blade assemblies
JP2002320783A (ja) 回転する刃収容部を有するシェービングカミソリ及びそのための取り替え可能な刃カートリッジ
JPH08318058A (ja) 往復式電気かみそり
JP2838017B2 (ja) 電気かみそり
JP4508713B2 (ja) 電気かみそり
JP2733141B2 (ja) 往復式電気かみそり
JP3211010B2 (ja) 電気かみそり
JPS585584Y2 (ja) カッタ−の刃着脱装置
JPS62114587A (ja) 往復式電気かみそりの保護キヤツプ
JPS623103Y2 (ja)
JPH0316610Y2 (ja)
JPH0685669U (ja) 電気かみそりの保護キャップ
JPH0427508Y2 (ja)
JPS63206274A (ja) 電気かみそり
JPS5845661Y2 (ja) 電気バリカン
JPS6010525Y2 (ja) 往復動電気かみそり
JPH08229249A (ja) レディーシェーバー
JP2000070562A (ja) 電気かみそり
JPH0214745Y2 (ja)
JPH0423516Y2 (ja)
JPS603789Y2 (ja) 電動式バリカン
JPH0325684Y2 (ja)
JPH05146559A (ja) 電気かみそり

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees