JPH0214745Y2 - - Google Patents

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JPH0214745Y2
JPH0214745Y2 JP2391085U JP2391085U JPH0214745Y2 JP H0214745 Y2 JPH0214745 Y2 JP H0214745Y2 JP 2391085 U JP2391085 U JP 2391085U JP 2391085 U JP2391085 U JP 2391085U JP H0214745 Y2 JPH0214745 Y2 JP H0214745Y2
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holding plate
felt
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blade holder
support device
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は内外刃を備えたヘツド装置を着脱自在
に支持する電気かみそりのヘツド支持装置に関す
る。
(従来の技術) 一般に電気かみそりは本体上部に剃毛受を兼ね
る刃受台を備え、この刃受台の上部にこれを覆う
ように内外刃(切断刃)を有するヘツド装置を備
える。ヘツド装置と刃受台は通常クリツク構造に
よるヘツド支持装置により着脱自在に構成し、具
体的にはヘツド装置側に設けた凹部とこの凹部に
係合する刃受台側に設けた凸部を有する金属弾性
片により構成している。
なお刃受台の下方には内刃を駆動する駆動部を
備え、刃受台を貫通する駆動ポールにより駆動力
伝達を行つており、また、刃受台と駆動ポールの
間隙をシールするフエルトを配設してある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、斯かる従来の電気かみそりにおけるヘ
ツド支持装置はヘツド装置を着脱せしめるクリツ
ク機構を金属弾性片を用いて構成することから、
その取付構造が複雑化し、組立も容易でなく、し
かもコスト上も不利となる問題がある。
なお、通常刃受台は合成樹脂で成形するがこの
刃受台は電気かみそりの外郭一部を構成すること
から硬質で上記金属弾性片の代りとなる弾性片を
形成することは不可能である。
本考案は斯かる問題点を解消し、構造簡易でコ
ストダウンを図れ、しかも組立が容易な電気かみ
そりのヘツド支持装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段及び作用) 本考案は斯かる問題点を解決するため、第1図
に示すように、本体11(第5図)に備えた刃受
台6の上部にヘツド装置5を着脱自在に支持する
電気かみそり1のヘツド支持装置10に適用し、
その特徴とするところは刃受台6の下面に重なつ
て対刃受台6間にシール用のフエルト7を保持す
るフエルト保持板8を備え、このフエルト保持板
8の外縁部8eに上方へ一体に延出し、ヘツド装
置5を着脱自在に係止するボス部72を先端に有
する複数の係止ポスト71を設けてなる点にあ
る。
したがつて、フエルト保持板8の成形と同時に
係止ポスト71を一体成形できる。またフエルト
保持板8に設けることによつて係止ポスト71は
十分な長さを確保でき、併せて比較的弾性を有す
る素材で形成できることから適度な弾性を付与す
ることができる。これによりクリツク構造とする
に際し金属片、さらにはねじ等の固定部材等は全
く不要となる。
(実施例) 以下には本考案に係る好適な実施例を挙げ図面
を参照して詳述する。
第1図は本考案に係るヘツド支持装置を備える
駆動装置及びヘツド装置の分解斜視図、第2図は
組立てた同駆動装置とヘツド装置の正面図、第3
図は第2図中A−A線における側面に垂直な面で
切断した断面図、第4図は第2図中B−B線断面
図、第5図は本考案を適用した電気かみそりの外
観側面図である。
先ず、本考案を明確にするため第5図を参照し
て電気かみそりの外観構成について説明する。
符号1で示す電気かみそりは本体(ボデイ)1
1とヘツド装置5からなる。
本体11はさらに下部のグリツプ部16と上部
の駆動装置収納ケース部17からなる。グリツプ
部16には電池又はバツテリを収納し、その前面
には電源スイツチ18を備える。一方収納ケース
部17にはその前部に斜め上方に臨んだ開口部1
9を有し、この開口部19には上記ヘツド装置5
を着脱自在に付設する。また、収納ケース部17
内には駆動装置12を収納し、この駆動装置12
は本体11に対し別体にユニツト構成して組付け
る。
なお、収納ケース部17の上面には後端に刃2
0を備える髪切部21を設ける。他方ヘツド装置
5は外刃22及びこの外刃22内に収納した回転
内刃を有し、特に三組の刃を配した丸刃三連型で
ある。
次に、第1図〜第4図を参照して本考案の要部
構成について説明する。
先ず、関連する駆動装置12について説明す
る。この駆動装置12は最下部に合成樹脂で形成
した駆動部保持台3を備える。この保持台3は角
部を丸形にした平面形状が略正三角形に形成した
保持板30を有し、この下面にはモータ保持部3
1を一体に形成する。モータ保持部31はモータ
4を挿入する筒状体32とこの筒状体32から下
方へ延設し、モータ4の下部を係止保持するアー
ム部33からなる。保持されたモータ4はシヤフ
トが上下方向に位置し、その先端は保持板30の
上面に突出させてピニオン41を軸止する。
一方保持板30の上面にはピニオン41の周り
に等間隔で対峙した3本のピン42……を起設す
る。また、保持板30の外縁部3eにおける辺部
には切欠部34……を形成し、他方各角部の若干
内側寄りには外縁部3eに沿つて所定幅且つ所定
長さに形成した側板35……を起設する。この側
板35……の各側辺部には外方へ突出した係合部
35a……を一体形成する。また外縁部3e上で
切欠部34の両側近傍には上方へ起立した係止部
36……を設け、駆動装置12はこの係止部36
……により本体10内に固定される。
次に駆動ポール2は上端に内刃底に挿入係止す
る係止軸部50を有し、内部にスプリングを挿入
した円筒状のポール部51と、このポール部51
の下部を上下及び横方向へ揺動自在に支持する止
軸部52と、この止軸部52と一体的なギア53
と、このギア53の下面に設けた髪切部21駆動
用カム部(図面に現れず)からなる。なお、止軸
部52とポール部51は回転方向に相係止してい
る。この駆動ポール2は3つ用意し、夫々ピン4
2……へ同軸上回転自在に嵌挿することにより各
ギア53とピニオン41が噛合する。
他方、刃受台6は比較的硬質の合成樹脂で一体
形成したもので、前記保持板30と略同一形状の
底板60と、刃受台の外縁部6eに沿つて底板6
0上方を囲む堤板61を備え剃毛受部を構成す
る。底板60には前記ポール部51の位置に対応
してポール部51が挿通する円孔62……を形成
し、この底板60の下面における円孔62の周り
にはリング状のシール用フエルト7を収納する凹
部14……を形成する(第3図参照)。また、堤
板61の各角部外側には上下に欠いた溝部63…
…を形成するとともに外縁部6eの各辺部略中央
には下方へ延出した係止アーム64……設ける。
この係止アーム64……の先端には内側及び外側
へ突出した係止爪65を一体成形する。この係止
アーム64の内側係止爪65aは組付け時には前
記保持板30の切欠部34の外周部3eに係止
し、他方外側係止爪65bは駆動装置12を本体
へ組付ける際の固定用に用いられる。
一方、駆動部保持台3と刃受台6の間にはフエ
ルト保持板8を介在せしめる。このフエルト保持
板8の平面形状は前記保持板30と略同一形状に
形成する。このフエルト保持板8の外縁部8eに
は下方へ突出した複数の係合片70……を設け
る。この係合片70……は前記保持台3の側板3
5の外壁に嵌合し、且つ係合部35a……と係合
して位置決めを行う。
また、フエルト保持板8の各角部には本考案に
係るヘツド支持装置10を構成する上方へ延出し
た係止ポスト71……を一体形成し、この係止ポ
ストの先端には外方へ突出したボス部72を形成
する。フエルト保持板8上において係止ポスト7
1の両側にはスリツト73……を形成し、係止ポ
スト71を実質的に長くすることにより係止ポス
ト71の弾性に寄与している。また、フエルト保
持板8は合成樹脂で一体形成するが刃受台6より
も比較的弾性の大きい素材を利用し、上記係止ポ
スト71……の長さと併せ係止ポスト71に適度
な弾性を与えている。またフエルト保持板8上に
はポール部51が貫通するための円孔74を形成
し、さらに複数の小孔75……を形成する。な
お、刃受台6の底面には当該小孔75……に対応
する位置に当該小孔75に挿着する突起を設け組
付け時に刃受台6とフエルト保持板8を仮固定す
る。
次に駆動装置12の組立方法について説明す
る。先ず、駆動部保持台3のモータ保持部31へ
下方からモータ4を挿入する。これによりアーム
部33の弾性作用でモータ4はワンタツチで取付
固定される。また、各ピン42……は駆動ポール
2……を嵌挿せしめる。一方、刃受台6は反転、
つまり底面を上向きにし、凹部14にフエルト7
を収納する。次いで、刃受台6の底面にフエルト
保持板8を重れば両者は半固定され、係止ポスト
71……は第3図に示すように溝部63内に収納
し、ボス部72は溝部63から若干外方へ突出す
る。なお、ストツパ71は溝部63の内方へ弾性
的に変位できる。そして、フエルト保持板8を備
えた刃受台6と駆動ポール2を備えた駆動部保持
台3を衝き合わせれば第4図のように係止アーム
64の内側係止爪65aが切欠部34に入り外縁
部3eに係止する。この場合係止アームの弾性作
用によりワンタツチで組付けを完了する。また、
この際ポール部51はフエルト7を貫通し刃受台
6の内部に突出する。以上組付けの終了した駆動
装置12は第2図のように一体化される。
そして、斯かる駆動装置12を本体11へ組付
ければ電気かみそり1の全体的組立を行うことが
でき、その組立はきわめて容易である。
次に、ヘツド装置5について説明する。ヘツド
装置5は刃受台6の上部を覆う刃枠80を備え
る。この刃枠80は外刃22を露出する上面部8
1と、この上面部81と一体で前記刃受台6の堤
板61に外嵌する側面部82からなり、外刃22
とこの外刃22の下面に当接し回転する不図示の
内刃は刃保持板90により保持される。この刃保
持板90は第3図のように側面部82の内壁に設
けた突起83により保持固定される。
また、側面部82の内壁下部には突起84を設
け、この突起84と前記突起83間に係合凹部8
5を形成する。よつて刃受台6の上部に刃枠80
を被冠した場合には係止ポスト71……の弾性作
用によりボス部72が係合凹部85にクリツク式
に係止し、着脱自在となる。
以上、実施例を具体的に説明したが、本考案は
このような実施例に限定されるものではない。例
えばボス部72の代わりに凹部を形成し、係合凹
部85の代わりに凸部を形成してもよく、斯かる
変更は均等範囲として本考案に許容されるもので
ある。その他細部の形状、配置、構造、数量等に
おいて、本考案の要旨を逸脱しない任意変更実施
は本考案範囲に許容されるものである。
(考案の効果) このように、本考案に係る電気かみそりのヘツ
ド支持装置は、本体に備えた刃受台の上部にヘツ
ド装置を着脱自在に支持する電気かみそりのヘツ
ド支持装置において、刃受台の下面に重なつて対
刃受台間にシール用のフエルトを保持するフエル
ト保持板を備え、当該フエルト保持板の外縁部に
上方へ一体に延出し、ヘツド装置を着脱自在に係
止するボス部を先端に有する複数の係止ポストを
設けてなるため次の如き著効を得る。
つまり、ヘツド装置と刃受台の着脱構造を全て
合成樹脂で成形することができ、金属片、さらに
は取付けのためのねじ等は全く不用となる。した
がつて構造はきわめて簡易化され、ワンタツチで
組立を行うことができ、コストダウン、小型化を
達成できる。
また、ヘツド装置を刃受台に対し着脱する際も
最適な押圧力と引張力で行えるように設定でき、
使い易さ、利便性にも優れ、商品性向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るヘツド支持装置を備える
駆動装置及びヘツド装置の分解斜視図、第2図は
組付けた同駆動装置とヘツド装置の正面図、第3
図は第2図中A−A線における側面に垂直な面で
切断した断面図、第4図は第2図中B−B線断面
図、第5図は本考案のヘツド支持装置を適用した
電気かみそりの外観側面図。 尚図面中、1……電気かみそり、5……ヘツド
装置、6……刃受台、7……フエルト、8……フ
エルト保持板、8e……外縁部、10……ヘツド
支持装置、11……本体、71……係止ポスト、
72……ボス部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 本体に備えた刃受台の上部にヘツド装置を着
    脱自在に支持する電気かみそりのヘツド支持装
    置において、刃受台の下面に重なつて対刃受台
    間にシール用のフエルトを保持するフエルト保
    持板を備え、当該フエルト保持板の外縁部に上
    方へ一体に延出し、ヘツド装置を着脱自在に係
    止するボス部を先端に有する複数の係止ポスト
    を設けてなることを特徴とする電気かみそりの
    ヘツド支持装置。 2 フエルト保持板は前記刃受台よりも弾性が大
    きい合成樹脂で形成したことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の電気かみそり
    のヘツド支持装置。 3 刃受台には係止ポストを収納する溝部を設け
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の電気かみそりのヘツド支持装置。 4 刃受台の下面又はフエルト保持板の上面にフ
    エルトを収納する凹部を設けたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の電気か
    みそりのヘツド支持装置。 5 刃受台にフエルト保持板を重ねた際に固定す
    る手段を有することを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項又は第4項記載の電気かみそ
    りのヘツド支持装置。 6 フエルト保持板上において係止ポストの両側
    には係止ポストを実質的に長くするスリツトを
    形成したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の電気かみそりのヘツド支持装
    置。
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