JPH0430554Y2 - - Google Patents

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JPH0430554Y2
JPH0430554Y2 JP1984158612U JP15861284U JPH0430554Y2 JP H0430554 Y2 JPH0430554 Y2 JP H0430554Y2 JP 1984158612 U JP1984158612 U JP 1984158612U JP 15861284 U JP15861284 U JP 15861284U JP H0430554 Y2 JPH0430554 Y2 JP H0430554Y2
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JP
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case
watch
clock
timepiece
storage case
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JP1984158612U
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JPS6172691U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は電気かみそり等の旅行用電気機器の収
納ケースに係り、特に該収納ケースに時計を付け
たものに関する。
(ロ) 従来の技術 従来の機器の収納ケースの例として例えば実開
昭58−3175号公報に開示された電気かみそりの収
納ケースがある。このケースは携帯用の往復式電
気かみそりを収納する二分割の上ケースと下ケー
スとよりなり、上ケースには前記かみそりの駆動
スイツチがむやみにオンしないように該スイツチ
を逃がすための凹溝が形成されていることを特徴
とするものである。ところでこの種の電気かみそ
りは旅行用として持ち運ばれるものであるが、旅
行にはこの他目覚時計等も必要であり、夫々個別
に持つて行くと荷物が大きくなつてしまい行動す
るのに不都合である。
一般に機器本体に時計を組み込むことは例えば
実開昭58−5270号公報にもあるように周知の技術
として知られている。しかしながら電気かみそり
本体に時計を付けた場合に、付ける位置によつて
は使用中本体を握ると時計が隠れてしまつて時間
の確認ができず、時計としての機能が損われる問
題がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前述した従来の電気かみそりの収納ケースに時
計を付けた場合に、ケースを横に寝かせた状態で
時刻を見る場合には良いが、ケース自体は時計を
取付けたことによつて重心のバランスがくずれ、
上手く立たない。
本考案が解決しようとする問題点は上述のよう
な事実に鑑み、収納ケースを立てて設置し、置時
計として使う場合にも見易い時計装置を収納ケー
スに取付けることである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上ケースと下ケースをヒンジ部を介して開閉自
在となし、両ケース内部に機器を収納すると共に
前記ケースの一方に円形の時計部材をその円周部
を利用して回動自在に取付けた機器の収納ケース
において、前記ケースの一方に設けられ時計部材
を収納する円形の凹部と、該凹部の周縁に設けら
れた略1/4円弧形状の孔部と、該孔部の円弧周縁
に立設されたリブと、該リブの両端に形成された
小凸部と、該小凸部と係合可能な弾性腕を有し前
記時計部材の離脱を防止する離脱防止部材とを備
えたことを特徴とする。
(ホ) 作用 時計部材はその円形周縁部を利用して回転運動
するため、回転の支軸が不要となり、回転運動は
正確且円滑なものとなる。また枕元に置いて目覚
し時計代わりに収納ケースを利用する場合には、
時計部材の回動による見易い位置に回動操作させ
ることができる。
(ヘ) 実施例 以下本考案を小型トラベルタイプの電気かみそ
りの携帯ケースを一実施例として掲げ、図面に即
して詳細に説明する。尚、収納される電気かみそ
りは従来品と同様であるため図面における開示及
びその説明は省略する。
1は内部に図示しない電気かみそり本体を収納
する2分割の合成樹脂製上ケース2と下ケース3
とによりなる携帯ケースであり、両ケース2,3
はヒンジ機構部4を介して開閉可能に連結されて
いる。そして両ケース2,3の閉成時に簡単に開
かないように上ケース2には弾性係合爪誤を形成
し、下ケース6には該係合爪5と係合せる図示し
ない係合凹部が形成されている。
前記上ケース2には円形の凹部7とそれより一
段高い環状の凹部8を形成している。この凹部8
にはその周縁に沿つて2つの略1/4円弧形状孔部
9,10が穿設されると共に弧状リブ11を立設
し、このリブ11の両端部に小凸部12,13が
形成される。
14は前記凹部7,8を閉塞する如くに前記上
ケース2に取付けられる時計部材である。この時
計部材14は合成樹脂製の時計ケース15にIC
及び液晶よりなる時計モジユール16とその内部
に電源としての図示しないボタン型リチウム電池
を組み込んでいる。前記時計モジユール16は共
鳴板を兼ねた馬丁型の押え部材17によつてアラ
ーム用圧電素子板45を挾んで前記時計ケース1
5内部に位置決めされると共に、前記時計モジユ
ール16は金属製の裏蓋18によつて抜止めがな
される。
上記時計部材14の等に細部を説明すると、前
記時計ケース15の小判型凹所19には透明樹脂
製のプレート20が貼着されている。前記小判型
凹所19の中央にはH字形状の開口部21が設け
られ、前記時計モジユール16の文字盤部22は
この開口部21を介して露出し、前記プレート2
0を通して外部から認識可能となつている。
前記時計ケース15の外周部には3ケ所のリユ
ーズ挿通孔23,23,23が穿設されており、
各挿通孔23内部には弾性を有する舌片24が一
体成形されている。更に前記外周部には後述する
回動操作の際の摘み用突起25,25が形設され
ている。26,26,26は前記挿通孔23,2
3,23内に挿通されて取付けられるリユーズで
あり、該リユーズ26には前記舌片24と係合す
る係合凹部27が形成されると共に一端の外部に
露出する部分を押圧部28となし、他端を操作突
部29としている。そして該リユーズ26の操作
突部29は前記時計モジユール16のスイツチ接
片30によつて外向きに弾性付勢される。
前記時計ケース14の内面側には前記時計モジ
ユール16を収容する環状リブ31が形成され、
該環状リブ31に収納された時計モジユール16
を固定する裏蓋18はその周縁に弾性片32,3
2,33,33を設け、該弾性片32,32,3
3,33を前記環状リブ31に通孔34,35を
設けて、該通孔34,35に前記弾性片32,3
2,33,33の先端をその弾性に抗して係止す
ることによつて、前記裏蓋18が固定される。
前記時計ケース15の外周下部には固定係合突
部36と弾性係合突部37,37が形成されてお
り、両係合部36,37,37は夫々前記上ケー
ス2の円弧状孔部10,9の外周縁に移動可能に
係合される。
38は前記時計ケース15の外周底面に形成さ
れたネジ挿通孔39にネジ40を介して取付けら
れる前記時計部材14の離脱防止部材である。こ
の防止部材38は凸形状の板材41にハの字型に
弾性腕42,43を一体成形したものであり、こ
の弾性腕42,43は前記防止部材38を前記時
計部材14に取付けた時に前記上ケース2の弧状
リブ11両端に形成された小凸部12,13に選
択的に弾性係合して、前記時計部材14の回動範
囲の両端における節動機構を構成する。また前記
板材41は前記円弧状孔部9内を摺動するが、凸
形状の頂部のみ前記円弧状孔部9のフランジ部4
4に係合して摺動する。この板材41とフランジ
部44との係合により、前記時計部材14の抜止
めがなされる。
前述したように前記離脱防止部材38が円弧状
孔部9に沿つて移動することができる角度範囲で
前記時計部材14の回転角度が決まる。そして本
実施例では時計部材14の文字盤部22が携帯ケ
ース1のヒンジ部4と平行な位置から垂直な位置
までの90度の範囲で回動できるように円弧状孔9
の長さが設定されている。
通常の携帯時においては、第5図に示す如く、
時計部材14の文字盤部22をヒンジ部4と平行
な位置にしておく。この時離脱防止部材38の弾
性腕43が弧状リブ11の小凸部13と係合し、
一時的に前記時計部材14の回動を阻止してい
る。
斯かる携帯ケース1を目覚時計代わりに使う場
合には摘み用突起25,25を介して前記時計部
材14を回動せしめ、前記文字盤部22が前記ヒ
ンジ部4と垂直になるような位置にする。そして
上・下両ケース2,3を第6図に示す如く開成し
て横向きにして立てれば、枕元でも見易い目覚時
計となる。前記時計部材14の回動中は、前記上
ケース2の外周下部に形成された固定係合突部3
6と弾性係合突部37,37が夫々上ケース2の
円弧状孔10,9に案内されて移動し、また離脱
防止部材38も前記円弧状孔9内を移動し、前記
時計部材14の回動を円滑にしている。
電池の交換時には離脱防止部材38を止めてい
るネジ40を取り外し、該防止部材38を時計部
材14から分離する。そして前記弾性係合突部3
7,37を円弧状孔9から取り外し、続けて固定
係合突部36を円弧状孔10から抜いて時計部材
14を上ケース2から外す。次に時計部材14の
裏蓋18を外して、時計モジユール16に収納さ
れている電池を交換する。交換後は上記分解と逆
の手順で組立てれば良い。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の説明の如く、上ケースと下ケー
スをヒンジ部を介して開閉自在となし、両ケース
内部に機器を収納するものであつて、前記ケース
の一方に円形の時計部材をその円周部を利用して
回動自在に取付けたものであり、回動可能な時計
部材であるが故に、時計としての使用時に文字盤
を見易い位置に設定することが可能であり、従つ
て携帯ケースを開いて横向きに立てた位置で置時
計として利用できる効果がある。
また時計部材の回動は、該部材の円周部を利用
して行うため、回動の軸等が不要となり、組立作
業上の便利さが向上する効果もある。
更に、時計部材の離脱を防止する離脱防止部材
に設けた弾性腕が、円形の凹部内に設けた小凸部
と選択的に弾性係合するので、時計部材を節度を
もつて回動させることができるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案機器の収納ケースの一実施例と
しての電気かみそりの携帯ケースの側面図(一部
縦断面図)、第2図A,B,Cは夫々時計部材の
相異なる面での断面図、第3図は上ケースの分解
斜視図、第4図は時計部材の分解斜視図、第5図
は上ケースの正面図、第6図は作用時の携帯ケー
ス斜視図である。 2……上ケース、3……下ケース、4……ヒン
ジ部、14……時計部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上ケースと下ケースをヒンジ部を介して開閉
    自在となし、両ケース内部に機器を収納すると
    共に前記ケースの一方に円形の時計部材をその
    円周部を利用して回動自在に取付けた機器の収
    納ケースにおいて、前記ケースの一方に設けら
    れ時計部材を収納する円形の凹部と、該凹部の
    周縁に設けられた略1/4円弧形状の孔部と、該
    孔部の円弧周縁に立設されたリブと、該リブの
    両端に形成された小凸部と、該小凸部と係合可
    能な弾性腕を有し前記時計部材の離脱を防止す
    る離脱防止部材とを備えたことを特徴とする機
    器の収納ケース。 (2) 前記時計部材はその文字盤が前記ヒンジ部に
    対して平行な位置から垂直な位置に到る90度の
    範囲で回動操作される上記実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の機器の収納ケース。
JP1984158612U 1984-10-19 1984-10-19 Expired JPH0430554Y2 (ja)

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JP1984158612U JPH0430554Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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JP1984158612U JPH0430554Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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JPS6172691U JPS6172691U (ja) 1986-05-17
JPH0430554Y2 true JPH0430554Y2 (ja) 1992-07-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5821890B2 (ja) * 1974-12-26 1983-05-04 エクソン リサ−チ アンド エンヂニアリング コムパニ− オレフインノ センタクテキスイソテンカホウ

Family Cites Families (2)

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JPS6172691U (ja) 1986-05-17

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