JPH0668167U - ディスク用アダプタ - Google Patents

ディスク用アダプタ

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Publication number
JPH0668167U
JPH0668167U JP1313093U JP1313093U JPH0668167U JP H0668167 U JPH0668167 U JP H0668167U JP 1313093 U JP1313093 U JP 1313093U JP 1313093 U JP1313093 U JP 1313093U JP H0668167 U JPH0668167 U JP H0668167U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adapter
disk
engaging portion
pair
holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP1313093U
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English (en)
Inventor
真帆 洲上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP1313093U priority Critical patent/JPH0668167U/ja
Publication of JPH0668167U publication Critical patent/JPH0668167U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクに確実に装着できて、操作性の良好
なディスク用アダプタを提供する。 【構成】 一端に第1の係合部8を有し、他端に第2の
係合部9を有する一対の半円弧状のアダプタ本体7を、
第1の係合部と第2の係合部を回転可能に係合させる。
そして、ディスク5を内部に収容した状態でアダプタ本
体を閉じてリング状に結合することによりディスクの周
縁部を支持板10、11により支持させて装着する。こ
れにより、ディスクへの装着操作を容易化する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ディスク用アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、CDプレーヤまたはチェンジャ等において用いられる例えば8cm コンパクトディスク(CD)には、使用されるトレイとのサイズの整合性等を図 るためにディスク用アダプタが使用される。 このアダプタは、例えばモールドによりリング状に成形されており、そのリン グに例えば3か所の保持部を設けてディスクを保持するようになっている。図9 は従来のアダプタの一部を示す斜視図であり、リング状のアダプタ本体1に例え ば3つの保持部2を均等に配置してある。この保持部2は、例えば蛇行状の溝3 を形成することにより前後方向へ弾性屈曲する保持片4により構成されており、 この保持部2にディスク5の周縁部を挟み込んでモールドのバネ性により保持す るようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のアダプタ構造にあっては、モールドのバネ性に よりディスク5を嵌み込むようになっているため、ディスクへの装着が行いにく いという問題点があった。 また、このバネ部分は肉厚を大きくできないので強度が弱いことからディスク 5が外れ易いのみならず、この部分が特に繰り返し使用により破損し易いという 問題点があった。 本考案は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案された ものであり、その目的はディスクに確実に装着できて、操作性の良好なディスク 用アダプタを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記問題点を解決するために、ディスクをその周縁部より保持する ためのディスク用アダプタにおいて、一端に第1の係合部を有すると共に他端に 第2の係合部を有する一対の半円弧状のアダプタ本体と、このアダプタ本体の半 径方向内方へ向けて僅かな長さだけ突設されると共に前記ディスクの周縁部を収 容保持し得るように所定の間隔だけ離間されて、前記ディスクの周縁部を支持す る少なくとも一対の保持板とを備え、前記第1及び第2の係合部はともに同一形 状で相互に回転及び離脱可能に係合するようにしたものである。
【0005】
【作用】
本考案は、以上のように構成したので、一対の半円弧状のアダプタ本体はそれ ぞれの一端の第1及び第2の係合部の係合により開閉可能になされており、内部 にディスクを収容して他端を閉じることにより第2及び第1の係合部が係合され る。これにより、ディスクの周縁部の表面は、各アダプタ本体に設けた保持板に より確実に支持されることになる。
【0006】
【実施例】
以下に、本考案のディスク用アダプタの一実施例を添付図面に基づいて詳述す る。 図1は本考案のディスク用アダプタの一実施例を示す平面図、図2は図1に示 すアダプタの一方を示す平面図、図3は図2中のIII−III線矢視断面図、 図4は図2中のIV−IV線矢視断面図、図5は図2中のA部を示す拡大図、図 6は図1に示すアダプタの第1及び第2の係合部を示す斜視図、図7は図1に示 すアダプタを閉じた状態を示す平面図、図8は図7中のB部を示す拡大図である 。
【0007】 図示するようにこのディスク用アダプタ6は、一対の半円弧状のアダプタ本体 7よりなり、これら一対のアダプタ本体7は例えば同じ金型によりモールド成形 され、全く同じ構造体として形成される。図1においては、一対のアダプタ本体 7を相互に上下を逆にして対向させて一端を係合した状態を示しており、他端も 係合することにより図7に示すように全体がリング状に形成され、内部に例えば 8cmコンパクトディスク等のディスク5を挟み込むことになる。
【0008】 図3にも示すようにアダプタ本体7の内周側の表面側と裏面側にはアダプタ本 体の半径方向内方へ向けて僅かな長さだけ突出させて一対の保持板10、11が 2組設けられており、これらの間にディスク5の周縁部を挟み込むようになって いる。従って、これら一対の保持板10、11は図面垂直方向においてディスク の厚さと略同じかこれよりも僅かに大きい間隔だけ離間されている。これら一対 の保持板10、11は円周方向に沿って相互に支持板の長さ分だけ位置ずれさせ て設けられており、ディスク周縁部の挟み込みを円滑ならしめている。また、こ の保持板10、11の取付け部に沿って円弧状の緩衝溝12が形成されており、 この保持板10、11に弾性を持たせてディスクに対して強い衝撃力を加えない ようになっている。
【0009】 図1及び図2に示すように上記半円弧状のアダプタ本体7の一端には、第1の 係合部8が、他端には第2の係合部9がそれぞれ形成されており、これらの係合 部8、9は図6にも示すように他方のアダプタ本体との間において相互に嵌り合 うようになっている。具体的には、まず、第1の係合部8は、図4の断面図にも 示すようにアダプタ本体7の端部の内側及び外側からは板厚が半分になされて所 定の長さだけ円弧の延長方向へ突出させて設けられた第1の内側支持板13及び 第1の外側支持板14を有している(図6参照)。
【0010】 また、この支持板13、14との間には同じく板厚が半分になされた例えば長 楕円状の第1の摺動板15が設けられ、この摺動板15の先端側には、両面が円 弧状になされた第1の嵌合凸部16が設けられると共にこの凸部16に隣接させ て断面三日月形状に似た形状を有する第1の嵌合孔17が形成されている。この 嵌合孔17と上記第1の嵌合凸部16のそれぞれの断面形状を合わせると1つの 円形となる。この時の状態は図8に示されている。また、第1の摺動板15は図 中裏面側の半分の板厚から延在され、これに対し支持板13、14は図中表面側 の半分の板厚から延在される。
【0011】 一方、第2の係合部9は、上記第1の係合部8を図面において表裏反転させた 形状と全く同様に構成されている。すなわち、この第2の係合部9は、アダプタ 部材7の他端の内側及び外側から板厚が半分になされて円弧の延長方向へ突出さ せて設けた第2の内側支持板18及び第2の外側支持板19を有し、これらの間 に同じく板厚が半分になされた長楕円状の第2の摺動板20が設けられる。この 摺動板20の先端側には、前述の第1の嵌合凸部16及び第1の嵌合孔17とそ れぞれ同様に構成された第2の嵌合凸部21及び第2の嵌合孔22が形成されて いる。尚、第2の嵌合凸部21は図示例にあっては紙面垂直方向下方に延び、す なわち図6において右側の第2の係合部9を反転させると左側の第1の係合部8 のような形状となっている。
【0012】 次に、以上のように構成された本実施例の動作について説明する。 まず、ディスク5を保持する場合には、図1に示すように一方のアダプタ本体 7(図中左側)の第1の係合部8と他方のアダプタ部材7(図中右側)の第2の 係合部9とを係合させるために、図6に示すように第1の嵌合凸部16を第2の 嵌合孔22内に挿入すると共に第2の嵌合凸部21(図6中において紙面垂直方 向下方に延びている)を第1の嵌合孔17内に挿入する。尚、この図6は図1中 の下の係合部を示す。この時の平面図は図8(A)に示される。すなわち第1の 嵌合凸部16の円弧角は例えば120度程度に設定されており、これが嵌装され る第2の嵌合孔22内である程度の角度だけ回動し得るようになっている。同様 に第2の嵌合凸部21もこれが嵌装される第1の嵌合孔17内で同じ角度だけ回 動し得ることになる。
【0013】 このようにして第1の係合部8と第2の係合部9とを係合した状態で2つのア ダプタ本体7を図1に示すように両側へ開くと互いのアダプタ本体7の第1の外 側支持板14の先端及び第2の外側支持板18の先端がそれぞれ相手の支持板の 取付段部に当接してストップがかけられ、一対のアダプタ本体はそれ以上開かな くなる。この時のアダプタ本体の展開角度は、一対のアダプタ本体の保持板11 、11間の距離L1がこれに収容されるべきディスク5の直径よりも僅かに大き くなるように設定し、開かれた状態でディスク5を内部に収容して図中下部の第 1及び第2の係合部8、9を中心として両アダプタ本体を閉方向へ回動し、両ア ダプタ本体の上端を係合させて全体をリング状にする。この時の状態は図7に示 されている。尚、図中ディスク5の輪郭は波線により示される。このように、2 つのアダプタ本体を閉じて端部を係合させるだけでディスクに装着することがで きるので、装着操作を容易化することが可能となる。
【0014】 この場合、図中左側のアダプタ本体7の上端の第2の係合部9は図中右側のア ダプタ本体7の上端の第1の係合部8と前述したと同様に係合される。係合状態 においては、第1の内側支持板13及び第1の外側支持板14と第1の摺動板1 5は相互に板厚方向において反対側に形成され、また、これと係合する第2の内 側支持板18及び第2の外側支持板19と第2の摺動板20も同様に相互に板厚 方向において反対側に形成されているので、これら各部材が係合すると相互に板 厚方向の動きが規制されてしまい、回転可能ではあるが容易には分離せず強固に 結合させることが可能となり、しかも強度的にも強くなったので繰り返し使用に 対しても容易に破損することはない。
【0015】 また、一対のアダプタ本体7を閉じることによってこの本体7の表裏に設けた 保持板10、11間にディスク5の周縁部が収容されて挟持され、このアダプタ がディスク5に装着されることになる。従って、前記したアダプタ本体の確実な 係合と相俟ってディスク5に対する保持力が大幅に増加することになり、この点 よりもアダプタがディスク5から脱落することを防止することができる。 この一対のアダプタ本体は、同じものを左右対象にして使用するために、例え ば同じ金型で製造することができ、コスト的に安く製造することができる。 また、嵌合凸部16、21と嵌合孔22の形状は図8(A)に示すような円弧 形状に限定されず、例えば図8(B)に示すように先端にアールRを形成した三 角形状としてもよい。この場合の先端同士の間隔L5は0〜0.1mm程を開け る。これによれば、アダプタ本体の開き角度を大きくすることが可能となる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のディスク用アダプタによれば次のように優れた 作用効果を発揮することができる。 一対のアダプタ本体によりディスクを挟み込んで装着するようにしたので、装 着時の操作性及び保持力を向上させることができるのみならず、強度的にも強く することができ、繰り返し使用による破損も防止することができる。 また、この一対のアダプタ本体は、同じものを左右対象にして使用するために 同じ金型で製造することができ、コスト的に安く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のディスク用アダプタの一実施例を示す
平面図である。
【図2】図1に示すアダプタの一方を示す平面図であ
る。
【図3】図2中のIII−III線矢視断面図である。
【図4】図2中のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】図2中のA部を示す拡大図である。
【図6】図1に示すアダプタの第1及び第2の係合部を
示す斜視図である。
【図7】図1に示すアダプタを閉じた状態を示す平面図
である。
【図8】図7中のB部を示す拡大図である。
【図9】従来のディスク用アダプタの一部を示す斜視図
である。
【符号の説明】
5…ディスク、6…ディスク用アダプタ、7…アダプタ
本体、8…第1の係合部、9…第2の係合部、10,1
1…保持板、13…第1の内側支持板、14…第1の外
側支持板、15…第1の摺動板、16…第1の嵌合凸
部、17…第1の嵌合孔、18…第2の内側支持板、1
9…第2の外側支持板、20…第2の摺動板、21…第
2の嵌合凸部、22…第2の嵌合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクをその周縁部より保持するため
    のディスク用アダプタにおいて、一端に第1の係合部を
    有すると共に他端に第2の係合部を有する一対の半円弧
    状のアダプタ本体と、このアダプタ本体の半径方向内方
    へ向けて僅かな長さだけ突設されると共に前記ディスク
    の周縁部を収容保持し得るように所定の間隔だけ離間さ
    れて、前記ディスクの周縁部を支持する少なくとも一対
    の保持板とを備え、前記第1及び第2の係合部はともに
    同一形状で相互に回転及び離脱可能に係合することを特
    徴とするディスク用アダプタ。
JP1313093U 1993-02-26 1993-02-26 ディスク用アダプタ Pending JPH0668167U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1313093U JPH0668167U (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ディスク用アダプタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1313093U JPH0668167U (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ディスク用アダプタ

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JPH0668167U true JPH0668167U (ja) 1994-09-22

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ID=11824580

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JP1313093U Pending JPH0668167U (ja) 1993-02-26 1993-02-26 ディスク用アダプタ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100294185B1 (ko) * 1997-12-31 2001-07-12 윤종용 소형디스크수납용어댑터
KR100294184B1 (ko) * 1997-12-31 2001-07-12 윤종용 크기가다른디스크수납용카트리지
WO2002065471A1 (fr) * 2001-02-13 2002-08-22 Orient Instrument Computer Co., Ltd. Adaptateur de disques pour imprimantes d'etiquettes de disques optiques

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