JPH0645957A - 腕時計型個別呼出用受信機の裏カバー構造 - Google Patents
腕時計型個別呼出用受信機の裏カバー構造Info
- Publication number
- JPH0645957A JPH0645957A JP9512992A JP9512992A JPH0645957A JP H0645957 A JPH0645957 A JP H0645957A JP 9512992 A JP9512992 A JP 9512992A JP 9512992 A JP9512992 A JP 9512992A JP H0645957 A JPH0645957 A JP H0645957A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back cover
- battery
- hole
- rear cover
- case body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ケース本体1の電池収容部8を覆うように取付
ける裏カバー4の一端側に設けた円筒状のカーリング穴
6にスプリングシャフト5を通した上でケース本体1に
取付けてヒンジ構造部を形成し、このヒンジ構造部の反
対側の裏カバー4には楕円穴7を設け、ケース本体1に
は楕円穴7と相対する位置に頭部を楕円形状に形成した
金具9をEリング10にて回転可能に取付ける。裏カバ
ー4を閉じて楕円穴7に収まった金具9を、その溝17
を用いてコイン等で回転することによりケース本体1と
裏カバー4の係止及び解除ができる構造となる。 【効果】工具を使用しないで身近なコイン等で裏カバー
を簡単に開閉できると共に部品紛失の恐れがないので電
池交換が容易にできる。
ける裏カバー4の一端側に設けた円筒状のカーリング穴
6にスプリングシャフト5を通した上でケース本体1に
取付けてヒンジ構造部を形成し、このヒンジ構造部の反
対側の裏カバー4には楕円穴7を設け、ケース本体1に
は楕円穴7と相対する位置に頭部を楕円形状に形成した
金具9をEリング10にて回転可能に取付ける。裏カバ
ー4を閉じて楕円穴7に収まった金具9を、その溝17
を用いてコイン等で回転することによりケース本体1と
裏カバー4の係止及び解除ができる構造となる。 【効果】工具を使用しないで身近なコイン等で裏カバー
を簡単に開閉できると共に部品紛失の恐れがないので電
池交換が容易にできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換を必要とする電池
(コイン型電池等)にて動作させる腕時計型個別呼出用
受信機の裏カバー構造に関し、特に電池交換時の裏カバ
ー開閉構造に関する。
(コイン型電池等)にて動作させる腕時計型個別呼出用
受信機の裏カバー構造に関し、特に電池交換時の裏カバ
ー開閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年における個別呼出用受信機は年々小
型化が進んでおり、ペンシル型、カード型、そして腕時
計型と続続新タイプが市場に投入されている。腕時計型
については、構造は一般の腕時計型とほぼ同じであるが
根本的に異なるのは、受信回路を駆動させているために
一般の腕時計よりも電池の消耗が早く、電池交換の回数
が極めて多いことである。よって従来の腕時計型受信機
(以下受信機と称す)には、電池交換のための裏カバー
が付いており使用者は裏カバーを開閉して電池交換をし
ている。
型化が進んでおり、ペンシル型、カード型、そして腕時
計型と続続新タイプが市場に投入されている。腕時計型
については、構造は一般の腕時計型とほぼ同じであるが
根本的に異なるのは、受信回路を駆動させているために
一般の腕時計よりも電池の消耗が早く、電池交換の回数
が極めて多いことである。よって従来の腕時計型受信機
(以下受信機と称す)には、電池交換のための裏カバー
が付いており使用者は裏カバーを開閉して電池交換をし
ている。
【0003】その受信機の従来の一例としては、図2に
示すように、バンド12とバンド13の付いたケース本
体11があり、裏カバー14にて電池収容部15を覆
い、工具(精密ドライバー等)を用いて4本のねじ16
で裏カバー14をケース本体11に固定しており、使用
者は電池交換の際4本のねじ16を取り外してから電池
交換を行い、裏カバー14を再びねじ16を締めて固定
する構造となっていた。
示すように、バンド12とバンド13の付いたケース本
体11があり、裏カバー14にて電池収容部15を覆
い、工具(精密ドライバー等)を用いて4本のねじ16
で裏カバー14をケース本体11に固定しており、使用
者は電池交換の際4本のねじ16を取り外してから電池
交換を行い、裏カバー14を再びねじ16を締めて固定
する構造となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の受信機
の裏カバー開閉構造では、裏カバーを開閉させるために
は工具(精密ドライバー等)を用いなければねじの取付
け、または取り外しができないので、受信機の場合腕時
計と違い電池の消耗が激しく頻繁に電池の交換を必要と
するために、使用者は工具(精密ドライバー等)を普段
から持ち歩かなければならない。しかもねじが小さく本
数も多いため裏カバーを開閉するのに手間がかかるの
で、容易に電池交換ができないばかりでなく、取り外し
たねじ、更には裏カバーを紛失してしまうという問題が
あった。
の裏カバー開閉構造では、裏カバーを開閉させるために
は工具(精密ドライバー等)を用いなければねじの取付
け、または取り外しができないので、受信機の場合腕時
計と違い電池の消耗が激しく頻繁に電池の交換を必要と
するために、使用者は工具(精密ドライバー等)を普段
から持ち歩かなければならない。しかもねじが小さく本
数も多いため裏カバーを開閉するのに手間がかかるの
で、容易に電池交換ができないばかりでなく、取り外し
たねじ、更には裏カバーを紛失してしまうという問題が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は電池収容部を背
面側に設けたケース本体と、電池交換時に開閉する裏カ
バーとにより構成された腕時計型個別呼出用受信機の裏
カバー構造において、前記裏カバーの一端側に設けた円
筒状のカーリング穴にスプリングシャフトを通して前記
ケース本体に取付けてなり前記裏カバーを回転自在とす
るヒンジ構造部と、前記ヒンジ構造部の反対側の前記ケ
ース本体に設けた穴にEリングにて回動自在に固定され
且つ頭部が楕円形をした金具と、前記裏カバーに設けら
れ前記裏カバーが閉となったとき前記金具が収まる楕円
形の穴とを備えている。
面側に設けたケース本体と、電池交換時に開閉する裏カ
バーとにより構成された腕時計型個別呼出用受信機の裏
カバー構造において、前記裏カバーの一端側に設けた円
筒状のカーリング穴にスプリングシャフトを通して前記
ケース本体に取付けてなり前記裏カバーを回転自在とす
るヒンジ構造部と、前記ヒンジ構造部の反対側の前記ケ
ース本体に設けた穴にEリングにて回動自在に固定され
且つ頭部が楕円形をした金具と、前記裏カバーに設けら
れ前記裏カバーが閉となったとき前記金具が収まる楕円
形の穴とを備えている。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0007】図1は本発明の一実施例を示し、(a)は
受信機裏面の斜視図、(b)は裏カバーを閉じた状態の
部分的な平面図、(c)は同図(b)のA−A線断面図
である。
受信機裏面の斜視図、(b)は裏カバーを閉じた状態の
部分的な平面図、(c)は同図(b)のA−A線断面図
である。
【0008】本実施例は、主として電池収容部8を背面
側に備えたケース本体1とバンド2とバンド3、及び電
池交換時に開閉する裏カバー4とで構成される受信機の
裏カバー構造において、裏カバー4の一端に設けた円筒
状のカーリング穴6にスプリングシャフト5を通したう
えで裏カバー4をケース本体1に取付けてヒンジ構造と
している。そしてこのヒンジ構造により裏カバー4を閉
じた状態に固定させるため、裏カバー4にはヒンジ構造
部と反対側の位置に楕円穴7を設け、一方、ケース本体
1には楕円穴7と相対する位置に頭部を楕円形状に形成
した金具9をEリング10(Eリング固定構造に関して
は公知のため説明を省略する)にて回動可能に取り付
け、図1(b)のように裏カバー4を閉じて楕円穴7に
金具9を通し、金具9を矢印方向に回転させると、図1
(c)のように裏カバー4は金具9とケース本体1に挟
まれて固定される。金具9の頭部には例えばコイン等を
使用して回転できるように溝17を設けている。
側に備えたケース本体1とバンド2とバンド3、及び電
池交換時に開閉する裏カバー4とで構成される受信機の
裏カバー構造において、裏カバー4の一端に設けた円筒
状のカーリング穴6にスプリングシャフト5を通したう
えで裏カバー4をケース本体1に取付けてヒンジ構造と
している。そしてこのヒンジ構造により裏カバー4を閉
じた状態に固定させるため、裏カバー4にはヒンジ構造
部と反対側の位置に楕円穴7を設け、一方、ケース本体
1には楕円穴7と相対する位置に頭部を楕円形状に形成
した金具9をEリング10(Eリング固定構造に関して
は公知のため説明を省略する)にて回動可能に取り付
け、図1(b)のように裏カバー4を閉じて楕円穴7に
金具9を通し、金具9を矢印方向に回転させると、図1
(c)のように裏カバー4は金具9とケース本体1に挟
まれて固定される。金具9の頭部には例えばコイン等を
使用して回転できるように溝17を設けている。
【0009】このような本実施例において、受信機使用
により電池寿命ができて電池交換が必要になった場合
は、楕円穴7を通り抜けられる位置に金具9を回転さ
せ、裏カバー4を開けて電池交換を行う。電池交換が終
了したら裏カバー4を閉じ、楕円穴7に金具9を通して
回転させ、裏カバー4をケース本体1に固定する。この
ように金具9をコイン等で回転させることにより、裏カ
バー4をケース本体1に固定、または固定解除させるこ
とができる。
により電池寿命ができて電池交換が必要になった場合
は、楕円穴7を通り抜けられる位置に金具9を回転さ
せ、裏カバー4を開けて電池交換を行う。電池交換が終
了したら裏カバー4を閉じ、楕円穴7に金具9を通して
回転させ、裏カバー4をケース本体1に固定する。この
ように金具9をコイン等で回転させることにより、裏カ
バー4をケース本体1に固定、または固定解除させるこ
とができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受信機の
電池交換時において、裏カバーの開閉が精密ドライバー
などの工具無しに、身近なコイン等で裏カバーの開閉が
でき便利である。これは、腕時計と違い電池交換を頻繁
に必要とする受信機には適している。さらに、従来のよ
うにねじを使用せず、ヒンジ構造を備えているために全
ての部品が一体化されており、部品紛失の恐れなく安心
して電池交換ができると共に容易に裏カバーの開閉がで
きる。
電池交換時において、裏カバーの開閉が精密ドライバー
などの工具無しに、身近なコイン等で裏カバーの開閉が
でき便利である。これは、腕時計と違い電池交換を頻繁
に必要とする受信機には適している。さらに、従来のよ
うにねじを使用せず、ヒンジ構造を備えているために全
ての部品が一体化されており、部品紛失の恐れなく安心
して電池交換ができると共に容易に裏カバーの開閉がで
きる。
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)は受信機裏面
の斜視図、(b)は裏カバーを閉じた状態の部分的な平
面図、(c)は同図(b)のA−A線断面図である。
の斜視図、(b)は裏カバーを閉じた状態の部分的な平
面図、(c)は同図(b)のA−A線断面図である。
【図2】従来の受信機の裏面側の斜視図である。
【符号の説明】 1,11 ケース本体 2,3,12,13 バンド 4,14 裏カバー 5 スプリングシャフト 6 円筒状カーリング穴 7 楕円穴 8,15 電池収容部 9 金具 10 Eリング 16 ねじ
Claims (1)
- 【請求項1】 電池収容部を背面側に設けたケース本体
と、電池交換時に開閉する裏カバーとにより構成された
腕時計型個別呼出用受信機の裏カバー構造において、前
記裏カバーの一端側に設けた円筒状のカーリング穴にス
プリングシャフトを通して前記ケース本体に取付けてな
り前記裏カバーを回転自在とするヒンジ構造部と、前記
ヒンジ構造部の反対側の前記ケース本体に設けた穴にE
リングにて回動自在に固定され且つ頭部が楕円形をした
金具と、前記裏カバーに設けられ前記裏カバーが閉とな
ったとき前記金具が収まる楕円形の穴とを備えることを
特徴とする腕時計型個別呼出用受信機の裏カバー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9512992A JPH0645957A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 腕時計型個別呼出用受信機の裏カバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9512992A JPH0645957A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 腕時計型個別呼出用受信機の裏カバー構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0645957A true JPH0645957A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=14129218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9512992A Withdrawn JPH0645957A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 腕時計型個別呼出用受信機の裏カバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0645957A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996013837A1 (en) * | 1994-10-31 | 1996-05-09 | A I T Recorders Limited | An audio recording device |
JP2001057482A (ja) * | 1999-08-17 | 2001-02-27 | Nec Niigata Ltd | コインロックによる筐体固定機構 |
KR20020010027A (ko) * | 2000-07-28 | 2002-02-02 | 윤종용 | 단말기의 배터리 커버 자동 개폐장치 |
CN106163166A (zh) * | 2015-04-08 | 2016-11-23 | 宏碁股份有限公司 | 穿戴式装置 |
CN108210167A (zh) * | 2016-12-22 | 2018-06-29 | 霍尼韦尔国际公司 | 用于听力保护设备的电池盒解决方案 |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP9512992A patent/JPH0645957A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996013837A1 (en) * | 1994-10-31 | 1996-05-09 | A I T Recorders Limited | An audio recording device |
JP2001057482A (ja) * | 1999-08-17 | 2001-02-27 | Nec Niigata Ltd | コインロックによる筐体固定機構 |
KR20020010027A (ko) * | 2000-07-28 | 2002-02-02 | 윤종용 | 단말기의 배터리 커버 자동 개폐장치 |
CN106163166A (zh) * | 2015-04-08 | 2016-11-23 | 宏碁股份有限公司 | 穿戴式装置 |
CN108210167A (zh) * | 2016-12-22 | 2018-06-29 | 霍尼韦尔国际公司 | 用于听力保护设备的电池盒解决方案 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |