JP2938366B2 - 腕時計 - Google Patents

腕時計

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JP2938366B2
JP2938366B2 JP14524995A JP14524995A JP2938366B2 JP 2938366 B2 JP2938366 B2 JP 2938366B2 JP 14524995 A JP14524995 A JP 14524995A JP 14524995 A JP14524995 A JP 14524995A JP 2938366 B2 JP2938366 B2 JP 2938366B2
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JP
Japan
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band
movable member
watch case
attached
wristwatch
Prior art date
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Application number
JP14524995A
Other languages
English (en)
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JPH08313652A (ja
Inventor
正之 赤坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Corp
Original Assignee
Seiko Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Corp filed Critical Seiko Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時計ケースへのバンド
の取付けを容易にした腕時計に関し、より詳しくは、バ
ンドを簡単に交換できるようにした腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】腕時計用のバンドを、時間又は場所ある
いはその使用目的に応じて交換できるようにすること
は、今日的なファッション感覚を背景にした時代の要請
であるとともに、腕時計全体の実用性を向上させること
が必要とされている。
【0003】ところが、これまでの腕時計では、バンド
を取付けるためにバネ棒が用いられているが、交換のた
めにこのバネ棒を脱着するには特別な工具と経験が必要
であって、ユーザーがバンドを簡単に交換できないとい
った問題を有している。
【0004】また、一方、バンドを時計ケースの一方か
ら裏蓋側を通して他方に引き通すようにしたものがある
が、この種のものは、腕時計が直接腕に接触しないため
に腕とのなじみが悪く、バンドと時計ケースとがズレた
りして安定性に乏しいといった不都合を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
バンドを簡単に交換でき、かつ確実に固定できるように
したバンドと腕時計本体との取付け構造に特徴を有する
新たな腕時計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するための腕時計として、時計ケース
のバンド取付側に、該取付側の端面と平行な支持扞を片
持梁状に一体形成するとともに、該支持杆の自由端に、
バンドの着脱時は該支持扞の軸心と略平行になる開放位
置に、常時は一端が上記時計ケースの一端に係合する閉
止位置に回動する可動部材を取付けたものである。
【0007】
【実施例】そこで以下に本発明の実施例について説明す
る。図1は、バンドの装着状態をもって示した本発明の
一実施例に係わるものである。図において、符号1はバ
ンド20を時計ケース11に取付けるための支持杆で、
この支持杆1は時計ケース11のバンド取付側の端面と
平行になるように、時計ケース11の一側に設けた固定
部材2によって片持梁状に取付けられていて、この支持
杆1にはその自由端に、バンド20の装着を可能にする
ための後述する可動部材3が回動自在に取付けられてい
る。
【0008】この可動部材3は、支持杆1の軸心と略平
行になるように、ピン4を支点として回動された時には
バンド20の装着を可能とし、また、図2に示したよう
に、時計ケース11と係合するように回動された時には
バンド20の装着状態が維持されるように構成されたも
ので、その内側中空部には、その両端を溝5に固定した
板バネ6が設けられ、支持扞1の端面あるいは側面に弾
圧的に接触することによって、開放位置と閉止位置をと
るように構成されている。
【0009】また、可動部材3の一端には係合部7が形
成されていて、この係合部7は、時計ケース11の側部
に形成された可動部材挿入用の切込み部12の内端面1
3に設けた係合突部14と係合するように構成されてい
る。
【0010】一方、時計ケース11に取付けるバンド2
0には、図3(a)に示したように、時計ケース11の
取付側の装着端部から中央部に向かって、可動部材3の
他端部分が回動可能に収容し得る空間部22が形成さ
れ、さらに、この空間部22の表裏部材には、回り止め
具30を装着する貫通穴21が1つまたは2つ形成され
ていて、この貫通穴21に回り止め具30を貫通させる
ことにより、その表裏部材の双方を一体化するととも
に、閉止された可動部材3がみだりに開放位置に回動し
ないように構成されている。
【0011】また、この実施例における回り止め具30
は、装飾板31の下面から突出した脚部32を貫通穴2
1に通して、裏面で止着板33によって固定するように
構成されていて、この装飾板31には適宜イニシャルや
宝石類を施すように構成されている。
【0012】このように構成された実施例において、バ
ンド20を時計ケース11に装着するには、まず、閉止
状態になっている可動部材3を、ピン4を支点として支
持杆1と略平行となるまで回転させ、板バネ6の作用に
より開放状態となったところで、時計ケース11と可動
部材1との間にできた隙間からバンド20の空間部22
に、可動部材3の端部を滑り込ませる。
【0013】そして、バンド20が支持扞1に完全に装
着されたところで、次に、可動部材3を支持杆1と略直
角になるような方向に回転させ、その一端に設けた係合
部7を時計ケース11に一端に設けた係合突部14に係
合させて閉止状態にする。そして、最後に、バンド20
に形成した貫通穴21に回り止め具30を挿通し、バン
ド2の表裏部材を一体化するとともに、可動部材3が妄
動するのを抑えて一連のバンド装着操作を終える。
【0014】以上は、バンド20を時計ケース11に装
着する場合について説明したが、外す場合には、前述し
た手順と逆の手順を行えばよく、この手順を繰り返すこ
とによって、素材、色、形状等を異にする各種のバンド
20を時計ケース11に着脱させることができる。
【0015】ところで、上述した実施例では、時計ケー
ス11の一側に固定部材2を挿入する切込みを設けるよ
うにしたものであるが、固定部材2と時計ケース11と
を一体形成するようにしてもよく、また、固定部材2の
内部を空洞として可動部材3との重量バランスを保つよ
うにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、時計
ケースのバンド取付側の端面と平行になるように支持杆
を片持梁状に固定して、その自由端に、支持杆と略平行
になる開放位置と時計ケースの一端と係合する閉止位置
に回動する可動部材を取付けたので、可動部材を開閉操
作するだけでバンドの交換を簡単に行うことができる。
【0017】しかも、時計ケースと可動部材の双方に係
合部を形成して固定するとともに、可動部材に板バネを
設けて支持扞と弾圧的に固定するようにしたので、可動
部材を開放位置と閉止位置に保持でき、バンドを時計ケ
ースに確実に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バンドの装着状態をもって示した本発明の一実
施例についての平面図である。
【図2】同上装着状態をもって示した平面図である。
【図3】(a)(b)はバンド及びバンドの回り止め具
を示した図である。
【符号の説明】 1 支持杆 2 固定部材 3 可動部材 6 板バネ 7 係合部 11 時計ケース 14 係合突部 20 バンド 21 貫通穴 22 空間部 30 回り止め具

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計ケースのバンド取付側に、該取付側
    の端面と平行な支持扞を片持梁状に一体形成するととも
    に、該支持杆の自由端に、バンドの着脱時は該支持扞の
    軸心と略平行になる開放位置に、常時は一端が上記時計
    ケースの一端に係合する閉止位置に回動する可動部材を
    取付けたこと特徴とする腕時計。
  2. 【請求項2】 上記可動部材に、上記支持扞の端面及び
    側面に当接して該可動部材を開放位置と閉止位置に保持
    するバネ部材を取付けたことを特徴とする請求項1記載
    の腕時計。
  3. 【請求項3】 上記可動部材の一端と時計ケースの一端
    に互いに係合する部分を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の腕時計。
  4. 【請求項4】 上記支持扞に装着するバンドの装着端部
    から中央部にかけての内部に、上記可動部材を挿入する
    空間部を設けたことを特徴とする請求項1記載の腕時
    計。
  5. 【請求項5】 上記空間部に位置する表裏部材を貫通さ
    せて、該表裏部材を一体化するとともに、上記可動部材
    の回動を阻止する回り止め部材を設けたことを特徴とす
    る請求項1または4記載の腕時計。
JP14524995A 1995-05-19 1995-05-19 腕時計 Expired - Lifetime JP2938366B2 (ja)

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JP14524995A JP2938366B2 (ja) 1995-05-19 1995-05-19 腕時計

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JP14524995A JP2938366B2 (ja) 1995-05-19 1995-05-19 腕時計

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JPH08313652A JPH08313652A (ja) 1996-11-29
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Effective date: 19990601