JPH08226489A - 車両の振動低減装置 - Google Patents

車両の振動低減装置

Info

Publication number
JPH08226489A
JPH08226489A JP7032049A JP3204995A JPH08226489A JP H08226489 A JPH08226489 A JP H08226489A JP 7032049 A JP7032049 A JP 7032049A JP 3204995 A JP3204995 A JP 3204995A JP H08226489 A JPH08226489 A JP H08226489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
vehicle
engine
predetermined point
vehicle state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7032049A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Koizumi
陽 小泉
Norihiko Nakao
憲彦 中尾
Tomomi Izumi
知示 和泉
Naoki Ikeda
直樹 池田
Hiroshi Uchida
博志 内田
Hiroshi Somai
浩史 仙井
Yosuke Nishimoto
洋介 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP7032049A priority Critical patent/JPH08226489A/ja
Publication of JPH08226489A publication Critical patent/JPH08226489A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストの低廉化を図りつつ車室内の複数個所
の振動を選択的にかつ可及的に適宜低減する。 【構成】 エンジン騒音を打ち消す音を発生するスピー
カと、車室内の所定個所に設置され該設置個所の騒音を
検出するマイクロホン4とを備える。また、上記マイク
ロホン4の設置個所と該設置個所以外の車室内の所定点
との間の振動伝達特性を記憶している特性マップメモリ
部16と、上記マイクロホン4からの検出信号と上記振
動伝達特性とから上記所定点での振動を予測するデジタ
ルフィルタ14と、その予測結果に基づいて上記所定点
での振動を低減するように上記スピーカに制御信号を出
力する逆位相音生成部17とを備える。スピーカの代り
に加振機を、マイクロホン4の代りに加速度センサを各
々用いて、車体振動を低減してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン等の振動発生
源から発生する周期的な振動又は騒音に起因する車室内
の振動又は騒音を低減する車両の振動低減装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の振動低減装置として、
例えば特公平2−21462号公報に開示されるよう
に、車体振動を低減するための振動を発生する加振機
と、車室内の所定個所に設置され、その設置個所の振動
を検出する加速度センサとを備え、該加速度センサの検
出信号を受けながら上記加振機による振動の位相やゲイ
ン等を変更するフィードバック制御を行うことにより、
車室内の所定個所(加速度センサの設置個所)での車体
振動を可及的に低減するようにしたものは知られてい
る。
【0003】また、近年、車体振動とは別に、エンジン
騒音や排気音等に起因する車室内の騒音を低減するいわ
ゆる騒音低減装置も開発され、公知になっている。例え
ば特開平5−173581号には、車室内の騒音を打ち
消す音を発生するスピーカと、車室内の所定個所に設置
され、その設置個所の騒音を集音ないし検出するマイク
ロホンとを備え、該マイクロホンの信号を受けながら上
記スピーカからの発生音の位相やゲイン等を変更するフ
ィードバック制御を行うことが開示されている。尚、騒
音は空気中を伝播する振動であり、騒音低減装置は振動
低減装置の一種と見做すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
振動低減装置において、運転席を含む車室内の複数個所
で振動又は騒音を選択的にかつ可及的に低減する場合に
は、複数個所にそれぞれ加速度センサ又はマイクロホン
を設ける必要があるが、加速度センサ及びマイクロホン
は比較的単価の高いものであるため、これを複数個所に
設けることはそれだけ装置全体のコストが高くなるとい
う問題がある。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、一つの振動検出手段
(加速度センサ又はマイクロホン)で検出した振動の検
出値から該振動検出手段の設置個所以外の振動を予測し
てフィードバック制御を行うことにより、コストの低廉
化を図りつつ車室内の複数個所の振動を選択的にかつ可
及的に適宜低減し得る車両の振動低減装置を提供せんと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係わる発明は、車両の振動低減装置とし
て、振動発生源からの周期的な振動(騒音を含む広義の
振動)を低減するための振動を発生するアクチュエータ
と、車室内の所定個所に設置され、その設置個所の振動
を検出する振動検出手段と、該振動検出手段の設置個所
と該設置個所以外の車室内の所定点との間の振動伝達特
性を記憶している記憶手段と、振動発生源から周期的な
振動が発生した時に上記振動検出手段で検出した検出値
と上記記憶手段に記憶されている振動伝達特性とから上
記所定点での振動を予測する予測手段と、該予測手段の
予測結果に基づいて上記所定点での振動を低減するよう
に上記アクチュエータを制御する制御手段とを備える構
成とする。
【0007】請求項2及び3に係わる発明は、いずれも
請求項1に係わる発明の一つの態様を示す。すなわち、
請求項2に係わる発明は、振動が車体振動の場合であ
り、上記アクチェエータが加振機であり、上記振動検出
手段が加速度センサである。また、請求項3に係わる発
明は、振動が車室内騒音の場合であり、上記アクチェエ
ータがスピーカであり、上記振動検出手段がマイクロホ
ンである。
【0008】請求項4〜6に係わる発明は、いずれも請
求項1に係わる発明に従属し、振動を低減する車室内の
所定点を限定する。すなわち、請求項4に係わる発明で
は、上記所定点は、車室内で乗員がいる個所であり、請
求項5に係わる発明では、上記所定点は、振動発生源か
ら周期的な振動が発生した時に車室内で振動が最も大き
くなる個所である。また、請求項6に係わる発明では、
上記所定点を、ユーザーのマニアル操作により変更可能
に設ける。
【0009】請求項7に係わる発明は、請求項1記載の
車両の振動低減装置において、上記記憶手段が、振動検
出手段の設置個所と該設置個所以外の一つの所定点との
間の振動伝達特性を複数記憶し、また該複数の振動伝達
特性が、車両状態が異なる毎に相互に異なっている一
方、更に、車両状態を検出する車両状態検出手段と、該
検出手段で検出した車両状態に応じて、上記記憶手段に
記憶されている複数の振動伝達特性の中から一つの振動
伝達特性を選択し上記予測手段での予測に用いる振動伝
達特性とする振動伝達特性選択手段とを備える構成とす
る。上記複数の振動伝達特性は、請求項8に係わる発明
の如く、車両状態が異なる毎に振動検出手段の設置個所
にインパルス振動を入力し、その時所定点で観測した振
動の時間波形をデジタル化するものである。
【0010】請求項9に係わる発明は、請求項1記載の
車両の振動低減装置において、上記所定点が、振動発生
源から周期的な振動が発生した時に車室内の複数の個所
の中で振動が最も大きくなる個所であり、かつ振動が最
も大きくなる個所が、車両状態に応じて上記複数の個所
の中で変化するものであり、また上記記憶手段が、上記
複数の個所にそれぞれ対応する複数の振動伝達特性を記
憶している一方、更に、車両状態を検出する車両状態検
出手段と、上記記憶手段に記憶されている複数の振動伝
達特性の中から、上記車両状態検出手段で検出した車両
状態に応じて振動が最も大きくなる個所に対応する一つ
の振動伝達特性を選択し上記予測手段での予測に用いる
振動伝達特性とする振動伝達特性選択手段とを備える構
成とする。
【0011】ここで、請求項7又は9記載の車両の振動
低減装置において、上記車両状態は、例えばエンジン回
転数や変速機のギヤ比等のエンジン負荷(請求項8〜1
1に係わる発明の場合)、燃料タンク内の残量(請求項
12に係わる発明の場合)、又はドア窓の開閉状態等で
ある。
【0012】
【作用】上記の構成により、請求項1に係わる発明で
は、振動発生源から周期的な振動が発生した時、振動検
出手段(加速度センサ又はマイクロホン)でその設置個
所の振動を検出し、予測手段において、上記振動検出手
段で検出した検出値と、記憶手段に記憶している振動検
出手段の設置個所と該設置個所以外の所定点との間の振
動伝達特性とから上記所定点での振動を予測する。そし
て、制御手段によって該予測手段の予測結果に基づいて
上記所定点での振動を低減するようにアクチュエータを
制御することにより、アクチェエータから発生する振動
の位相やゲインが調整され、上記所定点で振動発生源か
ら周期的な振動がアクチェエータからの振動によって効
果的に打ち消され、所定点の振動が可及的に低減され
る。
【0013】請求項6に係わる発明では、振動が低減さ
れる所定点をユーザーのマニアル操作により変更できる
ので、装置の使い勝手が良いものとなる。
【0014】請求項7に係わる発明では、上記予測手段
で所定点での振動を予測するとき、エンジン負荷や燃料
タンク内の残量等の車両状態を車両状態検出手段により
検出し、それに応じて、記憶手段に記憶されている複数
の振動伝達特性の中から一つの振動伝達特性を選択して
振動の予測に用いるため、振動の予測が適切に行われ
る。
【0015】請求項9に係わる発明では、上記予測手段
で所定点での振動を予測するとき、エンジン負荷や燃料
タンク内の残量等の車両状態を車両状態検出手段により
検出し、それに応じて、車室内の複数の個所の中で振動
が最も大きくなる個所を所定点とし、記憶手段に記憶さ
れている複数の振動伝達特性の中から、該個所に対応す
る振動伝達特性を選択して振動の予測に用いるため、振
動が最も大きくなる個所が適切に設定され、その個所の
振動が低減されることになる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1及び図2は本発明の第1実施例に係わ
る車両の振動低減装置を示す。この振動低減装置は、振
動発生源であるエンジンの音に起因する車室内の所定位
置(制御点)での騒音を低減するもので、特にエンジン
騒音は、エンジン回転数の半分の値の整数倍の周波数が
大きくなることから、これらの周波数のエンジン騒音を
低減する。
【0018】図1において、1は車体、2は車室内の前
部座席前方に配設されたスピーカであって、該スピーカ
2は、エンジン騒音を低減するための音を発生するアク
チュエータとしての機能を有し、その作動はANCコン
トローラ3により制御される。4は前部座席のシートバ
ック近傍に設置されその位置の騒音を検出する振動検出
手段としてのマイクロホンであり、該マイクロホン4の
信号はANCコントローラ3に入力される。
【0019】また、5はエンジン(図示せず)に装着さ
れたイグニッションコイルであって、該イグニッション
コイル5からはエンジン回転数と比例するエンジン点火
信号が発せられ、上記ANCコントローラ3に入力され
る。6は車室内の騒音を低減する位置をユーザーのマニ
アル操作により選択変更するための選択スイッチ、7は
エンジンのガソリンインジェクタ(EGI)、8は自動
変速機の変速ギヤ位置を検出するギヤ位置検出手段、9
は燃料タンク内の燃料の残量を検出する燃料計であり、
これらの機器6〜9から発せられる信号もANCコント
ローラ3に入力される。尚、イグニッションコイル5、
ガソリンインジェクタ7、ギヤ位置検出手段8及び燃料
計9は、いずれも請求項7に係わる発明にいう車両状態
検出手段である。
【0020】上記ANCコントローラ3は、図2に示す
ように、マイクロホン4からの信号を増幅する増幅器1
1と、該増幅器11で増幅した信号の高周波ノイズを除
去するローパスフィルタ12と、該ローパスフィルタ1
2を通過した信号をデジタル化するA/D変換器13
と、該A/D変換器13からの信号に対し所定のフィル
タ処理を行うデジタルフィルタ14とを備え、またイグ
ニッションコイル5からの信号と選択スイッチ6からの
信号とガソリンインジェクタ7からの信号とギヤ位置検
出手段8からの信号と燃料計9からの信号とをそれぞれ
受けるメモリ変更部14と、該メモリ変更部14からの
指令信号を受ける特性マップメモリ部16とを備えてい
る。
【0021】上記特性マップメモリ部16は、記憶手段
として、マイクロホン4の設置個所(測定点)と該設置
個所以外の車室内の所定点(制御点)との間の振動伝達
特性を、図3に示すようなメモリマップに記憶している
ものである。振動伝達特性は、実車において例えば図4
に示すように、車室内の前部座席側の測定点P1 にイン
パルス振動(詳しくはインパルス音)を入力し(図5
(a)参照)、その時後部座席側の制御点P2 で観測し
た振動の時間波形つまりインパルス応答波形であり(図
5(b)参照)、そのインパルス応答波形は、デジタル
化して記憶されている。つまり、図6に示すように、時
刻0から所定時間間隔でインパルス応答波形の振幅値が
一連に記憶されている。振動伝達特性は、制御点P2 の
違いによって異なるだけでなく、測定点P1 及び制御点
P2 が共に同一でもエンジン負荷や燃料タンク内の残量
等の車両状態が異なると相違するものであり、特性マッ
プメモリ部16は、各制御点P2 毎にかつ車両状態が異
なる毎にそれぞれ相違する複数の振動伝達特性をデジタ
ル化して記憶している。
【0022】上記メモリ変更部15は、振動伝達特性選
択手段として、上記特性マップメモリ部16に記憶され
ている複数の振動伝達特性の中から、選択スイッチ6の
操作状態及びにエンジン負荷や燃料タンク内の残量等の
車両状態に応じて一つの振動伝達特性を選択するもので
あり、該メモリ変更部15により選択された振動伝達特
性は、メモリ変更部15から特性マップメモリ部16へ
の選択指令に基づいて、該特性マップメモリ部16から
デジタルフィルタ14に伝達される。該デジタルフィル
タ14は、上記特性マップメモリ部16に記憶されてい
る複数の振動伝達特性の中から、上記メモリ変更部15
により選択された一つの振動伝達特性をデジタルフィル
タ係数f(i)(i=1〜n)とし、該デジタルフィル
タ係数f(i)(i=1〜n)と、マイクロホン4から
増幅器11、ローパスフィルタ12及びA/D変換器1
3を通して入力される時刻kの入力信号x(k)とを用
い、下記の式
【数1】 により時刻kの出力信号y(k)を算出する。該出力信
号y(k)は、測定点P1 で計測した騒音を対応して、
測定点P1 以外の車室内の制御点P2 での騒音として予
測されるものであり、デジタルフィルタ14は、制御点
P2 での騒音を予測する予測手段としての機能を有す
る。尚、制御点P2 が測定点P1 と一致する場合は、出
力信号y(k)は入力信号x(k)と同一になる。
【0023】そして、上記デジタルフィルタ14からの
出力信号y(k)は逆位相音生成部17に入力される。
該逆位相音生成部17は、イグニッションコイル5から
のエンジン点火信号を受け、該点火信号とデジタルフィ
ルタ14からの出力信号y(k)とに基づいて制御点P
2 でのエンジン騒音と逆位相の音を生成するものであ
り、該逆位相音生成部17で生成された信号は、D/A
変換器18でアナルグ化され、ローパスフィルタ19で
高周波ノイズが除去され、増幅器20で増幅された後、
スピーカ2に出力される。よって、逆位相音生成部17
は、制御点P2 でのエンジン騒音を低減するようにスピ
ーカ2を制御する制御手段としての機能を有する。
【0024】次に、上記メモリ変更部15にて特性マッ
プメモリ部16に記憶されている複数の振動伝達特性の
中から一つの振動伝達特性を選択する方法について、図
7〜図11に示すフローチャートに従って順次説明す
る。
【0025】図7はエンジン故障時運転者にその故障を
いち早く認識させるための選択方法である。つまり、図
7において、スタートした後、先ず、ステップS1 でガ
ソリンインジェクタ7からエンジン状態を示す信号を入
力し、ステップS2 でその信号に基づいてエンジンの故
障か否かを判定する。その判定がYESの故障時には、
ステップS3 で運転者にエンジン故障時を認識させるた
めに運転席以外の位置を制御点P2 とし、該制御点P2
に対応してメモリマップ(つまり振動伝達特性)を選択
する一方、判定がNOの非故障時には、ステップS4 で
後述する選択方法で選択される位置を制御点P2 とし、
該制御点P2 に対応してメモリマップを選択する。
【0026】図8はエンジン回転数の変化率に対応して
制御点P2 を変更するための選択方法である。つまり、
図8において、スタートした後、先ず、ステップS11で
イグニッションコイル5からのエンジン点火信号を入力
してエンジン回転数を認識し、ステップS12で該エンジ
ン回転数と前回の計測時のエンジン回転数との差からエ
ンジン回転変化率を算出する。しかる後、ステップS13
でエンジン回転変化率が所定値より大きいか否かを判定
し、その判定がYESのときには、制御点P1での騒音
の予測が困難になることからステップS14で測定点P1
つまりマイクロホン4の設置個所を制御点P2 とする一
方、判定がNOのときには、ステップS15で後述する選
択方法で選択される位置を制御点P2 とし、該制御点P
2 に対応してメモリマップを選択する。尚、測定点P1
を制御点P2 とする場合にはメモリマップの選択は行わ
れない。
【0027】図9は運転者の選択スイッチ6の操作によ
って制御点P2 を変更するための選択方法である。つま
り、図9において、スタートした後、先ず、ステップS
21で選択スイッチ6の操作状態を入力し、ステップS22
で制御点P2 の選択があるか否かを判定し、その判定が
NOのときにはそのままリターンする一方、判定がYE
Sのときには、ステップS23で更に測定点P1 を選択し
ているか否かを判定する。この判定がYESのときに
は、ステップS24で測定点P1 を制御点P2 とする一
方、判定がNOのときには、ステップS25で選択位置を
制御点P2 とし、該制御点P2 に対応してメモリマップ
を選択する。
【0028】図10はエンジン負荷であるエンジン回転
数及び自動変速機の変速ギヤ位置にに対応して制御点P
2 を変更するための選択方法であり、図11は燃料タン
ク内の燃料残量に対応して制御点P2 を変更するための
選択方法である。この両選択方法は、いずれも運転者が
選択スイッチ6により制御点P2 を選択していない場合
(図9中のステップS22の判定がNOのとき)にのみ実
行されるものである。
【0029】図10において、スタートした後、先ず、
ステップS31でイグニッションコイル5からのエンジン
点火信号を入力してエンジン回転数Rを認識するととも
に、ギヤ位置検出手段8からの変速ギヤ位置信号を入力
する。しかる後、ステップS32で変速ギヤ位置が走行レ
ンジ(D,L又はSレンジ)であるか否かを判定し、そ
の判定がYESの走行レンジのときには、ステップS33
〜S35でエンジン回転数Rが小領域(R≦R3 )、中領
域(R3 <R≦R2 )、大領域(R2 <R≦R1 )又は
超大領域(R1 <R)のいずれであるかを判定する。そ
して、エンジン回転数Rが超大領域でエンジン負荷が最
も大きいときにはステップS39でメモリマップA1 を、
エンジン回転数Rが大領域でエンジン負荷が大きいとき
にはステップS38でメモリマップA2 を、エンジン回転
数Rが中領域でエンジン負荷が中程度のときにはステッ
プS37でメモリマップA3 を、エンジン回転数Rが小領
域でエンジン負荷が小さいときにはステップS36でメモ
リマップA4 を、変速ギヤ位置が非走行レンジ(P又は
Nレンジ)のときにはステップS40でメモリマップS5
をそれぞれ選択する。ここで、メモリマップA1 〜A5
は、各々のエンジン負荷状態において、車室内の測定点
P1 及び複数の制御点P2 の中でエンジン騒音が最も大
きくなる個所と測定点P1 との間の振動伝達関数を意味
する。
【0030】図11において、スタートした後、先ず、
ステップS41で燃料計9からの信号を入力して燃料タン
ク内の燃料の残量Fを認識し、ステップS42〜S44で燃
料の残量Fが少量(F≦F3 )、中量(F3 <F≦F2
)、多量(F2 <F≦F1 )又は超多量(F1 <F)
のいずれであるかを判定する。そして、燃料の残量Fが
少量のときにはステップS45でメモリマップB1 を、燃
料の残量Fが中量のときにはステップS46でメモリマッ
プB2 を、燃料の残量Fが多量のときにはステップS47
でメモリマップB3 を、燃料の残量Fが超多量のときに
はステップS48でメモリマップB4 をそれぞれ選択す
る。ここで、メモリマップB1 〜B4 は、各々の燃料残
量において、車室内の測定点P1 及び複数の制御点P2
の中でエンジン騒音が最も大きくなる個所と測定点P1
との間の振動伝達関数を意味する。
【0031】次に、上記第1実施例の作用・効果につい
て説明するに、エンジンの作動に伴って所定周波数のエ
ンジン騒音が発生する時には、マイクロホン4でその設
置個所(測定点)P1 の騒音を検出し、ANCコントロ
ーラ3のデジタルフィルタ14において、特性マップメ
モリ部16に記憶されている測定点P1 と該測定点P1
以外の制御点P2 との間の振動伝達特性をデジタルフィ
ルタ係数f(i)(i=1〜n)とし、該デジタルフィ
ルタ係数f(i)と上記マイクロホン4からの入力信号
x(k)とを用いた演算により上記制御点P2 での騒音
(出力信号y(k))を予測する。そして、逆位相音生
成部17において、イグニッションコイル5からのエン
ジン点火信号と上記デジタルフィルタ14からの出力信
号y(k)とに基づいて制御点P2 でのエンジン騒音と
逆位相の音を生成するための信号を作成してD/A変換
器18、ローパスフィルタ19及び増幅器20を介して
スピーカ2に出力することにより、スピーカ2から発生
する音の位相や振幅(ゲイン)が調整され、上記制御点
P2 でエンジン騒音とスピーカ2からの発生音とが効果
的に打ち消し合い、制御点P2 の騒音を可及的に低減す
ることができる。しかも、従来の如く各制御点P2 にマ
イクロホン4を設ける必要はなく、装置全体のコストの
低廉化を図ることができる。
【0032】また、上記制御点P2 は、運転者が選択ス
イッチ6を操作することで自在に変更することができる
ので、使い勝手が良好なものとなる。さらに、選択スイ
ッチ6で制御点P2 が選択されていないときには、メモ
リ変更部15において、エンジン回転数、自動変速機の
変速ギヤ位置及び燃料タンク内の残量に応じて、車室内
の複数の個所の中で騒音が最も大きくなる個所を制御点
P2 とし、特性マップメモリ部16に記憶されている複
数の振動伝達特性の中から、該制御点P2 及び車両状態
に応じた一つの振動伝達特性を選択し、この振動伝達特
性を用いて上記デジタルフィルタ14で上記制御点P2
での騒音を予測するので、騒音の予測精度を高めること
ができるとともに、騒音の低減個所を適宜選択して低減
効果を有効に発揮することができる。
【0033】(第2実施例)図12は本発明の第2実施
例に係わる車両の振動低減装置を示す。この振動低減装
置は、振動発生源であるエンジンの振動に起因する車室
内の所定位置(制御点)での車体振動を低減するもので
ある。
【0034】図12において、31は車体、32は車体
前部のエンジンルーム内に配置されたエンジンであっ
て、該エンジン32は、3個所又は4個所でそれぞれエ
ンジンラバーマウント33(エンジン後部のエンジンラ
バーマウントのみ図示)を介して車体31(クロスメン
バ31a等)に取り付けられている。エンジン後部のエ
ンジンラバーマウント33は、車体振動を低減するため
の振動を発生するアクチュエータとしての加振機34
(詳しくは後述する)を内蔵しており、該加振機34は
AEMコントローラ35により制御される。
【0035】また、36はエンジン後部を支持するクロ
スメンバ31aに設置されかつ該設置個所の車体振動を
検出する振動検出手段としての加速度センサ、37はエ
ンジン32に装着されたイグニッションコイル、38は
車室内の車体振動を低減する位置をユーザーのマニアル
操作により選択変更するための選択スイッチ、39はエ
ンジンのガソリンインジェクタ、40は自動変速機の変
速ギヤ位置を検出するギヤ位置検出手段、41は燃料タ
ンク内の燃料の残量を検出する燃料計であり、これらの
センサ・機器類36〜41から発せられる信号はいずれ
もAEMコントローラ35に入力される。
【0036】上記加振機34を内蔵するエンジンラバー
マウント33の構造は図13に示す。この図において、
41はケーシング、42はケーシング41内を上側の主
液室43と下側の副液室44とに画成する支持ラバーで
あって、該支持ラバー42には水平方向に延びる円管4
5が埋設されているとともに、該円管45内には支軸4
6が挿通されている。上記支軸46の両端は、図示して
いないが、ブラケットを介してエンジン32に連結され
ている一方、ケーシング41は車体31(クロスメンバ
31a)に取付けられている。上記支持ラバー42には
主液室43と副液室44とを連通するオリフィス47が
形成されているとともに、主液室43、副液室44及び
オリフィス47には油等の液体が満たされている。そし
て、エンジン振動に伴い支持ラバー42が振動し、それ
により主液室43及び副液室44の容積が変化して両室
43,44間で液体がオリフィス47を流動し、その際
の流動抵抗により車体振動を減衰させるように構成され
ている。
【0037】また、上記ケーシング41内の主液室43
上方には加振板51が配置され、該加振板51の周縁は
サポートラバー52を介してケーシング41に上下振動
可能に支持されている。上記加振板51の上方には、ケ
ーシング41の中心線上に永久磁石53が配置されてい
るととも、該永久磁石53の周囲にコイル54が配置さ
れている。一方、上記円管45には上記加振板51に対
向する水平板55が連結されている。そして、上記コイ
ル54に電流が流れると、永久磁石53により発生する
磁場との相互作用により加振板51が振動し、この振動
が主液室43内の液体を通して水平板55に伝達され、
該水平板55が振動するようなっており、コイル54、
永久磁石53、加振板51及び水平板55等により、エ
ンジンマウントラバー33のケーシング41内で振動を
発生する加振機34が構成されている。
【0038】そして、上記AEMコントローラ35は、
第1実施例のANCコントローラ3と同じ構成になって
いる(図2参照)。また、エンジン32の作動に伴って
所定周波数のエンジン振動が発生する時には、加速度セ
ンサ36でその設置個所の車体振動を検出し、AEMコ
ントローラ35において、上記加速度センサ36からの
検出信号と、該センサ36の設置個所と該設置個所以外
の制御点との間の振動伝達特性とから上記制御点での車
体振動を予測し、その予測結果に基づいて上記制御点で
の車体振動を低減するように加振機34を制御すること
により、加振機34から発生する振動の位相やゲインが
調整され、上記制御点でエンジン振動と加振機34から
の振動とが効果的に打ち消し合い、制御点の振動を可及
的に低減することができる。しかも、各制御点に加速度
センサ36を設ける必要はなく、装置全体のコストの低
廉化を図ることができるなどの効果を有する。
【0039】尚、本発明は上記第1及び第2実施例に限
定されるものではなく、その他種々の変形例を包含する
ものである。例えば、上記各実施例では、振動を発生す
るアクチュエータ(スピーカ2又は加振機34)と振動
を検出する振動検出手段(マイクロホン4又は加速度セ
ンサ36)とをそれぞれ一つずつ設けた場合について述
べたが、本発明は、これに限らないのは言うまでもな
い。特に、振動を発生するアクチュエータ(スピーカ2
又は加振機34)を複数設け、車室内の複数個所で同時
に振動を低減するようにしても良い。
【0040】また、上記第1実施例では、本発明を、エ
ンジン騒音による車室内の騒音を低減する場合に適用し
たが、エンジン騒音以外に、消音器や排気管等からの発
生音による車室内の騒音を低減する場合にも同様に適用
することができる。
【0041】さらに、上記第1及び第2実施例では、車
室内の振動(車体振動及び騒音)を低減する制御点P2
を、運転者の選択スイッチ6,38により自在に変更で
きるようにしたり、車両状態に応じて振動が最も大きく
なる個所に変更するようにしたが、本発明は、これらの
代りに、車室内で運転者以外に乗員がいる個所をセンサ
により検出し、その個所と運転席とを共に制御点P2 と
して振動を低減するように構成してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明における車両の振
動低減装置によれば、振動検出手段の設置個所の振動を
基にその設置個所以外の所定点での振動を予測し、その
所定点での振動が低減するようアクチュエータが制御さ
れるようになっているので、所定点の振動を可及的に低
減できるとともに、コストの低廉化を図ることができ
る。
【0043】特に、請求項6に係わる発明によれば、振
動を低減させる所定点をユーザーのマニアル操作により
変更できるので、装置の使い勝手性を高めることができ
るという効果をも有する。
【0044】また、請求項7に係わる発明によれば、エ
ンジン負荷等の運転状態に応じて所定点での振動を正確
に予測することができ、所定点の振動低減効果をより一
層高めることができる。
【0045】さらに、請求項9に係わる発明によれば、
エンジン負荷等の運転状態に応じて、車室内の複数の個
所の中で振動が最も大きくなる個所を所定点とし、該個
所の振動を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる振動低減装置の構
成図である。
【図2】同振動低減装置のANCコントローラの構成を
示すブロック線図である。
【図3】メモリマップを示す図である。
【図4】測定点と制御点との振動伝達関数を説明するた
めの図である。
【図5】同じく波形図である。
【図6】インパルス応答波形をデジタル化した図であ
る。
【図7】エンジン故障時運転者にその故障をいち早く認
識させるための選択方法を示すフローチャート図であ
る。
【図8】エンジン回転数の変化率に対応して制御点を変
更するための選択方法を示すフローチャート図である。
【図9】運転者の選択スイッチの操作によって制御点を
変更するための選択方法を示すフローチャート図であ
る。
【図10】エンジン回転数及び自動変速機の変速ギヤ位
置に対応して制御点を変更するための選択方法を示すフ
ローチャート図である。
【図11】燃料タンク内の燃料残量に対応して制御点を
変更するための選択方法を示すフローチャート図であ
る。
【図12】本発明の第2実施例を示す図1相当図であ
る。
【図13】加振機を内蔵するエンジンラバーマウントの
縦断面図である。
【符号の説明】
2 スピーカ(アクチュエータ) 4 マイクロホン(振動検出手段) 5,37 イグニッションコイル(車両状態検出
手段) 7,39 ガソリンインジェクタ(車両状態検出
手段) 8,40 ギヤ位置検出手段(車両状態検出手
段) 9,41 燃料計(車両状態検出手段) 14 デジタルフィルタ(予測手段) 15 メモリ変更部(振動伝達特性選択手
段) 16 特性マップメモリ部(記憶手段) 32 エンジン(振動発生源) 34 加振機(アクチュエータ) 36 加速度センサ(振動検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 直樹 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 内田 博志 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 仙井 浩史 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 西本 洋介 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動発生源からの周期的な振動を低減す
    るための振動を発生するアクチュエータと、 車室内の所定個所に設置され、その設置個所の振動を検
    出する振動検出手段と、 該振動検出手段の設置個所と該設置個所以外の車室内の
    所定点との間の振動伝達特性を記憶している記憶手段
    と、 振動発生源から周期的な振動が発生した時に上記振動検
    出手段で検出した検出値と上記記憶手段に記憶されてい
    る振動伝達特性とから上記所定点での振動を予測する予
    測手段と、 該予測手段の予測結果に基づいて上記所定点での振動を
    低減するように上記アクチュエータを制御する制御手段
    とを備えたことを特徴とする車両の振動低減装置。
  2. 【請求項2】 上記アクチェエータは加振機であり、上
    記振動検出手段は加速度センサである請求項1記載の車
    両の振動低減装置。
  3. 【請求項3】 上記アクチェエータはスピーカであり、
    上記振動検出手段はマイクロホンである請求項1記載の
    車両の振動低減装置。
  4. 【請求項4】 上記所定点は、車室内で乗員がいる個所
    である請求項1記載の車両の振動低減装置。
  5. 【請求項5】 上記所定点は、振動発生源から周期的な
    振動が発生した時に車室内で振動が最も大きくなる個所
    である請求項1記載の車両の振動低減装置。
  6. 【請求項6】 上記所定点は、ユーザーのマニアル操作
    により変更可能に設けられている請求項1記載の車両の
    振動低減装置。
  7. 【請求項7】 上記記憶手段は、振動検出手段の設置個
    所と該設置個所以外の一つの所定点との間の振動伝達特
    性を複数記憶しており、該複数の振動伝達特性は、車両
    状態が異なる毎に相互に異なっている一方、 更に、車両状態を検出する車両状態検出手段と、 該検出手段で検出した車両状態に応じて、上記記憶手段
    に記憶されている複数の振動伝達特性の中から、上記予
    測手段での予測に用いる一つの振動伝達特性を選択する
    振動伝達特性選択手段とを備えた請求項1記載の車両の
    振動低減装置。
  8. 【請求項8】 上記複数の振動伝達特性は、車両状態が
    異なる毎に振動検出手段の設置個所にインパルス振動を
    入力し、その時所定点で観測した振動の時間波形をデジ
    タル化したものである請求項7記載の車両の振動低減装
    置。
  9. 【請求項9】 上記所定点は、振動発生源から周期的な
    振動が発生した時に車室内の複数の個所の中で振動が最
    も大きくなる個所であり、振動が最も大きくなる個所
    は、車両状態に応じて上記複数の個所の中で変化するも
    のであり、 上記記憶手段は、上記複数の個所にそれぞれ対応する複
    数の振動伝達特性を記憶している一方、 更に、車両状態を検出する車両状態検出手段と、 上記記憶手段に記憶されている複数の振動伝達特性の中
    から、上記車両状態検出手段で検出した車両状態に応じ
    て振動が最も大きくなる個所に対応する一つの振動伝達
    特性を上記予測手段での予測に用いるものとして選択す
    る振動伝達特性選択手段とを備えた請求項1記載の車両
    の振動低減装置。
  10. 【請求項10】 上記車両状態はエンジン負荷である請
    求項7又は請求項9記載の車両の振動低減装置。
  11. 【請求項11】 エンジン負荷はエンジン回転数である
    請求項10記載の車両の振動低減装置。
  12. 【請求項12】 エンジン負荷は変速機のギヤ比である
    請求項10記載の車両の振動低減装置。
  13. 【請求項13】 エンジン負荷はエンジン回転数と変速
    機のギヤ比である請求項10記載の車両の振動低減装
    置。
  14. 【請求項14】 上記車両状態は燃料タンク内の残量で
    ある請求項7又は請求項9記載の車両の振動低減装置。
JP7032049A 1995-02-21 1995-02-21 車両の振動低減装置 Pending JPH08226489A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7032049A JPH08226489A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 車両の振動低減装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7032049A JPH08226489A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 車両の振動低減装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08226489A true JPH08226489A (ja) 1996-09-03

Family

ID=12348017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7032049A Pending JPH08226489A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 車両の振動低減装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08226489A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003526122A (ja) * 2000-03-07 2003-09-02 セントラル リサーチ ラボラトリーズ リミティド 耳に近接するスピーカ音声の可聴性を改善する方法、ならびに該方法を使用する装置および電話機
JP2007302134A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nissan Motor Co Ltd 騒音制御方法および騒音制御装置
JP2007308107A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Nissan Motor Co Ltd 騒音制御装置および騒音制御方法
JP2007331490A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Nissan Motor Co Ltd 騒音制御装置および騒音制御方法
KR20180027341A (ko) * 2016-09-06 2018-03-14 캐논 가부시끼가이샤 리소그래피 장치 및 물품의 제조 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003526122A (ja) * 2000-03-07 2003-09-02 セントラル リサーチ ラボラトリーズ リミティド 耳に近接するスピーカ音声の可聴性を改善する方法、ならびに該方法を使用する装置および電話機
JP2007302134A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nissan Motor Co Ltd 騒音制御方法および騒音制御装置
JP2007308107A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Nissan Motor Co Ltd 騒音制御装置および騒音制御方法
JP2007331490A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Nissan Motor Co Ltd 騒音制御装置および騒音制御方法
KR20180027341A (ko) * 2016-09-06 2018-03-14 캐논 가부시끼가이샤 리소그래피 장치 및 물품의 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4506380A (en) Method and apparatus for controlling the sound field in a vehicle cabin or the like
KR960016251B1 (ko) 차량의 진동저감장치
CN107071637B (zh) 为布置在机动车中的扬声器生成驱动信号的方法、发动机的排气系统和乘客单元的声音系统
EP1952387B1 (en) Engine sound control apparatus and control method
US8702074B2 (en) Controlling vibrations
JPH08226489A (ja) 車両の振動低減装置
JPH08261277A (ja) 車両の振動低減装置
JP2010508488A (ja) 支承部材を制御するための装置及び方法
JP3620085B2 (ja) 車両の振動低減装置
JPH0633981A (ja) 車両の振動低減装置
JPH0719155B2 (ja) 車室内騒音の低減装置
JPH08261278A (ja) 車両の振動騒音低減装置
JP3366089B2 (ja) 車両の振動低減装置
JPH08170687A (ja) 能動型防振装置および能動型防振制御方法
JPH0633980A (ja) 車両の振動低減装置
JPH0342272Y2 (ja)
JP3265793B2 (ja) 能動型振動制御装置及び車両用能動型振動制御装置
JP4035961B2 (ja) 車体振動低減装置
JPH05210392A (ja) 車両用騒音制御装置
JPH0883084A (ja) 能動型騒音制御装置及び能動型振動制御装置
JPH0624231A (ja) 車両の振動低減装置
JP3695052B2 (ja) 能動型騒音振動制御装置
KR20040110389A (ko) 가속페달의 진동감쇄장치
JP3541613B2 (ja) 能動型騒音振動制御装置
JP3347365B2 (ja) 車両の振動低減装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040405

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040511