JPH08223334A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH08223334A
JPH08223334A JP7023829A JP2382995A JPH08223334A JP H08223334 A JPH08223334 A JP H08223334A JP 7023829 A JP7023829 A JP 7023829A JP 2382995 A JP2382995 A JP 2382995A JP H08223334 A JPH08223334 A JP H08223334A
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JP7023829A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Hiroharu Okabe
弘治 岡部
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側からのデータを受信した場合に、その
ことをユーザに認識させることのできるデータ通信装置
を提供する。また、送信側からのデータを受信した場合
に、その送信側の名称をユーザに認識させることのでき
るデータ通信装置を提供する。 【構成】 電話回線2aを介して送信側からのデータを
受信した場合に、そのことを音声発声回路32及びスピ
ーカ回路34により、可聴出力する。また、電話回線2
aを介して受信した手順信号中に含まれるコード情報か
ら送信側の名称を識別し、音声発声回路32及びスピー
カ回路34により可聴出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送信側からのデータを受
信するデータ通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、データの通信を行うデータ通
信装置の一種であるファクシミリ装置において、受信が
あった場合に、それをユーザに報知する手段として、着
信を知らせるためのベル音を鳴らすものや、通信終了を
示す終了音を鳴らすものなどが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ベル音や終了音を聞いたユーザには、それが
何を示すものであるかが明確ではなかったので、装置の
ところまで行かなければ、何が起こったのか認識するこ
とが非常に困難であるいとった欠点があった。また、受
信したデータがどこから送られてきたデータであるか
は、ベル音や終了音を聞いただけでは、一切確認するこ
とはできなかった。
【0004】本発明は、上述した従来技術の欠点を除去
するためになされたもので、送信側からのデータを受信
した場合に、その旨をユーザに確実に認識させることの
できるデータ通信装置を提供することを目的とする。
【0005】また、本発明は送信側からのデータを受信
した場合に、その送信側の名称をユーザに認識させるこ
とのできるデータ通信装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明のデータ通信装置は、以下の様な構
成からなる。
【0007】即ち、本発明のデータ通信装置は、送信側
からのデータを受信する受信手段と、前記受信手段によ
るデータの受信中であることを音声により通知する通知
手段とを有する。この構成によれば、ユーザにデータの
受信中であることを確実に認識させることができる。
【0008】また、本発明のデータ通信装置は、送信側
からのデータを受信する受信手段と、前記受信手段によ
りデータを受信したことを音声により通知する通知手段
とを有する。この構成によれば、ユーザにデータの受信
を終了したことを認識させることができる。
【0009】また、本発明のデータ通信装置は、送信側
からのデータを受信する受信手段と、前記送信側の名称
を識別する識別手段と、前記識別手段で識別した送信側
の名称を音声により通知する通知手段とを有する。この
構成によれば、どこからのデータを受信したのかユーザ
に認識させることができる。
【0010】また、本発明のデータ通信装置は、送信側
の電話番号に対応させて該送信側の名称を登録する登録
手段と、データを受信する受信手段と、前記受信受信で
受信したデータから電話番号を判別する判別手段と、前
記判別手段で判別した電話番号が前記登録手段に登録さ
れている電話番号に該当する場合、対応する送信側の名
称を音声により通知する通知手段とを有する。この構成
によれば、登録しておいた所望の相手先から受信した場
合に、それを確実に認識できる。
【0011】
【実施例】
(第1の実施例)以下、図面を参照して本発明の実施例
を詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例であるデータ通信
装置としてのファクシミリ装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【0013】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行ったり、データ通信路への切
換えを行ったり、ループの保持を行うものである。ま
た、NCU2は、制御回路56からの信号レベル(信号
線56a)が「0」であれば、電話回線2aを電話機4
側(2b)に接続し、信号レベル「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側(2c)に接続するもの
である。なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4
側に接続されている。
【0014】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路16からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受け取り、信号線6a経由でV27
ter/V29復調器20およびV21復調器18に送
るものである。
【0015】V21変調器8は、公知のITU−T勧告
V21に基づいた変調を行う変調器であり、制御回路5
6からの手順信号(信号線56b)を変調し、信号線8
aを通して加算回路16に送出するものである。
【0016】読取回路10は、送信原稿から主走査方向
1ライン分の画像信号を順次読み取り、白、黒の2値を
表す信号列を作成し、このデータを信号線10aから符
号化回路12に送るものであり、CCD(電荷結合素
子)等の撮像素子と光学系とで構成されている。
【0017】符号化回路12は、信号線10aに出力さ
れている読取データを入力して、符号化(MH符号化あ
るいはMR符号化)を行い、信号線12aより出力する
ものである。
【0018】V27ter/V29変調器14は、信号
線12aからの符号化データを入力し、公知のITU−
T勧告V27ter(差動位相変調)またはV29(直
交変調)に基づいた変調を行い、この変調データを信号
線14aを通して加算回路16に出力する。
【0019】加算回路16は、変調器8、14の出力を
加算する回路である。加算回路16の出力は、ハイブリ
ッド回路6に送られる。
【0020】V21復調器18は、公知のITU−T勧
告V21に基づいた復調を行うものである。この復調器
18は、信号線6aによりハイブリッド回路6からの手
順信号を入力し、V21復調を行い、復調データを信号
線18aを通して制御回路56に送る。
【0021】V27ter/V29復調器20は、公知
のITU−T勧告V27terまたはV29に基づいた
復調を行うものである。この復調器20は、ハイブリッ
ド回路6からの変調画像信号を入力し、復調を行って復
調データを信号線20aより復号化/符号化回路22に
送出する。
【0022】復号化/符号化回路22は、信号線20a
に出力されている復調データを入力して復号化し、この
復号化データを信号線22aに出力するとともに、この
復号化データに再度K=8の符号化を施し、この符号化
データを信号線22bに出力する。
【0023】メモリ回路24は、制御回路56からの信
号線56cによる制御に基づいて、信号線22bに出力
されている符号化データを格納するとともに、この格納
したデータを信号線24aより復号化回路26に送出す
るものである。
【0024】復号化回路26は、信号線24aからのデ
ータの復号化(K=8のMR復号化)を行う回路であ
り、その復号化したデータを、信号線26aを介して記
録回路28に出力する。
【0025】記録回路28は、信号線26aに出力され
ているデータを入力し、順次1ラインずつ記録するもの
である。
【0026】音声発生回路32は、信号線56eに出力
されているコード情報を入力し、このコード情報に対応
する音声情報を信号線32aに出力する。
【0027】この音声発生回路32は音声情報の出力方
法として3つの方法を備える。
【0028】1つは入力した文字コードに対して1文字
ずつ音声情報に変換して出力する方法である。この方法
によれば、文字毎の音声情報を得ることができる。
【0029】もう1つは入力した文字コードに対して1
単語を認識してそれを音声情報に変換して出力する方法
である。この方法によれば1つの単語を認識してから音
声情報に変換するので流暢な音声情報を得ることができ
る。
【0030】さらに、もう1つは、コード情報に対応し
て音声情報を登録しておき、そのコード情報が入力され
た時に対応した音声情報を出力する方法である。この方
法によれば、登録しておいたコード情報が入力された時
に必要な音声情報を出力することができる。
【0031】スピーカ回路34は、信号線32aに出力
される音声情報を可聴出力する。なお、このスピーカ回
路34は、信号線56fに信号レベル「1」の信号が出
力されている時には、信号線32aに出力されている音
声情報を可聴出力する状態となり、信号線56fに信号
レベル「0」の信号が出力されている時には信号線32
aに出力されている音声情報を可聴出力しない。
【0032】音声出力選択回路35は、ファクシミリ情
報を受信したことを音声により通知する場合に、音声出
力するタイミングを選択する回路である。選択回路35
はファクシミリ情報の受信を開始した時、即ち、ファク
シミリ通信における前手順において、手順信号のNSS
/TSI/DCS信号を受信した時に、受信したことを
音声通知するか、一通信分のファクシミリ情報の受信が
終了した時に、受信したことを音声通知するかを選択
し、選択結果を信号線35aに出力する。
【0033】オペレーション部54は、ワンタッチダイ
ヤル、短縮ダイヤルキー、テンキー、セットキー、各種
登録キー、スタートキー、スットプキー、およびその他
のファンクションキーを有し、これらのキーが押下され
ると、その押下されたキー情報を信号線54aに出力す
る。
【0034】制御回路56は、装置各部の制御を行う回
路である。制御回路56は、不図示のROM及びRAM
を具備している。ROMには装置を動作させるためのプ
ログラムが格納されており、制御回路56は、このプロ
グラムに基づき各動作を制御する。RAMは制御回路が
ワークエリアとして用いるものであり、各種データを一
時的に記憶しておくことができる。
【0035】以上の様な構成により本実施例では、ファ
クシミリ通信における前手順において、NSS(非標準
機能設定)を受信した場合に、このNSSのFIF(フ
ァクシミリインフォメーションフィールド)の第4バイ
ト以降(フリーエリア)に送信側の発信元情報が含まれ
ていれば、それを音声情報に変換して音声出力し、受信
したことを通知するようにする。
【0036】以下、図2のフローチャートに基づいて、
本実施例の処理の流れを説明する。まず、S2では、信
号線56aに信号レベル「0」の信号を出力してCML
をオフする。また、S4では、信号線56fに信号レベ
ル「0」の信号を出力してスピーカ回路34をオフす
る。
【0037】次に、S6ではファクシミリ受信が選択さ
れたか否か判断し、受信が選択されると、S10に進
み、受信が選択されていないと、S8に進み他の処理を
行う。
【0038】S10では、信号線56aに信号レベル
「1」の信号を出力してCMLをオンし、S12ではフ
ァクシミリ通信における伝送前手順を開始する。
【0039】次に、S14では送信側がNSS信号を送
信したかどうか、即ち、NSS信号を受信したかどうか
判断し、受信しなければS24に進み、受信すればS1
6に進んで受信したNSS信号の中に発信元情報が含ま
れているか否か判断する。ここで、NSS信号のFIF
の第4バイト以降は各メーカが自由に使ってよいエリア
とされているので、これを用いて発信元名称等の発信元
情報を例えばJISコード等のコード情報で送ってもら
うように決めておき、S16ではここに発信元名称とし
てのコード情報が含まれているか否か判別する。発信元
名称があればS18に進み、発信元名称がなければS2
4に進む。
【0040】S18では、信号線56fに信号レベル
「1」の信号を出力し、スピーカ回路をオンする。次
に、S20では受信した発信元名称としてのコード情報
を一文字ずつ音声情報に変換する。続いて、S22では
音声情報に変換された発信元名称を含めて、例えば「○
○(認識した発信元名称)よりファクシミリ受信があり
ます」といったように、これから○○からのファクシミ
リ画像情報を受信することをユーザに通知するための音
声情報を信号線56eに出力し、これらの情報をスピー
カ回路34より音声として可聴出力する。
【0041】一方、S14でNSS信号を受信しなかっ
た場合、もしくはS16で発信元名称を受け取らなかっ
た場合は、S24で信号線56fに信号レベル「1」の
信号を出力し、スピーカ回路をオンにする。続いて、S
26では、例えば「ファクシミリ受信があります」とい
ったように、これからファクシミリ画像情報を受信する
ことをユーザに通知するための音声情報を信号線56e
に出力し、これらの情報をスピーカ回路34より音声と
して可聴出力する。
【0042】ここで、「ファクシミリ受信があります」
は相手先に拘らず共通の情報なので、固定の情報として
ROMに格納しておき、必要な時に読み出すようにす
る。また、発信元名称が識別できる場合は、「より」及
び上記した共通の情報の「ファクシミリ受信がありま
す」をROMから読み出し、発信元名称を最初に付加し
て「○○よりファクシミリ受信があります」となるよう
に音声を可聴出力する。
【0043】次に、S28では信号線56fに信号レベ
ル「0」の信号を出力し、スピーカ回路をオフする。S
30では画信号の受信を行う。続いて、S32ではファ
クシミリ通信における伝送後手順を行い処理を終了す
る。
【0044】以上述べた様に第1の実施例によれば、フ
ァクシミリ画像情報の受信する場合に、それを音声で通
知するので、ファクシミリ受信を行っていることをユー
ザは確実に認識できるとともに、相手先の名称が認識で
きる場合にはそれも併せて音声で通知するのでどこから
のファクシミリ受信を行っているかをユーザは確実に認
識することができる。
【0045】なお、本実施例では、発信元名称を1文字
ずつ音声情報に変換するようにしたが、これに限ること
なく前述した他の2つの方法等を用いてもよいことは言
うまでもない。
【0046】(第2の実施例)前述の第1の実施例で
は、NSS信号の有無を判断した後、画像情報の受信を
終了する前に音声通知を行うようにしたが、ファクシミ
リ受信終了後に行うようにしてもよい。
【0047】図3は、この場合の動作のうち、上記第1
の実施例と異なる部分を示すフローチャートである。以
下、図3に示したフローチャートに基づき、第2の実施
例の処理の流れを説明する。
【0048】S34では前手順を開始し、NSS信号を
受信したかどうか判断し、受信すればS36に進み、受
信しなければS40に進む。
【0049】S36では受信したNSS信号の中に発信
元名称を表すコード情報が含まれているか否か判断し、
あればS38で、この発信元名称としてのコード情報を
RAMに記憶しておく。また、発信元名称がなければそ
のままS40に進む。
【0050】S40では、画像情報の受信を開始し、1
ページ受信する毎にページカウンタを1つ進めることに
より受信枚数をカウントし、RAMに記憶する。受信を
終了すると、S42で後手順を行い、S44では信号線
56aに信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオ
フする。
【0051】次に、S46では、信号線56fに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、スピーカ回路34をオンす
る。続いて、S48では発信元名称があったかどうか、
即ち、RAM内に発信元名称としてコード情報が記憶さ
れているか否か判断し、あればS50に進み、発信元名
称及び受信枚数を音声情報に変換し、前述の第1の実施
例の様にこれらを含めて、例えば「○○(認識した発信
元名称)より△△枚ファクシミリ受信しました」といっ
たように○○からの△△枚のファクシミリ画像情報を受
信終了したことをユーザに通知するための音声情報をス
ピーカ回路34より可聴出力する。
【0052】一方、S48で発信元名称がなかった場合
は、S52に進み、例えば「△△枚ファクシミリ受信し
ました」といったように△△枚のファクシミリ画像情報
を受信終了したことをユーザに通知するための音声情報
をスピーカ回路34より可聴出力する。
【0053】以上述べた様に第2の実施例によれば、フ
ァクシミリ受信が終了したことを確実に認識できるとと
もに、その受信データのページ数も認識することができ
る。また、相手先の名称が認識できる場合には、それも
併せて音声で通知するのでどこからのファクシミリ画像
情報を受信したかをユーザは確実に認識することができ
る。
【0054】(第3の実施例)前述の第1、第2の実施
例では、発信元名称はNSS信号により識別するように
したが、受信側で電話番号に対応させて音声出力する相
手先を登録しておくようにしてもよい。この場合、例え
ば、オペレーション部54のテンキーから所望の電話番
号を入力し、この電話番号に対応させて音声出力させた
いキャラクタコード(発信元名称)のキー入力、あるい
は実際の音声(発信元名称)の録音入力を行うことによ
って登録しておく。また、これは送信用のワンタッチキ
ーや短縮ダイヤルに対応させるようにしてもよい。この
ようにして登録した電話番号を検出した場合に対応した
音声情報(発信元名称)を可聴出力する。
【0055】図4は、この場合の動作のうち、上記第1
の実施例と異なる部分を示すフローチャートである。以
下、図4に示したフローチャートに基づき第3の実施例
による処理の流れを説明する。
【0056】S54では、前手順を開始し、TSI信号
を受信したかどうか判断し、受信すればS56に進み、
受信しなければS64に進む。
【0057】S56では、受信したTSI信号の中の電
話番号が、予め登録されている電話番号に該当するか否
か判断し、該当すればS58に進み、なければS64に
進む。
【0058】次に、S58では、信号線56fに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、スピーカ回路34をオンす
る。そして、受信したTSI信号中の電話番号に対応さ
せて記憶してあった発信元名称をRAMにセットする。
続いてS62では、前述までの実施例と同様に「○○
(発信元名称)よりファクシミリ受信があります」とい
ったように○○からのファクシミリ画像情報を受信する
ことをユーザに通知するための音声情報をスピーカ回路
34より可聴出力する。
【0059】一方、S54でTSI信号を受信しなかっ
た場合、もしくはS56で登録されている電話番号に該
当しないと判断した場合は、S64でスピーカ回路34
をオンした後、S66で「ファクシミリ受信がありま
す」といったようにファクシミリ画像情報を受信するこ
とをユーザに通知するための音声情報をスピーカ回路3
4より可聴出力する。
【0060】以上述べた様に第3の実施例によれば、異
なるメーカの機種間の通信においても利用できるTSI
信号により相手先の電話番号を検出し、この電話番号に
対応した発信元名称を含めてファクシミリ受信を行って
いることを音声で通知するので、ユーザの所望する相手
先からファクシミリ受信を行っていることを確実に認識
することができる。
【0061】(第4の実施例)第3の実施例のように相
手先の電話番号に対応させて音声出力させる発信元名称
を登録する方法を前述の第2の実施例に適用することも
できる。
【0062】図5は、この場合の動作のうち、上記第2
の実施例と異なる部分を示すフローチャートである。以
下、図5に示したフローチャートに基づき、第4の実施
例による処理の流れを説明する。
【0063】S68では、前手順を開始し、TSI信号
を受信したかどうか判断し、受信すればS70に進み、
受信しなければS40に進む。
【0064】S70では、受信したTSI信号の中の電
話番号が、予め登録されている電話番号に該当するか否
か判断し、該当すればS72に進み、なければS40に
進む。
【0065】次に、S72では、ファクシミリ画像情報
を全て受信し終わった後に「○○(発信元名称)より△
△枚(受信枚数)ファクシミリ受信しました」と音声通
知させるべく受信したTSI信号中の電話番号に対応さ
せて記憶してあった発信元名称をRAMにセットし、S
40のファクシミリ画信号の受信に移る。一方、S60
でTSI信号を受信しなかった場合、もしくはS70で
登録されている電話番号に該当しないと判断した場合
は、そのままS40のファクシミリ画信号の受信に移
る。
【0066】以上述べた様に第4の実施例によれば、予
め登録しておいた相手先からファクシミリ受信があった
場合に、相手先の名称及び受信枚数を含めて音声が通信
するので所望の相手先からファクシミリ受信したことを
確実に認識することができる。
【0067】(第5の実施例)また、前述の第2、第4
の実施例では受信方法によらず、受信したことを通知す
るようにはたが、受信方法に応じて、例えば「…メモリ
受信しました」や「…親展受信しました」といったよう
に受信しながら出力を行うダイレクト受信を行った場合
と区別して受信方法も併せて通知する様にしてもよい。
この様にすれば、メモリ受信や親展受信した場合にユー
ザに記録紙への記録出力を促すことができ、メモリフル
になることを防止することができる。
【0068】また、記録紙がなくなった場合や紙ジャム
が発生した場合など、エラーが発生した場合に「紙があ
りません。補充して下さい。」や「紙ジャムしました。
チェックして下さい。」といったようにエラーを報知す
るようにして、早期に対処できるようにしてもよい。
【0069】また、前述の第3、第4の実施例では、登
録した相手先以外からファクシミリ受信した場合にも音
声出力するようにしたが、登録した相手先以外からの受
信は音声出力しないようにして、所望の相手先からの受
信をより確実に認識しやすくするようにしてもよい。図
6は、この場合の動作を示すフローチャートである。即
ち、S74でTSI信号を受信しなかった場合、もしく
はS76で登録されている番号に該当しないと判断した
場合は、S30に進み、受信することを音声通知せず
に、画信号の受信を開始する。なお、このフローチャー
トは第3の実施例に適用した場合を例に説明したが、第
4の実施例に適用する場合も同様に、登録した電話番号
の相手先からの受信以外は音声通知しないようにすれば
よい。
【0070】(第6の実施例)また、相手先に拘らず受
信すること、あるいは受信したことだけを通知するモー
ドと、前述した実施例のいずれかの方法により発信元名
称を通知するモードとを選択できるようにしてもよい。
図7はこの場合の動作を示すフローチャートである。即
ち、S78で発信元名称を識別できた場合に音声で通知
するモードであるかどこからの受信であっても受信する
ことのみ音声で通知するモードであるか判断する。な
お、このモードは、オペレーション部54からユーザが
予め設定しておくものとする。発信元名称を通知するモ
ードの場合はS2に進み、前述の実施例のいずれかの処
理に従う。一方、受信することだけ音声で通知するモー
ドであればS80に進み、以下、通常のファクシミリ受
信処理を実行する。S88で前手順を開始するとS92
で、例えば「ファクシミリ受信があります」と音声通知
する。また、この音声通知は画信号の終了後に「△△枚
ファクシミリ受信しました」として受信終了を通知する
ようにしてもよいことは言うまでもない。この様にする
ことにより、必要に応じて受信があること、あるいは受
信があったことだけを通知することができ、処理の負荷
を低減することができる。
【0071】以上説明した様な実施例によれば、種々の
情報を音声により可聴出力するようにしたので使用者
は、様々な情報を確実に認識できるようになる。
【0072】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、送
信側からのデータを受信した場合に、そのことをユーザ
に確実に認識させることができる。
【0073】また、本発明によれば、送信側からのデー
タを受信した場合に、そのデータをどこから受信したか
ユーザに認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるデータ通信装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明の実施例であるデータ通信装置の動作の
流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施例であるデータ通信装置の動作の
流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施例であるデータ通信装置の動作の
流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施例であるデータ通信装置の動作の
流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施例であるデータ通信装置の動作の
流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施例であるデータ通信装置の動作の
流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 V21変調器 10 読取回路 12 符号化回路 14 V27ter/V29変調器 16 加算回路 18 V21復調器 20 V27ter/V29復調器 22 復号化/符号化回路 24 メモリ回路 26 復号化回路 28 記録回路 32 音声発声回路 34 スピーカ回路 35 音声出力選択回路 54 オペレーション部 56 制御回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側からのデータを受信する受信手段
    と、前記受信手段によるデータの受信中であることを音
    声により通知する通知手段とを有することを特徴とする
    データ通信装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記送信側の名称を識別する識別
    手段を有し、 前記通知手段は、前記識別手段で識別した名称及び前記
    受信手段によるデータの受信中であることを音声により
    通知することを特徴とする請求項1に記載のデータ通信
    装置。
  3. 【請求項3】 送信側からのデータを受信する受信手段
    と、前記受信手段によりデータを受信したことを音声に
    より通知する通知手段とを有することを特徴とするデー
    タ通信装置。
  4. 【請求項4】 更に、前記送信側の名称を識別する識別
    手段を有し、 前記通知手段は、前記識別手段で識別した名称及び前記
    受信手段によりデータを受信したことを音声により通知
    することを特徴とする請求項3に記載のデータ通信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記通知手段は更に前記受信手段で受信
    したデータのページ数を通知すること特徴とする請求項
    3又は4に記載のデータ通信装置。
  6. 【請求項6】 送信側からのデータを受信する受信手段
    と、前記送信側の名称を識別する識別手段と、前記識別
    手段で識別した送信側の名称を音声により通知する通知
    手段とを有することを特徴とするデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 前記識別手段は、前記受信手段で受信し
    たデータに含まれるコード情報を識別し、前記通知手段
    は前記識別手段で識別したコード情報に対応する音声情
    報を出力することを特徴とする請求項6に記載のデータ
    通信装置。
  8. 【請求項8】 送信側の電話番号に対応させて該送信側
    の名称を登録する登録手段と、データを受信する受信手
    段と、前記受信手段で受信したデータから電話番号を判
    別する判別手段と、前記判別手段で判別した電話番号が
    前記登録手段に登録されている電話番号に該当する場
    合、対応する送信側の名称を音声により通知する通知手
    段とを有することを特徴とするデータ通信装置。
  9. 【請求項9】 前記通知手段は、更に前記受信手段によ
    る受信方法を音声により通知することを特徴とする請求
    項1乃至8のいずれか1項に記載のデータ通信装置。
  10. 【請求項10】 前記通知手段は受信しながら出力を行
    う場合と受信データをメモリに格納しておく場合とを区
    別するように受信方法を音声により通知することを特徴
    とする請求項9に記載のデータ通信装置。
  11. 【請求項11】 前記通知手段は、更にエラー情報を音
    声により通知することを特徴とする請求項1乃至10の
    いずれか1項に記載のデータ通信装置。
JP7023829A 1994-03-16 1995-02-13 データ通信装置 Withdrawn JPH08223334A (ja)

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