JPH08222010A - 自動車用灯具 - Google Patents

自動車用灯具

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JPH08222010A
JPH08222010A JP7293769A JP29376995A JPH08222010A JP H08222010 A JPH08222010 A JP H08222010A JP 7293769 A JP7293769 A JP 7293769A JP 29376995 A JP29376995 A JP 29376995A JP H08222010 A JPH08222010 A JP H08222010A
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Masahiro Kusaya
雅弘 草谷
Masataka Choji
雅隆 帖地
Yasuo Ozawa
康夫 小澤
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S45/00Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
    • F21S45/30Ventilation or drainage of lighting devices
    • F21S45/33Ventilation or drainage of lighting devices specially adapted for headlamps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/19Attachment of light sources or lamp holders
    • F21S41/194Bayonet attachments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプボデイの製造を容易にし、コストの低
減を図る。 【解決手段】 ランプボデイ2の前面をレンズ4で覆
い、ランプボデイの後部に電球6を取り付け、ソケット
カバー13をランプボデイの後部に取り付ける自動車用
灯具1であって、ランプボデイの後面の上記電球取付部
を囲む位置にソケットカバーを外嵌する筒状の囲繞壁8
を突設し、ランプボデイの上記囲繞壁の内側縁に沿った
位置の周方向に隔たった数箇所に周方向に長いスリット
9を形成し、上記囲繞壁の後端部に内方へ突出した複数
の係合縁10を突設し、該係合縁はその形成位置及び大
きさが上記スリットに対応しており、上記ソケットカバ
ーは上記囲繞壁に嵌合される筒状のボデイ嵌合部15を
有し、該ボデイ嵌合部に上記係合縁と係合する係合爪2
1が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用灯具に関す
る。詳しくは、ランプボデイの製造を容易にし、コスト
の低減を図ることができる自動車用灯具の技術に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ランプボデイの後部にソケットカバーを
取り付ける場合、図14に示すように、ランプボデイa
の後面に円筒状の支持筒bを突設し、該支持筒bにソケ
ットカバーcを外嵌して取り付けるのであるが、ソケッ
トカバーcが支持筒bから簡単に外れてしまわないよう
に、支持筒bの外周面に環状に係合溝dを形成し、一
方、ソケットカバーcには該係合溝dと係合する突条e
を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の構造にあっては、支持筒bに形成する係合溝dは切
削加工によって形成しなければならず、製造工程が余分
にかかり、コスト高の原因となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明自動車用灯具は、
上記した課題を解決するために、ランプボデイの後面の
電球取付部を囲む位置にソケットカバーを外嵌する筒状
の囲繞壁を突設し、ランプボデイの上記囲繞壁の内側縁
又は外側縁に沿った位置の周方向に隔たった数箇所に周
方向に長いスリットを形成し、上記囲繞壁の後端部に内
方へ又は外方へ突出した複数の係合縁を突設し、該係合
縁はその形成位置及び大きさが上記スリットに対応して
おり、上記ソケットカバーは上記囲繞壁に嵌合される筒
状のボデイ嵌合部を有し、該ボデイ嵌合部に上記係合縁
と係合する係合爪が形成されているものである。
【0005】従って、本発明自動車用灯具にあっては、
ランプボデイの成形時に係合縁を形成することが出来、
ソケットカバーのランプボデイへの取付を確実にするた
めの手段を形成するための余分な工程が必要でなく、そ
の分コストの低減に寄与することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明自動車用灯具の詳
細を図示した各実施の形態に従って説明する。
【0007】図1乃至図11は自動車用灯具の第1の実
施の形態を示すものである。
【0008】1は自動車用灯具、例えば、自動車用ヘッ
ドランプである。
【0009】2はそのランプボデイであり、合成樹脂の
型成形によって形成され、前方に向かって開口した凹部
3を有し、該凹部3の内面が反射処理を施されて反射面
にされている。
【0010】4はランプボデイ2にその前面開口を覆う
ように取着されたレンズである。
【0011】5はランプボデイ2の後部略中央に形成さ
れた電球取付孔であり、該電球取付孔5に光源バルブ6
が着脱自在に取り付けられている。7は光源バルブ6の
口金部である。
【0012】ランプボデイ2の背面の上記電球取付孔5
を囲む位置には短い円筒状の囲繞壁8が後方へ向けて突
設されている。
【0013】また、ランプボデイ2の後面部のうち囲繞
壁8の基端の内縁に接した位置に周方向に間隔を置いて
周方向に長いスリット9、9、9が形成されている。
尚、一のスリット9は略真上に位置し、残りの2つのス
リット9、9は斜め下方に位置している。
【0014】10、10、10は上記囲繞壁8の後端の
周方向に隔たった位置から内方へ突設された係合縁であ
り、これら係合縁10、10、10の形成位置及び大き
さは、上記スリット9、9、9を前後方向に見込んだ位
置及び大きさと同じに形成されている。従って、図5に
示すように、ランプボデイ2の型成形時に、ランプボデ
イ2の内面側に位置する金型の一部11、11、11
(図では1つのみ示す。)がスリット9、9、9を挿通
して係合縁10、10、10の内側に位置するようにす
ることによって、後述するソケットカバーのランプボデ
イ2への取付を確実にするための手段である係合縁1
0、10、10がランプボデイ2の成形と同時に形成さ
れることになる。
【0015】尚、上記反射面は2つの異なる回転放物面
から形成されている。即ち、上記スリット9、9、9が
位置した円の外側の部分12aと内側の部分12bとで
は、内側の部分12bの焦点距離が外側の部分12aの
焦点距離に比して短く形成されている。
【0016】13はゴム、合成ゴム等の弾性材料から成
るソケットカバーである。
【0017】該ソケットカバー13は短い円筒状をした
電球嵌合部14と同じく短い円筒状を為し、電球嵌合部
14より大径のボデイ嵌合部15とが背面壁16によっ
て一体に連結されて成る。
【0018】電球嵌合部14は上述のように短い円筒状
を為し、その内周面には環状の突条17、17、・・・
が多数全長に亘って形成されている。
【0019】ボデイ嵌合部15も上述したように短い円
筒状を為し、後端で連結された外周壁18と内周壁19
とから成り、内周壁19はその長さが外周壁18の長さ
の半分弱であり、そして、この2つの周壁18と19と
の間に前方に開口した嵌合溝20が形成されている。そ
して、内周壁19の前端には外周壁18の方へ突出した
係合爪21が一体に形成されている。
【0020】尚、外周壁18の後端部を除く内周面には
環状の突条22、22、・・・が多数形成されている。
【0021】背面壁16は横断面形状で前方に開口した
コ字状を為し、その外端がボデイ嵌合部15の後端の内
縁に連結し、内端が電球嵌合部14の後端の外縁に連結
している。
【0022】23は背面壁16のうち電球嵌合部14の
真上の位置の上半分の部分に形成された通気孔であり、
これが排気孔となる。また、24は軸方向断面で見て略
L字状を為し、外側開口24aが下方を向いた通気パイ
プであり、その内端は上記排気孔23に連通している。
【0023】25は背面壁16のうち電球嵌合部14の
真下の位置の上半分の部分に形成された通気孔であり、
これが吸気孔となる。また、26は軸方向断面で見て略
L字状を為し、外側開口26aが下方を向いた通気パイ
プであり、その内端は上記吸気孔25に連通している。
【0024】27は導風部材であり、前後方向に長い板
状をしている。該導風部材27は、ボデイ嵌合部15の
後面のうち上記通気パイプ26の外側開口26aが位置
した部分に対応した位置から後方へ向かって一体に突出
され、その幅は通気パイプ26の幅の略3倍になってい
る。また、該導風部材27には通気パイプ26の後面に
接した位置と該位置から後方へ隔たった位置との2ヶ所
に幅方向に横断する薄肉部28、28が形成されてい
る。そして、該薄肉部28と28との間の間隔はボデイ
嵌合部15の幅と略等しくされている。更に、導風部材
27の後端部中央には係合孔29が形成されている。
【0025】30はボデイ嵌合部15の真下の部分の外
周壁18の外面のうち後端寄りの位置に突設された係止
突起であり、その下端部に稍大径にされた頭部30aを
有している。
【0026】そして、上記導風部材27はその薄肉部2
8、28の箇所で略直角に順次折り曲げられ、その後端
部がボデイ嵌合部15の外周壁18の下端面に重ねら
れ、その係合孔29に係止突起30が嵌合され、その状
態に固定される。これによって、通気パイプ26の外側
開口26aに連通し、左右に延びかつ左右に開口した略
角筒状の導風路31が形成される。
【0027】尚、32は背面壁16の通気パイプ24形
成部の直上から後方へ突設された庇壁である。
【0028】上記したソケットカバー13がランプボデ
イ2に取り付けられる。即ち、ボデイ嵌合部15を囲繞
壁8に外嵌し、また、電球嵌合部14を光源バルブ6の
口金部7に外嵌する。この時、囲繞壁8の後端部はボデ
イ嵌合部15の嵌合溝20に嵌合され、また、囲繞壁8
の係合縁10、10、10がソケットカバー13の係合
爪21の後側に位置してこれと係合した状態となり、こ
れによって、ソケットカバー13が囲繞壁8から外れ難
くなる。
【0029】また、電球嵌合部14の突条17、17、
・・・は光源バルブ6の口金部7の外周面に弾接してそ
の先端が潰れた状態となり、ボデイ嵌合部15の突条2
2、22、・・・は囲繞壁8の外周面に弾接してその先
端が潰れた状態となり、これによって、これらの部分に
おける防水が十分に図れる。
【0030】そして、ランプボデイ2とレンズ4とによ
って画成された灯具空間33はランプボデイ2に形成さ
れたスリット9、9、9、ソケットカバー13の通気孔
23、25、通気パイプ24、26及び導風路31を介
して外部と連通される。
【0031】従って、光源バルブ6が点灯されて、灯具
空間33内の空気が温まると、灯具空間33内で空気の
対流が生じ、これによって、導風路31、通気パイプ2
6、吸気孔25を通して外部から灯具空間33内へ外気
が入り、排気孔23、通気パイプ24を通して灯具空間
33内の空気が外部へ排出される。このようにして、灯
具空間33内を空気が流れることになり、点灯時におけ
る反射面やレンズの曇りが防止され、或はかかる曇りが
速やかに解消される。
【0032】上記したように、上記自動車用ヘッドラン
プ1にあっては、ソケットカバー13のランプボデイ2
への取付を確実にするための手段である係合縁10、1
0、10の形成をランプボデイ2の成形と同時に為すこ
とが出来、ランプボデイ2の成形後における後工程が必
要でなく、コストの低減をすることができる。
【0033】尚、上記したように、ランプボデイ2内面
の反射面をスリット9、9、9形成部を境界とした2種
類12a、12bに分け、その焦点距離を異ならせてお
くことによって、これら2つの反射面12aと12bと
の間に見え方の違いができるため、正面から見た場合に
スリット9、9、9の存在が目立たなくなる。
【0034】図12及び図13は本発明自動車用灯具の
第2の実施の形態を示すものである。
【0035】尚、この第2の実施の形態は、上記第1の
実施の形態と比較してランプボディの囲繞壁にリブが形
成されていること、ソケットカバーに全周に亘る内周壁
に替えて部分的な内側壁が形成されていること及びソケ
ットカバーに位置決め突起が形成されていること等が異
なるだけで、その外の部分は上記第1の実施の形態と同
様であるので、異なる部分のみ詳細に説明し、その外の
部分については上記第1の実施の形態における同様の部
分に付した符号と同じ符号を付することにより説明を省
略する。
【0036】ランプボデイ2の背面に設けられた囲繞壁
8Aのうち略真上の位置と斜め下方の位置には、その後
端部に内方へ突出した係合縁34、34、34が形成さ
れており、該係合縁34、34、34はそれぞれ囲繞壁
8Aの後側に位置し、前方に行くに従って囲繞壁8Aの
中心側へ変位していく傾斜面34aと該傾斜面34aの
前端に連続し、囲繞壁8Aの軸方向に対して略垂直を為
す係止面34bとを有している。
【0037】35、35、・・・は板状をしたリブであ
り、該リブ35、35、・・・はスリット9、9、9の
長手方向における両端縁に沿う位置に囲繞壁8Aの内側
縁とランプボディ2の電球取付孔5が形成されている部
分の外側縁とを連結するように形成されてる。
【0038】ソケットカバー13Aのボデイ嵌合部15
は後端で連結された円弧状の内側壁36、36、36と
その外側に位置する外周壁18とから成り、内側壁3
6、36、36は上記係合縁34、34、34が形成さ
れた位置に対応する位置に形成されている。内側壁3
6、36、36は前後方向の長さが外周壁18のそれの
半分弱であり、外周壁18と内側壁36、36、36と
の間に前方に開口した嵌合溝37、37、37が形成さ
れる。
【0039】内側壁36、36、36の前端部に外側に
突出した係合爪38、38、38が形成され、該係合爪
38、38、38はそれぞれ前側に位置し、後方に行く
に従って外周壁18側へ変位していく傾斜面38aと該
傾斜面38aの後端に連続しソケットカバー13Aの軸
方向に略垂直を為す係止面38bとを有している。
【0040】導風部材39は前後方向に長い板状を為
し、通気パイプ26の後面に接した位置と該位置から後
方へ隔たった位置に形成された薄肉部40、40で横断
面形状コ字状に折り曲げられ、先端部が外周壁18の外
面のうち真下に位置する部分に接着されて導風路41が
形成されている。従って、ソケットカバー13Aには上
記第1の実施の形態で示したソケットカバー13に設け
られていた導風部材を固定するための係止突起は設けら
れていない。
【0041】上記外周壁18の外面のうち斜め上方に位
置する部分からは位置決め突起42、42が外方に向け
て突設されている。
【0042】ランプボデイ2の背面には囲繞壁8Aのう
ちその下方に位置する部分を除く部分を囲むようにして
略円弧状の保護壁43が後方へ向けて突設されている。
そして、保護壁43の後方への突出量は囲繞壁8Aのそ
れの略半分とされており、上記位置決め突起42、42
に対応する保護壁43の部分43a、43aは位置決め
突起42、42の外形状に対応するようにソケットカバ
ー13Aの中心方向に開口する凹状に形成されている。
【0043】ソケットカバー13Aのランプボデイ2へ
の取り付けは以下のようにして為される。
【0044】ボデイ嵌合部15が囲繞壁8Aに外嵌され
るように、かつ、電球嵌合部14が光源バルブ6の口金
部7に外嵌されるようにしてソケットカバー13Aを後
側から押し込んでいく。尚、この時、位置決め突起4
2、42を保護壁43の部分43a、43aに対応させ
ることで、簡単に位置決めが為される。
【0045】すると、先ず、それぞれの内側壁36の係
合爪38の傾斜面38aと囲繞壁8Aのそれぞれの係合
縁34の傾斜面34aとが当接する。更に、ソケットカ
バー13Aを押し込んでいくと係合爪38が内方へ撓
み、係合縁34を越えたところで内方に撓んでいた係合
爪38が元の位置に戻って、その係止面38bと係合縁
34の係止面34bとが係合する。そして、囲繞壁8A
の後端部はボデイ嵌合部15の嵌合溝37に嵌合され
る。これによりソケットカバー13Aがランプボデイ2
の囲繞壁8Aに取り付けられる。
【0046】しかして、ソケットカバー13Aのランプ
ボデイ2への取り付けは、上記のようにボデイ嵌合部1
5が囲繞壁8Aに、電球嵌合部14が光源バルブ6の口
金部7に外嵌されるようにしてソケットカバー13Aを
後側から押し込むだけで非常に簡単に行うことができ
る。
【0047】また、ソケットカバー13Aがランプボデ
イ2に取り付けられた状態においては、囲繞壁8Aが外
周壁18と内側壁36、36、36とによって挟持さ
れ、さらに、内側壁36、36、36の係合爪38、3
8、38の係止面38b、38b、38bと係合縁3
4、34、34の係止面34b、34b、34bとが係
合するため、取付状態が安定しソケットカバー13Aが
ランプボデイ2から脱落してしまうようなことがない。
【0048】また、囲繞壁8Aにリブ35、35、・・
・が形成されることによって、囲繞壁8Aの強度が増す
と共に、ソケットカバー13Aが囲繞壁8Aに取着され
た時に、リブ35、35、・・・が内側壁36、36、
36の周方向の両端部に当接して、囲繞壁8Aに対して
ソケットカバー13Aがその周方向に回転することによ
り係合爪38、38、38と係合縁34、34、34と
の係合が外れることを抑止する。
【0049】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明自動車用灯具は、ランプボデイの前面をレン
ズで覆い、ランプボデイの後部に電球を取り付け、ソケ
ットカバーをランプボデイの後部に取り付ける自動車用
灯具であって、ランプボデイの後面の上記電球取付部を
囲む位置にソケットカバーを外嵌する筒状の囲繞壁を突
設し、ランプボデイの上記囲繞壁の内側縁又は外側縁に
沿った位置の周方向に隔たった数箇所に周方向に長いス
リットを形成し、上記囲繞壁の後端部に内方へ又は外方
へ突出した複数の係合縁を突設し、該係合縁はその形成
位置及び大きさが上記スリットに対応しており、上記ソ
ケットカバーは上記囲繞壁に嵌合される筒状のボデイ嵌
合部を有し、該ボデイ嵌合部に上記係合縁と係合する係
合爪が形成されていることを特徴とする。
【0050】従って、本発明自動車用灯具にあっては、
ランプボデイの成形時に係合縁を形成することが出来、
ソケットカバーのランプボデイへの取付を確実にするた
めの手段を形成するための余分な工程が必要でなく、そ
の分コストの低減に寄与することができる。
【0051】尚、上記した実施例に示した各部の具体的
形状及び構造は、何れも、本発明を実施するに際しての
具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるものであ
ってはならない。
【0052】尚、上記した実施例に示した各部の具体的
形状及び構造は、何れも、本発明を実施するに際しての
具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるものであ
ってはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図11と共に本発明自動車用灯具の第
1の実施の形態を示すものであり、本図は横断面図であ
る。
【図2】図1におけるII視図である。
【図3】図2におけるIII−III線に沿う拡大断面
図であリ、ソケットカバーを外して示すものである。
【図4】図3のIV視図である。
【図5】ランプボデイの成形状態を示す要部の拡大断面
図である。
【図6】図7乃至図11と共にソケットカバーを示し、
本図は背面図である。
【図7】正面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿う断面図であ
る。
【図9】図6のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】導風路を形成する前の状態を図8と同じ部位
で切断して示す断面図である。
【図11】図10のXI視図である。
【図12】図13と共に本発明自動車用灯具の第2の実
施の形態を示すものであり、本図はランプボディにソケ
ットカバーを取着する前の状態でランプボディの背面と
ソケットカバーの正面とを示す図である。
【図13】ランプボディにソケットカバーを取付けた状
態の縦断面図である。
【図14】従来の自動車用灯具の一例を示す要部の断面
図である。
【符号の説明】
1 自動車用ヘッドランプ(自動車用灯具) 2 ランプボデイ 4 レンズ 6 光源バルブ(電球) 8 囲繞壁 9 スリット 10 係合縁 12a スリットより外側の反射面 12b スリットより内側の反射面 13 ソケットカバー 15 ボデイ嵌合部 21 係合爪 8A 囲繞壁 13A ソケットカバー 34 係合縁 35 リブ 38 係合爪

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボデイの前面をレンズで覆い、ラ
    ンプボデイの後部に電球を取り付け、ソケットカバーを
    ランプボデイの後部に取り付ける自動車用灯具であっ
    て、ランプボデイの後面の上記電球取付部を囲む位置に
    ソケットカバーを外嵌する筒状の囲繞壁を突設し、ラン
    プボデイの上記囲繞壁の内側縁又は外側縁に沿った位置
    の周方向に隔たった数箇所に周方向に長いスリットを形
    成し、上記囲繞壁の後端部に内方へ又は外方へ突出した
    複数の係合縁を突設し、該係合縁はその形成位置及び大
    きさが上記スリットに対応しており、上記ソケットカバ
    ーは上記囲繞壁に嵌合される筒状のボデイ嵌合部を有
    し、該ボデイ嵌合部に上記係合縁と係合する係合爪が形
    成されていることを特徴とする自動車用灯具。
  2. 【請求項2】 上記スリットは囲繞壁の内側縁に沿った
    位置に形成され、また、上記係合縁は囲繞壁の後端部に
    内方へ突出するように形成されたことを特徴とする請求
    項1に記載の自動車用灯具。
  3. 【請求項3】 上記ランプボデイの内面に反射面が形成
    され、上記スリットより内側の位置にはスリットより外
    側の位置に形成された反射面の焦点距離より小さな焦点
    距離の回転放物面から成る反射面を形成したことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の自動車用灯具。
  4. 【請求項4】 上記囲繞壁の内側縁のスリットの長手方
    向における両端縁に沿う位置にリブを形成したことを特
    徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の自動
    車用灯具。
JP7293769A 1994-12-13 1995-10-18 自動車用灯具 Expired - Fee Related JP3023763B2 (ja)

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