JP2558982Y2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2558982Y2
JP2558982Y2 JP1991028615U JP2861591U JP2558982Y2 JP 2558982 Y2 JP2558982 Y2 JP 2558982Y2 JP 1991028615 U JP1991028615 U JP 1991028615U JP 2861591 U JP2861591 U JP 2861591U JP 2558982 Y2 JP2558982 Y2 JP 2558982Y2
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JP
Japan
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lamp body
socket
sleeve
length
light bulb
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JP1991028615U
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喜八郎 内田
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電球ソケットを用いてラ
ンプボディ内に電球を支持させる車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ランプボディ内に反射面を有す
る灯具では、電球を反射面の焦点或いはその近傍に位置
させる必要があり、このため、電球を支持するソケット
を細長く形成してランプボディに装着して電球をランプ
ボディ内の所要位置に配設する構成が採られている。即
ち、図5は従来の灯具の一例の断面図であり、電球ソケ
ット2Aはソケット本体21を略細長い筒型に形成し、
その先端部に電球3を支持するとともに、その基部にフ
ランジ25、ガスケット26及び係合突起27で構成さ
れるバヨネット構造のソケット取付部を設けている。そ
して、前面開口にレンズ12を取着し、反射鏡11を内
装したランプボディ1の背面取付穴14を通して電球ソ
ケット2Aをランプボディ1内に挿入し、ソケット取付
部をソケット取付穴に嵌合取着することで、電球3をソ
ケット本体21の長さに対応する長さL4だけランプボ
ディ1内に突出位置させ、ランプボディ1内の所要位置
に配設させることが可能となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ランプ
ボディの形状や配光特性が異なる灯具では、ランプボデ
ィのソケット取付穴から電球配設位置までの長さが相違
することが多い。このため、従来では図5に示したよう
に、ランプボディ1内への電球の突出長L4が大きい灯
具の場合にはソケット取付部から先端部までのソケット
本体21の長さが長いソケットを使用し、図6に示すよ
うにランプボディ内への電球の突出長L5が小さい灯具
の場合にはソケット本体21の長さが短い電球ソケット
2Bを使用する必要がある。このため、種々の規格の灯
具を構成するためには、ソケット本体の長さが異なる多
種類のソケットを製造して灯具の組立てを行う必要があ
り、そのための設計、製造、管理等が極めて繁雑でかつ
面倒になるという問題がある。本考案の目的は一種類の
電球ソケットで種々の規格の灯具を構成するようにした
車両用灯具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の車両用灯具は、
電球ソケットに嵌合されるスリーブをランプボディの開
口部に設けるとともに、スリーブがランプボディに連結
される箇所の軸方向位置を異なる規格の灯具に応じて夫
々相違させた構成とする。この場合、スリーブは、電球
ソケットの先端側に設けられた係合突起と、基端側に設
けられたフランジとがそれぞれ軸方向に係合または当接
されて前記電球ソケットが嵌合支持されように前記係合
突起とフランジとの間の軸方向長さに等しい長さに設定
され、かつスリーブとランプボディとの連結箇所の軸方
向位置を、スリーブの前記した長さの範囲内において
なる規格の灯具に応じて相違させることを特徴とする。
【0005】
【作用】本考案によれば、スリーブとランプボディとの
連結箇所の軸方向位置を変化させることで、同一の電球
ソケットを用いてもランプボディ内における電球の位置
を変化させることが可能となる。
【0006】
【実施例】次に、本考案について図面を参照して説明す
る。図1は本考案の一実施例の断面図であり、1はラン
プボディ、2は電球ソケットである。この電球ソケット
2は、図2に斜視図を示すように、樹脂等の絶縁材料を
成形したソケット本体21と、このソケット本体21に
内装された金属材料からなる一対のコンタクト22(破
線で図示)とで構成される。ソケット本体21は細長い
筒状をした電球支持部23を有し、この電球支持部23
内にその長さ方向に沿って一対のコンタクト支持溝(図
示せず)を形成し、このコンタクト支持溝内において電
球支持部23の先端開口位置に前記コンタクト22を内
装し、この先端開口に電球の口金、この実施例ではウエ
ッジベース電球3のベース部31を嵌入支持するように
構成される。このウェッジベース電球3のベース部31
には内部のフィラメントに接続された電極32が配設さ
れ、ベース部32が嵌入されたときにこれら電極32が
コンタクト22に接触されるものであることは言うまで
もない。又、前記一対のコンタクト22は、板状をした
導電性材料を曲げ加工して形成しており、その一部には
コード4をかしめ等によって接続し、ソケット本体21
の基部側に設けた断面形状が眼鏡状の筒部24から引き
出される。この筒部24内にはソケット本体21の内部
への水の浸入を防止するためのブッシング5が嵌入され
る。
【0007】更に、前記ソケット本体21の円柱状に形
成された基部側部分の外周部には円形のフランジ25を
形成して環状のガスケット26を支持させるとともに、
これと筒軸方向に所要寸法離した円周複数箇所に係合突
起27を設け、これらでバヨネット構造のソケット取付
部を構成している。この場合、前記フランジ25と係合
突起27との筒軸方向の長さは従来構造のものに比較し
て充分に長く形成しておく。
【0008】一方、ランプボディ1は、図1に示したよ
うに、内部に放物面状の反射鏡11を内装しており、そ
の前面開口にはレンズ12が取着され、その周縁におい
てシール剤13で気密に封止される。又、ランプボディ
1の背面にはソケット取付穴14が開口されるが、この
ソケット取付穴14の内縁部には前記電球ソケット2が
嵌入可能なスリーブ15を一体に形成している。このス
リーブ15は前記電球ソケット2の係合突起27とフラ
ンジ25との筒軸方向の長さに等しく形成し、かつこの
例ではスリーブ15の全体がソケット取付穴14から外
側に突出するように形成している。又、図示は省略する
が、このスリーブ15の円周複数箇所には前記電球ソケ
ット2の係合突起27が挿通可能な挿通溝をその筒軸方
向に形成している。
【0009】この構成によれば、ランプボディ1のソケ
ット取付穴14に設けたスリーブ15内に電球ソケット
2を先端側から挿入させた上で、電球ソケット2を微小
角度回動させることで、係合突起27とフランジ25と
の間でスリーブ15を筒軸方向に挟持させ、これにより
電球ソケット2をランプボディ1に取り付けることがで
き、これによりランプボディ1内の所要位置に電球3を
配設支持することができる。このとき、スリーブ15に
設けた挿通溝を通して電球ソケットの係合突起27をラ
ンプボディ1内に迄挿通させることは言うまでもない。
そして、この構成ではランプボディ1のスリーブ15は
ランプボディ1のソケット取付穴14から外側に突出さ
せた状態で形成しているため、ランプボディ1内への電
球3の突出長L1は略電球ソケット2の係合突起27か
ら先端縁までの長さに略等しい寸法となる。
【0010】これに対し、ランプボディ内への電球の突
出長が異なる規格の灯具の場合には、スリーブ15がラ
ンプボディ1に連結される箇所が異なるように形成す
る。例えば、ランプボディ内への電球の突出長を充分長
くする場合には、図3に一部の断面図のみを示すよう
に、スリーブ15をランプボディ1の内側に向けて形成
し、このスリーブ15に電球ソケット2を嵌合させる。
これにより、ランプボディ1内への電球3の突出長L2
は略電球ソケット2のフランジ25から先端縁までの長
さに略等しい寸法となる。
【0011】或いは、図4に示すように、スリーブ15
の中間部においてスリーブ15がランプボディ1に連結
されるように形成することで、ランプボディ1内への電
球3の突出長L3は略電球ソケット2の係合突起27と
フランジ25の略中間位置から先端縁までの長さに略等
しい寸法となる。
【0012】以上のように、同一の電球ソケットを用い
ても、スリーブ15とランプボディ1との連結箇所を軸
方向に相違させるだけで、ランプ内突出長が異なる種々
の灯具を形成することが可能となる。この場合、スリー
ブ15は常に同一長さであり、ランプボディ1の背面に
対する接続位置が異なるだけであり、かつこのスリーブ
15はランプボディ1と一体に樹脂成形等により形成さ
れるため、ランプボディと同時に設計、製造することが
でき、異なる状態のスリーブ15を設けることによって
ランプボディ1の設計、製造が繁雑化されることはな
い。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、電球ソケ
ットに嵌合されるスリーブをランプボディの開口部に設
け、異なる規格の灯具に対応して各ランプボディに設け
られるスリーブの連結箇所の軸方向位置を相違させるこ
とにより、同一の電球ソケットを用いてもランプボディ
内における電球の位置を変化させて種々の規格の灯具を
構成することができ、複数種類のソケットを設ける必要
をなくし、設計、製造の簡易化を図ることができる効果
がある。特に、スリーブの軸方向長さは電球ソケットに
設けられた係合突起とフランジとの間に挟持される長さ
に形成されているため、スリーブとランプボディとの連
結箇所の軸方向位置を相違させた場合でも、電球ソケッ
トを常に同じ状態で支持し、かつ同じ操作でその着脱を
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】本考案で使用される電球ソケットの斜視図であ
る。
【図3】異なる規格の灯具を構成した場合の要部の断面
図である。
【図4】更に異なる規格の灯具を構成した場合の要部の
断面図である。
【図5】従来の灯具の一例の断面図である。
【図6】従来の異なる規格の灯具の一部の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ランプボディ 2 電球ソケット 3 電球 11 反射鏡 12 レンズ 15 スリーブ 21 ソケット本体 22 コンタクト 23 電球支持部 25 フランジ 26 ガスケット 27 係合突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボディに設けた開口部内に電球ソ
    ケットを嵌入支持させ、この電球ソケットの先端部に支
    持した電球を前記ランプボディ内の所要位置に配設して
    なる車両用灯具において、前記ランプボディの開口部に
    は電球ソケットの先端側に設けられた係合突起と、基端
    側に設けられたフランジとがそれぞれ軸方向に係合また
    は当接されて前記電球ソケットが嵌合支持されように前
    記係合突起とフランジとの間の軸方向長さに等しい長さ
    スリーブを設けるとともに、このスリーブとランプボ
    ディとの連結箇所の軸方向位置を、スリーブの前記した
    長さの範囲内において異なる規格の灯具に応じて相違さ
    せたことを特徴とする車両用灯具。
JP1991028615U 1991-03-30 1991-03-30 車両用灯具 Expired - Lifetime JP2558982Y2 (ja)

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JPH04118513U JPH04118513U (ja) 1992-10-23
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