JP2560840B2 - ランプ用口金 - Google Patents
ランプ用口金Info
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- JP2560840B2 JP2560840B2 JP15171789A JP15171789A JP2560840B2 JP 2560840 B2 JP2560840 B2 JP 2560840B2 JP 15171789 A JP15171789 A JP 15171789A JP 15171789 A JP15171789 A JP 15171789A JP 2560840 B2 JP2560840 B2 JP 2560840B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はランプ用口金に関するものである。
従来、一般照明用の直管形蛍光ランプは、口金の外底
面上に管軸方向外側に向って2本のピンを突出させて給
電端子としている。時にFAX,コピー等OA機器用光源は、
ランプの有効発光部が同じであれば、ランプ長をできる
だけ短くし、OA機器本体の小形化を図りたいという要求
がある。そのため、例えば実開昭60−51864号公報(以
下第1従来例という)に開示されている様に給電端子を
口金シェル外周面上に設けた構造の口金が考案され、こ
の様な構造にすることで、上記一般照明用の直管形蛍光
ランプの口金のピンの長さ分だけランプ両端で短くでき
る。同様な目的による構造が実開昭62−120245号公報
(以下第2従来例という)でも開示されている。これ
は、口金シェル外周面上に貫通孔を設け、ここから給電
端子の接続片と固定片を挿入し、内側に押し開いて固定
するものである。
面上に管軸方向外側に向って2本のピンを突出させて給
電端子としている。時にFAX,コピー等OA機器用光源は、
ランプの有効発光部が同じであれば、ランプ長をできる
だけ短くし、OA機器本体の小形化を図りたいという要求
がある。そのため、例えば実開昭60−51864号公報(以
下第1従来例という)に開示されている様に給電端子を
口金シェル外周面上に設けた構造の口金が考案され、こ
の様な構造にすることで、上記一般照明用の直管形蛍光
ランプの口金のピンの長さ分だけランプ両端で短くでき
る。同様な目的による構造が実開昭62−120245号公報
(以下第2従来例という)でも開示されている。これ
は、口金シェル外周面上に貫通孔を設け、ここから給電
端子の接続片と固定片を挿入し、内側に押し開いて固定
するものである。
以上のように、第1従来例に記載された構成では、口
金シェル外周上の嵌合溝拡開部と給電端子側結合部の寸
法が工作上のバラツキのために、圧入が困難なものや、
逆に緩挿のためすぐ抜脱するものがあり、不良率が高い
という問題点がある。一方、第2従来例に記載された方
式は、工作精度に裕度のある方式であるが、固定片を口
金シェル外周部貫通孔より挿入し、押し広げる際に、押
し広げが不十分だと、ランプに口金をはめる際、固定片
が口金シェル内でやや立っているために、固定片の端辺
がランプ端部にぶつかり不具合が発生するという問題点
があった。また、この口金シェルを金型で製造する場
合、この口金シェルは外周面上に貫通孔を設けるため、
金型は口金シェル軸方向のみでは抜けず、口金シェル成
形には、例えば金型が割り型となる等の複雑な工程を要
し、コストも高くなるという問題点があった。
金シェル外周上の嵌合溝拡開部と給電端子側結合部の寸
法が工作上のバラツキのために、圧入が困難なものや、
逆に緩挿のためすぐ抜脱するものがあり、不良率が高い
という問題点がある。一方、第2従来例に記載された方
式は、工作精度に裕度のある方式であるが、固定片を口
金シェル外周部貫通孔より挿入し、押し広げる際に、押
し広げが不十分だと、ランプに口金をはめる際、固定片
が口金シェル内でやや立っているために、固定片の端辺
がランプ端部にぶつかり不具合が発生するという問題点
があった。また、この口金シェルを金型で製造する場
合、この口金シェルは外周面上に貫通孔を設けるため、
金型は口金シェル軸方向のみでは抜けず、口金シェル成
形には、例えば金型が割り型となる等の複雑な工程を要
し、コストも高くなるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、工作が簡単で不良率が低く、しかも固定片
の折り曲げが不完全であってもランプ進入に問題がな
く、また口金シェル形成時に、複雑な工程が不要で一軸
方向のみで抜脱できる金型で成形可能なランプ用口金を
得ることを目的とする。
れたもので、工作が簡単で不良率が低く、しかも固定片
の折り曲げが不完全であってもランプ進入に問題がな
く、また口金シェル形成時に、複雑な工程が不要で一軸
方向のみで抜脱できる金型で成形可能なランプ用口金を
得ることを目的とする。
このため、この発明においては、 (1)絶縁性有底円筒形の口金シェルおよび口金シェル
に嵌合係止される一対の給電端子より成るランプ用口金
であって、 前記口金シェルは、外底面に形成された外底面嵌合溝
と、該外底面嵌合溝に連続し口金軸方向に相対して設け
られた外周面嵌合溝とから成る嵌合溝を有し、 前記給電端子は、前記外底面嵌合溝に嵌合する外部リ
ード線接続用の接続片と、外接続片とは直角方向に設け
られ、前記外周面嵌合溝に係合する半円筒形給電部と、
該半円筒形給電部の前記接続片とは反対側に設けられ、
前記口金シェルの開口部より口金シェルの内側に折曲さ
れて前記半円筒形給電部とで前記口金シェルの外周部を
挟持する固定片を有して成ることを特徴とするランプ用
口金。
に嵌合係止される一対の給電端子より成るランプ用口金
であって、 前記口金シェルは、外底面に形成された外底面嵌合溝
と、該外底面嵌合溝に連続し口金軸方向に相対して設け
られた外周面嵌合溝とから成る嵌合溝を有し、 前記給電端子は、前記外底面嵌合溝に嵌合する外部リ
ード線接続用の接続片と、外接続片とは直角方向に設け
られ、前記外周面嵌合溝に係合する半円筒形給電部と、
該半円筒形給電部の前記接続片とは反対側に設けられ、
前記口金シェルの開口部より口金シェルの内側に折曲さ
れて前記半円筒形給電部とで前記口金シェルの外周部を
挟持する固定片を有して成ることを特徴とするランプ用
口金。
(2)前記口金シェルは、外周面嵌合溝内に該嵌合溝方
向に対し直角に貫設された貫通スリットを有し、該貫通
スリットに前記給電端子の固定片を挿通して成ることを
特徴とする請求項1記載のランプ用口金。
向に対し直角に貫設された貫通スリットを有し、該貫通
スリットに前記給電端子の固定片を挿通して成ることを
特徴とする請求項1記載のランプ用口金。
(3)前記口金シェルは、外周面嵌合溝内の外底面に平
行である反外底面側壁に口金軸方向に設けたスリットを
有し、該スリットに前記給電端子の固定片を挿入して成
ることを特徴とする請求項1記載のランプ用口金。
行である反外底面側壁に口金軸方向に設けたスリットを
有し、該スリットに前記給電端子の固定片を挿入して成
ることを特徴とする請求項1記載のランプ用口金。
により、前記目的を達成しようとするものである。
この発明におけるランプ用口金は、複数の給電端子を
設けられた外部リード線接続用接続片を口金シェルの外
底面嵌合溝に嵌合し、給電端子に設けられた固定片を口
金シェルの反外底面側開口部の外周面を挾持するように
屈曲させて、口金シェルに給電端子を結合する。
設けられた外部リード線接続用接続片を口金シェルの外
底面嵌合溝に嵌合し、給電端子に設けられた固定片を口
金シェルの反外底面側開口部の外周面を挾持するように
屈曲させて、口金シェルに給電端子を結合する。
また、接続片と平行に構成された固定片を、外周面嵌
合溝内で、嵌合溝方向に直角に貫設した貫通スリットに
挿通し、内側に屈曲させて、口金シェルに給電端子を結
合する。
合溝内で、嵌合溝方向に直角に貫設した貫通スリットに
挿通し、内側に屈曲させて、口金シェルに給電端子を結
合する。
また、固定片を、外周面嵌合溝内の外底面に平行面で
ある反外底面側壁に口金軸方向に設けたスリットに挿入
して、口金シェルに給電端子を結合する。
ある反外底面側壁に口金軸方向に設けたスリットに挿入
して、口金シェルに給電端子を結合する。
以下この発明の三実施例を図面に基づいて説明する。
第1図にはこの発明の各実施例の組立後の斜視図、第
2図は第1実施例の口金シェルの斜視図、第3図は第1
実施例の給電端子の斜視図、第4図は第1実施例の口金
シェルの第1の変形例を示す斜視図、第5図は第1実施
例の給電端子の第1の変形例を示す斜視図、第6図は第
1実施例の口金シェルの第2の変形例を示す斜視図、第
7図は第1実施例の給電端子の第2の変形例を示す斜視
図であり、第8図はこの発明の第2実施例の口金シェル
の斜視図、第9図は第2実施例の給電端子の斜視図、第
10図は第2実施例の変形例の口金シェルの斜視図、第11
図は第2実施例の給電端子の変形例を示す斜視図、第12
図はこの発明の第3実施例における口金シェルの一部切
欠斜視図、第13図は第3実施例の給電端子の斜視図、第
14図は第3実施例の口金シェルの第1の変形例を示す斜
視図、第15図は第3実施例の給電端子の第1の変形例を
示す斜視図、第16図は第3実施例の第2の変形例を示す
組立後の側断面図である。
2図は第1実施例の口金シェルの斜視図、第3図は第1
実施例の給電端子の斜視図、第4図は第1実施例の口金
シェルの第1の変形例を示す斜視図、第5図は第1実施
例の給電端子の第1の変形例を示す斜視図、第6図は第
1実施例の口金シェルの第2の変形例を示す斜視図、第
7図は第1実施例の給電端子の第2の変形例を示す斜視
図であり、第8図はこの発明の第2実施例の口金シェル
の斜視図、第9図は第2実施例の給電端子の斜視図、第
10図は第2実施例の変形例の口金シェルの斜視図、第11
図は第2実施例の給電端子の変形例を示す斜視図、第12
図はこの発明の第3実施例における口金シェルの一部切
欠斜視図、第13図は第3実施例の給電端子の斜視図、第
14図は第3実施例の口金シェルの第1の変形例を示す斜
視図、第15図は第3実施例の給電端子の第1の変形例を
示す斜視図、第16図は第3実施例の第2の変形例を示す
組立後の側断面図である。
次に、この発明の第1実施例について第1図ないし第
7図を用いて説明する。
7図を用いて説明する。
図面第1図の組立斜視図において、Yは外底面1aおよ
び外周面1bを有する絶縁性、例えば熱硬化性樹脂で形成
された有底円筒形口金シェルA(詳細後述)およびこれ
に嵌合し結合する給電端子B(詳細後述)より成るラン
プ用口金、1aは外底面、1bは外周面、1cは反外底面の開
口部であり、また第2図において、1は嵌合溝であり、
該嵌合溝1は外底面1aに形成された外底面に嵌合溝1eと
該外底面嵌合溝1eに連続し口金軸方向Xに相対して設け
られた外周面嵌合溝1dとからなる複数で構成された溝で
ある。2はランプリード線導入孔、3は接着剤より出る
ガスを外へ出すための通気孔である。第3図は、前記給
電端子Bを示すものであり、図中4はランプリード線導
入孔、5は半円筒形給電部、6は外底面嵌合溝1eに嵌合
する外部リード線接続片であり、半円筒形給電部5とは
直角をなしている。7は半円筒形給電部5の前記接続片
6とは反対側に設けられた固定片である。
び外周面1bを有する絶縁性、例えば熱硬化性樹脂で形成
された有底円筒形口金シェルA(詳細後述)およびこれ
に嵌合し結合する給電端子B(詳細後述)より成るラン
プ用口金、1aは外底面、1bは外周面、1cは反外底面の開
口部であり、また第2図において、1は嵌合溝であり、
該嵌合溝1は外底面1aに形成された外底面に嵌合溝1eと
該外底面嵌合溝1eに連続し口金軸方向Xに相対して設け
られた外周面嵌合溝1dとからなる複数で構成された溝で
ある。2はランプリード線導入孔、3は接着剤より出る
ガスを外へ出すための通気孔である。第3図は、前記給
電端子Bを示すものであり、図中4はランプリード線導
入孔、5は半円筒形給電部、6は外底面嵌合溝1eに嵌合
する外部リード線接続片であり、半円筒形給電部5とは
直角をなしている。7は半円筒形給電部5の前記接続片
6とは反対側に設けられた固定片である。
次に第1実施例の動作を第1図ないし第3図を用いて
説明する。
説明する。
図面第1図は第3図に示した給電端子Bを、第2図に
示した口金シェルAの嵌合溝1に挿入し固定片7を口金
シェルAの開口部1cより、口金シェルAの内側に折り曲
げ口金シェルAの外周部を、半円筒形給電部5と接続片
6c固定片7とで挟持する。従って、軸方向及び円周方向
とも給電端子Bは、口金シェルAに固定される。
示した口金シェルAの嵌合溝1に挿入し固定片7を口金
シェルAの開口部1cより、口金シェルAの内側に折り曲
げ口金シェルAの外周部を、半円筒形給電部5と接続片
6c固定片7とで挟持する。従って、軸方向及び円周方向
とも給電端子Bは、口金シェルAに固定される。
次に第1実施例の2つの変形例を第4図ないし第7図
を用いて説明する。先ず第1実施例の第1の変形例につ
いて説明する。
を用いて説明する。先ず第1実施例の第1の変形例につ
いて説明する。
給電端子には、図5に示すように、外部リード線接続
用接続片6の半円筒形給電部5の反対側に、外部リード
線接続用接続片6とは直角でかつ第4図の軸方向反外底
部側に曲げられたフック9を設け、口金シェルA側にこ
れと対する嵌合溝あるいは貫通溝8を設けている。その
他の構成は前記第1実施例と同様である。
用接続片6の半円筒形給電部5の反対側に、外部リード
線接続用接続片6とは直角でかつ第4図の軸方向反外底
部側に曲げられたフック9を設け、口金シェルA側にこ
れと対する嵌合溝あるいは貫通溝8を設けている。その
他の構成は前記第1実施例と同様である。
以上の構成で、第4図の溝8と第5図のフック9を結
合させることにより、外部リード線接続用接続片6は口
金シェルAの外底部面に確実に固定される。第4図で溝
8は貫通孔でもよく、フック9をこれに貫通して内側で
曲げればさらに確実な固定ができる。
合させることにより、外部リード線接続用接続片6は口
金シェルAの外底部面に確実に固定される。第4図で溝
8は貫通孔でもよく、フック9をこれに貫通して内側で
曲げればさらに確実な固定ができる。
次に第1実施例の第2の変形例について説明する。
図面第6図において、10は口金シェルAの開口部1cの
外周部1fに設けた切り込み部であり、第7図に示すよう
に、口金シェルAの外周面の軸方向長さEより小さい給
電部を有する給電端子Bを口金シェルAに嵌合した場
合、該給電端子Bは口金シェルAの開口部1cの外周部1f
よりcの距離を離すことが可能となり、このランプ用口
金を短くすることができる。
外周部1fに設けた切り込み部であり、第7図に示すよう
に、口金シェルAの外周面の軸方向長さEより小さい給
電部を有する給電端子Bを口金シェルAに嵌合した場
合、該給電端子Bは口金シェルAの開口部1cの外周部1f
よりcの距離を離すことが可能となり、このランプ用口
金を短くすることができる。
以上述べたように、この第1実施例では、給電端子B
の端に固定片7を設け、この固定片7を口金開口部1c側
より内側に曲げ、口金シェル外周部を挾持して、給電端
子Bを口金シェルAに固定することで高い工作精度が不
要で、小形化に問題がなく、しかも口金シェル形成を簡
素化することができる。
の端に固定片7を設け、この固定片7を口金開口部1c側
より内側に曲げ、口金シェル外周部を挾持して、給電端
子Bを口金シェルAに固定することで高い工作精度が不
要で、小形化に問題がなく、しかも口金シェル形成を簡
素化することができる。
次にこの発明の第2実施例について第8図ないし第10
図を用いて説明する。
図を用いて説明する。
図面第8図ないし第10図において、前記第1実施例に
おけると同一または相当構成要素は同一符号で表わし、
その重複説明は省略する。
おけると同一または相当構成要素は同一符号で表わし、
その重複説明は省略する。
また、第8図において、20はスリットであり、口金シ
ェルAの嵌合溝1内で、該嵌合溝1方向、即ち口金軸方
向Xに直角に貫設された貫通スリットであり、また第9
図において、7aは接続片6に平行に構成された固定片で
ある。
ェルAの嵌合溝1内で、該嵌合溝1方向、即ち口金軸方
向Xに直角に貫設された貫通スリットであり、また第9
図において、7aは接続片6に平行に構成された固定片で
ある。
次にこの第2実施例の動作を第8図および第9図によ
り説明する。
り説明する。
図面第9図に示した給電端子Bを、第8図に示した口
金シェルAの嵌合溝1に挿入し、固定片7aを、口金シェ
ルAのスリット20より挿入し、口金シェルAの内側に折
り曲げ口金シェルAの外周部を、半円筒形給電部5と固
定片7aで挾持する。従って、軸方向及び円周方向とも給
電端子Bは、口金シェルAに固定される。
金シェルAの嵌合溝1に挿入し、固定片7aを、口金シェ
ルAのスリット20より挿入し、口金シェルAの内側に折
り曲げ口金シェルAの外周部を、半円筒形給電部5と固
定片7aで挾持する。従って、軸方向及び円周方向とも給
電端子Bは、口金シェルAに固定される。
次に、第2実施例の変形例を第10図および第11図を用
いて説明する。
いて説明する。
図面第10図において、1gはフック溝であり、外底面嵌
合溝1eの外周面1bとは反対側に穿孔されている溝であ
る。
合溝1eの外周面1bとは反対側に穿孔されている溝であ
る。
また、第11図において、フック9は接続片6の端部を
内側に直角に折り曲げて形成されており、その他の構成
は前記第2実施例と同様である。
内側に直角に折り曲げて形成されており、その他の構成
は前記第2実施例と同様である。
また、この変形例の動作は、第10図の口金シェルAに
給電端子B(第11図)を嵌合した場合、第11図のフック
9は第10図のフック溝1gに挿入される。従って、口金シ
ェルAと給電端子Bの嵌合と固定がより確実となる。
給電端子B(第11図)を嵌合した場合、第11図のフック
9は第10図のフック溝1gに挿入される。従って、口金シ
ェルAと給電端子Bの嵌合と固定がより確実となる。
次に、この発明の第3実施例を第12図ないし第16図を
用いて説明する。
用いて説明する。
図面第12図ないし第16図において、前記第1実施例に
おけると同一または相当構成要素は同一符号で表わし、
その重複説明は省略する。
おけると同一または相当構成要素は同一符号で表わし、
その重複説明は省略する。
また、第12図において、21はスリットであり、スリッ
ト21は嵌合溝1内の外底面1aに平行である反外底面側壁
1hに口金軸方向Xに設けたスリットであり、第13図に示
した接続片6とは直角の固定片7をスリット21に挿入す
るスリットである。
ト21は嵌合溝1内の外底面1aに平行である反外底面側壁
1hに口金軸方向Xに設けたスリットであり、第13図に示
した接続片6とは直角の固定片7をスリット21に挿入す
るスリットである。
以上の構成での第3実施例の動作を第12図および第13
図を用いて説明する。
図を用いて説明する。
図面第12図において、口金シェルAに給電端子B(第
13図)を嵌合した場合、第13図の固定片7は第12図のス
リット21に挿入される。従って口金シェルAと給電端子
Bは強固に結合される。
13図)を嵌合した場合、第13図の固定片7は第12図のス
リット21に挿入される。従って口金シェルAと給電端子
Bは強固に結合される。
次に第3実施例の2つの変形例を第14図ないし第16図
を用いて説明する。
を用いて説明する。
先ず、第3実施例の第1の変形例を説明する。図面第
14図の口金シェルAにおいて、22はガイド溝であり、第
15図の給電端子Bにおいて、9は第5図に示したフック
9と同様の構成のフックである。また、第14図に示した
口金シェル外底面嵌合溝1e内にガイド溝22が設けてあ
る。この第1の変形例の動作は給電端子のリード線接続
用接続片6の端部に直角に設けたフック9をガイド溝22
に挿入することでさらにリード線接続用接続片6が口金
シェル外底面1aより浮くことを防止している。
14図の口金シェルAにおいて、22はガイド溝であり、第
15図の給電端子Bにおいて、9は第5図に示したフック
9と同様の構成のフックである。また、第14図に示した
口金シェル外底面嵌合溝1e内にガイド溝22が設けてあ
る。この第1の変形例の動作は給電端子のリード線接続
用接続片6の端部に直角に設けたフック9をガイド溝22
に挿入することでさらにリード線接続用接続片6が口金
シェル外底面1aより浮くことを防止している。
次に第3実施例の第2の変形例を第16図を用いて説明
する。
する。
図面第16図において、第14図に示す口金シェル外底面
嵌合溝1e内に口金シェル軸方向Xにガイド溝22を設け、
給電端子Bのリード線接続用接続片6上反半円筒給電部
側にリード線接続用接続片6とは直角方向にフック9を
設け、さらに、第15図に示した固定片7の、口金シェル
Aの一部を切り取った構造の部分A1で内側に折り曲げて
構成し、固定片7と半円筒形給電部5で口金シェルAを
挾持しており、固定片7が多少折り曲げ不十分であって
も、ランプ進入方向と固定片7の折り曲げ方向が一致し
ているため、この折り曲げ不十分は問題を生じない。
嵌合溝1e内に口金シェル軸方向Xにガイド溝22を設け、
給電端子Bのリード線接続用接続片6上反半円筒給電部
側にリード線接続用接続片6とは直角方向にフック9を
設け、さらに、第15図に示した固定片7の、口金シェル
Aの一部を切り取った構造の部分A1で内側に折り曲げて
構成し、固定片7と半円筒形給電部5で口金シェルAを
挾持しており、固定片7が多少折り曲げ不十分であって
も、ランプ進入方向と固定片7の折り曲げ方向が一致し
ているため、この折り曲げ不十分は問題を生じない。
また、第3実施例では、スリット21やガイド溝22内で
は固定片7が全面に渡り口金シェル外周面と接触あるい
は挾持されているため、スリット幅より固定片幅を短く
しても、寸法精度に裕度を持たせても、軸方向に抜ける
危険性は非常に少なくなる。また、スリットのすきま幅
をランプ側に近づくに従って狭くすれば上記危険性はさ
らに減少する。
は固定片7が全面に渡り口金シェル外周面と接触あるい
は挾持されているため、スリット幅より固定片幅を短く
しても、寸法精度に裕度を持たせても、軸方向に抜ける
危険性は非常に少なくなる。また、スリットのすきま幅
をランプ側に近づくに従って狭くすれば上記危険性はさ
らに減少する。
以上説明したように、これらの実施例のランプ用口金
は直管形放電ランプについて説明したが、この発明によ
るランプ用口金は電球,真空管等にも適用できるもので
あることは言うまでもない。
は直管形放電ランプについて説明したが、この発明によ
るランプ用口金は電球,真空管等にも適用できるもので
あることは言うまでもない。
以上説明したように、この発明によれば、口金シェル
と給電端子の接合に工作精度に裕度があり、不良率が少
なく、固定片が折り曲げ不完全でもランプ進入に問題が
生ぜず、しかも口金シェル成形に複雑な工程が不要で一
軸方向のみで抜脱できる金型で成形可能なランプ用口金
が得られるという効果がある。
と給電端子の接合に工作精度に裕度があり、不良率が少
なく、固定片が折り曲げ不完全でもランプ進入に問題が
生ぜず、しかも口金シェル成形に複雑な工程が不要で一
軸方向のみで抜脱できる金型で成形可能なランプ用口金
が得られるという効果がある。
第1図はこの発明の各実施例の組立後の斜視図、第2図
は第1実施例の口金シェルの斜視図、第3図は第1実施
例の給電端子の斜視図、第4図は第1実施例の口金シェ
ルの第1の変形例を示す斜視図、第5図は第1実施例の
給電端子の第1の変形例を示す斜視図、第6図は第1実
施例の口金シェルの第2の変形例を示す斜視図、第7図
は第1実施例の給電端子の第2の変形例を示す斜視図で
あり、第8図はこの発明の第2実施例の口金シェルの斜
視図、第9図は第2実施例の給電端子の斜視図、第10図
は第2実施例の口金シェル変形例の斜視図、第11図は第
2実施例の給電端子の変形例を示す斜視図、第12図はこ
の発明の第3実施例における口金シェルの一部切欠斜視
図、第13図は第3実施例の給電端子の斜視図、第14図は
第3実施例の第1の変形例である口金シェルの斜視図、
第15図は第3実施例の第1の変形例における給電端子を
示す斜視図、第16図は第3実施例の第2の変形例を示す
組立後の側断面図である。 A……口金シェル B……給電端子 1……嵌合溝 1a……外底面 1b……外周面 1c……開口部 1d……外周面嵌合溝 1e……外底面嵌合溝 2,4……ランプリード線導入孔 5……半円筒形給電部 6……接続片 7,7a……固定片 8……溝 9……フック 10……切り込み部 20,21……スリット 22……ガイド溝 X……口金軸方向 Y……ランプ用口金
は第1実施例の口金シェルの斜視図、第3図は第1実施
例の給電端子の斜視図、第4図は第1実施例の口金シェ
ルの第1の変形例を示す斜視図、第5図は第1実施例の
給電端子の第1の変形例を示す斜視図、第6図は第1実
施例の口金シェルの第2の変形例を示す斜視図、第7図
は第1実施例の給電端子の第2の変形例を示す斜視図で
あり、第8図はこの発明の第2実施例の口金シェルの斜
視図、第9図は第2実施例の給電端子の斜視図、第10図
は第2実施例の口金シェル変形例の斜視図、第11図は第
2実施例の給電端子の変形例を示す斜視図、第12図はこ
の発明の第3実施例における口金シェルの一部切欠斜視
図、第13図は第3実施例の給電端子の斜視図、第14図は
第3実施例の第1の変形例である口金シェルの斜視図、
第15図は第3実施例の第1の変形例における給電端子を
示す斜視図、第16図は第3実施例の第2の変形例を示す
組立後の側断面図である。 A……口金シェル B……給電端子 1……嵌合溝 1a……外底面 1b……外周面 1c……開口部 1d……外周面嵌合溝 1e……外底面嵌合溝 2,4……ランプリード線導入孔 5……半円筒形給電部 6……接続片 7,7a……固定片 8……溝 9……フック 10……切り込み部 20,21……スリット 22……ガイド溝 X……口金軸方向 Y……ランプ用口金
フロントページの続き (72)発明者 三橋 征寿郎 神奈川県鎌倉市大船5丁目1番1号 三 菱電機株式会社大船製作所内 (72)発明者 今井 純 神奈川県鎌倉市大船5丁目1番1号 三 菱電機株式会社大船製作所内 (56)参考文献 特開 平1−72483(JP,A) 実開 昭62−155449(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】絶縁性有底円筒形の口金シェルおよび該口
金シェルに嵌合係止される一対の給電端子より成るラン
プ用口金であって、 前記口金シェルは、外底面に形成された外底面嵌合溝
と、該外底面嵌合溝に連続し口金軸方向に相対して設け
られた外周面嵌合溝とから成る嵌合溝を有し、 前記給電端子は、前記外底面嵌合溝に嵌合する外部リー
ド線接続用の接続片と、該接続片とは直角方向に設けら
れ、前記外周面嵌合溝に係合する半円筒形給電部と、該
半円筒形給電部の前記接続片とは反対側に設けられ、前
記口金シェルの開口部より口金シェルの内側に折曲され
て前記半円筒形給電部とで前記口金シェルの外周部を挟
持する固定片を有して成ることを特徴とするランプ用口
金。 - 【請求項2】前記口金シェルは、外周面嵌合溝内に該嵌
合溝方向に対し直角に貫設された貫通スリットを有し、
該貫通スリットに前記給電端子の固定片を挿通して成る
ことを特徴とする請求項1記載のランプ用口金。 - 【請求項3】前記口金シェルは、外周面嵌合溝内の外底
面に平行である反外底面側壁に口金軸方向に設けたスリ
ットを有し、該スリットに前記給電端子の固定片を挿入
して成ることを特徴とする請求項1記載のランプ用口
金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15171789A JP2560840B2 (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | ランプ用口金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15171789A JP2560840B2 (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | ランプ用口金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0317977A JPH0317977A (ja) | 1991-01-25 |
JP2560840B2 true JP2560840B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=15524746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15171789A Expired - Lifetime JP2560840B2 (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | ランプ用口金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560840B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5082205B2 (ja) * | 2005-06-01 | 2012-11-28 | 岩崎電気株式会社 | 光源装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62155449U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-10-02 | ||
JPS6472483A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-17 | Toshiba Electric Equip | Fluorescent lamp unit |
-
1989
- 1989-06-14 JP JP15171789A patent/JP2560840B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0317977A (ja) | 1991-01-25 |
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