JP3160598B2 - 装飾電灯 - Google Patents

装飾電灯

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリスマスツリー
などの飾り付けなどに利用される装飾電灯に関する。
【0002】
【従来の技術】装飾電灯として、図4ないし図6に示す
ものが知られている(特公平7−79032号公報)。
この装飾電灯Aは、一対のリード線1(図5では右のリ
ード線1が途中から切除して示されている。)を有する
電球2と、装着孔14aと挿通孔14bとが互いに連通
して設けられ、挿通孔14b側の端部の側面14c側の
角部がテーパ面14dとされるとともに、該テーパ面1
4dに角溝14eが挿通孔14bに対して鋭角的な導出
傾斜面14fを形成して設けられたプラグ14と、嵌込
孔5aに一対の端子板6が互いに対向して配設されたソ
ケット5とから成り、一対のリード線1を挿通孔14b
に挿通させて電球2を装着孔14aに装着したプラグ1
4を、挿通孔14bに挿通されて導出傾斜面14fに接
した状態で角溝14eを通り両側面14cに折り曲げら
れた一対のリード線1を一対の端子板6にそれぞれ接触
させてソケット5の嵌込孔5aに嵌め込んで組み立てる
構造となっている。
【0003】なお、各端子板6は、透孔5bから嵌込孔
5aに挿入された導線8にそれぞれ接続されている。プ
ラグ14には笠14gが一体に形成されている。符号1
4hは一対のリード線1を左右に分ける隔壁である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装飾電灯A
のプラグ14は、前述のように、装着孔14aに対する
電球2の装着で挿通孔14bにそれぞれ挿通された各リ
ード線1を導出傾斜面14fに沿って側面14cに折り
曲げる構造となっており、側面14cへのリード線1の
折曲げが鋭角的であるため、プラグ14をソケット5の
嵌込孔5aに嵌め込んで装飾電灯Aを組み立てる際に、
リード線1の鋭角折曲部分に力が集中してリード線1が
切断したり、切断しないまでも損傷(弱化)して耐久性
を低下させるという問題点がある。また、角溝14eの
底面が導出傾斜面14fとなっているため、リード線1
の位置が角溝14eの幅方向にずれて端子板6に対する
接触不良を生じ易い。
【0005】ところで、リード線1が切断しておれば、
製品の出荷前、或いは装飾電灯Aの飾付け前の検査でリ
ード線1の断線を比較的容易に見つけることができ、被
害はその装飾電灯Aのみに止まってそれ程大きくはなら
ない。しかしリード線1が切断せずに単なる損傷で弱く
なっているだけであると(このケースが多い。)、飾付
け後の断線となるため、直列接続の多数の装飾電灯Aの
中からリード線1が切断した装飾電灯Aを探し出さなけ
ればならず、実に厄介で大きな被害となる。
【0006】このことから理解されるように、非常に多
数(例えば100〜200個)の装飾電灯が一体となっ
て使用される飾付けの特殊性に起因して、装飾電灯の飾
付け後は、実際上1個の不良装飾電灯が全装飾電灯の耐
用時間を決定する場合が多く、飾付けの成果までも大き
く左右するので、ことは重大である。
【0007】本発明の課題は上記従来の問題点を解消す
ることであり、装飾電灯の組立時に生じ易いリード線の
切断や損傷を低減することができる装飾電灯を提供する
ことを目的とする。本発明の他の目的は、リード線の位
置ずれを防止して端子板に対する接触不良を軽減するこ
とができる装飾電灯を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の少なくとも一つの
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、電球を
装着する装着孔と、上記電球の一対のリード線を挿通さ
せて両側面への折曲げを可能にする挿通孔が互いに連通
して設けられるとともに、挿通孔側の端部に、リード線
を側面に導出する溝が挿通孔に対するリード線の挿通方
向にほぼ直交するリード線の導出端面を形成して設けら
れ、一対のリード線を挿通孔に挿通させて電球を装着孔
に装着した装飾電灯用プラグを、挿通孔に挿通されて導
出端面に接した状態で溝を通り両側面に折り曲げられた
一対のリード線を、対向配置の一対の端子板の対向内面
にそれぞれ接触させるとともに、上記溝にソケットの中
心部に設けられた位置決め突起の先端を嵌め入れてソケ
ットの嵌込孔に嵌め込んだ構成とした。
【0009】この手段では、装着孔に対する電球の装着
で挿通孔にそれぞれ挿通された各リード線は、溝で形成
された導出端面に沿って導出され、側面に折り曲げられ
る。導出端面は、挿通孔に対して鋭角に形成された従来
のプラグの導出傾斜面と違って、挿通孔に対するリード
線の挿通方向にほぼ直交して形成されており、リード線
はほぼ90度の2回の折り曲げによって挿通孔から側面
に導出されるため、鋭角の折り曲げ部分がなく、したが
って、ソケットの嵌込孔に対するプラグの嵌込みに際し
てリード線の切断や損傷が低減され、長時間使用するこ
とができて信頼性に優れた装飾電灯を得ることができ
る。
【0010】請求項1記載の装飾電灯用プラグにおい
て、溝をU形溝又は角溝とすることができる(請求項
2)。溝をU形溝とした場合は、リード線はU形溝の円
弧状溝底に位置ずれなく正しく折り曲げられるようにな
る。
【0011】請求項1又は2記載の装飾電灯用プラグを
プラスチック製とすることが好ましい(請求項3)。こ
の構成では、例えば陶磁器製のプラグに比べて、適度な
弾性と変形性が得られ、その弾性及び変形性によって、
装着孔に対する電球の装着、及びソケットの嵌込孔に対
する本プラグの嵌込みが無理なく行われ、またそれらの
組付けが安定する。しかも、側面へのリード線の折曲げ
に際して、挿通孔と導出端面との角部、及び導出端面と
側面との角部がアール状(円形状)に弾性変形する。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を添付図面を参
照して説明する。図1ないし図3は本発明に係る装飾電
灯Bの実施の形態を示す。装飾電灯Bは、電球2とプラ
グ4及びソケット5とからなる。ここで、電球2とソケ
ット5とは図4ないし図6の従来のものと同一であるの
で、それらに直接関係するリード線1等も含めて同一の
符号を付してその説明は省略する。
【0015】装飾電灯用プラグ4には、装着孔4aと挿
通孔4bとが互いに連通して設けられるとともに、挿通
孔4b側の端部に、一対のリード線1を左右の両側面4
cに導出するU形溝4eが、挿通孔4bに対するリード
線1の挿通方向(図1で上下方向)にほぼ直交するリー
ド線1の導出端面4fを形成して設けられ、また挿通孔
4b側の端部の側面4c側の両角部がテーパ面4dに形
成されている。従来同様に、プラグ4の装着孔4a側の
端部には笠4gが一体に形成され、また挿通孔4bの開
口端には隔壁4hが設けられている。装飾電灯用プラグ
4はプラスチック製であり、適度な弾性と変形性を有す
る。
【0016】上記の構成とされた装飾電灯用プラグ4に
対する電球2の装着は、直線状に伸ばされた一対のリー
ド線1をプラグ4の装着孔4a側から挿通孔4bに挿通
させて電球2を装着孔4aに嵌め込み、各リード線1を
U形溝4eで形成された導出端面4fに沿って外側にそ
れぞれ導出させ、両側面4cに折り曲げて装着する。
【0017】このように、電球2の装着に際して、リー
ド線1を、挿通孔4bから導出端面4f、及び導出端面
4fから側面4cへのほぼ90度の2回の折曲げによっ
て側面4cに導出するが、この場合、挿通孔4bと導出
端面4fとの角部、及び導出端面4fと側面4cとの角
部がアール状に弾性変形するので、リード線1は損傷す
ることなく円滑に折り曲げられるようになる。U形溝4
eの溝底は円弧状になっているため、クラックが発生し
にくい上、リード線1を側面4cに折り曲げ損ねたよう
な場合のやり直しが容易で作業性がよい。
【0018】電球2を装着したプラグ4は、従来と同じ
ように、一対のリード線1を一対の端子板6の互いに向
き合う対向内面(図3参照)にそれぞれ接触させてソケ
ット5の嵌込孔5aに嵌め込んで装飾電灯Bを組み立て
る。プラグ4をソケット5の嵌込孔5aに嵌め込む際
に、リード線1には、端子板6との間の摩擦抵抗によっ
て引張力が作用するが、前述のように、リード線1は、
ほぼ90度の2回の折り曲げによってプラグ4の側面4
cに導出されており、従来と違って引張力が局部的に集
中する鋭角折曲部分がないため、リード線1の切断と損
傷が可及的に低減される。
【0019】また、導出端面4fはU形溝4eによって
形成されているため、リード線1がU形溝4eの円弧状
溝底の中央に位置ずれなく正しく折り曲げられるように
なり、端子板6に対するリード線1の位置ずれによる接
触不良が防止される。プラグ4のテーパ面4d,4d
は、ソケット5の嵌込孔5aへのプラグ4の嵌込みを容
易にする。
【0020】結局、本発明では、リード線1の切断や損
傷事故が少なく、耐久性に優れるととともに、リード線
1が端子板6に確実に接触している良好な装飾電灯Bが
得られる。
【0021】図の装飾電灯用プラグ4のU形溝4eを図
2の2点鎖線のように角溝4iとすることができる。こ
の場合は、リード線1の位置決め機能はなくなるが、リ
ード線1の切断と損傷はU形溝4eと同様に防止され
る。また図の装飾電灯用プラグ4は、笠4gを一体に有
するが、笠4gは無くてもよい。プラグ4の両側面4
c,4cは、通常、僅かにテーパ状とされる。ソケット
5の嵌込孔5aに対するプラグ4の嵌込状態においてプ
ラグ4の溝4e、4iに先端を嵌め入れられる位置決め
突起5c(図2と図3の2点鎖線参照)をソケット5の
中心部に設けておくと、溝4e,4iが位置決めに働い
てプラグ4が所定位置に正しく収まるようになり、具合
が良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、電球のリード線が、切断や損傷を可及的に
低減されて所定位置に所定の状態で折り曲げられ、端子
板に確実に接触した、耐久性と信頼性に優れた装飾電灯
を提供することができる。また、位置決め突起と溝が位
置決めに働いてプラグが所定位置に正しく収まるように
なり、具合が良い。
【0023】請求項1記載の装飾電灯において、溝をU
形溝とした場合は、位置ずれを防止してリード線を所定
位置に確実かつ安定よく折り曲げることができる装飾電
灯を得ることができる。また、U形溝の溝底は円弧状に
なっているため、クラックが発生しにくい上、リード線
を側面に折り曲げ損ねたような場合のやり直しが容易で
作業性がよい長所がある。
【0024】請求項1又は2載の装飾電灯において、
装飾電灯用プラグをプラスチック製とした場合は、適度
な弾性と変形性により、リード線の折曲時の損傷が緩和
されるとともに、ソケットの嵌込孔に対するプラグの嵌
込みが無理なく円滑に行われ、しかもそれらの組付け状
態が安定する効果がある。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る装飾電灯用プラグの実施の形態
を示す断面図である。
【図2】 図1のフラグの要部の側面図である。
【図3】 本発明に係る装飾電灯の実施の形態を示す断
面図である。
【図4】 従来の装飾電灯の断面図である。
【図5】 従来の装飾電灯用プラグの断面図である。
【図6】 図5のプラグの外観図である。
【符号の説明】
1 リード線 2 電球 4 プラグ 4a 装着孔 4b 挿通孔 4c 側面 4d テーパ面 4e U形溝 4i 角溝 4f 導出端面 5 ソケット 5a 嵌込孔 5b 透孔 6 端子板 8 導線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 33/00 - 33/975

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電球を装着する装着孔と、上記電球の一
    対のリード線を挿通させて両側面への折曲げを可能にす
    る挿通孔が互いに連通して設けられるとともに、挿通孔
    側の端部に、リード線を側面に導出する溝が挿通孔に対
    するリード線の挿通方向にほぼ直交するリード線の導出
    端面を形成して設けられ、一対のリード線を挿通孔に挿
    通させて電球を装着孔に装着した装飾電灯用プラグが、
    挿通孔に挿通されて導出端面に接した状態で溝を通り両
    側面に折り曲げられた一対のリード線を、対向配置の一
    対の端子板の対向内面にそれぞれ接触させるとともに、
    上記溝にソケットの中心部に設けられた位置決め突起
    先端を嵌め入れてソケットの嵌込孔に嵌め込まれたこと
    を特徴とする装飾電灯。
  2. 【請求項2】 溝はU形溝又は角溝とされたことを特徴
    とする請求項1記載の装飾電灯。
  3. 【請求項3】 装飾電灯用プラグはプラスチック製とさ
    れたことを特徴とする請求項1又は2記載の装飾電灯。
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