JPH08216746A - パワーシート装置 - Google Patents

パワーシート装置

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JPH08216746A
JPH08216746A JP7053562A JP5356295A JPH08216746A JP H08216746 A JPH08216746 A JP H08216746A JP 7053562 A JP7053562 A JP 7053562A JP 5356295 A JP5356295 A JP 5356295A JP H08216746 A JPH08216746 A JP H08216746A
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JP
Japan
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output shaft
power seat
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seat device
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JP7053562A
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Sadao Ito
定夫 伊東
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
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    • B60N2/06Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable
    • B60N2/067Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable by linear actuators, e.g. linear screw mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0224Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充分な芯ずれの吸収性能を実現し、振動およ
び異音の発生を防止するとともに、干渉の発生を阻止す
ること。 【構成】 シート1と、該シート1に取り付けられシー
トを動作させるシート動作機構2と、該シート動作機構
2を回転駆動するモータ3と、該モータ3の出力軸31
1に連結され前記シート動作機構2に前記モータ3から
の回転トルクを増幅して伝達する減速装置4と、前記モ
ータ3の出力軸311および前記減速装置4の入力軸4
11の端部に形成した凹部312、412に係合する両
端係合部51、52と、該両端係合部51、52を連結
するとともに該両端係合部に比べて充分細い連結部53
とが一体的に形成された連結部材5とから成るパワーシ
ート装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーシート装置のモ
ータと減速装置とを、その出力軸および入力軸の端部に
形成した凹部に係合する両端係合部と該両端係合部を連
結するとともに該両端係合部に比べて充分細い連結部と
が一体的に形成された連結部材によって連結するパワー
シート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の第1の動力伝達軸連結装置(実開
昭56−30629)は、図6に示すように一方の軸S
1および他方の軸S2の端部に板状の突起T1、T2を
形成して、直線状のスリットST1、ST2を両端に形
成したカップリング部材Kによって連結して回転連絡す
るとともに、前記一対の軸S1、S2の芯ずれを吸収す
るものであった。
【0003】従来の第2のパワーシート装置(特開昭6
3−34252)は、図7に示すようにモータの出力軸
OSおよび減速装置の入力軸ISの端部に半径方向にス
リットSTを形成して、半円状の凹部HCを両端に形成
した合成樹脂や焼結金属から成る継手Tによって連結し
て回転連絡するとともに、前記モータの出力軸OSおよ
び前記減速装置の入力軸ISの芯ずれを吸収するもので
あった。
【0004】従来の第3のパワーシート装置(実開昭6
4−44844)は、図8に示すようにモータの出力軸
OSおよび減速装置の入力軸ISとの間をコイルスプリ
ングCSにより連結して回転連絡するとともに、前記モ
ータの出力軸OSおよび前記減速装置の入力軸ISの芯
ずれを吸収するものであった。
【0005】従来の第4のパワーシート装置(実開平2
−147328)は、図9に示すようにモータの出力軸
OSおよび減速装置の入力軸ISの端部とをフレキシブ
ルケーブルFCによって連結して回転連絡することによ
り、前記モータの出力軸OSおよび減速装置の入力軸I
Sの芯ずれを吸収するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の従来の動力
伝達軸連結装置は、前記一方の軸S1および他方の軸S
2の端部の前記板状の突起T1、T2と前記カップリン
グ部材Kの直線状のスリットST1、ST2とを係合さ
せるものであるため、干渉が生ずる可能性があるととも
に、前記一対の軸S1、S2の芯ずれの吸収が充分では
ないという問題があった。
【0007】上記第2の従来のパワーシート装置は、前
記モータの前記出力軸OSおよび減速装置の入力軸IS
の前記スリットSTと前記継手Tの前記半円状の凹部H
Cとを係合させるものであるため、干渉が生ずる可能性
があるとともに、前記一対の軸の芯ずれの吸収が充分で
はないため振動および異音が発生する場合があるという
問題があるとともに、前記合成樹脂の継手Tを用いた場
合は前記干渉の問題を緩和するものの、逆に芯ずれ吸収
性能に経時変化の問題が生ずるという問題があった。
【0008】上記第3の従来のパワーシート装置は、前
記モータの出力軸OSおよび前記減速装置の入力軸IS
との間を前記コイルスプリングCSにより連結して回転
連絡するものであるため、該コイルスプリングCSの弾
性変形によりトルク伝達の応答性が悪いという問題があ
った。
【0009】上記第4の従来のパワーシート装置は、前
記モータの出力軸OSおよび前記減速装置の入力軸IS
との間を前記フレキシブルケーブルFCにより連結して
回転連絡するものであるため、前記モータと減速装置と
の間の距離が短い場合には芯ずれの吸収性能が充分でな
く、振動および異音が発生する場合があるという問題が
あった。
【0010】そこで本発明者は、パワーシート装置のモ
ータと減速装置とを、その出力軸および入力軸の端部に
形成した凹部に係合する両端係合部と該両端係合部を連
結するとともに該両端係合部に比べて充分細い連結部と
が一体的に形成された連結部材によって連結するという
本発明の技術的思想に着眼し、更に研究開発を重ねて、
充分な芯ずれの吸収性能を実現し、振動および異音の発
生を防止するとともに、干渉の発生を阻止するという目
的を達成する本発明に到達した。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のパワーシート装置は、シートと、該シー
トに取り付けられシートを動作させるシート動作機構
と、該シート動作機構を回転駆動するモータと、該モー
タの出力軸に連結され前記シート動作機構に前記モータ
からの回転トルクを増幅して伝達する減速装置とから成
るパワーシート装置において、前記モータの出力軸およ
び前記減速装置の入力軸の端部に形成した凹部に係合す
る両端係合部と、該両端係合部を連結するとともに該両
端係合部に比べて充分細い連結部とが一体的に形成され
た連結部材をものである。
【0012】本発明(請求項2に記載の第2発明)のパ
ワーシート装置は、第1発明において、前記モータの出
力軸および前記減速装置の入力軸の端部に形成した凹部
が、同軸的に形成された多角柱状の凹部によって構成さ
れているものである。
【0013】本発明(請求項3に記載の第3発明)のパ
ワーシート装置は、第2発明において、前記連結部材の
両端係合部が、前記モータの出力軸および前記減速装置
の入力軸の前記多角柱状の凹部に係合する多角形状に形
成されているものである。
【0014】本発明(請求項4に記載の第4発明)のパ
ワーシート装置は、第3発明において、前記連結部材の
多角形状の両端係合部を連結する連結部を、円筒軸によ
って構成されているものである。
【0015】本発明(請求項5に記載の第5発明)のパ
ワーシート装置は、第4発明において、前記連結部材の
多角形状の両端係合部と前記円筒軸の前記連結部との間
に、断面積が徐々変化する断面変化部を形成したもので
ある。
【0016】
【作用】上記構成より成る第1発明のパワーシート装置
は、前記モータの出力軸と前記減速装置の入力軸との間
に芯ずれがあっても、前記芯ずれに応じて傾斜した前記
連結部材によって、前記モータの回転トルクが、前記モ
ータの出力軸の端部に形成した凹部に係合した一方の係
合部から該両端係合部を連結する細い連結部を介して前
記減速装置の入力軸の端部に形成した凹部に係合する他
方の係合部に連絡され、前記減速装置によって前記モー
タからの回転トルクを増幅し、前記シートに取り付けら
れ前記シート動作機構に伝達して、前記シートを動作さ
せるものである。
【0017】上記構成より成る第2発明のパワーシート
装置は、前記モータの出力軸と前記減速装置の入力軸と
の間に芯ずれがあっても、前記芯ずれに応じて傾斜した
前記連結部材によって、前記モータの回転トルクが、前
記モータの出力軸の端部に形成した前記多角柱状の凹部
に係合した一方の係合部から該両端係合部を連結する細
い連結部を介して前記減速装置の入力軸の端部に形成し
た前記多角柱状の凹部に係合する他方の係合部に連絡す
るものである。
【0018】上記構成より成る第3発明のパワーシート
装置は、前記モータの出力軸と前記減速装置の入力軸と
の間に芯ずれがあっても、前記芯ずれに応じて傾斜した
前記連結部材によって、前記モータの回転トルクが、前
記モータの出力軸の端部に形成した前記多角柱状の凹部
に係合した前記一方の多角形状の係合部から該両端係合
部を連結する細い連結部を介して前記減速装置の入力軸
の端部に形成した前記多角柱状の凹部に係合する前記他
方の多角形状の係合部に連絡するものである。
【0019】上記構成より成る第4発明のパワーシート
装置は、前記モータの出力軸と前記減速装置の入力軸と
の間に芯ずれがあっても、前記芯ずれに応じて傾斜した
前記連結部材によって、前記モータの回転トルクが、前
記モータの出力軸の端部に形成した前記多角柱状の凹部
に係合した前記一方の多角形状の係合部から該両端係合
部を連結する前記細い円筒軸の連結部を介して前記減速
装置の入力軸の端部に形成した前記多角柱状の凹部に係
合する前記他方の多角形状の係合部に連絡するものであ
る。
【0020】上記構成より成る第5発明のパワーシート
装置は、前記モータの出力軸と前記減速装置の入力軸と
の間に芯ずれがあっても、前記芯ずれに応じて傾斜した
前記連結部材によって、前記モータの回転トルクが、前
記モータの出力軸の端部に形成した前記多角柱状の凹部
に係合した前記一方の多角形状の係合部から断面積が徐
々変化する前記断面変化部を介して該両端係合部に連結
する前記細い円筒軸の連結部を介して前記減速装置の入
力軸の端部に形成した前記多角柱状の凹部に係合する前
記他方の多角形状の係合部に連絡するものである。
【0021】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明のパワーシー
ト装置は、前記モータの出力軸と前記減速装置の入力軸
との間に芯ずれがあっても、前記芯ずれに応じて傾斜し
た前記連結部材によって、前記モータの回転トルクが、
前記減速装置の入力軸の端部に連絡されるので、充分な
芯ずれの吸収性能を実現し、振動および異音の発生を防
止するとともに、干渉の発生を阻止するという効果を奏
する。
【0022】上記作用を奏する第2発明のパワーシート
装置は、前記第1発明の効果に加え、前記モータの出力
軸および前記減速装置の入力軸の端部に同軸的な多角柱
状の凹部を形成したので、前記連結部材の前記両端係合
部に対して確実に回転トルクを伝達することが出来ると
いう効果を奏する。
【0023】上記作用を奏する第3発明のパワーシート
装置は、前記第2発明の効果に加え、前記モータの出力
軸および前記減速装置の入力軸の端部に同軸的な多角柱
状の凹部を形成したので、前記連結部材の前記多角形状
の前記両端係合部に対して面接触することにより、確実
に回転トルクを伝達することが出来るという効果を奏す
る。
【0024】上記作用を奏する第4発明のパワーシート
装置は、前記第3発明の効果に加え、前記モータの出力
軸および前記減速装置の入力軸の端部に係合する前記両
端係合部を連結する前記連結部を細い円筒軸によって構
成したので、前記モータの出力軸および前記減速装置の
入力軸の端部との干渉を回避するとともに、回転におけ
るアンバランスを無くして異音および振動の発生を防止
するという効果を奏する。
【0025】上記作用を奏する第5発明のパワーシート
装置は、前記第4発明の効果に加え、前記モータの出力
軸および前記減速装置の入力軸の端部に係合する前記両
端係合部と該両端係合部を連結する前記細い円筒軸の連
結部との間に断面積が徐々変化する前記断面変化部を形
成したので、前記両端係合部と前記連結部との間に発生
する応力集中を回避するという効果を奏する。
【0026】
【実施例】以下本発明の実施例につき、図面を用いて説
明する。
【0027】(第1実施例)第1実施例のパワーシート
装置は、図1ないし図4に示すようにシート1と、該シ
ート1に取り付けられシートを動作させるシート動作機
構2と、該シート動作機構2を回転駆動するモータ3
と、該モータ3の出力軸311に連結され前記シート動
作機構2に前記モータ3からの回転トルクを増幅して伝
達する減速装置4と、前記モータ3の出力軸311およ
び前記減速装置4の入力軸411の端部に形成した凹部
312、412に係合する両端係合部51、52と、該
両端係合部51、52を連結するとともに該両端係合部
に比べて充分細い連結部53とが一体的に形成された連
結部材5とから成るものである。
【0028】前記シート1は、図2に示すようにシート
クッション部11の下部にシートを前後方向にスライド
させるスライド機構21と、前記シートの高さを調整す
る上下機構22と、背もたれ部12の角度を調整するリ
クライニング機構23とを備えている。
【0029】前記モータ3は、図1ないし図3に示すよ
うに前記シート1のシートクッション部11の前方中央
部に前記スライド機構21を構成するスライドモータ3
1と前記上下機構22を構成する上下モータ32とが配
設され、前記シート1のシートクッション部11の後方
側部に前記リクライニング機構23を構成するリクライ
ニングモータ33が配設されている。
【0030】前記減速装置4は、図1ないし図3に示す
前記スライドモータ31と前記上下モータ32と前記リ
クライニングモータ33に対向する位置に夫々配設され
たスライド用減速装置41と、上下用減速装置42と、
リクライニング用減速装置43とから成る。
【0031】前記スライドモータ31と前記上下モータ
32および前記リクライニングモータ33の出力軸31
1、321、331と、前記スライド用減速装置41と
上下用減速装置42およびリクライニング用減速装置4
3の入力軸411、421、431との間を連絡する連
結部材5は、いずれも同一の構成よりなる。
【0032】前記スライドモータ31と前記スライド用
減速装置41との間を連結する連結部材5について、以
下代表的に説明する。
【0033】前記スライドモータ31の出力軸311お
よび前記スライド用減速装置41の前記入力軸411の
端部に、図1および図4に示すような4角柱状の凹部3
12、412が形成されている。
【0034】前記連結部材5は、図1および図4に示す
ように前記スライドモータ31の出力軸311および前
記スライド減速装置4の入力軸411の端部に形成した
前記4角柱状の凹部312、412に係合する4角形の
両端係合部51、52と、該両端係合部51、52を連
結するとともに該両端係合部に比べて充分細い中実円筒
状の連結部53とが一体的に形成して、いわゆる鉄アレ
イ形状とされている。
【0035】前記連結部材5は、図4に示すように前記
4角形状の両端係合部と前記中実円筒状の前記連結部5
3との間に、断面積が徐々変化する断面変化部54、5
5を形成する。
【0036】上記構成より成る第1実施例のパワーシー
ト装置は、前記スライドモータ31の出力軸311と前
記スライド用減速装置41の前記入力軸411との間に
芯ずれがあっても、前記芯ずれに応じて前記4角柱状の
凹部312、412内において前記4角形の両端係合部
51、52が揺動して、前記芯ずれに応じて前記連結部
材5が傾斜する。
【0037】上記傾斜した前記連結部材5によって、前
記スライドモータ31の回転トルクが、前記スライドモ
ータ31の出力軸311の端部に形成した前記4角柱状
の凹部312に係合した一方の4角形の係合部51から
前記細い中実円筒の連結部53を介して前記他方の4角
形の係合部52に係合する前記スライド用減速装置41
の前記入力軸411の端部に形成した前記4角柱状の凹
部412に連絡され、前記スライド用減速装置41によ
って前記スライドモータ31からの回転トルクを増幅
し、前記シート1に取り付けられ前記シート動作機構2
の前記スライド機構21に伝達して、前記シート1をス
ライド動作させるものである。
【0038】また本第1実施例のパワーシート装置は、
前記上下機構22およびリクライニング機構23につい
ても、上述と同様に動作させることができる。
【0039】上記作用を奏する第1実施例のパワーシー
ト装置は、前記モータ31、32、33の前記出力軸3
11、321、331と前記減速装置41、42、43
の前記入力軸411、421、431との間に芯ずれが
あっても、前記芯ずれに応じて傾斜した前記連結部材5
によって、前記モータ31、32、33の回転トルク
が、前記減速装置41、42、43の前記入力軸41
1、421、431の端部に連絡されるので、充分な芯
ずれの吸収性能を実現して、振動および異音の発生を防
止するとともに、干渉の発生を阻止するという効果を奏
する。
【0040】また第1実施例のパワーシート装置は、前
記モータ31、32、33の前記出力軸311、32
1、331および前記減速装置41、42、43の入力
軸411、421、431の端部に前記4角柱状の凹部
312、322、332を形成したので、前記芯ずれに
応じて前記連結部材5が傾斜しても、前記連結部材5の
前記両端係合部51、52に対して確実に回転トルクを
伝達することが出来るという効果を奏する。
【0041】さらに第1実施例のパワーシート装置は、
前記連結部材5の前記両端係合部51、52を、前記モ
ータ31、32、33の前記出力軸311、321、3
31および前記減速装置4の前記入力軸411、42
1、431の端部の前記凹部312、322、332、
412、422、432に応じた4角形にしたので、該
4角柱状の凹部312、322、332、412、42
2、432と前記両端係合部51、52とが面接触する
ことにより、確実に回転トルクを伝達することが出来る
という効果を奏する。
【0042】また第1実施例のパワーシート装置は、前
記モータ31、32、33の前記出力軸311、32
1、331および前記減速装置41、42、43の前記
入力軸411、421、431の端部に係合する前記両
端係合部51、52を連結する前記連結部53を細い中
実円筒体によって構成されているので、前記モータ3
1、32、33の出力軸311、321、331および
前記減速装置41、42、43の前記入力軸411、4
21、431の端部との干渉を回避するとともに、回転
におけるアンバランスを無くして異音および振動の発生
を防止するという効果を奏する。
【0043】さらに第1実施例のパワーシート装置は、
前記モータ31、32、33の前記出力軸311、32
1、331および前記減速装置41、42、43の前記
入力軸411、421、431の端部に係合する前記両
端係合部51、52と該両端係合部を連結する前記細い
中実円筒体の連結部53との間に断面積が徐々変化する
前記断面変化部54、55を形成したので、前記両端係
合部51、52と前記連結部53との間に発生する応力
集中を回避するという効果を奏する。
【0044】また第1実施例のパワーシート装置は、鉄
アレイ形状の前記連結部材5を用いるので、従来装置の
ように細い鉄線を撚って作ったフレキシブルケーブルに
比べて、製造を容易にして、コストを下げることが出来
るという効果を奏する。
【0045】(第2実施例)第2実施例のパワーシート
装置は、図5に示すように前記連結部材5の4角形の両
端係合部56、57の外側壁を軸方向においてゆるやか
な円弧状に突出する形状にする点のみ前記第1実施例と
相違するものである。
【0046】上記構成より成る第2実施例のパワーシー
ト装置は、前記連結部材5の前記両端係合部56、57
を軸方向において円弧突出形状にしたので、前記モータ
31、32、33の前記出力軸311、321、331
と前記減速装置41、42、43の前記入力軸411、
421、431との間の芯ずれのため、前記両端の係合
部56、57が前記凹部312、322、332内にお
いて揺動して、前記連結部材5が前記芯ずれに応じて傾
斜しても、前記モータ31、32、33の前記出力軸3
11、321、331と前記減速装置41、42、43
の前記入力軸411、421、431の軸端に形成した
4角柱状の凹部の各面と前記連結部材5の前記両端係合
部56、57の円弧突出面との接触状態を一様にするの
で、芯ずれの吸収性能を高めて、振動および異音の発生
を有効に防止するという効果を奏する。
【0047】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0048】上述の実施例においては、一例としてモー
タの出力軸および減速装置の入力軸の軸端に形成した凹
部および連結部材の両端係合部をいずれも4角形にする
例について説明したが、本発明としてそれに限定するも
のではなく、必要に応じて5角形、6角形、8角形その
他の形状を採用することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のパワーシート装置の一部
を示す断面図である。
【図2】本第1実施例のパワーシート装置の全体を示す
斜視図である。
【図3】本第1実施例のパワーシート装置の一部を示す
斜視図である。
【図4】本第1実施例のパワーシート装置の入出力軸お
よび連結部材を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例のパワーシート装置の入出
力軸および連結部材を示す断面図である。
【図6】従来の第1装置の連結部を示す斜視図である。
【図7】従来の第2装置の連結部を示す斜視図である。
【図8】従来の第3装置の連結部を示す側面図である。
【図9】従来の第4装置の連結部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シート 2 シート動作機構 3 モータ 4 減速装置 5 連結部材 311 出力軸 312、412 凹部 411 入力軸 51、52 両端係合部 53 連結部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートと、該シートに取り付けられシー
    トを動作させるシート動作機構と、該シート動作機構を
    回転駆動するモータと、該モータの出力軸に連結され前
    記シート動作機構に前記モータからの回転トルクを増幅
    して伝達する減速装置とから成るパワーシート装置にお
    いて、 前記モータの出力軸および前記減速装置の入力軸の端部
    に形成した凹部に係合する両端係合部と、該両端係合部
    を連結するとともに該両端係合部に比べて充分細い連結
    部とが一体的に形成された連結部材を備えていることを
    特徴とするパワーシート装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記モータの出力軸および前記減速装置の入力軸の端部
    に形成した凹部が、同軸的に形成された多角柱状の凹部
    によって構成されていることを特徴とするパワーシート
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記連結部材の両端係合部が、前記モータの出力軸およ
    び前記減速装置の入力軸の前記多角柱状の凹部に係合す
    る多角形状に形成されていることを特徴とするパワーシ
    ート装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記連結部材の多角形状の両端係合部を連結する連結部
    を、円筒軸によって構成されていることを特徴とするパ
    ワーシート装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記連結部材の多角形状の両端係合部と前記円筒軸の前
    記連結部との間に、断面積が徐々に変化する断面変化部
    を形成したことを特徴とするパワーシート装置。
JP7053562A 1995-02-18 1995-02-18 パワーシート装置 Pending JPH08216746A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100363199C (zh) * 2003-11-19 2008-01-23 宁波双林汽车部件股份有限公司 用于电动座椅水平驱动器的隔振装置
JP2017030630A (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 テイ・エス テック株式会社 シートリフタ

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CN100363199C (zh) * 2003-11-19 2008-01-23 宁波双林汽车部件股份有限公司 用于电动座椅水平驱动器的隔振装置
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