JPH08213881A - 周波数制御回路 - Google Patents

周波数制御回路

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JPH08213881A
JPH08213881A JP7015707A JP1570795A JPH08213881A JP H08213881 A JPH08213881 A JP H08213881A JP 7015707 A JP7015707 A JP 7015707A JP 1570795 A JP1570795 A JP 1570795A JP H08213881 A JPH08213881 A JP H08213881A
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frequency
signal
output
mixer
divided
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JP7015707A
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Mitsuru Seta
満 瀬田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04L2027/0093Intermittant signals

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は周波数のズレた受信信号の中心周波数
を自動的に短時間で検出することができる周波数制御回
路を提供することを目的とする。 【構成】レベル検出手段15で、受信信号S1の周波数
の最大ズレ幅を考慮した周波数帯域を複数の周波数帯域
に分割し、この分割周波数帯域の各々の電力値を検出
し、中心周波数判定手段16で、各々の電力値から最大
電力値の分割周波数帯域を検出し、受信信号S1を復調
した復調信号S4の異常が引込み検出手段13で検出さ
れた場合、受信信号S1の周波数を、制御信号S3に応
じて可変される発振器の発振周波数と混合して周波数変
換を行う周波数制御手段11にて行われる受信信号S1
の掃引が、手段16での検出帯域で行われるように制御
し、復調信号S4の正常が検出された場合、手段11で
の掃引を停止し、発振器の発振周波数が固定されるよう
に制御する制御信号S3を手段14から出力するように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は周波数制御回路に関す
る。この周波数制御回路は、連続波による通信を行う衛
星通信用復調装置等に用いられるものであり、衛星通信
装置や衛星本体にて発生した周波数ズレを、その中心周
波数に掃引して合わせることによって自動的に補正する
ための周波数掃引/停止型のAFC(Automatic Frequen
cy Control) 方式によるものである。このような周波数
制御回路においては、周波数のズレた受信信号の中心周
波数を極力短時間で検出することが要望されている。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な周波数掃引/停止型のA
FC方式による周波数制御回路は、例えば電源立ち上げ
後、初めて周波数引き込み(周波数補正)を開始する場
合、任意又はある固定の周波数から掃引を開始するよう
に構成されている。
【0003】しかし、このような方式では、受信信号の
中心周波数が掃引開始周波数から離れていたり、近くで
あっても掃引方向とは逆側であった場合に、中心周波数
の引き込みに長時間を要するという欠点があった。
【0004】そこでそのような欠点を解消するために、
図9に示すタイプの周波数制御回路が知られている。図
9に示す周波数制御回路は、電圧制御発振器(発振器)
1と、ミキサ2と、フィルタ3と、積分器4と、ゲイン
値記憶選択回路5と、復調器6とを具備して構成されて
いる。
【0005】発振器1は、ゲイン値記憶選択回路5から
出力される周波数制御信号に応じて周波数が可変される
発振信号をミキサ1へ出力する。ミキサ2は、受信信号
に発振信号を混合することによって、受信信号の周波数
変換を行い、復調器6へ出力すると共に変換周波数信号
のみを通過させるフィルタ3を介して積分器4へ出力す
る。復調器6は、ミキサ2の出力信号の復調を行い、こ
の復調により得られるデータを出力する。
【0006】積分器4は、フィルタ3を通過したミキサ
2の出力信号を積分することによってそのゲイン値(電
力)を計算し、ゲイン値記憶選択回路5へ出力する。ゲ
イン値記憶選択回路5は、ゲイン値を記憶し、この記憶
されたゲイン値に基づく周波数制御信号を発振器1へ出
力するものであり、ミキサ1に入力される受信信号の周
波数帯域をN分割して得られるN個の周波数の信号のゲ
イン値が入力されるように、周波数制御信号を発振器1
へ出力し、この出力によって得られるN個のゲイン値の
うち最大のものを検出し、最大ゲイン値の周波数の近傍
のみでAFCをかけるように周波数制御信号を出力す
る。
【0007】このような構成によれば、受信信号の引き
込むべき周波数範囲に対して、まず大まかに電力分布が
測定され、最も高い電力が検出された周波数部分につい
てのみAFCがかけられるので、短時間で中心周波数の
引き込みを行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した図
9に示す従来の周波数制御回路においては、受信信号が
例えば図10の周波数スペクトル図に示すように、PS
K(Phase Shift Keying)変調波の場合、受信信号の中心
周波数f0 (49MHz)の付近が広範囲に渡ってフラ
ット(PSKとロールオフ・フィルタを使うことが多
く、その場合に、中心周波数付近がフラットとなる)で
あり電力分布が一定であるため、受信信号の周波数帯域
をN分割、例えば500KHz毎にSR1 〜SR7 の周
波数スロットに分割し、各スロットSR1 〜SR7 毎の
最大ゲイン値を求めた場合、最大ゲイン値のスロットが
SR3 ,SR4 ,SR5 と複数存在するため、中心周波
数f0の存在部分を正確に検出することができない問題
があった。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、周波数のズレた受信信号の中心周波数を自
動的に短時間で検出することができる周波数制御回路を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の周波数制
御回路の原理図を示す。この周波数制御回路は、受信信
号S1の中心周波数を掃引により自動的に検出するもの
である。
【0011】図中、11は周波数制御手段であり、受信
信号S1の周波数を、制御信号S3に応じて可変する第
1電圧制御発振器の発振周波数と第1ミキサで混合する
ことにより他の周波数に変換するものである。
【0012】12は復調手段であり、周波数制御手段1
1の出力信号S2を復調するものである。13は引込み
検出手段であり、復調手段12から出力される復調信号
S4の正常/異常を検出するものである。
【0013】15はレベル検出手段であり、受信信号S
1の中心周波数にその受信周波数帯域を加減算して得ら
れる周波数帯域を複数の周波数帯域に分割し、この分割
周波数帯域の各々の電力値を検出するものである。
【0014】16は中心周波数判定手段であり、レベル
検出手段15で検出された各々の電力値から最大のもの
を検出し、この検出された最大電力値の分割周波数帯域
の情報を出力するものであって、最大電力値の分割周波
数帯域が連続して奇数個存在する場合は中央の分割周波
数帯域の情報を出力し、連続して偶数個存在する場合は
中央の2つの内、受信信号S1の掃引方向における掃引
開始側の分割周波数帯域の情報を出力し、離れた分割周
波数帯域で同じ最大電力値が検出された場合は連続する
最大電力値の分割周波数帯域の中から、奇数個存在する
場合及び偶数個存在する場合と同様に分割周波数帯域の
情報を出力するものである。
【0015】14は掃引/停止制御手段であり、引込み
検出手段13が復調信号S4の異常を検出した場合、分
割周波数帯域の情報に対応する帯域幅で受信信号S1の
掃引を行うように制御する制御信号S3を周波数制御手
段14の第1電圧制御発振器へ出力し、復調信号S4の
正常を検出した場合、第1電圧制御発振器の発振周波数
が固定されるように制御する制御信号S3を出力するも
のである。
【0016】
【作用】上述した本発明によれば、レベル検出手段15
で、受信信号S1のズレ幅を考慮した周波数帯域が複数
の帯域に分割され、この分割周波数帯域の各々の電力値
が検出される。この各々の電力値の中から最大のものを
有する分割周波数帯域が、中心周波数判定手段16で検
出されることにより受信信号S1の中心周波数を含む狭
い帯域が検出される。
【0017】一方、引込み検出手段13において、復調
信号S4の異常が検出されている場合、即ち受信信号S
1の正しい引き込みが行われていない場合は、中心周波
数判定手段16から出力される分割周波数帯域の情報に
対応する帯域幅、即ち狭い帯域幅で周波数制御手段11
にて受信信号S1の掃引が行われるように掃引/停止制
御手段14が制御信号S3によって制御する。
【0018】このような制御によって掃引が狭い帯域の
みで行われるので、掃引時間がかなり短縮されることに
なる。この掃引によって受信信号S1の中心周波数が検
出された場合、復調信号S4が正しいものとなるので、
引込み検出手段13で復調信号S4の正常が検出され
る。
【0019】即ち、受信信号S1の正しい引き込みが行
われている状態なので、この状態を保持するために、掃
引/停止制御手段14が制御信号S3によって周波数制
御手段11における掃引を停止し、周波数制御手段11
の発振器の発振周波数が固定されるように制御する。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図2は本発明の第1実施例による周波数制
御回路のブロック構成図である。
【0021】図2において、11は周波数制御部、12
は復調部、13は引込み検出部、14は掃引/停止制御
部、15はレベル検出部、16は中心周波数判定部であ
る。また、レベル検出部15は、ミキサ17と、フィル
タ18と、電力検出部19と、掃引指示部20と、VC
XO(Voltage-controlled crystal oscillator) 21と
を具備して構成されている。中心周波数判定部16は、
ピーク検出部22と、中心判定回路23とを具備して構
成されている。
【0022】周波数制御部11は、図示せぬ送信装置か
ら送られてきた信号(受信信号)S1の周波数fR ±Δ
f(fR は本来の受信中心周波数、Δfは周波数ズレ)
を周波数変換により、ある所定の周波数fA に変換する
ものであり、図示せぬミキサとVCXOとを具備して構
成されており、掃引/停止制御部14から出力される制
御信号S3がVCXOに供給され、これに応じて周波数
が可変するVCXOの出力信号をミキサで受信信号S1
と混合することによって周波数変換を行う。
【0023】復調部12は、周波数制御部11で変換さ
れた信号S2を復調し、この復調信号S4を図示せぬデ
ータ処理部へ出力すると共に、引込み検出部13へ出力
する。
【0024】引込み検出部13は、復調信号S4に含ま
れる同期信号を検出し、この検出時に受信すべき周波数
の引き込みが正しく行われていることを示す引込み状態
信号S5を掃引/停止制御部14へ出力する。
【0025】レベル検出部15は、受信信号S1の中心
周波数fR の最大ズレ幅±Δfmax及び受信したい信号
の帯域幅(=Bとする)を考慮した周波数帯域fR ±
(Δf max +B/2)を複数の周波数帯域(周波数スロ
ット)SR1 〜SRn に分割し、この分割された周波数
スロットSR1 〜SRn の電力値を検出するものであ
る。
【0026】但し、最大ズレ幅±Δfmax とは、衛星通
信装置や衛星本体にて発生する可能性のあるズレの最大
値の合計である。例えば図3に示すように、最大ズレ幅
±Δfmax =±1MHzの本来受信したい受信信号S1
の周波数帯域幅Bが2MHz、中心周波数fR が140
MHzであれば、分割されるべき周波数帯域は138〜
142MHzとなる。図3において、符号25で示す周
波数帯域は、本来受信したい受信信号S1の中心周波数
R がf0 にズレた場合(+側の最大にズレた場合)を
示すものである。
【0027】レベル検出部15の掃引指示部20は、前
記した周波数帯域fR ±(Δfmax+B/2)を複数の
スロット、ここでは図3に示すようにスロットSR1
SR 8 に8分割し、各スロットを順次掃引する指示を行
う。
【0028】この指示は掃引指示信号S6によって行わ
れ、まず、138〜138.5MHzの帯域幅を示すス
ロットSR1 の電力値を検出するために、VCXO21
からミキサ17へ出力される信号S7が118(13
8.25)MHzとなるように制御する掃引指示信号S
6を出力する。
【0029】この制御に応じてVCXO21から118
(138.25)MHzの信号S7が出力されると、ミ
キサ17で受信信号S1と混合され、スロットSR1
対応する周波数帯が20〜20.5MHz(0〜0.2
5MHz)の信号S8としてフィルタ18へ出力される
ことになる。
【0030】フィルタ18は、20〜20.5MHz
(0〜0.25MHz)の信号のみを通過させるもので
あり、前記した20〜20.5MHz(0〜0.25M
Hz)の信号S8が入力されると、それを通過させ、電
力検出部19へ出力する。
【0031】電力検出部19は、フィルタ18を通過し
た信号S9の電力強度(電力値)を検出するものであ
り、スロットSR1 に対応した信号S9が入力されるこ
とによって、スロットSR1 の電力値、即ち受信信号S
1の138〜138.5MHzの帯域幅の電力値が検出
される。
【0032】同様に、138.5〜139MHzの帯域
幅を示すスロットSR2 の電力値を検出する場合、VC
XO21の出力信号S7が118.5(138.75)
MHzとなるように制御する掃引指示信号S6を掃引指
示部20が出力する。これによってスロットSR2 に対
応する周波数帯が、20〜20.5MHz(0〜0.2
5MHz)の信号としてフィルタ18を通過して信号S
9として電力検出部19へ入力され、ここでスロットS
2 の電力値、即ち、受信信号S1の138.5〜13
9MHzの帯域幅の電力値が検出される。
【0033】以下同様に、スロットSR3 〜SR8 の各
々の電力値を検出するための指示が掃引指示部20で行
われ、スロットSR3 〜SR8 に対応する受信信号S1
の帯域幅の電力値が検出される。
【0034】中心周波数判定部16は、電力検出部19
で検出された各スロットSR1 〜SR8 の電力値の最大
のものを検出し、この検出された最大電力値のスロット
情報を掃引/停止制御部14へ出力するものである。
【0035】即ち、中心周波数判定部16のピーク検出
部22は、電力検出部19から出力される電力値が、こ
の際に入力される掃引指示信号S6からどのスロットS
1〜SR8 のものなのかを検出してスロットSR1
SR8 毎に電力値を一旦記憶し、この記憶電力値の中か
ら最大値のスロットを検出して中心判定回路23へ出力
する。
【0036】中心判定回路23は、ピーク検出部22か
ら出力された最大電力値のスロットが1つであれば、そ
の最大電力値のスロット情報S10を掃引/停止制御部
14へ出力するが、最大電力値のスロットが複数存在す
る場合は、その複数のスロットの中央のスロット情報S
10を出力する。
【0037】ここで、最大電力値のスロットが奇数個存
在する場合は、その中央のスロット情報S10を出力
し、偶数個存在する場合は、その中央の2つの内、掃引
/停止制御部14が受信信号S1に対して行う掃引方向
における掃引開始側のスロット情報S10を出力する。
【0038】また、図3に符号26で示すように、受信
したい電波25の隣接波が、スロット分けを行う周波数
帯域fR ±(Δfmax +B/2)に入り込んだ場合、全
く離れたスロットで同じ最大電力値が検出される可能性
があるが、このようなケースの場合、最大電力値のスロ
ットが連続するスロット群の中から、前記したようにス
ロットを選択してそのスロット情報S10を掃引/停止
制御部14へ出力する。
【0039】掃引/停止制御部14は、引込み検出部1
3から出力される引込み状態信号S5が、受信すべき周
波数の引き込みが正しく行われていないことを示すもの
であれば、この際に、中心判定回路23から出力される
スロット情報S10に応じた周波数帯域の掃引を行う制
御信号S3を周波数制御部11へ出力する。
【0040】例えばスロット情報S10が図3に示すス
ロットSR6 の情報であるとすると、周波数制御部11
が受信信号S1の140.5〜141MHzの帯域を周
波数が高くなる方向に掃引する制御信号S3を出力す
る。
【0041】この掃引によって周波数制御部11から順
次出力される信号S2が復調部12で復調され、この復
調信号S4に含まれる同期信号が引込み検出部13で検
出されたとすると、引込み状態信号S5が、受信すべき
周波数の引き込みが正しく行われていることを示すもの
となる。
【0042】この場合、掃引/停止制御部14は、制御
信号S3によって、周波数制御部11に対して掃引を停
止し、現時点での受信信号S1の周波数の引き込みを行
うように制御する。
【0043】即ち、図3に示す受信信号25では中心周
波数f0 が141MHzなので、掃引によって141M
Hzの受信信号S1が引き込まれた場合に掃引を停止し
てその141MHzの中心周波数f0 の引き込みを行う
ように制御する。
【0044】以上説明した第1実施例の周波数制御回路
によれば、受信信号S1の最大ズレ幅と受信したい信号
の帯域幅を考慮した周波数帯域を分割して得られる複数
の周波数スロットSR1 〜SRn の中から、周波数のズ
レた受信信号S1の中心周波数f0 が存在する周波数ス
ロットを正確に検出することができ、この検出された周
波数スロットの帯域のみで掃引を行って中心周波数f0
を検出することができるので、短時間で所望とする周波
数の引き込みを行うことが可能となる。
【0045】次に、第2実施例を図4を参照して説明す
る。但し、図4に示す第2実施例において図2に示した
第1実施例の各部に対応する部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0046】図4に示す第2実施例が図2に示した第1
実施例と異なる点は、図2に示したレベル検出部15の
構成を図4に示すレベル検出部41のように変更した点
にある。即ち、レベル検出部41を、シンセサイザ42
と、ミキサ43と、N個のフィルタ441 〜44n と、
N個の電力検出部451 〜45n とを具備して構成した
点にある。
【0047】シンセサイザ42は、受信信号S1の周波
数をミキサ43にて他の周波数に変換するための発振信
号S20を出力するものである。例えば、受信信号S1
の中心周波数fR が上述の第1実施例同様に140MH
zであり、これを48MHzに変換してミキサ43から
出力する場合、シンセサイザ42から92MHzの信号
S20を出力するようになっている。これによってミキ
サ43から中心周波数fF が48MHzの信号S21が
出力される。
【0048】各フィルタ441 〜44n は、各々異なる
通過帯域を有しており、ミキサ43の出力信号S21を
通過させるものである。この例では、フィルタ441
44n の個数を8個とし、第1実施例で説明した受信信
号S1の中心周波数fR の最大ズレ幅±Δfmax 及び受
信したい信号の帯域幅Bを考慮した周波数帯域fR ±
(Δfmax +B/2)がミキサ43で変換された、図5
に示す周波数帯域fF ±(Δfmax +B/2)である4
6〜50MHzを、フィルタ441 〜448 個数に対応
する8つの周波数スロットSR1 〜SR8 (各通過帯域
幅は500KHz)に分割し、この分割されたスロット
SR 1 〜SR8 の周波数帯域を通過させるようにしてあ
る。但し、図5において、符号47で示す周波数帯域
は、本来受信したい信号の中心周波数fF がf0 にズレ
た場合を示すものである。
【0049】即ち、第1フィルタ441 は、ミキサ43
の出力信号S21のスロットSR1の周波数帯域である
46MHz〜46.5MHzの信号を通過させ、第2フ
ィルタ442 は、スロットSR2 の周波数帯域である4
6.5MHz〜47MHzの信号を通過させ、…、第8
フィルタ442 は、スロットSR8 の周波数帯域である
49.5MHz〜50MHzの信号を通過させるように
なっている。
【0050】各電力検出部451 〜45n は、フィルタ
441 〜44n と同個数であり、各フィルタ441 〜4
n を通過した信号の電力値を検出するものである。こ
こではフィルタ441 〜448 を8個としたので、電力
検出部451 〜458 も8個とする。
【0051】即ち、第1電力検出部451 は、第1フィ
ルタ441 を通過した46MHz〜46.5MHzの信
号の電力値を検出し、第2電力検出部452 は、第2フ
ィルタ442 を通過した46.5MHz〜47MHzの
信号の電力値を検出し、…、第8電力検出部458 は、
第8フィルタ448 を通過した49.5MHz〜50M
Hzの信号の電力値を検出するようになっている。
【0052】これら検出された各スロットSR1 〜SR
8 の電力値は、ピーク検出部22で第1実施例で説明し
たと同様にその最大値のものが検出される。以上説明し
た第2実施例においても第1実施例同様の効果を得るこ
とができる。
【0053】次に、第3実施例を図6を参照して説明す
る。但し、図6に示す第3実施例において図4に示した
第2実施例の各部に対応する部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0054】図6に示す第3実施例が図4に示した第2
実施例と異なる点は、図4に示したレベル検出部41に
用いられていたシンセサイザ42及びミキサ43を、図
6に示すように周波数制御部51に移動し、図4には示
されていないが周波数制御部51の元の構成要素である
ミキサ53の入力側にミキサ43の出力側を接続した点
にある。また、周波数制御部51に符号52で示すVC
XOも周波数制御部51の元の構成要素であり、制御信
号S3に応じた発振信号をミキサ53に供給するもので
ある。
【0055】従って、図6に示すレベル検出部54は、
各々が周波数制御部51のミキサ43の出力側に接続さ
れたフィルタ441 〜44n と、電力検出部451 〜4
nとから構成されている。
【0056】このような第3実施例の構成においても、
周波数制御部51のミキサ43で第2実施例で説明した
と同様に受信信号S1の周波数変換を行って各フィルタ
44 1 〜44n へ出力するので、第2実施例同様の効果
を得ることができる。
【0057】次に、第4実施例を図7を参照して説明す
る。但し、図7に示す第4実施例において図2に示した
第1実施例の各部に対応する部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0058】図7に示す第4実施例が図2に示した第1
実施例と異なる点は、図2に示した掃引指示部20の機
能を図7に示す掃引/停止制御部28に持たせ、更に図
2に示したVCXO21及びミキサ17を、図7に示す
周波数制御部11のVCXO30及びミキサ31で共用
させるようにした点にある。
【0059】即ち、レベル検出部29は、ミキサ31の
出力信号S2の20〜20.5MHz(0〜0.25M
Hz)の周波数成分のみを通過させるフィルタ18と電
力検出部19とから構成されている。
【0060】また、掃引/停止制御部28は、第1実施
例で説明した図2に示す掃引/停止制御部14の機能の
他に、受信信号S1の中心周波数fR の最大ズレ幅±Δ
ma x 及び受信信号S1の帯域幅Bを考慮した周波数帯
域fR ±(Δfmax +B/2)を複数の周波数スロット
に分割、ここでは図3に示すスロットSR1 〜SR8
8分割して、各スロットを順次掃引する指示を制御信号
S3にて行い、その指示において現在どのスロットが指
示されているかを示す信号S12をピーク検出部22へ
出力する機能を有している。
【0061】このような構成によれば、まず、図3に示
す138〜138.5MHzの帯域幅を示すスロットS
1 の電力値を検出するために、VCXO30からミキ
サ31へ出力される発振信号が118(138.25)
MHzとなるように制御する制御信号S3が掃引/停止
制御部28から出力される。
【0062】この制御に応じてVCXO30から118
(138.25)MHzの信号が出力されると、ミキサ
31で受信信号S1と混合され、ここで受信信号S1が
スロットSR1 に対応する周波数帯であれば、20〜2
0.5MHz(0〜0.25MHz)の信号S2として
フィルタ18を介して電力検出部19へ出力される。
【0063】電力検出部19において、フィルタ18を
通過した信号の電力値、即ち受信信号S1のスロットS
1 の電力値が検出される。この検出された電力値はピ
ーク検出部22へ入力され、この際、ピーク検出部22
に供給されているスロットを示す信号S12から、電力
値がどのスロットのものなのかが判断され、スロットS
1 に対応付けて電力値が一旦記憶される。
【0064】以下同様に、スロットSR2 〜SR8 の各
々の電力値を検出するための指示が掃引/停止制御部2
8で行われ、スロットSR2 〜SR8 に対応する受信信
号S1の帯域幅の電力値が検出され、ピーク検出部22
に一旦記憶される。
【0065】ピーク検出部22において、全てのスロッ
トSR1 〜SR8 の電力値が記憶されると、その中から
最大値のスロットが検出され、中心判定回路23へ出力
される。
【0066】中心判定回路23において、ピーク検出部
22から出力された最大電力値のスロットの情報S10
が第1実施例で説明したと同様に掃引/停止制御部28
へ出力される。
【0067】掃引/停止制御部28において、引込み検
出部13から出力される引込み状態信号S5が、受信す
べき周波数の引き込みが正しく行われていないことを示
すものであれば、この際に、中心判定回路23から出力
されるスロット情報S10に応じた受信信号S1の周波
数帯域の掃引を行う制御信号S3が周波数制御部11へ
出力される。
【0068】例えばスロット情報S10が図3に示すス
ロットSR6 の情報であるとすると、周波数制御部11
が受信信号S1の140.5〜141MHzの帯域を周
波数が高くなる方向に掃引する制御信号S3が出力され
る。
【0069】この掃引によって周波数制御部11から順
次出力される信号S2が復調部12で復調され、この復
調信号S4に含まれる同期信号が引込み検出部13で検
出されたとすると、引込み状態信号S5が、受信すべき
周波数の引き込みが正しく行われていることを示すもの
となる。
【0070】この場合、掃引/停止制御部28が制御信
号S3によって、周波数制御部11に対して掃引を停止
し、現時点での受信信号S1の周波数の引き込みを行う
ように制御する。
【0071】即ち、図3に示す受信信号25では中心周
波数f0 が141MHzなので、掃引によって141M
Hzの受信信号S1が引き込まれた場合に掃引を停止し
てその141MHzの中心周波数f0 の引き込みを行う
ように制御する。
【0072】以上説明した第4実施例によれば、第1実
施例同様の効果を奏する他、周波数スロット分けを行う
場合のVCXOとミキサを周波数制御部11のもので共
用させたので、その分回路を小型にすることが可能であ
る。
【0073】次に、第5実施例を図8を参照して説明す
る。但し、図8に示す第5実施例において図7に示した
第4実施例の各部に対応する部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0074】図8に示す第5実施例の基本的構成は、図
7に示した第4実施例と同様であるが、受信信号S1が
4相位相変調波であるとし、周波数制御部61と復調部
62とが、90°ハイブリッド回路(90°)69及び
ミキサ70,71を共通に使用した構成となっている。
【0075】即ち、周波数制御部61は、受信周波数情
報S23によって、その出力発振信号S24の周波数が
可変されるシンセサイザ68と、受信信号S1の周波数
を発振信号S24の周波数と混合して周波数変換を行う
ミキサ67と、90°ハイブリッド回路69と、ミキサ
70及び71と、VCXO72とを具備して構成されて
いる。
【0076】この例では、シンセサイザ68の発振信号
S24の周波数が受信周波数情報S23により92MH
zに固定され、ミキサ67によって受信信号S1の14
0MHzの中心周波数fR が48MHzに変換されるも
のとする。
【0077】90°ハイブリッド回路69は、ミキサ6
7の出力信号S25の位相を90°ずらすことによっ
て、4相位相変調波のIチャネル成分とQチャネル成分
とに分離し、Iチャネル成分をミキサ70へ、Qチャネ
ル成分をミキサ71へ出力する。
【0078】また各ミキサ70、71は、それら入力さ
れるI及びQチャネル成分の信号を制御信号S3応じて
可変するVCXO72の発振信号S26と混合すること
によって、ベースバンド帯の信号S29及びS30に変
換して出力する。
【0079】復調部62は、90°ハイブリッド回路6
9と、ミキサ70及び71と、VCXO72と、各々2
50KHz帯域幅のフィルタ73及び74と、A/D変
換器(A/D)75及び76とを具備して構成されてい
る。
【0080】A/D変換器75及び76は、各フィルタ
73及び74を介して入力されるミキサ70及び71の
出力信号S29及びS30を、ディジタル信号に変換
し、これを復調信号I及びQとして出力する。
【0081】また、引込み検出部13は、UW検出部6
3で構成されており、Iチャネル成分である復調信号I
とQチャネル成分である復調信号Qとに含まれるユニー
クワード(同期信号)を検出して出力する。
【0082】掃引/停止制御部28は、同期保護部64
と、判断回路65と、制御電圧カウンタ66とを具備し
て構成されている。同期保護部64は、UW検出部63
でユニークワードが所定回数連続して検出された場合に
復調信号I及びQの同期が取れていることを判断し、こ
の判断結果を判断回路65へ出力する。
【0083】判断回路65は、その判断結果が同期が取
れていないことを示す場合、図5に示すように、ミキサ
67の出力信号S25の中心周波数fF の最大ズレ幅±
Δf max と受信したい信号の帯域幅Bを考慮した周波数
帯域fF ±(Δfmax +B/2)を周波数スロットSR
1 〜SR8 に8分割際のスロットSR1 〜SR8 の中心
周波数fS1〜fS8がVCXO72から順次出力されるよ
うに、制御電圧カウンタ66へ指示を出し、この際、ど
のスロットSR1 〜SR8 を指示しているかを示す信号
S12をピーク検出部22へ出力する。
【0084】また、判断結果が同期が取れていないこと
を示す場合に、中心判定回路23から周波数スロット情
報S10が送出された場合、その情報S10が示すスロ
ットの周波数帯域で掃引を行うための発振周波数がVC
XO72から出力されるように、制御電圧カウンタ66
へ指示を出す。
【0085】一方、判断結果が同期が取れていることを
示す場合、現在VCXO72から出力されている周波数
の発振信号S26を固定するように制御電圧カウンタ6
6へ指示を出す。
【0086】制御電圧カウンタ66は、判断回路65の
指示に応じた制御信号S3をVCXO72へ出力する。
また、レベル検出部29のフィルタ18は、0〜250
KHzの帯域の信号を通過させるものとする。
【0087】このような構成において、まず、図5に示
す46〜46.5MHzの帯域幅のスロットSR1 の電
力値を検出するために、VCXO72からミキサ70,
71へ出力される発振信号S26が46.25MHzと
なるように制御する制御信号S3が制御電圧カウンタ6
6から出力されるように、判断回路65が指示する。
【0088】これによって、VCXO72から46.2
5MHzの信号が出力されると、ミキサ70,71で、
90°ハイブリッド回路69を介したミキサ67の出力
信号S25が混合される。ここで信号S25がスロット
SR1 に対応する周波数帯であれば、ミキサ70,17
の出力信号S29,30が0〜250KHzとなり、そ
の信号S29,30がフィルタ18を介して電力検出部
19へ出力される。
【0089】電力検出部19において、フィルタ18を
通過した信号の電力値、即ち受信信号S1のスロットS
1 の電力値が検出される。この検出された電力値はピ
ーク検出部22へ入力され、この際、ピーク検出部22
に供給されているスロットを示す信号S12から、電力
値がどのスロットのものなのかが判断され、スロットS
1 に対応付けて電力値が一旦記憶される。
【0090】以下同様に、スロットSR2 〜SR8 の各
々の電力値を検出するための指示が判断回路65で行わ
れ、スロットSR2 〜SR8 の電力値が検出され、ピー
ク検出部22に一旦記憶される。
【0091】ピーク検出部22において、全てのスロッ
トSR1 〜SR8 の電力値が記憶されると、その中から
最大値のスロットが検出され、中心判定回路23へ出力
される。
【0092】中心判定回路23において、ピーク検出部
22から出力された最大電力値のスロットの情報S10
が判断回路65へ出力される。この時、同期保護部64
において、UW検出部63から出力される判断結果の信
号S5が同期が取れていないことを示すものである場
合、中心判定回路23から出力されるスロット情報S1
0に応じたスロットの掃引を行う制御信号S3がVCX
O72へ出力される。
【0093】例えばスロット情報S10が図5に示すス
ロットSR6 の情報であるとすると、48.5〜49M
Hzの帯域を周波数が高くなる方向に掃引する制御信号
S3が出力される。
【0094】この掃引によって、UW検出部63から出
力される判断結果の信号S5が同期が取れていることを
示すものであり、この信号S5が所定回数連続して同期
保護部64に入力されると、判断回路65が制御信号S
3によってVCXO72の発振周波数を固定するように
指示する。つまり、現時点での受信信号S1の周波数の
引き込みを行うように指示する。
【0095】これによって、図5に示す中心周波数f0
=49MHzでの受信信号S1の引き込みが行われる。
以上説明した第5実施例においても第4実施例同様の効
果を奏する。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
周波数のズレた受信信号の中心周波数を自動的に短時間
で検出することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例による周波数制御回路のブ
ロック構成図である。
【図3】受信信号の周波数帯域及び周波数スロットを示
すスペクトル図である。
【図4】本発明の第2実施例による周波数制御回路のブ
ロック構成図である。
【図5】受信信号の周波数変換を行った際の周波数帯域
及び周波数スロットを示すスペクトル図である。
【図6】本発明の第3実施例による周波数制御回路のブ
ロック構成図である。
【図7】本発明の第4実施例による周波数制御回路のブ
ロック構成図である。
【図8】本発明の第5実施例による周波数制御回路のブ
ロック構成図である。
【図9】従来例による周波数制御回路のブロック構成図
である。
【図10】PSK変調波の周波数スペクトル図である。
【符号の説明】
11 周波数制御手段 12 復調手段 13 引込み検出手段 14 掃引/停止制御手段 15 レベル検出手段 16 中心周波数判定手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号の中心周波数を掃引により自動
    的に検出する周波数制御回路において、 前記受信信号の周波数を、第1電圧制御発振器の発振周
    波数と第1ミキサで混合することにより他の周波数に変
    換する周波数制御手段と、 該周波数制御手段の出力信号を復調する復調手段と、 該復調手段から出力される復調信号の正常/異常を検出
    する引込み検出手段と、 該受信信号の中心周波数にその受信周波数帯域を加減算
    して得られる周波数帯域を複数の周波数帯域に分割し、
    この分割周波数帯域の各々の電力値を検出するレベル検
    出手段と、 該レベル検出手段で検出された電力値から最大のものを
    検出し、この検出された最大電力値の分割周波数帯域の
    情報を出力するものであり、該最大電力値の分割周波数
    帯域が連続して奇数個存在する場合は中央の分割周波数
    帯域の情報を出力し、連続して偶数個存在する場合は中
    央の2つの内、前記受信信号の掃引方向における掃引開
    始側の分割周波数帯域の情報を出力し、互いに離れた分
    割周波数帯域で同じ最大電力値が検出された場合は連続
    する最大電力値の分割周波数帯域の中から、該奇数個存
    在する場合及び該偶数個存在する場合と同様に分割周波
    数帯域の情報を出力する中心周波数判定手段と、 前記引込み検出手段が前記復調信号の異常を検出した場
    合、該分割周波数帯域の情報に対応する帯域幅で前記受
    信信号の掃引を行うように制御する周波数制御信号を前
    記第1電圧制御発振器へ出力し、該復調信号の正常を検
    出した場合、該第1電圧制御発振器の発振周波数が固定
    されるように制御する周波数制御信号を出力する掃引/
    停止制御手段とを具備したことを特徴とする周波数制御
    回路。
  2. 【請求項2】 前記レベル検出手段を、第2電圧制御発
    振器と、前記受信信号の周波数を、該第2電圧制御発振
    器の発振周波数と混合することにより他の周波数に変換
    する第2ミキサと、該第2ミキサの所定帯域のみの出力
    信号を通過させるフィルタと、該フィルタを通過した信
    号の電力値を検出し、前記中心周波数判定手段へ出力す
    る電力検出部と、前記分割周波数帯域の信号が該第2ミ
    キサから出力されるように、該電圧制御発振器の発振周
    波数を制御する掃引指示部とを具備して構成したことを
    特徴とする請求項1記載の周波数制御回路。
  3. 【請求項3】 前記レベル検出手段を、第1発振器と、
    前記受信信号の周波数を、該第1発振器の発振周波数と
    混合することにより他の周波数に変換する第3ミキサ
    と、該受信信号の周波数帯域をその中心周波数に加減算
    して得られる周波数帯域を該第3ミキサで周波数変換し
    た場合の周波数帯域が、複数の周波数帯域に分割された
    分割周波数帯域の各々を通過させるものであり、該第3
    ミキサの出力側に接続された複数のフィルタと、該複数
    のフィルタを通過した信号の電力値を検出し、前記中心
    周波数判定手段へ出力する複数の電力検出部とを具備し
    て構成したことを特徴とする請求項1記載の周波数制御
    回路。
  4. 【請求項4】 前記周波数制御手段を、前記第1電圧制
    御発振器の入力側に接続した第4ミキサと、この第4ミ
    キサで前記受信信号の周波数変換を行うための発振信号
    を供給する第2発振器とを具備して構成し、前記レベル
    検出手段を、該受信信号の周波数帯域をその中心周波数
    に加減算して得られる周波数帯域を該第4ミキサで周波
    数変換した場合の周波数帯域が、複数の周波数帯域に分
    割された分割周波数帯域の各々を通過させるものであ
    り、該第4ミキサの出力側に接続された複数のフィルタ
    と、該複数のフィルタを通過した信号の電力値を検出
    し、前記中心周波数判定手段へ出力する複数の電力検出
    部とを具備して構成したことを特徴とする請求項1記載
    の周波数制御回路。
  5. 【請求項5】 受信信号の中心周波数を掃引により自動
    的に検出する周波数制御回路において、 前記受信信号の周波数を、電圧制御発振器の発振周波数
    とミキサで混合することにより他の周波数に変換する周
    波数制御手段と、 該周波数制御手段の出力信号を復調する復調手段と、 該復調手段から出力される復調信号の正常/異常を検出
    する引込み検出手段と、 フィルタを介した該ミキサの出力信号の電力値を検出す
    るレベル検出手段と、 該レベル検出手段で検出された電力値から最大のものを
    検出し、この検出された最大電力値の分割周波数帯域の
    情報を出力するものであり、該最大電力値の分割周波数
    帯域が連続して奇数個存在する場合は中央の分割周波数
    帯域の情報を出力し、連続して偶数個存在する場合は中
    央の2つの内、前記受信信号の掃引方向における掃引開
    始側の分割周波数帯域の情報を出力し、離れた分割周波
    数帯域で同じ最大電力値が検出された場合は連続する最
    大電力値の分割周波数帯域の中から、該奇数個存在する
    場合及び該偶数個存在する場合と同様に分割周波数帯域
    の情報を出力する中心周波数判定手段と、 該受信信号の中心周波数にその受信周波数帯域を加減算
    して得られる周波数帯域を複数の周波数帯域に分割し、
    この分割により得られる前記分割周波数帯域の信号が前
    記ミキサから出力されるように制御する周波数制御信号
    を前記電圧制御発振器へ出力すると共に、前記引込み検
    出手段が前記復調信号の異常を検出した場合、前記中心
    周波数判定手段から出力される分割周波数帯域の情報に
    対応する帯域幅で前記受信信号の掃引を行うように制御
    する周波数制御信号を該電圧制御発振器へ出力し、該復
    調信号の正常を検出した場合、該電圧制御発振器の発振
    周波数が固定されるように制御する周波数制御信号を出
    力する掃引/停止制御手段とを具備したことを特徴とす
    る周波数制御回路。
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