JPH08212965A - イオン注入装置 - Google Patents

イオン注入装置

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Publication number
JPH08212965A
JPH08212965A JP7034675A JP3467595A JPH08212965A JP H08212965 A JPH08212965 A JP H08212965A JP 7034675 A JP7034675 A JP 7034675A JP 3467595 A JP3467595 A JP 3467595A JP H08212965 A JPH08212965 A JP H08212965A
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JP
Japan
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electromagnet
deflection
ion
substrate
potential
Prior art date
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Application number
JP7034675A
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English (en)
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Seiji Ogata
誠司 小方
Yuzo Sakurada
勇蔵 桜田
Nakaya Senda
中哉 千田
Takeshi Hisamune
武司 久宗
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Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
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Publication date
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Publication of JPH08212965A publication Critical patent/JPH08212965A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/317Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation
    • H01J37/3171Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation for ion implantation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/05Arrangements for energy or mass analysis
    • H01J2237/057Energy or mass filtering
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/15Means for deflecting or directing discharge
    • H01J2237/152Magnetic means
    • H01J2237/1526For X-Y scanning

Abstract

(57)【要約】 [目的] イオン電流の大小に関わらず空間電荷の密度
が一様なイオンビームを基板に高速で操作させ得るイオ
ン注入装置を提供すること。 [構成] 偏向電磁石6の内部に真空チャンバの一部と
してのチャンバ部に偏向チャンバ7を設け、これに電場
変調をかける。また上流側及び下流側の出口に近接し
て、電極5、8が設けられ、これらにより、偏向電磁石
部では所定の磁場が与えられると共に、その両側では充
分に負の電位が与えられる。これにより、イオン電流の
空間電荷中和を保持しながら、あるいはこの偏向電磁石
6から電子が上流及び下流に飛び出して、空間電荷中和
が損なわれないようにして、電場変調により紙面内で偏
向角を変えて、基板10に高速で一様なイオン密度で走
査させることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路や液晶
画面表示装置の製造工程の一部として、直径が200m
m程度以上のSiウェハや一辺の長さが200mm程度
以上のSi薄膜ガラス基板などの大面積の基板に、1m
A程度以上の大電流の質量分離されたほう素(B)、燐
(P)、砒素(As)などのイオンを走査しながら打ち
込むイオン注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来の代表的な中電流型
イオン注入装置の一例を図13に示す。同図において、
それぞれ独立した電位の与えられるイオン源a及び磁石
で成る質量分離器bが配設され、その前方には光軸d1
に沿って質量分離スリットs、加減速管c、それぞれの
中心部の電位が基板fの電位とほぼ等しい平行平板型の
第1静電偏向器e1 、第2静電偏向器e2 が配置され、
第2静電偏向器e2 の偏向中心から出発する第2光軸d
2 上の例えば1.5m前方に基板fがおかれている。
【0003】この構成によれば、イオン源aから例えば
30keVのエネルギーで引き出されたイオンは、質量
分離器bで所定の質量のイオンのみ選別され、さらに光
軸d1 に沿って加減速管cで所定のエネルギーにまで加
速もしくは減速される。第1静電型偏向器e1 及び第2
静電型偏向器e2 で垂直及び水平方向に高速に走査され
ると同時に、さらに残留ガスとの衝突などによって中性
となり、電磁気的に制御できなくなったイオン(原子)
を除去する目的で第2静電偏向器e2 では水平方向に所
定の角度(例えば7°)だけ偏向される。すなわち、直
流のバイアスが印加される。
【0004】一方、従来の代表的な大電流型イオン注入
装置の一例を図14A、Bに示す。同A図において、そ
れぞれ独立した電位の与えられるイオン源h及び電磁石
で成る質量分離器iがおかれ、例えばその前方1mに複
数の基板jを取り付けたウェハーディスクkがエンドハ
ウジングm内に配設されている。
【0005】同14B図で示すようにウエーハディスク
kは回転軸nに固定され、回転軸nと共に、P1 、P2
の方向に往復動するように構成されている。この構成に
よれば、イオン源hから所定のエネルギーで引き出され
たイオンqは、質量分離されたのち、基板jへ一様に照
射する目的で機械的に回転と並進運動を行なうウェハー
ディスクkに照射される。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】一般にイオンビーム
はみずからの空間電荷により発散する傾向がある。この
空間電荷効果の程度は、ビームの電流に比例し、イオン
の質量の1/2乗に比例し、イオンの静電ポテンシャル
の3/2乗に反比例し、ビームの平均的な半径に逆比例
する。例えば通常のイオン注入で用いられる100ke
V程度のエネルギーのほう素イオン(B+ )の場合、1
mA程度以上では空間電荷効果の影響が顕著になり、ビ
ームの発散が無視出来なくなってくる。
【0007】一方、イオンビームは正電荷を持っている
ため、真空容器や残留ガスとの衝突により発生した2次
電子を吸収し、イオンビーム自身の持つ空間電荷が電気
的に中和される。この場合、静電偏向器などにより強い
電場が印加されると、この電子がイオンビームから流出
して電気的な中和が低減し、イオンビームの空間電荷効
果が顕著になる。従って、通常のイオン注入装置のよう
に空間電荷効果が比較的に顕著となるイオンビーム装置
においては、静電的な偏向器やレンズの有無により、制
御できるビーム電流が異なっている。
【0008】従来の図13で示す中電流型イオン注入装
置では、基板fへのイオン注入量の空間的な一様性を確
保する目的で、イオンビームを1000Hz程度以上の
高速で走査させている。この高速な走査は静電型偏向器
を用いているため、1mA程度以上の大電流のイオンビ
ームになると空間電荷効果によりイオンビームの発散が
顕著になり、基板fへの注入分布の標準偏差が1%程度
以下の精度を得ることが困難である。例えばビーム電流
が1mAの場合、直径が8インチの基板に1×1015
cm2 のドーパントを注入するために必要な時間は約1
時間である。従って、1×1016/cm2 程度以上の注
入量を必要とするプロセスでは、十分なスループットが
得られないといった問題がある。
【0009】一方、従来の図14で示す大電流型イオン
注入装置では、10mA程度以上の大電流のイオンビー
ムqを基板jに照射させるために、イオンビームqが発
散しないように空間電荷の中和を促す必要があり、静電
型偏向器を用いることが出来ない。従って、空間電荷の
中和を保ったままで基板jへ一様に照射するために、イ
オンビームqは固定して基板jを機械的に動かしてい
る。しかし、その周波数の上限はせいぜい1Hz程度で
ある。基板jを機械的に動かす変わりに、磁気偏向器を
設けてその磁場を時間的に変化させることによりイオン
ビームqを走査する場合もある。しかしこの場合、磁場
を高速に変化させた際に発生する渦電流により、10H
z程度以上の高速での制御は困難である。このように、
10mA程度以上の、大電流のイオンビームqを空間電
荷中和を保ったまま10Hz以上の高速で走査すること
は困難である。このため、大電流型イオン注入装置で
は、十分なスループットは得られても、中電流型イオン
注入装置に比べて一様性が得られないという問題があ
る。
【0010】図15に示したように、一般に質量分離ス
リットsは質量分離電磁石bのレンズ作用によるイオン
源aの結像する位置f0 に設けられる。しかし図15の
破線で示したように、イオン源aから出発したイオンビ
ームが空間電荷効果により発散し、結像する位置fが本
来の位置f0 よりも前方に移動する。この移動の程度は
イオンビームの電流やイオン源aの形状などにも依存す
るが、例えば、中電流型イオン注入装置で用いられるフ
リーマン型イオン源の場合、イオンビーム電流が1mA
程度以下のP+ イオンを30kVの電圧で引き出した場
合、結像位置の移動は無視することが出来る。これに対
して、イオンビーム電流が5mA程度になると、結像の
位置は100mm以上も前方に移動する。従って、イオ
ンビーム電流が広い範囲にわたって変化した場合、イオ
ンビーム電流によって質量分解能が低下するといった問
題がある。
【0011】上述したように、従来のイオン注入装置で
は、良い一様性を得るためにはスループットが低くな
り、高いスループットを得るためには一様性が悪くなる
と言った問題があり、さらにこの問題は基板サイズが大
きくなるにしたがって顕著になるという傾向があった。
また、一般にイオンビームの電流が大きく変化するのに
伴って、質量分解能が変化するといった問題があった。
【0012】本発明は、上述の問題に鑑みてなされ、高
いスループットで良い一様性を得ることができるイオン
注入装置を提供することを目的とする。
【0013】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、真空チ
ャンバ内でイオン源の前方に質量分離電磁石を配置し、
該質量分離電磁石で選別されたイオンのイオンビームを
基板に走査しながら照射するイオン注入装置において、
前記質量分離電磁石の前方に前記イオンビームを基準軸
に対して所定の面内で偏向させるための偏向電磁石を設
け、前記イオンビームの通過する前記真空チャンバのう
ちで、前記偏向電磁石を設けているチャンバ部分を電気
的に独立させ、さらに該偏向電磁石を通過するイオンの
電位を変調させることにより、前記偏向電磁石での偏向
角を変調させ、これにより前記基板上でビームを走査し
ながら該イオンを照射することを特徴とするイオン注入
装置、によって達成される。
【0014】なお、上記構成において、前記偏向電磁石
を設けられ電気的に独立された前記真空チャンバのチャ
ンバ部分の入射部と出射部に、各々イオンビームに対し
て開口を持つ電極を設けて、これらに前記の変調電位よ
り十分に負の電位を与えることが好ましい。
【0015】なおまた、前記質量分離電磁石の前方に質
量分離スリットを設け、これらの間に第1の磁気四重極
レンズを設け、さらに前記質量分離スリットと前記偏向
電磁石の間に、前記第1磁気四重極レンズとは独立に制
御できる第2の磁気四重極レンズを設けることが好まし
い。
【0016】なおまた、偏向面が前記偏向電磁石の偏向
面と直行する第2の偏向電磁石を、前記偏向電磁石の前
方に設けることが好ましい。
【0017】もしくは、前記偏向電磁石の前方に、この
偏向面内で基準軸に関して反対称な磁場を発生させる電
磁石を設け、偏向されたビームを前記基準軸と一定の角
度に向けなおして基板に照射させることが好ましい。
【0018】さらに又、偏向面が前記偏向電磁石と一致
する静電偏向器を、前記偏向電磁石の偏向中心にほぼ一
致させて設けることが好ましい。
【0019】
【作用】質量分離電磁石で選別されたイオンビームは、
一定の磁場を発生させている偏向電磁石を通過する際に
エネルギーを変調されることにより偏向角が変化し、こ
れにより基板は偏向電磁石の偏向面内で高速に、かつ一
様にイオンを走査される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】第1実施例は図1に示されており、同図に
おいて、イオン源1の前方に質量分離電磁石2に囲まれ
た真空チャンバとしての分析管3が配置され、その前方
には質量分離スリット4が配設される。その前方には偏
向電磁石6が配置されている。この偏向電磁石6に囲ま
れて、上記分析管3とは一体的に真空チャンバを形成し
ているが、電気的には独立した偏向チャンバ7が配置さ
れている。その前方には前記分析管3及び偏向チャンバ
7とは一体的に真空チャンバを形成するが電気的には独
立した走査管9が配置される。また、その内部に基板1
0が配置されている。偏向チャンバ7の前後には電極5
と電極8が備えられている。図2に示すように分析管
3、質量分離スリット4、走査管9及び基板10はグラ
ウンド電位V0 に置かれ、電極5と電極8には負の電位
2 が印加されている。基板10は、図面垂直方向に機
械的に駆動できる構造となっている。イオン源1には、
引き出し電極Pに取り付けられた絶縁体Iにより絶縁さ
れて、十分に高い電位V1 が印加されている。偏向チャ
ンバ7に印加する電位V3 は一定の電位例えばV0 を中
心に、イオン源の電位V1 との電位差φ0 の10%程度
の振幅で100Hz程度で変調させる。
【0022】なお、図1において、偏向電磁石6の入射
口及び出射口の近傍には、上述したように電極5及び電
極8が設けられているが、これらは実際には3つのリン
グ状の電極板5a、5b、5c及び8a、8b、8cか
ら成り、これらの間に絶縁物Iが配設されている。これ
ら電極板5a、5b、5c及び8a、8b、8cによ
り、図2に示すような電位分布が得られるのであるが、
偏向電磁石6の入射口の近傍に配設された電極板5aに
より、上流側のグラウンド電位V0 と同電位とされてい
るが、真ん中の電極板5bは、充分に深い負の電位V2
が印加されている。さらに、最下流側の電極板5cには
一定の電位例えばグラウンド電位V0 を中心に、イオン
源の電位V1 との電位差φの10%程度を変化させた電
位V3 が印加される。また、偏向電磁石6の出射口の近
傍に配設された電極8の最上流側の電極板8aには、電
位V3 が印加され、真ん中の電極板8bには上流側の電
極板5bと同じ電位V2 が印加され、最下流側の電極板
8cにはグラウンド電位V0が印加されている。
【0023】以上のようにして、図2に示すような電位
分布が得られるのであるが、図1を参照して、これを更
に詳細に説明すると、イオンは電位V1 が与えられたイ
オン源1から出射する。分析管3の上流側菅部3a及び
下流側の管部3b及び質量分離スリット板4にはグラウ
ンド電位V0 が与えれている。また電極5により、負電
圧V2 にまで低下し、かつ偏向チャンバ7には電圧V3
まで上昇し、更に下流側の電極8により、入射口と同様
に電圧V2 まで負の電位とされ、走査管9ではグラウン
ド電位V0 とされる。なお、偏向電磁石6は偏向チャン
バ7と電気的に絶縁する事により、グラウンド電位V0
に置くことが出来る。
【0024】一般に、一定の運動エネルギーで一定の磁
場を通過するイオンは円運動を行なうが、この軌道半径
はエネルギーに依存する。一方、扇形電磁石で偏向され
るイオンは、扇型電磁石内部での軌道半径が変化する
と、それに従って偏向角が変化する。従って、一定の磁
場の扇形電磁石に入射するイオンの運動エネルギーを変
化させることにより、出射するイオンの偏向角が変化
し、これによってイオンビームを図面方向に操作するこ
とが出来る。以下、これを定量的に評価する。
【0025】一定の磁場Bを静電ポテンシャルφ0 で通
過するイオンは円運動を行なうが、その際の軌道半径R
0 は、以下の数1で与えられる。eはイオン電荷、mは
イオンの質量である。ここで、静電ポテンシャルがφ=
φ0 +δφに微小変化した場合の軌道半径R=R0 +δ
Rは、数2で与えられる。一方、軌道半径が微小変化し
た場合の扇形電磁石6の出口での変位δXと角度δθ
は、以下の数3で与えられる。ここでψ0 は偏向角、ま
た、扇形電磁石6の出口側での斜め出射角をβとする
と、出射後の基準軸となす角度Δθは、以下の数4であ
る。従って、一定の磁場の扇形電磁石6に入射するイオ
ンの静電ポテンシャルをφ=φ0 +δφと微小変化させ
た場合、出射するイオンの基準軸となす角度Δθは、以
下の数5で与えられる。
【0026】
【数1】
【0027】
【数2】
【0028】
【数3】
【0029】
【数4】
【0030】
【数5】
【0031】なお、以上において、βは偏向電磁石6の
出射角、これは図3で示されており、これに対して入射
角αも存在するが、上述の解析には直接は関わらないの
で、、αは0とされている。図3において、偏向電磁石
6内には、図3において、紙面に垂直方向に直流の磁場
を発生させているが、イオンビームの入射点及び出射点
に至るまで磁場が一定であると仮定されている。実際に
はイオンビームI0 の入射点及び出射点においては、磁
場が歪んでおり、図3に示すようにイオンビームが走行
しないが、理論的に説明するために、これらの歪や漏れ
はないものとしている。
【0032】すなわち、図3において、イオンビームI
0 は偏向電磁石6に侵入すると、静電場変化なしでは上
述したローレンツ力を受けて半径R0 の軌道半径で円軌
道を走行し、点Aから、この時の接線方向でイオンビー
ムI0 が出射する。このイオンビームI0 を基準軸アと
している。
【0033】また、上述したように、偏向電磁石6内で
は、静電場を変化させられるのであるが、この変化によ
りイオンビームI0 は、偏向電磁石6内では、破線で示
すような半径Rで走行する。A点を通る基準軸アに直交
する直線をエ、さらにA点を通り線エに対して角度βを
なす直線をカとする。半径Rの円弧と直線カとの交点を
Cとする。この半径Rで、偏向電磁石6からの出射点、
C点から、この半径Rに対して接線方向に伸びる直線を
ウとし、また、半径Rでの円弧がエ線まで磁場内にある
とすれば、半径Rのイオンビームは点Bで出射する。こ
の点での半径Rの接線方向に伸びる直線をイとする。ま
た、点Bに垂直方向の直線をオとする。。これにより、
上述のδXは点AB間の長さであり、またδθは直線ア
とイとの成す角、また基準軸アと直線ウとの成す角がΔ
θである。このような条件で、上述の数1乃至数5が得
られる。
【0034】例えば、偏向角ψ0 が90°で出射角βが
35°の扇型電磁石6の前方2mに基板10を置き、こ
の扇型電磁石6を通過するイオンの静電ポテンシャルを
基準電圧φ0 の7%変化させると、出射するイオンは基
準軸に対して約5°偏向し、基板10上でのビームの変
位は約17cmとなる。従って、扇形電磁石6を通過す
るイオンの静電ポテンシャルを基準電圧の7%の振幅で
変調させることにより、基板10上でビームを17cm
の振幅で走査することが出来る。この際、扇形電磁石6
の磁場は一定であり、渦電流による磁場の変化で時間的
に遅れるということがないので、100Hz程度の高速
でビームを図面方向に走査することが出来る。これと同
時に図面垂直方向に基板を機械的に1Hz程度で駆動す
ることにより、一様性よく数mA程度の大電流のイオン
ビームを基板10に注入することが出来る。
【0035】なお、上記のようにビームの走査のために
電位を変調した場合、ビームに印加された電場により空
間電荷中和が破られるおそれがある。そこで図1に示し
たように偏向チャンバ7の前後に電極5及び電極8を設
け、図2に模式的に示したように偏向チャンバ7の電位
3 より十分に負の電位V2 を印加することにより、電
子の流出を防ぐことが出来る。こうすることにより、空
間電荷効果によるビームの発散を抑えることが出来る。
【0036】本発明の第2実施例が図4に示されてお
り、同図において、質量分離電磁石2と質量分離スリッ
ト4の間に第1四重極電磁石11が設けられ、さらに質
量分離スリット4と偏向電磁石6の間に第2四重極電磁
石12が設けられ、この2台の四重極電磁石はそれぞれ
独立に制御される。
【0037】第1、第2四重極レンズ11、12は、磁
気四重極レンズとも言われ、その構造は図5に示される
が、環状の磁性材で成る環状ヨーク部11a及びこの内
周壁面に一体的に径内方向に形成された4つの磁極11
b、11b、11b、11bに及び、これらに巻装され
た電磁コイル11c、11c、11c、11cから成
り、これらコイル11cに電流を通電することにより、
これら4つの磁極11bの内側に形成されるイオン通路
11e内を通るイオン流を、そのレンズ作用で絞るよう
に構成されている。
【0038】本実施例での、イオンビームの広がりを図
6に模式的に示す。図6で、実線はビーム電流が少なく
て空間電荷効果の影響が小さい場合、破線はビーム電流
が多くて空間電荷効果によるビームの広がりが大きい場
合を示す。質量分離電磁石2と質量分離スリット4の間
に第1四重極電磁石11を設け、この第1四重極電磁石
11に流すコイル電流を調整してレンズ作用を変化さ
せ、ビーム電流によらずに質量分解能が低下するのを防
ぐことが出来る。なおこの場合、ビーム電流や第1四重
極電磁石11のレンズ作用の変化に伴い、質量分離スリ
ット4を通過するビームの角度分布が変化して、質量分
離スリット4より前方でのビームの広がりが変化する可
能性がある。これを修正する目的で、第2四重極レンズ
12を第1四重極レンズ11とは独立に制御することに
より、質量分離スリット4を通過後のビームの角度分布
をビーム電流によらず、基板10への注入量の一様性を
ほぼ一定に保つことができる。
【0039】本発明の第3実施例を図7に示す。同図に
おいて、電極8の前方に第2偏向電磁石13が設けられ
ている。第2偏向電磁石13は、その発生する磁場の向
きが矢印14で示されるが、ビームの進行方向と偏向電
磁石6の磁場の向きにそれぞれ直交するように設けられ
ている。この実施例では、基板10は機械的に固定され
ている。
【0040】この第2偏向電磁石13は、走査管9の外
方で上方に配設されたコの字形状の電磁石13a、13
b及びこれらに巻装された電磁コイル13c、13dか
ら成り、電磁コイル13c、13dに電流を通電する
と、矢印14で示す方向に磁場を発生させる。なお、電
磁石13a、13bは一体化してC形状とし、この中央
のアーム部に一個の電磁コイルを巻装して、これに電流
を流すことにより、矢印14に示す磁場を発生させるよ
うにしてもよい。何れにしても、上流側からのイオンビ
ームに鎖交する磁束を発生させる。
【0041】この構成において、偏向チャンバ7の電位
を100Hz程度で高速に変調してビームを図面内で走
査すると同時に、第2偏向電極13の磁場を数Hz程度
で交流的に変化させることにより、ビームを紙面垂直方
向に走査させながら、固定された基板10にビームを照
射する。このように、固定した基板10に紙面方向には
100Hz程度、図面垂直方向には数Hz程度でビーム
を2次元的に走査しながら照射することにより、一様性
よく数mA程度の大電流のイオンビームを基板10に注
入することが出来る。
【0042】本発明の第4実施例が図9に示されてお
り、同図において、基板10の手前に一対の角度補正電
磁石15が設けられている。図11に、この角度補正電
磁石15の拡大断面を示す。同図に示したように、一対
のC型の電磁石15a、15aを設け、基準軸アに対し
て反対称な磁場17を発生させる。
【0043】図11において、真空チャンバの一部であ
る走査管9の外側に一対のC型の電磁石15a、15a
が配設され、これらの空隙の両側に、それぞれ電磁コイ
ル15b、15bを巻装させている。そして、一方の電
磁コイル15bに流す電流を他方の電磁コイル15bに
流す電流とは逆方向にすることにより、基準軸アを中心
として反対方向に磁場17b、17bを発生させるが、
これらは基準軸アにおいては0であり、これから両側に
距離が大きくなるにつれ、大きな磁束17a、17bを
発生させる。
【0044】この構成において、偏向チャンバ7で紙面
内で基準軸アを中心に走査されたイオンビームは、一対
の角度補正電磁石15a、15bにより発生された基準
軸アに関して反対称磁場17により基準軸にほぼ平行に
戻されて、基板10に照射される。このように、基板1
0に対して一定の角度を保ったまま、ビームを100H
z程度の高速で走査しながら基板10に注入することが
できる、
【0045】本発明の第5実施例を図12に示す。同図
のおいて、偏向チャンバ7の内部に一対の偏向電極18
a、18bをその電場の方向が偏向電磁石6の磁場に直
交するように設けられている。ビーム電流が数mA程度
以上の場合は、ビームの空間電荷中和を促す目的で静電
的なビームの偏向は好ましくない。これに対して、ビー
ム電流がmA程度以下の場合には静電偏向器で1000
Hz程度の高速で走査することは容易である。
【0046】従って、この構成でビーム電流がmA程度
以下と少ない場合は、偏向チャンバ7に印加する電位は
例えばグラウンド電位V0 に固定し、偏向電磁石6の磁
場もはそのまま一定とし、偏向電極18a、18bに印
加する電位を1000Hz程度で交流的に変調すること
により、イオンビームを紙面方向に高速で走査しながら
基板10に照射することが出来る。一方、ビーム電流が
mA程度以上の場合には、この偏向電極18a、18b
の電位は偏向チャンバ7と同一にして、第1の実施例と
同じ動作でビームを走査することが出来る。このよう
に、ビーム電流がmA程度以上の場合は100Hz程度
の高速で、またビーム電流がmA程度以下の場合は10
00Hz程度のさらに高速で、同じ装置でイオンビーム
を紙面内で走査しながら基板に注入することが出来る。
【0047】以上、本発明の各実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0048】例えば、本発明の第3実施例では、一対の
角度偏向磁石13a、13bを設け、この下流側に配設
された基板10を固定しておいても、この電磁コイル1
3c、13dに流す電流を変調させることにより、紙面
に対し垂直方向にイオン電流を走査させるようにした
が、この場合においてもイオン電流を基板10に対し、
一定の角度で照射させるよう第4実施例で示すような角
度補正用電磁石15を配設するようにしてもよい。
【0049】また、第3の実施例において、図8に示す
ように、第2実施例と同様に一対の四重極レンズ11、
12を設け、イオン電流が大なる場合に質量分解能を上
げるようにしても良い。
【0050】更に、第4実施例において、質量分離スリ
ット4の両側に第2実施例と同様に図10に示すように
第1、第2の四重極電磁石11、12を設けても、同様
な効果を得ることが出来る。
【0051】更に、第5実施例においては、偏向チャン
バ7内に静電偏向器18a、18bを配設したが、これ
は偏向チャンバ7の下流側で外部に配設するようにして
も良い。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のイオン注入
装置によれば、イオン電流が大きくても小さくても、一
様な空間密度で基板に高速で走査させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるイオン注入装置の概
略平面図である。
【図2】同装置における各部の電位を示す模式図であ
る。
【図3】同装置の作用を示すための模式図である。
【図4】本発明の第2実施例によるイオン注入装置の概
略平面図である。
【図5】同装置における四重極電磁石の断面図である。
【図6】同装置の作用を示すための概略平面図である。
【図7】本発明の第3実施例によるイオン注入装置の概
略平面図である。
【図8】図7の変形例を示すイオン注入装置の概略平面
図である。
【図9】本発明の第4実施例よるイオン注入装置の概略
平面図である。
【図10】図9の変形例を示すイオン注入装置の概略平
面図である。
【図11】本発明の第4実施例によるイオン注入装置の
要部の拡大断面図である。
【図12】本発明の第5実施例よるイオン注入装置の概
略平面図である。
【図13】従来例のイオン注入装置の概略平面図であ
る。
【図14】他従来例のイオン注入装置の一部破断平面図
である。Aはその概略平面図、B同要部の拡大斜視図で
ある。
【図15】一般的に従来のイオン注入装置が持つ欠点を
示すイオン注入装置の概略平面図である。
【符号の説明】
5 電極 6 偏向電磁石 7 偏向チャンバ 8 電極 10 基板 11 第1四重極電磁石 12 第2四重極電磁石 13 第2偏向電磁石 15 角度補正用電磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久宗 武司 神奈川県茅ケ崎市萩園2500番地 日本真空 技術株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空チャンバ内でイオン源の前方に質量
    分離電磁石を配置し、該質量分離電磁石で選別されたイ
    オンのイオンビームを基板に走査しながら照射するイオ
    ン注入装置において、前記質量分離電磁石の前方に前記
    イオンビームを基準軸に対して所定の面内で偏向させる
    ための偏向電磁石を設け、前記イオンビームの通過する
    前記真空チャンバのうちで、前記偏向電磁石を設けてい
    るチャンバ部分を電気的に独立させ、さらに該偏向電磁
    石を通過するイオンの電位を変調させることにより、前
    記偏向電磁石での偏向角を変調させ、これにより前記基
    板上でビームを走査しながら該イオンを照射することを
    特徴とするイオン注入装置。
  2. 【請求項2】 前記偏向電磁石を設けられ電気的に独立
    された前記真空チャンバのチャンバ部分の入射部と出射
    部に、各々イオンビームに対して開口を持つ電極を設け
    て、これらに前記の変調電位より十分に負の電位を与え
    た請求項1に記載のイオン注入装置。
  3. 【請求項3】 前記質量分離電磁石の前方に質量分離ス
    リットを設け、これらの間に第1の磁気四重極レンズを
    設け、さらに前記質量分離スリットと前記偏向電磁石の
    間に、前記第1磁気四重極レンズとは独立に制御できる
    第2の磁気四重極レンズを設けた請求項1または請求項
    2に記載のイオン注入装置。
  4. 【請求項4】 偏向面が前記偏向電磁石の偏向面と直行
    する第2の偏向電磁石を、前記偏向電磁石の前方に設け
    た請求項1、請求項2又は請求項3に記載のイオン注入
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の偏向電磁石の前方に、この偏
    向面内で基準軸に関して反対称な磁場を発生させる一対
    の角度補正電磁石を設け、偏向されたイオンビームを前
    記基準軸と一定の角度に向けなおして基板に照射させる
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載のイオン注入装
    置。
  6. 【請求項6】 偏向面が前記第1の偏向電磁石の偏向面
    と一致する静電偏向器を、前記第1の偏向電磁石の偏向
    中心にほぼ一致させて設けた請求項1、2、3、4又は
    請求項5に記載のイオン注入装置。
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