JPH08207654A - 車両用の前照灯 - Google Patents

車両用の前照灯

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JPH08207654A
JPH08207654A JP27760295A JP27760295A JPH08207654A JP H08207654 A JPH08207654 A JP H08207654A JP 27760295 A JP27760295 A JP 27760295A JP 27760295 A JP27760295 A JP 27760295A JP H08207654 A JPH08207654 A JP H08207654A
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JP
Japan
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insert
headlight
headlamp
section
optical axis
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Application number
JP27760295A
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English (en)
Inventor
Johannes Bertling
ベルトリング ヨハネス
Hans Daumueller
ダウミュラー ハンス
Karl-Otto Dobler
ドプラー カール−オットー
Juergen Mueller
ミュラー ユルゲン
Lothar Streit
シュトライト ロタール
Albert Vent
フェント アルベルト
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/06Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
    • B60Q1/068Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by mechanical means
    • B60Q1/0683Adjustable by rotation of a screw

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な形式、かつ僅かな部品点数で前照灯イ
ンサートの旋回可能な支承を達成する。 【解決手段】 受容部(12)が前照灯インサート(1
0;110)を少なくともその全周の一部分において包
囲する区分(26;126)を有しており、かつ前照灯
インサート(10;110)が前照灯インサート(1
0;110)と受容部区分(26;126)との間に締
込まれた、少なくとも1つの弾性的に変形可能な部材
(29;129)を介して受容部区分(26;126)
内に旋回可能に支承されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は請求項1の種類によ
る車両用の前照灯から出発する。
【0002】
【従来の技術】このような前照灯はDE−GM8713
631によって公知である。この前照灯は前照灯インサ
ートを備え、該前照灯インサートは反射鏡とこれに固定
されたカバー板を有している。前照灯インサートは支持
フレームの形状の受容部に旋回可能に保持されている。
前照灯インサートは3点支承の形式で支持フレームに支
承され、かつ鉛直の平面内で光軸の調整( Einstellung
der Ausrichtung eineroptischen Achse)のために旋回
可能、かつ水平の平面内で光軸の調整のために旋回可能
である。前照灯インサートの鉛直平面内での調整のため
の調整装置および水平平面内での調整のための調整装置
がそれぞれ支承箇所に対して距離を置いた所で前照灯イ
ンサートに作用する。前照灯インサートの支承箇所は球
形ピンと玉継手支承部によって形成されており、それぞ
れ3個必要である。したがってこの前照灯は多数の部品
点数を必要とし、これは高い製作コストと手間のかかる
組立をもたらし、大量生産では回避されければならな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
技術の欠点を克服することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、請求項1
の特徴を備えた本発明による前照灯によって解決され
る。
【0005】
【発明の効果】本発明による前照灯によれば、前照灯イ
ンサートの旋回可能な支承が簡単な形式で、かつ僅かな
部品点数で達成されるという利点が得られる。
【0006】本発明の有利な構成および改良が引用形式
請求項に記載されている。請求項3に挙げられた、弾性
変形可能な部材をリングとして構成することは、該部材
が同時に受容部と前照灯インサートとの間のシールのた
めに使用することも可能にする。請求項7による構成に
よって、光軸の調整の際に前照灯インサートが光軸を中
心にしては回動せしめられないことが保証される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1から図7に示された車両用の
前照灯(特に自動車用)は前照灯インサート10を備
え、前照灯インサートは受容部12内に配置されてい
る。受容部12は車両のボディの部分であるが、車体と
結合された支持フレームまたは車体と結合されたケーシ
ングであってもよい。受容部12は光が出る開口13を
有し、この開口は光を通すカバー板14によって閉じら
れている。カバー板14は円滑な板として構成されてい
るかまたは光学的に有効な部材を備えていてよい。前照
灯インサート10は、反射鏡16と、反射鏡内に挿入さ
れた光源17と、管形の支持部材18(この支持部材は
矢印20で示された光が出る方向の側の、反射鏡16の
前縁21と結合されている)と、光が出る方向(矢印2
0)の側の、支持部材18の前縁22に配置されたレン
ズ23と、支持部材18内部の反射鏡16の前縁21の
領域内に配置された絞り25とを備えている。上記の前
照灯インサート10はいわゆる投影系を形成する。しか
し前照灯インサートは反射系として構成することもで
き、その場合には反射鏡(この前縁に場合によりカバー
板が固定されている)と、反射鏡内に挿入された光源
と、場合により反射鏡を受容した支持フレームからのみ
成っている。
【0008】前照灯インサート10は光が出る方向(矢
印20)の側の前方領域内で、すなわち受容部12内の
支持部材18の前縁22の領域内で、少なくとも図3に
示された鉛直の平面VV内で旋回可能に支承されてい
る。前照灯インサートが反射系として構成された場合に
は該インサートは反射鏡の前縁の領域内で旋回可能に支
承される。前照灯インサート10が立体的に旋回可能
に、すなわち付加的に図3に示された水平の平面HH内
でも旋回可能に支承されていると有利である。支持部材
18は少なくともその前縁22の領域において受容部1
2の1区分26内に配置され、かつ全周の少なくとも部
分がこの区分によって囲まれている。
【0009】受容部区分26は光が出る方向(矢印2
0)とは逆の方向に受容部12の光が出る開口13から
離れて配置されており、かつ光軸28に対して垂直の横
断面は光が出る開口よりも小さく構成されている。受容
部区分26は受容部12と一体に構成され、かつ壁31
を介して、光の出る開口13を取り巻く受容部12の前
縁と結合されている。受容部区分26は前照灯の車両内
における組付け位置で受容部12の下縁の方へずらされ
て配置されており、受容部区分の上方でほぼ鉛直に延び
た受容部12の壁32が構成され、この壁によってこの
壁の背後にある領域が覆われており、そのためにこの領
域は前照灯の外部からのぞき見ることはできない。受容
部区分26はほぼ中空円筒形に構成され、かつその自由
端部34は光が出る方向(矢印20)とは逆の方向に向
いている。受容部区分26の自由端部34は光が出る方
向(矢印20)とは逆の方向に拡大されており、この拡
大は例えば錐形で実施することができる。
【0010】前照灯の第1の実施例では、図3に示され
ているように前照灯インサート10および支持部材18
は光軸28に対して垂直の横断面でみると丸く、例えば
円形またはだ円形に構成されており、かつ受容部材区分
26は前照灯インサート10の光軸28に対して垂直の
自由横断面において支持部材18の横断面に適合せしめ
られて同様に丸く構成されている。支持部材18の前縁
22の領域内には弾性的に変形可能な部材29が配置さ
れており、該部材は支持部材18の全周を包囲するリン
グとして構成されている。組立られていない状態でのリ
ング29の内径は前縁22における支持部材18の外形
よりも若干小さく、そのためにリング29は緊張下に支
持部材18上に配置される。
【0011】支持部材18の前縁22は光の出る方向
(矢印20)の側に外径寸法(外径横断面)の減少した
領域を有し、そのために支持部材の周部に光の出る方向
に段部が形成される。リング29は小さな外径寸法を持
つ領域に配置され、かつ光の出る方向(矢印20)とは
逆の側で段部30に支持されている。支持部材18は端
部の側にもう1つの外径寸法減少部を有しており、リン
グ29の容易な取付けを可能としている。受容部区分2
6の内径寸法(内径横断面)は支持部材18上に配置さ
れたリング29の外径寸法よりも若干小さいので、支持
部材18が受容部区分26内に配置された状態でリング
29は弾性変形下に多少圧縮され、これによって受容部
区分26内での支持部材18の遊びのない、旋回可能な
支承が達成される。支持部材18の旋回運動時には、こ
の際に支持部材18と受容部区分26との間に生じる距
離変化はリング29の弾性変形によって補償される。
【0012】リング29は支持部材18の支承とともに
同時にシール部材としても働き、これは前照灯インサー
ト10が配置される受容部12の領域内への汚れと湿気
の侵入を阻止する。
【0013】前照灯インサート10は光軸28と中心と
した相対回動をしないように受容部区分26内に保持さ
れている。相対回動防止は、図7に示されているように
支持部材18から上方へ突出した突出部70が受容部区
分26の自由端部34内に形成された、光軸28にほぼ
平行に延びた切欠72内へ僅かな遊びを有して光軸28
に関して接戦方向に係合していることによって達成され
る。鉛直平面VV内で光軸28を調整するための前照灯
インサート10の旋回を妨げないように、突出部70は
切欠72内で光軸28の方向に移動可能である。切欠7
2内に配置された突出部70の端部は球形に構成され、
かつ切欠72は縁領域内で光の出る方向(矢印20)と
は逆の方向に拡大しており、これにより前照灯インサー
ト10は光軸28の調整のために水平の平面HH内で旋
回せしめることができる。突出部70と切欠72の配置
は逆であっても、すなわち突出部が受容部区分に、かつ
切欠が支持部材に配置されていてもよい。最後に突出部
70と切欠72は受容部区分26および支持部材18の
周部の任意の箇所に配置することができる。
【0014】図5に示された前照灯の変更形では、支持
部材18は前縁22の領域の外周面に一巡する環状みぞ
170を有し、この環状みぞ内へリング29が一部突入
し、しかも外縁でもって半径方向に支持部材18よりも
突出している。支持部材18はまたこの変更形でもリン
グ29を介して遊びなしに受容部区分26内で旋回可能
に支承されている。
【0015】図4には前照灯の変更形が示されており、
この例では弾性変形可能な部材129が支持部材118
の全周にわたって分配され配置されている。受容部区分
は支持部材118の全周にわたって分配され配置された
複数のステー126によって形成されており、ステーは
ほぼ半径方向に支持部材118に向いている。弾性変形
可能な部材129は支持部材118と各ステー126と
の間に締め込まれている。弾性変形可能な部材129は
支持部材118またはステー126と固定的に結合され
ている。ステー126は前照灯インサート110の光軸
28の方向でみて、弾性変形可能な部材129が支持部
材118の旋回位置においてもなおステー129と接触
するように構成されている。前照灯インサート110と
支持部材118とはこの前照灯の例では光軸28に垂直
の横断面でみて方形に構成されており、下辺と上辺はそ
れぞれほぼ水平に配置され、かつ両側方の辺はほぼ鉛直
に配置されている。弾性変形可能な部材129とステー
126を備えた受容部区分の上記の構成は前照灯インサ
ート110ないしは支持部材118の他の任意の横断面
形状でも使用することができる。前照灯インサート11
0は図1と図7による構成の場合と同様に光軸28を中
心にして相対回動しないように受容部区分126内に保
持されている。
【0016】前照灯インサート10の支持部材18は反
射鏡16の前縁21と固定的に、例えば接着されている
か、係止結合によって結合されている。絞り25は支持
部材18内に固定され、かつその本来の絞り区分36は
図1に示されているようにほぼ反射鏡16の前縁21の
平面内に配置されている。絞り区分36は光軸28に垂
直に延び、かつほぼ光軸の下方にあって、前照灯の使用
中前照灯から出る光束の上方の明暗境界を形成する。さ
らに図6に示されているように、絞り25は絞り区分3
6から距離を置いて光の出る方向(矢印20)の側に2
つのアーム37を備えており、アームの端部はそれぞれ
支持部材18の、レンズ23を包囲した前方の端壁38
内の各開口を貫通している。支持部材18の内部におい
て、レンズ23の前方で各アーム37に各1つのフック
39が半径方向で見て内側にレンズ23の縁上へ曲げら
れており、フックによってレンズ23は支持部材18の
端壁38の段部40との当接状態で保持される。
【0017】反射鏡16の前縁21の領域内では、前照
灯の車両への組付け位置において支持部材18から上方
へアーム42が突出しており、アームは反射鏡16から
距離を置いて光の出る方向(矢印20)とは逆の方向に
延びており、かつ自由端部の領域内にねじ孔43を有
し、このねじ孔の軸線44は少なくともほぼ光軸28に
垂直に、かつ鉛直方向に延びている。ねじ孔43の軸線
44は前照灯インサート10の光軸28を含む鉛直の平
面VV内に位置している。支持部材18は有利にはプラ
スティック製であり、アーム42はこれと一体に構成さ
れている。しかし支持部材18は薄板から製作すること
もでき、かつアーム42は別体の部材として構成して、
支持部材18と結合することができる。さらにアーム4
2は場合によりこのアームから上方へ突出する突起46
を有しており、この突起の作用については以下で説明さ
れる。
【0018】受容部12の壁31は光の出る方向(矢印
20)とは逆の方向に前照灯インサート10上を支持部
材18のアーム42の自由端部近くまで延びている。プ
レート状の部材50が壁31と固定的に結合されてお
り、したがってこのプレートは受容部12の一部分を形
成し、かつ壁31の延長部である。プレート50は支持
部材18のアーム42の上方に配置され、かつ水平方向
で見てアーム42の領域内で壁31の幅の一部分にわた
ってのみ延びているにすぎない。プレート50は例えば
1つまたは複数のねじ51を用いて壁31に固定されて
おり、かつ光軸28に対して少なくともほぼ垂直に、か
つ水平に延びている。プレート50は例えばプラスティ
ック製であり、かつ開口52を有し、開口は有利には長
穴として構成され、この長穴の長手方向は水平方向に、
かつ光軸28に対して少なくともほぼ垂直に延びてい
る。
【0019】長穴52を前照灯の上面から、すなわち図
1の矢印IIの方向に(この方向で見た図が図2に示さ
れている)調節ねじ54が貫通しており、調節ねじは頭
部55でもってプレート50上面の長穴52に隣接した
縁に支持されており、かつねじ孔43の縦軸線44に一
致する縦軸線は少なくともほぼ鉛直に、かつ光軸28に
対して垂直に延びている。調節ねじ54はアーム42の
ねじ孔43内へねじ込まれる。調節ねじ54上には、ア
ーム42とプレート50の間にナット部材57がねじ込
まれており、ナット部材は調節ねじ54上を回動可能で
ある。調節ねじ54の端部は下方でアーム42から突出
し、環状みぞを有しており、環状みぞ内へ安全リング6
4が締め込まれている。ナット部材57は、このナット
部材を回動せしめるために前照灯の上面または背面から
斜め上方からプレート50の下方へナット部材へ係合す
ることができるような直径を有している。
【0020】プレート50は受容部12の壁31と一体
に構成することができ、その場合には長穴52は直接壁
31の端部領域内に形成される。調節ねじ54はナット
部材57と一緒に調整装置を形成し、調整装置は、旋回
可能に支承された前照灯インサート10の前縁22領域
から光の出る方向(矢印20)とは逆の方向に離れた所
で前照灯インサート10に作用する。
【0021】さらにプレート50は場合によりもう1つ
開口58を有していてよく、アーム42の突起46がこ
の開口を貫通しており、または図2に示されているよう
に少なくとも前照灯の上面から図1の矢印IIの方向に
見た場合に見ることができる。もう1つの開口58は、
長穴52と同様に縦長に構成されており、かつその長手
方向は長穴52にほぼ平行に延びている。開口58の長
手方向の縁に沿って目盛り60が配置されており、マー
キングとしての突起46がこの目盛りと協働する。
【0022】以下で前照灯の組立と前照灯インサート1
0の調節が説明される。前照灯インサート10は完全に
前組立されてユニットとされ、かつ支持部材18の前縁
22へリング29が嵌め込まれる。前照灯インサート1
0は受容部12の背側から光の出る方向(矢印20)に
受容部区分26内へ押し込まれる。これは受容部区分2
6の自由端部領域の拡大によって簡単に可能である。こ
の時に突出部70が切欠72内へ導入される。調節ねじ
54がプレート50内の長穴52内に貫通挿入され、下
方からナット部材57が調節ねじ54へねじ込まれる。
引続き調節ねじ54が支持部材18のアーム42内のね
じ孔43内へねじ込まれ、かつ安全リング64がリング
みぞ内へ挿入される。ナット部材57が調節ねじ54上
で、このナット部材がプレート50の下面へ当接し、か
つ固く締付けられるまで上方へねじ込まれると、調節ね
じ54はプレート50に固定され、したがって調節ねじ
はその縦軸線44の方向に移動不能、かつ縦軸線44を
中心にして相対回動不能である。この場合には前照灯イ
ンサート10は受容部12内で固定される。
【0023】前照灯インサート10の調節、すなわちそ
の光軸28の調整(Ausrichtung)のためにナット部材5
7が緩められる。光軸28の鉛直方向平面内での調節、
すなわち光軸28の傾斜についてはナット部材57を緩
めた状態で調節ねじ54が回動され、これによって調節
ねじ54とのねじ結合によってアーム42の領域内にお
ける前照灯インサート10の回動方向に応じて鉛直方向
に上下いずれかの方向に移動せしめられる。その際に調
節ねじ54は前照灯インサート10の重量の作用でプレ
ート50の上面と当接した状態にある。安全リング64
によって、調節ねじ54がアーム42のねじ孔43から
完全に抜け落ちることはないことが保証される。
【0024】前照灯インサート10は調節ねじ54の回
動時に弾性の部材29を介して遊びなしに受容部区分2
6内に支承された前方の縁領域を中心にした旋回運動を
行い、その結果鉛直の平面VV内における光軸28の傾
斜が調節される。この場合突出部70は切欠72内で移
動せしめられる。弾性の部材29は前照灯インサート1
0の旋回運動時に生じる、支持部材18と受容部区分2
6との間の距離変化を補償することができる。光軸28
の傾斜が正しい位置に調節されたら、ナット部材57は
再びプレート50へしっかりと締付けられ、その結果前
照灯インサート10が固定される。鉛直の平面VV内に
おいて光軸28が正しい位置に調整された状態では調節
ねじ54はプレート50に対して垂直の方向には延びな
いので、プレート50は僅かな弾性変形下にこの傾斜位
置に適合し、その結果依然として調節ねじ54の頭部5
5およびナット部材57とプレート50との面による当
接、ひいては調節ねじ54の確実な固定が可能である。
光軸28の傾斜の調整のチェックには前照灯インサート
10に公知の形式で水準器61が結合されている。水準
器は受容部12の外部から見え、かつ所定の正しい傾斜
位置からの実際の傾斜位置のずれを表示する。前照灯イ
ンサート10で鉛直の平面VV内のみで光軸28の調整
が必要とされるにすぎない場合にはプレート50内の開
口52を長穴として構成する必要がなく、開口の直径
が、調節ねじ54が僅かな遊びを有してこの開口内に挿
入されるように構成される。
【0025】ナット部材57が緩められた状態で、さら
に水平の平面HH内での光軸28の調整を行うことがで
き、調節ねじ54が長穴52内を長手方向に移動せしめ
られる。その際に前照灯インサート10もアーム42の
領域内で水平方向に移動せしめられるので、前照灯イン
サートは受容部区分26内に配置された前方の縁領域を
中心にして旋回せしめられる。切欠72内へ係合した突
出部70によって、前照灯インサート10が旋回時に不
所望な形式で光軸28を中心とした回動も生じていまう
ことがないよう保証される。水平の平面HH内での光軸
28の調整のチェックのためにはアーム42の突起46
が用いられ、突起はプレート50内の開口58を通って
上方へ突出しており、かつ開口58の縁にある目盛り6
0と協働する。目盛り60には特に目立つ目盛りマーク
60aと多数の他の目盛りマーク60bが設けられてお
り、突起46は光軸28が正しい位置に調整されている
場合にはこの目盛りマーク60aを指し、他の多数の目
盛りマーク60bは光軸28位置の正しい位置からのず
れを示す。
【0026】前照灯の上記の構成によって光軸28を前
照灯の上面から調整を実施することが可能となった。そ
の上に前照灯インサート10の光軸28の位置の調整
を、鉛直平面内においても水平平面内においても唯一の
調節ねじ54でもって可能である。両方向の調整は互い
に別個に可能であり、すなわち調節ねじ54の回動によ
って鉛直平面内で光軸28の調整が実施される時には水
平方向における位置は不変であるし、逆に調節ねじ54
の移動によって水平平面内で光軸28の調整が実施され
る時には水平方向における位置は不変である。
【図面の簡単な説明】
【図1】前照灯インサートと調整装置とを備えた、車両
用の前照灯の図である。
【図2】図1の矢印IIの方向で見た前照灯の部分図で
ある。
【図3】図1のIII−III線に沿った、前照灯の横
断面図である。
【図4】前照灯の変更形の横断面図である。
【図5】弾性変形可能な部材の配置が変更された前照灯
の図1のVで示された部分の図である。
【図6】図3のVI−VI線に沿った、前照灯の水平部
分縦断面図である。
【図7】図1のVII−VII線に沿った、前照灯の部
分断面図である。
【符号の説明】
10,110 前照灯インサート、 12 受容部、
16 反射鏡、 26,126 受容部区分、 28
光軸、 29,129 部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス ダウミュラー ドイツ連邦共和国 ボーデルスハウゼン カール ベンツ シュトラーセ 21 (72)発明者 カール−オットー ドプラー ドイツ連邦共和国 ロイトリンゲン ラー ンシュトラーセ 5 (72)発明者 ユルゲン ミュラー ドイツ連邦共和国 アルプシュタット カ タリーネンシュトラーセ 116 (72)発明者 ロタール シュトライト ドイツ連邦共和国 ゾンネンビュール シ ュトリーヴェーク 24 (72)発明者 アルベルト フェント ドイツ連邦共和国 エニンゲン ハウプト シュトラーセ 103

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用の前照灯であって、前照灯インサ
    ート(10;110)と調整装置とを備えており、前照
    灯インサートが少なくとも1つの反射鏡(16)を有し
    ており、しかも受容部(12)に旋回可能に支承されて
    おり、かつ調整装置が前照灯インサート(10;11
    0)にこの支承箇所から距離を置いた所で作用するよう
    になっており、かつ前照灯インサート(10;110)
    が調整装置によってその光軸(28)の調整のために旋
    回可能である形式のものにおいて、受容部(12)が前
    照灯インサート(10;110)の全周の少なくとも一
    部分を包囲する区分(26;126)を有しており、か
    つ前照灯インサート(10;110)が前照灯インサー
    ト(10;110)と受容部区分(26;126)との
    間に締込まれた、少なくとも1つの弾性的に変形可能な
    部材(29;129)を介して受容部区分(26;12
    6)内に旋回可能に支承されていることを特徴とする、
    車両用の前照灯。
  2. 【請求項2】 前照灯インサート(10;110)が光
    の出る方向(20)を向いた前方の縁領域(22;12
    2)でもって受容部区分(26;126)内に配置され
    ている、請求項1記載の前照灯。
  3. 【請求項3】 受容部区分(26)が前照灯インサート
    (10)をその全周で包囲しており、かつ弾性変形可能
    な部材(29)が、受容部区分(26)の領域内で前照
    灯インサート(10)を全周において包囲するリングと
    して構成されている、請求項1または2記載の前照灯。
  4. 【請求項4】 受容部区分(26)がほぼ中空円筒形に
    構成されており、その縦方向が前照灯インサート(1
    0)の光軸(28)に少なくともほぼ平行に延びてお
    り、かつその横断面形が前照灯インサート(10)の横
    断面形に適合せしめられている、請求項1から3のいず
    れか1項記載の前照灯。
  5. 【請求項5】 受容部区分が前照灯インサート(11
    0)の全周にわたって分配されて配置された複数のステ
    ー(126)によって形成されており、ステーと前照灯
    インサート(110)の外周面との間に各1つの弾性変
    形可能な部材(129)が締込まれている、請求項1ま
    たは2記載の前照灯。
  6. 【請求項6】 前照灯インサート(10;110)が反
    射鏡(16)に付加的に反射鏡(16)から光の出る方
    向の側に離れて配置されたレンズ(23)を有してお
    り、レンズが反射鏡(16)と結合された支持部材(1
    8;118)内に保持されており、前照灯インサート
    (10;110)が支持部材(18)でもって受容部区
    分(26;126)内に配置されており、かつ少なくと
    も1つの弾性変形可能な部材(29;129)が支持部
    材(18;118)と受容部区分(26;126)との
    間に締込まれている、請求項1から5までのいずれか1
    項記載の前照灯。
  7. 【請求項7】 前照灯インサート(10;110)が受
    容部区分(26;126)内で光軸(28)を中心にし
    て回動しないように構成されている、請求項1から6ま
    でのいずれか1項記載の前照灯。
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