JPS6022484Y2 - 前照灯 - Google Patents

前照灯

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Publication number
JPS6022484Y2
JPS6022484Y2 JP3633281U JP3633281U JPS6022484Y2 JP S6022484 Y2 JPS6022484 Y2 JP S6022484Y2 JP 3633281 U JP3633281 U JP 3633281U JP 3633281 U JP3633281 U JP 3633281U JP S6022484 Y2 JPS6022484 Y2 JP S6022484Y2
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JP
Japan
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reflector
housing
prism
optical axis
lens
Prior art date
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JP3633281U
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JPS57150401U (ja
Inventor
美良 岩本
豊 中田
Original Assignee
市光工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、前面開口にレンズを配設したハウジングにリ
フレクタ−を角度調整自在に支持して成る前照灯に関腰
特に、リフレクタ−が傾動した際に基準光軸が設定され
たレンズプリズムからずれることを防止し、これによっ
て灯具の配光特性を損なわないようにした前照灯に関す
るものである。
自動車のデザイン、空気抵抗、広範囲にわたって照射す
るための大型化などの諸事情により、シールドビームラ
ンプを使用した前照灯にかえて、第1図及び第2図に示
すよ”うに、前面開口11にレンズ2を配設したハウジ
ング1にリフレクタ−3を角度調整自在に支持した前照
灯が提案されている。
。詳しくは、リフレクタ−3には略回転放物状の反射面
部31が形成されており、該反射面31の後部中央に固
設したバルブホルダー32にバルブ4のつば部41が着
脱自在に装着しである。
そして、このリフレクタ−3は、ハウジング1に3個所
で支持されており、その内2個所はりフレフタ−3の上
方水平線上に位置すると共に、一方はりフレフタ−3の
周縁に固設されたブラケット33aに取付けた合成樹脂
製のスクリューマウンティング51とハウジング1を貫
通しかつ定位置で回転可能に保持されたアジャストスク
リュー52とを螺合せしめた調整機構5と腰他方はりフ
レフタ−3のブラケット33bに固設した球状頭部62
を有する連結杆61と、ハウジング1に固設した支持台
63に形成した球面状のボール受は部64とを圧入嵌合
して構成した支点をなす球継手状の支持機構6としてい
る。
また、第3の個所は、支持機構6を通過する垂直線上に
位置し、前述の調整機構5と同一の構成からなる調整機
構5′としている。
このように構成した前照灯は、自動車のデザインに適応
し、空気抵抗が少なく、照射範囲の拡大化などを図れる
優れた利点を有する。
しかしながら、かかる従来の前照灯に′iおいては、リ
フレクタ−3を傾動した際、リフレクター3の中心軸あ
るいはバルブ4の光軸の何れか一方を基準として設定さ
れた基準光軸Aがレンズ2の所定のプリズムからずれて
しまい、配光特性を損なうという問題点がある。
すなわち、従来の前照灯に使用されている支持機構6は
球継手状は構成された支点であるため、例えばアジャス
トスクリュー52を回転させると、支持機構6と調整機
構5′を通過する垂直線が回転軸となってリフレクタ−
3が傾動するので、この回転軸に直交し且つ離間した位
置にある基準光軸Aを傾斜された角度θだけ移動してし
まい、レンズ2に多数形成されたプリズム群中、基準光
軸が通るように設定しておいたプリズム21aからはず
れてしまう。
従って、傾動後は設定されていないプリズム21b。
21cなどを使用することになるから、予め想定してお
いた配光パターンが崩れてしまい、灯具の配光特性を損
なうという問題点がある。
上記事情に鑑み、本考案は、リフレクタ−を傾動した際
に基準光軸が設定されたレンズのプリズムからずれるこ
とを防止し、もって、リフレクタ−の傾動時においても
、予め想定された配光パターンに近い配光特性が得られ
る新規な前照灯を提供することを目的とする。
本考案は、前記の如き目的を遠戚せんがため、前面開口
にレンズを配設したハウジングにバルブを具備した反射
面部を有するリフレクタ−を上下、左右への2個所の調
整機構と該各調整機構操作時の作用点となる支持機構と
の3個所で角度調整自在にしてなる前照灯において、前
記ハウジングの内面に基準光軸が通るレンズプリズムを
中心とする球面を使用した少なくとも3個所の当接部を
形成すると共に、その当接部にリフレクタ−の背面を当
接させ、前記各調整機構操作時の作用点となる前記支持
機構をリフレクタ−とハウジングとの間に張設したコイ
ルスプリングにより構成し、前記調整機構の操作時に基
準光軸が通るレンズプリズムを中心として前記リフレク
タ−がハウジングの当接部にそって摺動回転されるよう
に構成したことを特徴とする。
以下、添付図面を参照しながら本考案前照灯の実施例を
説明する。
第3図乃至第5図は本考案の一実施例を示すもので、内
面が略回転放物状の反射面部31の軸がリフレクタ−3
の中心軸であり、かつ、反射面部31の焦点位置にバル
ブ4のフィラメントが位置するようにつば部41が合成
樹脂製のりフレフタ−3に一体に形成されたバルブホル
ダー32に着脱自在に装着されている。
従って、バルブ4の光軸とりフレフタ−3の中心軸が一
致しており、これを基準光軸Aとしている。
リフレクタ−3は、第3図に示す如く、ハウジング1に
5.5’、7の3個所で支持されている。
すなわち、リフレクタ−3の略中央水平線上の側方に位
置する1個所は、第4図に示すように、リフレクタ−3
にやや後方に傾斜する如く一体に形成したブラケット3
3aに取付けたスクリューマウンティング51とこのス
クリューマウンティング51に螺合したアジャストスク
リュー52とで構成した調整機構5であり、この調整機
構5のアジャストスクリュー52は、ハウジング1を貫
通しかつ反射面部31方向に傾斜して定位置で回転可能
に保持されている。
詳しくは、アジャストスクリュー52の略中夫には一体
につば部(図示せず)が設けてあり、該つば部を取付プ
レート(図示せず)とハウジング1の外面とで保持して
定位置で回転可能となしたものである。
また、略中央垂直線上の上方に位置する個所は、前述し
た調整機構5と同様に構成した調整機構5′である。
そして、他の個所は、中央水平線と中央垂直線の交点を
通る傾斜線上でかつ各調整機構5゜5′の反対側に位置
した作用支持機構7である。
この作用支持機構7は、各調整機構5,5′の操作に関
連してリフレクタ−3を傾動させる作用点となる支持機
構7であって、リフレクタ−3に一体に設けたブラケッ
ト33bとハウジング1の内面に設けた引掛部12との
間に張設せしめたコイルスプリング71て構成されてい
る。
そして、このコイルスプリング71によりリフレクタ−
3がハウジング1の内面に弾接されることになる。
このように支持されたりフレフタ−3の外面には、基準
光軸Aが通るレンズプリズム21aを中心とした曲率半
径Rの突条34 a、 34 b、 34Cが設けで
ある。
各突条34 a、 34 b、 34 cは反射面部
31の外面に一体に設けられており、各突条34a、3
4b、34cの先端は線状であっても球面状であっても
よい。
他方、ハウジング1の内面には、基準光軸Aが予定した
プリズム21aを中心とする球面に接する少なくとも3
個所の当接部13が設けである。
さらに具体的に述べると、第4図及び第5図に示す如く
、ハウジング1の内面の前記各突条34at 34b
t 34cと対応する個所に突出部14a、14b、
14cが設けてあり、各突出部14a、14b、14c
の先端縁が前述ししたプリズム21aを中心として形成
した曲率半径Rの球面の一部である当接部13となした
ものである。
この実施例による前照灯は、上記の如く構成しであるの
で、左右方向調整用のアジャストスクリュー52を例え
ば第4図でみて右方向に回転させると、コイルスプリン
グ71がより伸張する。
このとき各突条34a、34b、34c及びハウジング
の各当接部13,13.13はプリズム21aを中心と
して同一の曲率半径Rが設けられているので、リフレク
タ−3はハウジングの各当接部13.13,13を摺動
しつつプリズム21aを回転中心として回転することに
なる。
従って、基準光軸Aもプリズム21aを中心として回転
することになり、従来の如くプリズム21aからはずれ
ることがなくなり、予め想定しておいた配光パターンに
近い配光特性を得ることができる。
また、他方の調整機構5′のアジャストスクリュー(図
示せず)を回転させてリフレクタ−3を上下方向に傾動
させても、前記と同様にして、予め想定された配光パタ
ーンを維持することができる。
更にこの実施例では、リフレクタ−3はノ)ウジング1
に3個所で当接しているので、振動、衝撃に対して強固
であり、しかも摩擦面積が少ないので円滑に摺動させる
ことができる。
第6図及び第7図は当接部13の変形例であって、ハウ
ジング1の前面開口11の近傍に環状の段部14が形成
してあり、該段部14の全周先端がプリズム21aを中
心とした曲率半径Rの球面に接する当接部13となしで
ある。
従って、このように構成されたものであっても、リフレ
クタ−3の各突条34a、34b、34cが当接部13
を摺動しつつプリズム21aを回転中心として回転する
ことができる。
なお、上記の実施例ではりフレフタ−3の突条34 a
t 34 b、 34 cは3個所であるが、この
ような例にかぎらず、例えば4個所、6個所など3個所
以上設けたものでも良く、また、各調整機構5.5’の
アジャストスクリュー52もリフレクタ−3の周縁に揺
動自在に取付け、他方をハウジング1と螺合せしめてハ
ウジング1を貫通した構成であっても良く、要はりフレ
フタ−3を傾動可能にさせる構成であれば良い。
第8図および第9図は本考案の他の実施例を示すもので
ある。
この実施例は、基本的には第4図および第5図に示す実
施例と同様であるが、リフレクタ−3の背面の各突条3
4 a、 34 b、 34 cを省略し、リフレ
クタ−3の背面をハウジングに形成した各当接部13,
13.13に直接当接させたものでする。
この場合には、突出部14a、14b、14cの先端を
湾曲させてその湾曲先端がプリズム21aを中心とする
曲率半径Rの球面と一致するようにする。
その他の構成は第4図および第5図に示す実施例と同一
であるので、同一部分に同一符号をつけて説明を省略す
る。
第10図および第11図は本考案のさらに異なる実施例
を示すものである。
この実施例は、金属片を略V字状に折曲げた3個の突起
をリフレクタ−3の背面に溶接などの手段により固着し
てプリズム21aを中心とする曲率半径Rの高さをもつ
突起35 a、 35 b、 35 cをリフレクタ
−3の背面に突設し、これに対し、ハウジング1の内面
の前記各突起35at 35bt 35cと対応す
る個所にプリズム21aを中心とする曲率半iRよりな
る球面当接部13′を形成したものである。
以上述べたように、本考案は、前面開口にレンズを配設
したハウジングにバルブを具備した反射面部を有するリ
フレクタ−を上下、左右への2個所の調整機構と該各調
整機構操作時の作用点となる支持機構との3個所で角度
調整自在に支持してなる前照灯において、前記ハウジン
グの内面に基準光軸が通るレンズプリズムを中心とする
球面を使用した少なくとも3個所の当接部を形成すると
共に、その各当接部にリフレクタ−の背面を当接させ、
かつ、前記各調整機構操作時の作用点となる前記支持機
構をリフレクタ−とハウジングとの間に張設したコイル
スプリングにより構成し、前記調整機構の操作時に基準
光軸が通るレンズプリズムを中心として前記リフレクタ
−がハウジングの当接部にそって摺動回転されるように
構成したので、リフレクタ−を傾動した際に基準光軸が
所定のプリズムからずれることなく、予め設定された配
光パターンにそった配光特性を有する前照灯を得ること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す正面図、第2図は第1図のI−I
線断面図である。 第3図乃至第5図は本考案前照灯の一実施例を示し、第
3図は正面図、第4図は第3図■−■線断面図、第5図
はハウジングの正面図、第6図及び第7図はハウジング
の変形例であって、第6図は正面図、第7図は第6図の
■−■線断面図である。 第8図および第9図は本考案の他の実施例であって、第
8図は第4図と同様の断面図、第9図はハウジングの正
面図である。 第10図および第11図はさらに他の実施例を示すもの
で、第10図は第3図と同様の正面図、第11図は第1
0図のIV−IV線断面図である。 1・・・・・・ハウジング、11・・・・・・前面開口
、13゜13′当接部、2・・・・・・レンズ、21・
・・・・・プリズム群、3・・・・・・リフレクタ−1
31・・・・・・反射面部、34 a、 34 b、
34 c・・・・・・突条、4・・・・・・バルブ、5
.5′・・・・・・調整機構、7・・・・・・作用点支
持機構、A・・・・・・基準軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面開口にレンズを配設したハウジングにバルブを具備
    した反射面部を有するリフレクタ−を上下、左右への2
    個所の調整機構と該各調整機構操作時の作用点となる支
    持機構との3個所で角度調整自在に支持してなる前照灯
    において、前記ハウジングの内面に基準光軸が通るレン
    ズプリズムを中心とする球面を使用した少なくとも3個
    所の当接部を形成すると共に、その各当接部にリフレク
    タ−の背面を当接させ、かつ、前記各調整機構操作時の
    作用点となる前記支持機構をリフレクタ−とハウジング
    との間に張設したコイルスプリングにより構威し、前記
    調整機構の操作時に基準光軸が通るレンズプリズムを中
    心として前記リフレクタ−がハウジングの当接部にそっ
    て摺動回転されるように構成したことを特徴とする前照
    灯。
JP3633281U 1981-03-17 1981-03-17 前照灯 Expired JPS6022484Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3633281U JPS6022484Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 前照灯

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JP3633281U JPS6022484Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 前照灯

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Publication Number Publication Date
JPS57150401U JPS57150401U (ja) 1982-09-21
JPS6022484Y2 true JPS6022484Y2 (ja) 1985-07-04

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JP3633281U Expired JPS6022484Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 前照灯

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JPH0217362Y2 (ja) * 1985-01-21 1990-05-15

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JPS57150401U (ja) 1982-09-21

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