JPH08205998A - 麺類調理機器 - Google Patents

麺類調理機器

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JPH08205998A
JPH08205998A JP5490795A JP5490795A JPH08205998A JP H08205998 A JPH08205998 A JP H08205998A JP 5490795 A JP5490795 A JP 5490795A JP 5490795 A JP5490795 A JP 5490795A JP H08205998 A JPH08205998 A JP H08205998A
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JP
Japan
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noodles
cooking
boiling
holes
hot water
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JP5490795A
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Shigeo Haga
繁男 芳賀
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J2027/006Cooking-vessels especially adapted for preparing pasta

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  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 麺をほぐしながら短時間で麺の芯まで一気に
茹で上げり、おいしく、風味のある麺が調理できる麺類
調理機器を提供する。 【構成】 調理用鍋1と、この調理用鍋1の鍋底部4A
外側に取り付けられてこの調理用鍋1の前記鍋底部4A
を覆う収熱部材7と、前記調理用鍋1内に収納されてこ
の調理用鍋1内を上槽部1Aと下槽部1Bとに区画する
と共に、この下槽部1Aで沸騰した熱湯を前記上槽部1
Aに吹き上げて上槽部1Aに浸漬された振りざる16の
半径の位置に合せて対流を生じさせる沸騰制御孔群13
を複数有するプレート部材2と、前記調理用鍋1の上部
に着脱可能に設けられて麺を入れた複数の振りざる16
を保持する振りざる保持部材3とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラーメン、蕎麦等の麺
類調理機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の麺類調理機器としては、
図7及び図8に示すようにガスレンジ20にセットされ
る調理用鍋21がある。この調理用鍋21は調理用鍋本
体22の底面部の外面に複数の収熱ブロック23をそれ
ぞれ独立して取り付け、調理用鍋本体22の開口部に線
材を円形にして成る振りざる保持リング24Aを複数結
合した振りざる保持器24を着脱可能に設けたものであ
る。
【0003】そして、調理用鍋21の中に水を入れて、
ガスバーナーで加熱し沸騰させた後に、麺(150g)
を入れた振りざる(図示せず)を7個入れて調理(茹で
る)する。この場合、前記収熱ブロック23を介してま
たは直接に調理用鍋21が熱を受けて水が沸騰し吹き上
がり、麺がほぐれて茹で上げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、沸騰し
た湯に麺を入れて調理する際、温度が極端に低下し、麺
を湯に入れてから沸騰するまで1分以上時間を要するた
め、麺の周りが溶けて細くなり、麺の風味、うまさが失
われるという問題点があった。
【0005】また、ぬるま湯で溶けた粉や、麺に含まれ
る乾水等によって、沸騰すると泡状になり、吹きこぼれ
がおき、湯が減少し、湯を加えながら調理を行なうた
め、温度の安定が得られないし、また、汚れた湯を破棄
し、新鮮な湯を入れ替え沸騰させ再度調理を行うが、そ
の間の調理は中断することになり、連続的に調理するこ
とができないという問題点があった。
【0006】また、繁忙店では湯の入れ替えが対応でき
ず、同機を2台設置し交互に使い分けるが、設備費及び
設置場所の無駄があるし、加熱し沸騰する位置(ガスバ
ーナーの位置)が調理用鍋21の中央部にあるために、
熱湯が調理用鍋21の隅に抛物線状に流れてしまい、麺
が隅に集まったり、固まったりして、麺が平均した固さ
に茹で上がらないという問題点があった。
【0007】また、調理する毎に湯が吹きこぼれるた
め、その都度、水を加えるため温度が低下し、沸騰する
まで時間を有するため、連続調理するには能率が悪い
し、また、麺の入った振りざるの真下に熱湯が吹き上が
り、麺を調理するが、振りざるの中が沸騰するため、麺
が振りざるの周りに寄ってしまい、平均の固さに茹で上
がらないという問題点があった。
【0008】本発明は上記の問題点を解消するものであ
って、その目的とするところは、麺をほぐしながら短時
間で麺の芯まで一気に茹で上げ、おいしく、風味のある
麺を調理できる麺類調理機器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係わる麺類調理機器は、調理用鍋と、この
調理用鍋の被加熱部に取り付けられてこの調理用鍋の前
記被加熱部を覆う収熱部材と、前記調理用鍋内に収納さ
れてこの調理用鍋内を上槽部と下槽部とに区画すると共
に、この下槽部で沸騰した熱湯を前記上槽部に部分的に
吹き上げてこの上槽部に浸漬された振りざるの半径の位
置に合せて対流を生ぜしめる沸騰制御部を有するプレー
ト部材と、前記調理用鍋に着脱可能に設けられて麺を入
れた複数の振りざるを保持する振りざる保持部材とを備
えたことを特徴とする。
【0010】そして、前記沸騰制御部を、複数の孔を所
定の間隔をおいて並べこれらの孔のうち一部に複数の孔
を集合させて成る集合孔部を形成して構成した沸騰制御
孔群を前記振りざるの位置に対応させて複数配置して構
成してもよい。
【0011】また、前記収熱部材を、盤状のベースの表
面に同心円形状の複数のリング部を所定の間隔をおいて
形成して構成してもよい。
【0012】また、前記振りざる保持部材を、プレート
本体の面部に複数の振りざる保持孔部を形成して構成し
てもよい。
【0013】
【作用】かかる構成により、加熱装置による加熱によ
り、前記収熱部材が加熱されて、この熱は被加熱部を介
して調理用鍋内の下槽部及び上槽部の水を加熱する。こ
の下槽部の水が暖められて沸騰すると、この沸騰力で熱
湯はプレート部材に形成した沸騰制御部を通して上槽部
に部分的に吹き上げてこの上槽部に浸漬された振りざる
の半径の位置に合せて対流を生じさせる。このために、
この対流により沸騰水が振りざる内の麺を回転させる。
このように麺が回転することにより麺がほぐれ、短時間
で芯まで茹で上がるし、また、麺の回転で平均した固さ
に茹で上げられる。しかも、麺を回転させるため、この
麺をほぐしながら短時間で麺の芯まで一気に茹で上げる
ので、おいしく、風味のある麺が調理される。
【0014】そして、前記沸騰制御部を、複数の孔を所
定の間隔をおいて並べこれらの孔のうち一部に複数の孔
を集合させて成る集合孔部を形成して構成した沸騰制御
孔群を前記振りざるの位置に対応させて複数配置して構
成することにより、下槽部で沸騰した熱湯は、沸騰制御
孔群の並べられた孔より上槽部に吹き上がるばかりか、
集合孔部から大きく吹き上がるように一つ沸騰制御孔群
では熱湯の吹き上がりに差が生じて、この沸騰水の必要
量が前記振りざるの半径の位置に合せて容易に対流を生
じさせ、この対流により振りざる内の麺が回転するよう
になり、この麺をほぐしながら短時間で麺の芯まで一気
に茹で上げるため、おいしく、風味のある麺を調理する
ことができる。しかも、沸騰制御孔群の孔の位置、孔の
径の大きさ、水流の量により麺の回転の方向、回転の速
度等を制御することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明に係わる麺類調理機器の分解
状態の斜視図、図2は同麺類調理機器の斜め下から視た
斜視図、図3は同麺類調理機器の正面図である。
【0016】本発明に係わる麺類調理機器は、調理用鍋
1と、プレート部材2と、振りざる保持部材3とより構
成してある。前記調理用鍋1は、図1乃至図5に示すよ
うに鍋本体4を備えており、この鍋本体4は、被加熱部
である平坦な鍋底部4Aと、この鍋底部4Aに周縁部か
ら立ち上がる周壁部4Bとを有しており、この周壁部4
Bは、上方に行くに従って大径になる逆円錐形状であ
り、この周壁部4Bの上部には傾斜度を変えた段部より
なる振りざる保持部材3の載置部4Cが形成してある。
そして、周壁部4Bの上縁部には、3つの取手5と1つ
の排湯口部6とがそれぞれ設けてある。
【0017】前記調理用鍋1の鍋底部4Aの外面には円
盤状の銅製の収熱部材7が取り付けてある。この収熱部
材7は円盤状のベース8の表面の中心部に形成した円形
の芯部8aを中心にした同心円形状の複数のリング部8
bを所定の間隔をおいて形成したものであり、これらの
リング部8bの最も内側のリング部8bから数えて第4
番目のリング部8bと、最も外側のリング部8bから数
えて第2番目のリング部8bとに周方向に所定の間隔を
おいて前記ベース8に達する複数の欠切部9が形成して
あり、これらの欠切部9部分のベース8には取付孔10
が形成してあり、これらの取付孔10を用いてねじ部材
11により収熱部材7は前記調理用鍋1の鍋底部4Aの
外面に固定されている。
【0018】前記プレート部材2は前記調理用鍋1の周
壁部4Bの内面の下部と同じ直径であり、図1及び図6
に示すように円盤状のプレート本体12を備えており、
このプレート本体12には、沸騰制御部である複数の沸
騰制御孔群13が形成してある。これらの沸騰制御孔群
13は、複数の孔13Aを所定の間隔をおいて円形に形
成してこれらの孔13Aのうち一部に複数の孔13Aを
集合させて成る集合孔部13Bを形成して構成してあ
る。
【0019】そして、前記沸騰制御孔群13は、前記プ
レート本体12の中心0より僅かに偏心させた位置に一
つと、前記プレート本体12の周側に複数所定の間隔を
おいて配置してある。
【0020】前記振りざる保持部材3は、図1及び図4
に示すように円盤状のプレート本体14を備えており、
このプレート本体14の周部には周壁部14Aが立ち上
げてあり、この周壁部14Aの縁部は鍔状のストッパー
部14Bが形成してある。そして、前記プレート本体1
4の面部には、その中心部に一つ、またのこの中心部を
中心とした仮想円上に所定の間隔をおいて複数、それぞ
れ振りざる保持孔部15が形成してある。
【0021】図1において16は振りざる(フリザル)
であり、この振りざる16は前記振りざる保持孔部15
に挿入される振りざる部16Aに取手16Bを取り付け
た構成である。
【0022】そして、前記調理用鍋1内に前記プレート
部材2が収容されるが、このプレート部材2は前記調理
用鍋1の周壁部4Bの内面の下部と同じ直径にしてある
ために、図3に示すように周壁部4Bの内面の下部にセ
ットされ、このプレート部材2により調理用鍋1内は上
槽部1Aと下槽部1Bとに区画される。また、前記振り
ざる保持部材3は前記調理用鍋1の載置部4Cに載置さ
れる。この場合、前記プレート部材2に形成された沸騰
制御孔群13の上方に前記振りざる保持孔部15が位置
する。
【0023】次に、上記のように構成された麺類調理機
器での麺(例えば、ラーメン)の調理を説明する。前記
調理用鍋1に水を入れ、この調理用鍋1の鍋底部4Aに
前記プレート部材2を収容した後に、前記調理用鍋1の
載置部4Cに振りざる保持部材3を載置する。この状態
でガスレンジ等の加熱装置に載せる。
【0024】この加熱装置による加熱により、前記調理
用鍋1の鍋底部4A外面に取り付けられた銅製の収熱部
材7が加熱されて、この熱は鍋底部4Aを介して調理用
鍋1内の下槽部1B及び上槽部1Aの水を加熱する。こ
の下槽部1Bの水が暖められて沸騰すると、この沸騰力
により熱湯はプレート部材2に形成した沸騰制御孔群1
3の複数の孔13A及び集合孔部13Bを介して上槽部
1Aに吹き上がる。この状態で、前記振りざる保持部材
3の全ての振りざる保持孔部15に、麺を入れた振りざ
る16を挿入して、これら振りざる16と共に、前記麺
を上槽部1Aの湯中に浸漬する。
【0025】上記したように、沸騰力により下槽部1B
内の熱湯はプレート部材2の沸騰制御孔群13の複数の
孔13A及び集合孔部13Bを介して上槽1Aに吹き上
がるが、この場合、下槽部1Bで沸騰した熱湯は、沸騰
制御孔群13の円状に並べられた孔13Aより上槽部1
Aに吹き上がるばかりか、集合孔部13Bから大きく吹
き上がるように一つ沸騰制御孔群13では熱湯の吹き上
がりに差が生じて、この熱湯の必要量が前記振りざる1
6の半径の位置に合せて対流を生ぜしめる。
【0026】このために、この対流により熱湯が振りざ
る16内の麺を回転させる。このように麺が回転するこ
とにより麺がほぐれ、短時間で芯まで茹で上がるし、ま
た、麺の回転で平均した固さに茹で上げられる。しか
も、麺を回転させるため、この麺をほぐしながら短時間
で麺の芯まで一気に茹で上げるので、おいしく、風味の
ある麺が調理される。
【0027】しかも、沸騰制御孔群13の孔13A、集
合孔部13Bの位置、孔13Aの径の大きさ、集合孔部
13Bの大きさ、水流の量により麺の回転の方向、回転
の速度等を制御することができる。
【0028】また、前記下槽部1B内の熱湯はプレート
部材2の沸騰制御孔群13の複数の孔13A及び集合孔
部13Bを介して上槽部1Aに吹き上がるように、沸騰
制御孔群13を通して麺の位置だけ沸騰し、余分な沸騰
力が伝わらないため、吹きこぼれが防止される。このた
めに、湯が減少して水を加え、温度を低下させて調理を
中断するようなことがなくなり、連続調理が可能にな
る。
【0029】また、前記収熱部材7は、円盤状のベース
8の表面の中心部に形成した円形の芯部8aを中心にし
た同心円形状の複数のリング部8bを所定の間隔をおい
て形成したものであるために、加熱面積が大きく、湯の
中に麺(150g×7個)を入れ、注水しても下槽部1
B内では常に沸騰しているようになって、温度が低下し
ないので上槽部1Aの沸騰温度の復元が早く連続した調
理が可能であるし、注水しながら調理が可能なため、湯
が常に新鮮であり、湯を交換する必要がなくなる。
【0030】また、前記収熱部材7が常に熱を吸収して
いるために、少ないガス熱量で保温(80℃〜90℃)
が可能になり、燃料の節約が可能になるし、調理が中断
した場合でも少ないガス熱量で保温ができ、調理再開の
場合、短時間で沸騰するため、調理中断の間のガスエネ
ルギーの大幅な節約になる。
【0031】また、前記収熱部材7で熱を一端吸収し、
水を温めるために、麺を入れて温度が低下しても収熱部
材7がそのまま温まっているため短時間で沸騰するの
で、ガスエネルギーの大幅な節約になる。また、前記振
りざる保持部材3は、振りざる保持孔部15の部分のみ
が開口して他が前記調理用鍋1を密閉するために保温状
態が良好になる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係わる麺
類調理機器は、調理用鍋と、この調理用鍋の被加熱部に
取り付けられてこの調理用鍋の前記被加熱部を覆う収熱
部材と、前記調理用鍋内に収納されてこの調理用鍋内を
上槽部と下槽部とに区画すると共に、この下槽部で沸騰
した熱湯を前記上槽部に部分的に吹き上げてこの上槽部
に浸漬された振りざるの半径の位置に合せて対流を生じ
させる沸騰制御部を有するプレート部材と、前記調理用
鍋に着脱可能に設けられて麺を入れた複数の振りざるを
保持する振りざる保持部材とを備えたことにより、前記
収熱部材が加熱されて、この熱は被加熱部を介して調理
用鍋内の下槽部及び上槽部の水を加熱する。この下槽部
の水が暖められて沸騰すると、この沸騰力で熱湯はプレ
ート部材に形成した沸騰制御部を通して上槽部に部分的
に吹き上げてこの上槽部に浸漬された振りざるの半径の
位置に合せて対流を生じさせる。
【0033】このために、この対流により熱湯が振りざ
る内の麺を回転させる。このように麺が回転することに
より麺がほぐれ、短時間で芯まで茹で上がるし、また、
麺の回転で平均した固さに茹で上げられる。しかも、麺
を回転させるため、この麺をほぐしながら短時間で麺の
芯まで一気に茹で上げるので、おいしく、風味のある麺
が調理される。
【0034】また、前記下槽部内の沸騰水はプレート部
材の沸騰制御部を介して吹き上がるように、沸騰制御部
を通して麺の位置だけ沸騰し、余分な沸騰力が伝わらな
いため、吹きこぼれが防止される。このために、湯が減
少して水を加え、温度を低下させて調理を中断するよう
なことがなくなり、連続調理が可能になる。
【0035】そして、前記沸騰制御部を、複数の孔を所
定の間隔をおいて並べこれらの孔のうち一部に複数の孔
を集合させて成る集合孔部を形成して構成した沸騰制御
孔群を前記振りざるの位置に対応させて複数配置して構
成することにより、下槽部で沸騰した熱湯は、沸騰制御
孔群の並べられた孔より上槽部に吹き上がるばかりか、
集合孔部から大きく吹き上がるように一つ沸騰制御孔群
では熱湯の吹き上がりに差が生じて、この沸騰水の必要
量が前記振りざるの半径の位置に合せて容易に対流を生
じ、この対流により振りざる内の麺が回転するようにな
り、この麺をほぐしながら短時間で麺の芯まで一気に茹
で上げるため、おいしく、風味のある麺を調理すること
ができる。しかも、沸騰制御孔群の孔の位置、孔の径の
大きさ、水流の量により麺の回転の方向、回転の速度等
を制御することができる。
【0036】また、前記収熱部材を、盤状のベースの表
面に同心円形状の複数のリング部を所定の間隔をおいて
形成して構成したことにより、加熱面積が大きく、湯の
中に複数の麺を入れ、注水しても下槽部内では常に沸騰
しているようになって、温度が低下しないので上槽部の
沸騰温度の復元が早く連続して調理が可能であるし、注
水しながら調理が可能なため、湯が常に新鮮であり、湯
を交換する必要がなくなる。
【0037】また、前記収熱部材が常に熱を吸収してい
るために、少ないガス熱量で保温が可能になり、燃料の
節約が可能になるし、調理が中断した場合でも少ないガ
ス熱量で保温ができ、調理再開の場合、短時間で沸騰す
るため、調理中断の間のガスエネルギーの大幅な節約に
なる。
【0038】また、前記収熱部材で熱を一端吸収し、水
を温めるために、麺を入れて温度が低下しても収熱部材
がそのまま温まっているため短時間で沸騰するので、ガ
スエネルギーの大幅な節約になる。
【0039】また、前記振りざる保持部材を、プレート
本体の面部に複数の振りざる保持孔部を形成して構成し
たことにより、前記保持部材は、振りざる保持孔部の部
分のみが開口して他が前記調理用鍋を密閉するために保
温状態が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる麺類調理機器の分解状態の斜視
図である。
【図2】同麺類調理機器の斜め下から視た斜視図であ
る。
【図3】同麺類調理機器の正面図である。
【図4】同麺類調理機器の平面図である。
【図5】(1)は同麺類調理機器の底面図である。
(2)は(1)のX−X線に沿う断面図である。
【図6】プレート部材の平面図である。
【図7】(1)は従来の麺類調理機器をセットしたガス
レンジの平面図である。(2)はガスレンジの正面図で
ある。
【図8】従来の麺類調理機器の斜め下から視た斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 調理用鍋 1A 上槽部 1B 下槽部 2 プレート部材 3 振りざる保持部材 4A 鍋底部(被加熱部) 7 収熱部材 13 沸騰制御孔群(沸騰制御部) 16 振りざる

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理用鍋と、 この調理用鍋の被加熱部に取り付けられてこの調理用鍋
    の前記被加熱部を覆う収熱部材と、 前記調理用鍋内に収納されてこの調理用鍋内を上槽部と
    下槽部とに区画すると共に、この下槽部で沸騰した熱湯
    を前記上槽部に部分的に吹き上げてこの上槽部に浸漬さ
    れた振りざるの半径の位置に合せて対流を生ぜしめる沸
    騰制御部を有するプレート部材と、 前記調理用鍋の上部に着脱可能に設けられて麺を入れた
    複数の振りざるを保持する振りざる保持部材とを備えた
    ことを特徴とする麺類調理機器。
  2. 【請求項2】 前記沸騰制御部を、複数の孔を所定の間
    隔をおいて並べこれらの孔のうち一部に複数の孔を集合
    させて成る集合孔部を形成して構成した沸騰制御孔群を
    前記振りざるの位置に対応させて複数配置して構成した
    請求項1記載の麺類調理機器。
  3. 【請求項3】 前記収熱部材を、盤状のベースの表面に
    同心円形状の複数のリング部を所定の間隔をおいて形成
    して構成した請求項1又は請求項2記載の麺類調理機
    器。
  4. 【請求項4】 前記振りざる保持部材を、プレート本体
    の面部に複数の振りざる保持孔部を形成して構成した請
    求項1又は請求項2又は請求項3記載の麺類調理機器。
JP5490795A 1995-02-07 1995-02-07 麺類調理機器 Pending JPH08205998A (ja)

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