JP3193755U - 急須 - Google Patents

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藤井 健司
健司 藤井
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有限会社藤総製陶所
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Abstract

【課題】急須を直火であぶることで茶葉を焙じ茶にし、その後に急須にお湯を注ぐだけで焙じ茶を飲むことができる急須を提供する。【解決手段】直火にてあぶることができる材質でできた急須に茶漉し部を設けた急須であって、急須本体2と、急須本体内に形成された貯液体部と、貯液体部の上部に設けられて茶葉や液体を外部から急須本体内に導入する開口部4を有する隔壁5と、貯液体部に貯められた液体を外部に注ぐ注ぎ口6と、茶葉が注ぎ口から多量に流出するのを防止する茶漉し部7と、急須本体から側方に突出した取手10とを少なくとも備える。【選択図】図2

Description

本考案は、直火であぶることができる急須に関するものである。
従来の一般の急須は一定の吸水性があり、匂いやお茶の成分も吸着する性質のある材質が粘土を焼成した陶器でできたものが好まれている。しかしながら、このような粘土を焼成した陶器でできた急須は、直火であぶると割れてしまうという問題点があり、例えば、茶葉を焙じ茶にしてお茶を飲むには茶葉を直火であぶっても割れることが無い材質でできた焙烙にて茶葉を直火であぶって茶葉を焙じ茶にした後、該焙じ茶を急須に入れ、その後に急須にお湯を注いで飲まなければならず、焙じ茶を飲むには、急須と焙烙の両方が必要であるとともに、焙烙で焙じ茶にしたものを急須に入れ替えなければならず、手間がかかるという問題点があった。
特許文献1に示す急須は、上記問題点の他に、茶漉しが急須本体内に奥まった位置に設けられており、茶殻を急須本体から排除する際、茶漉しに付着した茶殻を完全に取り除くのが困難であり、茶殻が残ったままお湯を入れると品質の劣化という問題点が発生するため、茶漉しを急須本体から外さなければならず、着脱に手間がかかり、使い勝手が悪いという問題点があった。
また、焙烙に茶葉を入れて直火で焙烙をあぶって茶葉を焙じ茶にした後、該焙烙に湯を注いで浸出し、湯呑にお茶を注ぐと茶葉が大量に混入してしまうという問題点があった。
特開2007−275171号公報
本考案は上記従来の課題を解決するものであり、急須を直火であぶることで急須に入れた茶葉を焙じ茶にし、その後に上記急須にお湯を注ぐだけで焙じ茶を飲むことができる急須を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案の急須は、直火にてあぶることができる材質でできた急須に茶漉し部を設けたことを特徴とする。
本考案にあっては、前記急須は、急須本体と、前記急須本体内に形成された貯液体部と、前記貯液体部の上部に設けられて茶葉や液体を外部から前記急須本体内に導入する開口部を有する隔壁と、前記貯液体部に貯められた液体を外部に注ぐ注ぎ口と、前記茶葉が前記注ぎ口から多量に流出するのを防止する茶漉し部とを少なくとも備え、前記茶漉し部は、前記隔壁の前記貯液体部及び前記注ぎ口と連通する位置に穿設された複数個の孔により構成されていることが好ましい。
本考案の急須は、直火にてあぶることができる材質でできた急須に茶漉し部を設けたことを特徴とするものであり、急須を直火であぶることで急須に入れた茶葉を焙じ茶にし、その後に急須にお湯を注ぐだけで焙じ茶を飲むことができるという効果があり、本考案の急須を用意するだけで普通のお茶と、焙じ茶を選択して飲むことができるという効果がある。
また、請求項2のように、急須は、急須本体と、前記急須本体内に形成された貯液体部と、前記貯液体部の上部に設けられて茶葉や液体を外部から前記急須本体内に導入する開口部を有する隔壁と、前記貯液体部に貯められた液体を外部に注ぐ注ぎ口と、前記茶葉が前記注ぎ口から多量に流出するのを防止する茶漉し部とを少なくとも備え、前記茶漉し部は、前記隔壁の前記貯液体部及び前記注ぎ口と連通する位置に穿設された複数個の孔により構成されているものは、茶漉し部を着脱することなく茶漉しに付着した茶殻を取り除くのができるという効果があり、不要となった茶葉が残ったままお湯を入れると生じる品質の劣化という問題点が発生することも無く、茶漉しを急須本体から外すこともなく、使い勝手が良いという効果がある。
図1は、本考案の急須の実施例における側面図。 図2は、本考案の急須の実施例における平面図。 図3は、本考案の急須の実施例における断面図。
以下、本考案の実施の形態を図1乃至図3に基づいて詳述すると、本考案の急須1は、直火にてあぶることができる材質でできており、急須本体2と、急須本体2内に形成された貯液体部3と、貯液体部3の上部に設けられて茶葉や液体を外部から急須本体1内に導入する開口部4を有する隔壁5と、貯液体部3に貯められた液体を外部に注ぐ注ぎ口6と、茶葉が注ぎ口6から多量に流出するのを防止する茶漉し部7とを少なくとも備え、茶漉し部7は、隔壁5の貯液体部3及び注ぎ口6と連通する位置に穿設された複数個の孔8により構成されている
急須1は、直火にてあぶることができる材質であれば、陶器、アルミ、ステンレスなどから選択することができるが、茶漉し部7を急須本体2と一体的に形成するには、茶漉し部7を構成する複数個の孔8を簡単に穿設することができる陶器が好ましい。また、萬古焼で製造されたものが好ましい。
茶漉し部7を急須本体2と一体的に形成したものは、お湯が急須本体2と茶漉し部7を対流して茶葉がゆっくりと開き、お茶本来のうま味を十分に引き出すことができるという効果がある。
貯液体部3は、ふっくらとした丸みのある形状であり、貯液体部3にお湯を注いだ時に、茶葉が貯液体部3の中でうまく対流するようになっている。
開口部4は、隔壁5になるべく大きく広い円形状に開けており、不要となった茶葉を捨てやすく、貯液体部3内に手を入れて貯液体部3の掃除がしやすくなっている。
隔壁5は、貯液体部3に貯められた液体を外部に注ぐときに液体が隔壁5を乗り越えて直接注ぎ口6に流れ込まない大きさを有するものであり、貯液体部3に貯められた液体を外部に注ぐために急須1を徐々に傾斜させることにより、貯液体部3に貯められた液体が茶漉し部7を確実に通過して外部に注ぐことができるようになっている。
注ぎ口6は、注ぎ口6を注ぎ口6の先端側から見た形状がV字状に形成されているとともに、茶漉し部7の孔8から注ぎ口6に向かって窪み9ができるように隔壁5は注ぎ口6に向かって下り傾斜しており、お茶の流れが良くなって貯液体部3に残さず注ぎ切り易くなっており、最後の一滴まで注ぎ切ることでお茶を美味しく味わうことができるようになっている。
茶漉し部7は、貯液体部3及び注ぎ口6と連通する隔壁5の位置に穿設された100個程の孔8により構成されており、その孔8の大きさや数によって味わうお茶のおいしさが大きく変わるものであるとともに、従来の金属やプラスチック製ではないので、お茶の風味への影響がないものである。
取手10は、火傷をしないように適宜カバーにて覆うようにしても構わないものである。
実施例の茶漉し部は、前記隔壁の前記貯液体部及び前記注ぎ口と連通する位置に穿設された複数個の孔により構成されているが、前記隔壁の前記貯液体部及び前記注ぎ口と連通する位置に茶漉し取付部が大きな孔で形成されていて、その孔に茶漉しが着脱自在に設けられていても構わないものである。
次に、本考案の急須の使用方法について説明する。最初に蓋を取った状態で急須1を中火で1分程度温める。次に、貯液体部3内にほうじ茶等の茶葉を入れる。次に、茶葉が均等に混ざり合うように肘を支点にして揺らしながら約45秒〜1分程度、茶葉が焦げないように焙じる。次に、貯液体部3内にお湯を注ぎ、30秒から1分程度待って器に注ぐことで焙じ茶を飲用することができる。
本考案において、茶葉とは葉のみならず、植物の花、葉、根等、広義の茶を抽出するための原料を全て含むものである。また、液体とは湯、冷水その他に使用者が好みにより飲むものを含むものである。
1 急須
2 急須本体
3 貯液体部
4 開口部
5 隔壁
6 注ぎ口
7 茶漉し部
8 孔
9 窪み
10 取手
上記課題を解決するため、本考案の急須は、直火にてあぶることができる材質でできた急須に茶漉し部を設けた急須であって、前記急須は、急須本体と、前記急須本体内に形成された貯液体部と、前記貯液体部の上部に設けられて茶葉や液体を外部から前記急須本体内に導入する開口部を有する隔壁と、前記貯液体部に貯められた液体を外部に注ぐ注ぎ口と、前記茶葉が前記注ぎ口から多量に流出するのを防止する茶漉し部と、前記急須本体から側方に突出した取手とを少なくとも備えたことを特徴とする。
本考案の急須は、直火にてあぶることができる材質でできた急須に茶漉し部を設けたことを特徴とするものであり、急須を直火であぶることで急須に入れた茶葉を焙じ茶にし、その後に急須にお湯を注ぐだけで焙じ茶を飲むことができるという効果があり、本考案の急須を用意するだけで普通のお茶と、焙じ茶を選択して飲むことができるという効果がある。
また急須は、急須本体と、前記急須本体内に形成された貯液体部と、前記貯液体部の上部に設けられて茶葉や液体を外部から前記急須本体内に導入する開口部を有する隔壁と、前記貯液体部に貯められた液体を外部に注ぐ注ぎ口と、前記茶葉が前記注ぎ口から多量に流出するのを防止する茶漉し部と、前記急須本体から側方に突出した取手を少なくとも備え、前記茶漉し部は、前記隔壁の前記貯液体部及び前記注ぎ口と連通する位置に穿設された複数個の孔により構成されているものは、茶漉し部を着脱することなく茶漉しに付着した茶殻を取り除くのができるという効果があり、不要となった茶葉が残ったままお湯を入れると生じる品質の劣化という問題点が発生することも無く、茶漉しを急須本体から外すこともなく、使い勝手が良いという効果がある。

Claims (3)

  1. 直火にてあぶることができる材質でできた急須に茶漉し部を設けたことを特徴とする急須。
  2. 前記急須は、急須本体と、前記急須本体内に形成された貯液体部と、前記貯液体部の上部に設けられて茶葉や液体を外部から前記急須本体内に導入する開口部を有する隔壁と、前記貯液体部に貯められた液体を外部に注ぐ注ぎ口と、前記茶葉が前記注ぎ口から多量に流出するのを防止する茶漉し部とを少なくとも備えた請求項1に記載の急須。
  3. 前記茶漉し部は、前記隔壁の前記貯液体部及び前記注ぎ口と連通する位置に穿設された複数個の孔により構成されている請求項2に記載の急須。
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