JP3139389U - 深蒸し茶用急須 - Google Patents

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実 斉藤
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イツミ陶器株式会社
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Abstract

【課題】粉状の茶葉が茶漉し器の外方に流出することがなく飲み易く、茶葉を充分にお湯に浸らせることができ、深蒸し茶本来の旨味や甘みを引き出すことができる深蒸し茶用急須を提供する。
【解決手段】本考案の深蒸し茶用急須1は、急須本体2と、急須本体2の上部開口3に載置された蓋体4と、急須本体2内に配置される茶漉し器5とを有する深蒸し茶用急須であって、茶漉し器5は、70〜120メッシュの金属製網6にて有底筒状体に形成されていると共に、急須本体2内に配置されると、底面6が急須本体2の底部内面2a付近に位置するように構成されている。
【選択図】図2

Description

本考案は、特に深蒸し茶を飲用する際に使用して好適な深蒸し茶用急須に関する。
深蒸し茶は普通の煎茶に比して苦味や渋み(タンニン)が少なく、まろやかな旨味とコクのある甘みを有し、胃にも優しいなどの理由から近年愛飲されている。
ところで、深蒸し茶は、最初の工程の蒸し時間を普通の煎茶の2〜3倍長くしてタンニンを充分に糖化させるため、葉の形がやや崩れ粉っぽく製茶される。
この深蒸し茶を、例えば図5に示した従来の急須50(実開平5−72268号公報)にお湯を注いでお茶をいれると、茶漉し器51の網目(通常40メッシュ前後)が荒いため、網目から粉状の茶葉が茶漉し器51の外方に流出して飲みづらかった。また、急須50の底部内面52と茶漉し器51の底面53とがかなり離間しているため、茶葉を充分にお湯に浸らせることができず、深蒸し茶本来の旨味や甘みを引き出せなかった。
実開平5−72268号公報
そこで、本考案の課題は、粉状の茶葉が茶漉し器の外方に流出することがなく飲み易く、茶葉を充分にお湯に浸らせることができ、深蒸し茶本来の旨味や甘みを引き出すことができる深蒸し茶用急須を提供することにある。
上記課題を解決するものは、急須本体と、該急須本体の上部開口に載置された蓋体と、前記急須本体内に配置される茶漉し器とを有する深蒸し茶用急須であって、前記茶漉し器は、70〜120メッシュの金属製網にて有底筒状体に形成されていると共に、前記急須本体内に配置されると、底面が前記急須本体の底部内面付近に位置するように構成されていることを特徴とする深蒸し茶用急須である。
前記茶漉し器は、75〜85メッシュの金属製網にて形成されていることがより好ましい。前記茶漉し器は、底部付近が金属製環状リングにて補強されていることが好ましい。
請求項1の考案によれば、粉状の茶葉が茶漉し器の外方に流出することがなく飲み易く、茶葉を充分にお湯に浸らせることができて深蒸し茶本来の旨味や甘みを引き出すことができる深蒸し茶用急須となる。
請求項2の考案によれば、より適度な網目によって、粉状の茶葉を茶漉し器の外方に流出させることなく、深蒸し茶本来の旨味や甘みを茶漉し器の外方に流出させることができる深蒸し茶用急須となる。
請求項3の考案によれば、茶漉し器の形態を安定して保持できる深蒸し茶用急須となる。
本考案の深蒸し茶用急須は、茶漉し器を70〜120メッシュの金属製網にて形成することで粉状の茶葉が茶漉し器の外方に流出することがなく、茶漉し器の底面が急須本体の底部内面付近に位置するように構成されることで茶葉を充分にお湯に浸らせることができ、深蒸し茶本来の旨味や甘みを引き出すことができる深蒸し茶用急須を実現した。
図1は本考案の急須の一実施例の平面図であり、図2は図1のA−A線断面図であり、図3は図1に示した急須の茶漉し器の平面図であり、図4は図1に示した急須の茶漉し器の正面図である。
この実施例の深蒸し茶用急須1は、図1または2に示すように、急須本体2と、急須本体2の上部開口3に載置された蓋体4と、急須本体2内に配置される茶漉し器5とを有する深蒸し茶用急須であって、茶漉し器5は、70〜120メッシュの金属製網6にて有底筒状体に形成されていると共に、急須本体2内に配置されると、底面6aが急須本体2の底部内面2a付近に位置するように構成されている。以下、各構成について順次詳述する。
急須本体2は、上部開口3から内部に茶葉を入れてお湯を注ぎお茶を貯える部位であり、側部に注出部8と把手部9とを備えた有底容器に構成されている。注出部8の先端には注ぎ口8aが形成され、把手部9は注出部8と対向する位置(反対側の側部)に形成されている。また、上部開口3は、開口を形成する周縁部に環状の蓋受け用フランジを有している。
蓋体4は、急須本体2の上部開口3に載置されるものであり、蓋体4を把持するための摘み4aと空気や湯気を流通させるための通気孔4bとを有している。
茶漉し器5は、深蒸し茶の細かい茶葉が外方に流出しないように内部に保留するための濾過器であって、本体部は、70〜120メッシュ(網目の数/inch)の金属製網6にて有底筒状体に形成されている。より好ましくは75〜85メッシュの金属製網にて形成されていることであり、この実施例では80メッシュのステンレス製網にて形成されている。これにより、粉状の茶葉を茶漉し器5の外方に流出させることなく、深蒸し茶本来の旨味や甘みを茶漉し器5の外方に流出させることができる。
この実施例の茶漉し器5は、図3または図4に示すように、上部付近に、急須本体2の内部に装着するための装着部10を有している。この装着部10はステンレスにて形成されており、金属製網6の円筒形状を上部側面にて保形するための環状部10aと、環状部10aの上端に一体に形成され水平方向外側に向かって延出したフランジ10bとを備え、上部開口3の周縁部の上面にこのフランジ10bを載置すると、急須本体2の内部に茶漉し器5を装着可能に構成されている。
他方、茶漉し器5の底部付近には、図4に示すように、ステンレスにて形成された金属製環状リング7が被嵌されている。具体的には、この金属製環状リング7は、金属製網6の円筒形状を下部側面にて保形するための環状部7aと、環状部7aの下端に一体に形成され水平方向内側に向かって延出したフランジ7bとを備えており、この金属製環状リング7により、変形しやすい金属製網6の下部の保形性を担保している。
また、茶漉し器5は、急須本体2内に配置されると、底面6aが急須本体2の底部内面2a付近に位置するように構成されている。これにより、茶葉を充分にお湯に浸らせることができ、深蒸し茶本来の旨味や甘みをさらに引き出すことができる。なお、「底面が急須本体の底部内面付近に位置する」とは、この実施例のように、茶漉し器5の底面6aと急須本体2の底部内面2aとが若干離間している場合の他、茶漉し器5の底面6aと急須本体2の底部内面2aとが接触している場合を包含するものである。
本考案の茶漉し器の特徴的構造(茶漉し器が70〜120メッシュの金属製網にて有底筒状体に形成されていると共に、本体内に配置されると、茶漉し器の底面が本体の底部内面付近に位置する構成)は、例えば紅茶などの他の注出用容器にも適用可能である。
本考案の急須の一実施例の平面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1に示した急須の茶漉し器の平面図である。 図1に示した急須の茶漉し器の正面図である。 従来の急須の一部切り欠き断面図である。
符号の説明
1 深蒸し茶用急須
2 急須本体
3 上部開口
4 蓋体
5 茶漉し器
6 金属製網
7 金属製環状リング
8 注出部
9 把手部
10 装着部

Claims (3)

  1. 急須本体と、該急須本体の上部開口に載置された蓋体と、前記急須本体内に配置される茶漉し器とを有する深蒸し茶用急須であって、前記茶漉し器は、70〜120メッシュの金属製網にて有底筒状体に形成されていると共に、前記急須本体内に配置されると、底面が前記急須本体の底部内面付近に位置するように構成されていることを特徴とする深蒸し茶用急須。
  2. 前記茶漉し器は、75〜85メッシュの金属製網にて形成されている請求項1に記載の深蒸し茶用急須。
  3. 前記茶漉し器は、底部付近が金属製環状リングにて補強されている請求項1または2に記載の深蒸し茶用急須。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3143219U (ja) * 2008-05-01 2008-07-10 イツミ陶器株式会社 茶類成分抽出器具
CN106724538A (zh) * 2017-01-23 2017-05-31 佛山市嘉亿艺术陶瓷研究有限公司 一种双层隔热陶茶壶

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