JP3133626U - 蓋付注出容器 - Google Patents

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浩 伊藤
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株式会社ジョイクラブジャパン
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Abstract

【課題】簡素な構造でより容易に作製でき、蓋を脱落させることなく片手で注出することができる蓋付注出容器を提供する。
【解決手段】本考案の蓋付注出容器1は、側部に注出部2と把手3とをそれぞれ備え上部に開口部4を備えた注出容器本体5と、注出容器本体5の開口部4に配される蓋6とを有し、開口部4は、上方aに蓋6を配置する蓋受用フランジと、蓋受用フランジの上方の少なくとも注出部2側に設けられ蓋6の端縁部と係合して係止可能な凹部8と、把手3側に設けられ注出容器本体5を注出部2側を下方に向けて傾斜させると蓋6を上方から係止する凸部9とを有している。このため、お茶等を注ぐために注出部側を下方に向けて傾斜させると、注出部側では蓋の端縁部が開口部に設けられた凹部に係合し、把手側では凸部が蓋を上方から係止するため、蓋を脱落させることなく片手で注出することができる。
【選択図】図4

Description

本考案は、注出時に傾けても蓋が容器本体から脱落しない蓋付注出容器に関する。
例えば急須などの蓋付注出容器は、急須本体を傾けて湯飲みにお茶を注ぐ。通常、この注出動作は、一方の手で把手を持って急須本体を傾け、他方の手で蓋のつまみを押さえながら両手で行っている。
しかし、お茶を注ぐ際にいつも両手を要するのは不便な場合があり、また半身麻痺などの病人等は不可能な動作であり、さらに、蓋を落下させて破損させ急須ごと廃棄しなければならないこともあった。
この改善策としては、片手で注出動作が可能な急須等が種々提案されている。例えばそのようなものとして、蓋の下部に水平方向延出部を設け、この水平方向延出部を開口部に設けられた蓋受フランジの下方に挿入して蓋を係止させるもの(実開昭61−79978号公報)、開口部付近に突起部を設け、蓋のつまみと突起部とを連結帯にて連結して蓋を係止するもの(実開昭62−66562号公報)、開口部に水平方向に延在する凹部を設け、蓋の周縁の取り付けた弾性凸部を凹部に嵌合して係止するもの(実開昭62−193477号公報)、蓋の周縁に設けられた凸部をカートリッジに設けられた環状凹部内に挿入して蓋を係止するもの(実開昭63−29471号公報)、開口部に設けられた凹部と蓋の周縁にもうけられた環状凹部を係合させて蓋を係止するもの(実開平1−86877号公報)、蓋の延出部と把手とを一体的に把持して蓋の脱落を防止するもの(実開平4−38762号公報)、開口部に水平方向に延在する凹部を設け、蓋の周縁部を凹部内に挿入して係止するもの(実用新案登録第3013389号公報)、蓋と開口部にそれぞれ係合部を設け両者を相対的に回動することで係止するもの(実用新案登録第3072073号公報)などがある。
実開昭61−79978号公報 実開昭62−66562号公報 実開昭62−193477号公報 実開昭63−29471号公報 実開平1−86877号公報 実開平4−38762号公報 実用新案登録第3013389号公報 実用新案登録第3072073号公報
本願考案は、これらと同様の課題を他の構造にて解決するものであり、すなわち、本考案の課題は、簡素な構造でより容易に作製でき、蓋を脱落させることなく片手で注出することができる蓋付注出容器を提供することにある。
上記課題を解決するものは、側部に注出部と把手とをそれぞれ備え上部に開口部を備えた注出容器本体と、該注出容器本体の前記開口部に配される蓋とを有した蓋付注出容器であって、前記開口部は、上方に前記蓋を配置する蓋受用フランジと、該蓋受用フランジの上方の少なくとも注出部側に設けられ前記蓋の端縁部と係合して係止可能な凹部と、把手側に設けられ前記注出容器本体を前記注出部側を下方に向けて傾斜させると前記蓋を上方から係止する凸部とを有していることを特徴とする蓋付注出容器である。
前記凸部は、前記把手の一端部が前記開口部の内側に向かって延出して形成されていることが好ましい。前記凹部は、前記開口部の内周部に設けられた環状凹部であることが好ましい。
請求項1に記載の考案によれば、簡素な構造でより容易に作製でき、蓋を脱落させることなく片手で注出することができる蓋付注出容器となる。
請求項2または請求項3に記載の考案によれば、より簡素な構造で上記請求項1の効果を奏する蓋付注出容器を構成できる。
請求項4に記載の考案によれば、簡素な構造でより容易に作製でき、蓋を脱落させることなく片手で注出することができる急須となる。
本考案の蓋付注出容器は、お茶等を注ぐために注出部側を下方に向けて傾斜させると、注出部側では蓋の端縁部が開口部に設けられた凹部に係合し、把手側では凸部が蓋を上方から係止するため、蓋を脱落させることなく片手で注出することができる。
図1は本考案の蓋付注出容器の一実施例の平面図であり、図2は図1のA−A線断面図であり、図3は図2において蓋を注出容器本体から外した状態の図であり、図4は図1に示した蓋付注出容器の作用を示す縦断面図である。
この実施例の蓋付注出容器1は、側部に注出部2と把手3とをそれぞれ備え上部に開口部4を備えた注出容器本体5と、注出容器本体5の開口部4に配される蓋6とを有し、開口部4は、上面7aに蓋6を載置する蓋受用フランジ7と、蓋受用フランジ7の上方の少なくとも注出部2側に設けられ蓋6の端縁部と係合して係止可能な凹部8と、把手3側に設けられ注出容器本体5を注出部2側を下方に向けて傾斜させると蓋6を上方から係止する凸部9とを有している。以下、各構成について順次詳述する。
この実施例の蓋付注出容器1は急須であるが、本考案の蓋付注出容器は、蓋体を備え注出容器本体を傾斜させて内部の液体を注出する容器を広く包含するものであり、例えば土瓶、やかん、コーヒーポットまたはティーポットなどに適用したものも本考案の範疇に包含される。
注出容器本体5は、有底筒状の濾過カートリッジ(図示しない)を配し、その中に茶葉を入れて開口からお湯を注ぎ内部にお茶を貯える部位であり、図1または図2に示すように、側部に注出部2と把手3とをそれぞれ備え上部に開口部4を備えた有底容器に構成されている。また、注出部2は先端に注ぎ口2aを備え、把手3は注出部2が設けられている部位とは略反対側の側部に形成されている。
蓋6は注出容器本体5の開口部4に配されるものであり、蓋6を把持するつまみ10と、空気を流通させる空気孔11とを有している。
開口部4は、お湯を注出容器本体5内に流入させたり、茶葉を挿入したりする開口を形成する部位である。
開口部4には、上面7aに蓋6や濾過カートリッジを載置するための環状の蓋受用フランジ7が形成され、この部位に蓋6の周縁部6aを載置すると、図2に示すように注出容器本体5に蓋6を配置することができる。他方、この蓋受用フランジ7の上面7aには、有底筒状の濾過カートリッジ(図示しない)のフランジを載置して注出容器本体5に有底筒状の濾過カートリッジを配することもでき、その上部に蓋6を配してもよい。
また、開口部4には、図3に示すように、蓋受用フランジ7の上方の少なくとも注出部2側に設けられ蓋6の端縁部(周縁部6a)と係合して係止可能な凹部8が設けられている。なお、この実施例では、凹部8は、開口部4の内周部に設けられ、開口上端より開口を大きくするように水平方向に延在する環状凹部に形成されている。そして、お茶等を注ぐために注出部2側を下方に向けて傾斜させると、図4に示すように、注出部2側では蓋6の端縁部(周縁部6a)がこの凹部8に係合して係止されるように構成されている。だたし、凹部は環状凹部に限定されず、開口部の内周部において、注出部側に部分的に形成されたものも本考案の範疇に包含される。
さらに、開口部4には、把手3側に設けられ注出容器本体5を注出部2側を下方に向けて傾斜させると蓋6を上方から係止する凸部9が設けられている。なお、この実施例では、凸部9は、図1または図4に示すように、把手3の一端部(上端部)が開口部4の内側に向かって延出して形成されている。そして、お茶等を注ぐために注出部2側を下方に向けて傾斜させると、図4に示すように、把手3側では凸部9が蓋6(具体的には周縁部6a)を上方から係止するように構成されている。ただし、凸部は、把手の一端部が開口部の内側に向かって延出して形成されたものに限定されず、把手側の開口部付近に設けられ蓋を上方から係止するものであればどのようなものでもよい。
このように、本考案の蓋付注出容器1は、お茶等を注ぐために注出部2側を下方に向けて傾斜させると、注出部2側では蓋6の端縁部が開口部4に設けられた凹部8に係合し、把手3側では凸部9が蓋6を上方から係止するため、開口部4に凹部8および凸部9のような簡素な構造を設けるだけ、蓋6を脱落させることなく片手で注出することができる。
本考案の蓋付注出容器の一実施例の平面図である。 図2は図1のA−A線断面図である。 図3は図2において蓋を注出容器本体から外した状態の図である。 図4は図1に示した蓋付注出容器の作用を示す縦断面図である。
符号の説明
1 蓋付注出容器
2 注出部
3 把手
4 開口部
5 注出容器本体
6 蓋
7 蓋受用フランジ
8 凹部
9 凸部
10 つまみ
11 空気孔

Claims (4)

  1. 側部に注出部と把手とをそれぞれ備え上部に開口部を備えた注出容器本体と、該注出容器本体の前記開口部に配される蓋とを有した蓋付注出容器であって、前記開口部は、上方に前記蓋を配置する蓋受用フランジと、該蓋受用フランジの上方の少なくとも注出部側に設けられ前記蓋の端縁部と係合して係止可能な凹部と、把手側に設けられ前記注出容器本体を前記注出部側を下方に向けて傾斜させると前記蓋を上方から係止する凸部とを有していることを特徴とする蓋付注出容器。
  2. 前記凸部は、前記把手の一端部が前記開口部の内側に向かって延出して形成されている請求項1に記載の蓋付注出容器。
  3. 前記凹部は、前記開口部の内周部に設けられた環状凹部である請求項1または2に記載の蓋付注出容器。
  4. 前記蓋付注出容器は急須である請求項1ないし3のいずれかに記載の蓋付注出容器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022224784A1 (ja) * 2021-04-22 2022-10-27 株式会社AO Labo. 飲料抽出器

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