JP3231516U - コーヒードリッパ - Google Patents

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三紀 吉田
三紀 吉田
純一 倉永
純一 倉永
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Hario株式会社
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Abstract

【課題】コーヒーを淹れる際の手間を軽減するとともに、コーヒーの風味や味が損なわれてしまうことを防止することが可能なコーヒードリッパを提供する。【解決手段】コーヒードリッパ1は、耐熱樹脂からなり、略円錐台形状の本体1aと、ペーパーフィルタが収納される内周壁1bとを有する。コーヒードリッパ1の内周壁1bには、流出孔2と連通する第1連通溝3が穿設されている。これにより、第1連通溝3とペーパーフィルタの間の空気対流が適切な状態で保持されることから、抽出されるコーヒーの濃度が湯を注ぐ流速に影響され難くなるので、複数回に分けて湯を注ぐ技法を用いる必要がなく、湯を一度注ぐだけで一定濃度のコーヒーを抽出することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、ペーパーフィルタを用いてコーヒーを淹れる際に使用するコーヒードリッパに関するものである。
従来では、ペーパーフィルタを収納するための収納空間が設けられたコーヒードリッパが知られている(例えば、特許文献1)。このようなコーヒードリッパの内周壁には、高さと長さが異なるリブが複数設けられている。これにより、コーヒーを抽出するときにある程度均一な流速と抽出率を確保することができる。
また、特許文献1に開示されているコーヒードリッパを用いてコーヒーを抽出する場合には、まず、コーヒードリッパの収納空間にペーパーフィルタを収納し、コーヒーの粉末をペーパーフィルタの上にセットする。そして、コーヒードリッパの上部から湯を注ぐ。これにより、濾過されたコーヒーがペーパーフィルタと内周壁の間から本体の底に設けられた流出孔に向かって流出することとなる。
実用新案登録第3227141号公報
特許文献1に開示されているコーヒードリッパは、内周壁にリブが設けられていることから、内周壁にリブが設けられていない場合と比較して、内周壁とペーパーフィルタの間の空気対流が適切な状態で保持される。これにより、ペーパーフィルタが収納されたコーヒードリッパに対して湯を注いだときに、湯の流速が速い場合には流出されるコーヒーの流速が速くなる。一方で、湯の流速が遅い場合には流出されるコーヒーの流速が遅くなる。
そうすると、抽出されるコーヒーの濃度が湯の流速によって異なってしまうため、湯を注ぐ者の技量によっては、コーヒーの風味や味が損なわれてしまうという問題点があった。
ここで、コーヒーの風味や味が損なわれてしまうことを防止するために、複数回に分けて湯を注ぐ技法がある。具体的には、最初に少量の湯を注いで所定時間蒸らしてから、残りの湯を注ぐ技法である。
しかしながら、湯を複数回に分けて注ぐ技法は、蒸らしを行うときに注ぐ湯の量や、蒸らしを行う時間、湯の注ぎ方などの知識や技量が求められる。また、複数回に分けて湯を注ぐ必要があることから、コーヒーを淹れる際に手間がかかってしまうという問題点があった。
本考案は、このような問題点に鑑み、コーヒーを淹れる際の手間を軽減するとともに、コーヒーの風味や味が損なわれてしまうことを防止することが可能なコーヒードリッパを提供することを目的とする。
このような課題を解決するために、本考案に係るコーヒードリッパは、ペーパーフィルタが収納される略円錐台形状の本体と、前記本体の底に設けられた流出孔と、前記本体の内周壁に穿設され、前記流出孔と連通する連通溝と、を備えたことを特徴とする。
また、本考案に係るコーヒードリッパにおいて、前記連通溝は、流出孔と連通する第1連通溝と、前記第1連通溝と連通する第2連通溝と、により構成されていることを特徴とする。
また、本考案に係るコーヒードリッパにおいて、前記第1連通溝の幅は、前記第2連通溝の幅と同じ幅であることを特徴とする。
また、本考案に係るコーヒードリッパにおいて、前記第1連通溝の深さは、前記第2連通溝の深さと同じ深さであることを特徴とする。
本考案によれば、コーヒーを淹れる手間を軽減するとともに、コーヒーの風味や味が損なわれてしまうことを防止することが可能なコーヒードリッパを提供することができる。
コーヒードリッパの外観図である。 コーヒードリッパの断面図である。 コーヒードリッパが装着される台座を示す図である。 コーヒードリッパの第1使用態様を示す図である。 コーヒードリッパが装着されるスタンドを示す図である。 コーヒードリッパの第2使用態様を示す図である。
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
(コーヒードリッパ1の外観図)
まず、図1を用いて、本考案におけるコーヒードリッパ1の構成について具体的に説明を行う。なお、図1(A)は、コーヒードリッパ1の正面図であり、図1(B)は、コーヒードリッパ1の上面図である。
本考案におけるコーヒードリッパ1は、耐熱樹脂(例えば、AS樹脂)からなり、略円錐台形状の本体1aと、後述するペーパーフィルタ8が収納される内周壁1bとを有する。また、コーヒードリッパ1の底には、抽出されたコーヒーが流出される丸型の流出孔2が設けられている。
また、内周壁1bには、流出孔2と連通する第1連通溝3と、第1連通溝3と連通する第2連通溝4とが穿設されている。
なお、第2連通溝4は、図1(B)に図示されている通り、上面視で四星の形状となっている。
(コーヒードリッパ1の断面図)
図2を用いて、本考案におけるコーヒードリッパ1の断面図について説明を行う。なお、図2は、図1に示すコーヒードリッパ1のX−X断面図である。
本実施形態における第1連通溝3の幅W3は特定の幅となっている。また、第2連通溝4の幅W4も特定の幅となっている。すなわち、本実施形態では、第1連通溝3の幅W3は、第2連通溝4の幅W4と同じ幅となっている。なお、第1連通溝3の幅W3が第2連通溝4の幅W4より広くなっていてもよいし、第2連通溝4の幅W4が第1連通溝3の幅W3より広くなっていてもよい。
本実施形態における第1連通溝3の深さH3は特定の深さとなっている。また、第2連通溝4の深さH4も特定の深さとなっている。すなわち、本実施形態では、第1連通溝3の深さH3が第2連通溝4の深さH4と同じ深さとなっている。なお、第1連通溝3の深さH3が第2連通溝4の深さH4よりも深くなっていてもよいし、第2連通溝4の深さH4が第1連通溝3の深さH3よりも深くなっていてもよい。
本実施形態における第1連通溝3の形状は略凹状となっている。また、第2連通溝4の形状も略凹状となっている。すなわち、第1連通溝3の形状と第2連通溝4の形状とは同じ形状となっている。なお、また、第1連通溝3の形状と、第2連通溝4の形状とは異なる形状であってもよい。また、第1連通溝3の形状と、第2連通溝4の形状とはどのような形状を採用してもよい。例えば、第1連通溝3の形状や、第2連通溝4の形状は、略V状であってもよいし、略半円状であってもよい。
(コーヒードリッパ1が装着される台座5)
図3を用いて、コーヒードリッパ1が装着される台座5について説明を行う。
台座5の略中央には、コーヒードリッパ1が嵌装される台座嵌装孔6が設けられている。そして、コーヒードリッパ1が台座嵌装孔6に嵌装されることにより、コーヒードリッパ1が台座5に装着される。ここで、台座5の使用態様については、図4を用いて説明する。
(コーヒードリッパ1の第1使用態様)
図4を用いて、本考案におけるコーヒードリッパ1の第1使用態様について説明を行う。
まず、コーヒードリッパ1の内周壁1bに略円錐形状のペーパーフィルタ8を収納する。次に、コーヒードリッパ1を台座5に装着した上で、コーヒードリッパ1が装着された台座5をカップ7の上に載置する。なお、ペーパーフィルタ8は、コーヒードリッパ1を台座5に装着してから収納してもよい。
そして、ペーパーフィルタ8の内部に粉末コーヒー9を入れ、ケトル10の中にある湯を注ぐ。そうすると、内周壁1bと、ペーパーフィルタ8とが当接することとなるが、第1連通溝3とペーパーフィルタ8の間の空気対流、及び第2連通溝4とペーパーフィルタ8の間の空気対流が適切な状態で保持される。このため、抽出されたコーヒーが第1連通溝3や、第2連通溝4を伝って流出し、流出孔2からカップ7の中にゆっくりと流下することとなる。
これにより、抽出されるコーヒーの濃度が注がれる湯の流速に影響され難くなるので、複数回に分けて湯を注ぐ技法を用いる必要がなく、湯を一度注ぐだけで一定濃度のコーヒーを抽出することができる。
(コーヒードリッパ1が装着されるスタンド11)
図5を用いて、コーヒードリッパ1が装着されるスタンド11について説明を行う。
スタンド11の上部の略中央には、コーヒードリッパ1が嵌装されるスタンド嵌装孔12が設けられている。そして、コーヒードリッパ1がスタンド嵌装孔12に嵌装されることにより、コーヒードリッパ1がスタンド11に装着される。ここで、スタンド11の使用態様については、図6を用いて説明する。
(コーヒードリッパ1の第2使用態様)
図6を用いて、本考案におけるコーヒードリッパ1の第2使用態様について説明を行う。
まず、コーヒードリッパ1の内周壁1bに略円錐形状のペーパーフィルタ8を収納する。次に、コーヒードリッパ1をスタンド11に装着した上で、スタンド嵌装孔12の下方にカップ7をセットする。なお、ペーパーフィルタ8は、コーヒードリッパ1をスタンド11に装着してから収納してもよい。
そして、ペーパーフィルタ8の内部に粉末コーヒー9を入れ、ケトル10の中にある湯を注ぐ。そうすると、内周壁1bと、ペーパーフィルタ8とが当接することとなるが、第1連通溝3とペーパーフィルタ8の間の空気対流、及び第2連通溝4とペーパーフィルタ8の間の空気対流が適切な状態で保持される。このため、抽出されたコーヒーが第1連通溝3や、第2連通溝4を伝って流出し、流出孔2からカップ7の中にゆっくりと流下することとなる。
これにより、抽出されるコーヒーの濃度が注がれる湯の流速に影響され難くなるので、複数回に分けて湯を注ぐ技法を用いる必要がなく、湯を一度注ぐだけで一定濃度のコーヒーを抽出することができる。
このように、本考案によれば、コーヒードリッパ1の内周壁1bには、流出孔2と連通する第1連通溝3が穿設されている。そうすると、第1連通溝3とペーパーフィルタ8の間の空気対流が適切な状態で保持されることから、抽出されるコーヒーの濃度が湯を注ぐ流速に影響され難くなるので、複数回に分けて湯を注ぐ技法を用いる必要がなく、湯を一度注ぐだけで一定濃度のコーヒーを抽出することができる。これにより、コーヒーを淹れる際の手間を軽減するとともに、コーヒーの風味や味が損なわれてしまうことを防止することが可能なコーヒードリッパ1を提供することができる。
(請求項1に係る考案)
請求項1に係る考案は、ペーパーフィルタ(例えば、ペーパーフィルタ8)が収納される略円錐台形状の本体(例えば、本体1a)と、前記本体の底に設けられた流出孔(例えば、流出孔2)と、前記本体の内周壁(例えば、内周壁1b)に穿設され、前記流出孔と連通する連通溝(例えば、第1連通溝3、第2連通溝4)と、を備えたことを特徴とするコーヒードリッパである。
(請求項2に係る考案)
請求項2に係る考案において、前記連通溝は、流出孔と連通する第1連通溝(例えば、第1連通溝3)と、前記第1連通溝と連通する第2連通溝(例えば、第2連通溝4)と、により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコーヒードリッパである。
(請求項3に係る考案)
請求項3に係る考案において、前記第1連通溝の幅(例えば、第1連通溝の幅W3)は、前記第2連通溝の幅(例えば、第2連通溝の幅W4)と同じ幅(例えば、特定の幅)であることを特徴とする請求項2に記載のコーヒードリッパである。
(請求項4に係る考案)
前記第1連通溝の深さ(例えば、第1連通溝の深さH3)は、前記第2連通溝の深さ(例えば、第2連通溝の深さH4)と同じ深さ(例えば、特定の深さ)であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のコーヒードリッパである。
なお、上記実施形態や変形例で示した事項は、あくまで一例に過ぎず、本考案の範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
1 コーヒードリッパ
1a 本体
1b 内周壁
2 流出孔
3 第1連通溝
4 第2連通溝
5 台座
6 台座嵌装孔
7 カップ
8 ペーパーフィルタ
9 粉末コーヒー
10 ケトル
11 スタンド
12 スタンド嵌装孔
H3 第1連通溝の深さ
H4 第2連通溝の深さ
W3 第1連通溝の幅
W4 第2連通溝の幅

Claims (4)

  1. ペーパーフィルタが収納される略円錐台形状の本体と、
    前記本体の底に設けられた流出孔と、
    前記本体の内周壁に穿設され、前記流出孔と連通する連通溝と、
    を備えたことを特徴とするコーヒードリッパ。
  2. 前記連通溝は、
    流出孔と連通する第1連通溝と、
    前記第1連通溝と連通する第2連通溝と、
    により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコーヒードリッパ。
  3. 前記第1連通溝の幅は、前記第2連通溝の幅と同じ幅であることを特徴とする請求項2に記載のコーヒードリッパ。
  4. 前記第1連通溝の深さは、前記第2連通溝の深さと同じ深さであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のコーヒードリッパ。
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