JP3131257U - コーヒードリッパー - Google Patents

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Abstract

【課題】ペーパードリップにおいて、理想的な蒸らしと成分抽出の両立を実現でき、まろやかで、美味しいコーヒーをいれることができるコーヒードリッパーを提供する。
【解決手段】底部に孔51〜53を有する台形断面筒状のフィルター受け2を有するコーヒードリッパー10であって、フィルター受け2の表面に、孔から上方へ延びる複数の凹溝3を形成し、凹溝3の形状を、孔から上方に延びる方向に漸次幅狭とした。
【選択図】図1

Description

本考案は、フィルター受けを有するコーヒードリッパーに関するものである。
紙のフィルターを使用するコーヒードリッパーには、フィルター受けの形状により、円錐筒状型と台形断面筒状型がある。台形断面筒状型コーヒードリッパーとしては、図8(例えば特開平10−216018号公報の図13)に示されるように、底部に孔を有する台形断面筒状のフィルター受け101と、この受け101の一側に取り付けた把手102と、該フィルター受け101の底面に取り付けたカップの蓋板103とからなるものである。また、台形断面筒状型コーヒードリッパー100のフィルター受け101の表面には、多数の突状リブ104が該底部から上方に向けて延びるように形成されている。
フィルター受け101の表面に形成される多数の突状リブ104は、フィルター受け101の表面とセットされたフィルターの間に隙間を形成する機能を有する。これにより、注がれたお湯は、コーヒーとなって、該隙間から下方へ流出する。
しかしながら、従来のコーヒードリッパー100は、ペーパードリップにおいて、理想的な蒸らしと成分抽出の両立を実現できておらず、誰が淹れても、まろやかで、美味しいコーヒーがはいるというものではなかった。
従って、本考案は、ペーパードリップにおいて、理想的な蒸らしと成分抽出の両立を実現でき、誰が淹れても、まろやかで、美味しいコーヒーをいれることができるコーヒードリッパーを提供することにある。
かかる実情において、本考案者は鋭意検討を行った結果、フィルター受けの表面に、孔から上方へ延びる複数の凹溝を形成し、該凹溝の形状を、該孔から上方に延びる方向に漸次幅狭とすれば、ペーパードリップにおいて、理想的な蒸らしと成分抽出の両立を実現でき、誰が淹れても、まろやかで、美味しいコーヒーができることを見出し、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は、底部に孔を有する台形断面筒状のフィルター受けを有するコーヒードリッパーであって、該フィルター受けの表面に、該孔から上方へ延びる複数の凹溝を形成し、該凹溝の形状を、該孔から上方に延びる方向に漸次幅狭としたコーヒードリッパーを提供するものである。
本考案によれば、凹溝がコーヒーの流路となる。コーヒーの流路は、上方から下方に向けて流路容積が漸次大となるため、フィルターの上方から出る薄いコーヒーは少なく、フィルター下方から出るコーヒー粉の中を十分に通り、コーヒーの旨味を多く含んだ濃いコーヒーは多くでる。このため、蒸らしを行なった後、お湯を注ぐ方法を採れば、理想的な蒸らしと成分抽出の両立を実現でき、誰が淹れても、まろやかで、美味しいコーヒーができる。
次ぎに、本考案の台形断面筒状型コーヒードリッパーを図1〜図6を参照して説明する。図1は本例の台形断面筒状型コーヒードリッパーの斜視図、図2は図1の台形断面筒状型コーヒードリッパーの平面図、図3は図2の台形断面筒状型コーヒードリッパーのX−X線に沿って見た断面図、図4は図2の台形断面筒状型コーヒードリッパーのY−Y線に沿って見た断面図、図5は図2の台形断面筒状型コーヒードリッパーのZ−Z線に沿って見た断面図、図6は図2の台形断面筒状型コーヒードリッパーのZ−Z線に沿って見た断面図、図7は図1の台形断面筒状型コーヒードリッパーの底面図である。
台形断面筒状型コーヒードリッパー10は、底部6に3つの孔61〜63を有する台形断面筒状のフィルター受け2を有するコーヒードリッパーであって、フィルター受け2の表面に、底板69から上方へ直線状に延びる複数の凹溝3を形成し、凹溝3の形状を、底部6から上方に延びる方向に漸次幅狭としたものである。
フィルター受け2は、上方がお湯が注がれる円形の開口であり、下方がコーヒーが流出する3つの小さな孔61〜63を有する細長矩形状の底板69となる逆台形断面筒状である。このような逆台形断面筒状は、当該技術の分野においては台形断面筒状型または台形型と言う。
フィルター受け2の底部6の孔61〜63は、それより下方に延び、コーヒードリッパーの底部の下方開口51〜53に連通している。これにより、フィルターを通過したコーヒーはフィルター受け2にそれほど長く滞留することなく、カップAに流下させることができる。なお、孔61〜63から下方開口51〜53に至る形状は、これに限定されず、例えば、孔61〜63から下方開口51〜53に、末広がり状であってもよい。
フィルター受け2の底部6の孔61〜63や下方開口51〜53は、上記の3つの孔に限定されず、2つ又は4つ以上であってもよい。また、フィルター受け2の細長矩形状の底板69を全部開口、すなわち孔が1つのものであってもよい。この際、孔径が小さ過ぎたりすると、コーヒーの滴下を制限してしまい、コーヒーがフィルター受け2に長く滞留することがあり、苦味が強くなることがある。
凹溝3は、逆さ台形状面211に形成される凹溝3aと、逆さ三角形状面212に形成される凹溝3bとからなる。凹溝3aは、フィルター受け2の逆さ台形状面211の周方向に等ピッチで形成されており、両側部分の凹溝3aの長さがやや短いものの、概ね同じ形状である。凹溝3bは、フィルター受け2の逆さ三角形台形状面212の周方向に等ピッチで形成されており、三角形の形状に応じて、両側部分に向けて長さが短く、且つ幅狭となる。また、凹溝3a及び3b共に、全ての凹溝は、底板69から上方へ延びる方向に漸次幅狭、すなわち、w>wであり、wからwに漸次幅狭となっている。これにより、上方から出る薄いコーヒーは少なく、下方から出るコーヒー粉の中を十分に通り、コーヒーの旨味を多く含んだ濃いコーヒーは多くでるため、ペーパードリップの際、誰が淹れても、まろやかで、美味しいコーヒーができる。また、凹溝3a及び3bがないと、お湯が注がれた後、空気の逃げ場がなくなり、粉の中を空気がボコボコとかき混ぜながら上がっていくため、効果的な蒸らしができなくなるが、凹溝3a及び3bが形成されることで、空気の逃げ場ができ、コーヒー粉とお湯が静かに接触するため、効果的な蒸らしができる。
また、凹溝3aの全部及び凹溝3bの長さが最大の溝311におけるw:wは、1.5〜2.5が好適であり、特に1.7〜2.2が更に好ましい。凹溝3の合計容積を一定とした場合、w:wが、1.5未満であると、薄いコーヒーが出すぎる一方、コーヒーの旨味を多く含んだ濃いコーヒーが少なくなり、味気が無くなる点で好ましくなく、また、w:wが、2.5を越えると、濃いコーヒーが多くですぎ、酸味と苦味のバランスが崩れる点で好ましくない。
また、凹溝3bの中、上記以外の長さが短い凹溝の場合、上記凹溝3bの溝311の形状を有し、且つ当該設置位置で規制される長さに形成されたものであり、幅寸法は当然に決定される。すなわち、凹溝3bの全ての凹溝の同じレベル(お湯が注がれた場合の液レベル)におけるそれぞれの幅寸法は同じである。
凹溝3a及び3bの深さは、更に、底部5から上方に延びる方向に漸次浅くなっているものが好適である。すなわち、d>dであり、dからdに漸次浅くなっている。これにより、更に、上方から出る薄いコーヒーは少なく、下方から出る旨味を多く含んだ濃いコーヒーは多くでるため、まろやかで、美味しいコーヒーができる。また、凹溝の形状の制御が、溝幅と溝の深さの両方から可能となる。
また、凹溝3bの中、上記以外の長さが短い凹溝の場合、前記同様に、上記凹溝3bの溝311の形状を有し、且つ当該設置位置で規制される長さに形成されたものであり、深さ寸法は当然に決定される。すなわち、凹溝3bの全ての凹溝の同じレベル(お湯が注がれた場合の液レベル)における深さはそれぞれ同じである。
フィルター受け2に形成される凹溝3a及び3bの設置数としては、図面に示されたものに限定されず、適宜決定される。
なお、凹溝3の合計容積は、容積比で、フィルター受け2の全容積に対して、好ましくは0.12〜0.25、特に好ましくは0.15〜0.20、更に好ましくは0.16〜0.18とすることが、まろやかで、美味しいコーヒーができる点で好適である。凹溝3の合計容積が、容積比で、フィルター受け2の全容積に対して、0.12未満であると、抽出時間が遅くなり、苦味がやや強くなる。また、凹溝3の合計容積が、容積比で、フィルター受け2の全容積に対して、0.25を越えると、抽出時間が早くなり、味気がなくなる。
凹溝3の形状は、上記放射状のものに限定されず、螺旋状であってもよい。螺旋状の凹溝3においても、幅寸法及び深さ寸法、並びに凹溝3の合計容積は、前記放射状のものと同様である。
本考案の任意の構成要素である外筒1は、フィルター受け2の外側に位置し、該フィルター受け2の上端部と下方開口51〜53の縁部に接続することで、二重容器を形成している。外筒1とフィルター受け2で形成される密封空間4は真空又は常圧となっている。外筒1とフィルター受け2とで二重構造とすることで、保温性を高めることができ、また、湯温の変化が抑えられ、コーヒー本来の味を引き出すことができる。
外筒1の形状は、一方の側面視が図3に示すように、矩形状であり、他方の側面視が図4に示すように、逆さ台形であり、全体形状が片円錐形状である。また、底部6は下方開口51〜53周りに、平面視で長円形の底板部611が形成されている(図7参照)。この長円形の長手方向の寸法lは、カップAの径よりも大きく、長円形の短手方向の寸法lは、カップAの径よりも小さくしている。このような形状であれば、例えばカップA上に載置した際、安定した設置ができると共に、外筒1とカップA間に隙間11ができ、カップA内におけるコーヒーの量をドリップしながら、確認することができる。また、全体形状が片円錐状であること、更に二重構造により外筒がそれほど熱くならず、手で把持し易く、従来のコーヒードリッパーのように把手を設けなくとも、容易に把持することができる。
外筒1を設けない場合、フィルター受け2の一側に把手を付けることが、コーヒーを淹れる際、便利である点で好ましい。また、外筒1を設けない場合、フィルター受け2の底面にカップの蓋板を設置することが、コーヒードリッパーをカップ上に安定に載置することができる点で好ましい。
本考案において、フィルター受け2の台形断面筒状形状は、上記図示のものに限定されず、上方開口は円形であり、下方に向けてやや扁平となるような、横断面の断面形状が楕円形状となるものであってもよい。楕円断面のフィルター受け2であっても、フィルター受け2の表面に、フィルターを密着させることができ、凹溝により、ドリップを制御することができる。
本考案のコーヒードリッパーの素材としては、特に制限されず、ステンレス、樹脂、ガラス、陶器などが挙げられるが、この中、ステンレスが衛生面、安全面、耐久面及び高級感などにおいて優れる点で好ましい。
次ぎに、本考案のコーヒードリッパー10の使用方法を説明する。先ず、カップA上にコーヒードリッパー10を載せる。この際、コーヒードリッパー10の底板部611は十分に大きい面積を有するため、カップA上に安定して設置できる。また、コーヒードリッパー10が片円錐形状であるため、カップAとの間に隙間11を生じさせ、カップA内のコーヒー量を確認できる(図1)。
次ぎに、台形断面筒状型用の紙フィルターをフィルター受け2にセットする。次いで、紙フィルター内にコーヒー粉を所定の量いれる。次いで、お湯を注ぐ。お湯の注ぎは、蒸らし工程と注ぎ工程を順に行なう方法とすることが、美味しいコーヒーが得られる点で好ましい。
蒸らし工程は、カップAに数滴落ちる程度のお湯を静かに注ぐ工程である。新鮮なコーヒー粉は、蒸らされると粉面がモコモコと膨らみ、茶色い泡が立つ。この状態を約30秒待つようにする。この時、フィルターに直接お湯をかけないようにする。蒸らし工程を行うことにより、コーヒーの旨味を十分に抽出することができる。
次いで、注ぎ工程を行う。注ぎ工程は、残りのお湯を、渦を描くように静かに注ぐ。この時もフィルターにお湯をかけないように注意する。注ぐお湯の量は、フィルター受け2内の湯量を一定に保ちように注ぐ。すなわち、注ぐお湯と落ちるお湯が同じになるように注ぐ。注がれたお湯はコーヒーとなって、紙フィルターを濡らし、フィルター受け2の凹溝3を除いた表面部と濡れた紙フィルターがほとんど隙間なく接するようになる。このため、コーヒーの流路は実質的に凹溝3部分のみとなる。本考案によれば、上記のようなコーヒーの淹れ方と、フィルター受け2の凹溝の形状により、ドリップを制御して程よい蒸らしを発現させることができる。
注がれたお湯は、コーヒー粉と接触し、上方部分の薄いコーヒーは紙フィルターを通り、凹溝3に流れるものの、当該凹溝3部分は、狭い流路となっているため、当該凹溝3部分を流れるコーヒーは少なくなる。このため、コーヒー粉と接触するお湯が多くなり、コーヒー粉の中を時間をかけて通り、コーヒーの旨味を吸収したコーヒーは、紙フィルターを通り、中央又は下方の凹溝3内を通って、ドリップされる。また、お湯を注いだ際に発生する空気は、凹溝3内に逃げるため、お湯は静かにコーヒー粉の中を通り、コーヒーのエキスを吸収することになる。
従来のコーヒードリッパー10は、フィルター受け2に突起状のリブを多数形成している。このようなコーヒードリッパー10では、薄いコーヒーが紙フィルターの上方から多く流れるため、薄く味気のないコーヒーとなってしまう。また、突起状のリブの上方部分を欠落させた単尺リブを設けたコーヒードリッパーも提案されている。この単尺リブのコーヒードリッパーは、リブの無い部分は紙フィルターとフィルター受けの表面とが接触するため、隙間が無くなり流路を制限するため、薄いコーヒーは少ないというものである。しかし、通常の紙フィルターは、腰があるため、このような変形はせず、リブの無い部分でもリブの高さの延長線上にしか位置しない。従って、リブの無い部分においても、隙間が生じて流路が形成されるため、薄いコーヒーを少なくするという制御はできない。
このように、本考案のコーヒードリッパー10は、コーヒーが制御された形状を有する凹溝3を通るため、理想的な蒸らしと成分抽出の両立を実現でき、誰が淹れても、まろやかで、美味しいコーヒーができる。また、カップA内のコーヒー量を淹れながら観察できるため、お湯の入れ過ぎを防止できる。次いで、カップAからコーヒードリッパー10を外す。この際、外筒の特有のモノフォルムにより、また、二重構造による熱伝導の抑制効果により、把手がなくとも容易に把持できる。また、本考案のコーヒードリッパー10は、意匠性に優れ、高級感もある。
なお、本考案のコーヒードリッパー10のフィルター受け2の凹溝を除く、表面部分には、本考案の効果を妨げない限り、1又は2以上の突起状のリブを放射状または直線状に設けてもよい。
次ぎに、実施例を挙げて、本考案を更に具体的に説明するが、これは単に提示であって、本考案を制限するものではない。
図1から図6に示す形状のコーヒードリッパーを作製し、下記の評価方法により淹れたコーヒーの味を評価した。なお、主な仕様及び寸法は次ぎの通りである。また、コーヒー豆の挽き方は、中細挽きとし、コーヒーの入れ方は、前述のように蒸らし工程と注ぎ工程を順に行なう方法に従った。その結果、抽出時間は、3分と適当な時間であり、蒸らしも十分であり、酸味と苦味のバランスが程よく、コーヒーの旨みが感じられた。
(凹溝3a)
・ 本数;6本、溝長さ;60mm
・ 溝幅;上端部(w);5.5mm、下端部(w);9.0mm
・ 溝深さ;上端部(d);1.0mm、下端部(d);2.5mm
(凹溝3b)
・ 本数;8本、溝長さ;長い方から順に60mm、42mm、28mm、13mm
(凹溝3bの最大長さの溝311)
・ 溝幅;上端部(w);5.5mm、下端部(w);9.0mm
・ 溝深さ;上端部(d);1.0mm、下端部(d);2.5mm
(フィルター受け)
・ フィルター受けの容積;14700mm
・ 凹溝の合計容積;2520mm
(評価方法)
任意に選出したコーヒー党の20代1名、30代2名、40代1名、50代1名の都合5名のパネラーにより、毎日の午前に2回、午後に1回、1週間(5日間)、実際にコーヒーを飲むことで評価した。結果は、旨さ、酸味及び苦味などについて行い、1週間の平均をとった。また、ドリップは、所定量のコーヒー粉に対して、150ccのコーヒーが得られる方法で行い、抽出時間と蒸らし状況を観察した。なお、蒸らしが十分とは、蒸らし工程においてお湯とコーヒー粉の接触状態と接触時間がほどよいことを言う。
比較例1
図6に示す直線状の突起物(リブ)20個が形成されたフィルター受けを有する台形断面筒状型コーヒードリッパーを使用した以外は、実施例1と同様の方法で行った。その結果、抽出時間は、2.8分とほぼ適当であった。蒸らしは十分であったが、注ぎ工程において上方からの薄いコーヒーが実施例1より多く入りやや酸味のある薄いコーヒーとなった。
比較例2
凹溝が全くないフィルター受けとする以外は、実施例1と同様の方法で行った。すなわち、比較例2のフィルター受けの表面は、凹凸が全くない平坦な面である。その結果、抽出時間は、コーヒーの抜けが悪く紙フィルターの底に溜まったため、4分以上と極めて遅かった。また、紙フィルターがフィルター受けの表面に張り付き、蒸らしは実施例1に比べて遥かに不十分であり、渋みやエグ味といった雑味が強くでた。
本実施の形態例の台形断面筒状型コーヒードリッパーの斜視図。 図1の台形断面筒状型コーヒードリッパーの平面図。 図2の台形断面筒状型コーヒードリッパーのX−X線に沿って見た断面図。 図2の台形断面筒状型コーヒードリッパーのY−Y線に沿って見た断面図。 図2の台形断面筒状型コーヒードリッパーのZ−Z線に沿って見た断面図。 図2の台形断面筒状型コーヒードリッパーのZ−Z線に沿って見た断面図。 図1の台形断面筒状型コーヒードリッパーの底面図。 従来の台形断面筒状型コーヒードリッパーの斜視図。
符号の説明
1 外筒
2 フィルター受け
3、3a、3b 凹溝
4 密封空間
51〜53 フィルター受けの底部の孔
61〜63 下方開口
10 コーヒードリッパー
凹溝3aの下端部の溝幅
凹溝3aの上端部の溝幅
凹溝3aの下端部の溝の深さ
凹溝3aの上端部の溝の深さ

Claims (6)

  1. 底部に孔を有する台形断面筒状のフィルター受けを有するコーヒードリッパーであって、該フィルター受けの表面に、該孔から上方へ延びる複数の凹溝を形成し、該凹溝の形状を、該孔から上方に延びる方向に漸次幅狭としたことを特徴とするコーヒードリッパー。
  2. 該フィルター受けの形状が、一方の側面視が逆さ台形状であり、他方の側面視が逆さ三角形状であることを特徴とする請求項1に記載のコーヒードリッパー。
  3. 該凹溝の溝深さが、更に、該底部から上方に延びる方向に漸次浅くなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコーヒードリッパー。
  4. 該フィルター受けとの間に密封空間を形成する外筒を更に形成し、二重構造としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコーヒードリッパー。
  5. 該外筒形状が、一方の側面視が矩形状であり、他方の側面視が逆さ台形である片円錐形状であることを特徴とする請求項4項に記載のコーヒードリッパー。
  6. ステンレス製であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコーヒードリッパー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101506796B1 (ko) * 2013-07-25 2015-04-07 김원석 커피 핸드 드립퍼
TWI607730B (zh) * 2015-06-22 2017-12-11 謝基生 透明的手沖咖啡器材

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