JP3229558U - 茶類成分抽出器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】茶漉し器の網体の容積が大きく、茶葉が茶漉し器内でジャンピングを繰り返し、茶葉の成分を十分にお湯に溶出させ、美味しいお茶を入れることができる茶類成分抽出器具を提供する。【解決手段】茶類成分抽出器具1は、抽出器具本体2と、抽出器具本体の上部開口3に載置された蓋体4と、抽出器具本体内に着脱可能に配された茶漉し器とを有し、茶漉し器は、有底筒状に形成された網体6を有し、網体の外形は、抽出器具本体の内側面2aおよび内底面2bに沿って配することができるように、抽出器具本体2の内側面2aおよび内底面2bが構成する形態より若干小さい形態に略形成されている。【選択図】図2

Description

本考案は、茶の成分を抽出する急須または紅茶の成分を抽出するティーポットなどの茶
類成分抽出器具に関する。
従来より、茶や紅茶の成分を抽出する器具として、内部に網目状の茶漉し器を配した茶
類成分抽出器具が種々使用されている。例えば、そのようなものとして、図5に示した急
須50がある(実開平5−72268号公報)。この急須50は、急須本体51の上部開
口周縁部52上に茶漉し器53のフランジ54を載置して有底筒状の網体55を配し、こ
の網体55内に所要分量の茶を入れお湯を注いで飲用するものである。
実開平5−72268号公報
しかし、この急須50は網体55の容積が小さく、茶葉が対流できないため、お茶の成
分が十分にお湯の中に溶出せず、茶本来の旨味や甘みを引き出すことができなかった。す
なわち、茶や紅茶など茶類は、茶葉がお湯の中の空気をとらえ上下に動くジャンピングを
繰り返すことによって、茶葉が徐々に開き、茶本来の旨味や甘みを引き出すことができる
ものであり、容積が小さい網体55の中では茶葉が十分にジャンピングせず、美味しいお
茶を入れることができなかった。
そこで、本考案の課題は、茶葉が茶漉し器内でジャンピングを繰り返し、茶葉の成分を
十分にお湯に溶出させ、美味しいお茶を入れることができる茶類成分抽出器具を提供する
ことにある。
上記課題を解決するものは、抽出器具本体と、該抽出器具本体の上部開口に載置された
蓋体と、前記抽出器具本体内に着脱可能に配された茶漉し器とを有する茶類成分抽出器具
であって、前記茶漉し器は、有底筒状に形成された網体を有し、該網体の外形は、前記抽
出器具本体の内側面および内底面に沿って配することができるように、前記抽出器具本体
の内側面および内底面が構成する形態より若干小さい形態に略形成されていることを特徴
とする茶類成分抽出器具である。
前記抽出器具本体の内側面は上方に向かって徐々に拡径しており、前記茶漉し器の前記
網体は、前記抽出器具本体の内側面の形状に対応して上方に向かって徐々に拡径している
ことが好ましい。前記茶漉し器は、前記抽出器具本体の上部開口を形成する周縁部に載置
するためのフランジを有し、前記周縁部は、前記抽出器具本体の内側面より内側に突出す
ることなく、前記抽出器具本体の内側面の上部において外側に向かって切り欠かれた環状
段部にて構成されていることが好ましい。前記茶漉し器の前記網体は、75〜85メッシ
ュの金属製網にて形成されていることが好ましい。
請求項1の考案によれば、茶漉し器の網体の容積が大きく、茶葉が茶漉し器内でジャン
ピングを繰り返し、茶葉の成分を十分にお湯に溶出させ、美味しいお茶を入れることがで
きる。
請求項2の考案によれば、網体を抽出器具本体の上部に至るまで内側面に沿って配する
ことができ、抽出器具本体より着脱可能で、かつ網体の容積がより大きい茶漉し器を備え
た茶類成分抽出器具を構成できる。
請求項3の考案によれば、周縁部が内側に向かって突出する環状顎部ではなく外側に向
かって切り欠かれた環状段部にて構成されるため、網体を抽出器具本体の上部に至るまで
内側面に沿って配することができ、抽出器具本体より着脱可能で、かつ網体の容積がより
大きい茶漉し器を備えた茶類成分抽出器具を構成できる。
請求項4の考案によれば、より適度な網目によって、茶葉自体を茶漉し器の外方に流出
させることなく、茶葉の旨味成分のみを茶漉し器の外方に流出させる茶類成分抽出器具を
構成できる。
本考案は、茶漉し器の網体の容積を抽出器具本体の容積とほぼ同等となるよう大きく構
成することで、茶葉が茶漉し器内でジャンピングを繰り返し、茶葉の成分を十分にお湯に
溶出させ、美味しいお茶を入れることができる茶類成分抽出器具を実現した。
図1は本考案の茶類成分抽出器具の一実施例の平面図であり、図2は図1のA−A線断
面図であり、図3は図1に示した茶類成分抽出器具の茶漉し器の平面図であり、図4は図
1に示した茶類成分抽出器具の茶漉し器の正面図である。
この実施例の茶類成分抽出器具1は、図1または図2に示すように、抽出器具本体2と
、抽出器具本体2の上部開口3に載置された蓋体4と、抽出器具本体2内に着脱可能に配
された茶漉し器5とを有する茶類成分抽出器具であって、茶漉し器5は、有底筒状に形成
された網体6を有し、網体6の外形は、抽出器具本体2の内側面2aおよび内底面2bに
沿って配することができるように、抽出器具本体2の内側面2aおよび内底面2bが構成
する形態より若干小さい形態に略形成されている。以下、各構成について順次詳述する。
抽出器具本体2は、上部開口3から内部に茶葉を入れてお湯を注ぎ、お茶を貯える部位
であり、図1または図2に示すように、側部に注出部7と把手部8とを備えた有底容器に
構成されている。この注出部7の先端には注ぎ口7aが形成されており、上部開口3は、
蓋体4を載置するための環状の蓋受け用フランジ3aを有している。なお、この実施例の
茶類成分抽出器具1は茶を飲用する急須であるが、紅茶などを飲用するためのティーポッ
トなども本考案の茶類成分抽出器具の範疇に包含される。
蓋体4は、抽出器具本体2の上部開口3(蓋受け用フランジ3a)に載置されるもので
あり、蓋体4を把持するための摘み4aと空気や湯気を流通させるための通気孔4bとを
有している。
茶漉し器5は、茶葉が外方に流出しないように内部に捕捉するための濾過器であって、
網体6と網体6の上端に固定されたフランジ9とから構成されている。網本6は、70〜
120メッシュ(網目の数/inch)の金属製網6にて有底筒状体に形成されている。より
好ましくは75〜85メッシュの金属製網にて形成されていることであり、この実施例で
は80メッシュのステンレス製網にて形成されている。これにより、深蒸し茶のような粉
状の茶葉でも茶漉し器5の外方に流出させることなく、深蒸し茶本来の旨味や甘みのみを
茶漉し器5の外方に流出させることができる。
また、網体6の外形は、図2ないし図4に示すように、抽出器具本体2の内側面2aお
よび内底面2bに沿って配することができるように、抽出器具本体2の内側面2aおよび
内底面2bが構成する形態より若干小さい形態に略形成されている。これにより、網体6
の容積を大きく構成することができ、茶葉が網体6内でジャンピングを繰り返し、茶葉の
成分を十分にお湯に溶出させ、美味しいお茶を入れることができる。
なお、本願において、「茶漉し器の網体を抽出器具本体の内側面および内底面に沿って
配することができる」とは、茶漉し器の網体が抽出器具本体の内側面および内底面に全面
的に接触して配されるもの、茶漉し器の網体が抽出器具本体の内側面および内底面に部分
的に接触して配されるもの、茶漉し器の網体が抽出器具本体の内側面および内底面と接触
せず、両者の間が間隙が形成されて若干離間しているもののいずれも含むものである。
また、本願において、「網体の外形は、抽出器具本体の内側面および内底面が構成する
形態より若干小さい形態に略形成されている」とは、網体の外形が抽出器具本体の内側面
および内底面が構成する形態と同一形態で若干小さいもの、網体の外形が抽出器具本体の
内側面および内底面が構成する形態と概ね同じような形態で若干小さい形態であるものな
ど、網体の外形をほぼ抽出器具本体の内側面および内底面が構成する形態にできるだけ近
づけるように形成したものを広く含むものである。
さらに、この実施例の茶漉し器5は、図3または図4に示すように、上部付近に、抽出
器具本体2の内部に装着するためのフランジ9を有している。このフランジ9はステンレ
スにて形成されており、網体6の円筒形状を上部側面にて保形するための環状部と、環状
部の上端に一体に形成され水平方向外側に向かって延出した延出部とを備えている。そし
て、上部開口3の周縁部10の上面にこの延出部を載置すると、抽出器具本体2の内部に
茶漉し器5を装着可能に構成されている。
なお、上部開口3の周縁部10は、図2に示すように、抽出器具本体2の内側面2aよ
り内側に突出することなく、抽出器具本体2の内側面2aの上部において外側に向かって
切り欠かれた環状段部にて構成されていることが好ましい。これにより、周縁部が内側に
向かって突出する環状顎部ではなく外側に向かって切り欠かれた環状段部にて構成される
ため、網体6を抽出器具本体2の上部に至るまで内側面2aに沿って配することができ、
抽出器具本体2より着脱可能で、かつ網体6の容積がより大きい茶漉し器5を備えた茶類
成分抽出器具1を構成できる。
また、抽出器具本体2の内側面2aは、図2に示すように、上方に向かって徐々に拡径
しており、茶漉し器5の網体6は、抽出器具本体2の内側面2aの形状に対応して上方に
向かって徐々に拡径していることが好ましい。このような構造によって、網体6を抽出器
具本体2の上部に至るまで内側面2aに沿って配することができ、抽出器具本体2より着
脱可能で、かつ網体6の容積がより大きい茶漉し器5を備えた茶類成分抽出器具1を構成
できる。
本考案の茶類成分抽出器具の一実施例の平面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1に示した茶類成分抽出器具の茶漉し器の平面図である。 図1に示した茶類成分抽出器具の茶漉し器の正面図である。 従来の急須の一部切り欠き縦断面図である。
1 茶類成分抽出器具
2 抽出器具本体
2a 内側面
2b 内底面
3 上部開口
3a 蓋受け用フランジ
4 蓋体
5 茶漉し器
6 網体
7 注出部
7a 注ぎ口
8 把手部
9 フランジ
10 周縁部

Claims (1)

  1. 抽出器具本体と、該抽出器具本体の上部開口に載置された蓋体と、前記抽出器具本体内に
    着脱可能に配された茶漉し器とを有する茶類成分抽出器具であって、前記茶漉し器は、有
    底筒状に形成された網体を有し、該網体の外形は、前記抽出器具本体の内側面および内底
    面に沿って配することができるように、前記抽出器具本体の内側面および内底面が構成す
    る形態より若干小さい形態に略形成されていることを特徴とする茶類成分抽出器具。
JP2020003930U 2020-09-13 2020-09-13 茶類成分抽出器具 Active JP3229558U (ja)

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